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ioDriveDRBDを組み合わせ る意義とその用途 株式会社サードウェア 久保 元治

Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

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2013年2月19日に開催されたフュージョンアイオー社主催の「ioDriveを用いたDRBDによる高信頼性Oracleの構築勉強会」で発表したプレゼンの資料です。

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Page 1: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

ioDriveとDRBDを組み合わせる意義とその用途

株式会社サードウェア

久保 元治

Page 2: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

ioDriveが無事でも

• サーバが壊れたら?

• システムHDDが壊れたら?

• 万一ioDriveが壊れたら最新データをどこまで救えるか?

Page 3: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

ioDrive + DRBD + Infiniband

Page 4: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

ioDrive + DRBD + Infiniband

• 2台のサーバのioDriveをリアルタイム同期

• プロトコルCは「完全同期」

– 両方に同じデータが書き込まれることが保証される

– オーバヘッドは10パーセント程度

Page 5: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

ioDriveのIOPSをどう生かすか

• ランダムアクセスに強い

– 高トランザクションのDBサーバ

– 仮想基盤のストレージ

– 同時アクセスが多いファイルサーバ

Page 6: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

KVMクラスタの紹介

KVMクラスタ

LlinuxサーバRed Hat Enterprise Linux 6 + KVM

LlinuxサーバRed Hat Enterprise Linux 6 + KVM

Thirdware Linux-HADRBD + Heartbeat + Pacemaker

ゲストOS ゲストOS ゲストOS ゲストOS ゲストOS

外部ストレージ機器が不要なため、ローコストで省スペース

Page 7: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

KVMクラスタの紹介

• 各ゲストの仮想ディスクはNFS/ISCSIが提供する。• ゲストからのI/Oはランダムアクセスになり、ディスクに書き込まれる。• ディスクブロックへの書き込みは、2台の物理ディスクに同期的に書き込まれる。• NFS/iSCSIおよびDRBDのトラフィックはInfinibandの経路を通る。

1.通常運用時

Kernel (KVM)

Heartbeat/Pacameker/libvirt

NFS/iSCSI

ゲスト

1

ゲスト

2

DRBD Kernel (KVM)

Heartbeat/Pacemaker/libvirt

NFS/iSCSI

ゲスト

3

ゲスト

4

DRBD

Infiniband

Infiniband

Page 8: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

KVMクラスタの紹介

• ゲストマシンは任意のタイミングでライブマイグレートできる

2.ライブマイグレーション

Kernel (KVM)

Heartbeat/Pacameker/libvirt

NFS/iSCSI

ゲスト

1

ゲスト

2

DRBD Kernel (KVM)

Heartbeat/Pacemaker/libvirt

NFS/iSCSI

ゲスト

3

ゲスト

4

DRBD

Infiniband

Infiniband

Page 9: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

KVMクラスタの紹介

• ストレージサーバは任意のタイミングでスイッチオーバできる(おもに運用管理目的)

3. スイッチオーバ

Kernel (KVM)

Heartbeat/Pacameker/libvirt

NFS/iSCSI

ゲスト

1

ゲスト

2

DRBD Kernel (KVM)

Heartbeat/Pacemaker/libvirt

NFS/iSCSI

ゲスト

3

ゲスト

4

DRBD

Infiniband

Infiniband

Page 10: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

KVMクラスタの紹介4.フェールオーバ

Kernel (KVM)

Heartbeat/Pacameker/libvirt

NFS/iSCSI

ゲスト

1

ゲスト

2

DRBD Kernel (KVM)

Heartbeat/Pacemaker/libvirt

NFS/iSCSI

ゲスト

3

ゲスト

4

DRBD

Infiniband

Infiniband

• ホストマシンがダウンするとフェールオーバが発生し、新アクティブ機でゲストが再起動する

Page 11: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

バリエーション

Kernel (KVM)

ゲスト

1

ゲスト

2

Kernel (KVM)

ゲスト

5

ゲスト

6

Infiniband

Kernel (KVM)

Heartbeat/Pacameker/libvirt

NFS/iSCSI

DRBD Kernel (KVM)

Heartbeat/Pacemaker/libvirt

NFS/iSCSI

DRBDInfiniband

Kernel (KVM)

ゲスト

3

ゲスト

4

Page 12: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

ioDriveと仮想化

• どんどん進むCPUコア数の増加

• どんどん進む搭載可能メモリ量

• どんどん増えるサーバ集約量

• ディスクI/Oニーズへの対応が急務

– ioDriveの桁違いのランダムアクセス性能

– Infinibandの低レイテンシとバンド幅

– DRBDによるリアルタイム同期レプリケーション

Page 13: Io driveとdrbdを組み合わせる意義とその用途

Thank you

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