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ターゲッ トシステムとの接続

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2.2.32.2.32.2.32.2.3 JTAGJTAGJTAGJTAG ケーブルケーブルケーブルケーブルのののの接続接続接続接続 ((((TX49TX49TX49TX49_EJTAG_40P)_EJTAG_40P)_EJTAG_40P)_EJTAG_40P)

TX49 で JTAG 機能を使ったデバッグを行う場合はターゲッ トボード上に、 JTAG ケーブル

を接続するための回路やコネクタが必要になります。 以下の図を参考にしてターゲッ ト上

に回路を用意しておいてください。 また、必ずご使用の CPUのユーザーズマニュアルもあ

わせてご確認ください。なお、JTAG ケーブルは TX49_EJTAG_40P( ト レース対応 ) ケーブルを

使用して ください。 ターゲッ ト 側が 38 ピン高密度コネク タの場合は、 オプシ ョ ンの

『TX49_EJTAG アダプタ』 が必要です。 『JTAG ケーブルの接続 (TX49_EJTAG_38P 高密度コネ

クタ )』 (30頁) を参照してください。

(1) ターゲット に用意するコネクタ (TX49_EJTAG_40P)

図 2-9 JTAG 接続コネクタ推奨回路例 (TX_49_EJTAG_40P)

注1. *1パターン長はできるだけ短く してください。

33Ω×13

33Ω

1

2

39

40

TX49 CPU TX49 EJTAG Connector

TX49 EJTAG part number

FTSH-120-01-L-D (SAMTEC,INC.)

10KΩ×4

12

1

13

9

3

5

7

*2

*4

*5

*6

*3

*2

*2

*2

*2

*2

*2

*2

*2

/TRESET(in)

/TRST

/RESET(out)

TCK

TDI/DINT

TDO/TPC[0]

35TPC[1]

TMS

25

15

17

19

21

27

23

DCLK

PCST[0]

PCST[1]

PCST[2]

PCST[3]

PCST[4]

29PCST[5]

31PCST[6]

PCST[7]

PCST[8]

PCST[0]

PCST[1]

PCST[2]

PCST[3]

PCST[4]

PCST[5]

PCST[6]

PCST[7]

PCST[8]

/RESET

/TRST

TCK

TDI

TDO

TMS

DCLK

2TVDD

11VCC

4,6,8,10,14,16,18,20,

22,24,26,28,30,32,34,

36,38,40

10KΩ

*2 33

*2

*2

*2

*1

*1

*1

*1

*1

Reset Logic

37TPC[2]

39TPC[3]

TPC[1]

TPC[2]

TPC[3]

VCC

VCC

10KΩ

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注 2. *2 これらの信号はトレースで使用する高速な信号線です。 パターン長は 短でか

つ交差なく、 パターン間隔を広く配線することを推奨します。 また、 パターン長

は等長配線になるようにして ください。 兼用ピンになっている場合はCPUのでき

るだけ近いところで、 パターンを切り替えられるようにジャンパー等の回路を追

加してパターンを設計してください。 トレース機能を使わない場合は未配線でも

かまいません。

注 3. *3 このピンは抵抗 (10KΩ) を介して I/O電源に接続することを推奨します。 GNDに

接続でも問題ありません。 このピンの機能については後述のターゲッ ト電源監視

を参照してください。

注 4. *4 このピンは未接続を推奨します。 電源に接続でも問題ありません。 機能につい

ては後述のターゲッ ト電源監視を参照してください。

注 5. *5 /TRSETはCPUのリセッ ト信号をツールに出力する端子です。 本製品でこの信

号は現在未使用ですが配線することを推奨します。

注 6. *6 /RESETは、 本ツールからの負論理オープンコレクタ出力信号です。 この信号

で CPU をリセッ トできるようにリセッ ト回路を設計してください。

【注意】

CPUによってはト レース信号出力が兼用ピンになっているものがあり、 ト レースを使用す

る場合、 リセッ ト時に設定する必要があります。 CPU 及びボードのマニュアル等を参照し

て、 兼用ピンの確認と設定をして下さい。 また、 ボード設計時には、 これらの設定が可能

なよ うに、 ジャンパー等の回路を追加してください。

表 2-4 TX49 ト レース兼用ピン

CPU 名 設定端子 トレースで使用する場合の論理

兼用機能

TX4925 TDO Low PCMCIA

TX4938 DATA[6] Low ETHER1

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ターゲッ トシステムとの接続

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(2) コネクタピン配列 (TX49_EJTAG_40P)

使用コネクタ型番 FTSH-120-01-L-D(ストレート ) (SAMTEC 社製 )

表 2-5 TX49_EJTAG_40P コネクタピン配列

*1:TVDDは、 10KΩの抵抗を通して I/O電源に接続してください。

*2:/TRESET信号はCPUのリセッ ト信号をツールに出力する端子です。本製品でこの信号は

現在未使用ですが配線することを推奨します。

*3: これらの信号はトレースで使用する高速な信号線です。パターン長は 短でかつ交差な

く、パターン間隔を広く配線することを推奨します。 また、パターン長は等長配線にな

るようにしてください。兼用ピンになっている場合は CPUのできるだけ近いところで、

パターンを切り替えられるようにジャンパー等の回路を追加してパターンを設計して

ください。 トレース機能を使わない場合は未配線でもかまいません。

*4: このピンは未接続を推奨します。 電源に接続でも問題ありません。 機能については後述

のターゲッ ト電源監視を参照してください。

PIN 番号 信号名 PIN 番号 信号名

1 /TRST 2 TVDD *1

3 TDI/DINT 4 GND

5 TDO/TPC[0] 6 GND

7 TMS 8 GND

9 TCK 10 GND

11 NC *4 12 /TRESET(in) *2

13 /RESET(out) 14 GND

15 PCST[0] *3 16 GND

17 PCST[1] *3 18 GND

19 PCST[2] *3 20 GND

21 PCST[3] *3 22 GND

23 PCST[4] *3 24 GND

25 DCLK *3 26 GND

27 PCST[5] *3 28 GND

29 PCST[6] *3 30 GND

31 PCST[7] *3 32 GND

33 PCST[8] *3 24 GND

35 TPC[1] *3 36 GND

37 TPC[2] *3 38 GND

39 TPC[3] *3 40 GND

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(3) ターゲッ ト電源監視

JTAG のツール側から出力信号 (TCK,TMS,TRST,TDI) の電圧レベルは、 入力された電圧レベ

ルをバッファの電源としていますので、 ターゲッ トの電圧と同じ電圧で出力されます。 こ

のときの、 電圧範囲は、 1.8V-3.3Vの範囲を許容します

本プローブはターゲッ ト電圧検出を IC ク リ ップまたは、 コネクタの 2番ピン /11番ピンの

いずれかを選択できます。 下図の TX49-EJTAGプローブの JP1によって設定します。

図 2-10 ターゲッ ト電源選択 (TX_49_EJTAG_40P)

コネクタ 2番ピンおよび 11 番ピンのどちらもターゲッ トの IO 電源が接続されていない場

合は、 付属の IC ク リ ップでターゲッ ト IO電源に接続してください。 IC ク リ ップは、 JTAG

ケーブルの両端の両方のプリン ト基板上のいずれかに接続できます。JTAG コネクタの 2番

ピンまたは 11番ピンが電源接続されている場合は、 IC ク リ ップの接続は不要です。

表 2-6 ターゲッ ト電源選択 (TX_49_EJTAG_40P)

入力箇所 JP設定 備考

ク リ ップ (赤) CLIP ターゲッ トの JTAG  IO電圧は付属の IC ク リ ップから供給します。 (消費電流は TYP  30mA)

2 番ピンも 11 番ピンのどちらにも電源が供給

されていない場合。

TX49-EJTAG 2PIN

2PIN (defult) 推奨回路のよ うに、 コネクタ 2番ピンにターゲット IO電源が接続されている場合。 ( 2番ピンの消費電流は TYP 1mA以下 )

TX49-EJTAG 11PIN

11PIN 11番ピンにターゲッ トの IO電源が接続されている場合 (消費電流は TYP 30mA)

JET Side


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