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Oracle JRockit Flight Recorder サイジングガイド
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Oracle JRockit Flight Recorder サイジングガイド
日本オラクル株式会社 Fusion Middleware事業統括本部 ソリューション本部 Application Gridソリューション部
Copyright© 2011, Oracle. All rights reserved. 2
以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
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考慮すべき要素
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• ディスク容量
• フライト記録の一日分の記録ファイルサイズの見積もり
• ログのローテーション同様、一日一回フライト記録をダンプする運用が望ましい。
• トランザクション量、診断ボリュームのレベル、記録レベルに応じて変わるので実際のアプリケーションと設定でテストを行う。参考値は後述
• -XX:FlightRecorderOptionsに「disk=true」を指定する。デフォルトはfalse。maxage,maxsizeで上限指定可能
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考慮するべき要素
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• CPU負荷
• ダンプ出力時の負荷にだけ気をつける。
• ダンプ出力はシステムが低負荷な時間帯に行うのが望ましい。
• 本番サーバー内でJRMCのGUIを利用してダンプ出力を行うのは望ましくない。
• 通常負荷に関しては気にしなくてもよい。参考値は後述
• メモリ容量
• -XX:FlightRecorderOptionsに指定するメモリ関連のパラメータ
• threadbuffersize
• スレッド毎に確保するバッファサイズ
• 実際のスレッド数を考慮してメモリ容量を見積もる。
• globalbuffersize
• グローバルに確保するバッファサイズ
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参考:JFR設定、動作環境
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• JRockit Flight Recorder設定
• 記録設定: JRockit=リアル・タイム(組込)+WLS=Low / Medium /
High
• 循環バッファ設定(デフォルト値)
• サイズ: スレッドバッファ=5KB
• グローバルバッファ=10MB
• ディスクバッファ=無制限
• 循環期間: 1時間
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参考:JFR設定、動作環境
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• 動作環境
• Intel (R) Core(TM)2 CPU 2.13GHz / Linux 2.6.9-
67.0.0.0.1.Elsmp
• WebLogic10.3.3 + JRockit R28.0
• -Xmx1024m(その他JVM設定はデフォルト設定)
• テスト用アプリケーション: WebLogic標準サンプル(medrecアプリケーション)(検索→一覧→詳細の画面遷移)
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参考:性能、負荷に関する基礎値
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• 記録ファイルとトランザクション量の関係 • 負荷条件: 約120ページ数/秒(Sync time 0, 並列度30)、記録時間: 3分間
• ダンプ( .jfrファイル)サイズ=約4MBytes • (試算)仮に24h常時記録した場合、データサイズは =4* (60/3) *24=約1.92GBytes となると推定される
• WebLogic診断ボリュームの設定とCPU負荷の関係
• 診断ボリュームオフ:平均CPU使用率66.3%
• 診断ボリューム小 :平均CPU使用率67.9%
• 診断ボリューム中 :平均CPU使用率68.6%
• 診断ボリューム高 :平均CPU使用率69.6%
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参考: ダンプ時の負荷
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• ダンプ時の負荷 • jrcmdコマンド 「jrcmd <pid> dump_flightrecording id=1 copy_to_file=localpath/dump.jfr」 にてダンプファイルをローカル出力した際のCPU負荷
ダンプの瞬間
ダンプの瞬間
赤: I/O負荷
青: CPU負荷
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