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社会福祉法人 堺あけぼの福祉会 平成30年度 事 業 報 告 2019年6月21日 評議員会承認 5/22 法人内部事業年度末監査済み 6/6 理事会承認済み

社会福祉法人 堺あけぼの福祉会 · 2019-07-09 · 3 単位h 円 f _ k ^ g > ¤ _ f ` k _ g ¤ ` 支援事業収入 1 1,714,396 1,419,099 1,568,929 -20.8% 9.5% 障害福祉gcg

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社会福祉法人

堺あけぼの福祉会

平成30年度

事 業 報 告

2019年6月21日 評議員会承認

5/22法人内部事業年度末監査済み

6/6理事会承認済み

Page 2: 社会福祉法人 堺あけぼの福祉会 · 2019-07-09 · 3 単位h 円 f _ k ^ g > ¤ _ f ` k _ g ¤ ` 支援事業収入 1 1,714,396 1,419,099 1,568,929 -20.8% 9.5% 障害福祉gcg

社会福祉法人 堺あけぼの福祉会 の経営状況について総括

平成 27 年度に法人経営破綻の危機的状況から一定脱却はしたものの、今年度は資金収支計算書ベースで赤字

決算-8,914,031円 、事業活動計算書ベースの当期活動増減差額は-11,466,535円で終える

結果となった。

要因としては①紬「あけぼの」開設(初年度) ②絆あけぼのの移転が1年間延期(二重家賃の支払) ③人件費の

増加(人員の増と給与規定改定) ④堺あけぼの園の収支悪化 ⑤ショートステイ堺あけぼのの収支悪化があげ

られ、運転資金が不足するため、2019年度当初に2,500万円の借入をしなければならない。

法人の中期目標である「新たな日中事業所(生活介護)の開設や第2のグループホーム開設」を目指すには、資

金と人材不足などが課題である。今後も、日中支援事業の安定と拡大(展開)によって、生活支援事業の安

定と展開をさせていく。そのためには、各支援学校や相談支援事業所との連携、ショートステイやヘルパー

の利用者が新たに日中事業所を利用していただける取り組みなどを行いつつ、スタッフの適正配置(確保と

育成)と役職職員の育成を進める。

★成果・実績として (詳細は別掲)

堺あけぼの園

⇒ 7月に1名入所や入退院、他法人のショートステイ連泊や日中事業所を多く併用される利用者が複数お

られたため、総利用日数が▲341 日となった。法人の経営基盤を支える施設として収支の改善が急務。

集い「あけぼの」

⇒ 紬「あけぼの」開設に伴う利用者の異動で、利用契約者数 22 名、平均利用者数 14.4 名となり、平均 20

名ほどの平均利用者数から 6 名程の減となり、総利用日数が▲1,669日となった。

紬「あけぼの」

⇒ 利用契約者数 16 名でスタート、年度途中に 1 名契約していただき 17 名となり、

利用総数は 3032 人、平均利用者数 10.5 人を目指し、実績は 10.52 人と目標をクリアした。

絆あけぼの

⇒ 事業計画の「1日平均利用者数8.3名以上を目指す」は8.9名で達成できた。年間の利用人数も過去

最高となった。しかし、平成30年度は二重家賃の支払いなどもありマイナス収支となった。

障害者居宅介護支援センター堺あけぼの

⇒ 居宅部門は慢性的なヘルパー・ガイドヘルパー不足が解消されない状態であるが、有資格の職員にヘル

パー登録を推奨し、本来業務に支障が出ない範囲で従事することで安定と少しずつ拡大できた。

⇒ 相談部門は、廃止。公益事業であるガイドヘルパー養成研修、福祉有償運送事業も廃止とした。

ショートステイ堺あけぼの

⇒ 消防法上の関係でスプリンクラーを設置しなければ、8床を利用していただく事が出来なくなった。そ

の為、利用者数を大きく制限せざるを得ない状態が 10 月位まで続き、結果として前年度比▲347 の利用

者数/年間となってしまった。

グループホーム堺あけぼの

⇒ 利用者毎の担当制の定着や外部サービスの導入などで、一定の質を保ちつつ新たな取り組みも出てきて

いる。赤字の削減に向けては、正職員 1 名減の体制でパートスタッフの雇用を進めたが、大きな成果を挙

げることはできなかった。

★今後の見通しと実施計画(2019年度から2020年度以降)

・日中活動支援係

⇒ 今後も支援学校新卒の利用者が複数ご利用いただけるハード面と支援体制の充実に邁進する。

その中で、上之エリアに「入浴と訓練に特化した生活介護」を創設し、法人として多くの新規利用者と契

約していく。そのことが、生活支援係の各事業所の安定経営や事業展開に繋げていく事となる。

・生活支援係

⇒ グループホームの拡充と創設。ショートステイの365日開所を追及。登録ヘルパーを多く配置する。

・人材確保と育成

⇒ 人事評価制度に沿った適切な評価と指導体制を整えると共に、階層別研修を継続し、主任・リーダーを

育成しながら、「介護」と「支援」を底上げしていく。

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単位:円

(②-①) ÷② (③-②)÷③

就労支援事業収入 1 1,714,396 1,419,099 1,568,929 -20.8% 9.5%障害福祉サービス等事業収入 2 385,882,754 426,159,399 463,405,510 9.5% 8.0%

収 公益事業収入  3 0 0 0経常経費寄附金収入 4 1,278,608 1,698,000 622,342 24.7% -172.8%

入 受取利息配当金収入 5 1,133 619 635 -83.0% 2.5%

その他の収入  6 6,038,944 7,256,680 8,923,581 16.8% 18.7%

7 394,915,835 436,533,797 474,520,997 9.5% 8.0%

人件費支出  8 304,726,463 324,719,067 382,377,287 6.2% 15.1%

支 事業費支出   9 30,740,766 34,313,278 37,087,047 10.4% 7.5%

事務費支出  10 37,043,539 36,950,091 48,560,644 -0.3% 23.9%

就労支援事業支出 11 1,714,921 1,451,745 1,603,083 -18.1% 9.4%

出 支払利息支出 12 412,398 333,442 285,127 -23.7% -16.9%

その他の支出 13 5,600,900 5,602,050 6,494,950 0.0% 13.7%

14 380,238,987 403,369,673 476,408,138 5.7% 15.3%

15 14,676,848 33,164,124 -1,887,141 55.7% 1857.4%

収 施設整備等補助金収入 16 2,450,000 4,468,000 734,000 45.2% -508.7%

施設整備等寄附金収入 17

その他の設備整備等による収入 18 32,000 100.0%

入 固定資産売却収入 19 15,00020 2,465,000 4,468,000 766,000 44.8% -483.3%

設備資金借入金元金償還支出 21 3,070,513 2,789,793 1,797,576 -10.1% -55.2%固定資産取得支出          22 5,031,294 10,292,264 4,347,930 51.1% -136.7%その他の施設整備等による支出         23 4,000,000 0施設整備等支出計  21~23 24 8,101,807 17,082,057 6,145,506 52.6% -178.0%

25 -5,636,807 -12,614,057 -5,379,506 55.3% -134.5%

積立資産取崩収入 26 649,826 1,673,539 877,548 61.2% -90.7%

その他の活動による収入 27 1,908,308 120,000 393,148 -1490.3% 69.5%

28 2,558,134 1,793,539 1,270,696 -42.6% -41.1%

積立資産支出   29 1,850,980 1,889,600 2,271,200 2.0% 16.8%

その他の活動による支出 30 6,219,197 145,358 646,880 -4178.5% 77.5%

31 8,170,426 2,034,958 2,918,080 -301.5% 30.3%

32 -5,612,292 -241,419 -1,647,384 -2224.7% 85.3%

33 3,427,749 20,308,648 -8,914,031 83.1% 327.8%

人件費率  8÷7 77.2% 74.4% 80.6%事業活動利益率  15÷7 3.7% 7.6% -0.4%

資金収支差額  15+25+32

前年度比較率30年度③29年度②28年度①勘定科目

その他の活動資金収支差額 28-31

その他の活動による収支

①法人全体における資金収支計算書の推移(平成28年度~30年度)

事業活動支出計 8~13の計

事業活動収入計 1~6 の計

施設整備等収入計 16~19の計

その他の活動支出計  29+30の計

収入

その他の活動収入計 26+27

支出

事業活動による収支

支出

事業活動資金収支差額 7-14

施設整備等資金収支差額 20-23

施設整備等による収支

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②法人全体における「事業活動収支」の推移(事業活動収支内訳表より) 単位:円

28年度 29年度 30年度就労支援事業収益 1,714,396 1,419,099 1,568,929障害福祉サービス等事業収益 385,882,754 426,159,399 463,405,510公益事業収入 0 0 0経常経費寄付金収益 1,278,608 1,698,000 622,342

サービス活動収益計① 388,875,758 429,276,498 465,596,781人件費 308,002,188 326,088,537 385,550,750事業費 31,801,308 35,150,778 37,671,707事務費 37,043,539 36,950,091 48,791,194就労支援事業用 1,714,921 1,451,745 1,603,083減価償却費 16,452,385 16,951,065 19,156,500国庫補助金等特別積立金取崩額 -9,718,845 -9,881,937 -9,656,235

サービス活動費用計② 385,295,496 406,710,279 483,116,9993,580,262 22,566,219 -17,520,218

受取利息配当金収益 1,133 619 635その他のサービス活動外収益 6,158,380 7,529,414 9,120,700

サービス活動外収益計④ 6,159,513 7,530,033 9,121,335支払利息 412,398 333,442 285,127その他のサービス活動外費用 5,617,670 5,725,021 6,613,241

サービス活動外費用計➄ 6,030,068 6,058,463 6,898,368129,445 1,471,570 2,222,967

3,709,707 24,037,789 -15,297,251施設整備等補助金収益 2,450,000 4,468,000 734,000施設整備等寄附金収益 0 0 0固定資産受贈額 381,888 3,514,220固定資産売却益 14,999その他特別収益 2,014,132 357,399 1,193,741特別収益計⑧ 4,479,131 5,207,287 5,441,961基本金組入額 0 0 0固定資産売却・処分損 325,413 2 16,841国庫補助金等特別積立金積立額 2,450,000 4,468,000 734,000その他の特別損失 6,445,021 502,757 860,404特別費用計➈ 9,220,434 4,970,759 1,611,245

-4,741,303 236,528 3,830,716-1,031,596 24,274,317 -11,466,535

110,232,149 109,150,433 133,666,646109,200,553 133,424,750 122,200,111

0 0 050,940 241,896 241,896

101,060

109,150,433 133,666,646 122,442,007

繰越活動増減差額の部

前期繰越活動増減差額⑫

当期末繰越活動増減差額⑬=⑪+⑫基本金取崩額⑭

その他の積立金取崩額⑮

その他の積立金積立額⑯

次期繰越活動増減差額⑰=⑬+⑭+⑮-⑯

当期活動増減差額⑪=➆+⑩

勘定科目

サー

ビス活動増減の部

収益

費用

サービス活動増減差額③=①-②サー

ビス活動外増減の部

収益

費用

サービス活動外増減差額➅=④-➄

経常増減差額➆=③+➅

特別増減の部

収益

費用

特別増減差額⑩=⑧-➈

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③事業所別人件費率一覧(本部除く、平成30年度)

事業活動収入 人件費支出 事業活動収入 人件費支出 事業活動収入 人件費支出

¥151,893,652 ¥117,723,955 ¥79,801,747 ¥54,381,300 ¥47,525,831 ¥31,313,347

事業活動収入 人件費支出 事業活動収入 人件費支出 事業活動収入 人件費支出

¥49,929,573 ¥43,871,181 ¥42,348,071 ¥40,750,971 ¥58,807,199 ¥48,451,655

事業活動収入 人件費支出¥42,007,452 ¥41,934,730 事業活動収入 人件費支出

¥472,313,525 ¥378,427,139

障害者居宅介護支援センター堺あけぼの ショートステイ堺あけぼの

7事業合計

87.9% 96.2%

80.1%

紬「あけぼの」

82.4%グループホーム堺あけぼの

99.8%

堺あけぼの園 集い「あけぼの」 絆あけぼの

77.5% 68.1% 65.9%

④法人役員・役職員一覧(平成31年3月31日現在)

理事長 上野 紀美

副理事長(業務執行理事) 江部 高廣 管理者 但馬 秀樹

常務理事(業務執行理事) 但馬 秀樹 サービス管理責任者(主任) 瀬川 敦子

理事 山本 好隆 主任 笠谷 友祐

理事 苗村登美子

理事 山口 和博 管理者 但馬 秀樹

理事 山本 秀記 主任 宮内 亜美子

理事 南川 英宏 サービス提供責任者 寺山 佳奈子

理事(事務局長) 風呂 信一 サービス提供責任者 密本 眞弓

評議員 古林 寛子 ショートステイ堺あけぼの

評議員 堀口 勝 管理者 石川 継治

評議員 上野 恵子 主任 内薗 環

評議員 吉谷 知子 集い「あけぼの」

評議員 中井 国吉 管理者(サービス管理責任者) 山本 秀記

評議員 冨田 一夫 主任 木村 和由

評議員 玉木 實千代 紬「あけぼの」

評議員 山内 知子 管理者 山本 秀記

評議員 早川 泰史 主任(サービス管理責任者) 吉田 美保

評議員 平野 祐子 絆あけぼの

評議員 小名 京子 管理者(サービス管理責任者) 佐藤 伸一

監事 和藤 利一 グループホーム堺あけぼの

監事 八田 忠敬 管理者 南川 英宏

社会福祉法人 堺あけぼの福祉会 事業所の役職員など

堺あけぼの園

障害者居宅介護支援センター堺あけぼの

【管理職などの動向】

(退任) ⇒ 堺あけぼの園 管 理 者 宮﨑 健史

絆あけぼの 管 理 者 但馬 秀樹

障害者居宅介護支援センター 管 理 者 南川 英宏

(新任) ⇒ 堺あけぼの園 管 理 者 但馬 秀樹

絆あけぼの 管 理 者 佐藤 伸一

障害者居宅介護支援センター 管 理 者 但馬 秀樹

紬「あけぼの」 管 理 者 山本 秀紀

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⑤堺あけぼの福祉会 職員一覧表

増減

職種 雇用形態 労働時間数 員数 職種 雇用形態 労働時間数 員数

施設長 常勤 8 1 施設長 常勤 8 1 0サービス管理責任者 常勤(主任) 8 1 サービス管理責任者 常勤(主任) 8 2 1生活支援員 常勤 8 7 生活支援員 常勤 8 10 3生活支援員 非常勤 8 3 生活支援員 非常勤 8 6 3生活支援員 非常勤 5.5 11 生活支援員 非常勤 5.5 14 3生活支援員 非常勤 6.25 1 生活支援員 非常勤 6.25 1 0生活支援員 非常勤 2 1 生活支援員 非常勤 2 1 0生活支援員 非常勤 4 1 生活支援員 非常勤 4 0 -1調理員 嘱託 7 1 調理員 嘱託 7 0 -1調理員 非常勤 5.5 2 調理員 非常勤 5.5 3 1調理員 常勤(兼務) 8 0 調理員 常勤(兼務) 6 1 1運転手 非常勤 5.5 5 運転手 非常勤 5.5 4 -1機能訓練士 常勤(兼務) 8 1 機能訓練士 常勤(兼務) 8 1 0作業療法士 非常勤 5.5 1 作業療法士 非常勤 5.5 0 -1言語聴覚士 非常勤 5.5 1 言語聴覚士 非常勤 5.25 1 0看護職員 非常勤 5.5 2 看護職員 非常勤 5.5 3 1看護職員 非常勤 6.25 2 看護職員 非常勤 6.25 2 0栄養士 非常勤 4 1 栄養士 非常勤 4 1 0

合計 41 合計 51 10常勤 9 常勤 15 6

非常勤 32 非常勤 36 4

施設長・サービス管理責任者 常勤 8 1 施設長・サービス管理責任者 常勤(兼務) 8 1 0生活支援員 常勤(主任) 8 2 生活支援員 常勤(主任) 8 1 -1サービス管理責任者 常勤 8 0 サービス管理責任者 常勤 8 0 0生活支援員 常勤 8 5 生活支援員 常勤 8 3 -2生活支援員 非常勤 5.5 5 生活支援員 非常勤 5.5 3 -2生活支援員 非常勤 8 5 生活支援員 非常勤 8 4 -1生活支援員 非常勤 7.5 0 生活支援員 非常勤 6 1 1調理員 非常勤 4.5 4 調理員 非常勤 5 2 -2調理員 非常勤 3 0 調理員 非常勤 3 1 1添乗員 非常勤 2 1 添乗員 非常勤 2 1 0運転手 非常勤 3.5 3 運転手 非常勤 3.5 0 -3機能訓練士 非常勤 5.5 1 機能訓練士 常勤(兼務) 5.5 1 1看護職員 非常勤 6 2 看護職員 非常勤 6 3 1

合計 29 合計 21 -8常勤 8 常勤 6 -2

非常勤 21 非常勤 15 -6

施設長 常勤(兼務) 8 1 1サービス管理責任者 常勤(主任) 8 1 1生活支援員 常勤 8 2 2生活支援員 非常勤 5.5 6 6生活支援員 非常勤 8 4 4生活支援員 非常勤 3 2 2調理員 非常勤 5 2 2機能訓練士 常勤(兼務) 5.5 1 1看護職員 非常勤 6 3 3

合計 22 22常勤 5 5

非常勤 17 17

施設長・サビ管理 常勤 8 1 施設長・サビ管理 常勤 8 1 0生活支援員 常勤 8 1 生活支援員 常勤 8 1 0生活支援員 非常勤 8 1 生活支援員 非常勤 8 1 0生活支援員 非常勤 5.5 3 生活支援員 非常勤 7.5 1 -2生活支援員 非常勤 4.0 0 生活支援員 非常勤 5.5 4 4生活支援員 非常勤(※) 2.0 生活支援員 非常勤(単発) 5.5 2 1調理員 非常勤(※) 3 調理員 非常勤(※) 5 1 1機能訓練士 常勤(兼務) 8.0 1 機能訓練士 常勤(兼務) 8.0 1 0看護職員 非常勤 3.0 2 看護職員 非常勤 8.0 1 -1看護職員 非常勤 5.5 1 看護職員 非常勤(単発) 3.0 1 0運転手 非常勤 5.0 3 運転手 非常勤 4.5 3 0

合計 14 合計 17 3常勤 2 常勤 3 1

非常勤 12 非常勤 14 2

管理者 常勤(兼務) 8 1 管理者 常勤(兼務) 8 1 0主任ヘルパー 常勤 8 1 主任ヘルパー 常勤 8 1 0サービス提供責任者 常勤 8 1 サービス提供責任者 常勤 8 1 0ヘルパー 常勤(兼務) 8 2 ヘルパー 常勤(兼務) 8 2 0ヘルパー 非常勤 8 1 ヘルパー 非常勤 8 1 0

合計 6 合計 6 0常勤 5 常勤 5 0

非常勤 1 非常勤 1 0

管理者 常勤(兼務) 8 1 管理者 常勤(兼務) 8 1 0事業責任者 常勤 8 0 事業責任者 常勤 8 1 1生活支援員 常勤 8 4 生活支援員 常勤 8 3 -1生活支援員 非常勤 8 3 生活支援員 非常勤 8 3 0生活支援員 非常勤 ※ 5 生活支援員 非常勤 ※ 3 -2

合計 13 合計 11 -2常勤 5 常勤 5 0

非常勤 8 非常勤 6 -2

管理者・サビ管 常勤(兼務) 8 1 管理者・サビ管 常勤(兼務) 8 1 0生活支援員 常勤(兼務) 8 1 生活支援員 常勤(兼務) 8 0 -1生活支援員 常勤 8 4 生活支援員 常勤 8 4 0生活支援員 非常勤 8 0 生活支援員 非常勤 8 1 1生活支援員(※) 非常勤 5.5 1 生活支援員(※) 非常勤 5.5 1 0生活支援員(※) 非常勤 3 2 生活支援員(※) 非常勤 3 2 0生活支援員(▲) 非常勤 夜勤 1 生活支援員(▲) 非常勤 夜勤 2 1生活支援員 非常勤 単発・夜勤 1 生活支援員 非常勤 単発・夜勤 3 2生活支援員 派遣 夜勤 1 生活支援員 派遣 夜勤 0 -1世話人 非常勤 2.5 1 世話人 非常勤 4.0 1 0調理員 常勤(兼務) 2 0 調理員 常勤(兼務) 2 1 1看護職員 非常勤 3.5 1 看護職員 非常勤 3.5 2 1

合計 14 合計 18 4常勤 6 常勤 6 0

非常勤 8 非常勤 12 4

・栄養士は月2日勤務・非常勤生活支援員は週3日~5日

・看護職員は2人/日・栄養士は月4日勤務・言語聴覚士は週1日

29年度末 30年度末

堺あけぼの園

※調理員は1日2名勤務

※機能訓練士・言語聴覚士は週1日1名勤務・作業療法士は週2日勤務 

集い「あけぼの」

※調理員は1日2名勤務・機能訓練士は週1日勤務

※調理員は1日2名勤務

紬「あけぼの」

絆あけぼの

1

(※)調理員と兼務 (※)支援員と兼務

障害者居宅介護支援センター堺あけぼの

(※)世話人兼務(▲)週2回夜勤

(※)世話人兼務(▲)週2回夜勤

ショートステイ堺あけぼの

※夜勤・早朝・日中・夕方の時間帯に限定して勤務(内2名は補助)

※夜勤・早朝・日中・夕方の時間帯に限定して勤務(内2名は補助)

グループホーム堺あけぼの

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社会福祉法人 堺あけぼの福祉会 法人本部(1)

1.役員会等開催状況

ア、評議員会

報告会 平成30年4月13日 損害賠償請求にかかわる一件について (定足数に満たなかったため報告会)

第 57 回 平成30年6月21日 29年度決算、事業報告・法人内部事業年度末監査報告、評議員承認など

イ、理事会

第 126 回 平成30年 3月15日 29年度第4次補正・30年度事業計画、予算等

第 127 回 平成30年 4月11日 損害賠償請求にかかわる一件について

第 128 回 平成30年 6月 4日 29年度決算、事業報告・法人内部事業年度末監査報告、評議員候補等

第 129 回 平成30年 9月 6日 30年度第1次補正・損害賠償請求にかかわる一件について

第 130 回 平成30年10月11日 損害賠償請求にかかわる一件について・非常勤職員の時給変更

第 131 回 平成30年12月13日 新評議員候補者・第2次補正予算・事業展開の構想・諸規定変更

第 132 回 平成31年 3月13日 第3次補正予算・2019年度予算事業計画・諸規定変更

ウ、評議員選任解任委員会 6/4 理事会承認後、6/7 開催。岸本評議員の退任に伴い、中井氏選任。

12/13 理事会承認後、12/18 開催。 井上議員の退任に伴い、小名氏選任。

エ、監査など

①法人内部監査 平成29年度事業年度末監査:平成30年 5月15日

平成30年度中間監査 :平成30年11月22日

②堺市実地指導 なし

③堺市法人指導監査 平成30年11月20日

2.法人組織の動き(定例開催以外など特徴的な動きのみ報告)

A.管理課

①法人職員会議

・6/29=伝達研修、平成 29年度事業決算の報告など

・12/14=法人内部研修(介護機器について)、人事評価について、正職員の新たな類型について

②職員の育成と人材の確保など

・「人材派遣」からの直接雇用への転換や「人材紹介」に頼らざるを得ない社会情勢であるが、生活支援員

のフルタイムスタッフを平成30年度当初には新卒者2名と中途採用で2名、復職者1名、年度末には

4名(1名は非常勤)。理学療法士1名を年度末に採用できた。しかし、いずれも日中事業所であり夜勤を

伴う事業所(特にショートステイ)においては、採用後すぐに退職してしまう事が2回もあった。

・10/1 付で最低賃金が 909 円から 937 円に引き上げられたため、時給を 940 円に引き上げる。改正日=9/11

・法人内部研修=人事評価に沿った「階層別研修」として助成金を活用し開催。(詳細報告は別掲)

➂施設整備・ビジョン研究部会 ⇒「暮らしの場」「日中事業の展開」「国や堺市の動向」等について研究協議

・4/24=堺障害者団体連合会「国との懇談」報告・新しい制度(考えられる(取り組める)類型)について

・7/05=日中サービス支援型指定共同生活援助について・グループホーム入居希望のアンケートについて

・8/29=アンケート結果・今後の生活の場の展開について意見交換

・10/24=新たなグループホーム構想・新たな日中活動の場について(スケジュールを決定)

・12/03=構想の具体を研究協議し、理事会へ提案

・02/06 =グループホーム・生活介護の事業展開についてなど

・堺市行政との懇談を堺市肢体不自由児者父母の会と連携し行う。

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④虐待防止委員会

・虐待防止受付担当者会議 毎月 1 回の定例会議

⇒ ヒヤリハット・事故事例を各事業所から集約・共有。「ヒヤリハット」の積み上げることで適切な

支援を行うように日々、意識付けしている。

・虐待防止委員会 管理職会議の開催に合わせて開催 ⇒ 虐待防止受付担当者会議からの報告など

・法人虐待防止委員会 3/19 開催。虐待防止受付担当者会議・虐待防止委員会・「虐待防止セルフチェ

ック」「(職員)ストレスチェック」の報告など

●平成25年12月16日、堺あけぼの園利用者の母親からの虐待通報について

平成27年6月11日付で「訴状」が提出された以降、弁護士事務所に委任し、証拠書類等の提出や

口頭弁論を行う。平成30年3月29日に判決。以下、判決主文抜粋

1 被告らは原告に対し、連帯して165万円およびこれに対する平成24年 3月12日から支

払済まで年5分の割合による金員を支払え。(「被告ら」とは、当法人と当該元職員)

法人として「法廷に提出された原告の証拠から、性的虐待があったとは考えられない」と認識。

4/9 控訴(4/11 理事会決定・4/13 評議員報告)。9/20 控訴棄却。すぐに 2,189,753 円を法人が一括で支

払う。今後は、当該元職員との調停となった。10/11 付で法人関係者・堺市へ文書報告。

●平成30年1月30日、集い「あけぼの」利用者の利用解除に至った件

平成30年1月16日、利用者母親より「利用したくない」との連絡を受け、複数回の話し合いを続

けたが、利用解除となってしまった。自主的に1月30日に堺市の虐待防止担当へ報告。聴き取りの

結果は「虐待とは認めない」との事であったが、利用者に不愉快な思いにさせてしまった事に対して、

改めて事業所内や法人全体に周知徹底した。

B.福祉サービス課

①日中活動支援係

・府立堺支援学校の運動会や学習発表会を観覧。「視線入力」などの授業を見学させていただき、活動のヒ

ントを得ると共に支援学校との繋がりを持つことができた。

・利用者確保の取り組みとして、支援学校の PTA バザーや支援学校主催の事業者説明会(5/12)に参加。

・毎月の会議を継続し、新たな生活介護(訓練と入浴に特化)の構想を整えていった。

・理学療法士を常勤で2名配置(次年度には1名新卒採用)し、他の生活介護事業所には無い理学療法の視

点を多く活動に取り入れている。(リハビリテーション計画の作成と実施)

・看護職員体制も充実(常時 1~2 名/事業所)し、医療的ケアや急変時の対応など、重度重複障害者の日中を

生活支援員と共に支えている。

②生活支援係

・グループホームの常勤職員の急な退職にショートステイからの人事異動で暮らしの場の支援を維持した。

・ショートステイ利用の希望に人員不足やスプリンクラーを急遽設置しなければならなくなった事により、

一定期間の利用抑制などで 100%応えることが出来なかった。 (平日は 100%稼働に近い利用を維持)

3.事業と経営状況について(次年度へ向けて取り組むべきこと)

法人破綻の危機を脱却したものの、今年度は赤字決算となってしまった。要因を分析し、経営状況を低下さ

せずに向上し続け、更なる収入増と支出抑制し、次の事業展開の資金を確保していかなければならない。

①法人事業計画(短期・中期・長期)

⇒ ・上之エリアにて「訓練と入浴」に特化した生活介護事業所の創設を進める。

・グループホームの増床と創設へ向けて施設整備・ビジョン研究部会にてご家族の想いを汲み取り、法

人として進めていく。

②支援体制の強化 ⇒ 人事評価と事業拡大に応じた内部研修の実施(充実) ・ リーダー・主任の育成

③経営基盤の安定 ⇒ 運転資金不足を解消する為、2,500 万円を借入せざるを得ないが、収入増と支出抑制

を進め、事業が拡大・展開できる経営基盤を構築しなければならない。

④虐待防止

⇒さらなる「人権意識の向上」「管理体制の強化」「マニュアルの徹底」「詳細な記録」「ヒヤリハット報告

の積み上げ」などを推進していく。

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堺あけぼの園(生活介護)(2)

はじめに

平成30年度事業計画において「平成30年度の新規利用者も0名である。この事は、法人全体の課題として

要因を分析し、選んで頂ける施設としていかなければ、次年度以降の発展を目指していくことが出来ない。」と危

機感を持って利用者増を目指したが、2019年度の新規利用者は1名(3日/週)に止まった。

平均利用者数35.0名(平日 38.0 名・土 20.5 名)となり、前年度の平均利用者数35.8名(平日 38.9 名・

土曜日 20.2 名)から約1名の減となり、目標の平日100%は未達成だが、土曜日50%は達成できた。

資金収支2,827,365円で終える結果となった要因として、①介護費収入が伸びなかった②人件費の増

額(+20,000,000円程)があげられる。特に②の人件費の伸びは「フルタイムスタッフの増」によるも

のである。サービス区分間や拠点区分間に繰入金15,420,908円をしたものの、年度途中で運員資金不

足となり2,500,000円を他会計から繰り入れなければならなかった。

今後も法人の中心施設、エリアの中心施設として、経営基盤を支え、スタッフの育成を担っていく為には利用

者増で「平日平均40名」を達成しなければならない。

1.利用者の状況

2.成果・実績

ア、生産活動

・すべての活動班で午前中に取り組む。(1 班は午後からも生産活動を実施)

・生産活動を仕事と捉えつつ、身体機能の低下防止という視点で実施した。

イ、専門職の関わり

・昨年度に続き、法人として常勤の理学療法士を採用し、絆あけぼのと兼務とし、昨年採用者を集い「あけほ

の」・紬「あけぼの」の兼務とすることが出来た。

・ベルデさかいの言語聴覚士に 4 カ月に1回来ていただき、週1回の言語聴覚士とも連携して支援できた。

・看護職員も年度末に 1 名採用(3 日/週勤務)し、看護体制も充実(土曜日勤務)出来た。

ウ、外出活動 ⇒ 目的別の小グループで外出を楽しむ。外出班新聞として外出時の写真を中心に作成し配布。

・フォレストガーデンへの外出(野菜の収穫)

・「年2回/1人」の外出班 = ボウリング・ショッピング・カラオケ・電車で散策・グルメツアー・工場見

学・ハーベストの丘・プラネタリウム

エ、日常生活支援など

・生活支援員の安定的な勤務とスキルアップが出来た。常勤職員 1 名・常勤的非常勤 1 名が昨年度末に退職し

たが、新卒者 1 名と中途採用者 3 名を雇用し、経験者が新任者に付いて指導し育成した。また、常勤的非常

勤を 1 名常勤に、年度後半にフルタイム非常勤 1 名を雇用、1 名の非常勤を勤務時間延長とすることで、支

28年度/月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計開所日数(日) 25 23 26 25 24 24 25 25 23 21 23 26 290生活介護(人) 822 771 860 835 836 761 810 823 724 668 765 872 9,547前年度差(人) 75 177 40 16 96 ▲18 ▲72 33 ▲16 ▲98 ▲41 21 153

29年度/月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計開所日数(日) 24 24 26 25 23 24 25 25 23 23 23 26 291生活介護(人) 871 872 925 856 831 866 901 895 855 816 804 917 10,409

前年度差(人) 49 101 65 21 ▲ 5 105 91 72 131 148 39 45 862

30年度/月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計開所日数(日) 24 24 26 26 23 22 26 25 22 23 23 25 289生活介護(人) 872 890 933 875 805 733 861 871 794 783 800 851 10,068

前年度差(人) 1 18 8 19 ▲ 26 ▲ 133 ▲ 40 ▲ 24 ▲ 61 ▲ 33 ▲ 4 ▲ 66 ▲ 341

実利用人数の推移(平成28年度~30年度)

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援と送迎体制を充実できた。

・調理体制では 2 名の非常勤(2 名で 5 日勤務)を採用でき、3 名体制を維持できた。(平成 30 年 3 月末にベテラ

ンの嘱託調理員に絆あけぼのへの異動をして頂いた。)

・後期から独自のリーダー・副リーダーの体制で、1 階 2 班・2 階 3 班を把握し支援できる体制とした。

・主任 2 名体制で「支援」と「事業」を分担し、管理体制の強化と事業全体の推進体制を確立しつつある。

・2019 年度へ向けて、ショートステイ堺あけぼの・グループホーム堺あけぼの・障害者居宅介護支援センター

堺あけぼのへ、それぞれ1名人事異動。

オ、送迎体制

・車両の小規模な傷が絶えないので、安全確認の徹底と車両管理が課題は継続している。

・2018 年度末に運転手 1 名が定年を迎えたが添乗員として継続勤務。

カ、行事活動

(1)施設行事 ⇒ 日帰り旅行以外、生活支援員と利用者で実行委員会を組織し、企画から当日の司会等を行う。

①運動会 5/10 (ファインプラザ大阪にて) ②夏で遊ぼう 2018 8/3(堺あけぼの園にて)

③日帰り旅行 10/26(須磨水族園へ) ④忘年会 12/11(ビッグ・アイにて)

(2)クラブ活動

・今年度も講師ボランティアを招聘し「音楽」「カラオケ」「書道」「フラワーアレンジメント」を実施。

近隣施設へ作品の寄贈や作品展への出展することで目的を持って取り組むことが出来ている。

(3)参加行事

・堺市障害者スポーツ・レクリエーション大会 11/3 大仙公園催し広場にて

(4)ボランティアによる演奏など

・絵本の読み聞かせ(庭代台子ども文庫)やハーモニカ演奏は定期的に来園していただけた。

・音楽療法やギター演奏、庭代台中学校「琴部」、演芸ショーなど様々な方々に来ていただくことが出来た。

キ、利用者健康診断・健康相談

・嘱託医(江部医師)による、健康相談(毎月1回定期実施)

・医療的ケアの介助、胃瘻・痰吸引・呼吸器等

⇒ 2 名/日体制を維持し、外出がある日や行事には 3~4 名体制とした。(年度末に 1 名採用(3 日/週))

ク、地域との交流・福祉学生等の実習受け入れ等

(1)御池台校区自治連合会・庭代台校区自治連合会

・「御池ふるさとまつり」「庭代台盆踊り大会」において販売や「御池文化祭」にて作品の展示。

・御池台校区福祉委員会・街づくり協議会に参加。

(2)体験実習(見学)の受け入れ

・「府立堺支援学校」(卒業後の進路指導の一環) ・「市立上神谷支援学校」(授業の一環として定期的)

(3)職場体験実習の受け入れ ・原山台中学校より 2 日間 3 名、6 月

(4)福祉学生等の実習受け入れ 大成学院大学・大阪体育大学・プール学院大学(介護等体験実習(教員免許取得の為の実習)

堺女子短期大学(保育士養成の施設実習)

3.事業と経営状況について(次年度へ向けて取り組むべきこと)

ア、選んでいただける施設

(平成30年度実績)

・作業中心の班(1)と作業とレクリエーションの班(4)とし、目標として班独自の活動を行うこととした。

・1階の2班は、活動内容の違いもあり、独自の活動を確立することができたものの、2階の3班は日々の

利用者数がそれぞれ少ないこともあり、年度の後半になりようやく班活動の回数が増えてきた。

(次年度へ向けて)

・2階の3班が、班活動を基本にしながら合同でも行っていく。

・集団活動の中にも個々の利用者に応じた活動としていく。

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イ、送迎体制

(平成30年度実績)

・送迎を希望される方の全員送迎と遅刻早退などに応じた送迎とすることができた。

・70才を迎えた運転手に次年度は添乗員として引き続き勤務していただけた。

(次年度へ向けて)

・運転手(添乗員)の増員

・利用者増に応じるよう、助成金を活用して計画的に増車していく。

ウ、支援体制の強化

(平成30年度実績)

・男性職員を増員することができた。(常勤的非常勤)

・非常勤職員が利用日報の記録や非常勤会議や行事等を常勤職員と一緒に企画することで、意識向上とスキ

ル向上となった。

・常勤の調理員が栄養士と連携し、給食メニュー(新メニュー・やわらか食・ゼリー食等)の充実ができた。

(次年度へ向けて)

・リーダークラスの育成と確立

・事務業務の整理と効率化

・介護技術の援助技術の全体的なレベルアップと意思疎通が難しい重度者の思いを汲み取るスキルを向上

エ、利用者の高齢化への対応

(平成30年度実績)

・利用者(家族)アンケートを実施し、どんな活動を望むかを利用者と共に整理した。

・高齢化への対応だけでなく、個々の利用者に応じた適切な支援を計画的に行うことが、結果として「高齢

化への対応」になる。

(次年度へ向けて)

・高齢化に伴う活動内容の変化と共に若年層の利用者への活動の充実も同時並行で行っていく。

・個別支援計画を基にした支援の強化

オ、利用者の増加

(平成30年度実績)

・新たな利用契約ができず、7月に1名(区分 6)が施設に入所され、1名(区分 6)が入退院を繰り返された為、

年間述べ利用者数が▲341名となった。

(次年度へ向けて)

・1名(区分 5)支援学校新卒の方が3日/週の利用契約

・相談支援事業所や支援学校との連携を強化し、年度途中からの利用者増も目指す。

・2020年度には支援学校新卒者4名の利用契約をめざす。

カ、その他

(平成30年度実績)

①増床した2階の部屋に空調設備を増設と療法用のベット、トレーニングバルーン、セラピーマットの導入。

②バックアップ施設として、多くの応援勤務に従事できた。

③土曜日の活動内容を利用者とミーティングで決める。送迎体制の固定

(次年度へ向けて)

①施設内の整備 ⇒ 快適なトイレ空間となるように改築する。

老朽化した厨房機器や机を一新する。

②エリアの中心施設として、積極的に従事できる介護技術の向上

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集い「あけぼの」 (生活介護)(8)

はじめに

・平成 30 年度は利用者数 22 名で、平均利用人数は 14.4 名でした。平均 20 名ほどの利用者数が急に 5~6 人

減ることで、利用者に影響があるかと思われましたが落ち着いた様子で活動できていました。

・1 名の利用者が支援員の支援に不満を持たれ契約解除されました。そのことで、職員全員でなぜこのようのこ

とが起こったのかを考え、反省すべき事は反省し前に進んでいこうと話し合うことが出来ました。その中か

ら、研修の意識も芽生え、内部の新人研修や外部研修を積極的に参加しました。

・夏に猛暑のために行事が中止になりました。続いて大きな台風があり、停電となってしまい 2 日間休所しな

ければなりませんでした。冬にはインフルエンザが流行し、集い「あけぼの」でも一気に広がる事はありませ

んでしたが、利用者・御家族・職員に影響はありました。それらの事が、防災や感染等の対応を考える機会とな

り、緊急時対策のマニュアルを整備しました。

1. 利用者の状況

28年度/月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計

開所日数(日) 25 23 26 25 24 24 25 25 23 21 23 26 290

生活介護(人) 358 341 372 359 337 334 361 347 337 293 345 414 4198

前年度差(人) ▲7 24 ▲4 ▲13 1 ▲2 ▲26 5 45 ▲14 24 96 129

29年度/月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計

開所日数(日) 24 24 26 25 24 24 25 25 23 23 23 26 292

生活介護(人) 482 469 518 512 466 488 500 504 463 456 452 509 5819

前年度差(人) 124 128 146 153 129 154 139 157 126 163 107 95 1621

30年度/月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計

開所日数(日) 24 24 26 25 23 23 26 25 23 23 23 25 290

生活介護(人) 343 344 488 348 333 323 379 359 342 334 302 355 4150

前年度差(人) ▲139 ▲125 ▲130 ▲164 ▲133 ▲165 ▲121 ▲145 ▲121 ▲122 ▲150 ▲154 ▲1669

・利用総数は 4150 人、開所日数 290 日で平均利用者数は 14.3 人で年度当初の 15 人目標は達成できなかっ

た。紬「あけぼの」と別れたため、前年度よりのべ 1,669 人減。

2.成果・実績

ア、生産活動について

紬「あけぼの」と別れたため利用者数が減少し支出減となったことと、販売で新しい型染商品なども作り、ア

ルミ缶の収入と合わせ収支は安定している。

イ、 創作活動について

職員が月に1回講師となり、作品展の入賞も目指すが入賞はならなかった。

ウ、日常生活支援・介助 ⇒ 8~9名/日の生活支援員で日中活動全般の介助を実施。

(1)体操について(PT体操含む)

機能低下予防を目的に、午前・午後の約15分ずつ及び日中活動時間に取り入れ、マッサージや立位・座位・

関節の曲げ伸ばしなど理学療法士の指導の下、利用者の個別プログラムを作り、PT体操は毎日 2 回、体操は

週1~2回実施した。利用者とコミュニケーションを図りながら身体を動かす事が出来た。

ご家族からの要望があれば、PT と面談する時間を作り、支援計画を変更した。介護方法もマニュアルを

随時作成し、スタッフの共通認識とした。

(2)班活動について

4班に別れ(畑班・ニュース班・ドリーミング班)それぞれの活動を週1回程度実施。

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(3)調理実習について

担当職員が焼き菓子を中心にメニューを決め「混ぜる」「こねる」など利用者が参加できる様に工夫(月 1 回)

(4)入浴について

午後 1 時 30 分~3 時を目安にローテーションを組み、日に 2 名ずつ1人当たり月4回程度の入浴を実施。当

日発熱など入浴中止の利用者が出た場合は、別の利用者に入ってもらうよう工夫した。その結果、平成 30 年

度はのべ 445 名が入浴できた。

エ、行事活動

(1)参加行事

・自治会納涼祭 (猛暑のため中止)

・第 46 回女性体育祭 (台風のため中止)

・陶器地車祭り 集い「あけぼの」 上之自治会

・第 41 回堺市障害者スポーツ・レクリエーション大会 (台風の影響と猛暑のため中止)

・成人を祝う会 集い「あけぼの」 堺市肢体不自由児(者)父母の会

(2)その他行事

・お花見 ・ふれあいスポーツレクリエーション大会(絆あけぼの・紬「あけぼの」合同) ・THE縁日

・フラダンス ・集いバザー ・クリスマス会 ・初詣 ・餅つき ・班外出(海遊館・イチゴ狩り等)

オ、送迎体制

4台の送迎体制で行う。

毎日送迎のメンバーが変わる中で、皆の希望に添った送迎がスムーズに行えるようにした。

カ、利用者健康管理及び健康診断

・看護職員による、日々のバイタルチェック及び服薬管理

・医療的ケアの介助、胃瘻・痰吸引・呼吸器等

・健康管理の一環として嘱託医(江部医師)により月1回実施。

現在、月~土は看護職員 2 名体制が取れているが、火曜日は 1 名である。医療的ケアの必要な方に備え、3

名の職員が喀痰吸引の資格を持ち、体制を整えた。

キ、地域行事

・10 月「陶器連合地車祭り」の見物(利用者・保護者・職員)

・11 月「集いバザー」を開催(利用者・保護者・職員)

ク、実習生(現場実習・介護等体験など)

今度上半期も申し込みがなかった。

ケ、ボランティアの協力、支援等

・作業ボランティアとして毎週木曜日1名、毎週火曜日1名の計2名の方に来て頂いている。

5 月 11 日 オカリナグループ ラベンダーさん 演奏に来ていただきました。

9 月 13 日 お楽しみおじさん まるたせんせ パフォーマンスに来ていただきました。

12 月 12 日 ハッピーウェーブ 演奏に来ていただきました。

コ、会議

会議

・支援員会議=月 1 回開催⇒17:30 から「活動予定」「支援員会議」「個別支援会議」「リスクマネージメント

会議」「喀痰吸引等報告」を主に行う。

・調理員会議=厨房職員と担当者で隔月1回第2月曜日 14:00 から 1 時間程度、定期で行っている。

食事の内容・形状等利用者に合った安全な食事が提供できるよう、介護者の意見を伝え話し合

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っている。また、厨房職員の意見を職員会議に反映させている。

・送迎者会議を 2 ヶ月に 1 回行う。

・看護職員との会議も計画中。

3.事業と経営状況について(次年度へ向けて取り組むべきこと)

ア、 集い「あけぼの」の充実した体制

(平成 30年度実績)

・新しい支援員も増え施設内での新人研修の実施。

・職員4名全員が喀痰吸引の資格を持つことが出来た。

(次年度に向けて)

・新しい支援員の添乗も増え、施設内でのケアと同時に添乗中のケアの強化を行う。

・現在の利用者の機能低下、医療的ケアの必要な利用者の利用等で、看護職員の充実とともに喀痰吸引等の有

資格者の生活支援員で医療的ケアの体制を充実する。

イ、 収支

(30年度実績)

・堺支援学校の事業者説明会への参加を行ったが利用者増数につなげることが出来なかった。

・開設して14年になり不備は無いが全体的な老朽化はみられる。

・故障によりベット2台の入れ替えを行った

(次年度に向けて)

・設備の充実を目指すが日本財団や共同募金会等、可能なものは助成申請する。

・職員のスキルアップを行う等で、人員体制を最小限に整えながらも、充実した支援と介護を行う。

・平成 30年度の卒業者に選んでもらえる施設として、平成 31年度の多くの利用者増を目指す。

ウ、 エリア体制

(30年度実績)

紬「あけぼの」へのエリア勤務やショートステイやグループホームへの支援員の応援を行った。

(次年度に向けて)

集い「あけぼの」・絆あけぼの・紬「あけぼの」の次なる生活介護施設の構想やグループホーム建設の構想も

検討する中で、この上之エリアでの集い「あけぼの」の役割を果たす。

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紬「あけぼの」(生活介護)(9)

はじめに

平成 30 年は利用者数 16 名でスタート、年度途中より 1 名の方が契約され 17 名の登録となりました。

利用総数は 3032 人、開所日数 288 日で、平均利用人数 10.5 人を目指し 1 日利用平均は 10.52 人で、この数字は

予算計画通りとなりました。

2019 年度は 7 名の新規利用者(平均 4.2 名/週)、集い「あけぼの」より 2 名の方が併用され登録者数 26 名で

スタートとなります。和泉市在中の 9 名の利用者の方は年間 269 日の上限があり、利用人数/日の伸び悩みがあ

るが「行きたくなる」施設を目指し平均利用 16 名/日を目指していく。

1.利用者の状況

30年度/月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 計

開所日数(日) 24 24 26 25 23 21 26 25 23 23 23 25 288

生活介護(人) 243 239 273 260 240 233 273 264 252 237 246 272 3,032

前年度差(人)

2.成果・実績

ア、生産活動について

紬「あけぼの」バザーや地域バザーへの参加、堺あけぼの園入口ワゴン、紬「あけぼの」玄関先での販売で

貯蓄が出来、工賃の支払いが行えた。

イ、創作活動について

職員が月に1回講師となり創作を行った。堺アートケーションでは奨励賞・オーディエンデンス賞を受賞、

作品は 1 年間巡回展示され、ベルデ堺・堺市役所・大阪市立美術館・堺市立文化館に展示され外出活動にも

繋がった。

ウ、日常生活支援・介助 ⇒ 約10名/日の生活支援員、理学療法士、看護職員で日中活動全般の支援等を実施

(1)体操について(PT体操含む)

機能低下予防を目的に、マッサージや立位・座位・関節の曲げ伸ばしなど理学療法士の指導の下、PT体操を

午前 1 回、午後 1 回行い体操は週1~2回実施した。大きな変化はないが、利用者とコミュニケーションを図

りながら身体を動かす事が出来た。午前の活動時間は 6 名の方が立位台を行った。午後の活動前は 15 分間の

歩行タイムを行い電動車椅子、ウォーカーを実施した。

面談ではPT面談を行い支援計画と連動したリハビリ計画書の作成を行った。介護方法もマニュアルを随

時作成し、スタッフの共通認識とした。

(2)班活動について

3班に別れ(レッツクラフトウッド班・新聞班・ハッピーエンジョイ班)それぞれの活動を週1回実施。

アルバム作成、バザー商品の作成等行った。

(3)調理実習について

担当職員が焼き菓子を中心にメニューを決め「混ぜる」「こねる」など利用者が参加できる様に工夫(月 1 回)

毎月のアイディアは利用者と会議を行った。

(4)入浴について

午後 1 時 30 分~3 時を目安にローテーションを組み、日に 2 名ずつ1人当たり月4回程度の入浴を実施。当

日発熱など入浴中止の利用者が出た場合は、別の利用者に入ってもらうよう工夫した。その結果、平成 30 年

度は延べ 320 名が入浴できた。

エ、行事活動

(1)参加行事

・上之納涼祭 猛暑のため中止

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・第 46 回女性体育祭 台風のため中止

・陶器地車祭り 集い「あけぼの」 上之自治会

・ベルデ堺作品展見学 ベルデ堺 ベルデ堺

・陶器地車祭り 集い「あけぼの」 上之自治会

・集いバザー 集い「あけぼの」 集い「あけぼの」

・第 41 回堺市障害者

・スポーツ・レクリエーション大会 台風の影響と猛暑のため中止

・堺支援学校バザー 堺支援学校 堺支援学校 PTA

・堺市議会見学 堺市役所 山口典子堺市議会議員

・成人を祝う会 紬「あけぼの」 肢体不自由児(者)父母の会

(2)その他行事

・お花見 ・新利用者歓迎会(まるたせんせ来所) ・白浜一泊旅行 ・じゃが芋堀 ・紬「あけぼの」バザー

・ふれあいスポーツレクリエーション大会(絆「あけぼの・集い「あけぼの」合同) ・フラダンス(フラアロアロ)

・外出(ららぽーと和泉) ・堺あけぼの園交流会 ・紬「あけぼの」縁日 ・まるたせんせ来所

・外出(鉄砲町イオン) ・ハロウィンパーテー ・送迎車贈呈式 ・作品展受賞作品見学 ・ギター演奏会

・クリスマス会 ・初詣 ・餅つき ・班外出(海遊館・イチゴ狩り等)・ギター演奏会(ビックウェイブ)

・オカリナ演奏会(ラベンダー) ・大阪市立美術館・外出(北花田イオン) ・ひな祭りパーティー ・グル

ープ外出(ニフレル・スポッチャ・いちご狩り・ららぽーと和泉)

オ、送迎体制

5 台の送迎体制で行う。→毎日送迎のメンバーが変わる中で、希望に添った送迎がスムーズに行えた。

カ、利用者健康管理及び健康診断

・看護職員による、日々のバイタルチェック及び服薬管理

・医療的ケアの介助、胃瘻・痰吸引・経鼻経管栄養・呼吸器等

・健康管理の一環として嘱託医(江部医師)により月1回実施。

現在、月~土は看護職員 2 名体制が取れている。2 名の常時看護師が公休時、3 名の臨時看護師の確保。

医療的ケアの必要な方が増えてきているので、さらに体制を整えていかなければならない。

キ、防災対策

避難訓練を年 2 回実施。(6月・11月) →火災のみでなく、体調急変による救急搬送の対応も行った。

ク、地域行事

・6月 中区作業所合同バザー(げんき作業所・サニーサイト)「紬バザー」を開催

・7月「納涼祭」(利用者・保護者・職員)(猛暑の為中止)

・10 月「陶器連合地車祭り」の見物(利用者・保護者・職員)

・11 月「集いバザー」(利用者・保護者・職員)

ケ、実習生(現場実習・介護等体験など)

堺東高校生の現場実習(5 月・10 月 年 2 回の受け入れ)

コ、ボランティアの協力、支援等

作業ボランティアとして毎週月曜日1名の方に来て頂いている。

4 月 16 日 お楽しみおじさん まるたせんせ パフォーマンスに来て頂きました。

6 月 23 日 フラアロア フラダンスに来て頂きました。

9 月 7 日 お楽しみおじさん まるたせんせ パフォーマンスに来て頂きました。

12 月 18 日 ハッピーウェーブ 音楽演奏に来ていただきました。

2 月 21 日 ラベンダー オカリナ演奏に来て頂きました。

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サ、会議

・支援員会議 =月 1 回開催 ⇒ 18 時 00 分から、「活動予定」「支援会議」「リスクマネージメント会議」「喀

痰吸引等報告」を主に行う。

・調理員会議=厨房職員と担当者で隔月1回第2月曜日 14:00 から 1 時間程度、定期で行っている。

食事の内容・形状等利用者に合った安全な食事が提供できるよう、介護者の意見を伝え話し合

っている。また、厨房職員の意見を職員会議に反映させている。

メニュー作成は利用者と一緒に考え作成している。

看護職員との会議も計画中。

3,事業と経営状況について(次年度へ向けて取り組むべきこと)

ア、紬「あけぼの」の運営体制

(平成 30年度実績)

集い「あけぼの」より 8 名が移動、堺支援学校 7 名、岸和田支援学校 1 名の方が契約。年度途中より 1

名の方が契約となり 17 名となりました。

(次年度に向けて)

2019 年度堺支援学校 6 名、岸和田支援学校 1 名、集い「あけぼの」より 2 名の方が契約となり、26 名で

スタートします。平均利用者数 16 人を目指すが、和泉市在住の利用者 9 名の年間利用上限制限がある。

イ、送迎体制

(平成 30年度実績)

・アステラス製薬より、NOA(後部スロープ車椅子 2台)を寄贈して頂く。

・送迎車(特に大型の車イスが複数台乗るリフト車)の不足・送迎人員の不足が現れているので、来年度に

むけて、車両や人材を補充し体制を整えていく。

(次年度に向けて)

・2019 年度赤い羽根共同募金助成に車両の申請を行う。施設設備等、日本財団・共同募金会等助成申請行う。

ウ、支援体制の強化

(平成 30年度実績)

・個別支援計画の充実・個々の支援の強化を行った。

・利用者・個々の支援マニュアル・支援一覧の作成を行った。

・非常勤職員と行事・活動内容等を一緒に企画を行い、考えの視野が広がり内容が充実した。

・調理員と職員・利用者が相談を行い、メニューの考案を行った。毎月新メニューが発案されている。

・年度末に新規理学療法士 1 名、常勤職員 2 名(男性 1 名、女性 1 名)入職となった。

(次年度に向けて)

・リーダークラスの育成を行い、レベル・スキルアップの為外部研修や内部研修の強化を行う。

・個別支援内容を基に個々の支援の充実を図る。

・職員のスキルアップを行う等で、人員体制を最小限に整えながらも、充実した支援と介護を行う。

・集い「あけぼの」・絆あけぼの・紬「あけぼの」の次なる生活介護施設の構想やグループホーム建設の構想

も検討する中で、この上之エリアでの紬「あけぼの」の役割を果たす。

エ、収支

(平成 30年度実績)

「選んでもらえる施設」「行きたくなる施設」を目指し 17名の方に契約を頂いた。

(次年度に向けて)

2019年度は利用者数が一杯の為、「選んでもらえる施設」は休止するが、法人全体の利用者増を目指す。

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絆あけぼの(生活介護)(10)

はじめに

平成30年度は、事業責任者が管理者・サービス管理責任者に着任、契約利用者数 16 名でスタートした。

年度途中で 2 名の方が施設入所のため退所されたが、支援学校の先生や相談支援専門員等との関係も良好で、年

度途中からの新規利用があり、また曜日選択利用されている方の通常曜日以外の利用もあった。

接遇や活動内容もご家族などから好評を得た。事業計画の「1日平均利用者数8.3名以上を目指す」は、8.9

名で達成できた。年間の利用人数も過去最高となった。しかし、平成30年度は二重家賃の支払いなどもありマ

イナス収支となった。

1.利用者の状況)

2.成果・実績

ア、生産活動 ⇒ 終日外出や調理実習実施日以外は午前中に生産活動を実施。

・株)まるきより「使い捨てフードパック」の袋入れ作業を通年で実施。

・地域の祭りなどに「移動販売車」を活用して販売活動を行った。

イ、 専門職の関わり

・利用者の日常生活動作や車椅子での姿勢において、理学療法士、看護職員と生活支援員が連携し支援するこ

とが出来ている。

・毎朝朝礼後、理学療法士が考案した体操を行ってから作業を行っている。

ウ、レクリエーション諸活動

・外出活動においては、週に1度の外出、実施する曜日を週ごとに変えて実施し、曜日選択利用者にも1ヶ月

に1回は外出を提供することが出来ている。

・毎月、外出時の写真などを利用者個々に作成。ご家族への報告を兼ねて配布している。

・利便性を生かし、日用品の買い物や公園の散歩なども、利用者と一緒に随時行った。

・カラオケは月1回の最新曲ダウンロード、DVD はインターネット配信も活用し流行を体感できた。

エ、行事活動

(1)施設行事 ⇒ すべての行事を利用者の意見を反映させて実施した。

① 外出活動

・外出日利用の方は全員外出(曜日選択で利用されている方も、参加できるよう曜日は固定せずに実施)。

・平成 30 年度年間外出活動回数は 49 回(延べ参加利用者数は 471 名)。

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4月 舞洲スポーツセンター 浜寺公園バーベキュー 天王寺動物園 長居スポーツセンター

5月 ビッグバン イオンモール北花田 蜻蛉池公園 須磨海浜水族園

6月 ハッピードリームサーカス 大泉緑地 あべのキューズモール

7月 大阪市立科学館 ららぽーと和泉 よつば珈琲 電車で堺東

舞洲スポーツセンター

8月 舞洲スポーツセンター 泉ヶ丘駅周辺 ららぽーと和泉 大仙公園

9月 アリオ鳳 舞洲スポーツセンター 天保山シャトル船

10月 ハーベストの丘 イオンモール堺鉄砲町 舟渡池公園バーベキュー みさき公園

11月 舞洲スポーツセンター クロスモール イオンモール堺鉄砲町 錦織公園

12月 舞洲スポーツセンター イオンモール大阪ドームシティ ららぽーと和泉 泉ヶ丘駅周辺

1月 初詣:多治速比売神社 イオンモール大阪ドームシティ 堺戎神社 舞洲スポーツセンター

電車で難波 岸和田だんぢり会館

2月 ビッグバン 舞洲スポーツセンター あべのキューズモール よつば珈琲

3月 泉ヶ丘駅周辺 電車で和泉中央 ららぽーと和泉 奈良公園

① 運動会

6/20 ⇒ ふれあいスポーツ・レクリエーション大会(集い「あけぼの」紬「あけぼの」と合同)

11/3 ⇒ 堺市障害者スポーツ・レクリエーション大会

② 交流会

堺あけぼの園 ⇒ 11/17 レクリエーション

集い「あけぼの」 ⇒ 10/13 だんぢり 10/20 集い「あけぼの」バザー

紬「あけぼの」 ⇒ 6/9 紬「あけぼの」バザー

③ ハロウィンパーティー10/31 ⇒ ビュッフェスタイルで昼食・仮装して散歩(絆あけぼのにて)

④ クリスマス会 12/25 ⇒ ビュッフェスタイルで昼食(絆あけぼのにて)

オ、給 食 ⇒ クックチルにて対応、2 種類のメニューから利用者が選択。

カ、利用者健康診断・健康相談

・嘱託医(江部医師)による、健康相談(毎月1回定期実施)

・医療的ケア(導尿の介助)等 ⇒ 1 名/日(フルタイム非常勤)体制を維持

キ、地域との交流

・移動販売車で各地域の祭り等でかき氷販売

7/21 庭代子ども祭り 8/4 8/5 みはらふるさとまつり 8/18 庭代台校区盆踊り大会 8/17 西栄寺

3.事業と経営状況について(次年度へ向けて取り組むべきこと)

ア、利用者確保

(平成30年度実績)

・堺支援学校 2 名と大阪南視覚支援学校 1 名の新卒生が年度初めから、年度途中から 1 名の方が利用開始。

・平成 31 年新卒の堺支援学校 1 名と岸和田支援学校 1 名と新規利用契約。堺支援学校の新卒生は平成 31 年

3 月から利用開始している。

(次年度へ向けて)

2019 年 4 月登録利用者数が 17 名となっている。支援学校や支援センターへのパンフレット配布は継続

中。今年、高校 3 年生になられた方からの見学希望は、4 月 13 日の時点で 3 名、泉北高等支援学校事業所

合同説明会でも 2 名の方が興味を持たれていた。堺支援学校の事業所合同説明会も 5 月 17 日にあり、利

用者増に向けてのアプローチを強化していく。中期計画の「平成 32 年度には契約者数 20 名を目指す」に

向けて利用契約の内定を早い時期に決めたい。

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イ、 活動内容の工夫、支援体制の強化

(平成30年度実績)

・利用者主体で進め個別性と自立を重視した支援を行った。

・個別支援計画の充実を図りそれに沿った支援を行った。

・スタッフのスキルも向上した。接遇も良くなり、権利擁護・人権を意識した支援を行った。

以上は次年度に向けても継続する。

(次年度へ向けて)

・利用者主体で進める。自立を重視する。

・個別性を重視し、個々に応じた活動を取り入れるようにする。

・個別支援計画に沿った組織的な支援をする。

支援計画更新時の職員会議で個別支援計画を周知する。

・常勤職員・非常勤職員の更なるスキルアップを図る。

職員会議は月に1回(必要時回数増)で伝達研修や個別ケースの検討をする。

毎日の終礼で1日の振り返りを行う。

・スタッフ全員が権利擁護・人権を意識した支援を行う。

・リーダー・主任クラスの育成が課題のため、2020 年度には常勤職員 2 名増で収支バランスがとれるよう

支援体制を強化したい。

ウ、収支

(平成30年度実績)

・平成 30 年度のスタッフ増員をできる限り控えるなどをして支出を抑制した。

(次年度へ向けて)

・二重家賃は解消された。引っ越し費用や、移転後の施設で什器備品の購入は必要となるが、スタッフ数を

維持した体制で、新規利用者2名や平成 30年度の家賃の一部返還もあり 2019年度は念願のプラス収支を

実現したい。

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障害者居宅介護支援センター堺あけぼの

(3、4、5、6)

はじめに

昨年度の事業報告の「長年、主任を中心に、事業所メンバーで話し合い、様々なことを決定してきた事業所で

あったため、利用者のニーズに柔軟に応えるという部分でよい面はあったが、職員管理などの面で様々な不備が

出た 1年となった。」を踏まえ、事業計画において「本年度は新しい体制でサービス提供責任者を中心として、よ

り質の高いサービスが提供できる事業所を再度作り上げていく。」とし、管理者、(新任)主任サービス提供責任者

を中心に、サービス提供責任者等の指導を行い、まずは新体制構築を進めていくことが出来た。

居宅部門において、慢性的な登録ヘルパーの不足は社会問題でもあるため、すぐに解決することは社会情勢的

に難しいが、パートとしての雇用、法人内の有資格者スタッフにヘルパー登録を推進し、サービス提供の減少は

最小限に抑えることができた。また、年度末にはフルタイム非常勤としてヘルパーを雇用することもできた。

相談部門においては、一旦廃止したが法人中期計画で 2020年度から再開を目指すとしており、今後は資格要件

や報酬構造、基本的用件を再確認するにとどめ、来年度以降本格的な再開をめざす。

Ⅰ、居宅部門

1.利用者の状況

ア、年間実績

・稼動ヘルパー数(月平均) :58名(29年度 61名、28年度 60名)

・利用者数(月平均) :93名(29年度 95名、28年度 102名)

・居宅介護提供時間数 :6,292時間(29年度 6,469.5時間、28年度 7,347時間)

・移動支援提供時間数 :12,779.5時間(29年度 13,624時間、28年度 14,078時間)

・サービス回数(居宅+移動) :5,194回(29年度 4,963回、28年度 4,767回)

*新規登録ヘルパー10名(内、法人内スタッフ 6名)

イ、主な障害種別・サービス種別(支給決定区分・平成31年3月実績・移動と居宅の重複利用含む)

移動支援 身体 知的 児童 精神 合計

28 29 3 1 61

居宅介護等 居宅介護 重度訪問介護 同行援護 合計

23 2 6 31

ウ、移動支援事業 居住地域別(請求先)利用者数 合計63名(29年度 67名)

堺市 和泉市 泉大津市 河内長野市 高石市 泉佐野市 茨木市

H29年度 52 9 1 1 2 1 1

H30年度 48 9 1 1 2 1 1

エ、事業の傾向

・稼動ヘルパー数は横ばいであるが、ヘルパーの高齢化が進んでおり、提供時間数は年々低下してきている。

・サービス提供時間数は居宅・移動ともに減少しているが、サービス回数は増加傾向である。

これは、グループホーム堺あけぼのへの「個別のヘルパー」提供の増加、移動支援の短時間利用(通院等)が

増加している。

*新規契約者8名(内、再契約の方が1名)

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2.成果・実績

ア、管理者・主任を中心とした管理体制の徹底・スムーズな人材の交代(主任の交代)

(平成30年度実績)

・管理者は堺あけぼの園と兼務、主任はグループホーム堺あけぼのから異動で新たな配置であったが、両者

とも経験者であるため、比較的スムーズに移行でき、管理体制も構築できた。

(次年度へ向けて)

・年度末にベテランのサービス提供責任者等が2名退職(1 名は定年)したが、2 月より堺あけぼの園からの人

事異動と兼務者を専任とすることで業務の滞りを避けることが出来た。

・登録ヘルパーの状況確認・指導をサービス提供責任者が定期的に実施することができなかったので、サー

ビス提供責任者が利用者とヘルパーを担当制に振り分けるところから進めていく。

イ、サービス提供責任者を中心とした支援内容の充実

(平成30年度実績)

・居宅介護計画の見直しと充実がある程度できた。

・サービス提供責任者が積極的にサービスに入ることで、利用者の状況をヘルパーへの情報提供、急な変更

にも対応できた。

(次年度へ向けて)

・サービス提供責任者の利用者に対するモニタニングの強化、及びヘルパーからの情報収集の徹底

・登録ヘルパーの状況確認・指導をサービス提供責任者が定期的に実施。新規利用者の確保に関しては、事

業所としての人員の余力のある範囲とし、まずは内容の充実を目指す。

ウ、人材確保・開発

(平成30年度実績)

・新規の登録ヘルパーの確保が厳しい状況であるが、法人内の有資格者にヘルパー登録を勧め、休日の余暇

支援やグループホームへ「個別のヘルパー」として勤務することが出来た。

・年度末にフルタイム非常勤1名を雇用することが出来た。

(次年度へ向けて)

・グループホームの「個別のヘルパー」の派遣を継続。

・法人内事業所との兼務者の雇用。(利用希望と提供体制を勘案しながら)

エ、運営面

・職員の異動があった中で運営面では、純資金収支差額4,334,178円の黒字を確保できた。

Ⅱ、相談部門

「はじめに」で述べたとおり廃止としたが、法人中期計画で 2020年度から再開を目指すとしており、今後は資

格要件や報酬構造、基本的用件を再確認していく。

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ショートステイ堺あけぼの

(短期入所・日中一時支援)(7)

はじめに

平成30年度は、前年度の平日稼働率ほぼ 100%を維持していく中で、スタッフの確保に力を入れ、日曜祝祭

日の開所を下期に向けて目指していくことであったが、スプリンクラーの設置義務が発生し、事業計画の大幅な

軌道修正をすることになった。その為、利用者数を大きく制限せざるを得ない状態が 10 月位まで続いた。

また、人材の面でも上期に女性スタッフが 1 名退職し、その人材の補充が出来ずに下期も宿泊者数を完全に戻す

ことが出来なかった。

日曜祝祭日の開所については、少しずつではあるが開始できた。また、個々のスタッフのスキルアップは一定

効果を上げている。

ショート内での 4 つの委員会(給食・保健衛生・虐待防止・支援改善)の活動については、稼働し、スタッフ

それぞれが意見を出し合い、自主的に支援の中心になる事が、始まっており、スタッフの意識も大きく変化して

いる。

30 年度の大きな柱の「運営の改革」、「一つずつしっかりと丁寧に」「システムの構築」に関しては、まだまだ

軌道には乗っていないが、少しずつ前に進んでいる。施設の設備整備に関しても、故障した箇所を中心に少しず

つ進んでいる。

1. 利用者の状況

(1)30 年度、新規契約利用者数は 9 名であった。

入所等による登録利用者数の減少は 6 名 (内、男性利用者が 5 名)

(2)実績 宿泊者数 ( )内は推定値

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 計

28 年度 162 144 169 179 167 181 183 178 155 171 161 187 2.037

29 年度 178 187 181 196 205 196 177 187 173 171 176 189 2.229

30 年度 163 161 144 151 133 145 159 172 151 163 164 176 1.882

2.成果・実績

ア、利用者数について

・年間宿泊者数の目標 2.570泊には、大きく届かなかった。達成率は、73.2%

・土日、年末年始の開所については至らなかったが、祝祭日は開所できており、土日は、部分的に開所できた。

イ、 人材育成について

・リーダーを支援の中心に置いて、主任として成長してもらうことで達成できた。

・4つの委員会の設置により、スタッフ自身が中心となり積極的に行動できるようになった。

・内部研修など、学ぶ機会を設けることが出来た。

・ケース担当については、本格的な開始は、次年度への繰り越しとなった。

ウ、職員研修について

・スタッフ全員が課題意識をしっかり持って、参加するようになり、皆が様々な研修に参加する

大切さを理解することが出来ている。 その中で独自参加したものは下記の実績となった。

研修の種類 対象者

てんかん対応施設内研修 岩元真一郎・西川直幸・藤田千恵

6/29 重症心身障がい者支援・個人情報伝達研修 内薗環・尾形圭司・公文麻佑子・藤田千恵・岩元真一郎

ショートステイそら施設見学 内薗環・尾形圭司

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サービス提供責任者研修 内薗環

11/15 感染症予防対策講習会 尾形圭司

10/19 虐待防止基本研修 尾形圭司・岩元真一郎・芳村時子・藤田千恵

11/11 目からうろこの介護技術講習会 甲斐朱美

12/14 虐待防止研修 谷野礼子・内薗環

2/13 障害者虐待防止研修 内薗環・尾形圭司

.2/19 福祉送迎運転者研修 岩元真一郎

2/25 適切な救急対応について 尾形圭司

2/25 適切な救急対応について 岩元真一郎

2/4 実施指導対策セミナー 内薗環

3/20 福祉送迎運転者伝達研修 尾形圭司・二口修・西川雅文・藤田千恵・内薗環

エ、職員会議について

・シフトの調整を工夫しほぼ毎月実施できた。

3.事業と経営状況について(次年度へ向けて取り組むべきこと)

ア、運営について

(30年度実績)

・消防設備の問題から、利用者数と利用者の支援区分の割合制限をしなければならなかった。

その為、利用者数が大きく減少した。その間にスタッフが退職し、制限解除後は、スタッフ不足により利用

者増が出来ない状況になっていた。

・男性スタッフ増員後、複数の男性利用者が施設入所され、利用者減の状況となった。女性利用者は、利用希

望が多いが、スタッフが不足しており、宿泊者を増やすことが出来ないという状況であった。

(次年度に向けて)

・利用者の利便性を考えて、出来る限り早期に土日の開所を行い、年末年始に関しても可能な範囲で開所に向

けて取り組む。その為には、まず女性スタッフ(常勤)の採用を行う必要がある。

その上で非常勤スタッフの確保を行い、一体運営の中でスタッフを充実させていく。

男女比のバランスを見守りながら体制の充実を図っていく。そして支援内容の充実を図る。

・スタッフの支援レベルの向上に向けて、実践での教育だけでなく、研修等も積極的に参加し法人職員として

の総合的なスキルアップを目指す。主任は、事業責任者への足掛かりとなるよう指導していく。一般職の中

から次のリーダーの育成をしていく。

・一体運営の効果を高めて、赤字幅の削減にとりくむ。

・新規利用者の契約を進めていく。

・食事改善を行い、食事の充実を図る。

・利用者の生活環境のみならず、スタッフの勤務環境(仮眠室 or 休憩室)の整備にも力を入れていく。

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グループホーム堺あけぼの(共同生活援助)(11)

はじめに

平成 30 年度事業計画において、入居者の支援内容の向上、人員のスムーズな交代及び人材育成、赤字の削減

を重点項目に置いた。

支援内容の向上については、利用者毎の担当制の定着や外部サービスの導入などで、人員交代での上下はある

ものの、一定の質を保ち、利用者や職員の提案で、新たな取り組みも出てきている状態である。

赤字の削減については、正職員は 1 名減の体制でパートスタッフの雇用を進めたが、大きな成果を挙げること

はできなかった。

1.利用者の状況

ア、性別及び人数 男性 4 名 女性 4 名

イ、障害程度区分及び帰省の状況

ウ、体調・その他

加齢による身体機能の低下は数名見られるものの、看護師による健康相談や医療的なケア、支援員による湿

度や温度の細やかなケアの結果、本年度は大きく体調を崩す利用者はなかった。またインフルエンザ等の感

染症に感染した利用者もいなかった。

2.成果・実績

ア、利用者の宿泊予定への対応

昨年度に比べ帰省する利用者は減り、急に宿泊となる場合もあったが、年間を通じて利用調整等は行わず、

宿泊日は入居者・家族に任せることができた。そのような体制をとるため、以下のことを実施した。

・月数回勤務の夜勤スタッフを 3 名確保することができ、夜間スタッフの数が充実した。

・急に退職したスタッフが出た際には、人事異動で対応した(女性スタッフ)。

・男性の人員不足は、他部署も含めた管理職などで補った。

イ、入居者の生活の質、支援の質の向上

・各利用者にそれぞれ担当職員をつける体制が定着。予定の調整や介護面の点検、精神面のケアなど、きめ細や

かな支援を実施する体勢を定着させることができた。内容に関してはまだまだ改善の余地はあるが、新たなス

タッフの加入や担当が交代しても、一定の支援の質を保つことができている。

・新たな取り組みとして、休日の食事内容の変更(利用者の希望の聞き取り)を行った。

・入浴について、外部サービスの導入増加により、昨年度よりニーズに応えることができた。

ウ、経営赤字の削減

・常勤に変わるようなフルタイムの非常勤スタッフ、短時間の非常勤スタッフを多数雇用する等は、昨今の厳

しい雇用情勢の中、ほぼ進んでいない状態。

・年間を通じて、グループホームスタッフが中心となり、利用者にホームヘルパーとして入浴を行った。

(年 821 時間)

3.スタッフ配置

ア.生活支援員・世話人及び夜間支援員

・年間通して、配置基準をクリアし、堺市の対象補助金の基準もすべての月でクリアすることができた。

区分6 区分5 区分4

5名 2名 1名

ほぼ毎日宿泊 月1~2回帰省 ほぼ毎週帰省

3名 3名 2名

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イ.看護スタッフ

・配置基準は無いが、入居者の健康相談や健康管理に必要と判断し、本年度も週4回配置を行った。

・堺市の対象補助金の基準もすべての月でクリアすることができた。

4.職員研修等

ア.外部研修

・慢性的な人員不足のため、1度も外部研修に参加することはできなかった。

イ.内部研修等

・月1回職員会議を実施。会議の中で障害者の人権、支援内容や支援スキルについて話し合う機会を持った。

・法人虐待防止研修に参加(4名)⇒全員に伝達研修を行った。

5.運営面

本年度は一部パートスタッフの雇用が進んだものの、抜本的な解決策とはならず、純資金収支差額は、約 800

万円の赤字となった。

6.事業と経営状況について(次年度へ向けて取り組むべきこと)

ア、人員について(赤字の削減も含む)

(平成30年度実績)

①人材交代

・年度当所より主任クラス(サービス管理責任者)のスタッフが異動。一時的に管理者に介護現場の権限もほ

ぼすべて集中させた。しかし年度途中よりリーダーに設定した職員をはじめ、一般の職員に責任のある業務

を再分担させることで、人材交代をスムーズに行った。

・平成 31 年 2 月に主となるスタッフが 1 名退職、平成 31 年 4 月に 1 名人事異動により、グループホーム設

立当初より勤務する正職員がほぼすべていなくなった。経験の少ない職員やグループホーム業務に不慣れな

職員が大半となり、一時的に事業所としての効率性や利用者支援への確実性は低くなっている状態。しかし

「2 イ」でも述べたが、一定の支援の質は保つことができている

②人材育成

・スタッフ会議を定期開催(月1回)し、その中で個別支援計画の内容や支援方法について検討を行った。

・入居者ごとに担当職員を置き、保護者や本人との面談や予定の調整、生活のより細かい内容まで相談・支援

について責任を持って行った(管理者・サービス管理責任者が最終確認、助言を行った)。

・昨年度に引き続き、施設設備、衛生、食材など、様々な担当施設内の担当へ職員が参加し、グループホーム

の運営について理解することで、職員自身も成長することができた。また、複数担当制としたことで、急な

人事異動や退職にも対応することができた。

(次年度へ向けて)

・リーダークラス職員を次期主任へ、一般職の中より次期リーダークラスの育成を行わなければならない

・サービス管理責任者(現在は管理者が兼務)について、業務を職員に引き継いでいく。

・管理体制について、入居者が8名であることを鑑み、次期主任、サービス管理責任者を育て、支援業務を任

せることのできる体制を作り、管理者は他部署と兼務等を考えていく必要がある。

・一方、安定したスタッフ体制を整えるため、来年度より始まるエリア(御池台)管理に積極的に参画し、急

な対応を無駄のない職員配置の中で行っていかなければならない。

・引き続き、スタッフの中での常勤比率を下げるため、パートスタッフ確保の努力は続けていく。

イ、増床や事業所形態について

(平成30年度実績)

・事業所としての取り組み実績ではないが、経営管理係や施設整備・ビジョン研究部会にて研究協議した。

(次年度へ向けて)

・増え続けるニーズに応え、また赤字の解消をも含む取り組みとして、増床や日中サービス支援型への移行(利

用者のライフスタイルの変化に合わせて)の検討を今後も続けていく。

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ウ、スタッフの支援スキル、人権意識の更なる向上

(平成30年度実績)

・昨年度は「不適切ケア報告書」にて職員それぞれから虐待や不適切なケアにつながるような支援や言動を指

摘しあう運動を行った。今年度は上記のように新たなスタッフが多いこともあり、あまり不適切ケア報告書

があがってこなかった。そこで管理者が事前に情報を集め、スタッフ会議にて不適切なケアに関する講義や

訓示を毎回行うことで、その代替とした。併せて職場内のセクハラやパワハラについても、数ヶ月に 1回、

スタッフ間で議論する時間をとった。

(次年度へ向けて)

・新しいスタッフが多く、管理者、リーダーが中心となり、スタッフの支援スキル向上に努めていく年度なる。

・人権意識について、常に向上させ、絶対に虐待や不適切なケアが起きないことはもちろん、豊かな生活を利

用者に送っていただくことのできるよう、努めていく。

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社会福祉法人堺あけぼの福祉会

事業活動収支の推移

平成28年度~30年度

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事業所名勘定科目 28年度 29年度 30年度 28年度 29年度 30年度 28年度 29年度 30年度

就労支援事業収益 0 0 0 831,524 645,087 560,792 0 0 0

自立支援給付費収益 0 0 0 130,458,229 144,981,288 144,727,422 25,689,337 24,480,755 25,613,081

利用者負担金収益 0 0 0 0 55,800 55,800 96,243 82,870 87,399

特定費用収益 0 0 0 2,533,500 2,666,400 2,725,800 60,385 148,315 82,040

補助事業収益 0 0 0 0 0 10,000 0 0 0

その他の事業収益 0 0 0 0 0 0 26,806,349 25,656,435 24,144,973

福祉有償運送事業収入 0 0 0 0 0 0 0 0 0

経常経費寄附金収益 60,000 50,000 528,333 1,082,500 549,000 49,009 0 0 0

雑収益 0 0 0 0 0 0

引当金戻入 0 0 0 0 0 0

福祉事業活動収入計 60,000 50,000 528,333 134,074,229 148,897,575 148,128,823 52,652,314 50,368,375 49,927,493

人件費 2,150,930 2,869,713 3,950,148 95,570,995 98,216,584 119,182,508 48,044,086 45,184,041 43,889,509

事業費 0 0 0 14,358,461 13,159,109 14,523,082 110,842 18,410 0

事務費 1,457,235 1,675,892 1,699,047 16,198,661 11,143,311 10,868,703 1,449,037 1,706,770 1,661,574

就労支援事業費用 0 0 0 882,464 657,650 561,458 0 0 0

減価償却費 9,035 4,239 4,239 7,649,160 8,316,705 9,059,446 142,604 101,582 75,831国庫補助金等特別積立金取崩額 0 0 0 -5,821,411 -6,195,320 -6,179,158 -46,000 -46,000 -46,000

福祉事業活動費用計 3,617,200 4,549,844 5,653,434 127,955,866 125,298,039 148,016,039 49,700,569 46,964,803 45,580,914

増減差額① -3,557,200 -4,499,844 -5,125,101 6,118,363 23,599,536 112,784 2,951,745 3,403,572 4,346,579

サービス活動外収益 7,121 1,402,043 1,679,139 3,580,734 3,404,926 3,895,389 53 66 2,080

サービス活動外費用 0 0 0 118,513 3,278,682 3,518,704 0 58,110 0

増減差額② 7,121 1,402,043 1,679,139 3,462,221 126,244 376,685 53 -58,044 2,080

特別収益 5,548,573 3,619,136 6,534,044 3,576,159 3,787,040 2,547,380 1,822,020 51,520 96,461

特別費用 503,521 13,222,415 18,988,232 15,690,722 1,119,137 1,447,235 9,564,935

増減差額③ 5,045,052 3,619,136 6,534,044 -9,646,256 -15,201,192 -13,143,342 702,883 -1,395,715 -9,468,474

総増減差額①+②+③ 1,494,973 521,335 3,088,082 -116,612 8,524,588 -12,653,873 3,654,681 1,949,813 -5,119,815

事業所名勘定科目 28年度 29年度 30年度 28年度 29年度 30年度 28年度 29年度 30年度

就労支援事業収益 0 0 0 426,315 296,179 486,190 456,557 296,179 253,576

自立支援給付費収益 35,182,858 39,548,874 34,969,988 74,834,794 105,143,793 76,617,639 41,394,682 33,678,095 45,937,072

利用者負担金収益 0 22,768 24,488 0 0 0

特定費用収益 2,579,900 2,804,960 2,376,490 1,319,840 1,769,080 1,300,020 600,600 459,600 582,000

その他の事業収益 3,776,048 4,471,077 4,674,917 0 0 10,000 0 0 10,000

養成研修事業収入 0 0 0 0 0 0 0 0 0

福祉有償運送事業収入 0 0 0 0 0 0 0 0 0

経常経費寄附金収益 0 1,000,000 0 31,000 74,000 30,000 0 25,000 15,000

雑収益 33,001 0 0 0 105,108

サービス活動収益計 41,571,807 47,847,679 42,045,883 76,611,949 107,283,052 78,443,849 42,556,947 34,458,874 46,797,648

人件費 34,596,985 39,688,507 41,068,934 60,575,586 72,321,022 53,953,094 28,119,659 27,536,059 31,447,691

事業費 4,400,458 4,870,208 4,405,607 6,636,850 8,585,497 6,544,988 5,004,925 4,464,844 4,497,905

事務費 1,994,161 2,069,545 2,696,229 7,460,335 12,508,470 7,953,066 6,331,333 6,200,691 12,719,697

就労支援事業費用 476,960 497,760 486,534 355,497 296,335 284,317

減価償却費 1,117,777 1,197,697 1,605,837 2,488,927 2,346,352 2,634,078 662,016 520,562 972,121国庫補助金等特別積立金取崩額 -210,548 -274,676 -274,676 -1,718,863 -1,470,117 -1,287,781 -164,271 -73,944 -46,740

サービス活動費用計 41,898,833 47,551,281 49,501,931 75,919,795 94,788,984 70,283,979 40,309,159 38,944,547 49,874,991

増減差額① -327,026 296,398 -7,456,048 742,799 12,494,068 8,159,870 2,146,728 -4,485,673 -3,077,343

サービス活動外収益 29 27 302,188 1,783,960 1,811,087 1,357,898 787,584 911,862 794,742

サービス活動外費用 0 0 39,910 0 1,801,000 1,294,830 0 619,350 657,800

増減差額② 29 27 262,278 1,783,960 10,087 63,068 787,584 292,512 136,942

特別収益 2,580,956 474,740 3,185,849 380,640 381,888 1,000,874 169,883 4,719,627 6,334,769

特別費用 1,065,067 471,041 170,654 1,452,638 1 10,011,421 6,295,998 51,520 1

増減差額③ 1,515,889 3,699 3,015,195 -1,071,998 381,887 -9,010,547 -6,126,115 4,668,107 6,334,768

総増減差額①+②+③ 1,188,892 300,124 -4,178,575 1,404,116 12,886,042 -787,609 -3,090,743 474,946 3,394,367

集い「あけぼの」 絆あけぼの

各事業における事業活動収支の推移(事業活動明細書より)         単位:円法人 本部 堺あけぼの園 障害者居宅介護支援センター堺あけぼの

ショートステイ堺あけぼの

Page 30: 社会福祉法人 堺あけぼの福祉会 · 2019-07-09 · 3 単位h 円 f _ k ^ g > ¤ _ f ` k _ g ¤ ` 支援事業収入 1 1,714,396 1,419,099 1,568,929 -20.8% 9.5% 障害福祉gcg

30

事業所名

勘定科目 28年度 29年度 30年度 30年度

就労支援事業収益 0 0 0 268,371

自立支援給付費収益 40,555,708 30,075,489 30,423,140 56,500,391

特定費用収益 0 7,288,800 7,357,830 965,020

その他の事業収益 0 2,825,000 4,200,000 10,000

養成研修事業収入 0 0 0

福祉有償運送事業収入 0 0 0

経常経費補助金収益 0 0 0

経常経費寄附金収益 0 0 0

雑収益 0 0 0

福祉事業活動収益計 40,555,708 40,189,289 41,980,970 57,743,782

人件費 38,943,947 40,272,611 42,007,235 50,051,631

事業費 3,922,550 4,052,710 4,160,009 3,540,116

事務費 2,152,777 1,645,412 1,849,741 9,343,137

就労支援事業費用 270,774

減価償却費 4,382,866 4,463,928 4,463,928 341,020

国庫補助金等特別積立金取崩額 -1,757,752 -1,821,880 -1,821,880 0

福祉事業活動費用計 47,644,388 48,612,781 50,659,033 63,546,678

増減差額① -7,088,680 -8,423,492 -8,678,063 -5,802,896

サービス活動外収益 31 22 26,482 1,063,417

サービス活動外費用 318,255 301,321 327,224 1,059,900

増減差額② -318,224 -301,299 -300,742 3,517

特別収益 5,000,000 8,607,976 8,621,989 11,366,040

特別費用 160,757 447,370 55,622 266,874

増減差額③ 4,839,243 8,160,606 8,566,367 11,099,166

総増減差額①+②+③ -2,567,661 -564,185 -412,438 5,299,787

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