【HARES 西村】働き方改革講演資料（17/01/31）

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働き方改革の本質〜過重労働問題と働き方改革への向き合い方〜

2017/1/31 Tue.株式会社 HARES 代表取締役西村創一朗

ヘ　ア　ー　ズ　


問い：働き方改革のゴールは何か？


　まずは自己紹介。西村創一朗／ニシムラソウイチロウ

HR イノベーター／複業研究家。 1988 年、神奈川生まれ、東京育ちの 28 歳。大学一年時に結婚し、 19 歳で父親になる。現在は三児のパパ。 NPO ファザーリングジャパン理事。

2011 年、首都大学東京法学系を卒業後株式会社リクルートキャリアに入社し、法人営業、新規事業企画、人事採用担当を歴任。本業の傍ら「二兎を追って二兎を得れる世の中をつくる」をビジョンに掲げ、 2015 年に株式会社 HARESを創業。会社員と経営者の二足の草鞋を履く。

2016 年末にリクルートキャリアを退職し、 2017 年 1 月より独立。


　長時間労働是正に向け４万人の署名を提出。

TV ・新聞・ Web 等 30 ＋のメディアで記事に。


　働き方を考えるフォーラム 2017 に登壇します


　働き方を考えるフォーラム 2017 に登壇します


Q. なぜやるのか？


A. 日本の企業社会が生まれ変わる千載一遇のチャンスだから


HARES の目指す世の中


“HARES” とは何か？


Hare: ノウサギ“If you run after two hares you will catch

neither.”「二兎を追っては一兎をも得ず」

▼「二兎を追って二兎を得る」


Vision“ 最大多数の最大幸福”

＋仕事を通じて幸せになる人を増やす。仕事を通じて不幸になる人を減らす。−

Mission「二兎を追って二兎を得られる社会をつくる」


　 HARES のビジネスドメイン

HR Innovation WorkStyle Innovation

エンゲージメント経営リファラル採用採用ブランディング

BPR による生産性向上労働時間革命副業の解禁・推進

利益追求×

従業員の幸福

きちんと稼ぐ×

自分らしく暮らす


問い：働き方改革のゴールは何か？


答え：イノベーションを生み、

持続的な成長を実現するため。


2017 年は真の働き方改革元年に。


　働き方改革実現会議は 2017 年 3 月がデッドライン

＜働き方改革実現会議　 2016 年 9 月設置>議長安倍晋三内閣総理大臣議長代理加藤勝信働き方改革担当大臣塩崎恭久厚生労働大臣構成員麻生太郎副総理兼財務大臣菅義偉内閣官房長官石原伸晃経済再生担当大臣　兼　経済財政政策特命大臣松野博一文部科学大臣世耕弘成経済産業大臣石井啓一国土交通大臣

（有識者）生稲晃子女優岩村正彦東京大学大学院法学政治学研究科教授大村功作全国中小企業団体中央会会長岡崎瑞穂株式会社オーザック専務取締役金丸恭文フューチャー株式会社代表取締役会長兼社長神津里季生日本労働組合総連合会会長榊原定征日本経済団体連合会会長白河桃子相模女子大学客員教授、少子化ジャーナリスト新屋和代株式会社りそなホールディングス執行役高橋進株式会社日本総合研究所理事長武田洋子三菱総合研究所政策・経済研究　副センター長田中弘樹株式会社イトーヨーカ堂人事室総括マネジャー樋口美雄慶應義塾大学商学部教授水町勇一郎東京大学社会科学研究所教授三村明夫日本商工会議所会頭

＜働き方改革に関する特命委員会＞

委員長　茂木敏光政調会長

幹事長　田村憲久　元厚労大臣幹事　　小泉新次郎　とかしきなおみ等

事務局長　後藤茂之事務局次長　穴見陽一　村井英樹

茂木政調会長が新設した「政調会長補佐」

に穴見陽一議員（働き方改革の政策を 20 年中心に活動）を指名

以下の９つのアジェンダを明示。１）同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善。２）賃金引き上げと労働生産性の向上。３）時間外労働の上限規制の在り方など長時間労働の是正。４）雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援、　　人材育成、格差を固定化させない教育の問題。５）テレワーク、副業・兼業といった柔軟な働き方。６）働き方に中立的な社会保障制度・税制など　　女性・若者が活躍しやすい環境整備。７）高齢者の就業促進。８）病気の治療、そして子育て・介護と仕事の両立。９）外国人材の受入れの問題。


　新年祝賀会で首相が働き方改革の断行を宣言


　「長時間労働」がコーポレートリスクに。

上限規制は”ほぼ”既定路線。「サービス残業」も含めて、

長時間労働は厳しく取り締まる方向に。「働かせ放題」なマネジメントはコーポレートリスクに。


　“ Change Or Die” ーー変われなければ、死ぬ。

「働き方について考えるシンポジウム　 CHANGE Working Style 」（朝日新聞社主催 12 月 12 日）

■サントリーホールディングス、新浪剛史社長「働き方改革をやらないと負ける。競争力強化のためにやっているのだ。本当に今まで通りの仕事のやり方でいいのか？トップから変わらないといけない」

■カルビー株式会社　松本晃代表取締役会長兼 CEO「 1989 年に異常な 40 年が終わった。高度成長、規格大量生産、成果＝時間のすべてが終った。 Change or Die 。変わらなければ負けるのではなく死ぬしかない。変革とは既得権を奪うことであり、既得権を奪う作業をしている」

■株式会社 NTT ドコモ吉澤和弘代表取締役社長「競争の激しい業界なので、人材の知恵と力を最大化することが必要。スライドワークで生産性向上、プライオリティワークで朝型勤務に取り組む。 2015 年から時間外の短縮が進んでいる」


この「リアル」に、

HR はどう向き合うべきか？


Obligation?or

Opportunity?


義務ではなく、機会と捉えよう。


働き方改革の本質とは。


　「御恩」と「奉公」に支えられた高度経済成長

終身雇用年功賃金解雇規制

会社

長時間労働単身赴任副業禁止

個人

御恩

奉公


　バブル崩壊とともに、御恩は幻想に。

終身雇用年功賃金解雇規制

会社

長時間労働単身赴任副業禁止

個人

御恩

奉公


ここにメスを入れて停滞から脱出する試みが

「働き方改革」


　長時間労働の是正と副業解禁は車の両輪

可処分時間極少

長時間労働の是正

可処分時間増加


　長時間労働の是正と副業解禁は車の両輪

副業解禁可処分時間消費

可処分時間投資


　「従業型人材」から「自立型人材」へ

成長支援可処分時間消費

可処分時間投資

自立型人材


　「働き方改革三本の矢」を放とう。

成長支援

企業依存型人材

自立創造型人材

副業解禁

長時間労働の是正


　今こそ、日本型雇用のメジャーアップデートを。

スマートワーク副業解禁成長機会

会社

業績の最大化成長貢献

イノベーション

個人

GIVE

TAKE


　会社と社員の関係性が、変わる。

Human CapitalManagement

before AfterHuman Capital

Alliance

従業員

会社会社社員


　もう既に、変わり始めている。

ヤフー株式会社複業 × リモートワーク OK週休３日制の導入を検討

ロート製薬× サイボウズ共に複業解禁。サイボウズは複

業採用をスタート。

ウィルゲート昨年 4 月、複業解禁。

社員が起業し注目度アップ

クラウドワークス昨年 7 月に複業制度「ハタカク」をスタート。

会社自ら「新しい働き方」を推進


それは、ベンチャー企業

だからできることだよ。


本当にそうか？


HR がボトルネックになっているからこそ。


イノベーションをリードするのは、 HR だ。


共に挑戦していきましょう！〜 Thank you for listening! 〜

Recruiting & HR

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