10
製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点を活用 ホワイト ペーパー 製品開発での技術革新を推進するには、新しい考え方が必要です。概念設計プロセス に対して製品アイデア、独自の洞察、異なる視点を導入するために、メーカーは効果的 な戦略と効率的な方法をますます必要としています。最終的に成功を収める製品を生 み出す、革新的なアプローチを一貫して開発するには、設計者と社内外の主な関係者と の直接的で安全で管理されたコミュニケーションとコラボレーションのつながりが必要 です。これにより、幅広いコメント、見解、および情報を新しいコンセプトの開発に取り 込むことができます。ソーシャル ネットワーキング ツールを設計者のモデリング環境に 導入することで、 SOLIDWORKS ® Conceptual Designer ソリューションは、メーカーが新 しい製品開発でソーシャル イノベーションを活用する競争上の利点を得ることができ るようにします。

製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点を活用

ホワイト ペーパー

製品開発での技術革新を推進するには、新しい考え方が必要です。概念設計プロセスに対して製品アイデア、独自の洞察、異なる視点を導入するために、メーカーは効果的な戦略と効率的な方法をますます必要としています。最終的に成功を収める製品を生み出す、革新的なアプローチを一貫して開発するには、設計者と社内外の主な関係者との直接的で安全で管理されたコミュニケーションとコラボレーションのつながりが必要です。これにより、幅広いコメント、見解、および情報を新しいコンセプトの開発に取り込むことができます。ソーシャル ネットワーキング ツールを設計者のモデリング環境に導入することで、SOLIDWORKS® Conceptual Designerソリューションは、メーカーが新しい製品開発でソーシャル イノベーションを活用する競争上の利点を得ることができるようにします。

Page 2: 製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用 1

つながりを持った概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用孤立した設計者は存在せず、技術革新は孤立した状態からは生まれません。歴史を通じて、多くの個人が発明と技術革新を行ってきましたが、これらの人たちはすべて他の人の知識、アイデア、見解、提案、および推奨事項をうまく統合し、自らのひらめきを改良して創造性を発揮し、実用的な用途と成功する結果にビジョンを定めました。新しい製品コンセプトを生み出すことはこれと変わりませんが、この情報の統合を行うために割り当てられた時間は、疑いなくはるかに短いという点が異なります。多くの発明家や技術革新者は人生の大半を費やして、顧客のニーズ、可能性のあるソリューション、適用できる技術を処理して組み合わせ、革新的なコンセプトを生み出しました。しかし、現在の概念設計者は短時間で技術革新を生み出す緊急性に迫られており、この複雑なプロセスを数ヵ月、数週間、または数日で完了することをしばしば要求されます。

経済がますますグローバル化し、技術が急速に発展する中、製品開発組織は、一貫して製品技術改革を他社に先駆けて達成するために、概念設計サイクルを短縮化する課題に直面しています。同時に、開発、製造、供給、販売、および顧客チェーンの主な関係者とより密接なやり取りを行う必要もあります。革新的な製品アイデアはさまざまな場所から生み出されます。ますます分散しているユーザー、顧客、販売業者、パートナー、マネージャ、マーケティング担当者、販売プロフェッショナルと概念設計をつなぐことができる機能により、技術改革を促進できます。SOLIDWORKS Conceptual Designerが提供するツールを使用して、このような重要な関係者と、安全で管理され、ソーシャルにつながったオンライン コミュニティを通じてやり取りすることは、コラボレーション レベルをより迅速に高めるだけでなく、より革新的な顧客主導型の設計コンセプトを生み出します。

ソーシャル イノベーションは、市場の主な関係者の声、専門知識、および洞察が単一の動的な設計コミュニティを形成するときに起こります。これにより、革新的な製品コンセプトの開発が影響を受けて、導かれ、育成されます。SOLIDWORKS Conceptual Designerのようなソーシャル ネットワーク スタイルのコミュニケーションをサポートするコンセプトモデラーを使用することで、メーカーは、特定の設計コミュニティの意見、フィードバック、および視点をすべてやり取りし、記録し、取り込む機能を活用できます。

Page 3: 製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用 2

既成の枠を越えた新しい着想 - ソーシャル ツールが革新的なコンセプト開発を促進製造企業は、これまで、組織外から市場の洞察や製品アイデアを獲得しようと尽力してきました。市場調査からフォーカス グループ、お客様の声プログラムにいたるまで戦略を駆使して、製造企業は過度の内面化した製品開発の傾向を解消して、新しい着想を促進するために長い間、外部の視点を求めてきました。通常、技術革新は同じことを同じ方法で繰り返し行うことからは生み出されません。特にユーザーや顧客の外部からの視点を得ることは、製品開発グループが現状満足の枠を越えて、概念設計での技術革新を促進するのに役立ちます。

しかし、従来の顧客アウトリーチ プログラムは、いつも効果的かつ効率的で信頼性が高いとは言えません。これらの実施コストは高価で、あいまいな結果が生成され、設計者との直接的なコラボレーションをサポートできることは稀です。また、概念設計に顧客の真の声を反映するには、単一または限定された数のコミュニケーションや接触では不十分です。顧客の視点を正確に捉えるのは繰り返しのプロセスで、オープンで流動的でありながら、管理およびコントロールされている情報の流れが必要となります。重要なのは、顧客の視点だけではありません。サプライヤ、パートナー、販売業者から、経営、財務、見積り、調達、製造、マーケティング、販売プロフェッショナルなどの社内関係者にいたるまで、その他の関係者からの意見とフィードバックを収集することも、新しいアイデアとコンセプトをひらめくために貴重です。

概念設計の一環として、社内外の関係者とのやり取りの効果を最大限に高めるには、綿密なコミュニケーションではなく、綿密ではないが管理されたやり取りに基づいた、新しいコミュニケーションのパラダイムが必要です。過去に主な関係者間のコラボレーションをサポートする取り組みは、綿密なミーティング、訪問、電話会議、およびアンケートに依存していました。ソーシャル ネットワーク モデルのコミュニケーションを製品開発に適用することで、メーカーは技術革新の利点を実現するという共通の関心を持つ関係者間で、安全で管理されているが綿密ではないコミュニケーションをサポートできます。24時間365日、複数のデジタル デバイスから新しいコンセプトに関する意見の投稿、フィードバックの提供、ガイダンスの提案をリアルタイムで実行できます。これにより、インスタント メッセージ、チャット、イメージング、好き/嫌いの判定など、関係者はソーシャル ネットワークを構築する同じツールを活用して、技術革新に向けた取り組みを促進するネットワーク化された概念設計コミュニティを確立できます。

Page 4: 製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用 3

製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用ソーシャル ネットワーク イノベーションを概念設計に活用する重要な利点は、主な関係者との製品開発に関するより効率的で効果的なコミュニケーション システムですが、戦略的な設計コミュニティを設計者のモデリング環境に直接接続するには、コミュニケーションをフィルタリングおよび管理するコントロール システムも必要です。ソーシャル コミュニケーションが十分に管理された場合、設計者の開発環境に設計コミュニティがつながることで、さまざまな追加の競争上の優位性がもたらされます。製造企業は概念設計でコミュニケーション ネットワークの数多くの利点を活用して、革新的な製品コンセプトの開発を推進できます。

アイデアの増加ソーシャルにリンクした設計コミュニティを概念設計に適用する最大で明白な利点は、新しい製品アイデア数の大幅な増加です。社内で生み出されたアイデアまたはコンセプトのみに依存する代わりに、メーカーは、製品の開発、設計、生産、流通、マーケティング、販売、および使用に携わるすべての人の見解、経験、および視点を活用できます。これらアイデアはすべて採用される、または利益を出すわけではありませんが、新しいコンセプトが大量に提案されることで、概念設計プロセスの成果として技術革新が強化される結果となります。

Page 5: 製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用 4

動的で流動的なコミュニケーションソーシャル ネットワークの設計コミュニティでは、より動的かつ流動的で、綿密ではないコミュニケーションが可能なため、製品開発組織は概念設計への取り組みの結果を改善できます。ソーシャル モデルのネットワーク内で、ライブ チャット、モデルの共有、リアルタイムのコミュニケーションなどを利用した柔軟なやり取りが、時や場所に関係なくできることで、ミーティングの数を減らせるだけではなく、受け取る意見やフィードバックが高品質で優れたものとなります。動的なソーシャル コミュニケーションにより、設計者はフィードバックを取得してコンセプトを反復検証し、革新的な設計をより迅速にまとめることができます。ネットワーク設計コミュニティでは、従来は不可能だった方法でコンセプトやアイデアを視覚的に伝達および交換できます。このコミュニケーション方法の改善により、メーカーは広く分散された知識や組織内に埋もれていた才能を活用できます。

幅広い合意による生産性の向上つながりを持つ設計コミュニティの影響は、企業全体でコンセプトの革新に関する合意を形成する能力にも及びます。さまざまな部門の専門家が新しい開発コンセプトに関してより明確な情報を得ることができ、そのプロセスに関与している当事者意識さえ感じることができます。このつながりの感覚が、製造組織全体で技術革新に対する情熱、興奮、およびサポートを引き起こし、製品開発に強い焦点を当てることで生産性が向上します。製品開発に対してより幅広い合意を得られることで、企業内のより多くの人が関与することになり、市場投入までの期間の短縮や品質の改善を実現できます。

Page 6: 製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用 5

より大きな成功を収める製品の開発概念設計の究極の目標は、成功を収めて業績を上げる製品につながる、新しいコンセプトと技術革新を生み出すことです。コンセプト開発を社内外のリンクされた設計コミュニティでサポートすることで、メーカーは、より直接的な顧客とのやり取りを通じて、成功の可能性を高めることができます。設計者はこれらの顧客とのつながりを使用して、ソーシャル イノベーションを取り入れて全体的なユーザーまたは顧客体験を改善できます。新しいコンセプト開発にユーザーの視点を取り入れることで、メーカーは特に工業製品または受注生産製品の追加の契約を獲得できるだけではなく、顧客満足度の高い製品を生産できるため、顧客ロイヤルティを構築できます。顧客が満足し、信頼することにより、メーカーは長期的な販売および収益の増加を実現できます。

知識の使用と管理の改善ソーシャル イノベーションを製品開発の概念設計に活用する上でしばしば見過ごされている利点は、設計コミュニティ内のやり取りを記録できる機能です。これにより、メーカーは企業内または顧客ベースを通じて存在する知識を発見、使用、および管理できます。製品開発組織が、新たに生まれた、または既存の製品知識のデータとコミュニケーションの記録を管理できることで、ソーシャルにつながりを持つ設計コミュニティは将来の開発の豊かな土壌を育成できます。最初に意図した用途に採用されなかったアイデアやコンセプトは、他の用途や設定で価値があるかもしれません。また、ソーシャルなやり取りにおける設計のドキュメントは、コンセプト開発に関するアイデアや思考プロセスを記録するため、担当者が退社してもその知識は社内に残ります。

よりよい関係の構築概念設計プロセスの主な関係者がコミュニティに参加することで、製造組織内外の重要な仕事上の関係が構築され、発展し、強化されます。ソーシャル コミュニケーション フレームワーク内で、製品技術革新の発展を目的として設計者とやり取りする顧客、サプライヤ、およびパートナーは、ある種の帰属感を持ち、自らの見解が重視されることを理解し、製品の成功に常に関心を持ちます。このコミュニティに属する感覚は製造企業内でも拡大します。以前には接触のなかった部署、施設、オフィスの人々が同じチームの貴重なメンバーになります。設計者およびエンジニアは、技術部門以外の人や現場中心の専門家と関係を築き、チームワークとサポートを高めることができます。

Page 7: 製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用 6

SOLIDWORKS CONCEPTUAL DESIGNER - ソーシャル イノベーションを概念設計に活用 ダッソー・システムズは、動的で流動的なコミュニケーション用のソーシャル ネットワーク モデルをSOLIDWORKS Conceptual Designerに導入しています。この柔軟性の高いクラウドベースの単一モデリング環境は、ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームの強力な機能を活用して、新しいコンセプト開発における技術革新を促進します。このソフトウェアでは、実際のモデリング アプリケーション内で設計者を拡張した設計コミュニティと安全につなげることで、製品開発組織が概念設計の重要な部分としてソーシャル イノベーションを組み込むことができるようにします。

コミュニティとつながった統合モデリング環境SOLIDWORKS Conceptual Designerを使用して、設計者はモデリング環境を離れる必要なく、社内外の主な関係者との幅広いコミュニケーションを確立、コントロール、および管理できます。顧客、サプライヤ、パートナー、同僚とのコラボレーションのために急いで電子メールを開けたり、アプリケーション間を切り替えたり、ミーティングのスケジュール調整をしたりする必要はありません。SOLIDWORKS Conceptual Designerでは、つながりを持つ設計コミュニティのメンバーとのコミュニケーションは、コンセプトモデルを作成した同じ開発環境内で、ライブ ャット、モデルの共有、リアルタイムのコミュニケーションなどを通じて行われ、設計者は実際の設計コンセプトについてリアルタイムで作業しながら、貴重な意見やフィードバックを検討して取り入れる柔軟性を持ちます。

Page 8: 製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用 7

顧客、エンジニアリング、およびビジネス要件を統合SOLIDWORKS Conceptual Designerのソーシャルにつながったコミュニケーション機能は、顧客、エンジニアリング、製造、販売、およびビジネス要件を革新的な製品コンセプトに統合するという通常困難なプロセスを支援します。特定の設計コミュニティを構成するさまざまな関係者と、多数のミーティングのスケジュール調整をしたり、頻繁に電話をかけたり、多くのやり取りを行ったりする代わりに、設計者はソフトウェアのソーシャル ネットワーキング ツールを活用して、ソーシャル ネットワークのように、すばやく、簡単に、すべての重要な関係者と同時に連絡を取ることができます。大幅に時間を節約して繰り返しの作業を避けることができるほか、設計者はすべてのコミュニケーションをモデリング環境で直接集中して行えるため、さまざまな製品要件を1つの革新的なコンセプトに集約するプロセスをはるかに簡単に行えます。

リアルタイムのソーシャル ネットワーク コミュニケーションとコラボレーションSOLIDWORKS Conceptual Designerでは、ダッソー・システムズは概念設計プロセスに現在利用可能な最高のソーシャル ネットワーキング技術を適用しています。家族や友人のグループを中心としたデジタル コミュニティを構築する代わりに、このソフトウェアは、革新的な製品の開発への関心を共有する、社内外のグループから選択された個人で構成される製品設計コミュニティを確立して、その関与を活用できるように設計されています。SOLIDWORKS Conceptual DesignerはクラウドおよびWebをベースとしているため、コミュニティのメンバーは、ワークステーション、デスクトップ、ラップトップ、タブレット、スマートフォンを含む、あらゆるデジタル プラットフォームからいつでも利用できます。SOLIDWORKS Conceptual Designerでは、リアルタイムのソーシャル ネットワーク コミュニケーションとコラボレーションをサポートしているため、ソーシャル イノベーションが製品開発プロセスの重要な部分となっています。

ソーシャル イノベーションの安全なパス個人情報保護に関する懸念がある従来のソーシャルネットワーク技術とは異なり、 SOLIDWORKS Conceptual Designerは組み込みアクセス管理コントロールと安全なクラウドベースのアーキテクチャを備え、製品開発のソーシャル イノベーションを投入するための安全なパスを作成できます。さらに設計者は、特定の設計コミュニティで共有する情報、および共有する相手を管理できます。設計者はすべてのコミュニケーションを受け取ることができますが、コミュニティの他のメンバーは、設計者が招待して共有または送信したコンテンツのみ、アクセスして表示できます。このアプローチは、主な関係者の重要な貢献を最大限に活用すると同時に、メーカーの貴重な知的財産に追加される革新的なアイデアとコンセプトを保護します。

Page 9: 製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用 8

柔軟性の高いコミュニケーションSOLIDWORKS Conceptual Designerが従来の設計システムと大きく異なる点は、設計コミュニティでつながっているメンバーはCADソフトウェアを必要としないことです。設計者はローカル マシンにインストールされたソフトウェア内、またはWebブラウザから、SOLIDWORKS Conceptual Designerのクラウドベース機能にアクセスしますが、コミュニティの他のメンバーはコミュニケーションのために特別なタイプのソフトウェアを必要としません。必要なのは、ワークステーション、ラップトップ、タブレット、スマートフォンなど任意のデジタル デバイス上で稼働する標準的なWebブラウザのみです。この柔軟性により、設計コミュニティ内のやり取りが改善され、概念設計者は3次元チャット、インスタント メッセージ、モデル スナップショット、および設計マークアップ ツールを使用して設計情報を共有できます。このような作業では以前はチームのすべてのメンバーがCADシステムまたはビューアをインストールする必要がありました。

Page 10: 製品開発における概念設計で ソーシャル イノベーションの利点 … · 製品開発における概念設計でソーシャル イノベーションの利点を活用

© 2

015

Das

saul

t Sys

tèm

es. A

ll ri

ghts

rese

rved

. 3D

EXP

ERIE

NCE

® 、Co

mpa

ssア

イコ

ンお

よび

3DSロ

ゴ、C

ATI

A、S

OLI

DW

OR

KS、E

NO

VIA

、DEL

MIA

、SIM

ULI

A、G

EOVI

A、E

XALE

AD

、3D

VIA

、3D

SWYM

、BIO

VIA

、NET

VIB

ES、お

よび

3DEX

CITE

はア

メリ

カ合

衆国

、また

はそ

の他

の国

にお

ける

、ダッ

ソー

・シ

ステ

ムズ

また

はそ

の子

会社

の登

録商

標ま

たは

商標

です

。その

他の

ブラ

ンド

名や

製品

名は

、各所

有者

の商

標で

す。ダ

ッソ

ー・

シス

テム

ズま

たは

その

子会

社の

商標

を使

用す

る際

には

、書面

によ

る明

示の

承認

が必

要で

す。

MKT

CON

WP

JPN

0214

ダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームでは、12の業界を対象に各ブランド製品を強力に統合し、各業界で必要とされるさまざまなインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを提供しています。 ダッソー・システムズは、3Dエクスペリエンス企業として、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードするダッソー・システムズのソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をより良いものとするためにバーチャル世界の可能性を押し広げています。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約19万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。

アメリカ大陸Dassault Systèmes SolidWorks Corporation175 Wyman StreetWaltham, MA 02451 USA+1 781 810 [email protected]

アジア - 太平洋 ダッソー・システムズ株式会社〒 141-6020東京都品川区大崎 2-1-1ThinkPark Tower

ソリッドワークス・ ジャパン株式会社東京本社+81-3-4321-3600大阪オフィス[email protected]

ソーシャル コラボレーションの透明な管理ソーシャルにつながった設計コミュニティを効果的にする非常に重要な要件は、各概念設計コミュニティ内で起きている情報のやり取りや交換をすべて記録して保管することです。SOLIDWORKS Conceptual Designerは、概念設計のコラボレーション中のすべてのソーシャルなやり取りを、クラウド内に配置されたデータベースで自動的かつユーザーが意識することなく記録、保持、および管理します。このソリューションは、将来の参照や使用のために、ライブ チャット セッションを含むソーシャル コミュニケーションを記録して保管します。設計者が新しいコンセプトに関して行ったすべての話し合いは、成功例、失敗例、今後発見される技術革新を含めて、将来使用するために保管および保護され、製品開発組織はこの貴重な関係者からの情報を保持して継続的に活用できます。

SOLIDWORKS CONCEPTUAL DESIGNERはソーシャル イノベーションを使用して製品開発の成功を促進ソーシャル ネットワーク コミュニケーション フレームワークを概念設計の一部として組み込むことで、製品開発の技術革新の強化を促進できます。企業、顧客ベース、サプライ チェーン、販売チェーン内に存在する貴重なアイデア、知識、経験、および視点を概念設計に集約する効果的な方法を提供することで、メーカーは新しい製品アイデア開発における技術革新を促進できます。SOLIDWORKS Conceptual Designerは、ソーシャル イノベーションの競合上の利点を今日の製品開発組織に提供します。

ソーシャル ネットワーキング ツールを設計者のモデリング環境に導入することで、 SOLIDWORKS Conceptual Designerは、メーカーが設計者を、顧客を含む社内外の主な関係者の意見、視点、および貢献とつなげることを可能にします。強力なダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォームを使用して、SOLIDWORKS Conceptual Designerは拡張した設計コミュニティの意見、フィードバック、および洞察を概念設計プロセスに注入し、より革新的で成功を収める製品を実現します。この強化されたコミュニケーション レベルにより、メーカーは、より戦略的な技術革新、一貫した生産性の向上、効果的な社内外の関係の構築と同時に、概念設計における自動的な記録、保持、および管理を実現できます。ソーシャル イノベーションは製品開発組織が競争で優位に立つために重要です。SOLIDWORKS Conceptual Designerはこれを実現します。

SOLIDWORKS Conceptual Designerを使用して、概念設計を促進する透過的なデータ管理の利点をどのように活用できるかについて詳しくは、www.solidworks.co.jp をご覧になるか、03-4321-3600 までお電話でお問い合わせください。