Upload
others
View
1
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
Copyright 2018 Innovation Engine, Inc. All rights reserved
“POC投資”の魅力
-ベンチャー企業をIPOに導く新投資手法-
2018年10月30日
イノベーション・エンジン株式会社
代表取締役社長 佐野 睦典
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
イノベーション・エンジン株式会社
1
2001年1月31日
技術を活用した産業ニューフロンティアの創出を促すエンジンの役割を
果たす。
佐野 睦典
・技術の事業化に投資をする「ベンチャー企業向けファンド」を組成してい
る。これまでのファンド等の運用実績は約230億円。
・未上場会社に加え新興上場企業に対する投資事業も行う。
1億円
〒105-0014 東京都港区芝2-3-12 芝アビタシオンビル3F
TEL 03-5730-6721 / FAX 03-5730-6722
http://www.innovation-engine.co.jp/
設立年月日:
目的:
代表取締役
事業内容:
資本金:
所在地:
電話/FAX:
URL:
技術系ベンチャーキャピタルのパイオニア
2001年創業以来、AI、ロボット、環境・エネルギー、ネットビジネス、
バイオ創薬、先端材料など、重要技術領域に投資を実行
2
/サービス
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
現在運営中の投資ファンド等
3
ベンチャーファンド 投資助言業
◆ テクノロジー系ゼネラルファンド
合計 78億円
◆ ターゲットファンド合計 10億円
◆ 大手電子商社CVC助言額 50億円
上場株ファンド
◆ 新興市場上場株ファンド・運用合計 20億円
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
卓越した投資パフォーマンス
4
No. 社名 業種 出資年月 IPOor回収年月 IPOor回収期間 回収倍率 回収方法
1 ㈱キャピタル・アセット・プランニング 金融情報処理 2011/ 8 2016/10 5年2ヶ月 5.2倍 IPO
2 Delta-Fly Pharma㈱ モジュラー創薬 2011/12 2018/10 6年10ヶ月 5.9倍 IPO
3 エンカレッジ・テクノロジ㈱ セキュリティ 2012/ 5 2013/12 1年7ヶ月 8.4倍 IPO
4 ㈱アイネットサポート コールセンター 2012/ 7 2016/ 7 4年 1.2倍 トレードセール
5 ㈱メドレックス ドラッグデリバリー 2012/ 8 2013/ 2 6ヶ月 3.2倍 IPO
6 インヴェンティット㈱ 遠隔監視 2012/10 2017/ 4 4年6ヶ月 0.02倍 トレードセール
7 SCIVAX㈱ 超精密製造装置 2012/11 2016/ 9 3年10ヶ月 1.3倍 トレードセール
8 ㈱リボミック 遺伝子創薬 2012/11 2014/ 9 1年10ヶ月 12.1倍 IPO
9 ㈱アルフレッドコア 動画配信 2012/12 2014/11 1年11ヶ月 0.1倍 会社清算
10 ㈱ミュートス 医療情報処理 2013/ 1 2017/ 6 4年5ヶ月 1.1倍 トレードセール
11 オンコリスバイオファーマ㈱ ガン創薬 2013/ 7 2013/12 5ヶ月 1.1倍 IPO
12 イーレックス㈱ 新電力 2013/12 2014/12 1年 1.9倍 IPO
13 ㈱グリーンペプタイド 免疫医療 2014/ 7 2015/10 1年3ヶ月 11.4倍 IPO
14 北京視信源 CMOSセンサー 2015/ 4 2015/ 8 4ヶ月 交渉中 IPO
15 パスイメージング 遠隔病理診断 2016/ 8 2021/ 2(予) 4年6ヶ月(予) - IPO
16 ORTHOREBIRTH 人工骨 2016/ 9 2019/10(予) 3年2ヶ月(予) - IPO
注) IPOを実現した企業。 株価を上げて売却した企業。 株価を下げて売却した企業。 保有中の企業。
2017年5月までの投資分。Delta-Fly Pharmaは公募価格で計算した。
大震災(2011年3月)後の6年間で16社にファンド投資(4,000万円以上に限る)。既に、9社のIPO実現、3社が株価上げて売却済。
POC投資をリードする「イノベーション・エンジン」
◇ POCとはProof of Conceptの略で「事業性の立証」という意味
です。成長段階で言うとアーリーステージとミドルステージの
境界に位置し、これをクリアすることにより、そのベンチャー企
業は急成長を開始します。
◇ POC確立後も、しばらくは赤字ですが、「製品・サービス」が確
立し、「事業システム」が確信を持って運営されはじめます。
◇ イノベーション・エンジンは、ベンチャー企業のPOCの確立を支
援し、その必要資金の調達をリードして、一気にIPOへの道を
切り拓きます。
5
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POCの意味
POCとは
6
企業設立
ミドル レイターアーリー
POC確立
POM確立
IPO
事業状況 R&D 事業開発 事業化 事業拡大 事業安定
売上 0円 数千万~数億円 数億~10数億円 10数億~数10億円 数10億円~
利益 赤字 赤字 黒字転換 黒字定着 環境・戦略次第
製品・サービスのシーズ確立
企業価値
製品・サービス事業システム確立
経営体制確立
マチュアシード
「事業開発」は、受託開発、少量受託生産を含む。「事業化」は、マスセールス、量産を言う。「POM」とは、Proof of Managementの略で「経営体制の確立」という意味である。
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POCの意味
「キャズム」と「POC」の関係
7
企業設立
ミドル レイターアーリー
POM確立
企業価値・新規購入者
マチュアシード
R&D 事業開発 事業化 事業拡大 事業安定
アーリーマジョリティ
レイトマジョリティ
16.0%34.0%34.0%2.5% 13.5%
注) 新規購入者の比率については、従来の考え方で記載している。新しい考え方では、イノベーター、アーリーアダプターがもっと少ない比率(例えば合計で2~5%)の時にキャズムを迎え、それを越えると一気にアーリーマジョリティが参加するイメージである。
インベーターアーリーアダプター
ラガード
POC確立
「キャズム」とは、製品が普及する時に生じる「需要の谷間」を指す。
IPO
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POCの意味
「死の谷」と「POC」の関係
8
企業設立
ミドル レイターアーリー
POM確立資金必要額・資金供給額
マチュアシード
R&D 事業開発 事業化 事業拡大 事業安定
・一般ベンチャーキャピタル・事業会社&CVC・銀行融資
・公的資金・助成金・エンジェル・アーリーベンチャーキャピタル
事業余裕資金
POC確立
死の谷
IPO
注)「死の谷」とは、事業開発から事業化の間に生じる「資金不足の谷間」を指す。
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の考え方
POC投資とは
9
ミドル レイターアーリー マチュア
POM確立
IPO
POC越え支援
企業価値
POC確立
「キャズム」「死の谷」をPOC投資によって越える!
①製品・サービス確立②事業システム確立③経営システムを充実
POC前に関わる
④ファイナンスをリード
企業設立
POC投資
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の考え方
POC投資の進め方
10
POC評価
POC越え支援 POC投資の実行
◇ POCを越える戦略構築の支援◇ 経営体制構築◇ 開発・生産・販売アライアンス
◇ Pre・POC投資◇ POST・POC投資
◇ POC進捗評価◇ 事業力評価◇ 市場・競合力評価
三位一体
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の考え方
POC評価
11
◇POC進捗評価
・企画開発(ニーズ対応製品化)・生産(QCD適応量産化)・販売(ソリューション型量販・サポート化)・事業システム(BMの工夫と高い投資回収力)
◇事業力評価
・技術力(卓越した技術力)・戦略力(キャズムを越える事業戦略)・経営力(卓越した経営陣)
◇市場・競合力評価(未来から現在を評価)
・バックキャスティング評価・IEの生態系人脈によるデュー・ディリジェンス
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の考え方
POC越え支援
12
◇POCを越える戦略構築の支援(ビジョンの実現に向けて)
・製品・サービスの確立支援(足元を固める)
・事業システムの確立支援(足元を固める)
・キャズムを越える戦略構築支援(ビジョンに向けてステッ
プアップ)
◇経営体制構築の支援
・卓越した経営陣の採用
◇開発・生産・販売体制確立の支援
・大企業とのアライアンス⇒事業パートナー化の推進
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の考え方
POC投資の実行
13
◇Pre・POC投資
・「POC評価」、「POC越え支援」を踏まえて必要な資金予測
・重要な事業パートナーとの資本提携
・投資エンジケートの結成
◇POST・POC投資
・一気にIPOに向けての投資
・重要な事業パートナーとの資本提携
・投資エンジケートの結成
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
高まるPOC投資の魅力
1.POC確立後は事業成功確率が一気に高まる
14
• POC(Proof of Concept:事業性立証)を確立した企業の成功確率は一気に高まる。
• POC以前から関わることで、比較的リーズナブルな株価での投資が可能となる。
設立
ミドル レイターアーリー マチュア
事業成功確率(緑)
株価(青)
POC確立
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
高まるPOC投資の魅力
2.リーズナブルな株価での投資が可能
15
• 最近1~2年、ミドル~レイターステージのベンチャー企業の株価の上昇が著しい
• それに対して、POC確立までのベンチャー企業の株価はリーズナブルなものが多い
設立
ミドル レイターアーリー マチュア
株価
1~2年前
現在
POC確立
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
高まるPOC投資の魅力
3.IPOのバーが低下し、より早いIPOが可能に
16
• ここ1年程で、小型の企業規模のIPOが急速に増加してきた。
• このことにより、Exitまでの投資期間が1年以上前倒しされてている。将来性が高ければ、利益水準は関係なくIPOが可能になってきた。
企業名 事業内容直近業績
主幹事売上 経常利益
エコモット IOT 1,253 44 岡三
すららネット オンライン学習 708 123 みずほ
ナレッジスイート CRM 777 152 いちよし
ビープラッツ 課金システム 550 44 野村
ブティックス 介護向けサービス 954 △100 野村
アジャイルメディア SNS分析 734 68 みずほ
チームスピリット クラウドでの業務管理 1,200 20 野村
設立
ミドル レイターアーリー マチュア株価
POC確立
IPOの時期前倒し
<最近一年間のIPO事例>
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
高まるPOC投資の魅力
4.大企業への売却という早期Exitルートが出現
17
• 大企業のオープン・イノベーション戦略が本格化してきた。
• これにより、ベンチャー投資のExitとしてIPOに加えてM&AというExitが出現してきたと。
• 大企業は事業メリットも考えるのでIPOより高い株価での取得もあり、Exit市場としてのメリットは大きい。
企業名(事業会社)
CVC・ファンド設立年月
投資枠・ファンド総額
KDDI 2012年2月 100億円
ヤフージャパン 2012年8月 265億円
楽天 2013年4月 325億円
オムロン 2014年7月 30億円
電通 2015年4月 50億円
ソニー 2016年7月 102億円
ニコン 2016年7月 300億円
アシックス 2016年11月 30億円
パナソニック 2017年4月 100億円
加賀電子 2017年5月 50億円
設立
ミドル レイターアーリー IPO
株価
POC確立
M&AでExitの可能性
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
絶好のチャンスを捉える
18
組合の名称 :イノベーション・エンジンPOC第2号投資事業有限責任組合Innovation Engine POC No.2 Investment Limited Partnership
設 立 :2019年1月31日
予定出資金総額:10~20億円(予定出資金総額が超過あるいは達成されないことがあります)
無限責任組合員:イノベーション・エンジン株式会社
投資対象 :・ POC確立時期(ミドルステージとアーリーステージの境界)にあるリーダー候補企業
・ 三大産業潮流(-第四次産業革命、健康長寿革命およびクールジャパン革命-)の産業創出型ベンチャー企業
投資手法 :・ 1社当たりの投資金額は3,000~1億円・ 投資先企業にはリード・インベスターとして関わる・ 各投資に対して2~4年間で10~20倍のキャピタルゲインを目
指す・ Exitは、東証マザーズあるいは東京プロマーケットへのIPOに
加え、大企業やVCへの売却も視野に入れる
「イノベーション・エンジンPOC第2号ファンド」の概要
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
絶好のチャンスを捉える
19
「イノベーション・エンジンPOC第2号ファンド」の概要
資金の分配 :及び成功報酬
投資有価証券の売却金額等から出資金額を越えた金額の20%を無限責任組合員に成功報酬として支払い、出資比率に応じて残額を組合員に分配する
目標投資収益率: 年率25%
出資者の関わり:出資者と投資先・投資候補先企業との間の情報交換やアライアンスを積極的に推進し、出資者の事業メリットも提供する。
存続期間 : 7年(2025年12月末日まで)
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の戦略領域
「新しい事業機会」の相次ぐ出現
20
~1990年 :日本の産業が世界をリードした時代
90~2015年 :日本は、攻めず・守れずゼロ成長時代
・ネットワーク・ソフトウエアなどの成長産業は
アメリカがリード役となった
・日本が得意とするアセンブリー型製造業は韓国・台湾・中国が奪っていった
・日本に残る優位産業は、部品・材料産業のみに
2015年~ :日本の強みが生きる三つの事業機会が出現し、日本の成長復活へ
ー25年振りに日本が産業創出をリードする時代にー
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の戦略領域
2015年~日本優位の三大産業潮流が出現
21
第四次産業革命(「全てのモノの情報化」と「進化する知恵」の結合により
全産業の創造化と効率化が進む)
健康長寿革命
(長寿世界No.1“日本”のノウハウ
を世界に展開する)
クールジャパン革命
(魅力ある日本の生活・環境・インフラを世界に展開する)
少子高齢化 働き方改革米中の
産業戦争 環境・エネルギー日本の課題
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の戦略領域
五大成長エンジンと八大基盤技術
注) :五大成長エンジン:八大基盤技術
AI
ビッグデータから知恵を生出す
ロボット人間代替の
ソリューション提供
生産
販売
サービス
企業
生活
健康
インフラ
IOT全てのモノを情報化
AR/VRリアルな
情報の提供
開発◀五感情報処理▶
◀高速データ処理▶
◀高速通信処理▶
◀センサー・バッテリー技術▶
◀電子・光技術▶
ビッグデータ
顧客企業
22
◀ ▶
第四次産業革命をリードする
◀機械学習等▶
◀機械・制御技術▶◀新材料技術▶
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の戦略領域
第四次産業革命から生まれる新産業群
兆円クラスの新産業が相次ぎ出現
ビッグデータ
ロボット
AR/VR
IOT
遠隔医療・デジタル医療情報
デジタルヘルス
生産・消費直結の
一個作りシステム使用価値に基づく
シェアリング・P2P交換
AIを駆使した
サイバーセキュリティ
ビッグデータのAI利用で
マーケティング・オートメーション
顧客データを活用した
ECと融合するフィンテック
AIによる
創薬・材料開発
介護、接客、施工、家事などを
適確に行うサービスロボット
自動車、建機、農機、ドローンなどの
自動運転
住生活、農業、酪農、インフラなどの
遠隔監視・コントロール
VR・パプティクスによる
臨場シミュレーション&ゲーム
気候・作柄調査、宇宙旅行
宇宙産業AI
◀ 事業デザイン力でプラットホームハブの争奪 ▶
23
知識と感情を代替する
サイバーサービス
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の戦略領域
24
健康長寿革命の構図
健康長寿のプラットフォーム
デジタルヘルス
遠隔医療リアルタイム健康管理
医療情報のデジタル化
健康長寿の技術革新
生命力に基いた技術革新
免疫・抗体医薬 iPS・再生医療 遺伝子工学
健康長寿の意識改革
自立的な健康生活
自立的な食生活と生活習慣
自費による医療と健康回復
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資の戦略領域
クールジャパン革命の構図
25
-魅力ある“日本”の生活・文化、環境、インフラを世界に展開する-
日本の得意技を世界に展開
日本の得意技に世界からアクセス
衣食住サービスの世界展開
環境技術の世界展開
社会インフラの世界展開
越境EC
インバウンド消費
訪日旅行
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資でビッグサクセスを掴む
「大企業の大市場」を「ベンチャーの新出現市場」が乗っ取る
26
大企業の大市場 ベンチャーの新出現市場(ユニコーン輩出)
・所有型産業 ⇒ シェアリング型産業(TKP、ラクスル、Uber(米))
・店舗型流通業 ⇒ ネット&カスタム型流通業(スタートトゥデイ)
・人的サービス業 ⇒ サイバー・サービス(弁護士ドットコム)
・間接仲介サービス ⇒ 直接マッチング(Indeed、メルカリ)
・規制型金融業 ⇒ フィンテック企業(マネーフォワード、LINE)
・情報処理企業 ⇒ AIアルゴリズム開発企業(PKSHA、HEROZ)
・産業用ロボット ⇒ サービスロボット(サイバーダイン、 Boston Dynamics(米))
・自動車メーカー ⇒ 自動運転サービス(ZMP、ロードスター(中国))
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
POC投資でビッグサクセスを掴む
POC投資が必然である理由
27
1.全ゆる産業に第四次産業革命が行きわたる
・全ゆる可能性があるが、「急激な変化」のみ決まっている
2.事業ビジョン・事業デザイン力のある企業が産業創造する
・勝者がわかった時に、全ては終わっている
・知恵のあるスピードが、最大の価値である
3.バックキャストと先端生態系ネットワークでの判断が全てである
・未来に立脚したコミットメントが要求される
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
IEの実現力
28
1.成功投資体験豊かなキャピタリスト陣
• 合計123年の投資経験と合計52社のIPOを実現
• 各人がこれまで数1,000社レベルの投資案件に関わってきている
得意分野 投資経験 IPO社数
・ 佐 野 睦 典 投資全般 23年 10社
・ 松 本 尚 ヘルスケア・医薬 18年 15社
・ 太 田 一 彦 技術評価 22年 -社
・ 千 葉 寧 製造業・IT 17年 10社
・ 雨 宮 秀 仁 ネットビジネス 8年 5社
・ 清 常 浩 介 製造業・IT 3年 2社
・ 中 井 純 AI・通信 2年 -社
・ 新 庄 義 和 製造業・IT 21年 5社
・ 石 井 浩 之 中国 9年 5社
123年 52社
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
IEの実現力
29
IE
コンサル
弁護士事務所
監査法人
銀行VC
大学・TLO
事業会社
証券会社
• 社歴18年を越える成功投資実績により先端生態系ネットワークを形成
• 年間400~500社の新規投資案件を受入れ
2.豊かなディールソースと数多い新規案件件数
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
IEの実現力
30
• 広く深い経験で、業種ごとの異なる変曲点(POC)を理解
• 年間400~500社の新規投資案件による比較評価力の高さ
投資のタイミング
成長の変曲点
株価
企業収益
3.変曲点(POC)を洞察する目利き力
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
IEの実現力
31
4.リードインベスターとなり潜在成長力を引き出す
• 成長段階に応じ適確に人材・事業・資金などの不足資源を提供
• 経営戦略・管理などの体制強化の持続的な支援
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
投資メンバー氏名 略歴
代表取締役
インベストメント・パートナー
佐 野 睦 典
野村総合研究所にて米国証券アナリストとしてIT、通信、ヘルスケア等分野を担当した後中堅企業調査室長として(JAFCOも合わせて)700社にのぼる有力な中堅・ベンチャー企業の評価分析に携わった。JAFCOにおいては、投資調査部長を経て、産学連携ファンド(筑波大、北海道大)の責任者として10件のハンズオン投資を実行、ソフトフロント、ナノキャリア、ITBOOKなどのIPOを実現した。2001年にハイテク系VCのパイオニアである当社を設立。産業創出型技術系ベンチャーファンドを組成し、GNI、イーレックス、ロゼッタなど数々の革新企業をIPOに導いている。先端技術ベンチャー企業の経営に参画して、大手企業とのアライアンスを進めるなどのハンズオン手法でEXITを実現する手腕に定評がある。
ナノテクビジネス推進協議会 ビジネス委員会 委員長大阪大学ベンチャーキャピタル アドバイザー、NEDO 技術委員早稲田アントレプレヌール研究会 評議員京都大学法学部卒業 Harvard Business School PMD修了
インベストメント・パートナー
松 本 尚
あおぞら銀行(旧 日本債券信用銀行)で融資業務従事の後、あおぞらインベストメント常務取締役として主にバイオベンチャーをターゲットに投資を実行し、そーせい、アンジェスMG、新日本科学など10社のIPOを実現した。2009年当社に参画した。バイオ・医療分野の知見を活かし、メドレックス、オリンコスバイオファーマ、グリーンペプタイド、など6社のIPOを実現している。
京都大学大学院工学研究科修士課程修了
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
投資メンバー氏名 略歴
インベストメント・パートナー太 田 一 彦
セイコーエプソンにて磁気記録装置や光ディスク装置の研究開発に従事した後、野村総合研究所に転じエレクトロニクス・半導体・情報通信分野の調査、コンサルティングに携わる。1995年からはJAFCOで投資調査部長として国内外ベンチャー企業の技術・サービス、財務等の評価分析と経営指導を担当した。2009年より当社参画。東京大学工学部(電子工学)・東京大学大学院修士課程修了Capella University, Ph.D. (Management)
ベンチャー・パートナー千 葉 寧
JAFCOにて15年間(東京、関西)にわたりベンチャー投資に携わり、黒田電気、NOVA、新日本建物、タカラバイオ、日本管理センターなど10社のIPOを実現した。2007年に 中小企業向けに幹部人材紹介とモバイル教育システムの事業を起業し、平行して事業再生支援事業(IT、メディア、金融業等)にも従事してきた。2015年にベンチャー投資事業を再び開始している。
ベンチャー・パートナー雨 宮 秀 仁
JAFCOに入社し、約6年間ベンチャー投資業務に携わる。2001年ITベンチャー企業「アスカネット」に転籍し、新規事業を立上げ、IPOを実現した。その後、東証一部上場 WEBサービス企業「メンバーズ」を経て、2017年6月より、ベンチャー・パートナーとして当社に参画。明治大学法学部卒。
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
氏名 略歴
ベンチャー・パートナー清 常 浩 介
沖電気工業、日本テキサス・インスツルメンツにて電子部品の営業・マーケティングに11年従事した後、ニッセイ・キャピタルにおいてベンチャー投資に3年間携わる。その後、ベンチャー企業役員を数社経験したのち、2018年9月より現職。成蹊大学経済学部卒、一橋大学国際企業戦略研究科修士課程修了。
ベンチャー・パートナー中 井 純
ソニー入社、14年間コンパクトディスク、通信などの研究開発に従事した後、ノーザンテレコムやシーメンスなど外資系の日本法人の経営陣を歴任。その後ベンチャー経営に転じ、日本通信のCTOとして日本初のMVNOサービスを立上げるなど様々なフェーズのベンチャーの社長や役員として経営及び資金調達に携わる。東京大学工学部物理工学科学士。MIT電子工学部修士・Ph.D。
ベンチャー・パートナー新 庄 義 和
JAFCOに18年間(東京、中部)在籍し、ベンチャー投資活動に従事した。製造業、IT関連を中心に5社のIPOを実現するとともにM&A業務にも携わった。2010年 にコンサルタントとして独立、監視カメラ、半導体、IT・通信などのハイテクベンチャーの経営支援を行い、上場企業との資本提携を主導した。2015年から「精密計測・微細加工分野の中核企業創出・支援ネットワーク事業(関東経済産業局委託事業)」においてビジネスマッチング業務を主管している。
投資メンバー
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
投資メンバー氏名 略歴
ベンチャー・パートナー石 井 浩 之
中国南京大学哲学部卒業 横浜国立大学大学院国際経済法学研究科修士課程修了野村證券国際金融部で、主に中国企業向けファイナンス業務を行った後、SBIホールディングスの中国代表としてPE・VC投資を推進し、高いパフォーマンスを実現した。2005年からは野村国際(香港)有限公司ディレクターとして、中国本土における中国企業とのジョイントベンチャーやPE投資の立ち上げを推進した。2009年 コンサルタントして独立、日中間のクロスボーダービジネスに従事した。2015年 当社に参画した。
コンプライアンスオフィサー大 石 英 樹
1974年に住友信託銀行入社後、信託銀行業務全般に携わるとともに、内部監査業務、受託監理業務を担当した。2006年には新生銀行からの要請で、当局行政処分中の同行子会社新生信託銀行再建のため転職し、内部監査部を設置、1年で解除された。その後内部監査部長として業務管理態勢構築に貢献した。2015年から朝日信託で2年間非常勤顧問として信託ビジネスモデルを構築した後、ばんせい証券株式会社で2年弱の間、内部統制業務を担当した。2017年6月より当社に内部管理室長として参画。慶應義塾大学法学部法律学科卒。
Copyright 2018 Innovation Engine, Inc. All rights reserved
(参考資料)
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved 37
POC投資の実践ケース
【代表者】古川 浩【所在地】東京都中央区【設 立】2001年12月【資本額】417百万円(資本準備金含む)※2011年9月末現在
【事 業】ケーブルレス多段ホップ無線通信技術開発
あらゆる場所をネット化するIoTプラットフォーム企業
九州大学発ベンチャー
jp.picocela.com
独創的な多段無線通信技術
独自の動的ツリー経路制御技術と、ツリーを流れる無線フレームの送信タイミング調整により電波干渉を抑制。高速経路制御により電波変動にも適応。⇒7割〜9割のLANケーブル削減に成功。
PicoCELA株式会社
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved 38
POC投資の実践ケース
5x 10x
100 Mb/s
30 Mb/s
7 Mb/s2 Mb/s
20 Mb/s5x 10x
100 Mb/s
30 Mb/s
7 Mb/s2 Mb/s
20 Mb/s
①LANケーブル不要、➁1チャンネルで、③あらゆる場所を、ブロードバンド化
世界No.1の無線バックホール技術を持つIPベンチャー
PicoCELA株式会社
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved 39
POC投資の実践ケース
【ファイナンス経緯】
設立
シリーズA
(2017年9月)総額300百万円
加賀電子 安川電機 IPブリッジ みずほCapital ニッセイCapital
IE(役員派遣)
シリーズB(2011年7月~11月)
総額450百万円
安川電機 滋慶学園事業パートナー(予定)
IE
キャズム突破ファイナンス
拡大期ファイナンス
PicoCELA株式会社
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved 40
POC投資の実践ケース
設計から6ヶ月(2017年12月~2018年5月)で量産機をリリース。技適(無線設備認証制度)取得済(日本、US、欧州、中国、韓国)
【開発アライアンス】エンタープライズ向け(無線ルータ付き)エッジコンピュータ開発
EMS
製品パートナー選定(イスラエル、台湾)部品選定支援 輸入代行
品質サポート 技適取得支援
PicoCELA株式会社
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved 41
POC投資の実践ケース
工場・FAのIoT化
動体制御動体間通信カメラ監視
土木建設のIoT化
トンネル作業ビル建設
人・物センシング
商業施設屋外・アドホック
人流解析TV中継
イベント会場
【マーケット開発】
大手ゼネコン中堅ゼネコン
搬送ロボットメーカー
USインターネット大手(共同開発)
天神地下街
PicoCELA株式会社
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved 42
POC投資の成功ケースZMP
自動運転事業を立上げるためのPOC投資
2007年〜2008年
・2007年に初回投資。
・同社の経営状況悪化の中で、2008年にIEはリードインベスターとしてファイナンスを主導した。
・その後、社外取締役として経営戦略や財務戦略の構築・実⾏を⽀援すると共に自動運転分野への展開をサポートした。
2013年〜Intel、JVCケンウッド、ソニー、コマツ、HUGなどの大手企業との事業提携および資本提携により自動運転技術開発が加速している。現在、2020年の実用化を目指している。
業 績 07.12 17.12
売 上 1億円程度 10億円程度
(百万円)
2007~2008年第三者割当実施
2013~2015年大手企業と
相次ぎ提携し、POCクリア
時価総額100百万円
社外取締役派遣
2016.12時価総額
30,000百万円
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved 43
POC投資の成功ケースインスペック半導体基盤向け事業への転換のためのPOC投資
当社は、液晶向けのTABテープの検査装置メーカーとして2006年に東証マザーズに上場を果たした。
2012年〜2013年
その後、液晶市場が低迷すると共に、当社の業績も悪化し債務超過に陥った。その後、半導体基盤向け検査装置の開発に目途をつけ、POC越えを目指す中で、IEが⽀援をすることになった。
2013年10⽉〜2014年4⽉IEが第三者割当増資のFAとして、6.5億円の資⾦調達を実施した。これにより、インスペックの債務超過が解消されると共に、その後、⿊字転換および⾼成⻑の実現につながった。
業 績 13.4 14.4 15.4 16.4 17.4
売 上 469 1,000 1,601 1,621 2,159
経常利益 △279 30 93 △41 134
(百万円)
2013~2014年
第三者割当実施
2014年POC成功で黒字転換
取得株価450円
増資金額650百万円
評価金額30,33百万円
社外取締役派遣
2016.7
最高値2,100円
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved 44
POC投資の成功ケースDelta-Fly Pharma
臨床治験の結果・提携実現を見極めたPOC投資
当社は、大鵬薬品の出身の江島氏が2010年12⽉に設⽴した創薬ベンチャー。
2011年〜2015年
IEは2011年12⽉のファーストラウンドで経営陣の能⼒を⾒極めるために25百万円(少額)出資した。2015年3⽉にはDFP-10917(血液がんに対する抗がん剤)がPhaseⅠ/Ⅱが通過すること及び提携先が決まること(POC)を予想し130百万円を追加出資した。
2015年〜2018年
その後、DFP-10917に関して、PhaseⅠ/Ⅱも完了し、2017年3⽉に日本新薬とライセンス契約を締結した。また、他の医薬品候補についても順調に開発が進み、2018年10⽉にIPOが実現した。
業 績 14.3 15.3 16.3 17.3 11.3
売 上 211 401 145 902 150
経常利益 △302 △211 △595 323 △244
(百万円)
2017.3
日本新薬と
ライセンス契約締結
公募価格4,770円
取得株価400円
投資金額25百万円
評価額(公募)
911百万円
2011.10
IPO
取得株価1000円
投資金額130百万円
2011.12
経営者能力評価し投資
2015.3
PhasⅠ/Ⅱ
大手提携見極め(POC)で投資
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved 45
POC投資の成功ケースブライトパス・バイオ臨床治験の中間解析の結果を見極めたPOC投資
当社は、ガンワクチンの創薬ベンチャーとして2003年5⽉に設⽴された。
2013年〜2014年
IPO実現のためには富士フイルムにライセンスアウトしたガンワクチンPhaseⅢの中間解析をパスすること及び新たなパイプライン構築(=POC)が必要であった。IEは中間解析をパスする可能性が⾼いと⾒極めリードVCとして⽀援することとなった。
2014年10⽉〜2016年IEがリードVCとして第三者割当増資及び譲渡で計16億円(内IE8憶円)の資⾦調達を実施した。これにより、当社は新たなパイプラインを構築するとともに中間解析もパスし、IPO(POC達成)へつながった。
業 績 14.3 15.3 16.3 17.3
売 上 933 121 122 529
経常利益 19 △413 △911 △1,113
(百万円)
2014.7
中間解析パス(POC)を見極め
投資
2015.6
中間解析パス、新パイプライン
構築(POCクリア)
取得株価100円
投資金額100百万円
分配金額9,246百万円
2015.10
IPO
2016.4
最高値2,229円
社外取締役派遣
Copyright 2018 Innovation Engine Inc. All Rights Reserved
ご清聴ありがとうございました
イノベーション・エンジン株式会社東京都港区芝2-3-12芝アビタシオンビル3FTEL:03-5730-6721Mail:[email protected]:http://www.innovation-engine.co.jp/