5 /1 PR SK- MIC P 12 20 15 ZEISS LSM 800 with …ZEISS LSM 800 with Airyscan Your Compact Confocal Power Pack Printed in Japan P MIC PR SK- /1 5 Ô a ¼wÏ Rz 7 z sx ' sX !Ë b Ôù

ZEISS LSM 800 with Airyscan Your Compact Confocal Power Pack

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15

●本製品の構成、仕様、外観等は予告なく変更する場合があります（カタログ記載内容：2015年12月現在）。●製品の色彩は印刷のため実物とは異なることがあります。●本カタログではTM、®マークは明記していません。システム名、製品名は各開発会社の登録商標または商標です。

●詳しくは、カールツァイスマイクロスコピー各営業所、または弊社機器製品取扱店へお問い合わせください。●本カタログは、環境に配慮した植物インキを使用しています。

カールツァイスマイクロスコピー株式会社

Tel 03-3355-0332Fax 03-3359-2118

http://www.zeiss.co.jp/microscopy

7

E-mail [email protected]

共焦点イメージングには常にベストのクオリティを求められています。LSM 800は超高感度GaAsP検出器テクノロジ及び高速リニアスキャニングを完備した、フレキシ

ブルでコンパクトな共焦点レーザ顕微鏡（CLSM）です。さらに、ZEISSが新たに導き出した革命的検出技術である “Airyscan” を加えることで、すべての次元において1.7倍高い分解能 - 従来よりも5倍小さなコンフォーカルボリューム - の情報を得ることができます。従来のCLSMの限界を超えた、さらに高い感度を得ることもできるでしょう。

LSM 800はすべての研究者をハイエンド共焦点イメージングへと導くためのシステムです。基本的な構成のシステムからスタートし、将来の研究ニーズの変化に応じたアップグレードにも柔軟に対応します。

Your Compact Confocal Power Pack

マウス網膜．RFPを発現したミュラー細胞（赤）、Chat染色したアマクリン細胞（緑）、mCar染色した錐体視細胞（白）、Hoechst染色されたDNA（青）の多重染色像。資料ご提供： B. Roska, Friedrich Miescher

Institute for Biomedical Research, Basel, Switzerland.

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ZEISS LSM 800 with Airyscan


› LSM 800とは

› 特長

› アプリケーション

› システム構成

› 技術仕様

2 µm

Confocal Airyscan

オープンインタフェースで広がる可能性

あなたのラボ、またはマルチユーザ環境に多くの利益をもたらす、統合されたインキュベーションシステムや高解像デジタルカメラAxiocam。異なる画像取得手法を組み合わせたルーチンイメージングの自動化を、直観的に設定可能なExperiment Designer。それらを誰でも簡単に実行するため、LSM 800はZENイメージングソフトウェアを採用しています。また、それらはサードパーティソフトとのデータ互換を容易にし、パワフルなOpen Appl icat ion

Development（OAD）を利用した独自のアプリケーションの世界を広げることに寄与します。光・電子相関顕微鏡のためのShuttle & Findは、あなたのZEISS製SEMとLSM 800をつなぐ架け橋となることでしょう。

ハイエンド共焦点イメージングを実現するコンパクトシステム

LSM 800は魅力的な価格と高い性能を伴ったシステムとして、優れたコストパフォーマンスを発揮します。さらに、最小限の設置面積・環境のみを必要とする、堅強で使いやすいシステムです。日常のメンテナンス、トレーニング、緊急時のソフトウェアによるセルフメンテナンステスト、低電力消費も伴います。

つまり、将来にわたって予測不能な管理コストの削減につながります。

Simpler. More Intelligent. More Integrated.

多くのニーズにお応えします

最大3基まで搭載可能なGaAsP検出器や高速リニアスキャニングなど、LSM 800はより高い生産性とスループット、固定サンプルのみならずライブセルイメージングにおける最大限の自由度と妥協のないイメージクオリティをもたらします。正確な定量解析には高い信頼性でお答えし、加えて、1.7倍高い分解能と従来の検出方法よりも数段高い感度を得られる、革命的な検出技術 “Airyscan” を体感してください。

CLSM像とAiryscan像の比較。 Hela細胞、赤：ミトコンドリア膜、緑：微小管、マゼンタ：アクチンファイバ。資料ご提供： A. Seitz,

BioImaging and Optics Core Facility, EPFL, Lausanne, Switzerland.

Open Application Development（OAD）はPythonインタフェースを利用したオープンアプリケーションソースです。上図は全体をスキャンした後、特徴的な部位に対して高解像画像取得を行った一例です。

培養したLLC-PK1（Pig Kidney Epithelial）細胞のライブイメージ像、緑： tubulin-GFP、赤： H2B-mCherry。

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

500 nm

Confocal Airyscan

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2

3

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単離したクラミジア中心体、メタノールで固定；　Alexa 488で

チューブリンを染色。資料ご提供： P. Guichard, Ecole polytechnique

federale de Lausanne （EPFL）, Switzerland.

Your Insight into the Technology Behind It

Airyscanは、顕微鏡が拡張されたエアリーディスクとして点像を映すことを利用したアレイ検出器です。CLSM

でボケ情報を取り除くためにピンホールを閉じた時、シャープな像を得られます。しかしその時、多くの光がカットされるので暗くなります。よりピンホールを小さくすると、より高い分解能が得られますが、同時に多くの光が失われます。

LSM 800 Airyscan検出器へのエアリーディスク投影概略図

Airyscanは、同心円状に配置された六角形の検出器アレイの上にエアリーディスクを投影することで、分解能と光効率の間のこの難問を解決します。それは32個の検出器から構成され、そのすべてがピンホールの役割を担います。共焦点ピンホール自身は開き続け、光はブロックしません。したがって、エアリーディスクのすべての光子が検出されます。

すべての検出エレメントからのシグナルは正しいポジションに割り当てられ、増大したS/Nと分解能によって画像イメージを生み出します。他の超解像顕微鏡技術と違う点は、AiryscanはCLSMの利点である光学セクショニングを利用していることです。つまり、Airyscan

は組織切片のような厚いサンプルや深部での観察を必要とするホールアニマルを使った観察においても機能します。

Revolutionize Your Confocal Imaging with ZEISS Airyscan

1. ミラー2. バリアブルセカンダリダイクロイック（VSDs）3. ズーム光学系4. Airyscan検出器

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

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5

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69

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驚くべき柔軟性と効率を極限まで追求した光路

最小限の光学素子で構成されたコンパクトなライトパス（光路）は、高い効率を持って設計されています。試料から放出された蛍光は、最高のコントラストを提供するために、優れた励起レーザ戻り光カット機構を搭載したメインダイクロイックビームスプリッタを通過します。最大2基搭載可能なバリアブルセカンダリダイクロ

イック（VSDｓ：特許取得）は光のスペクトル分離を担います。そして、最大3基の検出器を搭載することができます。（マルチアルカリ PMT / GaAsP PMT / Airyscan）

LSM 800 スキャニングモジュール内光路の概略図1. 励起レーザライン（ファイバ接続）2. メインビームスプリッタ（MBS）3. ガルバノスキャニングミラー4. ピンホール5. バリアブルセカンダリダイクロイック（VSDs）

6. エミッションフィルタ7. 検出器8. ズーム光学系9. Airyscan検出器（オプション）

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

Linearized Scan

デューティーサイクル（85%）

視野

ピクセル時間

スキャンライン (x)

Linearized Scan


視野

ピクセル時間


リニアスキャン„Sine“ Scan

均一化


リニアスキャンとの差

ピクセル時間の結果

使用されない信号（12%）


サインスキャン

4 µm

Confocal Airyscan


高速性とリニアスキャン – パワフルなコンビネーション

LSM 800は、標的タンパク質の活発な動きをとらえるために必要とする高速イメージングを実現します。512×512画素の際、それらのイベントを最大8 frame/secというスピードで捉えることができます。また、安定したイメージングと観察視野全体において一定のピクセル時間を保つため、スキャナの動きを絶えずモニタリングし、位置のキャリブレーションを行っています。この特許取得済のリニアスキャンは、レーザマニピュレーションのROIを含め、スキャニングするエリア全体の各ピクセルへの均一な照明と安定したS/Nの獲得に貢献します。LSM 800では、データ取得のための走査時間の80％以上を使用することで、サインスキャンシステムと比べて29%以上S/Nの向上に貢献します。実験データは常に定量性の高い値を提供します。同様に、サンプルの位置や形状に応じて拡大、クロッピング、視野の微調整などを使い、自由自在にスキャンフィールドの調整をすることができます。

ショウジョウバエ神経筋接合部、Bruchpilot（BRP）を染色。共焦点GaAsP検出器とAiryscanの比較。資料ご提供： J. Pielage, Friedrich Miescher Institute for Biomedical Research, Basel,

Switzerland.

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

Typical Sensitivity of Detectors

50

40

30

20

10

0400 500 600 700

nm

PMT

GaAsP

QE

LSM 800光路図


GaAsP検出器 – 超高感度検出の選択

GaAsP PMT - ガリウムヒ素リンを受光面に持つ光電子増倍管 - 広い波長範囲にわたって高感度検出が可能です。それらがもつ極端に低いダークノイズレベルは、微弱な蛍光シグナルを検出するために理想的なツールとなっています。素晴らしい低ノイズによって表現される卓越した高画質に満足していただけることでしょう。優れたイメージクオリティを維持しつつ、高速スキャニングを達成して生産性を増大させるS/N。可能な限り蛍光の退色や細胞への光毒性を回避するための、低レーザパワーでのライブイメージング。発現量の極端に低い蛍光タンパク質の検出。それらを達成するために、最大3基の高感度スペクトルチャンネルを同時に使用することができます。

最大3基の検出器で得られるベネフィット

タンパク質の局在や相互作用の解析は多くの場合、蛍光スペクトルが重複する複数の蛍光標識を必要とします。LSM 800は、マルチトラッキングによって最大4色の蛍光色素の組み合わせを、クロストークフリーで得ることができます。さらに、スペクトルアンミキシングによるラムダスキャンを実行することで、それ以上の組み合わせを検出することも可能となります。

ショウジョウバエ脳； 3重染色：Alexa 488, Alexa 568, Alexa 633 ; 資料ご提供： D. Reiff, Institute

of Biology, Albert-Ludwigs-University Freiburg, Germany.

一般的なPMT（マルチアルカリ）とGaAsP PMTの量子効率（QE）の比較

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

Experiment Designer

自動で複雑なイメージングを繰り返し行う場合、 Experiment Designerを利用することができます。異なるイメージング方式を組み合わせて活用し、複数個のサンプルに対して順番に繰り返しのイメージングをすることもできます。このようにして、一度の実験で多くの対象となるデータを獲得することが、統計的な検証の効率アップにつながります。

3D ビジュアリゼーション

3Dxlビューワ（powerd by arivis）はLSM800とAiryscanで取得した大容量/高解像データ向けの新しい3次元ビジュアリゼーションツールです。効果的な3

次元画像や動画の作成が可能で、得られた画像からは立体的な組織の理解が一層深まることでしょう。3Dxl

は最も処理の厳しい大容量画像データセットに対しても、軽快なハンドリングを実現します。

CLARITYによって透明化されたマウス脳、Thy1-GFPを発現した神経細胞； LSM 800 と Axio Examiner.Z1で撮影；資料ご提供： T. Ruff,

Max Planck Institute of Neurobiology, Martinsried, Germany.

自動補正環（Autocorr）付対物レンズ

Autocorr対物レンズとZENを組み合わせれば、試料に合わせた対物レンズ補正環の調整をソフトウェアから簡単に実行することができます。厚みを持った難しい試料に対しても、鮮明なコントラストとより最高のS/Nを得ることができます。

Expand Your Possibilities

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

4 µm

4 µm

4 µm


血小板タンパク（緑）とアクチン（赤）を染色した血小板。上図： CLSMによる蛍光像；中図： SEM像；下図： CLSM/SEM像の重ねあわせ。資料ご提供： D. Woulfe and J. Caplan, University of

Delaware, Newark, USA.

光・電子相関顕微鏡（Correlative Microscopy）

高精度で細胞内構造に蛍光ラベルされたタンパク質局在のマッピングを行う際には、Shuttle & Findモジュールが最も効果的な技術となります。光学顕微鏡と走査型電子顕微鏡との間をつなぐウイザードガイド付の使いやすいワークフローは、関心領域の再ローカライゼーションを行います。2つの顕微鏡から得られた画像は、超微細構造に対して機能的な情報を明らかにする、1つの相関イメージとしてオーバーラップすることとなります。

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

ImageJ

MATLAB

KNIME Python

FIJI

Omero


OADは、ZENイメージングソフトウェアでImage Jのようなサードパーティプログラムへ転送し、LSM 800で取得したデータの解析を可能とします。得られた結果の表示や更なる解析の為、ZENへ再転送されます。

OAD –ZENと他の解析ソフトを繋ぐ　インタフェース

■ ワークフローのカスタマイズや自動化のためのPythonによるプログラミング

■ ワークフローへのサードパーティ製画像解析ソフトウェアの統合

■ Image J、Fiji、MATLAB、KNIMEまたはPythonなど、外部プログラムへの画像のExport

■ スマートな実験の為にフィードバックを使用■ 短時間でより多くの信頼できるデータを得る。そ

れはあなたの選択次第です。

Open Application Development（OAD）はPythonインタフェースを利用したオープンアプリケーションソースです。上図は全体をスキャンした後、特徴的な部位に対して高解像画像取得を行った一例です。

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

高画質の蛍光写真撮影を行うために、AxiocamをLSM 800に追加することは新しい選択肢となります。

Definite Focusは、観察中に発生するZドリフトによるフォーカス位置のずれを瞬時に修正します。

Zピエゾステージとレベル補正インサートは、Airyscanによる超解像アプリケーションの正確性を保証します。

Axio Observerとインキュベーションの組み合わせは、安定した温度環境を保証した長時間の生細胞イメージングにベストなツールです。

Shuttle & Findは光・電子相関顕微鏡への入り口です。超微細形態と機能的な特徴を反映した蛍光像との重ねあわせが可能となります。

Electronically switchable illumination and detection module

（ESID）は、透過光照明と検出器を一体化したユニークなコンポーネントです。切り替えに機械的な可動部を含みません。

ニーズの高まりに応じてLSM 800は多くの機能強化を積み重ね、あなたと一緒に成長します。ZEISSの他のシステムと同様に、LSM 800はオープンインタフェースを備えており、モジュール構成は現在及び将来のすべてのコンポーネントとのシームレスな統合を保証します。


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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

LSM 800の傑出した感度は、生細胞におけるタンパク質の動態解析に特に優れています。


FRETはタンパク質間の相互作用を解析するための手法です。画像ではHepG2細胞における2つの相互作用するタンパク質（ドナーを緑、アクセプタを赤）を示しています。（"before bleach"）アクセプタ

フォトブリーチングによって（白丸内）アクセプタの輝度が減少し、ドナーの輝度が上昇していることがカラーバーから分かります。（"after

bleach"）ドナーの輝度値から計算でFRET効率を求めることができます。

FRAPによるタンパク質のダイナミクス解析。HepG2細胞に発現したEGFP-CENPIのブリーチ前画像（"pre"）、ROI内ブリーチ後の経過画像（"post"）。蛍光の回復曲線から分子の拡散係数を求めることができる（ブリーチ後0秒から60秒経過までの回復曲線を最後の画像に表示、縦軸の輝度値はAU）。

フォトアクチベーションはタンパク質の行方を解析するための手法となります。HepG2細胞にKaedeを発現した細胞の一部領域をROI選択し（0秒）、 405nmの光を画像取得毎に0.1秒繰り返し照射した例（1秒、3秒、10秒後の像を抜粋）。Kaedeが核と細胞質を自由に拡散する様子を捉えている。それぞれの画像にはフォトコンバージョンの有無を、相対的な輝度値としてカラーバーで示した（緑：コンバージョン前、赤：コンバージョン後）。

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

アプリケーション及び試料課題 ZEISS LSM 800の機能

抗体染色した組織切片 488nmの励起時の140nm（xy）/400nm（Z）の分解能を利用した構造と形態の関係性

GaAsP検出器を備えたAiryscanによる超解像イメージング

生細胞ベシクルとオルガネラのモビリティ解析最大8fpsに対応したタイムラプスイメージング

エンド/エキソサイトーシスの動態解析光活性化をベースにしたLSMと超解像のミックスモードイメージング

目的タンパクに発現させた蛍光タンパクの、薬物添加による変化の観察及びスクリーニング

AxiocamによるWidefieldイメージング

2色ラベルされた生細胞細胞内構造物のモビリティ解析 Airyscanによる1.6fpsの2D/3Dタイムラップスイメージング

2つのタンパク質間相互作用を利用したFRET解析 LSM 800によるイメージングとFRET解析機能（ZEN Black）

多重ラベルされた生細胞自動化された長時間観察 3基の分光検出器を組み合わせたExperimentDesignerオプション

オーバーラップした蛍光色素を複数ラベルした、生細胞及び固定細胞

複数のタンパクの相互作用の解析 3基のスペクトルチャンネルとリニアアンミキシングを用いたすべてのシグナルのパラレル検出

微弱蛍光の細胞内構造正常な生理活性レベル下での細胞内構造のイメージング LSM 800のAiryscanまたはGaAsP検出器による超高感度イメージング

モレキュラダイナミクス光マニピュレーション LSM 800によるイメージングとZEN（Black）のFRAP解析

植物の根高分解能を必要とする細胞内構造物の時間変化の追跡 40μmを超えた深さを、1.6fpsで捉えるAiryscanの超解像イメージング

モデル動物（ゼブラフィッシュ、ショウジョウバエ、線虫など）微細構造の観察と、蛍光タンパクを発現した細胞内動態の解析 40μm以上の深部におけるAiryscanを用いた超解像イメージング

Tailored Precisely to Your Applications

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

Confocal Airyscan

500 nm

10 µm

Confocal Airyscan

ZEISS LSM 800 at Work

CLSM像とAiryscan像の比較。 HeLa細胞　赤：ミトコンドリア膜、緑：微小管、マゼンタ：アクチンファイバ。資料ご提供： A. Seitz, BioImaging and Optics Core Facility, EPFL Lausanne, Switzerland.

単離されたクラミジア中心体；メタノール固定； Alexa 488でチューブリンを染色。資料ご提供： P. Guichard, École polytechnique fédérale de Lausanne （EPFL）, Switzerland.14



› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

20 µm20 µm50 µm

4 µm

Confocal Airyscan

マウス脳、EGFP-Thy1（緑）：神経細胞、 Calretinin-Cy3（赤）： Calretinin発現ニューロン、GAD65-Cy5（青）： GABA作動性シナプス；資料ご提供： P. Janz, Neuropathology, University Freiburg, Germany.

シロイヌナズナ根、PIN1（赤）、PIN4（緑）、DAPI（青）；資料ご提供： T. Pasternak, Institute of Biology, Albert Ludwigs University

Freiburg, Germany.

マウス脳スライス、 EGFP-Thy1 ：神経細胞、 Iba1-Cy3 ：ミクログリア；資料ご提供： P. Janz, Neuropathology, University Freiburg, Germany.

ショウジョウバエ神経筋接合部、 Bruchpilot（BRP）を染色。 CLSMのGaAsP像（Confocal、左）と Airyscan像（右）の比較。資料ご提供： J. Pielage, Friedrich Miescher Institute for Biomedical Research, Basel, Switzerland.

ZEISS LSM 800 at Work

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

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ZEISS LSM 800: Your Flexible Choice of Components

1 顕微鏡本体■ 倒立電動顕微鏡： Axio Observer.Z1■ 正立電動顕微鏡： Axio Imager.Z2、

Axio Imager.M2、 Axio Examiner.Z1 ＊1

■ カメラポート■ 手動もしくは電動ステージ■ インキュベーション装置■ 高速Zピエゾインサート（倒立顕微鏡）■ Definite Focus（フォーカス維持装置）

2 対物レンズ■ C-APOCHROMAT■ Plan-APOCHROMAT■ LD Plan-APOCHROMAT■ EC Plan-NEOFLUAR

3 励起レーザ

■ Diode laser 405/488/561/640nm

4 検出器

■ メインモジュール 2Ch GaAsP PMT、または 2Ch マルチアルカリ（MA） PMT

■ 追加検出器（3Ch目、オプション）： GaAsP PMT、 MA PMT、またはAiryscan

（40倍もしくは63倍対物レンズ対応）■ LED一体型透過光検出器（ESID）もしくはT-PMT

（ハロゲン光源との組み合わせ）

5 ソフトウェア

■ ZEN（Blue edition）、推奨のオプションモジュール： Tile & Positions、 Experiment Designer、 3Dxlビューワ（powered by arivis）

※ 実際の仕様は組み合わせにより異なります。＊1 お問い合わせ下さい。

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

スキャニングモジュールLSM 800

Axiocam（オプション）

防振プレートfor Axio Imager

スキャニングモジュールLSM 800

蛍光用LED光源　Colibri.2HXP 120

蛍光用メタルハライド光源HXP 120 V

透過光検出器T-PMT

スイッチングミラーmot

透過光光源HAL 100

透過光検出器T-PMT

スイッチングミラーmot

透過光光源HAL 100

蛍光用LED光源　Colibri.2HXP 120

蛍光用メタルハライド光源HXP 120 V

Axiocam（オプション）

インキュベータをはじめとする各種オプション搭載可

防振プレートfor Axio Observer

パワーサプライユニット

レーザユニット

Airyscanモジュール

コンポーネントラックLSM 800

制御用ワークステーション TFTモニタコントローラ及びジョイスティック

倒立顕微鏡用スキャニングステージ130 x 100 STEP

Definite Focusコントローラ

防振台（大）

防振台（小）

Definite Focus

レベル補正機能付試料ホルダ

御立顕微鏡用スキャニングステージ130 x 85 STEP


Z-Piezoインサート及びコントローラ


コントローラ及びジョイスティック

ZEISS LSM 800: System Overview

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

電源

防振台（小）コンポーネントラック

PCラック

電源

防振台（小） PCラック

コンポーネントラック

電源


防振台（大）

電源

防振台（大）


LSM 800 with Axio Observer システム設置図例（防振台小）

LSM 800 with Axio Observer システム設置図例（防振台大）

LSM 800 with Axio Imager システム設置図例（防振台小）

LSM 800 with Axio Imager システム設置図例（防振台大）

※PCラックは設置スペースに応じて変更可能です

Technical Specifications

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様

Physical Dimensions 長さ（cm）幅（cm）高さ（cm）重量（kg）

防振台　小 75 90 59 170

防振台　大 90 120 59 197

防振プレート for Axio Imager （3つの台座から構成） 32 30 4.5 1.5

防振プレート for Axio Observer 52.5 80 4.5 7

スキャニングモジュール LSM 800 40 25.5 28 15

正立顕微鏡 Axio Imager.Z2; Axio Imager.M2 56 39 70 20

倒立顕微鏡 Axio Observer.Z1 61 39 65 20

コンポーネントラック 55 40 60 35

レーザモジュール（LM） 40 25 14.5 10

Airyscan （40x and 63x） 40 25 14.5 5

電源ユニット（PSU） 40 25 14.5 6

光学ファイバケーブル、VIS（ible） 300

ケーブル類 300

顕微鏡

鏡基正立顕微鏡： Axio Imager.Z2, Axio Imager.M2, Axio Examiner.Z1※

倒立顕微鏡： Axio Observer.Z1 サイドポート

Zドライブ最小ステップ Axio Observer.Z1 及び Axio Imager.M2 ： <25nm；Axio Imager.Z2 ： <10nm； Axio Examiner.Z1 ： <30nmZピエゾインサート搭載可； Definite Focus for Axio Observer.Z1

XY電動ステージ（オプション）電動XYスキャニングステージ、Mark & Find機能（xy）やタイルスキャン（モザイクスキャン）に有効（Airyscanによるタイルスキャンには未対応）；最小ステップ1 μm（Axio Observer.Z1）もしくは 0.2 μm（Axio Imager.Z2）

※ お問い合わせ下さい。


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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様


スキャニングモジュール

スキャナ戻り時間を最短におさえる2つの独立ガルバノメータミラー方式

スキャニング解像度 4×1～6144×6144画素（Airyscan使用時は最大4096×4096画素）、マルチチャンネル、連続的なキャリブレーション

スキャニングスピード 512×512画素で最大8フレーム/秒（Airyscan使用時は最大1.6フレーム/秒）、512×64画素で最大64フレーム/秒

スキャニングズーム 0.5x～40x、0.1x単位で可変

スキャニングローテーション 0.1°単位で360°自由に回転可能、XYオフセットも自由に設定可

スキャン領域最大で視野数18mmに内接する正方形

ピンホールサイズ及び位置を自動調整、マルチトラッキングや短波長（405nm）時には任意にサイズ変更

ビームパス低入射角（10° ：レーザ戻り光低減）で4つのレーザライン（405/488/561/640nm）に対応したメインビームスプリッタ。640nmはオートフォーカスにも対応。1つもしくは2つのバリアブルセカンダリダイクロイック（VSDｓ）が自由な波長選択を可能とし、検出器へ任意の波長の光を導くことができます。エミッションフィルタがさらに厳密な波長選択を行い蛍光を検出。

検出系

検出器 2Chスペクトル検出器、GaAsP（最大量子効率45%）もしくはマルチアルカリ（MA）PMT（最大量子効率25%）のどちらか2つを選択

追加1Ch検出器（GaAsP PMT、MA PMT、Airyscanのいずれか）

超解像検出のためのAiryscan検出器は40xもしくは63x専用対物レンズに対応

透過光検出器（T-PMTもしくはESID）

蛍光検出 8Ch以上のシーケンシャル検出または最大3Chの同時検出が可能（GaAsPもしくはMA検出器）、また最小1nmステップでのスペクトルイメージングが可能

画像階調 8/16bitから選択

リアルタイムエレクトロニクス顕微鏡、レーザ、スキャニングモジュール、及びその他アクセサリの高速制御；データ取得及び同調制御、オーバーサンプリング読み出し方式、LVDSを介したリアルタイムエレクトロニクスと制御用WSの通信により、オンラインでのデータ解析と画像取得が可能

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› LSM 800とは

› 特長



› 技術仕様


ZEN Imaging Software

各種設定の保存・呼び出し電動化された顕微鏡、レーザ及びスキャニングモジュールの設定保存。及び画像に記録された取得条件をワンクリックで呼び出し（Reuse）

システムセルフテスト機能キャリブレーション対物レンズ及びシステムキャリブレーションのためのメンテナンスソフトを搭載

画像取得モードスマートセットアップ（Smart setup）

Zスタック、ラムダスタック、タイムシリーズとそれらコンビネーションによるイメージング（xyz、lambda、t）レシオ像のオンライン処理と表示、シグナルの平均と加算（ライン/フレーム、回数の選択可）、ステップスキャン（高速画像取得向け）；蛍光色素名を選択するだけで、簡単に撮影条件の設定が可能（Smart Setup）

Crop機能観察視野内エリアの自由選択（スキャンズーム、オフセット、回転などの変更）

リアルROIスキャン自由曲線スキャン

最大99か所まで、自由曲線設定領域を画素単位の精度で設定、レーザ照射を制御。

ROI Bleaching ブリーチやアンケージなどのアプリケーションに任意のROIを99か所まで設定。ブリーチングとイメージングで異なるレーザ強度の設定。また、ROI毎に異なるレーザ波長を設定可能。タイムラプス中にマウスクリックで任意の位置にレーザ照射。

マルチトラッキングレーザ波長と検出チャンネルを高速でline/frame切り替え、蛍光のクロストーク防止に寄与。

ラムダスキャン最小1nm刻みでのスペクトル画像取得により、各ピクセルに波長情報を付加（シーケンシャル画像取得）

リニアアンミキシング独自の計算アルゴリズムを採用。蛍光、励起光のクロストークを回避して近接波長も簡単に分離。オフライン処理。

画像表示 XY、XZ/YZ断面表示（orthogonal）、任意面での断層表示（Cut）、プロジェクション（Maximum intensity）；アニメーション；デプスコーディング、明るさ/コントラストの変更、ガンマ補正、LUT変更及び新規作成、描画機能など。

画像解析とオペレーション定量的コロカリゼーション表示/測定、直線/曲線プロファイルの設定と輝度測定及びグラフ化、キャリブレーションバー、他、描画測定機能、輝度測定、画像間の四則測定、レシオ、画素単位でのシフト機能、数学的フィルタリングなど。

イメージマネージメント画像及び対応する撮影パラメータを管理するための機能

オプションソフトウェア

3Dxlビューワ　-powerd by arivis 大容量3D/4D画像データの可視化を、ZENソフトウェア内でより軽快にハンドリング3D/4Dデータのレンダリングとアニメーションの作成（表示モード： Shadow projection、transparency projection、surface rendering）

デコンボルーション point spread functionに基づいた3次元画像復元（モード： nearest neighbor、maximum likelyhood、constrained iterative）

Dynamics オンライン/オフラインにより輝度変化カーブの作成及びそれらを用いた輝度/濃度解析

Open Application Development （OAD） Pythonスクリプトをインタフェースにオートメーションとカスタマイゼーション； smart experimentへのExperiment Feedbackとサードパーティソフトウェア（Image Jなど）へのオープンインタフェース

Experiment Designer 多点・Zなどを含めた複雑なインターバル撮影の設定が可能（旧マルチプルタイムシリーズオプション）

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レーザ

レーザモジュールURGB（PTC方式； 405、488、561、640nm）

偏波面保存シングルモードファイバ

トータルダイナミックレンジ　10000：1 ; ダイレクトモジュレーション（500：1）

Diode laser （405nm, 5mW）; laser class 3B


Diode （SHG） laser （561nm, 10mW）; laser class 3B


レーザモジュールGB（PTC方式； 488、561nm）

偏波面保存シングルモードファイバ

トータルダイナミックレンジ　10000：1 ; ダイレクトモジュレーション（500：1）


Diode （SHG） laser （561nm, 10mW）; laser class 3B

電源条件

　

電源電圧 100V /15A 2系統

動作周波数 50 ... 60Hz

Max. Current 1 phase at 5A

消費電力 550VA （連続操作時の最大量）

発熱量 500W

EMC Test

according to DIN EN 61326-1 （07/2013）1. Noise emission according to CISPR 11 / DIN EN 55011 （04/2011）2. Noise immunity according to table 2 （industrial sector）

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LASER RADIATION

Avoid exposure to beam

Class 3 B laser product

IEC 60825-1: 2007

Class IIIb Laser product

LASER RADIATIONAvoid direct exposure to beam


使用環境条件

システムは暗室に設置されることが望ましい。

1. 規定操作温度 T = 22 °C ± 3 °C （24時間）　エアコンの風は直接装置に当らないようにして下さい。

2. 許容温度 T = 15 °C to 35 °C

3. 16時間以内の保管許容温度 T = -20 °C to 55 °C

4. 温度勾配（温度変化） ±0.5 °C/h

5. 暖機時間 1時間、ただし高精度及び長時間観察の場合は3時間以上が望ましい

6. 相対湿度 <65 % at 30 °C

7. 動作高度（標高）最大2000m

8. 熱損失 500W

LSM 800 meets the requirements according to IEC 60825-1:2007

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Prin

ted

in J

apan

P16 M

IC 011

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SK-12/

15

●本製品の構成、仕様、外観等は予告なく変更する場合があります（カタログ記載内容：2015年12月現在）。●製品の色彩は印刷のため実物とは異なることがあります。●本カタログではTM、®マークは明記していません。システム名、製品名は各開発会社の登録商標または商標です。

●詳しくは、カールツァイスマイクロスコピー各営業所、または弊社機器製品取扱店へお問い合わせください。●本カタログは、環境に配慮した植物インキを使用しています。

カールツァイスマイクロスコピー株式会社

Tel 03-3355-0332Fax 03-3359-2118

http://www.zeiss.co.jp/microscopy

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E-mail [email protected]

Documents

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