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寺村誤用集データベース 操作説明書
2011 年 12 月版
1. 対応ブラウザ
Firefox 3.6 以上(推奨)、Chrome 10 以上(推奨)、Safari 5 以上、Internet Explorer 8 以上、
Opera 11 以上
2. 画面構成
左が検索パネル、右が検索結果パネルです。起動時にはすべての誤用例が表示されています。
3. 検索のしかた
検索のしかたには次の2種類があります。
・誤用の種類からの検索
・正用からの検索
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▪3.1 誤用の種類からの検索
下の図のように、[誤用の種類リスト]は、『外国人学習者の日本語用例集』の目次の分類1に従っていま
す。この表には、[種類]、[すべて]、[無記号]、[誤付加]、[誤不足]の5つの列があります。
[種類] 誤用の種類
[すべて] 該当する誤用の種類の総数([記号なし]、[誤付加]、[誤不足]の合計)
[無記号] 誤用タグに「*」や「-」の記号のないものの件数(該当なしの場合は-)
[誤付加] 誤用タグに*の記号があるものの件数(該当なしの場合は-)
[誤不足] 誤用タグに-の記号があるものの件数(該当なしの場合は-)
▪3.1.1 基本的な検索
これらの列のうち、[種類]以外の件数の部分(背景色が茶色になった部分)をクリックすると、右の検
索結果パネルにその誤用例が表示されます。例えば、発音の[すべて]をクリックすると、[発音]とい
う誤用タグのついた 561 例の誤用例が検索結果パネルに表示されます。
1 分類にない誤用タグのついたものは「その他」に分類しています。
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右の検索結果パネルの一番上には、現在の検索条件が表示されています。[誤用の種類]には先ほどクリ
ックした[発音]が表示されています。また、画面右下には検索件数(この場合は 561 件)が表示され
ています。
1ページには検索結果が 100 件表示されています。検索結果の続きを見るときは、画面下の矢印の部分
をクリックするか、または直接ページ番号を入れます。
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また、1ページ当たりに表示する検索件数を変更することもできます。ページ表示に右にある丸印の部
分で表示件数を 50 件、100 件、200 件、300 件のいずれかに変更することができます。
では、再び検索パネルに戻って、今度は[誤付加]の誤用例を調べてみます。[動詞]という種類の[誤
付加]をクリックしてみます。
検索結果パネルには、下の図のように、動詞の誤付加を表す[*V](オレンジの丸で囲んだ部分)とい
うタグの付いた誤用例が表示されます。同じように、[動詞]の[誤不足]をクリックすると、動詞の誤
不足を表す[-V]というタグの付いた誤用例が検索されます。
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検索結果パネルでは、[誤用文・ラベル](出現順で表示)のほか、[国籍]や[作文形式]による並べ替
えもできます。[国籍]をクリックすると、まず昇順にソートされます。もう一度クリックすると降順に
ソートされます。[作文形式]についても同じように並べ替えできます。
元の出現順に戻すには、[誤用文・ラベル]をクリックします。
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もとの冊子版のの該当ページや文の連番を知りたいときは、[冊子ページを表示]をクリックします。
誤用タグの下に、冊子のページ番号と文の連番(かっこ内の数字)が表示されます。
[冊子ページを非表示]をクリックすると、もとの表示に戻ります。
▪3.1.2 国籍・作文形式による絞り込み
再び、検索パネルに戻ります。起動時には、検索パネルの[誤用の種類リスト]には、すべての国籍・
作文形式の誤用例の数が示されています。
特定の国の学習者の誤用例を調べたいときは、検索パネルの下にある[国籍選択ボックス]からその国
籍を選びます。例として、[中国]を選んでみます。すると、下の図のように、中国人学習者の誤用例を
集計した表が表示されます。同じように、[作文形式]ごとの集計や、[国籍]と[作文形式]を組み合
わせた集計もできます。
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先ほどの[中国]の[誤用の種類リスト]で、[品詞の取り違え]の[すべて]をクリックしてみます。
右の結果を見てみると、中国の誤用例だけが表示されているのが分かります。
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▪3.1.3 キーワードによる絞り込み
[誤用の種類リスト]は 240 行もある大きな表です。調べたい項目が簡単に探せるように、キーワード
を入力して、そのキーワードを含む項目だけを表示するフィルター機能があります。
左の入力ボックスに誤用の種類を入力して、エンターキーを押すか、隣の[フィルター]ボタンをクリ
ックします。
ここでは、まず[国籍選択ボックス]から[すべて]を選び、初期状態に戻しておきます。次に、先ほ
どの入力ボックスに[助詞]と入力して、エンターキーを押します。
すると、下の図のように、[助詞]という語を含む項目だけが表示されます。ここから先の検索のしかた
は、先ほどまでの説明と同じです。[すべて]、[無記号]、[誤付加]、[誤不足]のいずれかをクリックす
ると、該当する誤用例が右に表示されます。また、キーワードで絞り込んだままの状態で、[国籍]や[作
文形式]を変更することもできます。
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フィルターの状態を解除して、誤用の種類のもとの一覧画面に戻るには、[リセット]ボタンをクリック
します。
ひらがなとカタカナについてはあいまい検索に対応しています。ひらがな、カタカナに関係なく検索で
きるようになっています。たとえば、[から]と入力して、エンターキーを押すと、次のような項目が表
示されます。
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▪3.2 正用からの検索
『外国人学習者の日本語用例集』では、全誤用例(6302 件)に対して誤用の種類のタグが振られていま
すが、正用については一部の誤用例(1967 件)にのみ記述があります。[正用からの検索]では、この
1966 件の誤用例から検索します。
正用から検索するときは、[正用から検索]タブをクリックします。
検索パネルには、[正用リスト]が表示されます。正用は全部で 84 種類あります。
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ここでは、上からの5番目の「が」をクリックしてみます。
右の結果パネルには、「が」を使うべき誤用例が表示されます。[誤用の種類からの検索]と同様に、[国
籍]や[作文形式]による並べ替えができます。
[正用リスト]は、正用のあいうえお順で並んでいますが、[頻度]をクリックすると、頻度順に並べ替
えることができます。[正用]をクリックすると、もとの並び順に戻ります。
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[国籍]や[作文形式]による絞り込み、キーワードによる絞り込みは、誤用の種類による検索の場合
と同じです。3.1.2、3.1.3 をご覧ください。
4. 使い方ガイド
画面右上の[使い方ガイド]をクリックすると、選択中の検索方式([誤用の種類から検索]または[正
用からの検索])の簡単な説明が表示されます。
5. お問い合わせ
お問い合わせは、 までお願いします。
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