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UXDの3つのステップと代表手法について紹介しています。参考http://www.imjp.co.jp/report/whitepaper/20121018/000871.html
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1- 【概説】
UXD代表的10手法
のご紹介
調査~仮説立案~
設計~検証のアプローチ
0
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
1
UXDは仮説検証と改善のサイクル
STEP 1
調査し、把握する
STEP 2
設計し、つくる
STEP3
再評価・ チューニング
UXD
3つの
ステップ
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
2
STEP1 調査し、把握する ~そのポイント~
意識できているが、 言葉では表せない事
・ そもそも意識できない事
意識できていて、 言葉で話せる事
通常のインタビューや アンケートで聞き取れる。
通常のインタビューや アンケートで聞き取れないが
行動には表れている可能性がある。
顧客のホントの心理を知る。
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
3
深層面接法
信頼関係を築いて初めて話してもらえる本音を知る
STEP1 調査し、把握する 手法例
「でもBがあるじゃないですか、実はそっちが最近いいなと…
Aについてどう思いますか?はっきり答えられなくても構いませんよ。
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
4
観察したい行動を目の前で再現することで、事実を顕在化させる
「自分って、いつも、こうしてるんだ。 考えたことなかったなあ。」
STEP1 調査し、把握する 手法例
文脈的調査
なぜと聞かれても結構答えられないものだ…
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
5
現場の環境要因、実際の場面でしか見れない行動の背景を捉える
STEP1 調査し、把握する 手法例
まずジャケットの情報をチェック
そして試聴機で聞こうとするが、そこで多くの人が迷っている…
フィールドワーク
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
6
STEP2 設計し、つくる ~そのポイント~
属性毎の利用状況を鑑みる。
父、母、息子、娘それぞれ 100%満足させる“足し算”のクルマをつくると不満足も増加
父、母、息子、娘の利用状況を優先付けし、必要性の薄いものは“引き算”した全体最適
×
○
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
7
属性毎の性格や行動特性を人物像化し、開発者内で意識共有する
STEP2 設計し、つくる 手法例
ペルソナ法 シナリオ法
ペルソナに目標を持たせ、達成するまでの過程を辿ることで、ニーズや気持ちを分析する
+
「僕は、こんな人で、こんな暮らし方だよ。いつも僕の気持ちになって考えてね。」
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
8
STEP2 設計し、つくる 手法例
ストーリーボード
利用シーン/画面想定をステップ毎に壁に貼り、多くの開発関係者でレビューし設計精度を向上
ペルソナ
シナリオ
ペルソナはこの機能を使いたいのかしら?
その順番は逆のほうがペルソナの気持ちにあうと思う。
ここで躓きそうだな…
画面多すぎか?
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
9
STEP3 再評価、チューニング ~そのポイント~
開発者側の思い込みを正す。
「プロなんだから模型で
検証しなくてもわかるでしょ?
すぐに建物つくってよ」
「プロだからこそ、
検証するんです」
ex) 建築図面は模型化して評価検証する ex) プログラミングはデバッグを必ず行う ex) 工業製品は必ず検品される
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
10
ペーパー プロトタイピング
STEP3 再評価、チューニング 手法例
オズの魔法使い
紙に手描きした画面を動かすことで短期間・低コストで評価する
+
ユーザテスト
5名の被検者でユーザビリティ問題の約8割を発見できる
http://www.useit.com/alertbox/20000319.html
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
11
STEP3 再評価、チューニング 手法例
NEM
操作タスク毎の学習負荷を定量的に評価する
Novice Expert ratio Method NE比 = Tn / Te Tn : 初心者ユーザが要した平均時間 Te : エキスパートユーザが要した平均時間
VS
初心者 エキスパート
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
12
<参考>
その他のUXD手法
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
13
ユーザジャーニーマップ
顧客体験の全体像を時間軸で俯瞰し、関係者間で共有。図式化のフォーマットは多種多様で王道なし
世界各国の UXD企業が 実践中
I・CON フォローアップセミナー 1-【概説】
14
フォトダイアリー アイトラッキング
顧客体験のインプットを連続した写真情報から得ることで気づく発見が多い
意識せずに見ている/見ていない画面要素の証拠を掴み、合意形成に利用する
例えば
ユーザテスト と併用
O2O系 スマホ利用 の案件に効く