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取扱説明書/User's Manual M-UPS100AD2S 取扱説明書/User's Manual 安全な使用のために l このマニュアルの取扱いについて このマニュアルには、当製品を安全にお使いいただくための重要な情報が記載

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Page 1: 取扱説明書/User's Manual M-UPS100AD2S 取扱説明書/User's Manual 安全な使用のために l このマニュアルの取扱いについて このマニュアルには、当製品を安全にお使いいただくための重要な情報が記載

Fuji Electric Systems Co.,Ltd.

INR-HG5363 a

小容量無停電電源装置 Uninterruptible Power System GX100 series Model M-UPS050AD1S/ M-UPS050AD2S M-UPS075AD1S/ M-UPS075AD2S

M-UPS100AD1S/ M-UPS100AD2S

取扱説明書/User's Manual

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安全な使用のために l このマニュアルの取扱いについて

このマニュアルには、当製品を安全にお使いいただくための重要な情報が記載

されています。当製品をお使いになる前に、このマニュアルを熟読してください。

特にこのマニュアルに記載されている「安全上のご注意・使用上のご注意」をよ

く読み、理解したうえで当製品をお使いください。また、このマニュアルは大切

に保管してください。

ハイセイフティ用途について 本装置は、一般事務用、パーソナル用等の一般的用途を想定して設計・製造さ

れているものであり、原子力核制御、航空機飛行制御、航空交通管制、大量輸送

運行制御、生命維持装置、核兵器発射制御など、極めて高度な安全性が要求され、

仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴

う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に使用されるよう設計・製造され

たものではございません。お客様は、当該ハイセイフティ用途に要する安全性を

確保する措置を施すことなく、本装置を使用しないでください。ハイセイフティ

用途に使用される場合は、弊社の担当営業までご相談ください。

電波障害の防止について 注 意

この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス A情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求

されることがあります。

高調波電流障害の防止について IEC61000-3-12に準拠しています。

• 本書を無断で複製・転載しないようお願いします。 All Rights Reserved, Copyright○C 富士電機システムズ株式会社 2008

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i

はじめに 無停電電源装置は、OA機器・FA機器・コンピュータ機器などに安定した電力を供給する装置です。 本書は、無停電電源装置の設置から運転、日常の管理およびトラブル、保守ま

でを説明しています。無停電電源装置をお使いになる際は、本書の説明に従って

正しくお使いください。 なお、本文中、無停電電源装置は、「本装置」と略して記載しています。

l 本書の内容と構成 本書の構成を次に示します。

安全上のご注意・使用上のご注意 安全上の注意事項が記載されています。本装置をお使いになる方は、必ずお

読みください。

1 開封 箱から取り出すときの注意を説明しています。

2 概要 各部名称や本装置の仕組みについて説明しています。

3 設置 設置からケーブルの接続までを説明しています。

4 運転 運転および停止のしかたを説明しています。

5 点検 日常の点検、計画停電のときの注意などを説明しています。

6 LCD表示 LCDパネルの操作方法などについて説明しています。

7 トラブル時の対応 トラブルが起こったときの対処のしかたなどを説明しています。

8 保守 バッテリーや冷却ファンの交換および本装置の保管方法を説明しています。

9 付録 定格仕様および UL-Typeの追加説明を記載しています。

お使いになる目的に応じて、特にご覧いただきたい章を次に示します。

• 設置をする方 安全上のご注意・使用上のご注意、1、2、3、4 • ユーザーの方 安全上のご注意・使用上のご注意、2、4、5、6、7 • 保守をする方 安全上のご注意・使用上のご注意、2、4、5、7、8

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はじめに

ii

l 警告表示について 本書では、お使いになる方や周囲の方の身体や財産に損害を与えないために、

次の警告表示をしています。

警告 「警告」とは、正しく使用しない場合、死亡する、または重傷を負うことがあり得ることを示しています。

注意 「注意」とは、正しく使用しない場合、軽傷、または中程度

の傷害を負うことがあり得ることと、当該製品自身またはそ

の他の使用者などの財産に、損害が生じる危険性があること

を示しています。

重 要 「重要」とは、使用するときに注意していただきたいことを

示しています。

l 本文中の記号について 本文中に記載されている記号には、次のような意味があります。

本装置の状態を記述しています。

必要な場合にご覧ください。対処のしかた、参照先などを記

述しています。

l LED表示について LEDの状態を次の記号で表示します。

:点灯

:点滅

:消灯

お願い

• 本書は、予告なしに変更されることがあります。

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iii

安全上のご注意 l 重要な警告事項の一覧

本書に記載している重要な警告事項は次のとおりです。

警告 「警告」とは、正しく使用しない場合、死亡する、または重傷を負うことがあり得ることを示しています。

感電 装置のカバーは取り外さないでください 装置内部には電圧の高い部分があり、感電のおそれがあります。

注意

「注意」とは、正しく使用しない場合、軽傷、または中程度

の傷害を負うことがあり得ることと、当該製品自身またはそ

の他の使用者などの財産に、損害が生じる危険性があること

を示しています。 冷却ファンや通風孔に棒や指を入れないでください 感電

けが 感電やけがのおそれがあります。

感電 日常点検以外の保守(バッテリー交換、冷却ファン交換など)につい

ては、専門の技術者が行ってください 感電のおそれがあります。

本装置は接地が必要です(D種接地以上)。

入力電源に接続する時、交流入力保護接地端子に接地線を接続してく

ださい。 感電のおそれがあります。

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安全上のご注意

iv

感電 本装置を入力電源に接続する際は、活線側電線を交流入力 L/R端子に接続し、非活線側を N/S端子に接続して下さい。また接地電線を交流入力保護接地端子に接続してください。同じく、本装置の出力と接続

機器の接続においても活線側電線を交流出力(100V 時)は、l1/U1 端子と L3/V1端子へ接続して下さい。交流出力(200V時)は l1/U2と l2/V2接続し、接地電線をアース端子に接続してください。

接続を誤ると、ノイズによる誤動作や故障、感電のおそれがあります。

接続機器(本装置に接続されている機器)および、本装置の点検や保

守の際は、接続機器の電源を切り、本装置の運転を停止してください。 M-UPS050AD1S/2S、M-UPS075AD1S/2S、M-UPS100AD1S/2Sでは、分電盤のブレーカをオフにし、交流入力端子の接続を外してください。

感電のおそれがあります。

けが 上に乗ったり、物を置いたりしないでください けがや転倒のおそれがあります。

けが 本装置は重量物です。取扱いには十分ご注意ください。 損傷 本装置を取り出すときは、水平かつ平らな場所で行ってください。ひ

とりで持ち上げたり、持ち運んだりすると、腕や足腰を痛めたり、落

下させたりする恐れがあります。適切な人数で作業してください。ま

た、転倒や落下などの事故がないように十分ご注意ください。 本装置の質量は次のとおりです。 • M-UPS050AD1S/2S:180㎏ (バッテリー無し:125㎏) • M-UPS075AD1S/2S:235㎏ (バッテリー無し:160㎏) • M-UPS100AD1S/2S:300㎏ (バッテリー無し:190㎏)

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安全上のご注意

v

損傷 人身の損傷や、社会的・公共的に重大な影響を及ぼす可能性のある用

途にはお使いにならないでください • 人命に直接かかわる医療機器

• 人身の損傷に至る可能性のある機器 • 社会的、公共的に重要なコンピュータシステム

周辺に磁気の影響を受けやすい物(CRT ディスプレイ・フロッピーディスクなど)を置かないでください

悪影響がでるおそれがあります。

バッテリーは定期的に交換してください 寿命が尽きたまま使い続けると、液漏れや発煙・発火などのおそれが

あります。

交換するバッテリーは、弊社指定のもの、および新品をお使いくださ

い 指定以外のバッテリーや新旧の異なるバッテリーを混ぜてお使いにな

ると、液漏れや発煙・発火、装置の故障や不具合の原因となります。

計画停電時や背面の入力ブレーカをオフするときは、RUN LED(緑)がゆっくり点滅(約 1.6秒周期)していることを確認してください

RUN LEDが点灯している状態で、分電盤のブレーカを切ったり、交流入力プラグを入力電源コンセントから抜いたり、背面の入力ブレー

カをオフすると、停電と同じ状態になるため、装置内部のバッテリー

が放電されます。 バッテリーの損傷、交換時期の短縮になるおそれがあります。

l 警告ラベル

本装置には警告ラベルが貼付してあります。

• ラベルは絶対にはがさないでください。 • この警告ラベルは,本装置をお使いになる方を対象としています。

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使用上のご注意 本装置をお使いになるときは、次のことにご注意ください。

重 要 「重要」とは、使用するときに注意していただきたいことを

示しています。 次のような場所に、設置および保管することは避けてください • 屋外 • 雨風の吹き込む場所 • 極端に湿気の多い場所や、ほこりの多い場所 • 腐食性ガスや、塩分のある場所 • 直射日光のあたる場所 • 火花や発熱体に近い場所 • 極端な高温下や低温下、または温度変化の激しい場所 • 振動、衝撃の加わる場所 連続して、バッテリーチェックを行わないでください バッテリーチェックは、実際に装置内部のバッテリーから放電され、電圧が

チェックされます。 連続して行うと、バッテリーの損傷、交換時期の短縮になるおそれがあります。 長期間お使いにならない場合は、2か月ごとにバッテリーの充電を行ってください 2か月に一度、本装置を 12時間以上運転し、バッテリーの充電を行い、充電後、バッテリーの点検を行ってください。 本装置を長期間運転しないで放置すると、バッテリーが自然放電により過放電状

態となり、使用不可能になるおそれがあります。 不要になった使用済みバッテリーの廃棄処理は法的な規制を受けます 専門の産業廃棄物処理業者に依頼するか、お買い上げ店または保守担当会社まで

ご相談ください。 本装置の冷却ファンおよび通風孔をふさいだり、風通しの悪い場所でお使いにな

ることは避けてください 本装置の冷却ファンおよび通風孔は、装置内部を冷却するためのものです。 装置内部および周囲の温度が定格仕様外になるおそれがあります。 冷却ファンは定期的に交換してください 寿命が尽きたまま使い続けると、装置内部の温度が定格仕様外になるおそれがあ

ります。

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使用上のご注意

vii

本装置の入力電線とアース間の許容電圧は、AC250Vです AC250V以上の電圧が印加されますと、入力部のフィルタ回路が破損することがあります。 本装置の入力サージ電圧耐量は、5kVpeak(1.2×50μsec)です 5kVpeak以上のサージ電圧が印加されますと、入力部のフィルタ回路が破損することがあります。 本装置の入力電圧は定格電圧±15%です 入力電圧が定格仕様と異なる場合、外部にトランスを設置し、電圧の変換を行っ

てください。入力電圧範囲以上の電圧が印加されると本装置が破損することがあ

ります。 本装置の入力電圧は接続機器の定格入力電圧範囲内としてください バイパス運転時、本装置の出力電圧は入力電圧がそのまま出力されます。定格電

圧範囲以上の電圧が印加されると接続機器が破損することがあります。 計画停電で、一時的に発電機をご使用になる場合、次の仕様を満足する発電機を

ご使用ください 次の仕様を満足しない発電機を本装置の入力部に接続されますと、本装置の誤動

作、破損の原因となるおそれがあります。 • 電圧変動:定格電圧±15%以内 • 周波数変動:定格周波数±5%以内(1Hz/秒) • 電圧波形歪み:5%以内 • 電圧ゼロクロス条件:1周期内 2回以上ゼロクロスしないこと

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目次 はじめに................................................................................................................ⅰ 安全上のご注意.....................................................................................................ⅲ 使用上のご注意.....................................................................................................ⅵ

1 開封 1.1 梱包を開ける........................................................................................................1 l 梱包を開ける

l 梱包物を確認する

2 概要

2.1 各部の名称と主なはたらき ..................................................................................2 2.2 本装置の仕組み ....................................................................................................6 l 通常運転時

l バッテリー運転時(入力電源異常の場合)

l 自動バイパス運転

l 手動バイパス運転

3 設置

3.1 設置する ...............................................................................................................8 l 設置するときの注意

l 設置する場所を決める

l 設置方法 3.2 ケーブルを接続する ........................................................................................... 11 l 接続するときの注意

l 接続前の準備

l 出力ケーブルを接続する

l 入力ケーブルを接続する

3.3 インターフェースポートについて .....................................................................16 l CN1(標準監視用インターフェース) l CN2(PC用インターフェース)

4 運転

4.1 電源を入れる......................................................................................................18 l ケーブルの接続を確認する

l 本装置の電源を入れる

l 接続機器の電源を入れる

4.2 電源を切る .........................................................................................................20 l 接続機器の電源を切る

l 本装置の電源を切る

5 点検

5.1 お手入れと日常点検 ...........................................................................................21 l お手入れのしかた

l 日常点検

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目次

5.2 計画停電のときの注意と対処.............................................................................23 l 計画停電前の操作

l 計画停電後の操作

5.3 バッテリーの点検(バッテリーチェック)をする ............................................25 l 本装置の状態を確認する

l 手動チェック機能を使う

l バッテリーを充電する

6 LCD

6.1 LCD概要 ............................................................................................................29 l LCD表示画面遷移 l LCDの表示内容

6.2 表示画面詳細 ......................................................................................................33 l UPS状態表示画面 l 警告画面

6.3 各画面操作..........................................................................................................36 l メニュー画面の操作方法 l 設定画面

7 トラブル時の対応

7.1 警告音が鳴ったときは........................................................................................44 7.2 動作モード一覧表 ...............................................................................................45 l LEDの点滅の種類 l 警告音の種類 l 動作モード一覧表

8 保守

8.1 バッテリーの交換をする ....................................................................................52 l バッテリーの交換時期

l バッテリーの交換方法

l バッテリーの処置・保管

8.2 冷却ファンの交換をする ....................................................................................55 l 冷却ファンの交換時期

l 冷却ファンの交換方法

8.3 使わなくなったとき(保管).............................................................................57 l 保管前の作業

l 保管期間が 2か月を超える場合

9 付録

9.1 定格仕様 .............................................................................................................58 9.2 UL-Typeの追加説明 .........................................................................................61

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- 1 -

1 開封

1.1 梱包を開ける l 梱包を開ける

本装置は重量物です。取扱いには十分ご注意ください。 けが

損傷 本装置を取り出すときは、水平かつ平らな場所で行ってください。ひ

とりで持ち上げたり、持ち運んだりすると、腕や足腰を痛めたり、落

下させたりする恐れがあります。適切な人数で作業してください。ま

た、転倒や落下などの事故がないように十分ご注意ください。 • M-UPS050AD1S/2S:180㎏ (バッテリー無し:125㎏) • M-UPS075AD1S/2S:235㎏ (バッテリー無し:160㎏) • M-UPS100AD1S/2S:300㎏ (バッテリー無し:190㎏)

1. 梱包箱を開け、本装置を取り出します。

l 梱包物を確認する

2. 本装置の外観に損傷はないかを確認します。

3. 付属品は揃っているかを確認します。

装置形式 付属品 個数

M-UPS050AD1S/2S (5kVA)

・取扱説明書(本書) ・保証書(本書) ・固定金具(固定ネジ4本付)

1冊 1セット

M-UPS075AD1S/2S (7.5kVA)

・取扱説明書(本書) ・保証書(本書) ・固定金具(固定ネジ4本付)

1冊 1セット

M-UPS100AD1S/2S (10kVA)

・取扱説明書(本書) ・保証書(本書) ・固定金具(固定ネジ4本付)

1冊 1セット

損傷がある、または付属品がない場合 お買い上げ店までご連絡ください。

注意

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- 2 -

2 概要

2.1 各部の名称と主なはたらき 本装置の各部の名称と主なはたらきを説明します。

〈LCD表示部〉

〈M-UPS050AD1S/M-UPS050AD2S〉

LCD表示部

④ ⑩ ⑪

⑧⑨⑫

⑯⑰

21

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2.1 各部の名称と主なはたらき

- 3 -

〈M-UPS075AD1S/M-UPS075AD2S〉

〈M-UPS100AD1S/M-UPS100AD2S〉

LCD表示部 ⑭

⑯⑰

21

LCD表示部 ⑭

⑯⑰

⑲⑳

21

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2 概要

- 4 -

名 称 主なはたらき ① RUN 本装置が正常に運転しているときに点灯(緑)します。 ② ALARM 本装置内部に故障が発生したときに点灯(橙)します。

③ OVER LOAD 接続機器の負荷容量が定格仕様を超えたときに点灯

(橙)します。 ④ BYPASS バイパス運転しているときに点灯(橙)します。

⑤ BATTERY CAPACITY 点灯(緑)の種類によって充電量を示します(消灯:0~50%、点滅:50~80%、点灯:80~100%)。

BATTERY ALARM バッテリーが異常な時に点灯(橙)します。

⑦ 運転/停止 本装置の運転/停止を行うスイッチです。約1秒間押下

する度に運転と停止が切り換わります。

⑧ RESET/CANCEL

警告音を停止させるとき、本スイッチを押します。 また、障害が復旧した後に本スイッチを約3秒間押下す

ると ALARM LEDが消灯します。 LCD 画面上で選択した項目を取り消すためのスイッチです。表示中のひとつ上の階層画面を表示させたい時な

どに使用します。

⑨ BATT CHECK 手動でバッテリーチェックを行うためのスイッチです。

約2秒間押下すると、バッテリーチェックを実施しま

す。

BYPASS

本装置の正常運転中に強制的に(手動で)バイパス運転

に切り換えるときには⑧と⑨のスイッチを同時に約3

秒間押します。もう一度、同時に約3秒間押すと通常運

転に戻ります。 ⑩ MENU LCDのメニューを表示させるためのスイッチです。

⑪ SET LCD 画面上で選択した項目を確定するためのスイッチです。メニュー画面から選択したサブメニューを表示さ

せる時などに使用します。

▲スイッチ LCD 画面上に表示されたカーソルを上に移動または画面を上方向にスクロールさせるためのスイッチです。

▼スイッチ LCD 画面上に表示されたカーソルを下に移動または画面を下方向にスクロールさせるためのスイッチです。

スイッチ LCD 画面上に表示されたカーソルを右に移動させるためのスイッチです。

スイッチ LCD 画面上に表示されたカーソルを左に移動させるためのスイッチです。

⑬ LCDパネル 本装置の状態・警告表示及び各種操作を表示させるためのパネル

です。 ⑭ 通風孔(吸気) 装置内部を換気および冷却します。風向きは吸気です。 ⑮ 冷却ファン 装置内部を冷却します。風向きは排気です。

⑯ 標準監視用インターフェース(CN1)

無電圧接点信号を出力します。

⑰ PC用インターフェース (CN2)

PC用インターフェースです。

⑱ 入力ブレーカ 入力回路保護用のブレーカです。

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2.1 各部の名称と主なはたらき

- 5 -

⑲ オプションバッテリ箱接続用コネクタ

長時間バックアップ用バッテリを接続するコネクタで

す。

入出力端子台 入力電源に接続します。 L/R……非接地側極 N/S……接地側極 負荷機器に接続します。 l1/U1 – l3/V1……AC100Vが出力されます。 l1/U2 - l2/V2……AC200Vが出力されます。 GND(FG)……アース端子

交流入力保護接地端子 本端子は接地線に接続します。

21

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2 概要

- 6 -

2.2 本装置の仕組み

l 通常運転時 通常運転時は、交流電源を入力として運転し、定電圧の出力を接続機器に供給

します。同時に本装置内部のバッテリーを充電し、バッテリー運転時に備えます。 出力周波数は入力周波数に同期します。

バイパス

AC/ACコンバータ

昇圧チョッパ

バッテリ充電器

入力電源

〔本装置〕

出力接続機器へ

:電気が流れている

:電気が流れていない

通常運転時の電気の流れ

l バッテリー運転時(入力電源異常の場合) 入力電源の停電または電圧および周波数の異常など、本装置の運転中に入力電

源異常が発生した場合、バッテリーからの放電を開始し、負荷に安定した電力が

供給され続けます。なお、バッテリー運転への切り換えは、無瞬断で行われます。 交流入力電源が復電(入力電源の電圧が定格仕様内に戻る)すると自動的に上

記「● 通常運転時」の運転に戻ります。

バイパス

AC/ACコンバータ

昇圧チョッパ

バッテリ充電器

〔本装置〕

出力接続機器へ

:電気が流れている

:電気が流れていない

入力電源異常発生

本装置運転時の・電圧異常・周波数異常など

バッテリー運転時の電気の流れ

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2.2 本装置の仕組み

- 7 -

l 自動バイパス運転 通常運転中において、本装置に異常が発生した場合、自動的にバイパス運転に

切り換えます。バイパス運転中は、入力電圧を出力に直送し、接続機器に電力を

供給します。本運転状態において、停電が発生してもバッテリー運転に切り換わ

らずに停電となります。

バイパス

コンバータAC/AC

チョッパ昇圧

バッテリー充電器

入力電源

〔 〕 本装置

出力接続機器へ

: 電気が流れている

: 電気が流れていない

本装置異常発生

・本装置内部の故障

自動バイパス運転時の電気の流れ

l 手動バイパス運転 通常運転中に手動で、バイパス運転に切り換えることができます。 操作方法は、RESET/CANCEL スイッチと BYPASS スイッチを同時に約3秒間押します。もう一度、同時に約3秒間押すと通常運転に戻ります。本運転状態に

おいて、停電が発生してもバッテリー運転に切り換わらずに停電となります。

バイパス

AC/ACコンバータ

昇圧チョッパ

バッテリー充電器

入力電源

〔本装置〕

出力接続機器へ

:電気が流れている

:電気が流れていない

手動バイパスにて切り換え

バイパス運転時の電気の流れ

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- 8 -

3 設置

3.1 設置する l 設置するときの注意

けが 上に乗ったり、物を置いたりしないでください けがや転倒のおそれがあります。

損傷 周辺に磁気の影響を受けやすい物(CRTディスプレイ・フロッピーディ

スクなど)を置かないでください 悪影響がでるおそれがあります。

l 設置する場所を決める 重 要

次のような場所に、設置することは避けてください

• 屋外 • 雨風の吹き込む場所 • 極端に湿気の多い場所や、ほこりの多い場所 • 腐食性ガスや、塩分のある場所 • 直射日光のあたる場所 • 火花や発熱体に近い場所 • 極端な高温下や低温下、または温度変化の激しい場所 • 振動、衝撃の加わる場所

住宅地域またはその隣接した地域でお使いにならないでください この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス A情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求

されることがあります。 本装置の冷却ファンおよび通風孔をふさいだり、風通しの悪い場所でお使いに

なることは避けてください 本装置の冷却ファンおよび通風孔は、装置内部を冷却するためのものです。 装置内部および周囲の温度が定格仕様外になるおそれがあります。

注意

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3.1 設置する

- 9 -

設置する場所は、次のようなスペースが必要です。 • 本装置は、装置前面の通風孔より吸気し、背面の冷却ファンより排気さ

れます。このため、前面および背面は、次の図のように 10cm 以上のスペースを空けて設置します。

10cm10cm 本体

前面

背面排気

吸気

保守点検を行うときは 次の図のように前面および背面側に約1メートルのスペースが必要で

す。

冷却ファン/バッテリの

保守スペース

1m

本体

前面

背面

冷却ファンの

保守スペース

1m

設置する場所の環境を確認します。バッテリーの寿命などを考慮した推奨環境

は、次のとおりです。

項目 推奨環境 温度 15~25℃ 湿度 30~70%(結露させないでください)

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3 設置

- 10 -

l 設置方法

本装置は、「縦置き」での使用のみ可能です。傾けて使用しないで下さい。設置

後は、装置の移動防止のため、必ずキャスターをロックしてください。ロックは

前面側の左右キャスターにあります。 UPS本体を床面に固定するための L形固定金具(標準添付部品)を使用する場

合は、先ず床面と金具側を固定したあと、UPSと金具を固定して下さい。この L字固定金具は、UPS転倒防止用のためです。

本装置は重量物です。取扱いには十分ご注意ください。 けが

損傷 本装置を取り出すときは、水平かつ平らな場所で行ってください。ひ

とりで持ち上げたり、持ち運んだりすると、腕や足腰を痛めたり、落

下させたりする恐れがあります。適切な人数で作業してください。ま

た、転倒や落下などの事故がないように十分ご注意ください。 • M-UPS050AD1S/2S:180㎏ (バッテリー無し:125㎏) • M-UPS075AD1S/2S:235㎏ (バッテリー無し:160㎏) • M-UPS100AD1S/2S:300㎏ (バッテリー無し:190㎏)

注意

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3.2 ケーブルを接続する

- 11 -

3.2 ケーブルを接続する l 接続するときの注意

感電 アース端子に接地線を接続してください(D種接地) 感電のおそれがあります。

重 要 本装置の入力電線とアース間の許容電圧は、AC250Vです AC250V以上の電圧が印加されますと、入力部のフィルタ回路が破損することがあります。 本装置の入力サージ電圧耐量は、5kVpeak(1.2×50μsec)です 5kVpeak 以上のサージ電圧が印加されますと、入力部のフィルタ回路が破損することがあります。 本装置の入力電圧は定格電圧±15%です 入力電圧が定格仕様と異なる場合は、外部にトランスを設置し、電圧の変換を

行ってください。入力電圧範囲以上の電圧が印加されると本装置が破損するこ

とがあります。 本装置の入力電圧は接続機器の定格入力電圧範囲内としてください バイパス運転時、本装置の出力電圧は入力電圧がそのまま出力されます。定格

電圧範囲以上の電圧が印加されると接続機器が破損することがあります。

注意

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3 設置

- 12 -

l 接続前の準備 重 要

三相電源系統に本装置を接続する場合は、必ず本装置の交流入力の接地側極に

三相電源系統の接地相を接続してください 非接地電源に接続されますと、誤動作の原因となるおそれがあります。 計画停電で、一時的に発電機をご使用になる場合、次の仕様を満足する発電機

をご使用ください 次の仕様を満足しない発電機を本装置の入力部に接続されますと、本装置の誤

動作、破損の原因となるおそれがあります。 • 電圧変動:定格電圧±15%以内 • 周波数変動:定格周波数±5%以内(1Hz/秒) • 電圧波形歪み:5%以内 • 電圧ゼロクロス条件:1周期内2回以上ゼロクロスしないこと

1. 入力電源の確認をします。本装置に接続できる入力電源は次のとおりです。

装置形式 ブレーカ 容量 入力容量 入力電圧 入力周波数 相数

M-UPS050AD1S 70A以上 5.5kVA以上 AC100V

±15% M-UPS050

AD2S 35A以上 5.5kVA以上 AC200V ±15%

M-UPS075AD1S 100A以上 8.3kVA以上 AC100V

±15% M-UPS075

AD2S 50A以上 8.3kVA以上 AC200V ±15%

M-UPS100AD1S 125A以上 11kVA以上 AC100V

±15% M-UPS100

AD2S 70A以上 11kVA以上 AC200V ±15%

50/60Hz ±5%(注)

単相

2線

備考. 入力電圧および周波数がこの範囲を外れると、本装置は次のような状態または、破損することがあります。

本装置の電源を入れたとき 「起動時入力異常」となります。この状態では、装置が起動出来

ません。

50Hzまたは60Hz

不正なゼロクロス

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3.2 ケーブルを接続する

- 13 -

本装置が運転しているとき 「入力電圧異常」が検出され、バッテリー運転されます。頻繁に

この範囲を外れるような入力電源に接続していると、バッテリー

の充放電を繰り返すことになり、バッテリーが「空の状態」になっ

たり、劣化の原因となりますのでご注意ください。 注) 入力周波数は、お使いの地域の周波数が自動的に選択されます。

2. 入出力ケーブルのサイズおよび長さ(片道)は、目安とし下表を参考にして

選定してください。

型式 ケーブルの種類 電線サイズ 長さ 14mm2 10m以下

入力 100V 22mm2 20m以下 14mm2 10m以下 100V 22mm2 20m以下

M-UPS050AD1S 出力

200V 14mm2 20m以下 入力 200V 14mm2 20m以下

14mm2 10m以下 100V 22mm2 20m以下 M-UPS050AD2S 出力

200V 14mm2 20m以下 入力 100V 38mm2 20m以下

22mm2 10m以下 100V 38mm2 20m以下 M-UPS075AD1S 出力

200V 22mm2 20m以下 入力 200V 22mm2 20m以下

22mm2 10m以下 100V 38mm2 20m以下 M-UPS075AD2S 出力

200V 22mm2 20m以下 入力 100V 60mm2 20m以下

38mm2 10m以下 100V 60mm2 20m以下 M-UPS100AD1S 出力

200V 38mm2 20m以下 入力 200V 38mm2 20m以下

38mm2 10m以下 100V 60mm2 20m以下 M-UPS100AD2S 出力

200V 38mm2 20m以下

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3 設置

- 14 -

3. 端子台の仕様は下表の通りです。適合する圧着端子を選んでください。

M-UPS050AD1S/ M-UPS075AD1S/M-UPS100AD1S M-UPS050AD2S/ M-UPS075AD2S/M-UPS100AD2S 本装置側 仕 様 つなぐもの

端子記号 接続先 形状

L/R 交流入力 (非接地側極)

N/S 交流入力 (非接地側極)

GND (FG) アース

l1/U1 交流出力 (非接地側極)

l3/V1 交流出力 (非接地側極)

GND (FG) アース

l1/U2 交流出力 (非接地側極)

入出力 端子台

l2/V2 交流出力 (非接地側極)

8極ネジ端子 (M6)

M-UPS050AD1S M-UPS050AD2S (M8)

M-UPS075AD1S M-UPS075AD2S M-UPS100AD1S M-UPS100AD2S

入力電源 および 出力系統

保護接地 端子 PE(G) アース

(保護接地)

(M6ネジ) M-UPS050AD1S M-UPS050AD2S (M8ネジ)

M-UPS075AD1S M-UPS075AD2S M-UPS100AD1S M-UPS100AD2S

接地線

入出力絶縁について 本装置の入力と出力は、装置内部のトランスによって絶縁されています。入出

力配線や漏電遮断器等の設置を行う際は、入出力が絶縁されていることを考慮し

て行うようにして下さい。

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3.2 ケーブルを接続する

- 15 -

l 出力ケーブルを接続する 本装置背面の交流入出力端子台カバーを取り外し、交流出力ケーブルを交流出力

端子台に接続します。アースが接続されていることを確認します。

l 入力ケーブルを接続する 本装置背面の交流入出力端子台カバーを取り外し、交流入力ケーブルを交流入力

端子台に接続します。アースが接続されていることを確認します。

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3 設置

- 16 -

3.3 インターフェースポートについて 本装置には、D-sub9ピンのインターフェースポートが装置背面に実装されてお

り、以下に示す信号を取り出すことできます。必要に応じてご使用ください。

l CN1 (標準監視用インターフェース) 1 2 543

6 987

D-sub 9ピン オス(3ミリネジ)

ピン 番号

信号 種別 信号名 内容

1-4間 動作にて

“開”

1-6間 動作にて

“閉”

装置故障信号

装置内部に故障が発生した時、バッテ

リー異常時またはバッテリー交換推奨

時期となった場合に動作する無電圧接

点信号です。

2-5間 動作にて

“開”

2-7間 動作にて

“閉”

入力電源異常 信号

停電等で入力電源に電圧異常が発生し

た時に出力する無電圧接点信号です。 (1.5 秒以下の電源異常では動作しません)

3-9間 動作にて

“開”

3-8間 動作にて

“閉”

バッテリー電圧 低下信号

バッテリー運転中に、バッテリー放電終

止の約 2分前(定格負荷時)になった時に出力する無電圧接点信号です。

接点出力は、下記のグラフの電圧・電流範囲でお使いください。

30 6010 120

0.1

0.2

0.05

0.5

1.0

接点電流

接点電圧〔V〕

200

①:AC接点定格②:DC接点定格

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3.3 インターフェースポートについて

- 17 -

l CN2 (PC用インターフェース)

125 4 3

69 8 7

D-sub 9ピン メス(#4-40インチネジ)

ピン 番号

信号 種別 信号名 内容

2-3間 動作にて

“閉”

入力電源異常 信号

(注1)

停電等で入力電源に電圧異常が発生し

た時に出力する無電圧接点信号です。 (1.5 秒以下の電源異常では動作しません)

1-3間 動作にて

“閉”

バッテリー電圧 低下信号 (注1)

バッテリー運転中に、バッテリー放電終

止の約 2分前(定格負荷時)になった時に出力する無電圧接点信号です。

8-7間

“H”信号

受信にて

交流出力

停止

UPS自動 シャットダウン

信号 (注2)

本装置の交流出力を停止させる時に本

装置に入力する信号です。 (1)バッテリー運転中のみ交流出力の

停止が可能です。 (2)本信号(DC5~25V)は約 0.6秒以上入力してください。

6-7間 シリアルデータ 入力(RX)

9-7間 シリアルデータ 出力(TX)

7

RS-232C シリアル

信号 (注3)

信号グランド

(SG)

<通信方式> ・ボーレート :2400bps ・データ長 :8bit ・ストップビット :1bit ・パリティ :non ・キャラクタタイプ :ASCII形式

(注1) 接点容量は前ページのグラフを参照してください。下記 OSに標準搭載されている UPS監視機能(上記接点信号を使用)をご利用の場合は、各 OS に対応した接点信号専用ケーブルが別途必要になるため、担当保守員までご連絡ください。なお、各 OSに標準搭載されているUPS 監視機能の詳細については各 OS の取扱説明書やオンラインマニュアル等を参照してください。 ・Windows NT/2000/XP: FiFH/WS9(接点信号専用ケーブル)

(注2) Windows 2000、XPでは、停電時に OSのシャットダウンはできますが、その後の UPS自動シャットダウンはできません。

(注3) RS-232Cシリアル通信を行うにはRS-232C通信専用ケーブルが別途必要になるため、担当保守員までご連絡ください。 ・FiFA/WS9(RS-232C通信専用ケーブル)

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- 18 -

4 運転

4.1 電源を入れる l ケーブルの接続を確認する

1. 本装置が入力電源および接続機器に接続されていることを確認してください。 本装置背面の入力ブレーカーをオンにすると、本装置前面の RUN LED(緑)がゆっくり点滅(約 1.6秒周期)します。またLCDには装置の情報取得後、各種情報が表示されます。

接続されていない場合 「3.2 ケーブルを接続する」をご覧ください。

l 本装置の電源を入れる

2. 本装置前面の運転/停止スイッチを約1秒間押します。 スイッチが受け付けられるとブザーが鳴ります。

運転/停止スイッチを 約1秒間押す

カタシキ:M-UPS***ADS ジョウタイ:テイシチュウ ニュウリョク:***.*:V **.*Hz シュツリョク:***.*:V **.*Hz

カタシキ:M-UPS***ADS ジョウタイ:テイシチュウ ニュウリョク:***.*:V **.*Hz シュツリョク:***.*:V **.*Hz

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4.1 電源を入れる

- 19 -

3. 出力端子台から交流電圧が出力されます。 本装置前面の RUN LED(緑)が点灯します。 本装置前面の BATTERY CAPACITY LED(緑)は点灯の種類によってバッテリー充電量を表します。

4. 自動でバッテリーチェックが行われます。

本装置前面の BATTERY ALARM LED(橙)が点滅します(約 1.6 秒周期)。

5. 約5秒間のバッテリーチェックが行われた後、バッテリーに異常がなければ本装置前面の BATTERY CAPACITY LEDは再びバッテリー充電量(緑)を示し、通常運転状態に戻ります。

通常運転が開始されない場合 「7章 トラブル時の対応」をご覧ください。

l 接続機器の電源を入れる

6. 正常に通常運転が開始されたら、接続機器の電源を入れます。

バッテリー充電量の表示(緑)

点灯:80~100%

点滅:50~80%

消灯:0~50%

RUN LED(緑)が点灯します

バッテリチェックチュウ

カタシキ:M-UPS***ADS ジョウタイ:セイジョウウンテンチュウ ニュウリョク:***.*:V **.*Hz シュツリョク:***.*:V **.*Hz

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4 運転

- 20 -

4.2 電源を切る 計画停電を行う場合なども、必ず次の操作を行ってください(詳しくは、「5.2

計画停電のときの注意と対処」をご覧ください)。

損傷 背面の入力ブレーカをオフするときは、RUN LED(緑)がゆっくり点

滅(約 1.6秒周期)していることを確認してください 「● 本装置の電源を切る」の操作を行わずに、分電盤のブレーカを切っ

たり、背面の入力ブレーカをオフすると、停電と同じ状態になるため、

装置内部のバッテリーが放電されます。 バッテリーの損傷、交換時期の短縮になるおそれがあります。

l 接続機器の電源を切る

1. 接続機器の電源を切ります。

l 本装置の電源を切る

2. 装置前面の運転/停止スイッチを約1秒間押します。 スイッチが受け付けられるとブザーが鳴ります。

3. 出力が停止されます。 本装置前面の RUN LED(緑)がゆっくり点滅(約 1.6秒周期)します。

正常に停止されない場合 「7章 トラブル時の対応」をご覧ください。

4. 本装置背面の入力ブレーカをオフにします。

注意

運転/停止スイッチを 約1秒間押す

カタシキ:M-UPS***ADS ジョウタイ:セイジョウウンテンチュウ ニュウリョク:***.*:V **.*Hz シュツリョク:***.*:V **.*Hz

カタシキ:M-UPS***ADS ジョウタイ:テイシチュウ ニュウリョク:***.*:V **.*Hz シュツリョク:***.*:V **.*Hz

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- 21 -

5 点検

5.1 お手入れと日常点検 長期間にわたり安心してお使いいただくために、次のお手入れと点検を定期的

に行ってください。

警告 感電 装置のカバーは取り外さないでください 装置内部には電圧の高い部分があり、感電のおそれがあります。

感電 本装置の点検や保守の際は、接続機器および本装置の電源を切り、

装置背面の入力ブレーカをオフにし、交流入力端子(L1/R,N/S)への接

続を切り離してください 感電のおそれがあります。

感電 日常点検以外の保守(バッテリー交換、冷却ファン交換など)につい

ては、専門の技術者が行ってください 感電のおそれがあります。

損傷 背面の入力ブレーカをオフするときは、RUN LED(緑)がゆっくり点

滅(約 1.6秒周期)していることを確認してください 「4.2 電源を切る」の操作を行わずに、分電盤のブレーカを切ったり、

背面の入力ブレーカをオフすると、停電と同じ状態になるた

め、装置内部のバッテリーが放電されます。 バッテリーの劣化、交換時期の短縮になるおそれがあります。

注意

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5 点検

- 22 -

l お手入れのしかた

1. 接続機器の電源を切ってから本装置の電源を切り、本装置の通風孔および冷却ファンに付着したほこりなどを、掃除機などで吸い取ります。

2. 装置の表面を柔らかい布で、から拭きします。

l 日常点検 • 通風孔および冷却ファンにほこりなどが付着していないことを確認します。

ほこりなどが付着している場合 「● お手入れのしかた」をご覧ください。

• 装置の表面およびケーブル、コンセントなどが異常に発熱していないことを

確認します。 発熱している場合 状況を確認のうえ、お買い上げ店または保守担当会社にご連絡ください。

• 運転中に大きな異常音や異臭が発生していないことを確認します。 異常が発生している場合 状況を確認のうえ、お買い上げ店または保守担当会社にご連絡ください。

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5.2 計画停電のときの注意と対処

- 23 -

5.2 計画停電のときの注意と対処 重 要

計画停電で、一時的に発電機をご使用になる場合、次の仕様を満足する発電機

をご使用ください 次の仕様を満足しない発電機を本装置の入力部に接続されますと、本装置の誤

動作、破損の原因となるおそれがあります。 • 電圧変動:定格電圧±15%以内 • 周波数変動:定格周波数±5%以内(1Hz/秒) • 電圧波形歪み:5%以内 • 電圧ゼロクロス条件:1周期内 2回以上ゼロクロスしないこと

l 計画停電前の操作 計画停電(注)を行う前に、接続機器および本装置の電源を切ってください。

1. 接続機器の電源を切ります。

2. 本装置前面の運転/停止スイッチを約1秒間押します。スイッチが受け付けられるとブザーが鳴ります。

3. 出力が停止されます。 本装置前面の RUN LED(緑)がゆっくり点滅(約 1.6秒周期)します。

本装置の電源を切らないで計画停電を行った場合は、通常の停電と同じ状態に

なります。復電(計画停電が終了)するまで、装置内部のバッテリーから接続機

器に給電されます。放電終了後は、復電するまで、接続機器に給電されません。 注) 計画停電とは、電気の安全点検などで、日時が前もってわかっている停

電のことを指します。

l 計画停電後の操作

1. 本装置が入力電源および接続機器に接続されていることを確認します。

本装置前面の RUN LED(緑)がゆっくり点滅(約 1.6秒周期)します。

2. 本装置前面の運転/停止スイッチを約1秒間押します。 スイッチが入るとブザーが鳴ります。

50Hzまたは60Hz

不正なゼロクロス

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5 点検

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3. 出力端子台から交流電圧が出力され、本装置前面の RUN LED(緑)が点灯します。

4. 正常に通常運転が開始されたら、接続機器の電源を入れます。

詳しくは、「4.1 電源を入れる」をご覧ください。 警告音が鳴った場合 「7.1 警告音が鳴ったときは」をご覧ください。

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5.3 バッテリーの点検(バッテリーチェック)をする

- 25 -

5.3 バッテリーの点検(バッテリーチェック)をする バッテリーの点検は、バッテリーチェック機能を使って行います。バッテリー

チェック機能には、自動チェック機能と手動チェック機能の 2種類があります。 通常は、本装置が運転しているときに自動チェックが行われるため、手動チェッ

クの必要はありません。 自動チェックは、次のようなときに行われます。 • 本装置の運転を開始したとき • 運転継続状態で2週間ごと • バイパス運転から通常運転に切り換わったとき 手動チェックは、次のようなときに行います。 • バッテリー異常で警告音が鳴ったとき • 自動チェック以外でバッテリーの点検を行いたいとき

重 要 連続して、バッテリーチェックを行わないでください バッテリーチェックは、実際に装置内部のバッテリーから放電され、電圧が

チェックされます。 連続して行うと、バッテリーの劣化、交換時期の短縮になるおそれがあります。

l 本装置の状態を確認する

1. 本装置が通常運転していることを確認します。

停止状態の(装置前面の LEDがすべて消灯している)場合 本装置の電源を入れ、手順2に進んでください。 詳しくは、「4.1 電源を入れる」をご覧ください。

停止以外の状態で通常運転が確認できない場合 「7 章 トラブル時の対応」をご覧になり、トラブルを対処後、手順2

に進んでください。

RUN LED(緑)が点灯 していることを確認する

カタシキ:M-UPS***ADS ジョウタイ:セイジョウウンテンチュウ ニュウリョク:***.*:V **.*Hz シュツリョク:***.*:V **.*Hz

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5 点検

- 26 -

l 手動チェック機能を使う

2. 装置前面の BATT CHECKスイッチを約 2秒間押します。

ブザーが鳴り、BATTERY CAPACITY LED(橙)が点滅(約 1.6秒周期)します 約5秒後、再びブザーが鳴り、バッテリーチェックが終了します。

BATT CHECK スイッチを約 2秒間押す

ピー

ピー

無音

バッテリチェックチュウ

バッテリチェックチュウ

バッテリチェックチュウ

カタシキ:M-UPS***ADS ジョウタイ:テイシチュウ ニュウリョク:***.*:V **.*Hz シュツリョク:***.*:V **.*Hz

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5.3 バッテリーの点検(バッテリーチェック)をする

- 27 -

3. バッテリーチェックの結果、本装置は次の状態になります。

バッテリーが完全充電されている場合

装置前面の RUN LED(緑)が点灯し、通常運転に戻ります。 LCD 表示は下記の表示を5秒間表示し、その後自動バッテリー

チェックをする前の画面に戻ります。

バッテリーが充電不足の場合 • 警告音が鳴り、装置前面の BATTERY ALARM LED(橙)が点滅します。 手順4に進みます。

RUN LED(緑)が 点灯します

BATTERY ALARM LED(橙)が点滅

ピピピ・・・

(連続音)

バッテリチェックケッカ:GOOD

バッテリチェックケッカ: NG

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5 点検

- 28 -

l バッテリーを充電する

4. 装置前面の RESET/CANCEL スイッチを約 3 秒間押して、BATTERY ALARM LED(橙)の点滅表示を消し、そのまま 12時間以上運転してバッテリーの充電をします。LCD表示は、自動バッテリーチェックをする前の画面に戻ります。

備考. この状態では、停電が発生しても、バッテリー運転されない可能性があります。

5. 手順2に戻り、もう一度、手動でバッテリーチェックを行います。

再度、手順 3「バッテリーが充電不足の場合」の状態になった場合 バッテリーの故障(寿命)です。バッテリーを交換してください。 詳しくは、「8.1 バッテリーの交換をする」をご覧ください

RESET/CANCELスイッチを押す

バッテリチェックケッカ : NG

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- 29 -

6 LCD 本装置には各種の詳細情報閲覧及び設定・操作のために LCDパネルを搭載してい

ます。ここでは LCDに表示される内容及び各種操作・設定方法を記述します。

6.1 LCD概要 l LCD表示画面遷移

Initial indication(初期画面)

UPS Operating condition(UPS状態表示画面)

Menu indication(メニュー画面)

Worning Indication(警告画面)

UPS Setting indicaition(設定画面)

Buzzer cut Setting(ブザーカット設定画面)

Auto Battery Check Setting(自動バッテリチェック設定画面)

Language Setting indication(言語設定画面)

Prohibition set(動作禁止設定画面)

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6 LCD

- 30 -

l LCDの表示内容 LCDパネルでは, 「MENU」ボタンを操作しない限り、下表のような「UPS状態

表示画面」または「警告表示画面」を表示しています。 「UPS 状態表示画面」は装置正常時に、「警告表示画面」は装置異常・警告発生時に表示されます。

カタシキ:M-UPS***ADSジョウタイ:セイジョウウンテンニュウリョク:201.4V/60.0Hzシュツリョク:200.0V/60.0Hzバッテリデンアツ:243.5Vバッテリジュミョウ:48カゲツバッテリオンド:21.5℃フカリツ:040%ニュウリョクデンリョク:02.4kWバックアップカイスウ:0007

画面名称LCD画面表示内容

英語(標準) 日本語

UPS状態表示画面

備考

装置の状態・計測値を表示します。

点線以下は画面をスクロールすることで見ることが出来ます。

警告画面

-ケイコク-

ミセツゾク[1]

[2]

- コショウ -トランスオンドイジョウシュツリョクテイシ

[3]

[4]

- ケイコク -

マニュアルバイパスウンテンニュウリョク:***.*V **.*Hz

- カフカ -ニュウリョクイジョウバイパスウンテンフカシュツリョクテイシ

- コショウ -ニュウリョクイジョウバイパスウンテンフカシュツリョクテイシ

- カフカ -

バイパスウンテンフカリツ:***%

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]

- ニュウリョクイジョウ -バックアップウンテンバッテリデンアツテイカ

- コショウ -バイパスウンテン@@@@@@@@@ニュウリョク:***.*V **.*Hz

バックアップ運転によりバッテリ電圧が低下し、運転継続可能な時間が残り少なくなった時に表示されます。

装置が故障によりバイパス運転となった時に表示されます。また故障内容も@@@@@@@に表示されます。

装置がバックアップ運転中に故障となった時に表示されます。

装置がバックアップ運転中に過負荷となり保護がはたらいて出力停止した時に表示されます。

手動操作によるバイパス運転時に表示されます。

パワーモジュール内部のサイリスタが温度異常となり、保護がはたらいて出力が停止した場合に表示されます。

本体内部のトランスが温度異常となり、保護がはたらいて出力が停止した場合に表示されます。

商用電源投入時のイニシャライズ時に表示されます。また、LCDパネルと制御回路間のデータ交信中に表示されます。

LCDパネルと制御回路間の通信異常時に表示されます。

Type:M-UPS***ADSStatus:RunningInput:201.4V/60.0HzOutput:200.0V/60.0HzBattery Vol:243.5VBattery Life:48monthBattery Temp:21.5℃Load:040%Input Power:02.4kWBackup Times:0007

-WORNING-

Not Access

Date Reading データシュトクチュウ

- FAULT -Transfomer TempOutput Turn off

- コショウ -サイリスタオンドイジョウシュツリョクテイシ

- FAULT -Thyristor TempOutput Turn off

- WORNING -

Manual BypassInput:***.*V **.*Hz

- OVER LOAD -Input FailureCannnot BypassOutput Turn off

- FAULT -Input FailureCannnot BypassOutput Turn off

- OVER LOAD -

BypassLoad:***%

- INPUT FAILURE -BackupBattery Low

- FAULT -Bypass@@@@@@@@@Input:***.*V **.*Hz

装置が過負荷によりバイパス運転となった時に表示されます。

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6.1 LCD概要

- 31 -

警告画面

[11]

[12]

[13]

[14]

- ケイコク -

キドウジニュウリョクイジョウ

バッテリチェックチュウ

- カフカ -

バックアップウンテンフカリツ:***%

[15]

[16]

[18]

バッテリチェックの結果が正常時に表示されます。

バッテリチェックの結果が異常時に表示されます。

装置がバッテリチェック中に表示されます。

バッテリが寿命(予測値)となった時に表示されます。

装置がバックアップ運転中に表示されます。

装置の運転開始時に、入力電源が装置の定格範囲外の電圧または周波数であった時に表示されます。

- WORNING -

Booting Failur

Battery Checking

- OVER LOAD -

BackupLoad:***%

- INPUT FAILURE -

Backup

- ニュウリョクイジョウ -

バックアップウンテン

- ケイコク -

バッテリジュミョウ

- WORNING -

Battery Life

BattCheck: NG

バッテリチェックケッカ: GOODBattCheck: GOOD

装置がバックアップ運転中に過負荷運転となった時に表示されます。

[17]

バイパス運転から通常運転にもどる時に表示されます。

バイパスフッキチュウChange to Inverter

バッテリチェックケッカ: NG

注1)複数の警告画面が重複する状態の時は、番号の小さい項目が優先して表示さ

れます。 注2)[10]の故障内容の表示は下記が表示されます。複数の故障が重複する状態の

時は、番号の小さい項目が優先して表示されます。

1

2

3

4

5

6

7

故障内容

Battery Temp

Feedback Failure

FAN Failure

DC Voltage Failure

BattCharge Failure

Output Failure

UPS Temp

バッテリシュウオンイジョウ

フィードバックイジョウ

レイキャクファンイジョウ

チュウカンデンアツイジョウ

ジュウデンデンアツイジョウ

シュツリョクデンアツイジョウ

サーマルイジョウ

英語 日本語

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6 LCD

- 32 -

「MENU」ボタンを押すことで表示される「メニュー画面」から、UPS の状態表示、各種設定を閲覧・実施するための画面に移行することができます。

画面名称LCD画面表示内容

英語 日本語備考

メニュー画面

- メニュー ->ジョウタイヒョウジ UPSセッテイ ドウサキンシセッテイ

装置の操作・設定のメニューを表示するための画面です。

設定画面

- セッテイ ->ゲンゴ/Language ブザーカットセッテイ ジドウバッテリチェックセッテイ

装置の各種設定を実施するための画面です。

- Menu -> Operating Condition Settings Prohibition set

- Settings -> Language/ゲンゴ Buzzer cut Auto Battery Check

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6.2 表示画面詳細

- 33 -

6.2 表示画面詳細 l UPS状態表示画面

UPSが通常運転中に表示される画面です。 カタシキ:M-UPS***ADSジョウタイ:セイジョウウンテンニュウリョク:201.4V/60.0Hzシュツリョク:200.0V/60.0Hz

Type:M-UPS***ADSStatus:RunningInput:201.4V/60.0HzOutput:200.0V/60.0Hz

方向ボタン(▼または▲ボタン)を押すことで画面がスクロールし、各種計測情報

を確認することができます。

画面スクロールすることで見ることができます。

カタシキ:M-UPS***ADSジョウタイ:セイジョウウンテンニュウリョク:201.4V/60.0Hzシュツリョク:200.0V/60.0Hzバッテリデンアツ:243.5Vバッテリジュミョウ:48カゲツバッテリオンド:21.5℃フカリツ:040%ニュウリョクデンリョク:02.4kWバックアップカイスウ:0007

Type:M-UPS***ADSStatus:RunningInput:201.4V/60.0HzOutput:200.0V/60.0HzBattery Vol:243.5VBattery Life:48monthBattery Temp:21.5℃Load:040%Input Power:02.4kWBackup Times:0007

①「Type(カタシキ)」 UPSの型式を表示します。 ②「Status(ジョウタイ)」 装置の状態により下記から選択されます。

[1]Running(セイジョウウンテン) [2]Stand by(シュツリョクテイシ) [3]Backup(バックアップウンテン) [4]Bypass(バイパスウンテン) [5]UPS Booting(キドウショリチュウ) [6]Date Reading(データシュトクチュウ)

③「Input(ニュウリョク)」 装置の入力電圧測定値・周波数測定を表示します。 ④「Output(シュツリョク)」 装置の出力電圧測定値・周波数測定を表示します。 ⑤「Battery Vol(バッテリデンアツ)」: 装置のバッテリー電圧計測値を表示します。 ⑥「Battery Life(バッテリジュミョウ)」: バッテリーの推定残寿命を 1ヶ月単位で表示します。 バッテリー寿命表示を無効に設定されている場合は、“99”が表示されます。 ⑦「Battery Temp(バッテリオンド)」 バッテリーの周囲温度計測値を表示します。この値はバッテリー推定寿命演算に使用

されます ⑧「Load (フカリツ)」 装置の許容負荷量に対する現状の負荷量をパーセントで表示します。

①→ ②→ ③→ ④→ ⑤→ ⑥→ ⑦→ ⑧→ ⑨→ ⑩→

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6 LCD

- 34 -

(負荷率が 100%を超えるとバックアップ運転ができません。) ⑨「Input Power(ニュウリョクデンリョク)」 装置の入力電力測定値を表示します。 ⑩「Backup Times(バックアップカイスウ)」 装置導入またはバッテリー交換からの総バックアップ運転回数を表示します。

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6.2 表示画面詳細

- 35 -

l 警告画面 装置の状態変化及び異常発生時に、自動的に「UPS状態表示画面」から「警告画面」に移行します。表示内容の種類については「6.1」の警告画面を参照下さい。またこの画面に遷移した場合、連動してブザーが鳴動します。 警告ブザーは RESET/CANCELボタンを 1秒間押すことで停止します。また、警

告要因が解消された状態で RESET/CANCELボタンを 3秒間押すことで、警告解除となり自動的に「UPS状態表示画面」に移行します。 注1)ブザー鳴動に関しては、各要因ごとに鳴動しないようブザーカット設定され

ている場合があります(「ブザーカット設定」をご覧下さい)。ブザーカット設定され

ている場合、ブザーは鳴動しません。

[例1]入力電源正常にて過負荷が発生した場合

- カフカ -

バイパスウンテンフカリツ:106%

- OVER LOAD -

BypassLoad:106%

上記の場合、負荷率が定格負荷の 106%であり、バイパス運転中となっていることを示しています。負荷を定格以下に軽減することで「UPS 状態表示画面」に移行します。

[例2]入力停電が発生した場合

- INPUT FAILUR -

Backup

-ニュウリョクイジョウ-

バックアップウンテン

上記の場合、装置が入力停電にてバックアップ運転中であることを示しています。

入力が復電すると UPS状態表示画面に戻ります。

複数の警告表示が重複する様な場合は、表示優先度の高い項目を表示します。

表示優先度については、「6.1」の警告画面を参照下さい。ここに記載されている[1]~

[18]が表示優先度となります。<優先度高> [1]・[2]・・・[17]・[18] <優先度低

[例]停電運転中に、バッテリー電圧低下(放電終止予告)が発生した場合の LCD

表示

- INPUT FAILUR -

Backup

-ニュウリョクイジョウ-

バックアップウンテン

バックアップ運転警告画面の優先度は[13]

-ニュウリョクイジョウ-バックアップウンテン バッテリデンアツテイカ

-INPUT FAILURE-BackupBattery Low

バッテリー電圧低下警告画面の優先度は[9]

上記優先度の関係からバッテリー電圧低下の警告画面が表示されます。

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6 LCD

- 36 -

6.3 各画面操作 l メニュー画面の表示方法

「MENU」ボタンを押すことでメニュー画面を表示させることができます。

方向ボタン(「 」・「 」)を押すと、カーソル「>」が移動します。「>」を選択したい項目に合わせ「SET」ボタンを押すと、選択した項目のサブメニューが表示されます。上図の例では、「SET」ボタンを押すと設定画面に切り換わります。

- Menu -> Operating Condition Settings Prohibition set

- メニュー -> ジョウタイヒョウジ UPSセッテイ ドウサキンシセッテイ

l メニュー画面 (1)「Operating Condition/ジョウタイヒョウジ」 UPSの各種計測情報などが確認できます。6.2を確認ください。 (2)「Settings / UPSセッテイ」 設定画面では、以下の設定を実施することが出来ます。

• 言語設定 • ブザーカット設定 • 自動バッテリーチェック設定

(3)「Prohibition set/ドウサキンシセッテイ」 設定画面では、以下の設定を実施することができます。

• バッテリー寿命の演算動作設定 • 復電時の UPS自動起動の動作設定

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6.3 各画面操作

- 37 -

1) 言語設定画面

①「MENU」ボタンを押してメニュー画面とし、方向ボタン(▼または▲ボタン)で「>」を「Settings(UPSセッテイ)」に合わせ「SET」ボタンを押します。

②設定画面に移行します。 ③ここで再度方向ボタン(▼または▲ボタン)を操作し、「>」を「Language(ゲンゴ)」に合わせて「SET」ボタンを押します。

④言語設定画面に移行します。言語は、「英語」・「日本語」のどちらかの選択が可

能です。

⑤方向ボタン(▼または▲ボタン)にて対象の項目を選択し、日本語表示にするに

は「ニホンゴ(Japanese)」に「>」をあわせ、「SET」ボタンを押します。 ⑥画面に設定完了の表示が出ると設定が有効となります。 ⑦設定完了後、UPS状態表示画面に移行します。 ※1 出荷時の状態は英語表示に設定されています。

- Language / ゲンゴ -

>Japanese / ニホンゴ English / エイゴ

- ゲンゴ / Language -

>ニホンゴ/Japanese エイゴ/English

Completedセッテイカンリョウ

- Menu - Operating Condition> Settings Prohibition set

- メニュー - ジョウタイヒョウジ> UPSセッテイ ドウサキンシセッテイ

- Settings -> Language / ゲンゴ Buzzer cut Auto Battery Check

- セッテイ -> ゲンゴ / Language ブザーカットセッテイ ジドウバッテリチェックセッテイ

SETを押す

SETを押す

SETを押す

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6 LCD

- 38 -

2) ブザーカット設定

①「MENU」ボタンを押してメニュー画面とし、方向ボタン(▼または▲ボタン)で「>」を「Settings(UPSセッテイ)」に合わせ「SET」ボタンを押します。

②設定画面に移行します。 ③ここで再度方向ボタン(▼または▲ボタン)を操作し、「>」を「Buzzer Cut(ブザーカットセッテイ)」に合わせ「SET」ボタンを押します。 ④ブザーカット設定画面に移行します。 装置の動作モードごとに、ブザーを鳴動禁止設定が可能です。 ブザー鳴動禁止設定できるモードは、下記の通りです。 l 「Backup Buz cut」(バックアップブザーカット)

バックアップ運転時のブザー鳴動禁止設定です。 l 「BattLow Buz cut」(バッテリーLowブザーカット)

バックアップ運転中のバッテリー電圧低下時のブザー鳴動禁止設定です。 l 「Fault Buz cut」(コショウブザーカット)

故障発生時のブザー鳴動禁止設定です。 l 「Boot Fail Buz cut」(キドウシッパイブザーカット)

装置起動時入力異常発生時のブザー鳴動禁止設定です。 l 「Over Load Buz cut」(カフカブザーカット)

過負荷発生時のブザー鳴動禁止設定です l 「BattNG Buz cut」(Batチェック NGブザーカット)

バッテリーチェック結果が NG時のブザー鳴動禁止設定です。 l 「BattLife Buz cut」(ジュミョウブザーカット)

バッテリー寿命発生時のブザー鳴動禁止設定です。 l 「BattCheck Buz cut」(テストチュウブザーカット)

バッテリーテスト開始時のブザー鳴動禁止設定です。 l 「All Buz cut」(Allブザーカット)

全てのモードのブザー鳴動を禁止します。

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6.3 各画面操作

- 39 -

⑤方向ボタン(▼または▲ボタン)で対象の項目を選択し、ブザーカットする場合

は ボタンを押し表示を「Y(アリ)」に、ブザーカットを解除する場合は ボタンを

押し表示を「N(ナシ)」にします。全ての項目の「Y(アリ)」・「N(ナシ)」を選択後、「SET」ボタンを押します。 この操作でブザーカット設定が有効となります。 ※1 選択中の項目は文字が点滅しています。 ※2 ブザーカット設定画面移行時、各項目の状態は現状の設定が表示されます。 状態を変更したくない項目は、「Y(アリ)」・「N(ナシ)」の設定を変更しないで下さい。 ⑥設定完了後、UPS状態表示画面に自動的に移行します。 ※3 出荷時の設定は全て「N(ナシ)」に設定されています。

- ブザーカットセッテイ ->バックアップブザーカット バッテリLowブザーカット コショウブザーカット キドウシッパイブザーカット カフカブザーカット BatチェックNGブザーカット ジュミョウブザーカット テストチュウブザーカット Allブザーカット

ナシナシナシナシナシナシナシナシナシ

カーソル「>」を移動させることで画面スクロールします。

- Menu - Operating Condition> Settings Prohibition set

- メニュー - ジョウタイヒョウジ> UPSセッテイ ドウサキンシセッテイ

- Buzzer cut ->Backup Buz cut BattLow Buz cut Fault Buz cut Boot Fail Buz cut Over Load Buz cut BattNG Buz cut BattLife Buz cut BattCheck Buz cut All Buz cut

- Settings - Language / ゲンゴ> Buzzer cut Auto Battery Check

- セッテイ - ゲンゴ / Language> ブザーカットセッテイ ジドウバッテリチェックセッテイ

SETを押す

SETを押す

NNNNNNNNN

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6 LCD

- 40 -

3) 自動バッテリーチェック設定

本装置にはバッテリーチェック機能が搭載されています。バッテリーチェックには

自動チェックと手動チェックの 2種類があり、ここでは自動チェックのモード変更方法について記述します。 設定できるモードは、下記の通りです。 l 「No Battery Checking / キンシ」

自動バッテリーチェックは実施しません。 l 「at booting & 2weeks / キドウジ + 2weeks」

運転スイッチ等の操作による装置停止から起動の時及びその後装置が連続 運転状態の場合は、2週間毎に自動的にバッテリーチェックを実施します。 l 「at booting & 1week / キドウジ + 1week」

運転スイッチ等の操作による装置停止から起動の時及びその後装置が連続 運転状態の場合は、1週間毎に自動的にバッテリーチェックを実施します。 l 「at booting / キドウジ」

運転スイッチ等の操作による装置停止から起動の時のみバッテリーチェッ クを実施します。 ①メニュー画面にて方向ボタンを操作し、「>」を「Settings(UPSセッテイ)」に合わ

せ「SET」ボタンを押します。 ②設定画面に移行します。 ③ここで▲・▼ボタンを操作し、「>」を「Auto Battery Check(ジドウバッテリー

チェックセッテイ)」に合わせ「SET」ボタンを押します。 ④自動バッテリーチェック設定画面に移行します。 ⑤▲または▼ボタンを操作し、「>」を設定したい項目に合わせ「SET」ボタンを押し

ます。 この操作で自動バッテリーチェック設定が変更されます。 ※1 自動バッテリーチェック設定画面移行時、表示内容は現状の設定をヒョウ

ジします。 状態を変更したくない場合▲及び▼ボタンを操作せず「CANCEL」ボタンを押して

ください。「セッテイ」画面に移行します。 自動バッテリーチェック設定は Web からも変更・設定内容確認が可能です。Webの操作方法詳細は別冊の Web/SNMP カード ユーザーズ・ガイドに記述されています。 ⑥設定完了後、UPS状態表示画面に自動的に移行します。

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6.3 各画面操作

- 41 -

- Auto Battery Check -> No Battery Checking at booting & 2weeks at booting & 1week at booting

- ジドウバッテリチェック -> キンシ キドウジ+2weeks キドウジ+1week キドウジ

Completed セッテイカンリョウ

- Settings - Language Buzzer cut> Auto Battery Check

- セッテイ - ゲンゴ ブザーカットセッテイ> ジドウバッテリチェックセッテイ

SETを押す

SETを押す

SETを押すカーソル「>」を移動させることで画面スクロールします。

- メニュー - ジョウタイヒョウジ>UPSセッテイ ドウサキンシセッテイ

- Menu - Operating Condition> Settings Prohibition set

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6 LCD

- 42 -

4) 動作禁止設定 ①「MENU」ボタンを押してメニュー画面とし、方向ボタン(▼または▲ボタン)で「>」を「Prohibition set(ドウサキンシセッテイ)」に合わせ「SET」ボタンを押します。 ②動作禁止設定画面に移行します。 l 「BattLife Indicate」(ジュミョウカウンタゲンザン)

装置内部のバッテリー寿命減算処理を有効にするか、無効にするかを決定す

るための設定です。デフォルトの設定状態はバッテリー寿命減算が有効なの

で「アリ」です(バッテリー寿命発生時に警告処理を行います)。バッテリーの

寿命に対し充分余裕を持った交換サイクルでご使用になる場合等、厳密な管

理をユーザーにて実施される場合に「ナシ」設定をご使用下さい。 ※「ナシ」に設定した場合、UPSは寿命を検出できませんのでご注意下さい。また寿命検出後は本設定を「ナシ」に変更しても寿命表示は解消されません。早急に

バッテリーを交換して下さい。 l 「UPS Auto Reboot」(フクデンジオートリブート)

入力停電が継続し、装置が停止するまでバックアップ運転を継続した時、入力電

源復旧で装置出力を自動的に再開する処理を行うか、否かを決定するための設定

です。デフォルトの設定状態は「アリ」です。お使いの接続機器が電源自動復旧す

ると問題となる場合「ナシ」設定をご使用下さい。 ③方向ボタン(▼または▲ボタン)で対象の項目を選択し、動作禁止をする場合は

ボタンを押し表示を「N(ナシ)」に、動作させる場合は ボタンを押し表示を「Y

(アリ)」にします。全ての項目の「Y(アリ)」・「N(ナシ)」を選択後、「SET」ボタンを押します。 この操作で動作禁止設定が有効となります。 ※1 選択中の項目は文字が点滅しています。 ※2 動作禁止設定画面移行時、各項目の状態は現状の設定が表示されます。 状態を変更したくない項目は、「Y(アリ)」・「N(ナシ)」の設定を変更しないで下さい。 ④設定完了後、UPS状態表示画面に自動的に移行します。 ※3 出荷時の設定は全て「Y(アリ)」に設定されています。 ※4 バッテリー寿命表示禁止の設定をN(ナシ)にすると、UPS状態表示のバッテ リ寿命表示が--カ月になります。

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6.3 各画面操作

- 43 -

Completed セッテイカンリョウ

- Prohibition set -

BattLife CalculateUPS Auto Reboot

- ドウサキンシセッテイ -

ジュミョウカウンタゲンザン アリフクデンジオートリブート アリ

SETを押す

SETを押す

- メニュー - ジョウタイヒョウジ UPSセッテイ>ドウサキンシセッテイ

- Menu - Operating Condition Settings> Prohibition set

YY

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- 44 -

7 トラブル時の対応

7.1 警告音が鳴ったときは 1. 装置前面の LEDの状態および警告音の種類を確認します。

2. 「● 動作モード一覧表」をご覧になり、指示に従って対処します。

本装置が入力電源に接続されていない場合は、接続してください。詳しくは「3.2 ケーブルを接続する」をご覧ください。

警告音の止めかた 警告音は、装置前面の RESET/CANCELスイッチを約 1 秒間押すと止まります。 ただし、RESET/CANCELスイッチを押しても警告音が止まらない場合は、以下の手順にて停止させてください。詳しくは、「4.2 電源を切る」をご覧ください。

① 接続機器の電源を切ります。

② 装置前面の運転/停止スイッチを約1秒間押します。 スイッチが受け付けられるとブザーが鳴ります。

③ 出力が停止されます。 本装置前面の RUN LED(緑)がゆっくり点滅(約 1.6秒周期)します。

④ 本装置背面の入力ブレーカをオフにします。

注)出力過負荷の状態では、RESET/CANCEL スイッチを押しても警告音は止まりません。接続機器の容量を本装置の定格値以下に減らしてください

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7.2 動作モード一覧表

- 45 -

7.2 動作モード一覧表 装置の調子がおかしい、接続機器が停止したなどの場合は、次の表により本装

置前面の LEDおよび警告音を確認した上で、「● 動作モード一覧表」をご覧に

なり摘要欄に従って対処してください。

l LEDの点滅の種類(記号は「●動作モード一覧表」の記号に 対応しています) 記号 点滅パターン

(a) 速い点滅 (約 0.4秒周期)

OFF

約0.4秒

ON

(b) 遅い点滅 (約 1.6秒周期)

OFFON

約1.6秒

l 警告音の種類(記号は「●動作モード一覧表」の記号に対応 しています) 記号 警告音

(イ) ピピピピピピピ・・・ (連続音)

OFF

約0.2秒

ON

(ロ)

ピピピピ (約 2秒間停止) ピピピピ (約 3秒毎に 7回ずつ)

OFFON

約0.2秒 約3秒

(ハ) ピーー (連続) ON連続

(ニ) ピー (約 4秒間停止) ピー 約1秒

OFFON ON

約5秒

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7 トラブル時の対応

- 46 -

l 動作モード一覧表 • LEDの記号: ・・・点灯 ・・・消灯 ・・・点滅 • BATTERY CAPACITY LED(緑)は、点灯の種類によって以下のように

バッテリーの充電量を表します。 (消灯)・・・0~50% : 充電不足です。停電してもバックアップ

出来ない可能性があります。 (点滅)・・・50~80% : ある程度は充電されていますが、十分な

バックアップ時間は期待できません。 (点灯)・・・80~100% : ほぼ満充電状態です。十分なバックアップ

時間が得られます。

LED № RUN

(緑)

ALARM

(橙)

OVER LOAD (橙)

BYPASS

(橙)

BATTER CAPACITY (緑)

BATTERY ALARM (橙)

警告音 運転状態 摘 要

1 点灯

充電量 表示

― 通常運転 本装置は通常運転

しています。

2 ― 停止中 (入力電源無)

本装置の出力を停

止しています。 入力電源が復電す

れば停止中(№3)となります。 入力電源が復電し

ても停止中(№3)とならない場合

は、入力ブレーカ

がトリップしてい

ないか確認し、ト

リップしている場

合はリセットして

ください。それで

も停止中(№3)とならない場合はお

買い上げ店または

保守担当会社にご

連絡ください。 入力停電が継続

し、バッテリーの

放電が終了したた

めに停止となった

場合は、復電すれ

ば自動的に通常運

転(№1)に戻ります。

3 (b) 遅い

点滅

― 停止中 (入力電源有)

本装置の出力を停

止しています。運

転/停止スイッチ

を約1秒押すこと

で通常運転(№1)に戻ります。

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7.2 動作モード一覧表

- 47 -

LED № RUN

(緑)

ALARM

(橙)

OVER LOAD (橙)

BYPASS

(橙)

BATTER CAPACITY (緑)

BATTERY ALARM (橙)

警告音 運転状態 摘 要

4 点灯

点灯

(イ) 故障 バイパス運転

本装置が故障状態

となり、バイパス

運転に切り換わり

ました。重要な接

続機器は本装置か

ら退避してくださ

い。 この状態では入力

停電が発生しても

バッテリー運転は

できません。 周囲温度・換気を

確認し、約 10分ほどしてから本装置

前面の RESET スイッチを約3秒間

押してください。

問題がなければ通

常運転(№1)に戻ります。上記操作

を 行 っ て も

ALARM LED が

消灯しない、また

は再度点灯する場

合は、お買い上げ

店または保守担当

会社にご連絡くだ

さい。 5 (b)

遅い

点滅

― 手動バイパス

運転 手動でバイパス運

転に切り換わって

います。この状態

では入力停電が発

生してもバッテ

リー運転はできま

せん。

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7 トラブル時の対応

- 48 -

LED № RUN

(緑)

ALARM

(橙)

OVER LOAD (橙)

BYPASS

(橙)

BATTER CAPACITY (緑)

BATTERY ALARM (橙)

警告音 運転状態 摘 要

6 (b) 遅い 点滅

(a) 速い 点滅

(イ) 起動時 入力異常

入力電源が異常の

ため、本装置を起

動できません。 本装置を一旦停止

して、入力電源が

下記条件内である

ことを確認してか

ら再度起動してく

ださい。 入力電圧 :AC160V~288V 入力周波数 :47.5Hz~52.5Hz又 は 57Hz ~63Hz

7 点灯

点灯

点灯

(イ) 通常運転時

出力過負荷 による

バイパス給電

負荷の容量が定格

値を越えて過負荷

状態になったため

に、自動的にバイ

パス給電状態に切

り換わっていま

す。接続機器の容

量を本装置の定格

値以下に減らして

ください。負荷の

容量が定格値以下

になると通常運転

(№1)に戻ります。過負荷継続の状態

では、RESET スイッチを押しても

ブザーは停止しま

せん。負荷投入時

には突入電流で一

時的に過負荷にな

ることがありま

す。

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7.2 動作モード一覧表

- 49 -

LED № RUN

(緑)

ALARM

(橙)

OVER LOAD (橙)

BYPASS

(橙)

BATTER CAPACITY (緑)

BATTERY ALARM (橙)

警告音 運転状態 摘 要

8 点灯 (b) 遅い

点滅

(イ) バイパス運転 出力過負荷

バイパス運転中

で、接続機器の容

量が定格値を超え

ています。接続機

器の容量を本装置

の定格値以下に減

らしてください。 この状態でバイパ

ス ス イ ッ チ

(RESET スイッチと BATT CHECKスイッチを同時に

約 3秒間押す)を押しても通常運転

(№1)に戻りません。

9 点灯

点灯

充電量 表示

(イ) バッテリー運

転 出力過負荷

バッテリー運転状

態で、接続機器の

容量が定格値を超

えています。接続

機器の容量を本装

置の定格値以下に

減らしてくださ

い。 この状態が 100 秒継続すると停止と

なります。重要な

接続機器は本装置

から退避してくだ

さい。 10 点灯

点灯

(イ) 出力過負荷

による停止

接続機器の容量が

本装置の定格値を

大幅に超えて使用

したため、装置を

停止しました。接

続機器の容量を本

装置の定格値以下

に減らし、再起動

してください。 11 点灯

充電量

表示 (ロ) バッテリー運

転 入力電源異常が発

生し、バッテリー

から接続機器へ給

電が開始されまし

た。特に対処の必

要はありません。 入力電源が復電す

れば自動的に通常

運転(№1)に戻ります。

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7 トラブル時の対応

- 50 -

LED № RUN

(緑)

ALARM

(橙)

OVER LOAD (橙)

BYPASS

(橙)

BATTER CAPACITY (緑)

BATTERY ALARM (橙)

警告音 運転状態 摘 要

12 点灯

充電量 表示

(イ) バッテリー運

転 バッテリー電

圧低下

バッテリー運転が

継続し、バッテ

リーの電圧が低下

してきました。定

格負荷の場合、約 2分後にバッテリー

給電が停止しま

す。 重要な接続機器は

本装置から退避し

てください。 入力電源が復電す

れば、自動的に通

常運転(№1)に戻ります。

13 点灯

(b) 遅い 点滅

(ニ) (手動

時)

バッテリー

チェック中 バッテリーチェッ

クが行われていま

す。 手動バッテリー

チェック時はバッ

テリーチェックの

開始と終了時に警

告音が鳴ります。

約 5 秒間バッテリーチェックが行

われた後、問題が

なければ通常運転

(№1)に戻ります。 14 点灯

(a)

速い 点滅

(イ) バッテリー

チェック異常 バッテリーが充電

不足の可能性があ

ります。充電のた

め、そのまま 12時間以上継続運転し

た後、手動でバッ

テリーチェックを

行ってください。 十分なバックアッ

プ時間が確保され

ませんので、重要

な接続機器は本装

置から退避してく

ださい。 再度、この状態に

なった場合は、

バッテリーの故障

です。バッテリー

を交換する必要が

あるためお買い上

げ店または保守担

当会社にご連絡く

ださい。

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7.2 動作モード一覧表

- 51 -

LED № RUN

(緑)

ALARM

(橙)

OVER LOAD (橙)

BYPASS

(橙)

BATTER CAPACITY (緑)

BATTERY ALARM (橙)

警告音 運転状態 摘 要

15 点灯

点灯 (橙)

(イ) バッテリー寿

命 バッテリーの交換

推奨時期が来まし

た。バッテリーを

交換する必要があ

るためお買い上げ

店または保守担当

会社にご連絡くだ

さい。 RESET スイッチを 3 秒間押すことでアラーム(表

示・警告音)は止

まりますが、24時間経過または再起

動時、再びアラー

ム(警告音)が出

ます。 RESET スイッチを 1 秒以上押すことで警告音のみを

停止させると、2週間毎の自動バッ

テリーチェック時

に再度バッテリー

寿命のアラーム

(警告音)が発生し

ます。 16 (b)

遅い 点滅

(b) 遅い 点滅

― 再起動待ち中 本装置背面の RS-232C用コネクタ を 用 い た

RS-232C通信による設定で、本装置

の出力を停止して

います。 設定時に指定した

時間が経過した

後、自動的に本装

置は起動し、通常

運転(№1)に戻ります。 また、運転/停止

スイッチによって

も起動することが

出来ます。

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- 52 -

8 保守

8.1 バッテリーの交換をする l バッテリーの交換時期

損傷 バッテリーは定期的に交換してください 寿命が尽きたまま使い続けると、液漏れや発煙・発火などのおそれが

あります。 次のようなときは、装置内のバッテリーの寿命です。バッテリーを交換してく

ださい。 • 装置前面の BATTERY ALARM LED(橙)が点灯し、警告音が鳴ったとき

• バッテリーの保持時間が3分以下(定格負荷の場合)になったとき バッテリーの寿命は、周囲温度や接続機器の条件により大きく影響を受けます。

例えば、標準的な環境および条件(周囲温度 25℃・定格負荷)でお使いになる場合は、約 3年で新しいバッテリーと交換してください。

周囲温度とバッテリー交換時期の関係

注意

BATTERY ALARM LED(橙)が点灯

30 40 25

1

2

5

0

4 3

8

電池交換 年

装置周囲温度(℃)

35

-ケイコク-

バッテリジュミョウ

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8.1 バッテリーの交換をする

- 53 -

l バッテリーの交換方法

感電 バッテリーの交換は専門の技術者が行ってください 感電のおそれがあります。

損傷 交換するバッテリーは、弊社指定のもの、および新品をお使いくださ

い 指定以外のバッテリーや新旧のバッテリーを混ぜてお使いになると、

液漏れや発煙・発火、装置の故障や不具合の原因となります。

重 要 不要になった使用済みバッテリーの廃棄処理は法的な規制を受けます 専門の産業廃棄物処理業者に依頼するか、お買い上げ店または保守担当会社ま

でご相談ください。 本装置のバッテリーは、活電交換(本装置および接続機器の電源を入れたまま

部品を交換する)(注)ができます。詳しくは、お買い上げ店または保守担当会社

にご相談ください。 注) 活電交換中、本装置はバイパス運転を行います。バイパス運転の状態で

は、停電などの入力電源異常が発生してもバッテリー運転されません。 バッテリーは、次の表のものをお使いください。バッテリーユニットの購入方

法については、お買い上げ店または保守担当会社にご相談ください。

バッテリーユニット 装置形式 バッテリー

ユニット型式

使用 ユニット数 (装置 1台)

質量 (1ユニット)

使用バッテリー 容量

M-UPS050AD1S/2S (5kVA)

RRABU-J4 6ユニット 約 9kg 12V,9Ah×3個

RRABU-J5 4ユニット 約 10kg 12V,5Ah×5個 M-UPS075AD1S/2S (7.5kVA) RRABU-J6 4ユニット 約 4kg 12V,5Ah×4個

M-UPS100AD1S/2S (10kVA)

RRABU-J4 12ユニット 約 9kg 12V,9Ah×3個

注意

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8 保守

- 54 -

l バッテリーの処置・保管 • バッテリーの処置・保管には十分注意してください。廃棄などの際に、バッ

テリーを取り出した場合は、短絡(ショート)防止のため端子に絶縁テープ

を貼るなどの対策を講じた後、乾電池等の電池と混ぜないようにしてくださ

い。 • 本装置は、バッテリーとして小型制御弁式鉛蓄電池を使用しています。小型

制御弁式鉛蓄電池は、埋蔵量の少ない高価な希少資源を使用しておりますが、

これらの貴重な資源はリサイクルして再利用できます。ご使用済みの際は捨

てないで、リサイクルにご協力ください。ご不明な点がありましたら、お買

い上げ店または保守担当会社までお問い合わせをお願い致します。 このマークは、小型制御弁式鉛蓄電池のリサイクルマークです。

Pb

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8.2 冷却ファンの交換をする

- 55 -

8.2 冷却ファンの交換をする l 冷却ファンの交換時期

重 要 冷却ファンは定期的に交換してください 寿命が尽きたまま使い続けると、装置内部の温度が定格仕様外になるおそれが

あります。 次のようなときは、冷却ファンの寿命です。冷却ファンを交換してください。

• 2度目のバッテリー交換のとき 冷却ファンは軸受けの摩耗による寿命がありますので、定期的に新しいファン

に交換することが必要となります。ただし、使用環境に応じて寿命が短くなる場

合もありますので、早めに交換を行ってください。

BYPASS LED(橙)が点灯

ピピピ・・・

(連続音) ALARM LED(橙)が点灯

-コショウ- バイパスウンテン レイキャクファンイジョウ ニュウリョク:***.:V **.*Hz

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8 保守

- 56 -

l 冷却ファンの交換方法

冷却ファンや通風孔に棒や指を入れないでください 感電

けが 感電やけがのおそれがあります。

感電 冷却ファンの交換は専門の技術者が行ってください 感電のおそれがあります。

本装置の冷却ファンは、活電交換(本装置および接続機器の電源を入れたまま

部品を交換する)(注)ができます。詳しくは、お買い上げ店または保守担当会社

にご相談ください。 注) 活電交換は、短時間で行ってください。バイパス運転の状態では、停電な

どの入力電源異常が発生してもバッテリー運転されません。 冷却ファンは、次のものをお使いください。冷却ファンの購入方法については、

お買い上げ店または保守担当会社にご相談ください。 交換ファン型式: M-UPS050AD1S/M-UPS050AD2S RRAF-R1 1個/ RRAF-GX12 2個 M-UPS075AD1S/M-UPS075AD2S RRAF- R1 2個/ RRAF-GX12 3個 M-UPS100AD1S/M-UPS075AD2S RRAF- R1 2個/ RRAF-GX12 3個

注意

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8.3 使わなくなったとき(保管)

- 57 -

8.3 使わなくなったとき(保管) l 保管前の作業

重 要 次のような場所に、保管することは避けてください

• 屋外 • 雨風の吹き込む場所 • 極端に湿気の多い場所や、ほこりの多い場所 • 腐食性ガスや、塩分のある場所 • 直射日光のあたる場所 • 火花や発熱体に近い場所 • 極端な高温下や低温下、または温度変化の激しい場所 • 振動、衝撃の加わる場所

1. 本装置を 12 時間以上運転し、充電を行います。充電後、バッテリーチェック機能(手動)を使って、バッテリーの点検を行います。 詳しくは、「5.3 バッテリーの点検(バッテリーチェック)をする」をご覧ください。 なお、本装置に使用しているバッテリーの保管可能期間は、完全充電状態か

ら約2か月です。

2. 接続機器の電源を切ってから、本装置の電源を切り、装置背面の入力ブレーカをオフにします。 詳しくは、「4.2 電源を切る」をご覧ください。

3. 箱(梱包されていた箱など)に入れて保管します。

l 保管期間が2か月を超える場合 重 要

長期間お使いにならない場合は、2か月ごとにバッテリーの充電を行ってくだ

さい 2か月に一度、本装置を 12 時間以上運転し、バッテリーの充電を行い、充電後、バッテリーの点検を行ってください。 本装置を長期間運転しないで放置すると、バッテリーが自然放電により過放電

状態となり、使用不可能になるおそれがあります。 2か月ごとに、本装置を 12時間以上運転し、充電を行います。充電後、バッテ

リーチェック機能(手動)を使って、バッテリーの点検を行います。 詳しくは、「5.3 バッテリーの点検(バッテリーチェック)をする」をご覧ください。 本装置をお使いにならない場合も、バッテリーは装置内部で自然放電します。

2か月以上放置すると、過放電状態となり、お使いになれないことがあります。

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- 58 -

9 付録

9.1 定格仕様 形 式 M-UPS050AD1S M-UPS050AD2S

定格容量 5000VA/4000W 電圧 100V± 2% 200V± 2% 周波数 50HZまたは 60HZ(装置内部にて自動切換)

通常運転時 入力周波数による 周波数精度 停電運転時 ±0.1%以下

相数 単相2線(アース端子付き) 負荷条件 線形負荷または波高率3倍までの整流負荷 電圧波形歪率 抵抗負荷時:4%以下 整流負荷時:6%以下 過電流保護 実効値:100%以上

ピーク値:定格実効値の 300%以上 (クレストファクタ=3の負荷に耐えること)

接地方式 非接地または、中性点接地

商用給電 切換方式

サイリスタ切換(切換時間:無瞬断) 停電時は切換不可

電圧 100V± 15% 200V± 15% 周波数 50HZまたは 60HZ±5% 相数 単相2線(アース端子付き) 容量 5000VA以下 接地方式 非接地または、中性点接地 力率 0.97以上(定格運転時)

入力高調波電流 IEC61000-3-12による 種類 小型制御弁式鉛蓄電池(長寿命バッテリー) 保持時間 ※3 〔初期値〕

約 10分間 (4000W)

池 公称電圧 216V 周囲温度 0~40℃ 相対湿度 20~95%(ただし結露のないこと) 騒音 50dB(A)以下(装置前面 1m)

他 冷却方式 強制風冷

外形寸法W×D×H 350×700×900 質量 180kg(バッテリー無し:125kg) 適合規格 VCCI CLASS A , UL1778-4th , IEC62040準拠

入力 入出力端子台(L/R,N/S,:M6ネジ) アース端子 入出力端子台(PE(G):M6ネジ)

続 出力 入出力端子台(l1/U1,

l3/V1:M6ネジ) 入出力端子台(l1/U2,l2/V2:M6ネジ)

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9.1 定格仕様

- 59 -

形 式 M-UPS075AD1S M-UPS075AD2S

定格容量 7500VA/6000W 電圧 100V± 2% 200V± 2% 周波数 50HZまたは 60HZ(装置内部にて自動切換)

通常運転時 入力周波数による 周波数精度 停電運転時 ±0.1%以下

相数 単相2線(アース端子付き) 負荷条件 線形負荷または波高率3倍までの整流負荷 電圧波形歪率 抵抗負荷時:4%以下 整流負荷時:6%以下 過電流保護 実効値:100%以上

ピーク値:定格実効値の 300%以上 (クレストファクタ=3の負荷に耐えること)

接地方式 非接地または、中性点接地

商用給電 切換方式

サイリスタ切換(切換時間:無瞬断) 停電時は切換不可

電圧 100V± 15% 200V± 15% 周波数 50HZまたは 60HZ±5% 相数 単相2線(アース端子付き) 容量 7500VA以下 接地方式 非接地または中性点接地 力率 0.97以上(定格運転時)

入力高調波電流 IEC61000-3-12に準拠 種類 小型制御弁式鉛蓄電池(長寿命バッテリー) 保持時間 ※3 〔初期値〕

約 10分間 (6000W)

池 公称電圧 216V 周囲温度 0~40℃ 相対湿度 20~95%(ただし結露のないこと) 騒音 55dB(A)以下(装置前面 1m)

他 冷却方式 強制風冷

外形寸法W×D×H 350 × 700 × 950mm 質量 235kg(バッテリー無し:160kg) 適合規格 VCCI CLASS A , UL1778-4th , IEC62040準拠

入力 入出力端子台(L1/R,N/S,:M8ネジ)

アース端子 入出力端子台(PE(G):M8ネジ)

続 出力 入出力端子台(l1/U1,

l3/V1:M8ネジ) 入出力端子台(l1/U2,l2/V2:M8ネジ)

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9 付録

- 60 -

形 式 M-UPS100AD1S M-UPS100AD2S

定格容量 10000VA/8000W 電圧 100V± 2% 200V± 2% 周波数 50HZまたは 60HZ(装置内部にて自動切換)

通常運転時 入力周波数による 周波数精度 停電運転時 ±0.1%以下

相数 単相2線(アース端子付き) 負荷条件 線形負荷または波高率3倍までの整流負荷 電圧波形歪率 抵抗負荷時:4%以下 整流負荷時:6%以下 過電流保護 実効値:100%以上

ピーク値:定格実効値の 300%以上 (クレストファクタ=3の負荷に耐えること)

接地方式 非接地

商用給電 切換方式

サイリスタ切換(切換時間:無瞬断) 停電時は切換不可

電圧 100V± 15% 200V± 15% 周波数 50HZまたは 60HZ±5% 相数 単相2線(アース端子付き) 容量 10000VA以下 接地方式 非接地または中性点接地 力率 0.97以上(定格運転時)

入力高調波電流 IEC61000-3-12に準拠 種類 小型制御弁式鉛蓄電池(長寿命バッテリー) 保持時間 ※3 〔初期値〕

約 10分間 (8000W)

池 公称電圧 216V 周囲温度 0~40℃ 相対湿度 20~95%(ただし結露のないこと) 騒音 55dB(A)以下(装置前面 1m)

他 冷却方式 強制風冷

外形寸法W×D×H 350 × 700 × 1050mm 質量 300kg(バッテリー無し:190kg) 適合規格 VCCI CLASS A , UL1778-4th , IEC62040準拠

入力 入出力端子台(L1/R,N/S,:M8ネジ)

アース端子 入出力端子台(PE(G):M8ネジ)

続 出力 入出力端子台(l1/U1,

l3/V1:M8ネジ) 入出力端子台(l1/U2,l2/V2:M8ネジ)

(※3)バックアップ時間は実力値であり、保証値ではありません。

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9.2 Additional Description for UL Type

- 61 -

9.2 Additional Description for UL Type

IMPORTANT SAFETY INSTRUCTIONS SAVE THESE INSTRUCTIONS

This manual contains important instructions for UPS GX100 series Models that should be followed during installation and maintenance of the UPS and batteries. ‒ Internal battery voltage is 216 V dc.

Models M-UPS050AD※S-* with suffix, Models M-UPS075AD※S-* with suffix Models M-UPS100AD※S-* with suffix ※: 1 or 2 *: U or W ‒ This unit intended for installation in a controlled environment and

maximum ambient temperature is 25℃ (temperature controlled, indoor area free of conductive contaminants).

‒ Servicing of batteries should be performed or supervised by personnel knowledgeable of batteries and the required precautions. Keep unauthorized personnel away from batteries.

‒ This UPS is intended for use in Japan-domestic. ‒ For All Models, field wiring connection must be made by a UL and CSA

Listed closed-loop terminal connector sized for the wire gauge involved and fully insulated up to terminals. Connector must be fixed using the crimp tool specified by the connector manufacturer. Closed-loop terminal is shown in table 1 , table 2 and table 3 (made by Japan Solderless Terminal).

‒ UPS must be set up with flexible conduit. ‒ Use 75℃ Copper conductors. ‒ Wire size and tightening torque are shown in table 1 ,table 2 and table3. ‒ Circuit diagrams are shown by figure 1. ‒ Circuit Breaker (UL Listed Inverse-time Circuit Breaker) is not provided

on the UPS as shipped without M-UPSXXXAD1S/2S-W. These Models must connect Circuit Breakers for use with the UPS. The rated tripping current of the Circuit Breaker (2 pole type) is as follows:

Table 1. Input rating, wire size, torque, external input circuit breaker size

INPUT & GROUND 2POLE CIRCUIT BREAKER

MODEL Vin(V) Iin(A)

WIRE SIZE AWG

Type of Closed-loop Terminal

TIGHTENING TORQUE (N・m) V A

M-UPS050AD1S-U 100 50 4 R22-6 70 M-UPS050AD2S-U 200 25 8 R8-6 4.1 AC240 35 M-UPS075AD1S-U 100 75 2 R38-8 100 M-UPS075AD2S-U 200 37.5 6 R14-8 9.8 AC240 50 M-UPS100AD1S-U 100 100 1/0 R60-8 125 M-UPS100AD2S-U 200 50 4 R22-8 9.8 AC240 70

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9 付録

- 62 -

Table 2. M-UPSXXXAD1S/2S-W(provided UL489 breaker) Input rating, wire size and torque

INPUT & GROUND

MODEL Vin(V) Iin(A)

WIRE SIZE AWG

Type of Closed-loop Terminal

TIGHTENING TORQUE (N・m)

M-UPS050AD1S-W M-UPS050AD2S-W

100 200 50 4 R22-6 4.1

M-UPS075AD1S-W M-UPS075AD2S-W

100 200 75 2 R38-6 9.8

M-UPS100AD1S-W M-UPS100AD2S-W

100 200 100 1/0 R60-8 9.8

Table 3. Output rating, wire size, torque, external output circuit breaker size

OUTPUT 2POLE CIRCUIT BREAKER

MODEL Vout(V) Iout(A)

WIRE SIZE AWG

Type of Closed-loop Terminal

TIGHTENING TORQUE (N・m) V A

100 50 4 R22-6 70 M-UPS050AD1S-UorW M-UPS050AD2S-UorW 200 25 8 R8-6

4.1 AC240 35

100 75 2 R38-8 100 M-UPS075AD1S-Uor W M-UPS075AD2S-UorW 200 37.5 6 R14-8

9.8 AC240 50

100 100 1/0 R60-8 125 M-UPS100AD1S-UorW M-UPS100AD2S-UorW 200 50 4 R22-8

9.8 AC240 70

Figure 1 - Circuit diagram of All Models

DualConverter

BoostChopper

L

N

PE(G)

S1 S2

AC Input/Outpminal Block

AC Input/Outpminal Block

l1

l3

l1

l2

l1-l3 : AC100Vl1-l2 : AC200V

Relay : Only 5kVA mount

External Battery Box

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9.2 Additional Description for UL Type

- 63 -

DANGER ■ Risk of electric shock

Do not touch uninsulated battery terminal.

WARNING ■ Risk of electric shock ・Do not remove the cover for any reason. There are no user-serviceable parts

inside the UPS. Refer servicing to qualified service personnel.

CAUTION ■ Don’t use this equipment in life support applications where failure of this

equipment can reasonably be expected to cause the failure of the life support equipment or to significantly effect its safety or effectiveness.

■ Risk of electric shock ・Battery and cooling fan replacement should be performed only authorized

servicing personnel. ・The UPS has an internal energy source (the battery). The output may be

energized when the unit is not connected to an AC power line. ・Terminal marked “PE(G)” is intended for connection of the Protective

Earthing (Grounding) conductor(s). This earth connection is essential before connecting supply conductors. Also ensure the reliability of this connection during any servicing, including connection of protective earthing (grounding) conductors to the output (load). ・Capacitor stores hazardous energy. Do not remove cover until 7 minutes

after disconnecting all sources of supply. ・If this UPS installs, removes or does any services, for disconnecting all

sources of supply, be off the external input circuit breaker. ■ For ALL Models, to reduce the risk of fire, ・ Need to provide External Disconnect / Overcurrent Protective Device for

the AC input and the AC output. -for example ,an UL Listed branch circuit breaker with suitable ratings could provide both functions (disconnect and overcurrent protection).

・ Suitable rating of input and output circuit breakers are shown in Table1 and Table2.

■ Risk of explosion if battery is replaced by an incorrect type. Dispose of

used batteries according to the instructions.

■ Do not dispose of batteries in a fire. The batteries may explode.

■ Do not open or mutilate batteries. Released electrolyte is harmful to the skin and eyes. It may be toxic.

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9 付録

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■ A battery can present a risk of electrical shock and high short-circuit current. The following precautions should be observed when working on batteries:

a) Remove watches, rings, or other metal objects. b) Use tools with insulated handles. c) Wear rubber gloves and boots. d) Do not lay tools or metal parts on top of batteries. e) Disconnect charging source prior to connecting or

disconnection battery terminals. f) Determine if battery is inadvertently grounded.

If inadvertently grounded, remove source from ground. Contact with any part of a grounded battery can result in electrical shock. The likelihood of such shock can be reduced if such grounds are removed during installation and maintenance (applicable to equipment and remote battery supplies not having a grounded supply circuit).

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富士電機システムズ株式会社 UPS全国サービスネットワーク

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道東支店 ℡ (0155)27-1621 〒080-0803 北海道帯広市東三条南十丁目 15番地

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福島支店 ℡ (024)939-2913 〒963-8033 福島県郡山市亀田一丁目2番5号

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群馬支店 ℡ (027)326-9601 〒370-0044 群馬県高崎市岩押町 18番3号

栃木営業所 ℡ (028)639-5565 〒321-0953 栃木県宇都宮市東宿郷三丁目1番9号(USK東宿郷ビル)

東関東支社 ℡ (043)266-8963 〒260-0843 千葉県千葉市中央区末広四丁目 20番1号

水戸支店 ℡ (029)275-2951 〒312-0052 茨城県ひたちなか市東石川三丁目 21番7号(大山ビル)

鹿島営業所 ℡ (0299)95-0151 〒314-0116 茨城県鹿島郡神栖町奥野谷 2134番2号(アインビル)

松戸営業所 ℡ (047)340-3401 〒270-0014 千葉県松戸市小金 17番地8号(光新ビル)

南関東支社 ℡ (045)476-7852 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目7番 17号(KAKiYAビル)

北陸支社 ℡ (076)441-1238 〒930-0004 富山県富山市桜橋通り3番1号(富山電気ビル)

新潟支店 ℡ (025)284-5325 〒950-0965 新潟県新潟市新光町 16番地4(荏原新潟ビル)

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三重支店 ℡ (0593)53-3471 〒510-0067 三重県四日市市浜田町6番 11号(第一加藤ビル)

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山口支店(分室) ℡ (0836)22-7546 〒755-0031 山口県宇部市常盤町一丁目6番 37号(宇部電機センタービル)

四国支社 ℡ (087)851-0085 〒760-0017 香川県高松市番町一丁目6番8号(高松興銀ビル)

九州支社 ℡ (092)262-7855 〒812-0025 福岡県福岡市博多区店屋町5番 18号(博多NSビル)

北九州支店 ℡ (093)511-2343 〒802-0014 福岡県北九州市小倉北区砂津二丁目1番 40号(富士電機小倉ビル)

南九州支店 ℡ (099)226-1909 〒892-0846 鹿児島県鹿児島市加治屋町2番1号(カクイわたビル)

沖縄支店 ℡ (098)866-0341 〒900-0004 沖縄県那覇市銘苅二丁目4番 51号(ジェイツービル)

発行 神戸工場 ((078)991-3784 〒651-2271 神戸市西区高塚台四丁目1番地1

本資料の内容は製品改良などのために変更することがありますのでご了承ください。

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