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ソーシャルメディアの使い分け~ Twitter, Facebook, LinkedIn,
Google+, foursquare~
2011年 11月 28日(月) 情報システム学科
河野義広
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCESTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
内容 パーソナルブランディング 各ソーシャルメディアの特徴 各ソーシャルメディアの利用方針 ソーシャルメディアの使い分け 起点となるコンテンツ ソーシャルメディア最前線
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発表の目的 目的
各ソーシャルメディアの特性を理解し使い分けていくこと 目的を持って使い分けるのが大切 単なる使い方の説明はしない
パーソナルブランディングを意識した使い分け
パーソナルブランディング 自分の専門性を主張し、自分自身の価値を高める行為
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パーソナルブランディング 目的
ソーシャルメディアを活用した自己 PR Web上に自分の活動記録を残す インフルエンサー(大きな影響力を持つ人)になること
必ずしもフォロワーを増やすことが目的ではない
ポイント 明確な目的を持ってソーシャルメディアを使いこなす 是非、実名で活動しましょう!
匿名だと効果が薄い ソーシャルメディアリテラシーが重要
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各ソーシャルメディアの特徴( 1) Twitter
ソーシャルフィルタリングによる優れた情報収集 気になる人をフォローするだけ、誰をフォローするかが大事
即時性の高い情報伝達能力 発信した情報が即座に世界を駆け巡る インターネットに公開され、ずっと残る
Facebook 実名ベースでの友人との交流(写真、ビデオなど) 「いいね !( Like)」ボタンによる”おすすめ” イベント情報の収集&参加表明
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各ソーシャルメディアの特徴( 2) LinkedIn
パーソナルブランディング Web上での履歴書の公開
仕事の紹介、人物の推薦 Twitter、 SlideShareからのコンテンツの掲載
人脈作り ビジネスでの人脈管理 新たな人脈の構築
気になる人とつながるには誰から辿ればよいか Signalsによる興味対象者の発見
情報収集 コネクション、 LinkedIn Todayからのノイズの少ない情報 Group, Answersによる議論、質問
質問に対しプロフェッショナルが回答してくれる6
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各ソーシャルメディアの特徴( 3) Google+
UI、機能的には Twitterと Facebookの中間くらい サークル機能で情報公開範囲を自分で管理 「+1」による検索結果のソーシャル化
サークル内の人が「+1」した記事は検索結果の上位に表示 誰をサークルに入れているかで検索結果に差が生じる
foursquare 友人との位置情報の共有 チェックインにコメントや写真を付加できる Twitter、 Facebookとの連動が可能
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注目しているソーシャルメディア Twitter
自分の考え、気になったことを発信する場(自己 PR) Facebook
友達の近況、勉強会の参加(プライベート、自己啓発) LinkedIn
履歴書の公開、情報収集、人脈、企業研究(ビジネス) Google+
「+1」による検索結果のソーシャル化 foursquare
位置情報の共有、 Twitter、 Facebookとの連動
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日々の情報収集 基本は Googleアラート
Twitter、 Facebook、 LinkedInなどのキーワードを指定 気になった記事は Twitterから発信(コメントも付加) Facebookの友達にも知らせたい場合は「いいね!」
コメントを残せば、 Facebookだけでなく記事にも足跡が残る
ソーシャルフィルタリング Twitter、 Facebook、 LinkedInからの情報収集
Facebookには使い込んでいる友人が多いので、得られる情報も 多種多様→面白い情報は Twitterに流すこともある
特に LinkedInはノイズが少なく、有用な情報が多い
いかに効率的に情報収集するかが大切!9
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河野の利用方針( 1) Twitter
パーソナルブランディングの主戦場 気になった記事、自分の意見を述べる場 できるだけ毎日つぶやくようにしている
Facebook ありのままの自分を発信する場
Twitterは表向き、 Facebookは裏も表も(家の中の感覚に近い) リアルでの自己啓発に役立て、その結果は Twitterで!
勉強会、人との交流を通じた水面下での自己啓発 ソーシャル界隈の友人からの情報収集
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河野の利用方針( 2) LinkedIn
Twitterと並ぶパーソナルブランディングの戦場 Twitterの投稿の中で、特に自分のブランディングに関係ありそうなものを厳選し投稿
「#in」のハッシュタグで連携可能 Twitterをブランディング目的のみで利用すれば自動連携でも OK
SlideShareのコンテンツを掲載してアピール 興味のある人とつながって情報交換
実際に会った後で、 Facebookの友達になることもある Group機能による使い方や利用方針についての議論
議論するなら LinkedInの Groupがよい Twitterは議論に向かない、 Facebookは友人のコミュニティのため
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河野の利用方針( 3) Google+
とりあえず気になった記事には+1 たまに見て情報収集
foursquare よさそうなお店に入ったときにチェックイン 旅行の軌跡を記録して、 Triplineで楽しむ Twitter、 Facebookとの連動
だいたい Facebookに連動させて使っている ブランディングにはあまり関係ないので、 Twitterには流さない
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ソーシャルメディアの使い分け 基本方針
ソーシャルメディアは使い分けの時代 それぞれ利用目的が異なるため、マルチポストはしない
方法 Twitterから投稿
「#fb」、「#in」などのハッシュタグで投稿先を分類 LinkedInから投稿
Twitter への投稿をチェック→「#fb」で FBにも連携可能 Google +から投稿
Twitter、 Facebookに投稿可能な Chrome 拡張もある 基本的に Facebookは投稿の起点とならない(例外はある)
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Twitterと Facebookの使い分け(1)
Twitterとの自動化した連動はおすすめしない Twitterと Facebookは全く性質の異なるメディア 同じ投稿を 2回見ることになるユーザもいる
Twitter 特定の話題に共感した人達が集まるゆるい空間 マスを対象としたゆるい断続的なコミュニケーション
Facebook 現実で関わり(直接的 or 間接的)がある人との場 友達同士のプライベートなコミュニケーション
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Twitterと Facebookの使い分け(2)
使い分けの考え方 Twitter上でのやり取りは Twitterだけ 気になったニュースや記事、告知は Facebookにも流したい
利用スタンスに応じ、それぞれが考えて実践
対応策 Selective Tweetsがおすすめ( Facebookアプリ)
ハッシュタグ「#fb」でツイートすると FBにも投稿 HootSuite、 Crowyなどの Twitterクライアントの利用
Twitter、 Facebook、 LinkedIn、 Yammerなどを一元管理
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ソーシャルメディアは使い分けの時代に
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起点となるコンテンツ( 1) 考え方
どんなコンテンツを起点とし、何の目的で誰に届けたいのかで利用するソーシャルメディアとその流れが決まる
コンテンツ:記事、位置情報、写真、 SlideShareなど
記事の場合 誰に届けたいか判断し、各種投稿ボタンによる使い分け
Twitterの場合:「ツイートする」 Facebookの場合:「いいね!」 Twと FBの場合:「ツイートする」→「#fb」の付加
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記事上の投稿ボタン
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投稿ボタン
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起点となるコンテンツ( 2) 位置情報( foursquare)
場所の種類によって、連携先を選択 連携先として Twitter、 Facebookを選択する
写真 スマートフォンのアプリから共有先を選択
写真の種類によって、 Twitter、 Facebookを切り分ける
SlideShare 作成したスライドを共有する 各種投稿ボタンを利用する
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SlideShare
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投稿ボタン
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ソーシャルメディアの特徴 マスメディアの特徴
例:新聞、テレビ、雑誌、ラジオなど 新聞社、放送局などから大衆に向けた一方的な情報発信 一部のプロのみが情報発信する
ソーシャルメディアの特徴 例:ブログ、 Twitter、 Facebookなど 誰もが参加・発言できる 双方向でのやり取り
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一人ひとりが主役、個人が活躍する時代
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ソーシャルメディアの利点 情報収集・発信
人を介した情報収集 キーワード検索ではなく、興味のある人をフォロー 例:大学・企業内の人の意見を直に聞くことができる
情報発信 特定のターゲットに向けた低コストでの情報発信
人間関係 組織の枠を越えた人脈の形成 パーソナルブランディング
自分の価値を高める・アピールする場
21世界中の人に自分を知ってもらおう!
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ソーシャルメディアの欠点 情報発信のリスク
情報発信に気を付けないと問題が発生する可能性あり
何でもできる魔法の杖ではない 結局はつながるきっかけの1つでしかない 現実世界が大事 自分を磨く努力は必要
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ソーシャルメディア最前線 現状
様々なソーシャルメディアが登場 凄まじい速度での技術革新、社会変革 ソーシャルメディアの使い分けが大切
それぞれに特徴があり、どれが一番とかはない 自分に合った使い方を考え、実践する必要がある
今後 ソーシャルメディアリテラシー
情報発信のメリット・デメリットの理解 ⇒ 実名がポイント ソーシャルメディアデバイド
使いこなす人とそうでない人の格差(情報の質・量、人脈)
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ソーシャルメディア実践の書 おすすめの参考書
ソーシャルメディア実践の書 著者:大元隆志 教科書にも最適
パーソナルブランディング ソーシャルメディアリテラシー
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プロジェクトの紹介
ソーシャルメディアを活用したキャリアデザイン支援プロジェクト
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プロジェクトの紹介 社会的背景
新卒一括採用、終身雇用が崩壊しつつある 自分の強みを生かし、自立できなければ生き残りは難しい
概要 パーソナルブランディングの実践
ソーシャルメディアを活用し、効率的な情報収集、 適切な情報発信を行う
ソーシャルメディア上での専門性の確かな発信 これらの活動を「キャリアデザイン」につなげる
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プロジェクトの到達目標( 1)1. ソーシャルメディアの基本と情報収集のコツ
ソーシャルメディアの基本的な使い方を学習し、情報収集の手段として活用できるようになること
2. ソーシャルメディアリテラシーと情報発信 ソーシャルメディアのリテラシーを学習し、適切な情報公開、情報発信ができるようになること
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プロジェクトの到達目標( 2)3. パーソナルブランディングとキャリアデザイン
ソーシャルメディアを活用し、情報収集、勉強会等のイベント参加、人脈作りなど、積極的に社会のとのつながりが持てるようになること
4. ソーシャルメディアの使い分け 教員・学生同士で活発にディスカッションを行い、各自のパーソナルブランディングに適したソーシャルメディアの使い方・使い分けを見つけること
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参加者募集中! 参加して欲しい人
ソーシャルメディアで自分を表現したい人 社会に興味のある人 ソーシャルメディアの使い方・使い分けを探りたい人 パーソナルブランディングを実践し、自分の活動を PR したい人→就活にも有利
他ゼミ希望でも興味があれば OK 研究活動をアピールするきっかけとして利用してくれてよい
意欲ある皆さんの参加を待っています!
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就職について 新卒一括採用、終身雇用は崩壊しつつある
自らの強みを生かし、自立できなければ生き残りは難しい 長い人生を生きていくためのキャリアデザインが必要 転職は必ずしも不利に働く訳ではない
キャリアアップの選択肢の 1つとして考える パーソナルブランディングの重要性
就職は単なる通過点、その後の人生においても重要な考え 時代の流れ(技術革新、社会変革)が速い
ソーシャルメディアをうまく使って効率的に情報収集 時代の最先端を追い続けよう!
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おわり ご清聴ありがとうございました
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東京情報大学 情報システム学科先端システム研究室
河野義広 Twitter : @yoshi_kawano
ご質問・コメント等ありましたらお願いします