A’
A
B’B
ショーケース
レジ
和菓子製造厨房
±0 -300
抹茶製造厨房
Ⓟ
四間道レストラン
マンション
平面図 1/300
歴史的建造物
歴史的建造物
歴史的建造物
歴史的建造物 歴史的建造物歴史的建造物
歴史的建造物
道路
道路
C’C
②アラカシ→南側は歴史的建造物ではないので、隠すためにアラカシを用いる。アラカシの葉は幅広で卵型に近く、緑色が濃い。常緑樹なので 1年葉を落とすことはなく、緑の少なくなる冬でも楽しむことができる。
1000 400150
B-B’ 断面図
900
1500
1500
お店そのものの存在を地下に隠すことで、外から見たときに周りの歴史的な景色を壊さず、自然に四間道の街並みに溶け込む
ことができる。室内では、お茶を楽しみながら外に建ち並ぶ歴史的建造物を見ることができ、周囲との繋がりも視覚的に感じら
れる。 また、土の層を顕にした空間をつくることで、地下からも歴史を感じることができ幻想的な空間になるだろう。
B-B’ 断面図 1/200
2400
1500
A-A’ 断面図 1/200
1000 40000150
900
計画敷地
浅間神社
四間道 右近
鴨料理 風月
四間道レストラン
四季の蔵 右近
月のうさぎ
四間道ガラス館
Ⓟ
Ⓟ
Ⓟ
□計画敷地周辺□
北面
西面
南面
名古屋にはまだよく知られてない魅力がある。その一つとして “四間道” が挙げられる。四間道とは蔵や町屋が建ち並び、風情を感じることのできる昔ながらの素敵な場所である。しかし、知名度は低く、愛知県住みの人でも知らない人が多い。その原因は、四間道にあるお店であると私達は考えた。四間道にはお高めな懐石料理の料亭が多数あり、雰囲気はとても良いが若い世代にとっては気軽に入りづらいお店である。そのため街並みだけを楽しんで、違う場所へ出かけてしまう人が多い。 この問題を解決するため今回私達は、四間道の風情溢れる街並みを堪能しながら、ゆっくりと休憩ができ、かつ四間道の魅力や歴史をより知って、「また来たい」と思ってもらえるようなお店兼休憩スペースを提案する。
□コンセプト□
□店名・ロゴタイプ□ この店の名前は「茶房」と書いて、「ちゃぼう」と読む。抹茶(茶)を楽しむことのできる茶室のような空間(房)という意味である。 繋がりをロゴタイプでも表現するため、「茶」と「房」の一部分繋がっている。
□エクステリア□
四間道界隈は1610年に開削された堀川の舟運を利用する商人の活動とともに発展した町である。 今なお四間道を挟んで、東側には石垣の上に土蔵、西側に町屋が建ち並んでいる。都心では珍しい下町情緒あふれる歴史ある街並みだ。
□四間道の歴史□
□模型写真□
□ダイヤグラム□
➡四間道の歴史 茶房➡ 周囲の歴史的な街並み➡➡
計画敷地の東側道路から見た入口 入口から見える店内全体 畳席からの周囲との繋がり入口から見える東側の歴史的街並み
①エリゲロン→畳部分から歴史的建造物が見られるように断面を斜めにした部分に用いる。小さな花が一面に広がりその奥に歴史的建造物が見えるため、より美しく鑑賞することができる。
3. 包まれ性→天井・壁面・床面によってつくりだされる空間によって、包まれ性を表現した。内部の地層が四方に広がっており、過去にタイプスリップしたような雰囲気を醸し出す。
2. 繋がり性→周囲に対して視覚的な繋がりを表現するために、四間道の魅力である歴史的建造物を 間から見せることで周囲の建物から四間道の歴史を伝える。一部、見やすいように斜めに切り込んである。
1. ダンシングウォーター→敷地に水を張り、太陽光で反射させ、内部の天井に水のうつろいを表現する。畳席の上部天井に水が揺らめく様子が映し出され、幻想的な空間を演出する。
4. 天空の光→天井には無数の穴がランダムに開けられている。それらには、シンプルに外部の明かりを取り入れるもの、スポットライトを埋め込んだものの両方を取り入れる。
型型写写真□
穴がランダムに開けり入れるもの、スポ トライト 埋め込込んだものの両方を込 だ
〈スポットライト式〉 〈自然光を取り入れる式〉