リファレンス活用
ワークショップ
平成二十五年五月八日
本橋
正成
懸田
剛
市谷
聡啓
何に期待しますか?
なぜパターンという形にしたのかの思いや、
パター
ンの作り方と利用方法、
パター
ンの発展への貢献は
どのようにして行くのが良いか、
全部は無理だと思いますが、その辺りを。
なぜパター
ンなのか?
パター
ンの形式
•
プラクティス名
–
プラクティスの日本語名//
英語名
別名
プラクティスの別名
•
要約
–
プラクティスの概要説明
•
状況
–
解決すべき問題か。発生する状況
•
問題
–
特定の状況下で発生する問題
•
フォー
ス –
問題解決策を選択する上で、かぎとなる考慮点・制約事項
•
解決策
–
プラクティスそのものの説明。具体的な工夫も解説
•
留意点
以下を解説::
–
プラクティスを適用する上でコンテキストに応じた留意点
–
プラクティスをそのまま適用できない場合の代替策
–
うまくいかない場合の注意点
•
効果
–
プラクティスを活用した時に得られる効果
•
利用例
–
調査先企業への調査から得られたプラクティスの利用例
•
関連プラクティス
–
関連性の高いプラクティス
•
参考文献
–
プラクティスが紹介されている文献
アジャイル型開発における
プラクティス活用事例調査
調査報告書 ~~
ガイド編~~
より
1 : Release planning to release product increments 2 : Itera6on planning mee6ng 3 : Itera6on 4 : Planning poker to es6mate tasks during sprint planning 5 : The project velocity is measured 6 : Short daily mee6ng to resolve current issues 7 : sprint retrospec6ve to learn from previous sprint 8 : Kanban 9 : Sprint review mee6ng to present completed work 10 : Task board(Task card) 11 : Burn down chart to monitor sprint progress 12 : Flexible process 13 : User stories are wriQen 14 : Mutual commitment to sprint backlog between product owner and team 15 : Incep6on Deck 16 : Priori6es (product backlog) maintained by a dedicated role (product owner) 17 : Rapid feedback 18 : Pair Programming 19 : Automated regression test 20 : Test Driven Develpment 21 : Unit Test Automa6on 22 : Acceptance tests are run oUen and the score is published 23 : System Metaphor 24 : Spike Solu6on 25 : Constant refactoring 26 : Simple Design 27 : Only one pair integrates code at a 6me 28 : Con6nuous Integra6on 29 : Use collec6ve ownership 30 : Code wriQen to agreed standards 31 : When a bug is found, tests are created 32 : Analog Tools 33 : Customer Proxy 34 : The customer is always available 35 : Product Owner 36 : Development process and prac6ces facilitated by a dedicated role (Scrum master) 37 : Agile Coach 38 : Team members volunteer for tasks (self-‐organizing team) 39 : Niko-‐niko Calendar (Smiley Calendar) 40 : Set a sustainable pace 41 : Right agile style for their organiza6on 42 : Give the team a dedicated open work space 43 : One whole team 44 : Move people around 45 : Set up a dedicated integra6on computer 46 : User Story Mapping 47 : Defini6on of DONE 48 : Fun is important 49 : Slacking Organiza6onal Structure
Network of Referred Prac6ces as a PaQern Language
1
23
4
5
6
7
8
910
11
12
13
14
15
16
17
18
19
2021
22
23
24
25
26
27
28
2930
31
32
33
34
3536
37
38
39
40
41
42 43
44
45
4647
48
49
CultureWorks, LLC
大学の
授業でww
eebb
サイトの制作を
やろうと思ってます。学生さんに学んでもらう制作の過程に
アジャイル的なものを取り込めれば良いなと
思ってます。きっと参考になるのではないかと思い
申し込ませていただきました。よろしくお願いいたします。
各プラクティスがうまくいかない場合
チー
ムがプラクティスに慣れていないだけか
チー
ムにプラクティスが適していないのか
を考える一助になれば幸いです.
Context [C] コンテキスト(文脈)
Solu6on [S] 解決策
PaQern Name[N] : パタン名
Force [F] フォース
Consequence [R] 結果
Benefit [RB] : 利点
Liability[RL] : 課題
PaQern Canvas for weaving experience! Share your knowledge!
Problem [P] 問題
• プラクティスの分量が多いため、通読するのは時間がかかる。
• 自分の体を通さないと、自分のものにはならない。
• ダイアログしただけだと、内容が消滅してしまう。
• 他の人がどのように使うかがわからない。
現場でどのように活用するかについてみんなで使い方を考えよう! 1. パタンキャンバス・
エッセンシャル版でIPA報告書の使い方を考えてみよう。
2. 自分たちのパタンキャンバスを、他の人たちと共有しよう。
3. 我々のアイデアを紹介します。
情報処理機構から 「アジャイル型開発プラクティス・リファレンスガイド」が公開された。 (引用) • 3つのカテゴリ、さら
にそれを10のサブカテゴリに分類し、適用分野を明確にしました。
• プロジェクトの特性を9つに分け、それぞれに対してどのようなプラクティスを使うべきかをまとめました。
• パターン・ランゲージという整理手法に基づいてプラクティスを整理しました。
Aliases : 別名
Author 本橋 正成 Date May 8, 2013 Essen6al
(仮定)
リファレンス活用ワークショップ
プラクティスの活用は拡がりにくいのでは。
(期待) パタンキャンバスという形で みんなの使い方があつまる。
使い方のプランが出てこない
Essen6al PaQern Canvas by @motohasi (Original PaQern Canvas by @kkd), CultureWorks, LLC
Context [C] コンテキスト(文脈)
Solu6on [S] 解決策
PaQern Name[N] : パタン名
Force [F] フォース
Consequence [R] 結果
Benefit [RB] : 利点
Liability[RL] : 課題
PaQern Canvas for weaving experience! Share your knowledge!
Problem (P) 問題
Aliases : 別名
Author あえて匿名 Date May 8, 2013 Essen6al
日本のアジャイルプラクティスに興味がある。 目が疲労するため、印刷して読む必要がある。 情報処理機構「アジャイル型開発プラクティス・リファレンスガイド」を紙に印刷した。
大量の印刷物ができ、処分したい。
• 興味のありそうな人や関係者には回覧しおわった。
• 保存しておくスペースがない、もしくは、こんまり流である。
• 処分したいが、近くに紙を食べてくれる山羊はいない。
• 資源ゴミ回収は、もったいない気がする。
大量の印刷物でたき火をして、焼き芋を作ろう。 1. 小さめのサツマイ
モを用意する。 1. 濡れた新聞
紙とアルミホイルに包む。
2. 電子レンジか蒸し器で事前に蒸かす。
2. 落ち葉や枝を集める
3. 庭で焼く。
• 印刷物を処分し、お芋を食べることができた。
• 特に種火として有用であった。
焼いてもおいしいプラクティス
Essen6al PaQern Canvas by @motohasi (Original PaQern Canvas by @kkd)
• 濡れた落ち葉で焼くと煙が多く、近所迷惑になる。
• 大きめの芋は、中が生焼けであった。
• 木材は、おき火になるので、徹底した消火が必要である。
• たき火が許可された場所、安全な場所でないと延焼が広がる。
• 紙(プラクティス)だけだと、一気に燃え上がるため芯が生に。
ランゲージを創る PaQern Language
コトバ発見 Ethnographical
Approach
ビジョンを創る (物語) Project Language
対立解消 Conflict
Transforma6on
過去を紡ぐ
設計・修復 Design and
Configura6on
知識共有
文化を紡ぐ パタンランゲージの世界β
知識発掘
PaQern Canvas
CultureWorks, LLC
未来を紡ぐ PaQern Matrix
行為・現象
知識記述
Context [C] コンテキスト(文脈)
Solu6on [S] 解決策
PaQern Name[N] : パタン名
Force [F] フォース
Consequence [R] 結果
Benefit [RB] : 利点
Liability[RL] : 課題
PaQern Canvas for weaving experience! Share your knowledge!
Problem [P] 問題
Aliases : 別名
Author : Date : Essen6al
CultureWorks, LLC Essen6al PaQern Canvas by @motohasi (Original PaQern Canvas by @kkd)
1. どのように使うか、考えてください。
2. グループで発表してください。
3. ひとり2点で、投
票してください。(「よい」と思う使い方に、ドットを付ける。すごく良いと思ったら大きめに書いてくださ
い。) 4. 一番点が多い(大
きい)使い方を選んでください。
こうしたかったら
問題と解決策のギャップを埋める。 制約や条件。 「〜だが、〜である」
悪い結果も 忘れずに
(適宜、名前の候補を追加)
こういうときに どのような状況で使われるのか。 解決策によって変化
しないこと
こうしましょう こうなります
Context [C] コンテキスト(文脈)
Solu6on [S] 解決策
PaQern Name[N] : パタン名
Force [F] フォース
Consequence [R] 結果
Benefit [RB] : 利点
Liability[RL] : 課題
PaQern Canvas for weaving experience! Share your knowledge!
Problem [P] 問題
Aliases : 別名
Author : Date : Essen6al
CultureWorks, LLC Essen6al PaQern Canvas by @motohasi (Original PaQern Canvas by @kkd)
こうしたかったら
(予想)
問題と解決策のギャップを埋める。 制約や条件。 「〜だが、〜である」
悪い結果も 忘れずに
(適宜、名前の候補を追加)
こういうときに どのような状況で使われるのか。 解決策によって変化
しないこと
こうしましょう こうなります
順番については、 hQp://www.slideshare.net/kkd/paQern-‐canvas も参照のこと。
Context [C] コンテキスト(文脈)
Solu6on [S] 解決策
PaQern Name[N] : パタン名
Force [F] フォース
Consequence [R] 結果
Benefit [RB] : 利点
Liability[RL] : 課題
PaQern Canvas for weaving experience! Share your knowledge!
Problem [P] 問題
Aliases : 別名
Author : Date : Essen6al
CultureWorks, LLC Essen6al PaQern Canvas by @motohasi (Original PaQern Canvas by @kkd)
ふりかえりながらの適用
チームでアジャイル開発を行っている。 ふりかえり(KPT)を実施している。
ふりかえり(KPT)時のProblemが発生したとき、そのProblemの状況に近いプラクティスを参照する。 Tryでは、関連しそうなプラクティス、または、プラクティスの種を試してみる。
発生した状況に近い問題が解決できる。 結果は、Gemba PaQern に登録する。
そのままの状況があるとは限らない。
ふりかえりのネタや視点が煮詰まってしまう。 他の人たちの状況がわからない。
ふりかえりが効果的ではない
フォースと解決策を考えよう ※フォースが考えにくい場合は解決策から
Context [C] コンテキスト(文脈)
Solu6on [S] 解決策
PaQern Name[N] : パタン名
Force [F] フォース
Consequence [R] 結果
Benefit [RB] : 利点
Liability[RL] : 課題
PaQern Canvas for weaving experience! Share your knowledge!
Problem [P] 問題
Aliases : 別名
Author : Date : Essen6al
CultureWorks, LLC Essen6al PaQern Canvas by @motohasi (Original PaQern Canvas by @kkd)
プラクティスデザイン
プロジェクトの開始時、大きな転換期、インセプションデッキの実施時 いくつかの複数の状況が並列している、and/or 変化している。
推進する枠組みが不明である。
1. 模造紙やホワイトボードを用意する。
2. イテレーションごと、and/or リリースごとに実施するプラクティスを付箋紙に書いて貼る。
3. ふりかえり時に参照し、必要に応じて加筆、修正、削除を行う。
自分の状況に応じたぼくたちの現場を作った。
既存のフレームワークはあるが、そのまま当てはめるかどうかが不明である。 別プロジェクトでアジャイル型開発の経験者もしくはコーチがいる。
第三者の評価や分析も参考にし、他の役割とも調整する必要がある。
関連情報
• パタンキャンバス(エッセンシャル版) hQp://www.cultureworks.jp/blog/?p=50
• パタンキャンバス hQp://www.slideshare.net/kkd/paQern-‐canvas
• パタンの書き方 by Tim Wellhausen & Andreas Fießer hQp://www.cultureworks.jp/blog/?p=44
書き出した問題について 説明と、話したいなと思った問題について投票する 8時25分まで
1パタンキャンバスの問題エリアに 投票した問題を書く 2問題についてのコンテキストを書く
どうしたらいい?って聞き返す。 プラクティスを導入したいが無関心、抵抗勢力がいる -‐>IPAの威信を借りる -‐>サクラを仕込む -‐>お試し期間を設ける