T粒子感光乳剤の特長

T粒子感光乳剤を使用したコダックの全フィル

ム製品は、産業用X線検査での使用を目的と

して特別に設計された最先端の技術を採用し

ています。

優れた画質： 高品質、鮮明な階調、低いノイ

ズによって、常にシャープでクリアな画像を

撮影することができます。

現像処理方法の柔軟性： 標準の現像処理方法

に加えて、長時間や短時間の方法でも同じよ

うに優れた画像を出力します。

高い耐久性： 耐静電気性や耐熱性に優れ、非

常に堅牢なため、取り扱い時の劣化を最小限

にとどめます。

コダックインダストレックスT200フィルムは、他のインダストレックスフィルムと組

み合わせて使用することでイメージングの可能性を広げることが可能となるため、重

要な撮影に適しています。T200フィルムは、T粒子感光乳剤技術（特許取得）を採用

しています（右記参照）。

主な特長

中感度のT200フィルムは、超微粒子で高コントラストの画像を撮影することができ、

コダックのASTM E 1815-96 Type Iに分類されるフィルムの中では感度が最も高いフィ

ルムです。T200フィルムは、耐久性と耐高温性に優れ、取り扱い時の影響を受けにく

い特性があります。その用途は広く、X線画像を直接フィルムに感光させることも鉛

箔増感紙を使用することも可能です。

推奨用途

さまざまなサイズとパッケージングを取り揃えたコダックインダストレックスT200

フィルムは、次のような用途に適しています。

—• 航空機検査

—• 航空機エンジン

—• 集成体

—• 鋳造

—• 電気部品

—• 法医学

—• 林業

—• 軍需品、爆発物処理

—• 核施設

—• 絵画、彫刻

—• パイプライン

—• 溶接加工品

A I R C R A F T I N S P E C T I O N A E R O - E N G I N E S A S S E M B L I E S C A S T I N G S E L E C T R I C A L C O M P O N E N T S F O R E N S I C S F

M U N I T I O N S B O M B D I S P O S A L N U C L E A R A P P L I C AT I O N S PA I N T I N G S S C U L P T U R E S P I P E L I N E S W E L D E D F A B

A I R C R A F T I N S P E C T I O N A E R O - E N G I N E S A S S E M B L I E S C A S T I N G S E L E C T R I C A L C O M P O N E N T S F O R E N S I C S F

コダックインダストレックスT200フィルム視野を広げて

現像処理の種類T200フィルムは、マニュアル現像処理と自動現像処理のさまざまなサイクルで処理することができます。次に、それぞれの現像処理の概要を示し

ます。

自動現像処理

注意： 製品ラベルの警告と製品安全データシートを注意してお読みください。露光条件： 200/220 kv、ISO/ANSI/EN規格（コダックインダストレックスデベロッパーリプレニッシャー使用時）。

質問や不明な点がございましたら、弊社営業担当者、またはコダックの販売代理店までご連絡をくださいますようお願い申し上

げます。また、www.kodak.com/go/ndtproducts（英語版）もご覧ください。

Kodak、Industrex、Take Pictures. Further.、およびT-Grainは、Eastman Kodak Companyの商標です。 10/02 ©Eastman Kodak Company, 2002

7

6

5

4

3

2

1

0-3.00 -2.00 -1.00 0.00 1.00 2.00 3.00

12分間、27°C（81°F） 8分間、26°C（79°F）

対数露光（レントゲン）

濃度

7

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2

1

0-2.00 -1.00 0.00 1.00 2.00 3.00 4.00

5分間、20°C（68°F） 3分間、24°C（75°F）

対数露光（レントゲン）

濃度

フィルムの特性（感光度計使用）

コダックインダストレックスプロセッサーとサイクル ベース濃度＋カブリ濃度 相対露光値1

コントラスト2

B2000—12分間、27°C（81°F） 0.21 0.8 4.9

B2000—8分間、26°C（79°F） 0.21 1.0 4.7

M6I—11.5分間、28°C（82°F） 0.19 0.8 4.8

M6I—8.5分間、28°C（82°F） 0.19 1.0 4.5

M35—10.5分間、30°C（86°F） 0.20 1.3 4.2

1 B2000—8分間、26°C（79°F）： 相対露光値を1とした場合2 コントラスト： 正味濃度を1.5—3.5として計算

コダックインダストレックス 20°C（68°F） 5分間 攪拌マニュアルデベロッパーアンドリプレニッシャー （推奨） （30秒ごとに5秒攪拌）

コダックラピッドX線デベロッパー 24°C（75°F） 3分間1

攪拌（推奨） （30秒ごとに5秒攪拌）

1 現像時間が3分間未満の場合は均一性が損なわれることがあるため、3分間以上現像する。

マニュアル現像処理

注意： 製品ラベルの警告と製品安全データシートを注意してお読みください。ラックとタンクを使用して、正しい比率で補充した現像処理液で現像してください。

コダックインダストレックスT200フィルム

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