Ava022 bonitoquickstart rev1 00

文書番号：AVA022 Revision ：1.00

Allied Vision Technologies 社 Bonito シリーズ

SILICON SOFTWARE 社 microEnable4 フレームグラバーシリーズ

簡易接続マニュアル

株式会社アプロリンク


1 [Allied Vision Technologies 社 Bonito シリーズ SILICON SOFTWARE 社 microEnable4 フレームグラバーシリーズ簡易接続マニュアル ]

目次

はじめに ................................................................................................................................................................................ 2

1 必要条件 ............................................................................................................................................................................. 3

2 デバイスの接続及びソフトウェアのインストール .................................................................................................................... 3

3 DeviceConfig 初期設定 ........................................................................................................................................................ 4

4 DeviceConfig の使用 ........................................................................................................................................................... 8

改定履歴 .............................................................................................................................................................................. 12



はじめに

この度は株式会社アプロリンク取り扱い製品をご使用いただき誠にありがとうございます。ご使用の前に、この資料をお読みいただ

き、正しくお使い下さい。

・本書は、お客様が Windows/MAC の基本操作に習熟している事を前提にしております。・本書内で使用されている表示画面、イラスト等は説明用に作成されたものです。お客様の環境により実際の表示画像と違う場合

がございます。・ご使用のパソコン・周辺機器・オペーレーティングソフトなどお客様のご利用環境により正常に動作しない場合があります。・本書に使用する内容の一部、または全部は、株式会社アプロリンクによる許可なく転載することはできません。・本書の内容について、万一不審な点や記載漏れなどお気付きの点がありましたら、ご連絡下さい。・本書の内容に疑問点などが生じた場合は、メーカー発行の英文技術資料および英文マニュアルを正しい情報として下さい。・本書の内容は予告なしに変更する場合がありますのでご了承ください。



1 必要条件

・ Allied Vision Technologies 社 BONITO シリーズ・カメラ電源・カメラリンクケーブル 2 本・ 1 つの PCIe x4 以上のスロット、X58 以上のチップセットを持っている PC ・ 1 枚 microEnable IV AD4-CL /VD4-CL フレームグラバー

・ Windows XP/Vista/Windows 7

2 デバイスの接続及びソフトウェアのインストール

下記ステップでインストールします：

1. PC をシャットダウンします。 2. フレームグラバーを PC に挿します。 3. PC を起動します。 4. RuntimeSetup_v5.2.1_IA32.exe をインストールします。 5. PC を再起動します。 6. カメラ用ソフトウェア DeviceConfig をインストールします。 7. フレームグラバーとカメラは以下の組み合わせで接続します：

フレームグラバー 1 “Port A” → カメラ“CL1” フレームグラバー 1 “Port B” → カメラ“CL2”

8. カメラ電源を入れます。



3 DeviceConfig 初期設定

初期設定済みの PC で使用する場合、「4 DeviceConfig の使用」を参照ください。初めて設定する場合、下記手順を行ってください：

1. DeviceConfig を起動し、「Configure port」をクリックします。

図 3-1 起動画面

2. 「Select communication device」をクリックします。

図 3-2 ポート設定



3. 下記のような「siso_me4_x」タイプのコマンドインターフェースがない場合、「New」をクリックして、「CameraLink Port」

を選択します。

図 3-3 ポート追加

4. 「CameraLink Dll」の右側にある「...」ボタンをクリックします。

図 3-4 追加ダイアログ



5. フォルダーC:¥Windows¥system32¥clsersis.dll を選択します。（このフォルダーにファイルがない場合、

C:¥cameralink¥serial¥clsersis.dll を選択してください。）

図 3-5 ファイル選択

6. ポート 0 を選択して、「Speed」を 115200Baud に、「Intercharacter delay」を 1 に設定します。

図 3-6 設定項目



7. 「OK」をクリックして、設定完了します。

図 3-7 追加したポート

図 3-8 設定終了



4 DeviceConfig の使用

カメラの設定を修正する必要がある場合、下記手順でカメラの制御ができます： 1. DeviceConfig を起動します。「Open port」ボタンを押します。

図 4-1 「Open Port」



Bonito Control Dialog をダブルクリックします。画像パラメーター設定ダイアログ：

図 4-2 画像パラメーターデフォルト値



2. その他パラメーター設定 Exp. Timing Mode：連続露光モード Exposure Time [μs]：露光時間を設定します（フレームレートによって最大時間の制限があります）。 Framerate [Hz]：フレームレートを設定します。

図 4-3 その他設定デフォルト値



3. Exp. Timing Mode を連続モードからトリガーモードに変更し、露光時間を設定することが可能になります。

図 4-4 トリガーモード



改定履歴

日付内容 Revision

2014. 1 初版 1.00

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