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Z3R0D YOUNG GUNS CAMP 2014
キャンプレポート
2014年 2月 12日（水）～14日（金）
サンセットブリーズ保田 （千葉県安房郡鋸南町）
■キャンプ概要
開催日 ２０１４年２月１２日（水）～１４日（金）
会 場 千葉県鋸南町 サンセットブリーズ保田（299-1909 千葉県安房郡鋸南町大六 1032）
およびその周辺施設
人 数 34名
コーチ 小池 賢、平松 弘道（SUNNY FISH）、梅田 祐輝（サンクスアイ）
サポート 高峰 直美（Hi-RIDGE）
■広告
・facebook／チラシ
・毎日新聞（愛知版） 2014年 1月 1日発行
■協賛
青山トライアスロン倶楽部、株式会社アキボウ、INDEX、株式会社SUNNY FISH、
サンセットブリーズ保田（株式会社R.project）、Z3R0D、藤原図案、
MAYSTORM（メイストームトレード有限会社）、LUMINA（シーオス株式会社）
※五十音順
＜協賛Ｔシャツ＞
■スケジュール
DAY1(2/12)
1100 集合、チェックイン、準備
1130-1200 移動 ジョグ
1200-1300 スイム （オープンウォーターを想定したトレーニング） ※詳細は別途参照
1300-1500 休憩
1530-1700 ラン （トライアスロンでのランニングをイメージした動き作り) B&G 海洋センター裏広場
1800-1900 夕食
1930-2200 座学
DAY2(2/13)
0600-0700 ラン(希望者のみ)
0700-0800 朝食
0830 出発
0900-1030 スイム （レースを想定したシュミレーショントレーニング） ※詳細別途参照
1045 出発
1100-1200 昼食
1200-1300 休憩
1300-1600 バイク 2ｈくらい＆ラン 30min
W-up25km ローテーション 5km×3セット 15分サークル ターン、ローテーション練習 約 2h
1set目 4名（8team）、2set目 10名（4team）、3set目 10名（4team） ※女子サポート：高嶺
佐久間ジョギング 6km or 15min turn
1800-1900 夕食
1900-1930 アキボウ商品プレゼン （アキボウ武田様より）
1930-2200 座学＆懇親会
DAY3(2/14)
0700-0800 朝食
0900-1030 閉校式、表彰、解散 ※大雪のためトレーニングは中止
■コーチ陣プロフィール
・小池賢
■出身
千葉県習志野市
■出身校
八千代高校－東洋大学
■成績
＜2013年＞
日本選手権 17位
千葉県選手権 2位
＜2012年＞
日本選手権 12位
ワールドカップ 出場
■その他
2009年～12年 JTU強化指定選手
JTU初級指導者
千葉で地域密着型トライアスリート活動、練習会、小学校訪問など行う
・平松弘道
■所属
SUNNY FISH
■出身
東京都目黒区
■所属校
学習院高校―学習院大学
■成績
＜おもな成績＞
日本学生選手権 3位
日本選手権 11位
ITU コンチネンタルスービック大会 2位
ワールドカップ出場
全日本トライアスロン宮古島大会 3位
アジアデュアスロン 2連覇
世界デュアスロン選手権 29位
・梅田祐輝
■所属
サンクスアイ
■出身
埼玉県
■出身校
県立松山高校―日本大学
■成績
＜2013年＞
関東トライアスロン選手権 3位
日本トライアスロン選手権 21位
＜2012年＞
東京都トライアスロン選手権 優勝
■その他
日本トライアスロン連合強化 B指定選手
2011〜現在 アスロニアトライアスロンアカデミーコーチ
その他、合宿、イベント、パーソナルトレーニング等
・高嶺直美
■所属
Ｈｉ-ＲＩＤＧＥ
■出身
東京都
■出身校
私立品川女子学院高等部―東京女子体育大学
■成績
＜2013年＞
アジアカップ天草大会 7位
東京都トライアスロン選手権 準優勝
ジャパンカップ七ヶ浜大会 9位
アジアカップ村上大会 4位
日本トライアスロン選手権 11位
＜2012年＞
関東トライアスロン選手権 3位
東京都トライアスロン選手権 優勝
日本トライアスロン選手権 16位
＜その他おもな成績＞
2011 関東トライアスロン選手権 準優勝
2011 東京都トライアスロン選手権 準優勝
2011 佐渡国際トライアスロン大会 B タイプ 優勝
2011 日本トライアスロン選手権 24位
■キャンプレポート
・初日（スイム、ラン、座学）
開会式の後、鋸南町 B&G海洋センタープールに移動。午前中は小池賢コーチによるスイム練習。
上陸後の心拍変動対策や、コースロープを外すなど、プール全体を貸切り、オープンウォーターを意
識した練習をおこないました。※練習メニュー詳細は●ページ参照
午後は梅田祐輝コーチによるランニングフォームのチェックを中心としたトレーニングをおこないまし
た。基礎的な動きを中心におこない、参加者の皆さんが合宿後も活用できるような内容を繰り返し
おこないました。
夕食後は各コーチによる講義がおこなわれました。2013 年の日本選手権等のメインレース前の
実際のカレンダーやトレーニングメニューを見ながら、コンディション、トレーニングなど各コーチが意識
的に取り組んでいることを中心に話をしました。
講義後も選手から各コーチへの質問が絶えなく続き、選手の意識の高さを感じる時間となりました。
・2日目（スイム、ＤＵＡ、座学、懇親会）
初日に続き、午前中は鋸南町 B&G 海洋センタープールにて、小池賢コーチによるスイム練習がお
こなわれました。トライアスロンレース本番を想定した実践感覚を身につける目的のトレーニングを中
心におこなわれました。スイムパートをスタート、中間、フィニッシュの 3パートに分類し、各パートで意
識すべきポイントを押さえるためのトレーニングなどがおこなわれました。
午後は翌日の天気を考慮し、本来最終日におこなう予定だったバイクローテーションおよびデュア
スロン練習をおこないました。鋸南町の交通量の少ない見通しの良い道路を使い、パートごとに別
れ、普段はなかなかトレーニングすることが難しいローテーション練習をおこないました。また、スイム
以降のバイク・ランの実践を想定したトレーニングをおこないました。
夕食後、誕生日の梅田コーチにはケーキのほか、日本体育大学の選手による「えっさっさ」により
サプライズのお祝いがありました。その後は日中撮影したローテーションの様子を取り上げながら、レ
ース中におけるバイクの注意点やポイントの講義をおこないました。また、メインスポンサーの
Z3R0D 様、アキボウ様など各スポンサー様より実際の商品をお見せしながら、ご紹介頂きました。
講義形式の話を終えた後は自由に懇親の時間を設け、コーチへの質問や、スポーンサー様の商品
の検討、選手同士の交流などが夜遅くまでおこなわれました。
・3日目（閉会式） ※雪予報により予定変更
本来 3日目におこなわる予定だったトレーニングを 2日目におこない、天気の悪化が
予想されたため、全員がスムーズに帰宅できることを第一優先に考え、閉会式のみ執
り行われました。各コーチ、選手、全員から今回の合宿に対してのコメントを頂きました。
その後、各賞の発表があり、ＭＶＰには肥後巧選手、アキボウ賞には堀内保大選手、
佐藤佳澄美選手、Z3R0D 賞には西隼祐選手、小関優允選手がそれぞれ選ばれました。
■スイムメニュー詳細
・初日
・2日目
SWIM AM1200-PM1300 12/02/2014
テーマ オープンウォーターを想定
コース分け 1コース 3コース 4分30秒～5分00秒 5コース 5分30秒～6分00秒※400タイム基準 2コース 4コース 5分00秒～5分30秒 6コース 6分00秒～
Ｓｔｙｌｅ Ｄｉｓｔａｎｃｅ Times Set MenuW-up Choice 200 x 1 1 0:05:00 200 200 0:05:00 0:05:00
250 x 2 1 1~2 0:03:30225 x 2 1 3 0:03:30200 x 2 1 4 0:03:30175 x 2 1 5 0:03:30150 x 2 1 6 0:03:30
Loosen Choice 50 x 1 1 0:03:00 50 650 0:03:00 0:15:00100 x 6 1 1~2 0:01:10100 x 6 1 3 0:01:15100 x 6 1 4 0:01:20100 x 5 1 5 0:01:3075 x 6 1 6 0:01:30
Loosen Choice 50 x 1 1 0:03:00 50 1300 0:03:00 0:25:30Swim Fly/Fr 150 x 3 1 0:05:00 Repeat/25Fly-Up-25Fr 450 1750 0:15:00 0:40:30Loosen Choice 50 x 1 1 0:03:00 50 1800 0:03:00 0:43:30Swim Fr 180 x 2 1 0:05:00 Race/OpenWater 360 2160 0:10:00 0:53:30Swim Fr 25 x 4 1 0:01:00 Sprint/Openwater 100 2260 0:04:00 0:57:30C-dw Choice 200 x 1 1 0:06:00 200 2460 0:06:00 1:03:30
～4分30秒
Cycle
1t/Left,2t/Right&No Turn Swim Fr
Swim Fr Rotation 600 1250 0:22:30
400 600 0:07:00 0:12:00
0:07:30
SWIM AM1000-1200 13/02/2014
テーマ 実戦感覚を養う
コース分け 1コース 3コース 4分30秒～5分00秒 5コース 5分30秒～6分00秒※400タイム基準 2コース 4コース 5分00秒～5分30秒 6コース 6分00秒～
Ｓｔｙｌｅ Ｄｉｓｔａｎｃｅ Times Set Cycle MenuW-up Choice 400 x 1 1 0:08:00 SKPS 400 400 0:08:00 0:08:00
400 x 1 1 1~4350 x 1 1 5300 x 1 1 6400 x 1 1 1~4350 x 1 1 5300 x 1 1 6100 x 8 1 1~4 0:01:30100 x 7 1 5 0:01:45100 x 6 1 6 0:02:00400 x 1 1 1~4350 x 1 1 5300 x 1 1 650 x 3 2 1~4 0:01:10 Des1to3x250 x 5 1 5 0:01:20 Des1to550 x 4 1 6 0:01:30 Des1to4
Loosen Choice 100 x 1 1 0:05:00 100 2800 0:05:00 0:56:00200 x 1 1 + 0:00:10 DiveHard 200 3000100 x 4 1 + 0:00:10 RacePaceKeep 400 3400100 x 1 1 + AllOut 100 3500
Loosen Choice 100 x 1 1 0:05:00 0:05:00 1:11:00Swim Fr 25 x 4 1 0:01:00 Sprint Nomal,Float/alt 100 3600 0:04:00 1:15:00Swim Fr 50 x 1 1 AllOut 0:05:00 1:20:00C-dw Choice 200 x 1 1 0:06:00 200 3800 0:06:00 1:26:00
～4分30秒
400 800 0:08:00
400
Kick FlyFr
10STHup10STSwim
Drill Fr
Drill Fr
0:08:00 25Scull25Pull wBuoy Ankle
Kick Fr
Swim Fr
0:08:00
Drill Fr
0:08:00
1200 0:08:00
400 1600 0:12:00
0:16:00
0:24:00
0:36:00
0:44:00
0:51:00
1:06:00
400 2400 0:07:00
Right,Left/alt wPaddle
400 2000 0:08:00
0:10:00
25Fly25Fr wBoard
■感想（受賞選手）
・MVP 肥後巧選手（東海大学進学予定）
・アキボウ賞 堀内保大選手（同志社大学）
「02/12～02/14の三日間、千葉のサンセットブリーズにてYoung Guns Campに参加しました。
最も意欲的に合宿に取り組んでいた選手として、アキボウ賞を頂きました。今合宿に魅力を感じて、
京都という遠隔地から来たので、少しでも多くのことを、持って帰ろうと思い取り組んでいた事が、
評価されたのだと思います。座学や練習の最中に教わったことは、生きた知恵として持ち帰ること
ができました。ここで持ち帰ったことを今後活かして練習し、インカレ入賞に繋げたいと思います。合
宿関係者の皆様、本当にありがとうございました。」
・アキボウ賞 佐藤佳澄美選手（順天堂大学）
「Z3R0D YOUNG GUNS CAMP
には web にて募集のページを見
つけた瞬間に『チャンスを見つけ
た！』と思い即参加を決めまし
た。ひとつでも多く収穫を持ち帰
り力にすると決め臨んだ合宿でし
たが、内容ははるかに予想を越え
自分に足りないものばかりを教え
てくれる３日間でした。何よりトラ
イアスロンに対する気持ちをより
熱くさせてくれる合宿であったと思
います。 この環境を与えてくださったすべての方々に感謝しています。」
・Z3R0D賞 西隼佑選手（福井工業大学）
「Z3R0D 賞、ありがとうございます。今回の合
宿に参加して学生だけの合宿という事もあって
刺激をもらい仲間が増えたと思います。 僕は日
頃、スイム練習の方は水泳部と一緒に練習をし
ているのですが、バイクとランの方は一人だけで
やっているので、バイクのローテーションやランニ
ングのドリルなどを教えてもらい、とても参考にな
り自分の弱い部分が明確にわかった気がしま
す。練習の方も充実していましたが、食事の方
も充実して栄養などの事を考えて下さっていたのでとても恵まれた環境で合宿をさせてもらっていた
事に感謝したいと思いました。また、機会があれば是非参加したいと思います。」
・Z3R0D賞 小関優允選手（仙台大学）
「多勢の他大学の選手たちと練習をできる機
会をつくっていただきありがとうございます。大学
の練習では指導者がいないのでコーチたちに指導
していただいたことで、自分だけでは気づかずにや
っていた動作を知識が増えたことで、意識して動
作するようになり自分の成長に繋がりました。あり
がとうございます。またレース以外では関わること
のない関東の選手達と練習ができたことにより自
分の実力不足と遅れとっているのを感じましたし、いい刺激をいただき来シーズンに向けてさらに練
習に熱が入りました。合宿ではコーチ、スタッフ、他大の皆さんにお世話になりました。ありがとうご
ざいました。またレースや練習でお会いした際はよろしくお願いします。次回も合宿がある際は是非
参加したいです。」
■感想（コーチ）
・小池賢コーチ
自分にできることで スポーツ・地域・ト
ライアスロンが盛り上がったらいいなとい
う想いから 今回の学生向けトライアスロ
ンキャンプを企画しました。 残念ながら3
日目はあいにくの雪のため 早めの解散
としたためトレーニングはできませんでし
たが 3 日間で非常に良い雰囲気が出来
上がりました。
特に印象に残ったのは昨晩の振り返り
時の女性陣のアツいトライアスロントー
ク。 この風景見たときはとてもうれしい気持ちになりました。
当初は学生たちになにか掴んでもらえたらと思っていましたが逆に自分自身が一番刺激をもらえ
たように思います。今後も今回のようにアツい想いのある場所・機会をもっともっともっと作っていき
たいと思います。
素晴らしい出会いに感謝！
・平松弘道コーチ
3日間を通して、学生達の礼儀正しく、素
直に吸収する姿勢には僕らも背筋を正さ
れ、大いに刺激をもらいました。いずれ、数
年で自分たちに追いつく追い越すであろう
若者たちに、自分より遥かに才能のあるこ
の若者達に、本気で教えたいと思えるよう
になったのは年を重ねたからでしょうか。い
や、たぶん、本気の学生の姿勢に、こちらも
本気でやりたいと思ったのと、一緒にレベ
ルの高いレースをしたい、いいレースを作っていきたい仲間だと思えたからでしょう。素晴らしい機会
を与えてくれた ZEROD とサンセットブリーズ保田の両スポンサー、そして協賛いただいたアキボウ
（FUJI）さんはじめ、各社に感謝したいと思います。
・梅田祐輝コーチ
自分自身も学生界出身のトライアスリートとして、
今回の合宿で少しでも学生の力になれたことを嬉しく
思います。
キャンプでは 2 泊 3 日という時間を共有し、学生
たちのパワー、そして"強くなりたい"という想いを肌で
感じることができました。今回の合宿で得た情報を持
ち帰って、強くなりたいという気持ちを具現化してほ
しいと思います！
今シーズンのヤングガンズの活躍を見られるのが楽しみです！
・高嶺直美コーチ
女子選手のサポート役としてオファーを頂
き、緊張と楽しみな気持ち半々で合宿当日
を迎えました。
各大学の部活やサークルでは女子選手
が少ないという環境で練習をしているとい
うこともあり、参加していた皆が良く情報交
換を行い積極的に学ぶ姿勢、また、競技面
だけではなく生活の基本である、あいさつ
や礼儀正しい姿とても輝いて見えました。
学生のパワー溢れる環境に携わることができ、私自身もとても勉強になりました。
■事後アンケート
「キャンプに参加して良かったか」 平均： 5.00 （全員満点）
「キャンプの内容」 平均： 4.88
「次回参加したいか」 平均： 4.88
「食事」 平均： 4.85
「スイムパートについて」 平均： 4.82
「バイクパートについて」 平均： 4.79
「ランパートについて」 平均： 4.76
「違う地域でも参加したいか」 平均： 4.52
「キャンプの価格について」 平均： 2.73
■メディア掲載
LUMINA4月号（2014年 3月 1日発売）
