Oracle Database Applianceのご紹介（詳細）

Oracle Database Appliance

のご紹介

日本オラクル株式会社

データベース事業統括製品戦略統括本部

プロダクトマーケティング本部

Database & Exadata推進部

2015年5月

3 | Copyright © 2015 Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。


Program Agenda

製品概要

シンプルな運用

高いコストパフォーマンス

活用ケースと顧客事例

参考情報


Oracle Engineered Systems Hardware and Software Engineered to Work Together

DESIGN GOAL

Simplify IT. - 複雑なシステム環境を最適化

Extreme Performance. - 歪なコンピュータアーキテクチャを最適化


Oracle Engineered Systems 最大のメリット Time-to-Marketの最小化 & 安定稼働に要する労力の低減

1種

1種

1種

1種

1種 Oracle Database 12c R1

Oracle Grid Infrastructure 12c R1

Oracle Linux 5

Oracle Server X5-2

JBOD Storage

1×1×1×1×1 ＝ 1 構成パターン数


8種

7種

6種

5種

Linux(RH | Oracle), AIX Solaris, HP-UX, Windows

Oracle, IBM, HP, DELL NEC, Fujitsu, Hitachi

Oracle, IBM, HP, NEC, Fujitsu Hitachi, EMC, NetApp

Oracle, SQL Server, DB2 MySQL, PostgreSQL

5×6×6×7×8×N ＝ 10,080×N

構成パターン数

一般的な構成

6種 Oracle, Microsoft, SIOS Symantec, NEC, Fujitsu

- デリバリー所要期間：長 -> 構成検討、機器選定、設計、実装、検証、他

- 障害復旧所要労力：大 -> 障害パターン：多（多様な構成 | Reactive） -> 障害切分け＆再現：要

- デリバリー所要期間：短 -> 出荷前実施済（構成、設計、実装、検証、他）

- 障害復旧所要労力：小 -> 障害パターン：少（唯一の構成 | Proactive） -> 障害切分け＆再現：不要


Engineered Systems for Oracle Database

Half Rack

Quarter Rack

Full Rack

Eighth Rack

Engineered for Performance

Engineered for Simplicity


データベースをよりシンプルに

第四世代｜Oracle Database Appliance X5-2

シンプルで、高い信頼性を、圧倒的なコストパフォーマンスで


New! データベースをよりシンプルに

• 第四世代｜Oracle Database Appliance X5-2

• シンプルで、高い信頼性を、圧倒的なコストパフォーマンスで実現

• 強化ポイント

– 最新世代ハードウェアへ刷新

• CPUコア 1.5倍 / HDD容量 3.5倍 / Flash容量 3倍

• InfiniBand インターコネクト＋高速プロトコル

– Flash技術の活用 / ALL DB on SSD対応

• 従来のログ利用に加え、リード高速化にも活用

– DB In-Memory向け強化

• メモリ拡張可能に（最大1.5TB）

• Database In-Memory Fault Tolerance 機能への対応

Oracle RAC 開発チームが手掛ける高可用性アプライアンス

Produced by Oracle RAC Development


お使いのデータベースシステムはシンプルですか？

• 無限の組み合わせのHW/SWを選定するだけ何ヶ月も掛けている

• データベース基盤の構築が遅れて、テスト工程に時間が掛けられなくなった

• 仮想化を導入したが、管理対象は減らず、運用管理は余計大変になってしまった

• ストレージは初期コストも高いし、管理も専門家が必要なくらい面倒

• 高いコストを掛けて構築したのにパフォーマンスが全然出なかった

• いざという時にサーバが切り替わらなかった

• データベース・サーバ及びストレージが多すぎて、2ラック分占有していた

• 処理量が増えたときに心配だから、最初から大きな投資をどうしてもしてしまう

• HW/SWの“相性”で大変な目に遭ってしまった

ご採用いただいたお客様がこれまでのシステムで持たれていた課題


Oracle Database Appliance のポイントシンプルかつ低コストで高可用性＆高性能なデータベース基盤を実現

シンプルな構築、管理、障害対応を実現

オラクルのベストプラクティス構成をすぐに利用可能

高可用性を

シンプルに

最適化されたHW設計 + SW設定 + Oracle DB EE

圧倒的なコストパフォーマンスを実現

コスト

パフォーマンス

必要なCPU能力に合わせてライセンスを拡張購入可能

Oracle DB EE が2コアからスタートできる

スモール

スタート

オラクルが全てのコンポーネントを提供

世界中の数千台が同一構成で稼働している安心感サポート


2台のサーバとストレージのシンプルな構成

• サーバ・ノード x 2台

– Xeonプロセッサ x 2基 x 2台 (計72コア)

– メモリ 256GB (DDR4) x 2台 (計512GB)

• 最大拡張時 768GB x 2台 (計1,536GB)

– HDD 600GB (10K rpm) x 2本 (サーバ当り)

• ストレージ・シェルフ (SAS-2直接接続)

– HDD 64TB (7.2K rpm 4TB x 16本)

• 実効容量 21.3TB / 32TB (三重化 / 二重化)

– SSD 1.6TB (400GB x 4本)：キャッシュ用

– SSD 800GB (200GB x 4本)：ログ用

– 拡張シェルフにより容量と性能の拡張可能

高可用性データベースに必要なハードウェアをコンパクト(6RU)に構成可能

• ネットワーク (サーバ当り)

– 10G BASE-T x 4 (Bonding x 2)

– インターコネクト (QDR InfiniBand x 2)

Server (2)

Server (1)

HDD

SSD


2台のサーバとストレージのシンプルな構成参考：背面図 Interconnect (QDR InfiniBand) 外部ネットワーク (10G BASE-T)

電源装置

I/O モジュール

SASポート

電源装置


2台のサーバとストレージのシンプルな構成高可用性データベースに必要なハードウェアをコンパクト(6RU)に構成可能


2台のサーバとストレージのシンプルな構成

• ストレージ・シェルフの拡張が可能

– 最大構成は、

標準構成＋拡張ストレージ・シェルフ1台

– 全体で10RUサイズ

• 最大構成時のストレージ・スペック

– HDD 128TB (7.2K rpm 4TB x 32本)

• 実効容量 42.6TB / 64TB (三重化 / 二重化)

– SSD 3.2TB (400GB x 8本)：キャッシュ用

– SSD 1.6TB (200GB x 8本)：ログ用

• 拡張ストレージ・シェルフを接続するだけで、自動的に組み入れが完了

• ストレージ性能もリニアにスケール

拡張ストレージ・シェルフにより、データ容量と性能の拡張が可能

10RU


Oracle Grid Technology を全面採用

• OS

– Oracle Linux 5.11 (UEK R2*)

• クラスタウェア

– Oracle Grid Infrastructure 12c

• Oracle Clusterware

• Oracle Automatic Storage Management

• データベース

– Oracle Database 11g R2 / 12c

• 管理

– Oracle Enterprise Manager

– Oracle Appliance Manager

Oracle RAC on Linux + Appliance Manager

En

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* Unbreakable Enterprise Kernel Release 2

ODA 専用のソフトウェア群

ライフサイクル全般に渡り、ベストプラクティス構築、ASM と連携したスト

レージ管理、パッチ管理、診断機能等を提供します

Oracle Clusterware / RAC

Oracle Linux

Oracle ASM


柔軟に選択可能なデータベース構成必要な可用性レベルに応じて選択、容易に構成変更も可能

H/W

OS

Database

H/W

OS

Database

Oracle Clusterware

ASM

Active

Single

H/W

OS

Database

H/W

OS

Database

Oracle Real Application Clusters

Oracle Clusterware

ASM

Active Active

RAC

H/W

OS

Database

H/W

OS

Database

Oracle Clusterware

ASM

Active Standby

RAC One Node

Oracle Real Application Clusters

変更可

高可用性

変更可


約2時間で Oracle RAC 環境を構築 Oracle Appliance Manager：7ステップのウィザードで構築可能

従来クラスタ構成の構築には、データベース以外のスキル（クラスタウェア、OS、ストレージ、ネットワーク等）が不可欠でしたが、ODA はそうした点を解決しています

* [Demo] Oracle Database Appliance：初期構築デモ（Oracle Appliance Manager） http://www.youtube.com/watch?v=x1rTzGXmWNM

http://www.youtube.com/watch?v=x1rTzGXmWNM

http://www.youtube.com/watch?v=x1rTzGXmWNM


設置からインストール：データベースが使えるまで通常構成 vs. Oracle Database Appliance

データベース基盤の短期導入・リスク低減が可能＝安心感

アプリケーション開発やテストに工数を掛けることができるようになるメリット

Customer Voice

ODAはアプライアンス製品なので、サーバーの組み上げやOSのセットアップ、Oracle Databaseの設定などが不要で、Linuxの利用経験がない我々にとっても、一般的なWindowsサーバーを導入するくらいの手軽さで導入できました。ODAは、最大の目的である性能改善を短期間、かつ少ない投資で実現するための最善の方法でした


Capacity-On-Demand ライセンス

• Oracle Database Enterprise Edition が2コアからスタートできる

必要なCPU能力に合わせライセンスを拡張購入可能

通常のx86サーバで構成 (例) Oracle Database Appliance

4 CPU (72 コア) 搭載

最小ライセンス数 (2 コア有効化)

• 2 (コア) x 0.5 (コア係数)

= 1 processor ライセンス


最小ライセンス数

• 8 (コア) x 0.5 (コア係数)


サーバ1 サーバ2

…

…

…

…


Capacity-On-Demand ライセンス

• Oracle Database Enterprise Edition が2コアからスタートできる

必要なCPU能力に合わせライセンスを拡張購入可能


Add Capacity

When You Need It

Year 2 Year 3 Year 1

通常のx86サーバで構成

Year 2 Year 3

4 Cores

8 Cores

Year 1

28 Cores

16 Cores

12 Cores

24 Cores

20 Cores

72 Cores

OR

…


Capacity-On-Demand ライセンス各データベース構成の最小構成における参考価格

※税抜き価格, 2015年4月14日現在｜Named User Plus ライセンスも選択可能｜拡張ストレージ・シェルフ：434.8万円

※RAC One Node 構成 : データ・リカバリー・ポリシーを適用することで待機系コンピュータのライセンス許諾が不要



最小ライセンス数 (2 コア有効化)

• 2 (コア) x 0.5 (コア係数)


構成有効コア数 H/W (万円) S/W (万円) 合計 (万円)

Single 2 コア (1 Pro) 739.1 516.3 1255.4

RAC One Node 2 コア (1 Pro) 739.1 625 1364.1

RAC 4 コア (2 Pro) 739.1 1532.6 2271.7

サーバ1 サーバ2

…

…

…

…


Oracle Database Appliance vs. 組み上げ構成

Oracle Database Appliance 組み上げ構成

Oracle Database Appliance X5-2

サーバ DL360 Gen9 * 2 台

¥4,910,000 * 2 = ¥9,820,000

ストレージ MSA 2040 + 増設エンクロージャー

¥6,680,000

プライベートネットワーク用

ネットワーク・スイッチ

HP 2920-24G * 2 台

¥238,000 * 2 = ¥476,000

¥7,391,308 合計 ¥16,976,000

高いコストパフォーマンスの実現（HW単体）

* “HW単体だけでも30-40%のコスト低減が可能”; Nucleus, A Closer Look at Oracle Database Appliance

http://www.oracle.com/us/corporate/analystreports/nucleus-oracle-db-appliance-2099507.pdf

vs.











Oracle Database Appliance vs. 組み上げ構成

Oracle Database Appliance 組み上げ構成

¥7,391,308 価格 ¥16,976,000

40Gb/s InfiniBand + Exafusion インターコネクト 10Gb/s Ethernet

6 RU サイズ 8 RU～

○ (2～72コア) Capacity-On-Demand ライセンス × (72コア)

○ (数日間) 短期間・低リスクでの導入 × (数ヶ月間)

○ データベースへの最適化

(パラメータ/ストレージ設計等) ×

○ 統合型パッチ管理 ×

○ シングル・ベンダー・サポート ×

高いコストパフォーマンスの実現（コスト削減と高性能）


選択される理由

• Engineered Systems である

– シンプルに高可用性、高いコストパフォーマンス、リスク低減

– “Build vs. Buy”：一から作るよりも買ってきた方が賢い選択

• Oracle Database Enterprise Edition が使える

– スモールスタート：Capacity-On-Demand ライセンス

– Enterprise Edition を採用できるシステムレンジが大幅に拡大

中堅企業の基幹システムだけでなく、

大手企業の部門・拠点システムでも数多く導入されています


これまでの機能拡張


Oracle Database Appliance：機能拡張を継続バンドルパッチでは、顧客ニーズに応じた新機能が随時追加されてきます

Version Release DB Update

2.1.0.0.0 2011/09/21 11.2.0.2.3 製品リリース

2.1.0.3.0 2012/02/29 11.2.0.2.5 Auto Service Request (ASR) の統合

2.2.0.0.0 2012/04/17 11.2.0.3.2 Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) の採用

パッチ管理：GI/DB の個別適用及びクラスタ・ワイドでの一括適用に対応

外部ストレージによる容量拡張のサポート

2.3.0.0.0 2012/07/23 11.2.0.3.3 Multiple Oracle Home のサポート

2.4.0.0.0 2012/11/01 11.2.0.3.4 ASM の冗長性レベルで NORMAL REDUNDANCY（二重ミラー）を選択可能に

2.5.0.0.0 2013/02/04 11.2.0.3.5 外部 ASR Manager のサポート

2.6.0.0.0 2013/05/03 11.2.0.3.6 SAP Application 向け構成の Deploy に標準対応

2.7.0.0.0 2013/08/09 11.2.0.3.7

2.8.0.0.0 2013/11/19 11.2.0.4.0 初期構築でのDB/EM作成が選択可能に

2.9.0.0.0 2014/02/18 11.2.0.4.1 ハードウェア監視の拡張

2.10.0.0.0 2014/05/01 11.2.0.4.2 ORAchk の統合

12.1.2.0.0 2014/09/21 12.1.0.2.0 Oracle Database 12c 対応

データベース・スナップショット機能の実装

12.1.2.1.0 2014/11/10 12.1.0.2.1

12.1.2.2.0 2015/02/17 12.1.0.2.2 ワークロード別テンプレートの導入：OLTP/DSS/In-Memory


Multiple Oracle Home のサポート（2.3+）

• Multiple Oracle Home

– 組み合わせの構成例

• 異Ver：DB Home 1 (12.1.0.2), DB Home 2 (11.2.0.4)

• 同Ver：DB Home 1 (12.1.0.2), DB Home 2 (12.1.0.2)

• oakcli コマンドによる管理

– Multiple Oracle Home の管理を容易にするため

関連コマンドを用意

• ”oakcli create”：Home / Database の作成

• ”oakcli delete”：Home / Database の削除

– Oracle Home 毎にパッチ適用の選択が可能

柔軟性の高いデータベース統合が可能｜統合ニーズを受けて機能拡張

Grid Infrastructure

DB Home 1

(12.1.0.2)

DB Home 2

(11.2.0.4)

DB

DB

DB

DB

* [Demo] Oracle Database Appliance：Oracle Home / Databaseの管理

http://www.youtube.com/watch?v=yyf9z5WtmTs

http://www.youtube.com/watch?v=yyf9z5WtmTs


データベース・スナップショット機能の実装（12.1.2+）開発・検証環境DBを高速で作成可能、高い容量効率も実現

本番環境DB群開発・検証用ODA

テストDB （RAC）

スナップショット

テストDB （Single）


テストDB (Single)


マスターDB （RAC）

コマンド1つで作成可能

容量に関わらず5分以内に作成

DB構成変更、サイズ変更もスナップショット時に指定可能

容量は変更分のみ消費


Program Agenda

製品概要




参考情報


Oracle Database Appliance の運用監視シンプルな管理・障害対応を実現

Web画面から運用監視障害は自動通知

（他の監視ツールと連携可能）

シンプルな構成により管理対象を最小化

全コンポーネントのパッチをオラクルが

一括で提供

H/W障害を自動検知しオラクルへ通知


Oracle Database Appliance の運用監視

• Oracle Auto Service Request (ASR)

• HW障害検知からサービス・リクエスト（SR）登録までを自動化

• Oracle Appliance Manager：パッチ管理機能

• ファームウェア、OS、データベース、クラスタウェアのパッチを一括で適用可能

HWは ILOM、SWは OEM で運用監視を行う

コンポーネント運用監視障害検知パッチ適用

データベース

Oracle Enterprise

Manager (OEM) OEM * SNMP連携可能 Oracle Appliance

Manager

クラスタウェア

OS

ストレージ Integrated Lights Out

Manager (ILOM) ILOM * SNMP連携可能 | ASR サーバ


ハードウェア監視

• サービスプロセッサによるシステム監視機構

– オラクル・ハードウェアに標準搭載

– 本体装置の状態を常に監視

– サーバ・ノードとは独立して動作

– 情報は ILOM に採取・蓄積

Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)


ハードウェア監視

• 監視系機能

– サーバ内コンポーネントの監視

• CPU, Memory

• PCI Slot

• Fan, PSU, 電圧、温度

– センサー表示

– LED 表示

– イベントログ表示

– SNMP, SMTP, Syslog を利用した通知

• 管理系機能

– リモートコンソール

– リモート電源管理

– リモート KVMS

– BIOS/ILOM Firmware の更新

– 構成のバックアップ

– 構成情報の Snapshot 取得（サポート用）

– PC-Check（HW診断機能）

– ILOM の設定（構成の変更など）

Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)

リモート管理（コンソール/電源管理）等の高度な機能を標準搭載


データベース監視

• Database Control

– ODA 上で稼働

– Oracle Database 11g 用

• EM Express

– ODA上で稼働

– Oracle Database 12c 用

• Cloud Control

– 外部サーバで稼働

– 複数DB/バージョンを

一括管理可能

Oracle Enterprise Manager：3種類の構成

* Oracle Enterprise Manager：各ライセンスの主な機能と使用するツール

http://www.oracle.com/jp/store/oemlicense-function-tool-170294-ja.pdf











Enterprise Manager：効率的な運用には不可欠

クリックベースの操作で Oracle Database の運用をもっと楽に簡単に

Enterprise Manager があれば

情報が整理・分析済みで表示されている為

何が起きているかすぐに判断可能

クリックベースなので操作で簡単

Enterprise Manager がなければ

Oracle Database のコマンドの知識、

TEXTで表示される情報の分析手法などの

スキルが必要


Enterprise Manager：問題の見える化と解決問題の発見

• データベース特有の指標から

性能問題を発見

解決方法の発見

• データベースのチューニング

アドバイスを提示、実装

問題の解決

• 定期レポートで経過観察

要因の分析

• 現在のセッションを分析し、遅延の原因になっているセッションやSQLを即座に特定

• データベース総合診断結果を参照し、ボトルネックや影響範囲を把握

データベースのパフォーマンス問題の発見・分析・解決・予防をシームレスに実現

EM Packs


Enterprise Manager：実行中のSQLも見える化リアルタイムSQL監視｜例えば”バッチジョブが終わらない！”際に活躍

EM Packs (11.2+)

各ステップごとの実行タイミングや実行時間、待機イベントの発生個所などが分かる「今ここ！」マークで、現在どの処理が実行されているか、どのくらいで完了するかが分かる


New! Enterprise Manager による統合管理

• Enterprise Manager Cloud Control

– ODA 用 Plug-in を提供

– ODA の全てのレイヤーを

一元的に監視可能

– 複数の ODA の一元監視も可能

• 利用要件

– ODA 全HWモデル

– ODA SW 12.1.2.2.0 以降

– EM Cloud Control 12.1.0.4 以降

• Cloud Control は外部サーバが必要になります

SW/HWの統合管理が可能に


統合型パッチ管理

• 煩雑なパッチ管理から解放

– ハードウェアからデータベースまで一括管理

– バンドルパッチは四半期に一度リリース

• 迅速な問題解決の実現

– 全世界共通のファームウェア/パッチレベル

– 問題の事前予防

通常構成（各コンポーネントの組み上げ）に比べ高い管理性を実現

バンドルパッチ＆ワンコマンド一

括適

用

* [Demo] Oracle Database Appliance：ワンコマンドでのパッチ適用

http://www.youtube.com/watch?v=_YbAU2oEzmE

http://www.youtube.com/watch?v=_YbAU2oEzmE


お客様

Auto Service Request (ASR)

• ハードウェア障害からの復旧を迅速に

– 障害検知からサービス・リクエスト（SR）登録までを自動化

– 標準サポート・サービス（Premier Support for Systems）で利用可能

自動化によりハードウェア障害への迅速な対応と復旧が可能に

故障箇所の特定に必要な情報を自動送信

パーツ手配（エンジニア手配）

（解析）パーツ交換 SR 作成

SR

監視ツール組込済みもしくは外部 ASR Manager が利用可能

* ASR > Fault Coverage for Engineered Systems

http://docs.oracle.com/cd/E37710_01/nav/faultcoverage.htm



導入から運用までの容易性通常構成（各コンポーネントの組み上げ）との比較

* 「データベース導入における所要時間と容易性の比較調査 Oracle Database Appliance VS Microsoft SQL Server ORCI nternational, 2012.01」 http://www.oracle.com/jp/products/database/database-appliance/database-appliance-vs-sql-server-1434947-ja.pdf

時間

5年間での工数削減効果

3,511時間（21人月相当）

http://www.oracle.com/jp/products/database/database-appliance/database-appliance-vs-sql-server-1434947-ja.pdf
















運用管理を軽減する専用ツール群

• 統合型パッチ管理

– Oracle Appliance Manager

• Oracle Database Appliance を構成するコンポーネント（ファームウェア、OS、データベース、クラスタウェア）のパッチを一括で適用可能

• 統合型ログ管理

– Oracle Appliance Manager / Trace File Analyzer

• Oracle Database Appliance を構成するコンポーネント

のログを一括で収集・パッケージング

• 構成チェック

– ORAchk

• パラメータやパッチ・レベル等、常に進化するベストプラクティスとの差分をチェック

Engineered Systems のメリット


運用管理を軽減する専用ツール群

• OAKCLI を利用して、Oracle Database Appliance の操作を行います

– Oracle Appliance Manager (OAKCLI) Reference

Oracle Appliance Manager (OAKCLI)

sub-command (抜粋) 説明

create / delete Oracle Home / Database の作成及び削除

manage diagcollect 各コンポーネントのログを収集

show version 各コンポーネントのバージョン確認

stordiag ディスクの健全性を確認

update ODA Bundle Patch の適用

validate システム健全性の確認

Terminal

[root@oak1 ~]# /opt/oracle/oak/bin/oakcli sub-command …

http://docs.oracle.com/cd/E22693_01/doc.21/e22692/toc.htm


シンプルなストレージ管理：Zero-Admin-Storage 仮想プール（Disk Group）へデータを配置するだけ、圧倒的に管理が楽に

FC Storage / RAW device ODA / Oracle ASM

Database Database

ASM

OS OS VM

Storage Storage

lvol lvol lvol lvol lvol lvol ・・・

dbf dbf dbf dbf dbf dbf ・・・

idx idx idx tbl tbl tbl

Tablespace ・・・

・・・

raw raw raw raw ・・・

LU LU LU LU ・・・

RAID Group ・・・

dbf dbf dbf dbf dbf dbf ・・・

idx idx idx tbl tbl tbl

Tablespace ・・・

・・・

raw raw raw raw ・・・

JBOD

Volume Group

Disk Group

・・・

Oracle ASM & Appliance Manager

が自動管理

+ SAN | OS

+ FC Switch etc

+ I/O Driver

+ Multipath etc


バックアップ


Oracle Database Appliance のバックアップ

• バックアップ先

– 共有ディスクへのバックアップ

– 外部ディスクへのバックアップ

– テープへのバックアップ

• バックアップ方法

– Oracle Database の標準ソフトウェアを利用

• Oracle Recovery Manager (RMAN), Oracle Secure Backup

• Oracle Enterprise Manager を利用した管理・スケジューリング

– 3rd-Party ソフトウェアを利用

概要｜従来の Oracle Database と変わらず運用可能

Backup Rate

(TB/Hr)

Restore Rate

(TB/Hr)

共有ディスク 2.5TB 2.6TB

外部ディスク 1.2TB 0.6TB

テープ 1.9TB -

* Oracle Database Applianceのバックアップとリカバリのベスト・プラクティスhttp://www.oracle.com/jp/products/database/database-appliance/dbappliance-

backup-strategies-1910721-ja.pdf

http://www.oracle.com/jp/products/database/database-appliance/dbappliance-backup-strategies-1910721-ja.pdf













• 外部ストレージ

– Oracle ZFS Storage ZS3-2 を推奨

• 高性能、高拡張性、低コスト、低管理工数

• ディスク・シェルフによる容量拡張が可能

• バックアップの他、DB容量拡張、ステージング等に利用可能

• バックアップソフトウェア

– Oracle Recovery Manager (RMAN) を推奨

• Oracle Database 標準

• 高機能（並列化したバックアップ操作が可能、高速増分バックアップ等）

• 検証済みの構成

ディスクバックアップ（推奨構成） 10GbEスイッチ

Advanced Compression

オプションを追加

バックアップ容量と時間を大幅に削減可能

実績：80%削減（三甲リース様のケース）

https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/3-3266.html




• テープライブラリ

– Oracle StorageTek SL150 を推奨

• スケーラブル、シンプル、省コスト

• バックアップサーバ

– Oracle Server X5-2 を推奨

• マスターサーバおよびメディアサーバ（兼用可能）

• バックアップソフトウェア

– Oracle Secure Backup を推奨

• 低コスト、高性能、高機能（RMAN との統合、未使用ブロックの最適化等）

• 検証済みの構成

テープバックアップ（推奨構成） 10GbEスイッチ


Program Agenda

製品概要




参考情報


Oracle Database Appliance が高性能な理由データベース開発チームが設計・設定のベストプラクティスを実装

1. データベースに最適化されたHW設計

＋

2. HW, SW構成に最適なパラメータ設定

＋

3. 飛躍的な性能向上を実現する Enterprise Edition


Oracle Database Appliance が高性能な理由ミッドレンジクラス・ストレージを超える高性能を実現

ポイント1：

Oracle ASM により、全てのDiskにデータを分散配置することで、I/O帯域を最大化

読み取りは全てのDiskで行う

ポイント3：

SSDにREDOログを書き込むことで、Write性能を安定化

SSDを2次キャッシュとして利用することで効率的に高IOPSを実現

ポイント4：

サーバとストレージはSAS-2で結線され、十分なI/O帯域を確保（48Gbit/s, 拡張時96Gbit/s）

ポイント5：

これらの最適化を初期構築時に自動的に構成

ポイント2：

高速なDiskの外周にデータファイルを配置、内周にはアーカイブログを配置（約1.5倍の性能差）

* 構成図はODA V1


Oracle Database Appliance が高性能な理由

利用用途利用可能容量性能値 (拡張時2倍) 備考

メモリ 1次キャッシュ 256 GB - 768 GB (1台)

512 GB - 1536 GB (2台)

N/A メモリ拡張可能

SSD (1) REDOログ 248 GB

496 GB (拡張時)

[IOPS(Read/Write)]

200K, 125K

[Bandwidth(Read/Write)]

3GB/s, 1.5GB/s

* Latency: 100-300 μs

REDOログ専用

SSD (2) 2次キャッシュ

データファイル

746 GB

1492 GB (拡張時)

[IOPS(Read/Write)]

150K, 75K

[Bandwidth(Read/Write)]

3GB/s, 1.5GB/s

* Latency: 1-2 ms

IOPSが求められるOLTP系システムの場合、2次キャッシュやデータファイルを配置

HDD (外周) データファイル * 冗長性/パターンによる [IOPS]

1500

[Bandwidth]

3GB/s

* Latency: 8-14 ms

スループットが求められるDSS/バッチ系の場合、

通常通りデータファイルを配置

HDD (内周) アーカイブログ

ディスク構成

* Administration and Reference Guide > Database Sizing for Oracle Database Appliance

http://www.oracle.com/technetwork/database/database-appliance/documentation/index.html





選択できるディスク構成と ASM Disk Group 拡張ストレージ・シェルフ接続時は各容量2倍

Disk 冗長性パターン * ASM Disk Group (GB) *

HDD (64TB) 三重化 (19,200GB)

* 可用性の観点から推奨

1 (External Backup) DATA：16,512｜RECO：2,688

2 (Local Backup) DATA：8,256｜RECO：10,944

二重化 (28,800GB) 1 (External Backup) DATA：24,768｜RECO：4,032

2 (Local Backup) DATA：12,384｜RECO：16,416

SSD (800GB) 三重化 - REDO：248

SSD (1600GB) 二重化 - FLASH：746

* パターン：DATA/REDOの配分割合を選択できます

* RECO：フラッシュリカバリ領域（アーカイブログ、RMANバックアップ）、ACFS

・・・・

HDD(16本)

+DATA (ディスク外周)

+RECO (ディスク内周)

SSD(4本)

+REDO

SSD(4本)

+FLASH

* Administration and Reference Guide > Oracle Database Appliance Software Configuration Defaults






・・・・

HDD(16本)

+DATA (ディスク外周)

+RECO (ディスク内周)

SSD(4本)

+REDO

SSD(4本)

+FLASH

選択できるディスク構成と ASM Disk Group ASM Disk Group と ACFS 領域

Disk ASM Disk Group ACFS 用途

HDD 外周 +DATA DATA データ領域

HDD 内周 +RECO RECO フラッシュリカバリ領域（アーカイブログ、RMANバックアップ）

HDD 内周 +RECO General ACFS Storage 汎用クラスタファイル領域

SSD +REDO REDO REDOログ専用領域

SSD +FLASH FLASH 2次キャッシュ領域

ASM DG

ACFS DATA RECO REDO General ACFS

Storage FLASH

* Administration and Reference Guide > Oracle Database Appliance Software Configuration Defaults






Oracle Database Appliance 検証結果(X4-2)

• OLTP処理

– 20,000同時ユーザー/20,000TPS（48コア）

– コア数追加によるリニアなスケールアップ

• DSS（DWH）処理

– I/Oスループットは3,000MB/s（＝24Gbit/s）

– FCストレージ（4Gbit/s）での理論値に比べ、6倍の性能を実現

– 拡張ストレージ・シェルフにより、さらにI/Oスループット向上が可能

Swingbench を用いた検証結果

* 本ホワイトペーパでは、検証情報（データ生成/処理内容/パラメータ等）を記載しているため、

他の環境で同様の検証を実施し、比較することが容易に可能です

Evaluating and Comparing Oracle Database Appliance Performance White Paper

http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/engineered-systems/database-

appliance/documentation/oda-eval-comparing-performance-1895230.pdf

http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/engineered-systems/database-appliance/documentation/oda-eval-comparing-performance-1895230.pdf


















＋


＋



Oracle Database Appliance：DBテンプレート

• テンプレートを使用してデータベースを作成

– ワークロード毎に用意（OLTP/DSS/In-Memory）

– 以下はOLTP用テンプレート

HW, SW構成に最適なパラメータを設定済み

odb-01s odb-01 odb-02 odb-04 odb-06 odb-12 odb-16 odb-24 odb-32 odb-36

CPU_COUNT 1 1 2 4 6 12 16 24 32 36

プロセス数 200 200 400 800 1200 2400 3200 4800 6400 7200

システムグローバル

エリア（SGA） 2 GB 4 GB 8 GB 16 GB 24 GB 48 GB 64 GB 96 GB 128 GB 128 GB

プログラムグローバルエリア（PGA）

1 GB 1 GB 4 GB 8 GB 12 GB 24 GB 32 GB 48 GB 64 GB 64 GB

Flash 6 GB 12 GB 24 GB 48 GB 72 GB 144 GB 192 GB 192 GB 192 GB 192 GB

REDO ログファイル

1 GB 1 GB 1 GB 1 GB 2 GB 4 GB 4 GB 4 GB 4 GB 4 GB

* Administration and Reference Guide > Database Sizing for Oracle Database Appliance








＋


＋



歪なコンピュータ・アーキテクチャの最適化が重要 CPUの進化 vs. HDDの進化

Network

HDD

ボトルネック

性能（相対比）

時間

拡大傾向

ボトルネック

CPU

X 32

2003 vs 2010 処理性能

X 1.x

トランジスタ数

回転数


パフォーマンス問題の原因はどこにあるのか？

* データ元：Oracle Direct が直近で実施したパフォーマンス・クリニック・サービス

http://www.oracle.com/jp/direct/pa-service/pc/index.html

性能ボトルネックの原因の傾向

CPU：11%

ストレージI/O：30%

メモリー配分：18%

非効率なSQL文、索引の設計等：27%

CPUよりもストレージI/Oがボトルネック

ストレージI/Oのボトルネックを解消する CPUを有効に活用できるパラレル機能を使う

11%

30%

18%

27%

14% CPU

DISK

Memory

Complex SQL

Other





CPUを並列に使える Enterprise Edition の実力 100GBの表に対する集計処理

CPUを並列に使えないSEでは、

いくらCPUを増やしても、

高価なマシンに変えても、

“わずか2コア”のEEに勝てない

↑

遅

早

↓

• 同一H/W構成（Oracle Database Appliance）上での検証結果

• “SE 24コア”はシリアル実行で検証

1/2


Standard Edition におけるCPUリソースの使用

• Standard Edition ではSQLをシリアル実行するため、1つのCPUコアしか使用しない。そのためCPUコアを追加しても性能向上は期待できない

データ集計するようなSQLを”シリアル実行”した場合

Oracle Instance

Table

CPUコア

Client

データ読み込み

（全データを1つのSPで処理） SP: Server Process

zzz… zzz…

SP

zzz…


• Enterprise Edition のパラレル実行を利用することで、複数CPUコアを活用し、処理の高速化を実現

Enterprise Edition におけるCPUリソースの使用データ集計するようなSQLを”パラレル実行”した場合

Oracle Instance

Table

Client

QC

PX PX PX PX

QC: Query Coordinator

PX: Parallel Execution Servers

パラレル機能が使える処理問い合わせ

索引の作成

統計情報の収集

SQL*Loader

Data Pump

RMAN 等

EE

11g R2 でさらに強化自動パラレル度設定

パラレル・ステートメント・キューイング

In-Memory Parallel Execution


データ増でも性能維持 Enterprise Edition の実力 100GBの表に対する集計処理

人気No.1 EE機能である

Partitioning を利用することで、

アプリを変更せず

読み取るデータ量を

劇的に削減し、さらに高速化

↑

遅

早

↓

100GB

3GB

• 同一H/W構成（Oracle Database Appliance）上での検証結果

• “SE 24コア”はシリアル実行で検証

1/30

データ圧縮により、さらに高速化が可能


アプリ変更せずに読み取るデータ量を削減 Partitioning Option｜テーブルサイズが2GBを超えたらオススメ

Q1 (sales_date)

Q2 (sales_date)

Q3 (sales_date)

Q4 (sales_date)

SELECT

結果

オプティマイザ

SELECT area, period, avg(sales_rev) …

FROM sales_history

WHERE sales_date between 10 and 12 GROUP BY area, period …

売上表のQ4パーティションだけに自動アクセス

売上表

Partitioning

今期(Q4)の売上の平均値を見たい


Oracle Database Appliance + EE による性能改善読取データ量を劇的に削減 > 高速回線で転送 > CPUを有効活用して処理

1TB 300GB 30GB

1TB

SAS-2 x 24

96Gbps

ODA/EE

SSD/SE

元データデータ圧縮パーティショニングパラレル実行

シリアル実行

ストレージから DBサーバへ

まるごとDBサーバへ FC x 2

16Gbps

わずか30GBになったデータを全

CPUで処理

1TBそのままのデータを1つのコ

アで処理たとえSSD/Flashで速くても、大容量のままでは、

ストレージ・ネットワークがボトルネックに

ASMによるI/O最適化

データ転送時間： 2.5秒

データ転送時間： 500秒

(ストレージ拡張時)


Enterprise Edition はアプリ変更なしに対応可能、組み合わせによりさらに高速化

パフォーマンスチューニングの幅が圧倒的に違う Standard Edition Enterprise Edition

○（簡単） SQLチューニング・アドバイザ/SQLアクセス・アドバイザ

自動で分析し、アドバイスを提示

SQLチューニング ×（面倒）

チューニング対象を探しだし、

さらにチューニングは経験を元に試行錯誤する

○（簡単）パーティショニング

大規模表を内部的に分割、アプリケーションの変更不要

アクセス範囲の限定 ×（面倒）大規模表を複数の表に分割、アプリケーションの修正が発生

○（簡単）データ圧縮

データ量を削減することでI/Oを削減

さらにキャッシュ可能なデータも増加

アクセスするデータ量を削減

×（なし）代替手段なし

○（活かせる）パラレル実行

複数CPUコアを活用し、処理の高速化を実現

CPUパワー

を活かす

×（活かせない） SQLをシリアル実行するため、1つのCPUコアしか使用しない

その為、CPUコアを追加しても性能向上は期待できない

ビットマップ索引、クエリー・リライト

結果キャッシュ etc… さらに…

膨大な工数をかけてアプリを修正する

超高性能H/Wにリプレースする

過去データを退避・削除する etc…


New! | さらなる高速化：Database In-Memory

• DWH処理を圧倒的に高速化

– 従来のロー型フォーマットとカラム型フォーマットを両方実装

• アプリケーションからは透過的

– 既存アプリケーションは変更不要

Oracle Database に分析用インメモリ技術を実装

DBIM (12.1+)

メモリメモリ

売上売上

ロー型フォーマット

カラム型フォーマット

0

20

40

60

80

100

2B 300K 30K

秒

Schneider Electric社での最大20億件のGL処理の分析

Row Format Column Format

OLTPデータをリアルタイム分析

7～128倍高速化


New! | さらなる高速化：Database In-Memory

• インメモリ・データを

各ノードで分割＋複製して配置

• スケールアウトと高可用性を両立

– 各ノードのCPUを有効活用し、

さらに高い並列性を実現

– ノード障害時にも、再ロードせずに

迅速なフェイルオーバーが可能

• Engineered Systems のみで利用可能

Oracle Database In-Memory Fault Tolerance

Real Application Clusters

In-Memory Parallel Query

DBIM (12.1+)

* ODA は2ノード構成


シリコンチップ内でデータの暗号化/復号化 AES-NI + Transparent Data Encryption

インテルXeonプロセッサに搭載されている暗号化アクセラレーション (AES-NI) +

Transparent Data Encryption によるデータベース暗号化

アプリケーションから透過的かつ、性能を劣化させることなく、データベース暗号化が可能

ASO

暗号化10倍高速復号8倍高速

バックアップ暗号化

データベース暗号化

外部出力データの暗号化

Advanced Security Option


• Data Redaction は 11.2.0.4 及び 12.1 の新機能

• ユーザーの権限やクライアント情報に応じてリアルタイムにデータをリダクション

• アプリケーションのコード修正は必要なし、データベース内で完結する列アクセス制御

• コールセンターやサポート業務等の職責に応じた顧客情報へのアクセス制御の実現や

PCIDSS に対応したクレジットカード番号の表示、アプリ開発者の直接アクセスも制御

New! | ユーザー毎のリアルタイム・アクセス制御 Oracle Data Redaction｜アプリ実装せずデータベース設定で容易に実装

ASO (11.2.0.4+)

4451-2172-9841-4368 5106-8395-2095-5938 7830-0032-0294-1827

クレジットカード番号

4451-2172-9841-4368

XXXX-XXXX-XXXX-4368

契約部門

コールセンタ




＋


＋


+α


ODA Fast Flash Cache

• バッファ・キャッシュ拡張

– メモリの拡張領域として利用

– SSD処理が効果的なOLTP処理関連の

データ・ブロックを効率よく格納

– DB Smart Flash Cache 同様

– ODA Fast Flash Cache では、

RAC ノード間でキャッシュ共有を行うよう

機能拡張され、さらなる性能向上を実現

• ALL DB on SSD

– 全てのデータベース・ファイルをSSDへ格納

– 標準800GB、最大1.6TB（ストレージ拡張時）

SSDによるトランザクション性能のさらなる向上｜用途を選択可能

No Cache

Local Cache

ODA Flash Cache

6X Speedup

Only ODA


Exafusion Direct-to-Wire OLTP Protocol 超高性能 InfiniBand インターコネクトをさらに極限まで性能アップ

• 高スループットを実現する InfiniBand

– OS コールのオーバーヘッドにより

RAC Cache Fusion の性能を抑えてしまう

• Exafusion は RAC Cache Fusion のために開発

• データベースが直接 InfiniBand HW をコール

– 様々なレイヤーをバイパスできる

• 世界で最も高速な

データベース用 InfiniBand プロトコル

• Engineered Systems のみで利用可能

Only ODA


全てのワークロード向けに最高のコストパフォーマンス各ワークロード向けに最適なテンプレートを実装済み

• for OLTP

大容量メモリ（最大1.5TB）

ODA Fast Flash Cache

低レイテンシ InfiniBand インターコネクト＋Exafusion

• for DWH

大容量ストレージ（最大64TB）

広帯域Disk I/Oスループット

Enterprise Edition Options

• for DB In-Memory

大容量メモリ（最大1.5TB）

低レイテンシ InfiniBand インターコネクト

In-Memory Fault Tolerance


Program Agenda

製品概要




参考情報



• Standard Edition -> Enterprise Edition による課題解決

• データベース統合基盤

• 可用性の改善（サーバ障害対策、災害対策）

• ハードウェアコストの低減

• SaaS/クラウド基盤

• 部門/支社データベース

• データベース基盤の標準化


数多くのお客様が重要なシステムには

Standard Edition ではなく

Enterprise Edition + ODA を選択されています

ODA により高性能・高機能の Enterprise Edition をスモールスタート


Standard Edition ユーザーが抱える課題 200ユーザーへのアンケートより（複数回答）

パフォーマンス障害対策運用が大変 DBの分散

半数以上のユーザーがパフォーマンスに課題を感じている

一定以上のシステム要件を満たすには Enterprise Edition の活用が不可欠

Copyright © 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 84

顧客事例：京阪百貨店様

ギフト商品の対面受注システムDB

大阪府内に5店舗を展開する京阪電気鉄道傘下の百貨店。売上高550億円、従業員数1,041名

ギフト受注パッケージソフトを利用したシステム

採用のポイント

– バッチ処理の高速化を実現

データ増加にともない5〜6時間を要していた夜間バッチ処理が1時間に短縮

– データベースの見える化により安定運用を実現

従来は、性能問題が発生しても、システム状況の把握が困難

Enterprise Manager による見える化

– さらに他のデータベースを統合予定

* プレスリリース（アシスト様共同） https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/3-3134.html

繁忙期のバッチ処理が最大6倍高速化、DB見える化により安定運用を実現

SE->EE





顧客事例：三甲リース様

プラスチックパレット及びコンテナ管理システムDB

日本最大のプラスチック物流機器専門メーカーの三甲株式会社が製造するパレット、コンテナのレンタル会社

RFID/QRコードを使用して個体管理

採用のポイント

– バッチ処理の高速化を実現

5時間かかっていた集計処理を1時間に

ODA の高いI/O性能、パーティション/パラレル機能により、アプリ改修せずに実現

今後想定している年間3億件以上のトランザクションにも対応可能に

– 高いコストパフォーマンス

IAサーバと比較して初期費用が50%、保守費用40%低減し、導入可能


アプリ改修せず、5時間かかっていた集計処理を1時間に短縮

SE->EE





EE がスモールスタートできる

パフォーマンス向上

データ量増大に伴い、パフォーマンスが低下。データ退避やアプリ改修等の一時的な対応が限界に

→ Partitioning Option の活用

可用性向上（DBメンテナンス） SE RAC により、サーバ障害には対応できていたが、DBメンテナンス（索引再構成）が必要な際はサービス停止行っていた

→ オンラインメンテナンス機能の活用

Why ODA

顧客事例：Webサイト運営企業 Standard Edition RAC からの移行

計画停止の主な要因

*出典: 2013 IOUG Database Availability Survey

1. アップグレード

2. サーバ・メンテナンス

3. DBメンテナンス

SE->EE


EE がスモールスタートできる

パフォーマンス向上

仮想化環境への統合により、性能劣化が発生。抜本的な解決のため、統合環境から最重要のデータベースを分離させることを決定

→ Partitioning Option / EM の活用

可用性向上

仮想化ソフトウェアでは対応できない、各種障害に対応するため、データベース機能でのクラスタリングを導入

→ Real Application Clusters の活用

Why ODA

顧客事例：ITサービス企業 Standard Edition on VMware からの移行

SE->EE











複数のデータベースを統合したい

• Oracle Database Appliance によるメリット

– Multiple Oracle Home / Database 管理機能を搭載

• Appliance Manager による管理：作成/削除、パッチ適用

– Capacity-On-Demand ライセンス

により段階的な投資により統合が可能

– 十分なキャパシティを搭載

• CPU: 72 コア / メモリ: 512 GB / ディスク: 32 TB

– 5年前の一般的なDBサーバ：CPU 2～4コア、メモリ 4 GB

• 高いストレージ性能

• Enterprise Edition によるメリット

– インスタンス・ケージングによるリソース管理

– 可用性・パフォーマンス・運用性・セキュリティ等

柔軟性の高いデータベース統合が可能

Grid Infrastructure

DB Home 1

(12.1.0.2)

DB Home 2

(11.2.0.4)

DB

DB

DB

DB


複数データベース環境のリソース管理

• CPU リソースの使用率をインスタンスごとに制御可能

• 同一ノード上で複数インスタンスを稼動させている場合、それぞれのインスタンスのビジネス要件に応じて、CPU リソースの使用率を設定できる

– 例）Sales DB インスタンスA：全体の 50 %

HR DB インスタンスB：全体の 25 %

Mail DB インスタンスC：全体の 25 %

• オンラインで切り替え可能

– CPU_COUNT パラメータの値の変更

– リソース・マネージャのリソース・プランを有効化

• Single / RAC One Node / RAC いずれでも使用可能

• Oracle Database 11g R2 からの新機能

インスタンス・ケージング

EE (11.2+)

インスタンス A

インスタンス B

インスタンス C

4

6

8

2

CPU

総数＝8


New! | マルチテナント・アーキテクチャによる統合リソース利用効率、運用作業効率を最大化するアーキテクチャ

MT (12.1+)

メモリ領域

プロセス

データベース

制御ファイル


ERP

ログファイル

Oracle Database 11g

データベース

制御ファイル


CRM

ログファイル

メモリ領域

プロセス

データベース

制御ファイル


DWH

ログファイル

メモリ領域

プロセス

Oracle Database 12c

メモリ領域

プロセス

データベース（CDB）

制御ファイルログファイル


ERP

PDB：ERP


CRM

PDB：CRM


ERP

PDB：DWH

Multitenant Container Database

(CDB)

Pluggable Database (PDB)

バックアップ、パッチ適用等の運用作業はCDB単位で一括実施可能


集約効率：マルチテナント統合vsインスタンス統合

Throughput for 252 databases:

same CPU, memory and I/O

# of databases with the

same throughput

# of CPU cores for 252

databases to have equal

throughput

# of IOPS for 252

databases to have

equal throughput

130,000 TPS

72,500 TPS

252

168

128 Cores

192 Cores

131,200 IOPS

355,000 IOPS 従来の複数DB統合

Oracle Multitenant

同一のDB数/性能に必要なCPUコア数が30%以上少ない

同一の性能を保ちつつ、

1.5倍のDBを統合可能

* Oracle Multitenant: Study of Database Consolidation Efficiency

http://www.oracle.com/technetwork/database/multitenant/learn-more/oraclemultitenantt5-8-final-2185108.pdf

MT (12.1+)











複数データベース環境を1つの画面で一括管理 Enterprise Manager 12c Cloud Control

・1つのDBを1つの箱で表現

・負荷が高いDBは面積が大きく表示される

・主な負荷のタイプ（CPU負荷やIO負荷や待機）

により色分けされる

DB1 DB2 DB3 DB4

DB5

クリックで各DBに

ログイン可能

管理している全てのDBに対するインシデントが確認可能

複数DB対して情報の表示やログインが可能 ※Cloud Control の利用には外部サーバが必要です


顧客事例：デジジャパン様

• クラウド・サービスDB基盤

• 寺岡精工グループのIT戦略会社であり、クラウド・サービスやPOSレジ販売を

軸に事業を展開。飲食・クリーニング・流通業界向けクラウド・サービスを日本国内はもとより海外に向けても提供

• 採用のポイント

– ダウンタイムの最小化と安定稼働の実現

– 構築/保守・運用コストの低減

– 消費電力/サーバ設置面積の大幅縮小

• 個別に運用していた14台のサーバを統合

– ユーザーの急激な増加への容易な対応

• 容易なCPU能力の拡張

– データ処理性能の向上

• パラレル処理や Oracle Partitioning

• データのインポート速度が従来の7～8倍に


14台の Standard Edition / HA構成のサーバ群を統合

SE->EE





顧客事例：小泉成器様

• 営業支援システム等のDB基盤

• 自社ブランドによるビューティケア製品、家電照明、調理器具の企画・製造・販売に加え、国内外のナショナル・ブランド商品の卸売を行う

• 売上高750億円、従業員数304名


– 従来システム毎に個別に構築していたデータベース群の統合、性能向上も実現

• システム基盤製品「intra-mart WebPlatform」で利用するデータベースを中心に統合

• バッチ処理性能が従来の4倍に

– 小規模かつ低コストでスタートができ、高い拡張性を持っている

– 可用性の向上 / 大規模データへの対応

– Oracle ZFS Storage Appliance によるバックアップ

* プレスリリース


イントラマートをベースにした営業支援システム群を3ヶ月で統合

SE->EE





ディスクI/O性能の大幅な向上

大規模なデータベース統合が可能に

Zero-Admin Storage

複雑なSANストレージ管理からの解放

計画停止/計画外停止の最小化

RACの採用, 30時間/年 → 20分間/年

スペース/電力費の大幅削減

2Rack(84RU)からわずか8RUへ

Why ODA

顧客事例：Interactive One社（米ソーシャルメディア）

以前の環境 ODA

6DB DB 2DB

84RU スペース 8RU

50A 消費電力 20A

30時間年間停止 20分間

- ディスクI/O性能 10倍

3PAR Storage

84RU 8RU

高いディスクI/O性能により、性能を犠牲にすることなく大規模統合を実現


コンパクトな ODA：データセンターコストの大幅削減

• 10RU以上から6RUへ1/2に削減 • 単一システムでの比較（一般例）

– 組み上げ：12RU vs. ODA：6RU

• 月額25万円/1ラック（42RU）の場合

• 5年間で約 200万円以上の削減

• DB統合でさらに大きな効果（実例）

– オークネット様

• 20RU→4RU（年300万円削減）

– 某サービス企業

• 42RU→4RU（年960万円削減）

10RU～

6RU

組み上げ構成に対するメリット

組み上げ構成 ODA











従来、十分なサーバ障害対策ができていなかった(Single構成/Cold-Standby構成/仮想化HA)

クラスタ構成を個別に組み上げていた(3rd-party クラスタウェア構成)

災害対策が必要になった等

10

1

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災害対策/データ保護を行いたい

• Data Guard で低コストかつシンプルな災害対策/データ保護を実現

– Enterprise Edition の基本機能

– HW は ODA 2台のみ、Capacity-On-Demand ライセンスによる柔軟な投資

– Data Guard の利点

• 高可用性、ローリング・アップグレード、テスト、

オフロード（参照、ブロック修復、バックアップ）

Data Guard / Active Data Guard

Advanced Compression


転送データを圧縮することで帯域コストを大幅削減

Active Data Guard


災対サイトが参照可能

ブロック破損を自動修復

災対サイトも徹底活用

Data Guard

本番サイト災対サイト

4コア 8コア

EE

ログ転送だけなので低速回線でもOK

10

2


顧客事例：朋和産業様

• 製造業基幹システム

• レンゴーグループの軟包装事業の基幹企業。店舗に並ぶ商品のパッケージや医療器具の機能性包材の製造・販売

• 売上高500億円、従業員数1,280名


– パフォーマンス改善

• Partitioning / データ圧縮 / EM の活用

– 可用性向上

• RAC One Node / Data Guard の活用

– スモールスタート可能

• SE → EE へ初期コストを抑えて移行



* 事例記事

http://www.oracle.com/us/corporate/customers/customersearch/

howa-sangyo-7-dba-cs-jap-2407980-ja.html

* 日経コンピュータ

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Active/20130611/483964/

低コストにDB基盤を再構築。パフォーマンス改善と災害・障害対策を実現

SE->EE




http://www.oracle.com/us/corporate/customers/customersearch/howa-sangyo-7-dba-cs-jap-2407980-ja.html
















http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Active/20130611/483964/


顧客事例：朋和産業様

処理量・データ量の増加に伴い、基幹システム（SE/HA構成）のパフォーマンス問題が発生していた

履歴データの退避や業務切り出しで対応したためDBが分散し、可用性レベルがバラバラに

データセンター障害を見据えたBCP対策が必要に

ODA＋EE機能により、Disk I/Oを中心としたボトルネックを解消し、大幅なパフォーマンス向上を実現

分散したデータベースを統合し、シンプルな仕組みで障害/災害対策を実現

EM のアドバイス機能で監視・チューニングが自社で可能に

パフォーマンス向上等に不可欠な EE がスモールスタートできる（極めてコストパフォーマンスが高い製品）

事前構成されたアプライアンスなので高可用性DBの短期導入と導入コスト削減ができる

システムの課題とニーズ ODA による課題とニーズへの対応

Why ODA ? パフォーマンス問題を抱え分散したDBを統合

災対開発

平常時は災対環境を開発用途に利用

RAC One Node によりノード障害に対応

ODA及びEE機能により I/Oボトルネックを解消

Data Guard によりシンプルにデータ保護

Advanced Compression により回線コストを低減

Enterprise Manager(EM) により定常監視・チューニングが自社で可能に

低コストにDB基盤を再構築。パフォーマンス改善と災害・障害対策を実現

SE->EE


顧客事例：東栄住宅様

• 建物系原価管理、工程管理、電子発注等のDB基盤

• 首都圏を中心に戸建分譲事業を展開を展開する総合住宅メーカー

• 売上高1,100億円、従業員数456名


– 事業継続性を重視し、ODA 2台による災害対策構成を採用

– システムの抜本的な再構築を短期間で実現するため開発生産性の向上が不可欠

• Diagnostics Pack / Tuning Pack によるSQLチューニングの自動化

– データベース統合及びデータ量の増大に対応できる安定したパフォーマンス

• Standard Edition, PostgreSQL 等を統合


* 講演記事

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1408/11/news012.html

災害対策/データ保護の強化及び開発生産性の向上を目的に EE を採用

SE->EE






顧客事例：ディーコープ様物理環境（DB層/ODA）とクラウド環境（AP層）を併用するハイブリッド構成へ

SE->EE

• 購買活動を総合的に支援するソフトバンク・グループのコンサルティング会社。購買支援企業数1,200社以上、累計購買支援金額2兆円以上

• 分散していたデータベースを統合し、パフォーマンスの改善、災害・障害時におけるデータ保護、セキュリティ強化を実現

• ミッション・クリティカル領域であるデータベースに関しては、高品質なサービス・レベルを保つ必要があるため、物理環境で構成

*プレスリリース https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/3-3349.html

* インタビュー記事 http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1502/12/news014.html














UNIX -> Linux への移行 AS400 からの移行高価なストレージ(FC/NAS)からの

移行(コスト及び煩雑な管理が課題)

Flash ストレージとの比較(コストパフォーマンスが課題)

10

8


顧客事例：CallSource社（通話トラッキングサービス）

H/Wリプレースにあたり、パフォーマンスの改善を望んでいた

サーバ/ストレージ/FCスイッチで合計$25万の投資を検討していた

調査に3ヶ月、構成/テストに2ヶ月、合計5ヶ月以上の期間を移行プロジェクトに掛けることはできない

既存環境に比べ、7倍のパフォーマンスを実現

$25万のH/W構成のパフォーマンスを1/5のコストで実現

迅速な環境構築（2時間半）、複雑なパッチ管理からの解放

25RUから4RUにスペース削減、消費電力は1/3以下

Enterprise Edition がスモールスタートできる

圧倒的に高いコストパフォーマンス

シンプルな構築と運用管理

運用費用の大幅削減

システムの課題とニーズ ODAによる課題とニーズへの対応

Why ODA ? 個別H/Wの組み合わせ vs. ODA

パフォーマンス

同一

コスト $25万 vs. $5万

構築 5ヶ月 vs. 2.5時間

スペース 25RU vs. 4RU

消費電力 25A vs. 7A

vs.

1/5のコストで同一パフォーマンス

ミッドレンジクラス・ストレージに比べ、圧倒的に高いコストパフォーマンス

* ORACLE MAGAZINE Vol.12

http://oraclemag.mobileclip.jp/entry/3108027


10

9


顧客事例：VOYAGE GROUP様（ECナビ）

• 会員管理及びポイントDB

• インターネットショッピングをする際に便利な商品・ショップなどの情報を集約したポイント機能を持った価格比較サイト。累計ポイント発行額100億円以上、会員数400万人以上


– データセンターコストの削減

• 10RU以上から4RUへ1/3に削減

– HW/SWの相性を心配する必要がない

– 容易な Oracle RAC 環境の構築

– SANストレージと比較した高いコストパフォーマンス

– 2014年7月、ODA V1 から ODA X4-2 へアップグレード（IOPS 60%向上）

組み上げ構成と比べた優位性、ビジネス成長に見合う十分なパフォーマンス

* プレスリリース（アシスト様発表） http://www.ashisuto.co.jp/corporate/info/news/1197627_1217.html

* 事例記事


http://www.ashisuto.co.jp/corporate/info/news/1197627_1217.html


11

1


顧客事例：東京カンテイ様

• 不動産関連ビッグデータ分析用DB

• 大規模な不動産データベースを保有し、マンションデベロッパー、不動産仲介業者、金融機関、不動産鑑定事務所など3,100社もの法人会員向けに、不動産に関する多種多様なサービスを提供


– 高度な分析処理時間が最大11倍高速化

– 段階的な投資が可能

– 構築/運用工数を大幅に削減可能

– 可用性、信頼性、高性能を実現しながらUNIXシステムと比べて導入しやすい高いコスト効率

UNIXシステムと比べて導入しやすい高いコスト効率


Customer Voice

当社のシステムは金融機関と同等の可用性や信頼性を求められるため、第一に安定稼働が命題となっています。そのため、これまでは実績のあるUNIXを採用して上記命題をクリアしてきました。しかし、導入時のスペックを基準に開発を行うため、思い切った施策が取れなかったり、チューニングに時間を取られたりといった問題がありました。そこで、安定稼働はもちろんのこと、このような問題に対応でき、さらにユーザーのニーズに柔軟に応えられる拡張性を持ったハードウェアを探し求めていたところ、「Oracle Database Appliance」に巡り合うことができました。














SaaS/クラウド基盤に求められる要件

• 経済性/拡張性

– 十分なハードウェアスペックを備え、HW

を変更せずに拡張が可能

– それに応じた投資が可能

• Capasity-On-Demand ライセンス

• 可用性

– 冗長化されたハードウェア

– ソフトウェアによる可用性の担保

• サーバ障害：RAC / RAC One Node

• データ保護：Data Guard

• 人的エラー：Flashback Technology

• Backup/Recovery：RMAN

• 運用性/サポート

– Enterprise Manager による高度かつ容易なデータベース管理

– ワンストップ・サポート

• セキュリティ

– 多様な顧客データが格納されていることから、セキュリティ対策が必須

• データ暗号化：Advanced Security

• アクセス制御：Database Vault

スモールスタートが必須、外部向けであることから高いシステム要件


顧客事例：NTTビズリンク様

• アプリケーション・サービスDB基盤

• ハウジング、ホスティングなどとともに、クラウド・バックアップ・サービス「イージーDR」、インターネット・ストレージ・サービス「iTrustee」など、ネットワークを活用した多彩なアプリケーション・サービスを提供


– 短期構築と導入コストの削減を実現

– Enterprise Edition を低コストで導入及び運用可能

• 今後のアプリケーション・サービスの成長に合わせて拡張可能

– ワンストップ・サポート

• 全てのコンポーネントをオラクルが提供

– PostgreSQL 等のOSSと比べた高い信頼性



短期導入と3倍の性能改善、サービスの成長に合わせて拡張可能





顧客事例：山口情報処理サービスセンター様

• クレジット決済システムDB基盤

• ガス、水道、保険、新聞、通販などの加盟店に数多くの導入実績を持つクレジット決済システム「CANDY-A（キャンディエース）」をはじめとしたサービスを提供


– リアルタイム災害対策を実現

• Data Guard の活用により、データ保護の強化と障害からの迅速な復旧が可能に

• 月次での遠隔テープバックアップから変更

– アプリ改修を行わず3倍性能向上

• Enterprise Edition の機能を活用

– 柔軟な拡張性

• 今後利用者数が増えた場合にも容易に拡張

– 3ヶ月間という短期構築を実現 * プレスリリース（アシスト様共同） https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/3-3098.html

* 事例記事（アシスト様） http://www.ashisuto.co.jp/case/industry/information/1195885_1565.html

SE RACからEEへ3ヶ月で移行し、リアルタイム災害対策と性能向上を実現

SE->EE




http://www.ashisuto.co.jp/case/industry/information/1195885_1565.html










部門/支社データベース工場/操業所データベース海外展開用データベース等スモールスタート＋容易な管理が不可欠なシステムに最適


短期間での導入が可能であること

最小限のライセンス費用でスモールスタートできること

同等構成の汎用サーバと比べて低コストであること

ハードウェアとソフトウェアの構成一式をオラクルが動作保証していること

Why ODA

顧客事例：富士通テン様 ASEAN地域拠点で利用する Oracle EBS のDB基盤として ODA を採用

Global Central WareHouse

(Exadata)

Systemwalker

(富士通製システム管理製品)

海外拠点用ERP

(EBS on ODA)

他業務システム

Oracle Data

Integrator

Customer Voice

ODA によるデータベース基盤は最短で構築でき、海外事業のスピーディな展開にIT面から貢献している。今後、北米拠点のOracle EBS のシステム基盤も ODA に移行することを検討している

https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/oda_customer_fujitsu_ten

https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/oda_customer_fujitsu_ten


顧客事例：Aon社（保険関連サービス）

世界22カ国1,600社25万人以上が利用するため、ダウンタイムが発生することは許されない

30～40年分のデータに基づくレポート作成に対応できる性能

EUにおけるデータ保護規制（保管場所と暗号化）へ対応するため、EU域内へのデータ移転が必要に（従来は米国のみ）

可用性・性能を満たしつつ、導入コストを55%削減

容易な導入とメンテナンスが可能なことにより、世界展開に最適（欧州7台、北米1台、アジアは今後展開）

Oracle Active Data Guard による高い可用性の実現

Oracle Advanced Security による容易なデータ暗号化

スモールスタートが可能な事による導入コストの削減

ビジネスの成長に合わせた拡張が可能な高い柔軟性

従来の組み上げ構成に比べ、圧倒的に迅速な導入が可能（数週間から数日へ）

システムの課題とニーズ ODAによる課題とニーズへの対応

Why ODA ?

世界規模でのクラウド・サービスを展開、データ保護規制へも対応

欧州（2拠点）

アジア（予定）北米

世界規模でのサービス展開 Oracle Active Data Guard によるローカル及びリモート・スタンバイ環境を構築

Primary DC Secondary DC










DB基盤を社内で標準化することで、初期/運用管理コスト低減、サービス提供の迅速化等を実現します

Exadata＋ODA で構成するお客様が非常に多いです

日本のお客様でも標準化が進んでいます


Exadata とともに社内標準DB基盤として ODA を採用

可用性の高いDB基盤が何ヶ月という単位でなく数日で準備ができる

パッチ管理機能やワンストップサポートにより、大幅に運用管理コストを削減できる

60台以上の ODA が稼働中

(as of Oracle OpenWold 2013)

Why ODA

顧客事例：ウォルグリーン社（米ドラッグストアー） Engineered Systems を社内標準データベース基盤として採用

Data Guard

本番用災対用

開発用テスト用

高可用性が求められる処方箋受付システムでの構成例上記のような構成が各種システムへ横展開されている

12

2


ご採用いただいたお客様の声

• 金額から見たパフォーマンスが想像以上、正直言って驚いた

• SANストレージの管理には手間がかかる

そういうストレージ管理から解放されるのは、うれしい

– FCストレージ構成からリプレースされたお客様

• 事前構成済みのアプライアンス製品という安心感が大きい

– サーバ/ストレージ/スイッチの管理・サポート・保守期限がバラバラで困られていたお客様

• スモールスタートが可能なライセンス方式だからこそ、中堅企業の我が社でも Enterprise Edition を採用できた

– Standard Edition でパフォーマンス問題を抱えられていたお客様

コストパフォーマンスの高いアプライアンス + 高性能/高機能な Oracle EE


採用が急速に進む Oracle Database Appliance 採用/稼働ニュースリリース済みお客様（五十音順） 1/3

• HBA 様 – 導入後、約1カ月でクラウド・サービスの基盤として展開。

特別なチューニングを行わず最大5倍の性能を改善

• NTTビズリンク様 – クラウド・アプリケーションサービスのDB基盤に採用し、従

来比3倍の性能を実現

• VOYAGE GROUP 様 – 日本最大級の価格比較サイト「ECナビ」に採用

• 伊藤忠テクノソリューションズ様 – 新プロジェクト管理システム「PJNAVI」に採用し、システム

構築コスト抑制とスケジュールの巻き返しに大きく貢献

• オークネット様 (SE->EE, 統合) – 460万台の車両データをはじめリアルタイムで変動する

データの迅速な処理とハードウェア保守費用などにかかるコストの削減を実現

• 京阪百貨店様 (SE->EE, 統合) – ギフト商品の対面受注システムを刷新し、繁忙期のバッ

チ処理が最大6倍高速化

• 小泉成器様 (SE->EE, 統合) – イントラマートをベースにした営業支援システムのDB基盤

を統合、バッチ処理が従来の4倍に性能向上

• 三甲リース様(SE->EE) – レンタル業務の中核となるプラスチックパレットおよびコン

テナ管理システムのデータベース基盤での集計バッチを5時間から1時間に短縮

https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20150327.html









http://japanmediacentre.oracle.com/content/detail.aspx?ReleaseID=3134&NewsAreaId=2

http://www.ctc-g.co.jp/report/column/case_pjnavi/index.html




































http://www.uniadex.co.jp/nextalk/jirei/140311.html



• シャープ様(SE->EE) – 「億」単位のレコードを管理する液晶パネル生産情報DB

のレポート出力時間を平均1／4に短縮

• ダイハツディーゼル様 – 設計情報管理システムに採用、ODA の高速性とシンプ

ルさ、そして拡張性が自社のニーズに合致

• ディーコープ様 (SE->EE, 統合, 災害対策) – 購買支援サービスのデータベース基盤として ODA を採用

し、物理環境とクラウド環境を併用するハイブリッド構成へ移行

• デジジャパン様 (SE->EE, 統合) – クラウドサービスのDBサーバー14台を ODA 1台に集約、

消費電力、サーバー設置面積の大幅縮小を実現

• 東栄住宅様 (SE->EE, 統合, 災害対策) – 複数システムのデータベースを統合し、ODA 2台による災

害対策構成を採用

• 東京カンテイ様 – 不動産関連のビッグデータ分析用DBの新基盤として採

用。可用性、信頼性、高性能を実現しながらUNIXシステムと比べて導入しやすい高いコスト効率を評価

• 西川ゴム工業様 (統合) – 複数のデータベース・サーバーを統合できる共通のプライ

ベート・クラウド基盤として ODA を採用

• 富士通テン様 – ODA により低コストでスモールスタート可能なDB基盤を

最短で構築でき、スピーディな海外事業展開に貢献（Oracle E-Business Suite）

http://www.tis.jp/casestudy/detail/casestudy_65.html























































http://www.oracle.com/us/corporate/customers/customersearch/fujitsu-ten-em-cs-2179653-ja.html





• ペイデザイン様 (災害対策) – 決済事業基幹システムのDB基盤を ODA 2台と Active

Data Guard により、シンプルに高信頼性構成を実現

• 朋和産業様 (SE->EE, 統合, 災害対策) – 基幹システムのDB基盤を統合し、性能改善、増大するデ

ータ量への対応及び災害対策を実現

• 山口情報処理サービスセンター様(SE->EE, 災害対策) – クレジット決済システムのDB基盤として、ODA 2台での災

害対策構成を採用




























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7


こんなケースにご検討ください

• パフォーマンスに課題がある

• 可用性対策が十分ではない

• データベース・システムの管理が大変

– バラバラなベンダー製品を組み合わせることによる苦労

– 運用監視、パッチ管理、ストレージ管理等

• 初期コストを抑えてスモールスタートが必要

• 小規模なデータベースが乱立している

• より高度なシステム要件に対応しなければならない

– セキュリティ、データ保護（災害対策）、無停止でのメンテナンス等

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選択される理由

• Engineered Systems である

– シンプルに高可用性、高いコストパフォーマンス、リスク低減

– “Build vs. Buy”：一から作るよりも買ってきた方が賢い選択

• Oracle Database Enterprise Edition が使える

– スモールスタート：Capacity-On-Demand ライセンス

– Enterprise Edition を採用できるシステムレンジが大幅に拡大

中堅企業の基幹システムだけでなく、

大手企業の部門・拠点システムでも数多く導入されています

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Program Agenda

製品概要




参考情報


SAP社より認定済み

• Oracle Database Appliance は SAP 社より認定済み構成です

– Oracle Appliance Manager により SAP Application 向けに構築可能

– Engineered Systems では、Exadata / Exalogic / SuperCluster / Virtual Compute Appliance が認定済み

• 要件

– SAP NetWeaver 7.x

– Oracle Database Appliance 2.4 / 2.6 / 2.7 / 2.8 / 2.9 / 2.10

• RAC One Node 構成は対応していません

• 詳細は以下をご覧ください

– SAP Community Network > SAP on Oracle

• http://scn.sap.com/community/oracle

– Oracle Database Appliance での SAP NetWeaver の使用

• http://www.oracle.co.jp/sap/products/oda.html

Oracle Database for SAP

http://scn.sap.com/community/oracle

http://www.oracle.co.jp/sap/products/oda.html


Oracle Database Appliance 関連URL

• 製品情報ページ：O.com > Oracle Database Appliance

– http://www.oracle.com/jp/products/database/database-

appliance/overview/index.html

• 製品技術ページ：OTN > Oracle Database Appliance

– http://www.oracle.com/technetwork/database/database-

appliance/overview/index.html

• サポートページ：MOS > Information Center: Oracle Database Appliance [ID

1417713.2]

• 最新情報/資料まとめサイト：オラクルエンジニア通信 > Oracle Database

Appliance

– https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/cat_db_appliance

「Oracle Database Appliance」と検索

http://www.oracle.com/jp/products/database/database-appliance/overview/index.html



http://www.oracle.com/technetwork/database/database-appliance/overview/index.html



https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/cat_db_appliance


Oracle Database Appliance 関連URL

• Oracle Database Appliance FAQ：よくあるご質問

– https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/column_oda_faq

• 【デモ】Oracle Database Appliance：初期構築デモ（Oracle Appliance

Manager）

– https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/material_oda_demo_deploy

• 【デモ】Oracle Database Appliance：ワンコマンドでのパッチ適用

– https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/material_oda_demo_patch

• 【デモ】Oracle Database Appliance：Oracle Home / Databaseの管理

– https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/material_oda_demo_home

オラクルエンジニア通信に掲載している資料抜粋

https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/column_oda_faq

https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/material_oda_demo_deploy

https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/material_oda_demo_patch

https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/material_oda_demo_home


Oracle Direct 無償支援サービス

• Oracle Database 構成相談サービス

• サーバー統合/仮想化アセスメントサービス

• パフォーマンス・クリニック・サービス

• Oracle Database バージョンアップ支援サービス

など、多くの支援サービスを提供しています

お気軽にご活用ください

• 詳細はこちら

– http://www.oracle.com/jp/direct/services/index.html

オラクル製品のエキスパートであるエンジニアが支援します

http://www.oracle.com/jp/direct/services/index.html


Appendix：サポート関連


Oracle Premier Support 2種類のサポート・サービスで製品全体をサポート

Premier Support for Software Premier Support for Systems

Database Software

Oracle Database を含むソフトウェアが対象

24時間265日、Webや電話によるテクニカルサポート

重要度1の問題に関して24時間365日の1時間以内のリモート対応

OS & Hardware

ハードウェア、OS（Oracle Linux）が対象

24時間365日、Webや電話によるテクニカルサポート

重要度1の問題に関して24時間365日の2時間以内のオンサイト対応（拠点から40キロ圏内の場合）

OS

Hardware

Software Premier Support for Software

Premier Support for Systems


オラクルライフタイム・サポート・ポリシー 3種類のサポート・フェーズ

Premier

Support

Extended

Support

Sustaining

Support

• ソフトウェア製品：出荷開始から5年間

• OS製品：出荷開始から10年間

• ハードウェア製品：最終出荷日から5年間以上

• 上記期間終了後、特定のSW/OS製品・リリースに対し、Premier Support 同等のサービスをさらに3年間提供

• より長期間、高いサポートレベルを維持

• Premier Support 期間終了後、特別な内容でサポート契約を延長可能

• ソフトウェア／OS製品：無期限


オラクルライフタイム・サポート・ポリシー

※ソフトウェア製品、 OS製品の Extended Support は、特定の製品リリースで選択可能です

※一部製品は上記ポリシーの適用対象外となります

(*)止むを得ずサポートを終了する場合は12ヶ月前迄に通知します。最終出荷日から5年を経過後は、交換部品を直ちに提供することができない場合や交換部品を送付する対応時間が遅れる場合があります

Premier Support Sustaining Support

Extended Support 5年間

3年間

無期限

ソフトウェア製品

ハードウェア製品

OS製品

Premier Support

10年間

3年間

無期限

Premier Support

最低5年間製品毎で長期サポート(*)

出荷開始

出荷開始

出荷開始

Sustaining Support

Extended Support

最終出荷日

最終出荷日から5年後

Oracle Database

12.1.x

Oracle Linux

5.x

2013/6 2018/7 2021/7

2015/2

2007/3 2017/3

Oracle Database

Appliance X5-2

（設定なし）

2017/3


Appendix：補足資料


よくあるご質問 1/8 Category Question Answer

購入

Standard Editionをサポートしますかサポートしません。Enterprise Editionのみサポートします。

保有しているEEライセンスを使用できますか使用可能です。旧バージョンから移行される場合には、保守契約を締結されていることが前提です。

保有しているSEライセンスから移行できますか保守契約を締結されていれば移行可能です。具体的な費用は販売パートナーにお問い合わせください。

NUPライセンスは選択できますか選択可能です。有効にしたCPUコア数に応じた最少ユーザー数を満たす必要があります。例）4コア：50NUP、8コア：100NUP

Processor/NUPライセンスを混在できますかサーバー1：Processor｜サーバー2：NUPという構成が可能です。なお、有効コア数は2つのノードで統一する必要があります。

標準納期はどのくらいですか日本オラクルへご注文いただいてから約3～4週間です。最新情報はお問い合わせください。

製品

（ポリシー）

インターネット回線への接続は必須ですか Oracle Database Appliance自体を接続することは必須ではありません。なお、ASRを利用する際は必要になります。

Oracle Database以外のソフトウェアを導入することはできますか

管理・監視・バックアップ等を目的としたソフトウェアのエージェントを任意に導入可能です。エージェントがOracle Database ApplianceのOS環境をサポートするかをご確認ください。

パラメータは変更できますかオラクルのベストプラクティスに基づいた設定が行われていますが、必要に応じ変更いただくことは可能です。

* Oracle Database Appliance FAQ：よくあるご質問






製品

（ポリシー）

OSパッケージの追加はできますか

任意に追加いただくことができます。ただし最小限の追加に留めることを推奨します。

How to download Linux RPM's directly on the Oracle Database Appliance (ODA)

[Doc ID 1461798.1]

How to use a separate Linux machine as your RPM repository to download and

apply RPM's on the Oracle Database Appliance (ODA) [Doc ID 1461818.1]

起動ディスクの空き領域は利用できますか任意にご利用いただくことができます。各サーバー当たり約300GBです。

Private NetworkのIP設定を変更できますか変更できません。以下の設定で固定されています。

Node0: 192.168.16.24, Node1: 192.168.16.25

製品

（パッチ）

パッチ適用はどのように行いますか

オラクルより提供されるBundle Patch（ファームウェア, OS, Grid Infrastructure,

Database, Oracle Appliance Managerを含む）を、Oracle Appliance Managerを利用して適用します。

パッチ適用はオンラインで行えますかできません。パッチ適用の際は、システムの停止が必要です。

パッチは常に最新版を適用しておく必要はありますか強く推奨しますが必須ではありません。Bundle Patchは累積パッチですので、過去バージョンのいずれからもアップデートが可能になっています（一部例外あり）。

Bundle Patchはどのような間隔でリリースされますか四半期毎（1/4/7/10月）にリリースがスケジュールされています。

個別パッチの適用は可能ですか

通常のOracle Database向けに提供されている個別パッチを個別要件に応じ、サポートのガイドに従い、任意に適用することが可能です。Oracle Database Applianceを構成するOracle Database以外のコンポーネントへのパッチ適用については、ODA

Bundle Patch以外を認めておりません。







製品

（運用）

データのバックアップはどのように行いますかバックアップの方法は主に3つあります。（1）共有ディスク（フラッシュ・リカバリ領域）へのバックアップ、（2）外部接続したNASへのバックアップ（NFSのみ）、（3）テープへのバックアップ

起動ディスクのバックアップはどのように行いますか通常のLinux環境と同様の方法でバックアップしていただくことができます。例）Dumpコマンド/LVM Snapshot

運用管理はどのように行いますか ILOM（HWコンポーネント）、Enterprise Manager（SWコンポーネント）により運用管理を行います。他の統合監視ツールとSNMP連携も可能です。

製品

（SW）

プリインストールされているソフトウェアは何ですか Oracle LinuxとOracle Appliance Managerがプリインストールされて出荷されます。

Oracle Appliance Managerとは何ですか

Oracle Database Appliance専用のソフトウェア群で、次の役割を持っています（Oracle Appliance Kitと同義です）。初期構築、ASMと連携したストレージ管理、パッチ管理、診断機能等を提供します。

データベース・ソフトウェアはどのようにインストールするのですか

My Oracle Supportより専用パッケージ（End User Bundle）をダウンロードした上で、Oracle Appliance Managerのウィザードに従い、必要な項目を入力すると、インストールされます。この際、ストレージ設定、ネットワーク設定、OS設定も行われ、オラクルのベストプラクティスに基づいたデータベースが作成されます。

シングル構成からRAC/RAC One Node構成に変更できますか

スクリプトを利用することで構成変更が可能です。なお、RAC One Node構成からRAC

構成への変更はコマンドによりオンラインで実施できます。

http://docs.oracle.com/cd/E16338_01/rac.112/b56290/onenode.htm#BABFDJAA

複数DB/複数Oracle Homeを導入できますか

Oracle Appliance Managerで導入/管理が可能です（Oracle Database Appliance

2.3より）。なお、DBCAを利用することも可能ですが、ODA用Templateを必ず選択する必要があります。



http://docs.oracle.com/cd/E16338_01/rac.112/b56290/onenode.htm

http://docs.oracle.com/cd/E16338_01/rac.112/b56290/onenode.htm





製品

（SW）

Cloud FS（ACFS）にはどのようなファイルを格納できますか

ログファイルやRMANバックアップ、ユーザー・データ（CSV、画像、動画、テキスト）等を格納可能です。

ODA (Oracle Database Appliance): HowTo export ACFS (cloudfs) using NFS

[Doc ID 1456551.1]

サポートするOracle Databaseのバージョンは何ですか 2015年3月時点で、11.2.0.2/11.2.0.3/11.2.0.4/12.1.0.2をサポートしています。

サポートするOSは何ですか 2015年3月時点で、Oracle Linux 5.11(Unbreakable Enterprise Kernel Release 2)をサポートしています。

製品

（HW）

HW構成は変更可能ですか変更できません。

HWの拡張は可能ですか

搭載している範囲内でCPUコア数が拡張できます。メモリは最大3倍まで拡張できます。ディスク容量は拡張ストレージ・シェルフもしくはNFSストレージを接続することで拡張できます。なお ODA 2台を連結させる等の拡張はできません。

ストレージはどのように管理されますか

Oracle Automatic Storage Management(ASM)により管理されます。ASMとOracle

Appliance Managerが連携し、自動的に構成・管理が行われます。ユーザーによるASMの設定変更はできません。

ASM / ACFSの選択はできますかできません。11.2.0.4.2以降のデータベースはACFSが自動的に選択されます。







製品

（HW）

ストレージ容量はどのくらいですか

物理容量64TBのSASストレージが搭載されています。ASMにより冗長化が行われ、使用可能領域は21.3TB（3重ミラー）もしくは32TB（2重ミラー）です。拡張ストレージ・シェルフを接続した場合、使用可能領域は2倍になります。

また、この中にはフラッシュ・リカバリ領域が含まれています。データ領域（DATA）とフラッシュ・リカバリ領域（RECO）の配分は2パターン選択できます。

Getting Started Guide > Oracle Database Appliance Reference Information >

Software Configuration Defaults

http://www.oracle.com/technetwork/database/database-

appliance/documentation/index.html

サーバーとストレージはどのように接続されていますか SAS-2ケーブルで直接接続されます。

搭載されているSSDの用途は何ですか

Oracle DatabaseのREDOログ及びOLTP処理高速化に利用されます。

OLTP処理高速化は次の用途で利用できます。（1）2次キャッシュ：Database Smart

Flash Cache、（2）データベースファイル高速化（全体もしくは一部） Administration and Reference Guide > Managing Oracle Database on Oracle

Database Appliance > Using Oracle Database Appliance SSDs



外部NFSストレージをASMで管理できますか管理できません。外部NFSストレージをOracle Database Applianceのデータ領域として利用する際は、ファイルシステムを単純にマウントしてデータを格納してください。














製品

（HW）

通常のラックに搭載できますか

搭載可能です。合計6RUサイズ、70kgです。

Owner's Guide > Site Preparation



電源は100/200Vとも対応していますか

対応しています。対応する電源コードを選択してください。

・100V(NEMA 5-15P)：333A-25-15-JP Power cord: Japan, 2.5 meters, PSE5-15

plug, C13 connector, 15 A

・200V(NEMA 6-15P)：333F-25-15-JP Power cord: Japan, 2.5 meters, PSE6-15

plug, C13 connector, 15 A

消費電力はどのくらいですか消費電力は次の通りです（最大メモリ搭載時）。標準：1341W｜最大：2614W

インターコネクト用のスイッチは不要ですか不要です。通常のRAC構成とは異なり、Oracle Database Applianceではインターコネクト用スイッチなしの構成で稼働するように設計されています。

SPOFはありますか

部品の冗長化及びクラスタウェアのフェールオーバー機能により、1コンポーネント障害によるシステム全体停止から保護されます。ストレージ・シェルフのバックプレーンは1

つですが、可動部を持たないパッシブ・バックプレーンを採用しています。ストレージ・シェルフ筐体自体の障害に対応する必要がある際には、Data Guard構成をご検討ください。

ロードマップはありますかロードマップは公開しておりません。業界でコストパフォーマンスの高いコンポーネントに随時Updateしていく方針です。











製品

（HW）性能数値は公表されていますか

ディスク性能は以下のマニュアルで公表しています。HDD：1,500IOPS, スループット

3GB/s｜SSD：150,000IOPS, スループット 3GB/s

Getting Started Guide > Database Sizing for Oracle Database Appliance



また、以下のホワイトペーパーで検証結果を公表しています。

http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/engineered-

systems/database-appliance/documentation/oda-eval-comparing-performance-

1895230.pdf

製品

（CPUコア）

CPUコア数を少なくした場合、他のリソースも制限されますかいいえ、メモリやディスクは制限なく使用できます。

CPUコア数を変更するにはどのような手順で行いますか

My Oracle Supportより該当するアセット番号を選択し、変更を申請するとライセンスキーがダウンロードできます。ファイルをOracle Database Applianceへ転送し、コマンドを実行すると（その後両サーバーの再起動が行われ）CPUコア数が変更されます。

CPUコア数を減らすことはできますか一度有効にしたCPUコア数を減らすことはできません。

CPUコア数はどの単位で拡張できますか

サーバー1台当り2コア単位で拡張できます。

・シングル構成及びRAC One Node構成：2～36の2コア単位｜RAC構成：4～72の4コア単位

サポート/サービス

導入サービスの利用は必須ですか

日本オラクル/Advanced Customer Support Servicesが提供する導入サービス（Oracle Standard Installation Services）の利用は任意です。当サービスでは開梱→

設置→Oracle Appliance Managerによる構築作業（各種インストール/設定/DBインスタンス作成）まで実施します。


























サポート/サービス

保守料金はいくらですか詳細は販売パートナーにお問い合わせください。

保守契約を締結していれば故障部品の交換をオンサイトで実施してもらえますか

標準保守契約（Oracle Premier Support for Systems）では、一部パーツ（CRU：Customer Replaceable Unit）交換はお客様で行っていただくことになります。詳細は販売パートナーにお問い合わせください。

ASRは別料金ですか標準保守契約（Oracle Premier Support for Systems）に含まれます。

ASRは何の障害を検知できますか

主なHW障害を検知できます。詳細は次の資料をご覧ください。

Fault Coverage for Engineered Systems


サポートは何年間提供されますか

OS/DBはそれぞれのサポートポリシーに基づきます。HWは期限を定めずにサポートを提供します。具体的には製品の最終出荷日より最低5年間サポートを提供し、その後やむを得ず終了する際には12ヶ月前に通知します。

保守契約は必須ですか必須です。

日本オラクルのサービス拠点はどこにありますか以下の資料で公開しています。

http://www.oracle.com/us/support/library/service-locations-073430.pdf

Oracle Linuxの技術サポートは24時間365日受けられますか詳細は以下の資料をご覧ください。詳細は販売パートナーにお問い合わせください。

http://www.oracle.com/jp/support/ubl-vm-079787-ja.pdf






















Appendix：ハードウェア詳細


Oracle Database Appliance X5-2 ハードウェア・スペック

Oracle Database Appliance X5-2

システム構成 2台のサーバと1台のストレージ・シェルフ (拡張時：2台目のストレージ・シェルフ追加)

CPU Intel® Xeon® Processor E5-2699 v3 (2.3GHz, 18Core)

CPUコア数 (2台合計) 72Core (18Core x 2基 x 2台)

メモリ (2台合計) 512GB - 1536GB (MAX) / DDR4

HDD 64TB (7.2K rpm SAS-3 4TB x 16本) / 128TB (拡張時, 32本)

使用可能容量 21.3TB (三重ミラー) / 32TB (二重ミラー) ※拡張時2倍

SSD (2タイプ搭載) 800GB (200GB x 4本) / 1.6TB (拡張時, 8本) | 1.6TB (400GB x 4本) / 3.2TB (拡張時, 8本)

System Disk (1台) 600GB x 2本 (10K rpm SAS-2, ミラー化)

ネットワーク (1台) 10GBASE-T x 4

インターコネクト (1台) QDR InfiniBand (40Gb/s)

ストレージネットワーク SAS-2

サイズ 6RU / 10RU (拡張時)


外観図：前面

OS HDD

USB2.0 ロケータ LED サービス LED

Power/OK LED 電源ボタン

障害 LED

Power/OK LED サービス LED 温度障害 LED

SSD

HDD


外観図：背面 600W 電源装置

Net Mgmt

Serial Mgmt

VGA

10GBASE-T (Service)

USB2.0

QDR Infiniband (Interconnect)

SAS-2 Ports

bond1 bond0

電源装置

I/O モジュール


消費電力 100V/200V

サーバ・ノード：Oracle Server X5-2

Idle 時 182 W

50 % Load 時 375 W

100 % Load 時 568 W

ストレージ・シェルフ：DE2-24C

Idle 時 189 W

50 % Load 時 470 W

100 % Load 時 488 W

Oracle Databace Appliance X5-2 標準構成

Idle 時 553 W

50 % Load 時 1220 W

100 % Load 時 1624 W

Oracle Databace Appliance X5-2 拡張構成

Idle 時 742 W

50 % Load 時 1690 W

100 % Load 時 2112 W


ハードウェア・コンポーネント一覧サーバ・ノード

Components Redundancy Hot Service

CRU FRU 備考 Yes No Yes No

CPU ● ● ●

Memory ● ● ●

HDD ● ● ●

Disk Backplane ●

Front Indicator

Module ● ● ●

Motherboard ● ● ●

PCIe Card ● ● ●

PCIe Riser Card ● ● ●

Battery ● ● ●

Internal SAS

Cable ● ● ●

Fan Module ● ● ●

Power Supply ● ● ●

Hot Service が No のコンポーネントも RAC / RAC One Node によりサービスを切り替えて交換可能です


ハードウェア・コンポーネント一覧ディスク・シェルフ

Components Redundancy Hot Service

CRU FRU 備考 Yes No Yes No

HDD or SSD ● ● ●

I/O Module ● ● ●

Power Supply ● ● ●

