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ビジネスのさらなる飛躍に向けて Webサイト刷新と同時にシステム基盤をAWSに移行 導入事例 Web サーバ(予約システム含む)/ DB(MySQL) 記載内容:2019 年 2 月現在 ホテルグリーンプラザさま “手作り感あふれるアットホームなおもてなし”を大切に、安達 事業グループ(本社:株式会社安達・グリーンワールド)の中核 としてレジャー事業を担う。8箇所のリゾートホテル、3箇所の ゴルフ場、2箇所のテーマパークに加え、スキー場/ブライダル施 設/会員制事業など多くの施設を全国に経営・運営。1958年創 業(グループ)。 業界を先駆け 2000 年前後から、独自開発の予約システムとホテルシステムを運用するホテルグリーンプラザ。予約システムを含む Web アプリケーションは外部のデータセンターを契約し運用していたが、保守やネットワークのコストが高額で、障害発生時の復旧に も時間を要するなどの課題があった。また、旅行・レジャービジネスの特性上、年間を通じて予約数の変動が大きく、ハイシーズンには 予約のアクセスが殺到して混雑し、ホームページで予約が取りづらくなるという問題がたびたび発生していた。しかしながら、ハイシー ズンにあわせてインフラ環境を強化するのはコストがかかる上に、それ以外の期間はオーパースペックでムダになるため実現できないま まであった。 その後、運用していたサーバの保守切れが迫ってきたことから、ハードウェアを含むシステム環境を一新して引き続き外部のデータセン ターを継続利用するか、この機会にシステムをクラウド(IaaS)に移行するかを検討することに。2020 年に向けたビジネス拡大を念頭に、 ホームページのリニューアルも動き出していたため、フロントからバックエンドまでの一大刷新プロジェクトとなった。 資本金/ 3 億 6,500 万円(レジャー事業)  本社所在地/〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-8-12 さくら堀留ビル6F レジャー・サービス業 約1,000 人 プロフィール 課 題 ハイシーズンの予約混雑問題を積み残したまま、ハードウェアの保守切れが迫る! 解 決 安心して導入するために、「マネージドクラウド with AWS」の選択は必然でした 2 ●マネージドクラウド with AWS 標準パック ●導入サポート(オプション、内容詳細は下記の通り) ・EC2 インスタンス立ち上げ、サーバ基本設定(Windows) ・NAT インスタンス立ち上げ、サーバ基本設定(Amazon   Linux) ・WebACL 作成、ルール作成 ・RDS インスタンス立ち上げ、基本設定(MySQL/Postgres) ・ELB 立ち上げ・基本設定 ・Route53 DNS ゾーン立ち上げ・レコード設定 ●マネージドクラウドポータル ●マネージドクラウドゲートウェイ(100Mbps 帯域) ●NURO アクセス スタンダード ●マネージドイントラネット Cisco Series 導入サービス AWS 利用サービス サービス利用開始 2018 年 5 月 初期費用 / 月額費用 80 万円台 / 20 万円台 EC2 RDS WAF Route53 たちで運用できる”をコンセプトに開発された独自の管理ツール「クラウドポータル」の存在が決め手となったという。 システム開発・運用面のパートナー:ビリーフワークス社がAWS の構成を決め、その設計に沿ってソニーネットワークコミュニケーショ ンズが基盤を構築。AWS Database Migration Service によるデータベース移行で若干試行錯誤があったものの、その後のデータ移 行自体はいたってスムーズに終え、現在 2019 年 10 月のカットオーバーに向けて検証作業が進んでいる。 企業の間でクラウド移行が主流となり、接続ネットワークの低コスト化が進んだ今、外部データセンターからクラウドに移行すれば、ハ イシーズンだけ気軽にスケールできムダも発生しないと考えた同社。Linux の既存システムをそのまま移行させることを想定し、主要な クラウドサービス(IaaS)の中から AWS を選定することに。IaaS に関する実績やノウハウがなかったため、複数の導入支援パートナー に声をかけて比較検討した結果、ソニーネットワークコミュニケーションズの「マネージドクラウド with AWS」を選定するに至った。 AWS の公式サイトで情報収集を進める過程で少々とっつきにくさを感じていたが、マネージド型なら安心して任せられること、ネット ワーク専門ベンダだけに専用線サービス「AWS Direct Connect」がリーズナブルな価格で導入できること、そしてなにより、“自分 AWS WAF:ウェブアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃をブロックするウェブアプリケーションファイアウォール Route 53:可用性と拡張性に優れたクラウドのドメインネームシステム (DNS) ウェブサービス。 IPv6 にも完全準拠 NURO アクセス:下り最大 2Gbps、固定 IP1 個と稼働率 99.9%の SLA を標準装備のハイグレードインターネット接続サービス ELB CloudWatch マネージドクラウド with AWS 選定の理由 はじめてのAWSでも、マネージド型で安心して導入できる AWS専用線サービス「AWS Direct Connect」の 料金がリーズナブル 「クラウドポータル」により、 自分たちで運用管理しコスト削減 1 2 3 まだ検証段階なので試算レベルですが、外部のデータセンター利用と比べ、1 カ月間のコストが 2 ~ 3 割 削減できそうです。開発用の EC2 インスタンスは夜間停止してムダなコストを排除するよう設定していま す。現状、予約データはオンプレミスの SQL Server にあり、RDS にはホームページでプランごとの料 金などを表示するためのテーブル情報のみ保存される構成(リアルタイムでデータを反映)で、オンプレ ミスの障害でデータロストしてしまうリスクがあるため、将来的にはオンプレミスと AWS の両方で予約 データを持ち冗長化することで BCP を強化したいと思います。 お客さまの RDS for MySQL お客さま インターネット EC2 (Web/AP) ELB (ALB) Direct Connect クラウド ゲートウェイ NURO アクセス 予約システム / ホテルシステム (SQL Server) 運用センター (ビリーフワークス) 本社 各拠点 AWS WAF Cloud Watch Route 53 VPN

ビジネスのさらなる飛躍に向けて Webサイト刷新と同時に ......AWS Database Migration Serviceによるデータベース移行で若干試行錯誤があったものの、その後のデータ移

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Page 1: ビジネスのさらなる飛躍に向けて Webサイト刷新と同時に ......AWS Database Migration Serviceによるデータベース移行で若干試行錯誤があったものの、その後のデータ移

ビジネスのさらなる飛躍に向けてWebサイト刷新と同時にシステム基盤をAWSに移行

導入事例 Web サーバ(予約システム含む)/ DB(MySQL)

記載内容:2019 年 2月現在

ホテルグリーンプラザさま

“手作り感あふれるアットホームなおもてなし”を大切に、安達事業グループ(本社:株式会社安達・グリーンワールド)の中核としてレジャー事業を担う。8箇所のリゾートホテル、3箇所のゴルフ場、2箇所のテーマパークに加え、スキー場/ブライダル施設/会員制事業など多くの施設を全国に経営・運営。1958年創業(グループ)。

業界を先駆け2000年前後から、独自開発の予約システムとホテルシステムを運用するホテルグリーンプラザ。予約システムを含む

Webアプリケーションは外部のデータセンターを契約し運用していたが、保守やネットワークのコストが高額で、障害発生時の復旧に

も時間を要するなどの課題があった。また、旅行・レジャービジネスの特性上、年間を通じて予約数の変動が大きく、ハイシーズンには

予約のアクセスが殺到して混雑し、ホームページで予約が取りづらくなるという問題がたびたび発生していた。しかしながら、ハイシー

ズンにあわせてインフラ環境を強化するのはコストがかかる上に、それ以外の期間はオーパースペックでムダになるため実現できないま

まであった。

その後、運用していたサーバの保守切れが迫ってきたことから、ハードウェアを含むシステム環境を一新して引き続き外部のデータセン

ターを継続利用するか、この機会にシステムをクラウド(IaaS)に移行するかを検討することに。2020年に向けたビジネス拡大を念頭に、

ホームページのリニューアルも動き出していたため、フロントからバックエンドまでの一大刷新プロジェクトとなった。

資本金/3億6,500万円(レジャー事業) 本社所在地/〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-8-12 さくら堀留ビル6F

レジャー・サービス業 約1,000人

● プロフィール

課 題 ハイシーズンの予約混雑問題を積み残したまま、ハードウェアの保守切れが迫る!

解 決 安心して導入するために、「マネージドクラウド with AWS」の選択は必然でした

2

●マネージドクラウドwith AWS 標準パック●導入サポート(オプション、内容詳細は下記の通り) ・EC2インスタンス立ち上げ、サーバ基本設定(Windows) ・NATインスタンス立ち上げ、サーバ基本設定(Amazon    Linux) ・WebACL作成、ルール作成 ・RDSインスタンス立ち上げ、基本設定(MySQL/Postgres)

 ・ELB立ち上げ・基本設定 ・Route53 DNSゾーン立ち上げ・レコード設定●マネージドクラウドポータル●マネージドクラウドゲートウェイ(100Mbps 帯域)●NUROアクセス スタンダード●マネージドイントラネット Cisco Series

導入サービス

AWS利用サービス

サービス利用開始 2018年 5月 初期費用 / 月額費用 80万円台 / 20万円台

EC2 RDS WAF Route53

たちで運用できる”をコンセプトに開発された独自の管理ツール「クラウドポータル」の存在が決め手となったという。

システム開発・運用面のパートナー:ビリーフワークス社がAWSの構成を決め、その設計に沿ってソニーネットワークコミュニケーショ

ンズが基盤を構築。AWS Database Migration Service によるデータベース移行で若干試行錯誤があったものの、その後のデータ移

行自体はいたってスムーズに終え、現在2019年 10月のカットオーバーに向けて検証作業が進んでいる。

企業の間でクラウド移行が主流となり、接続ネットワークの低コスト化が進んだ今、外部データセンターからクラウドに移行すれば、ハ

イシーズンだけ気軽にスケールできムダも発生しないと考えた同社。Linux の既存システムをそのまま移行させることを想定し、主要な

クラウドサービス(IaaS)の中からAWSを選定することに。IaaSに関する実績やノウハウがなかったため、複数の導入支援パートナー

に声をかけて比較検討した結果、ソニーネットワークコミュニケーションズの「マネージドクラウド with AWS」を選定するに至った。

AWSの公式サイトで情報収集を進める過程で少々とっつきにくさを感じていたが、マネージド型なら安心して任せられること、ネット

ワーク専門ベンダだけに専用線サービス「AWS Direct Connect」がリーズナブルな価格で導入できること、そしてなにより、“自分

AWS WAF:ウェブアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃をブロックするウェブアプリケーションファイアウォールRoute 53:可用性と拡張性に優れたクラウドのドメインネームシステム (DNS) ウェブサービス。 IPv6 にも完全準拠NUROアクセス:下り最大2Gbps、固定 IP1個と稼働率99.9%の SLAを標準装備のハイグレードインターネット接続サービス

ELB CloudWatch

マネージドクラウド with AWS選定の理由

はじめてのAWSでも、マネージド型で安心して導入できる

AWS専用線サービス「AWS Direct Connect」の料金がリーズナブル

「クラウドポータル」により、自分たちで運用管理しコスト削減

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3

まだ検証段階なので試算レベルですが、外部のデータセンター利用と比べ、1 カ月間のコストが 2~ 3 割

削減できそうです。開発用の EC2 インスタンスは夜間停止してムダなコストを排除するよう設定していま

す。現状、予約データはオンプレミスの SQL Server にあり、RDS にはホームページでプランごとの料

金などを表示するためのテーブル情報のみ保存される構成(リアルタイムでデータを反映)で、オンプレ

ミスの障害でデータロストしてしまうリスクがあるため、将来的にはオンプレミスと AWS の両方で予約

データを持ち冗長化することでBCPを強化したいと思います。

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