港区政 70周年記念事業お台場海づくりフォーラム

お台場の海と住民の関わり

やま山もり森

こう光よう陽

お台場海苔づくりの会会員港区立小中一貫教育校お台場学園学校評議員

2017年 3月 4日

この内容は個人的見解です

はじめに

話題提供の概要

1. 地域の特徴としての海への関わりやすさ

2. 地域住民として海に関わることのおもしろさ

3. 海への関わりの意義と今後の課題

お台場海づくりフォーラム お台場の海と住民の関わり 2017 年 3 月 4 日 2 / 11

地域の特徴としての海への関わりやすさ

地域の特徴としての海への関わりやすさ

私たちの街お台場

� 人口 5, 519人（2, 207世帯）� 港区人口の 2.2%

� 面積 0.56km2

� 港区面積の 2.7%� 実際の居住地域は全体の半分程度

� 1996年 3月に団地の一部が完成� 人が住み始めて 20周年� 何もないところからのコミュニティづくり

お台場海づくりフォーラム お台場の海と住民の関わり 2017 年 3 月 4 日 4 / 11

地域の特徴としての海への関わりやすさ

ほぼ全ての住棟が海に面した街お台場

Figure 1: 住棟と海との関係

すぐに海に行ける・すぐに海から戻れるお台場海づくりフォーラム お台場の海と住民の関わり 2017 年 3 月 4 日 5 / 11

地域住民として海に関わることのおもしろさ

地域住民として海に関わることのおもしろさ

関わる人々の増加：海苔づくり

(a) 2012年度 (b) 2016年度

Figure 2: 一人での見回りからみんなで手入れへ

� 「誰かに言われて一人で」から「育っていく様子を見ているとだんだん気になってくる」への変化

お台場海づくりフォーラム お台場の海と住民の関わり 2017 年 3 月 4 日 7 / 11

地域住民として海に関わることのおもしろさ

他では出会えない方々との関係：海苔づくり

(a) 実形さん（海苔師） (b) 丸さん（芝浦漁師） (c) 木村さん（DASH海岸）

Figure 3: 様々な海の専門家との出会いと学び

� 一般的な地域活動や学校支援と比べて，関わりを持てる専門家の幅が広く，各々の専門が深いというおもしろさ。

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地域住民として海に関わることのおもしろさ

冬の海から夏の海へ：お台場海水浴

(a) ドライスーツから水着へ (b) たくさんのアサリ

Figure 4: 冬も夏も豊かな海お台場海づくりフォーラム お台場の海と住民の関わり 2017 年 3 月 4 日 9 / 11

海への関わりの意義と今後の課題

海への関わりの意義と今後の課題

お台場の海と住民の関わり：意義と課題地域住民にとってのお台場の海のおもしろさ

� おもしろさ＝海の近さ×多様な人々×海の生き物� それぞれの交互作用が実現する条件と，そのための活動の積み上げ

お台場の海と地域の課題� 学校を中心としたコミュニティから学校に関わらない住民への広がり

� 住民以外（特にお台場学園教員）にお台場の海の魅力をどう伝えるか

� 地域で教員研修を担うことは可能か� 増えつつあるアサリなどの資源管理

お台場海づくりフォーラム お台場の海と住民の関わり 2017 年 3 月 4 日 11 / 11