人と　ともに

2ひと

⑷

お世話に　なって　いる　人に　かんしゃして

せ　

わ

⑴

気もちの　よい　ふるまいを

き

⑶

ともだちと　なかよく

⑵

あたたかい　心で　親切に

こころ

しん

せつ

53 52

55 54

⑴ 気もちの　よい　ふるまいを

き

か

み

え

まいにち

せいかつ

●

毎日の　

生活には　

たくさんの　

あいさつが　

あります。

　

どのような　

あいさつが　

あるか、絵を　

見て　

書きましょう。

あいさつを　すると、

あなたと　まわりの　人の

気もちが　つながります。

ひと

気もちの　よい　ふるまいを

先生・家の　人　から

せん　せい

いえ

ひと

57 56

あいさつの　木を

そだてて　いきましょう。

●

できるように　

なりたい　

あいさつを

　

書きましょう。

●

できるように　

なりたい　

あいさつを

　

書きましょう。

か

気もちの　よい　ふるまいを

き

1年ねん

おはようございます

月　　　　

日

〜　　

月　　　　

日

がつ

にち

月　　　　

日

〜　　

月　　　　

日

月　　　　

日

〜　　

月　　　　

日

2年

月　　　　

日

〜　　

月　　　　

日

月　　　　

日

〜　　

月　　　　

日

月　　　　

日

〜　　

月　　　　

日

家の　

人から

いえ

ひと

家の　

人から

●

あいさつが　

できたら、木のみに　

すきな

　

色を　

ぬりましょう。

いろ

59 58

●

あいさつを　

された　

ときの　

気もちを

　

書きましょう。

●

あいさつが　

できた　

ときの　

気もちを

　

書きましょう。

か

生活の　

中には、あいさつのように　

みんなが　

気もちよく

くらす　

ための　

いろいろな　

れいぎが　

あります。

せい　かつ

なか

あいさつ

おちゃの　

作ほう

さ

食事の　

し方

しょく

じ

かた

言葉づかい

こと　

ば

あいさつが　できた　とき、どのような　気もちに　なりましたか。

あいさつを　された　とき、どのような　気もちに　なりましたか。

き家の　

人から

いえ

ひと

気もちの　よい　ふるまいを

●

ほかに　

どのような　

れいぎが　

あるかを　

考えて

　

書きましょう。

かんが

60

気もちの　よい　ふるまいを

61

　けいたが　やって　きたのは、あいさつの　ない　しまでした。

「とっても　しずかな　しまだなあ。」

　けいたは、この　しまが　すっかり　気き

に　入い

りました。

　けいたは、水み

ず

のみ場ば

が　知し

りたくて、

しまの　さるに　話は

な

しかけました。

「水のみ場は　どこですか。」

　でも、すれちがう　さるたちは、

みんな　だまって　行い

って　しまいます。

　やっと　立た

ち止ど

まって　くれた　さるは、

水のみ場の　方ほ

う

を　ゆびさして

「あっち。」

とだけ、言い

いました。

「あいさつじま」の　さるたちは、

いつも　みんな　元げ

ん

気き

に　大おお

きな

声こえ

で　あいさつを　します。

　でも、けいたは……。

「�

いちいち　あいさつを

するなんて　めんどうだ。

そうだ、

たびに　出よう。」

おはよう。

おはよう。

おはよう。

あっち！

たびに　

出で

て

62

気もちの　よい　ふるまいを

63

　はじめは、びっくりして　いた　さるたちも、

あいさつを　するように　なりました。

「おはよう。」

「おはよう。」

「あいさつの　ない　しま」に、

元気な　あいさつが

あふれ出します。

　けいたも、明あ

か

るく

大おお

きな　声で、あいさつを　

かえしました。

　お日さまが　にこにこ、

あたたかい　光ひ

かり

を

おくって　いました。

　その　夜よ

る

、けいたは、木き

の　上うえ

で

「あいさつじま」の　ことを　思お

も

い出だ

し、

じっと　考

かんがえました。

　つぎの　日ひ

、けいたは、出で

会あ

った　さるに、

思い切き

って　あいさつを　して　みました。

「おはよう。」

　すると　小ち

い

さな　声こえ

で　へんじが

かえって　きました。

　つぎの　日、けいたは、もっと　元げ

ん

気き

な

声で　あいさつを　しました。

　つぎの　日も　。

おはよう。

みんな。

おはよう。

おはよう。

おはよう。

おはよう。

65 64

せかいの

「こんにちは」「ありがとう」アンニョンハセヨ

コマウォ

大韓民国ではだい かん みん こく

こんにちはありがとう日本では

にっ　ぽん

ブエナス　タルデス

グラシャス

スペインでは

アッサラーム　アライクム

シュクラン

サウジアラビア王国ではおう こく

ズドラーストビチェ

スパシーバ

ロシア連邦ではれん ぽう

ハロー

サンキュー

アメリカ合衆国ではがっしゅうこく

ボンジュール

メルシー

フランス共和国ではきょう わ　こく

ニイハオ

シェシェ

中華人民共和国ではちゅう か じん みんきょう わ　こく

グーテン　ターク

ダンケ

ドイツ連邦共和国ではれん ぽうきょう わ　こく

せかいには　いろいろな

「こんにちは」や

「ありがとう」の　言葉が　あります。

こと　

ば

67 66

⑵ あたたかい　心で　親切に

こころ

しん　　せつ

いろ

か

ひと

かんが

●

まわりの　

人の　

ことを　

考えて、

　

あなたに　

できる　

ことを　

書きましょう。

　

できたら、はこに　

色を　

ぬりましょう。

とし

お年よりには、どのような　

ことを

すると　

よろこばれるでしょう。

とし

した

こ

年下の　

子には、どのような　

ことを

して　

あげると　

よいでしょう。

まわ

みの　

回りの　

人たちには、

どのような　

ことが　

できるでしょう。

あたたかい　心を、みんなに

とどけましょう。

あたたかい　心で　親切に

家の　

人から

いえ

6869

たすけ合あ

って　

生い

きる

　

地ち

球きゅう

上じょうで

は、みんなが　

たすけ合って　

生きて　

います。

　

みなさんには　

何なに

を　

するにも、だれとでも　

なかよく　

いっしょに　

して、

また、人ひ

と

の　

ために　

何が　

できるかを　

いつも　

考かんが

えて、よい　

ことを

行おこな

って　

ほしいのです。

　

あなたは、「いのち」を　

もって　

います。でも、体

からだ

の　

中なか

の　

どこに

いのちが　

あるのかと　

聞き

かれると、なかなか　

答こた

えられないでしょう。

　

しかし、いのちとは、つぎのように　

せつ明め

い

すると、より　

はっきり　

分わ

かると　

思おも

います。

　

あなたは、朝あ

さ　

おきてから　

何を　

しましたかと　

聞かれると、顔かお

を

あらった、朝ごはんを　

食た

べた、学がっ

校こう

に　

行い

って　

勉べん

強きょうを　

した、

きゅう食

しょく

を　

食べた。午ご

後ご

は、うんどう場

じょう

で　

ボールあそびを　やった。家い

え

に

帰かえ

ったら、おやつを　

食べた。しゅくだいを　

した。夕ゆう

ごはんを　

食べた。

それから　

テレビを　

見み

、そして、夜よる　

九く

時じ

から、朝　

六ろく

時じ

まで　

ねた。

このように　

答えるでしょう。

　

あなたが　

もって　

いる　

時じ

間かん

、あなたが　

自じ

分ぶん

で　

つかえる　

時間。

それが、あなたの　

いのちなのです。

　

その　

いのち、あなたの　

つかえる　

時間と　

いう　いのちを、これからは、

人の　

ためにも　

つかって　

みようかなと、考えて　

みませんか。

　

いのちを　

自分の　

ためだけに　

つかわないで、人の　

ためにも　

つかう

こと、それが　

あなたの　

いのちを　

本ほん

当とう

に　

つかうと　

いう　

ことに

なるのです。その　

ことを　

あなたに　

しっかり　

考えて　

ほしいのです。

日ひ

野の

原はら

　

重しげ

明あき

いがくはかせ

百ひゃくさいを　すぎても　いしゃと　して　活かつ

やく。

あたたかい　心で　親切に

70

あたたかい　心で　親切に

71

「えへん、えへん。」

　おおかみは　大おお

とくいで、いばって　一本ばしを　わたりました。

　それからと　いう　もの、おおかみは　この　いじわるが、とても　

おもしろく

なりました。毎まい

日にち

、用よう

も　ないのに、はしの　上で　まって　いました。

　そして、きつねが　来ても、たぬきが　来ても、

「こら　こら、もどれ　もどれ。」

　みんなを　もとへ、おいかえしました。

　すると、ある　日ひ

の　夕ゆう

方がた

でした。おおかみは、

はしの　まん中で、ばったり　だれかに　ぶつかりました。

「こら、こら･･････

。」

と、言い

いかけて、おおかみは、びっくりしました。

目め

の　前まえ

に、大きな　くまが　のっそりと、立た

って　いたからです。

　山やま

の　中な

か

の　谷た

に

川がわ

の　上に、一い

っ

本ぽん

ばしが　ありました。

長なが

いけれど、せまい　はしです。一ひとり人しか　わたれません。

　ある　朝あさ

の　ことでした。

　うさぎが　はしの　まん中まで　来き

ました。

　けれど、そこで　びっくりして、足あし

を　止と

めました。

むこうから、おおかみが　わたって　きたのです。

「こら、こら。」

と、おおかみは　うさぎを　にらみつけました。

「おれが　わたって　きたのに、気き

が　つかなかったのか。

　ぼんやり　うさぎめ、もどれ　もどれ。」

　おおかみに　どなられて、うさぎは、もどって　いきました。

はしの　上う

え

の　おおかみ

72

あたたかい　心で　親切に

73

「あれ、いけない。」

　うさぎは　あわてて、引ひ

きかえそうと　しました。

けれど、おおかみは　声こえ

も　やさしく　よび止と

めました。

「いや　いや、うさぎくん、それには　およばないよ。

　ほら、こう　すれば　いいのさ。」

　くまの　まねです。おおかみは　うさぎを　だき上げて、

どっこいしょと、後ろへ　そっと、おろして　やりました。

「えへん、へん。」

　いい　気き

もちです。ふしぎな　ことに、

前まえ

より　ずっと　いい　気もちです。

「これに　かぎるぞ。」

　おおかみは、気もちが　晴は

れ晴ば

れと　しました。

　おおかみは、あわてて　おじぎを　しました。

「これは　これは、くまさんでしたか。わたしが　もどります。」

　すると、くまは　手て

を　ふって　言い

いました。

「いや　いや、おおかみくん、それには　およばないよ。

　ほら、こう　すれば　いいのさ。」

　くまは、おおかみを、かるがると　だき上あ

げて

どっこいしょと、後うし

ろへ　そっと、おろして　やりました。

　おおかみは、はしの　上うえ

に　立た

って　いました。

くまの　後ろすがたを　見み

ながら、いつまでも･･････

。

　つぎの　日ひ

です。

　一いっ

本ぽん

ばしの　まん中なか

で、おおかみは

うさぎに　出で

会あ

いました。

75 74

⑶ ともだちと　なかよく

ともだちと　なかよく

たの

べん

きょう

き

ともだちと　あそぶのって　楽しいな。

いっしょに　勉強するのって　うれしいな。

ともだちと　いっしょなら、

がんばる　気もちも　わいて　くる。

ともだち

たくさん

つくりたいな。

フリードリヒ・

フォン・シラー

フリードリヒ・フォン・シラー

友じょうは　よろこびを　二倍にし

かなしみを　半分に　する

ゆう

に　　ばい

はん　

ぶん

　

げきの　

お話や　

詩を

作った　

ドイツの　

人です。

はなし

し

ひと

つく

77 76

え

か

ぶん

● ともだちと　

なかよく　

して、楽しかった　

ことや、　

　

うれしかった　

ことを、絵や　

文で　

書きましょう。

●

ともだちと　

なかよく　

して、　

　

楽しかった　

ことや、　

　

うれしかった　

ことを、

　

絵や　

文で　

書きましょう。

ともだちと　なかよく

ともだちと　いっしょだから、楽しさ　いっぱい。

ともだちと　がんばるから、えがお　いっぱい。

たの

家の　人から

いえ

ひと

家の　人から

1年ねん

月　　　　　　　

日

がつ

にち

2年

月　　　　　　　

日

1年

月　　　　　　　

日

2年

月　　　　　　　

日

78

ともだちと　なかよく

79

「りすさんは、およげないから　だめ。」

みんなが、言い

いました。

　そして、みんなは　池に　入は

い

ると、

しまの　方ほ

う

へ　およいで　いって

しまいました。

　りすさんは、一ひ

とり人ぼっちに　なって

しまったので、うちへ　帰か

え

りました。

　みんなは　しまに　つきました。

しまには、すべり台だ

い

や　ぶらんこが

ありました。しかし、あそんで

いても、少す

こ

しも　楽たの

しく　ありません。

　池いけ

の　ほとりで、あひるさんと　かめさんと

白はく

鳥ちょうさ

んが、池の　中なか

の　しまへ　行い

って、

あそぶ　そうだんを　して　いました。

　そこへ、りすさんが　あそびに　来き

ました。

　りすさんも、みんなと　いっしょに、

しまへ　行きたく　なりました。

　そこで、

「ぼくも　いっしょに　つれて　いってね。」

と、みんなに　たのみました。

およげない　りすさん

80

ともだちと　なかよく

81

　かめさんは、

「りすさん、りすさん、ぼくの

　せ中な

か

に　のりなさいよ。」

と、声こ

え

を　かけました。

　りすさんは、

にこにこしながら、

かめさんの　せ中に

のりました。

　かめさんの　せ中に　のった

りすさんを　かこんで、

みんなは　しまへ　行きました。

「やっぱり、りすさんが　いた　ほうが　いいね。」

「でも、りすさんは　およげないからな。」

白はく

鳥ちょうさ

んと　あひるさんが　言い

いました。

　かめさんは　しばらく　してから、

「うん、いい　考

かんが

えが　ある。」

と　言いました。

　つぎの　日ひ

、りすさんが、池いけ

の　ほとりへ

行い

って　みると、みんなが　あそんで　いました。

「りすさん、きのうは　ごめんね。」

「今き

ょう日

は、りすさんも　いっしょに　しまへ　行こうよ。」

白鳥さんと　あひるさんが　言いました。

83 82

⑷ お世話に　なって　いる　人に　かんしゃして

ひと

せ　　

わ

お世話に　なって　いる　人に　かんしゃして

いろいろな　人の　お世話に　なって　いますね。

「ありがとう」を　言いたいですね。

い

たくさんの　「ありがとう」が　あります。

みんなで　話し合いましょう。

はな

あ

85 84

六年生の　

みなさんへ

　

毎朝、紙しばいを　

読んで　

くれたり、歌を　

教えて　

くれたり　

して、ありがとうございます。

　

学校が　

とても　

楽しく　

なりました。

ろく　

ねん　

せい

まい　

あさ

うた

おし

たの

かみ

よ

お母さんへ

　

いつも　

ごはんの　

用意を　

して　

くれて、

ありがとう。

お母さんが　

作って　

くれる

おみそしるは、とても　

おいしいです。

かあ

つく

よう　

い

交通しどういんさんへ

　

いつも、わたしたちの　

通学の　

あんぜんを

まもって　

くださって、ありがとうございます。

　

安心して、学校に　

通う　

ことが　

できます。

こう　

つう

つう　

がく

あん

しん

かよ

家や　学校や　地いきで　

お世話に　なって　いる　人が　たくさん　います。

いえ

がっ　こう

ひと

せ　

わ

ち

ありがとうカードの　作り方か

た

①

相手の　

名前を　

書く。

て

あい

な

まえ

か

②

心を　

こめて　

書く。

こころ

③

あなたの　

名前と

　

今日の　

日づけを　

書く。

きょう

ひ

お世話に　なって　いる　人に　かんしゃして

お母さんへ

お母さんへ

おいしい　

ごはんを

ありがとう

お母さんへ

おいしい　

ごはんを

ありがとう

九月　

九日　　

もとこ

く

がつ

ここのか

87 86

か

●

「ありがとう」を　

つたえたい　

人は　

いますか。

　

お世話に　

なって　

いる　

ことを　

書きましょう。

　

「ありがとう」の　

気もちを　

つたえる　

ために

　

して　

みたい　

ことも　

書きましょう。

せ　

わ

ひと

●

「ありがとう」を　

つたえたい　

人は　

いますか。

　

お世話に　

なって　

いる　

ことを　

書きましょう。

　

「ありがとう」の　

気もちを　

つたえる　

ために

　

して　

みたい　

ことも　

書きましょう。

「ありがとう」の　気もちを　

つたえましょう。

き

お世話に　なって　いる　人に　かんしゃして

1年ねん

お世話に　

なって　

いる　

こと

「ありがとう」を　

つたえたい　

人

「ありがとう」の　

気もちを　

つたえる　

ために

して　

みたい　

こと

2年お世話に　

なって　

いる　

こと

「ありがとう」を　

つたえたい　

人

「ありがとう」の　

気もちを　

つたえる　

ために

して　

みたい　

こと

1年お世話に　

なって　

いる　

こと

「ありがとう」を　

つたえたい　

人

「ありがとう」の　

気もちを　

つたえる　

ために

して　

みたい　

こと

2年お世話に　

なって　

いる　

こと

「ありがとう」を　

つたえたい　

人

「ありがとう」の　

気もちを　

つたえる　

ために

して　

みたい　

こと