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2018年度決算 プルデンシャル生命の現状 2019

プルデンシャル生命の現状 2019プルデンシャル・ファイナンシャル・インク(Prudential Financial, Inc.)は、世界最大級の金融サービス機関のひとつです。140年以上の歴史

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2018年度決算

プルデンシャル生命の現状 2019

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1

一生、愛すると誓った、パートナー。

生涯をかけて守り抜きたい、家族。

でも、そんな大切な人たちの人生と

自分の人生の終わりは、一緒には訪れません。

すべては、かけがえのない人の毎日を守るために。

わたしたちは、「人生最後のラブレター」と言われる

生命保険をお預かりし続けてきました。

そのラブレターが届くとき、あなたはいません。

それでも想いは時を超え、

愛する人の中で生き続けていく。

わたしたちがお預かりしているのは、

そんな大切な人への愛と、責任です。

たくさんのお客さまにお預けいただき、

想いをお届けしてきた30余年。

その信頼こそ、わたしたちの誇りです。

大切な人への愛を、一生涯のその先へ。

創業からの変わらぬ決意を、これからも。

愛をお預かりする、

愛をお届けする。

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・ごあいさつ� 3�

・企業理念� 4�

・プルデンシャル生命の概要� 5

・プルデンシャル・ファイナンシャルの概要� 6�

・プルデンシャル生命の特色� 7

・自己研鑽(MDRT・JAIFA)� 8�

・生命保険信託� 9�

・教育システム� 11

・2018年度業績ハイライト� 13

・お客さま本位の業務運営� 19�

・お客さまに対する情報の提供� 20

・お客さまサービス向上のための取り組み� 24

・適切な保険金等のお支払いのための取り組み� 28

・コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)� �29

・持続可能な開発目標(SDGs)               達成に向けた弊社の取り組み� 41

・企業理念推進� 43

・主な社会貢献活動� 44

・環境への取り組み� 46�

・多様化推進への取り組み� 48

本誌は、「保険業法第111条」 に基づいて作成した資料です。

「ライフプランナー®」は、ザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカの登録商標です。

2019年7月作成

会 社 概 要 編

C O N T E N T S

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ごあいさつ

 平素はプルデンシャル生命保険をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

 当社は、世界最大級の金融サービス機関プルデンシャル・ファイナンシャルの一員として1987年10月に設立されました。

 ライフプランナーによるコンサルティング・セールスという独自のビジネスモデルは、多くのお客さまからご支持をいただき、2018年度は保有契約高が創業以来30期連続の純増となりました。

 当社のライフプランナーは、保険の「加入時におけるコンサルティング」だけではなく、「加入後のメンテナンス」を経て「保険金のお届けに至る」まで、生涯にわたるパートナーとしてお客さまをお支えする誇りと責任を持ち、日々研鑽に努めております。

 その結果を表す指標のひとつとして、Million Dollar Round Table(MDRT)日本会における当社の会員数は22年連続で第1位※1となりました。また、大手調査会社J.D. パワー社による「生命保険契約満足度」「生命保険保全手続満足度」「生命保険金請求対応満足度」の全3調査で、お客さまから2年連続でナンバーワン※2の評価をいただきました。

 これからも一人でも多くのお客さまにご満足、ご安心いただける保障をお届けするべく、ライフプランナーをはじめ社員一同尽力してまいります。

 今後も引き続き、ご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

2019年7月

※1 2019年4月1日時点 MDRT日本会調べ※2 J.D. パワー社の顧客満足度調査については、P5をご覧ください。

代表取締役社長 兼 最高経営責任者

ごあいさつ

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企業理念

 プルデンシャル生命は「日本の生命保険事業の在り方に変革をもたらし、日本の生命保険市場において顧客から最も信頼される会社となる」ことをビジョンに掲げ、1987年に創業しました。 今までも、これからも、当社はライフプランナーを通じて、お客さまお一人おひとりに最適な生命保険を提供してまいります。

企業理念

We are the Prudential

・信頼に値すること (Worthy of Trust)・顧客に焦点をあわせること (Customer Focused)・お互いに尊敬しあうこと (Respect for Each Other)・勝つこと (Winning with Integrity)

Core Values

Vision

Mission

Strategy

 我々は、日本の生命保険事業の在り方に変革をもたらし、日本の生命保険市場において顧客から最も信頼される会社となる。

 我々は、顧客の一人一人が経済的な保障と心の平和を得ることができるように、最高のサービスを提供することを使命とする。

 我々は、生命保険の真のプロフェッショナルであるライフプランナーを育成し、一人一人の顧客に対してニードセールスを行い、保険金をお届けするまで一生涯に亘りパーソナルなサービスを提供する。

 プルデンシャル生命の社員は、生命保険業を通じ、社会に貢献しようとする強固な意志で結ばれています。 我々には、時代を開拓する精神、生命保険の正しい在り方を追求する信念、そして、人間愛・家族愛の不朽の原理を伝える心があります。 我々は、Core Values、Vision、Mission、Strategyを指針に、自らの手によって時代を創造し続けます。

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 世界最大級の金融サービス機関、プルデンシャル・ファイナンシャルの一員であるプルデンシャル生命は1987年10月に創業しました。

 「生命保険のプロフェッショナルであるライフプランナーを通じて、お客さまに最高のサービスを提供する」という当社の方針は日本の多くのお客さまに受け入れられ、順調に業績を伸ばしています。

■ 本社所在地:東京都千代田区永田町2-13-10            プルデンシャルタワー■ 創業:1987年10月■ 資本金:290億円■ 代表取締役社長兼最高経営責任者:濱田 元房■ 総資産:5兆781億円

2019年 3月   保有契約高が30期連続の純増 保有契約高が40兆円に

プルデンシャル生命保険株式会社の概要(2018年度末)

2018年度の主なトピックス

J.D. パワーの顧客満足度調査「契約」「保全手続」「請求対応」の全3調査で2年連続No.1を受賞 契約時の対応への満足度である「契約」部門、契約後の対応への満足度「保全手続」部門、保険金・給付金請求時の満足度

「請求対応」部門の全3調査で、お客さまからナンバーワンの評価をいただきました。弊社は2018年に、同調査において史上初の全3調査での1位を受賞しており、2年連続となります。<調査概要>■ J.D. パワー 2019年 生命保険契約満足度調査*1、生命保険保全手続満足度調査*2、

生命保険金請求対応満足度調査*3■調査実施時期:2018年12月 ■調査手法:インターネット調査■出典:https://jdpower-japan.com *1…… 直近1年以内に生命保険を新規契約・更新手続きを行った顧客10,730名から

回答を得た結果 *2…… 生命保険加入後1年超経過し、直近1年以内に請求以外の手続・問い合わせを

行った顧客16,489名から回答を得た結果 *3…… 直近1年以内に生命保険金・給付金の申請手続きを行った顧客9,160名から回

答を得た結果

プルデンシャル生命の概要

プルデンシャルタワー(東京・永田町)

ドライデンカスタマーセンター(宮城・仙台市)

■ 保険料等収入:9,081億円■ 保有契約件数(個人保険+個人年金):398万3,385件■ 保有契約高(個人保険+個人年金):40兆3,998億円■ 支社数:144拠点■ 従業員数:6,256人  うちライフプランナー数:4,337人

生命保険契約満足度調査No.1

生命保険保全手続満足度調査No.1

生命保険金請求対応満足度調査No.1

5

プルデンシャル生命の概要

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プルデンシャル・ファイナンシャルの概要

プルデンシャル・ファイナンシャルの概要

 プルデンシャル・ファイナンシャル・インク(Prudential�Financial,�Inc.)は、世界最大級の金融サービス機関のひとつです。140年以上の歴史を誇り、米国、アジア、ラテンアメリカを中心に事業を展開しています。子会社および関連会社を通じて、生命保険、年金、退職関連業務、投資信託および資産運用を含む幅広い金融商品とサービスを提供しています。

■�設立:�1875年10月13日■�本社所在地:�米国ニュージャージー州ニューアーク市■�会長兼最高経営責任者:�チャールズ�F.�ラウリー■�事業内容:�生命保険、年金、退職関連業務、投資信託、資産運用■�総預かり運用資産:1兆4,560億USドル(2019年3月31日現在)■�株式公開:ニューヨーク証券取引所上場(略称:PRU)■�全従業員数:50,492人(2018年12月31日現在)■�生命保険の保有契約高:約4兆USドル(2018年12月31日現在)

プルデンシャル・ファイナンシャルの「ロック」マークとプルデンシャルの名前は、米国企業の歴史において、最も長く親しまれているブランドのひとつです。

プルデンシャル・ファイナンシャル本社ビル(米国�ニュージャージー州ニューアーク市)

プルデンシャル・ファイナンシャル会長兼最高経営責任者チャールズ�F.�ラウリー

プルデンシャル・ファイナンシャルの概要

韓国

プルデンシャル・ファイナンシャルが生命保険事業を展開している国や地域

中国

台湾インド

マレーシアインドネシア

日本

メキシコ

米国

ブラジル

アルゼンチン

プルデンシャル・ファイナンシャルは、米国『FORTUNE』誌の「2019年世界で最も称賛される企業®」ランキングの生命・医療保険部門で1位に選ばれました。このランキングは革新性、人材管理、企業資産の活用、社会的責任、経営の質、財務の健全性、長期的な投資価値、製品/サービスの品質、国際競争力の9つの基準により評価されます。出典:『FORTUNE誌(2019年2月)』©2019�Fortune�Media�IP�Limited.「FORTUNE」および「世界で最も称賛される企業」はタイム社の登録商標でありライセンス契約に基づいて使用されています。FORTUNEとタイム社はプルデンシャル・ファイナンシャルと資本関係にはなく、また、同社の製品やサービスを推奨するものでもありません。

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プルデンシャル生命の特色

プルデンシャル生命の特色

 当社がお届けするのは、全てオーダーメイドの生命保険です。そして、それを設計し、質の高いサービスと安心をお届けするのが、生命保険のプロフェッショナル、「ライフプランナー」です。  ライフプランナーは、生命保険の専門家の見地から、お客さま個々の状況とニーズを詳細に把握し、分析いたします。そして、お一人おひとりのニーズに最適な保障プランをご提供いたします。

 生命保険は、お客さまに万一のことが起こった際に十分な保障を得るために契約するものです。お客さまの年齢や職業、家族構成、人生設計、資産、年収などは人それぞれ異なります。それらによりお客さまにとっての必要な保障額も異なってきます。当然、生命保険のプランにはこれらの要素が全て考慮されるべきです。ですから、生命保険は本来オーダーメイドであることが重要だと考えています。

 そのため当社では、ライフプランナーがお客さまとご家族の生涯にわたるライフプランをお聞かせいただいています。そして、生命保険の専門家の見地から、それぞれの個別のニーズに合ったオーダーメイドの保障プランを設計する。それが、当社の考える生命保険です。

 ライフプランナーとお客さまの関係は、「ご契約いただいて終わり」ではありません。生命保険はお客さまに万一の事態が起こったときに役立つものであり、お客さまとライフプランナーの関係は長期にわたり続きます。  ですから、当社のライフプランナーは、単に生命保険をご提供するだけが仕事ではありません。お客さまの状況変化による生命保険の見直しや、保険金をお受け取りいただく際にも、お客さまお一人おひとりに合った方法があります。ここでもお客さまのことを理解し、お客さまと一緒になって考えるライフプランナーがお役に立ちます。  ライフプランナーは、お客さまとご家族に生涯にわたって安心をお届けすることを使命としています。

生命保険のプロフェッショナル、ライフプランナー

オーダーメイドにこだわる理由

ライフプランナーは生涯にわたるパートナーです

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自己研鑽(MDRT・JAIFA)

自己研鑽(MDRT・JAIFA)

 2019年度のMDRT日本会会員数6,309名*中、当社のライフプランナーは1,256名*を占めており、日本の生命保険会社の中で22年連続第1位*となっています。(*2019年4月1日現在�MDRT日本会調べ)

 生命保険販売の職業的水準を高め社会的信望を高めようとするMDRTの理念は、真に顧客の要望に応え得るプロフェッショナルの育成を第一義とする当社の経営理念とも完全に一致しています。

 当社のライフプランナーはMDRTプルデンシャル分会を組織し、全国各地で研修会などの自己研鑽活動を行いレベルの向上に努めています。また、MDRT日本会の活動にも多くのライフプランナーが携わっています。

 現在、当社のJAIFA会員数は4,581名です。 ライフプランナーだけでなく、所長や支社長という営業管理職の多くも入会しており、当社における入会率は91%という、生命保険各社の中でも非常に高い入会率となっています。(2019年4月1日現在)

 当初は、個々の営業社員が自主的な活動の1つとして会員となり、各都道府県にある地方協会において個別に活動していました。その後、当社の会社規模が拡大する中で、当社内の支社の枠を超えた営業社員同士の交流・自己啓発・相互研鑽の場として社員同士が声を掛け合うことで会員数が徐々に増加し、全国的に広まっていきました。そして、2014年に全国組織としてJAIFAプルデンシャル会が設立されました。会員自らの責任において積極的に活動することにより、顧客と会員相互の利益を創造するための会として営業社員自らの手で運営されています。 現在、プルデンシャル会のもとに全国で12ブロックを組織し、各ブロックにおいて会員同士の交流と研鑽を目的とした研修会を実施し、質の高いライフプランナー集団の育成に努めています。

MDRT日本会会員数 No.1

JAIFA入会率 91%

■ Million Dollar Round Table(MDRT)とは 1927年に発足したMillion�Dollar�Round�Table�(MDRT)は、卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの組織です。世界中の生命保険と金融サービス専門家66,000名以上が所属する独立したグローバルな組織として、500社、72カ国で会員が活躍しています。会員は専門家として豊富な知識を有し、厳しい倫理規定を遵守し、卓越した顧客サービスを提供しています。MDRT会員は国際的に生命保険と金融サービス事業の優績者であると評価されています。(2018年8月現在)

■ Japan Association of Insurance and Financial Advisors(JAIFA)とは 「公益社団法人�生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会」(英文名:Japan�Association�of�Insurance�and�Financial�Advisors)とは、生命保険営業職員が、社会貢献活動や自らの向上を目指して1962年9月に設立されました。1970年9月には社団法人として、さらに2012年4月1日から公益社団法人として認定を受け、公益的役割を担う生命保険事業の健全な発展と広く社会に貢献することを目的に活動をしています。 2019年3月31日現在、日本全国で38,876名の会員を有しています。

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生命保険信託

生命保険信託

 プルデンシャル生命では創業以来、「ライフプランナーによるコンサルティングセールス」という独自のビジネスモデルを展開し、お一人おひとりのお客さまに対し、適切な保障プランの提供を続けてきました。また、創業以来、保険金を100%お支払いすることを使命としてまいりました。そして、当社が最も大切にしているのは、お客さまがお亡くなりになった際、お預かりしているご契約に基づき、保険金を100%適切に、正しい方法でお支払いするということです。

 これまで多くの保険金をお支払いしてきた中で、お支払いした保険金が必ずしもお客さまの意図した通りに使われないケースもありました。特に、保険金の受取人が未成年で親権者がお一人の場合や、保険金受取人であるお子さまに障がいがある場合、高齢の親御さまが受取人である場合などは、受け取った保険金の財産管理について不安が残るとの声がお客さまから寄せられていました。 このような声を受けて、2010年に当社は三井住友信託銀行(当時中央三井信託銀行)との提携を通じて生命保険信託を日本で初めて共同開発いたしました。 その後、当社の100%子会社として「プルデンシャル信託株式会社」を設立し、2015年10月より営業を開始しました。これにより、生命保険信託をより多くの方にご利用いただくことを目指しています。

当社は、プルデンシャル信託株式会社および三井住友信託銀行株式会社の信託代理店です(信託契約代理店業務の種類:媒介)。信託報酬はそれぞれ異なります。また、信託の報酬等については別途消費税がかかります。

 生命保険信託は、生命保険の「財産創出機能」と信託の「財産管理機能」を組み合わせた信託商品です。 本商品をご利用いただき、死亡保険金を信託することによってお渡しする人・順番・渡し方などをあらかじめ柔軟に設計することができるようになります。当社は生命保険信託のご案内を通じて、保険金をお届けした「その後」まで、お客さまにトータルな安心をお届けします。 生命保険信託は、次のようなお客さまに特に喜ばれています。

    ●保険金受取人(受益者)の順番を指定しておきたいお客さま    ●ご夫婦双方に万が一のことがあった場合のお子さまが心配なお客さま    ●お子さまがいらっしゃらないご夫婦    ●シングルマザー、シングルファーザーのお客さま    ●再婚されたお客さま    ●障がいのあるお子さまがいらっしゃるお客さま    ●認知症や介護の必要なご家族を保険金受取人(受益者)に指定しておきたいお客さま    ●保険金受取人(受益者)の金銭管理能力に不安のあるお客さま

保険金を100%適切に、正しい方法でお届けする

保険金をお届けした「その後」までも、お客さまをサポートしたい

生命保険信託とは

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生命保険信託

生命保険信託

① 当社との間でご自身を被保険者とする生命保険契約を締結いただきます。② プルデンシャル信託との間で信託契約を締結いただきます。  (信託契約とは別に、当社との間で死亡保険金受取人変更手続きを行っていただきます。)③� 保険事故発生後、プルデンシャル信託が当社に対して保険金請求を行い、お支払いした保険金が信託財産となります。④ 信託契約で定められた方法により、受益者に対して金銭の交付が行われます。  ・交付のタイミングは、「一括・年・月」の3つから1つを選択いただくことができます。  ・受益者の状況に応じて交付金額を変更することができます(最大5パターンまで)。  ・�治療費、就学費用その他生活上必要不可欠な支出が発生した時は、必要額の「随時交付」を受けることがで

きます(請求書等の客観的な資料の提示が必要です)。⑤ 信託契約上、財産の交付先として「第二・第三」順位の受益者まで設定しておくことができます。⑥� 受益者が存在しなくなった時点で信託財産が残っている場合に備え、あらかじめ「残余財産帰属権利者」を設定することができます。⑦ 受益者等を手続き面でサポートしていただく指図権者をあらかじめ設定しておくことができます。

生命保険信託の仕組み(プルデンシャル信託株式会社の場合)

保険契約者(=被保険者)

・委託者

❼指図権者

❺❻受益者

第二・第三受益者残余財産帰属権利者

❶生命保険契約の締結

❸保険金の支払い

❷信託契約の締結❹信託財産として管理・交付 (財産交付)

受益者等を手続き面でサポート

死亡保険金受取人変更手続き(財産移転)

プルデンシャル信託受託者

プルデンシャル生命

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教育システム

教育システム

 生命保険のスペシャリストとしてクオリティーの高いサービスをご提供していくためには、生命保険はもちろんのこと、法律・税制・社会保障制度などに関する幅広い知識が必要です。当社のライフプランナーは、生命保険やその周辺知識を併せ持ったプロフェッショナルとして、お客さまのお一人おひとりにふさわしい保障プランを提供できるよう、様々なプログラムを通じて知識の修得に努めています。

 各トレーニング・プログラムについては、各単元での履修事項や時期が定められ、それぞれテキストや視聴覚教材が準備されています。

ライフプランナーの教育システム

入社前ライフプランナー

入 社

業界共通教育課程試験

その他

業界共通教育

1カ月目 4カ月目~ 15カ月目

専門課程試験

変額保険販売資格試験

継続教育制度

1.CIP 2.FTPキャリア・インフォメーション・プログラム

ファーストマンス・トレーニング・プログラム

3回(計6時間) 本社研修

支社研修

2カ月目 3カ月目

3.ITPイニシャル・トレーニング・プログラム

入社後2カ月~3カ月の期間に履修

4.BTP

O J T

ベーシック・トレーニング・プログラム

入社後4カ月~15カ月の期間に履修

営業教育体系図

販売開始

一般課程試験

応用課程試験

生命保険大学課程試験

1. CIP(キャリア・インフォメーション・プログラム) CIPは単なる会社紹介とは異なり、参加者が当社のライフプランナー制度、ニードセールスなどをシミュレーションを通して理解できるよう構成されており、情報提供であると同時に、入社前研修の役割も兼ねています。CIPは、1回2時間のセッションを3回、計6時間にわたって行われます。

3. ITP(イニシャル・トレーニング・プログラム) ITPは入社から2~3カ月の期間に実施されます。販売開始後、営業所長などからの実践トレーニングを通じて、知識・技術・姿勢に関する課題の発見とブラッシュアップを繰り返し、ライフプランナーとしての「活動習慣」を修得していきます。

2. FTP(ファーストマンス・トレーニング・プログラム) 入社したライフプランナーは、販売開始までの1カ月間、FTPを受けます。FTPでは、ライフプランナーとしての基本姿勢や生命保険営業に必要な基礎知識・技術だけではなく、遵守すべき法令などコンプライアンスについても修得します。

4. BTP(ベーシック・トレーニング・プログラム) BTPは、ライフプランナーの入社後4~15カ月の期間に、FTP・ITPで修得した内容についてより深く学び、復習していきます。ライフプランナーとしての「自立」を目指すプログラムです。

(2019年4月1日現在)

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教育システム

 支社長・営業所長などの営業管理職層は、優秀な人材を採用し有能なライフプランナーを育成するという重要な責務を担っています。そのため、新任時の集合研修をはじめ、各種のTTT(Training�the�Trainer�to�Train=トレーニング担当者のための研修・トレーニング)などを随時実施しています。

 質の高い営業活動を行うために、まずライフプランナー自身が「生命保険のプロフェッショナル」として高い資質を備えます。 一般課程試験、専門課程試験、変額保険販売資格試験、応用課程試験はもちろんのこと、最難関である生命保険大学課程試験(全6科目)についても2年間で修了することを前提とし、知識の修得に努めています。 ライフプランナーには、生命保険大学課程試験(全6科目)に合格し、かつ所定の成績要件を満たした者が取得できるトータル・ライフ・コンサルタント(TLC:生命保険協会認定FP)の取得を義務付けており、3,114名のライフプランナーが認定されています(2019年4月現在、CLU(認定生命保険士)含む)。

 「お客さま重視・法令等遵守」の視点を持ち続けていくために、「コンプライアンス、説明責任、保険金の支払い等のアフターサービス」などを中心とした教育を毎年継続・反復的に実施しています。

 特定の商品(外貨建保険、通貨指定型個人年金保険)については、入社後、社内の資格試験に合格した者だけが販売資格を取得できる制度を導入しています。この制度によって、お客さまに正確な情報提供を行うことができます。

マネジメント層への研修システム

業界共通教育課程試験

継続教育制度

社内販売資格制度

教育システム

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2018年度業績ハイライト

新契約について

保有契約について

02017年度 2018年度

4033万8,644件

(万件)

▼新契約件数

前年度比9.7%増

37万1,660件

20

02017年度末 2018年度末

400 378万510件

(万件)

200

▼保有契約件数

前年度末比5.4%増

398万3,385件

02017年度 2018年度

6

4兆337億円

(兆円)

3

▼新契約高

前年度比28.3%増

5兆1,758億円

02017年度末 2018年度末

40 38兆954億円

(兆円)

20

▼保有契約高

前年度末比6.0%増

40兆3,998億円

02017年度 2018年度

800 727億円

(億円)

400

▼新契約年換算保険料

前年度比11.4%増

810億円

02017年度末 2018年度末

8,000

6,614億円

(億円)

4,000

▼保有契約年換算保険料

前年度末比7.0%増

7,077億円

「新契約件数」は、新たにご契約いただいた保険契約の件数です。

「保有契約件数」は、ご契約いただいている保険契約の件数です。

※上記の件数と金額はいずれも個人保険および個人年金保険の合計を表したものです。

※上記の件数と金額はいずれも個人保険および個人年金保険の合計を表したものです。

「新契約高」は、新たにご契約いただいた保険契約の保障金額の総合計額です。

「保有契約高」は、個々のお客さまに対して生命保険会社が保障する金額の総合計額を表します。

「新契約年換算保険料」は、新契約について月払・年払・一時払等払込方法の違いを調整し、総払込保険料を保険期間で按分して、1年あたりの保険料に換算した金額です。

「保有契約年換算保険料」は、保有契約について、月払・年払・一時払等払込方法の違いを調整し、総払込保険料を保険期間で按分して、1年あたりの保険料に換算した金額です。

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2018年度業績ハイライト

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保険料等収入、保険金等支払金

基礎利益、経常利益、当期純利益

02017年度 2018年度

10,0008,590億円

(億円)

5,000

▼保険料等収入

前年度比5.7%増

9,081億円

02017年度 2018年度

8,000

4,859億円

(億円)

4,000

▼保険金等支払金

前年度比34.3%増

6,524億円

「基礎利益」について…… 当社のように株式会社形態で生命保険事業を営む多くの会社は、主に無配当保険を販売していますが、無配当保険は配当を行わない分、保険料を割り引いています。これに対して相互会社は主に有配当保険を販売しており、この配当の原資は剰余金として基礎利益に含まれます。そのため同規模の株式会社と相互会社を比較した場合、相対的に株式会社の基礎利益が小さくなります。

「保険料等収入」は、お客さまからお払い込みいただいた保険料や再保険収入による収益で、生命保険会社の収益の大部分を占めています。

「基礎利益」は、生命保険会社の本業における1年間の収益力を示す指標のひとつで、一般事業会社の営業利益や銀行の業務純益に近いものです。

「経常利益」は、経常収益と経常費用の差額です。経常収益の主なものは保険料等収入、資産運用収益などです。経常費用は保険金等の支払い、責任準備金等繰入額、資産運用費用、事業費などです。

「当期純利益」は、経常利益に特別利益を加え、そこから特別損失を差し引き、さらに法人税などを差し引いたものです。

「保険金等支払金」は、保険金、年金、給付金、解約返戻金およびその他返戻金等、お客さまに保険契約上お支払いさせていただいた金額を示すものです。※ 再保険契約による支払再保険料が含

まれます。

656億円

基礎利益

(2017年度 372億円)

907億円

経常利益

(2017年度 374億円)

646億円

当期純利益

(2017年度 269億円)

2018年度業績ハイライト

14

2018年度業績ハイライト

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総資産

ソルベンシー・マージン比率

解約・失効率、契約継続率

02017年度末 2018年度末

5 4兆8,651億円

(兆円)

2.5

前年度末比4.4%増

5兆781億円

「総資産」とは、有価証券等の運用資産、現金および預貯金、貸付金、その他非運用資産などの合計で、生命保険会社の事業規模を示す財務指標のひとつです。

ソルベンシー・マージンとは「支払余力」を意味し、大災害や株の大暴落など、通常の予測を超えて発生するリスクに対し、どの程度「支払余力」を有しているかを判断する行政監督上の指標のひとつです。200%を下回った場合には、監督官庁による業務の改善などの命令の対象となります。803.6%

(2017年度末 817.4%)

「修正前解約・失効率」は当該年度の解約・失効高を年始保有契約高で除して算出しています。

6.2%

修正前解約・失効率

(2017年度 4.9%)

「修正解約・失効率」は減額・増額および復活を考慮し、修正前解約・失効率を修正して算出しています。

8.1%

修正解約・失効率

(2017年度 6.8%)

「契約継続率」は保険金額をベースに算出しています。

95.4% 90.1%

13月目 25月目

契約継続率

(2017年度 95.4%) (2017年度 90.5%)

2018年度業績ハイライト

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2018年度業績ハイライト

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 プルデンシャル生命は、S&P グローバル・レーティング・ジャパン株式会社(S&P)から保険財務力格付けとして、「A+」の評価を得ています。また、株式会社格付投資情報センター(R&I)から保険金支払能力格付けとして、「AA-」の評価を得ています。

(いずれも2019年6月末現在)。※ 格付けは格付け会社の意見であり、また一定時点での数値、情報等に基づいたものであるため、将来的に変更される場合があ

ります。各格付けは、保険会社全体を評価しているものではなく、将来の保険金支払いなどについて保証しているものではありません。

格付け

資産の運用実績の概況(一般勘定)

逆ざや、不良債権残高

 当社ではALM(資産負債総合管理)の観点から、中長期的に安定した利息収入が得られる円建債券中心の運用を行っています。また、リスク分散を図りつつ、為替ヘッジを付した外貨建債券への投資にも取り組み、収益の向上を図っています。 2018年度末の一般勘定資産は、4兆8,080億円となり、前年度末に比べ2,096億円(4.6%増)の増加となりました。2018年度は増加資産を主に国内公社債及び貸付金に配分しました。この結果、2018年度末の資産構成は、国内公社債67.4%、国内株式0.6%、外国証券17.2%、その他の証券0.6%、貸付金8.7%、不動産0.1%となっています。 2018年度の利息及び配当金等収入は962億円となり、有価証券売却益などを加えた資産運用収益全体では1,274億円となりました。一方、資産運用費用は391億円となり、この結果、資産運用関係収支は882億円となりました。

 逆ざやはありません。 逆ざやとは、予定利率により見込んでいる運用収益が、運用環境の悪化により、実際の運用収支でまかなえない額が一部の契約で発生している状態のことです。

 2018年度末で3億円の不良債権残高があります。

S&P 保険財務力格付け R&I 保険金支払能力格付け

▼資産(一般勘定)の構成

公社債67.4%

外国証券17.2%

貸付金8.7%

株式 0.6%

※資産の構成には、貸倒引当金 (△0.0%)を含みます。

繰延税金資産 0.7%その他の証券 0.6%買入金銭債権 0.1%不動産 0.1%

その他 2.4%

現預金・コールローン2.1%

(定義) 保険会社が保険契約債務を履行する能力は高いが、上位2つの格付けに比べ、事業環境が悪化した場合、その影響をやや受けやすい。

(定義) 保険金支払能力は極めて高く、優れた要素がある。

2018年度業績ハイライト

A+ AAー

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2018年度業績ハイライト

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資産の状況について

年 度科 目

2018年度末

金額(百万円)

資産の部

現金及び預貯金 101,436買入金銭債権 5,523有価証券 4,387,869 (うち、国債・地方債・社債) 3,322,422 (うち、株式) 129,645 (うち、外国証券) 871,550貸付金 419,708有形固定資産 5,788無形固定資産 11,143再保険貸 27,616その他資産 84,204繰延税金資産 35,099貸倒引当金 △243資 産 の 部 合 計 5,078,145

負債の部

保険契約準備金 4,585,057 (うち、責任準備金) 4,561,041再保険借 44,801その他負債 139,714退職給付引当金 35,700役員退職慰労引当金 1,654価格変動準備金 61,309負 債 の 部 合 計 4,868,236

純資産の部

資本金 29,000資本剰余金 20,439利益剰余金 107,377その他有価証券評価差額金 47,971繰延ヘッジ損益 5,120純 資 産 の 部 合 計 209,908

負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計 5,078,145

貸借対照表(抜粋)

有価証券等の運用資産、現金および預貯金、貸付金、その他非運用資産などの合計で、生命保険会社の事業規模を示す財務指標のひとつです。2018年度末の総資産は、保有契約などの順調な増加を受けて、前年度末比4.4%増の5兆781億円となりました。

一般勘定の資産運用は、中長期的に安定した利息が得られる円建債券中心の運用を行っております。特別勘定の資産運用は、特別勘定資産の着実な成長と中長期的観点にたった収益の確保を目指しております。2018年度末の有価証券残高は4兆3,878億円です。

保険約款貸付と一般貸付があります。保険約款貸付には、保険契約者貸付と保険料振替貸付の2種類があります。2018年度末の貸付金残高は4,197億円です。

責任準備金とは保険会社が将来の保険金や給付金の支払のために積み立てている準備金のことです。2018年度末の責任準備金残高は4兆5,610億円です。

株式などの価格変動の著しい資産について、価格が将来下落したときに発生する損失に備えるために、保険業法に基づいて積み立てている準備金です。

2018年度末の資本金は、290億円です。

2018年度業績ハイライト

▪有価証券(有価証券残高)

▪責任準備金(責任準備金残高)

▪価格変動準備金

▪資本金

▪総資産

▪貸付金(貸付金残高)

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2018年度業績ハイライト

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収支の状況について

年 度科 目

2018年度

金額(百万円)

経常損益の部

経 常 収 益 1,039,139

保険料等収入 908,178

 (うち、保険料) 778,005

資産運用収益 127,412

 (うち、利息及び配当金等収入) 96,288

 (うち、有価証券売却益) 6,335

その他経常収益 3,549

経 常 費 用 948,410

保険金等支払金 652,419

 (うち、保険金) 89,041

 (うち、年金) 23,449

 (うち、給付金) 13,641

 (うち、解約返戻金) 147,162

責任準備金等繰入額 116,771

 (うち、責任準備金繰入額) 116,771

資産運用費用 39,495

 (うち、有価証券売却損) 3,241

 (うち、有価証券評価損) 73

事業費 117,759

その他経常費用 21,965

経 常 利 益 90,729特別損益の部

特 別 利 益 0

特 別 損 失 1,262

契約者配当準備金繰入額 126

税引前当期純利益 89,340

法人税及び住民税 26,553

法人税等調整額 △1,855

当期純利益 64,642

損益計算書(抜粋)

お客さまからお払い込みいただいた保険料や再保険収入による収益で、生命保険会社の収益の大部分を占めています。2018年度は9,081億円(前年度比5.7%増)となりました。

資産運用によって得られた利息や配当金、有価証券の売却益などが含まれます。

当年度末における責任準備金の積立必要額についての繰入額です。

資産運用収益を得るために必要な費用で、有価証券売却損や有価証券評価損が含まれています。

新契約の募集、保有契約の維持・保全や保険金等のお支払いに必要な費用が含まれています。一般事業会社の販売費及び一般管理費と似ています。

経常収益と経常費用の差額です。経常収益の主なものは保険料等収入、資産運用収益などです。経常費用は保険金等の支払い、責任準備金等繰入額、資産運用費用、事業費などです。2018年度は907億円となりました。

経常利益に特別利益を加え、そこから特別損失を差し引き、さらに法人税などを差し引いたものです。2018年度は646億円となりました。

生命保険会社の本業における1年間の収益力を示す指標のひとつで、一般事業会社の営業利益や銀行の業務純益に近いものです。2018年度は656億円となりました。

保険金、年金、給付金、解約返戻金およびその他返戻金等、お客さまに保険契約上お支払いさせていただいた金額を示すものです。2018年度は6,524億円(前年度比34.3%増)※となりました。※再保険契約による支払再保険料が含まれます。

2018年度業績ハイライト

▪保険料等収入

▪資産運用収益

▪保険金等支払金

▪責任準備金繰入額

▪資産運用費用

▪事業費

▪経常利益

▪当期純利益

▪基礎利益

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2018年度業績ハイライト

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お客さま本位の業務運営

お客さま本位の業務運営

 当社は、企業理念に基づき、これからもライフプランナーを通じて、お客さまお一人おひとりに最適な生命保険を提供していくにあたり、日本の生命保険市場においてお客さまから最も信頼される会社となるために、「お客さま本位の業務運営に関する方針」(以下、「本方針)といいます)を定めています。また、本方針に係る具体的な取組内容を定め、取組状況に応じて、定期的に本方針および取組内容を見直し公表しています。

お客さま本位の業務運営に関する方針1. お客さまお一人おひとりの経済的な保障と心の平和のために 当社は、「営業活動方針」に基づき、生命保険の真のプロフェッショナルであるライフプランナーを通じて、お客さまお一人おひとりに対してニードセールスを行い、保険金をお届けするまで一生涯に亘りパーソナルなサービスを提供いたします。また、企業理念が社員一人ひとりの心に浸透し、お客さま本位の文化を醸成するための取り組みを推進してまいります。

2. お客さまにとって大切な情報を分かりやすくご提供するために 当社は、「営業活動方針」に基づき、ライフプランナーによるコンサルティングを通じて、保険商品のご提案の際にはお客さまのニードやご意向に沿った最適な保険商品であることを正しくご説明いたします。保険商品販売に際しては、お客さまに不利益となる事項や市場リスクを有する保険商品にかかるリスクの内容およびそれに伴い生じるおそれのある結果等については十分ご理解いただけるようご説明いたします。これら大切な情報のご説明の際には、お客さまにとって分かりやすい情報の提供を行います。

3. お客さまお一人おひとりにふさわしい保障とサービスをお届けするために 当社は、「営業活動方針」に基づき、ライフプランナーによるコンサルティングを通じて、オーダーメイドでお客さまお一人おひとりの環境・目的等を踏まえた最適な保険商品と質の高いサービスをお届けいたします。

4. お客さまに保険金を100%お届けするために 当社は、保険金等のお支払いが、生命保険事業における最も基本的かつ重要な機能であることを十分に認識し、常にお客さまに焦点をあわせ、保険金等の支払業務を適切かつ迅速に行うのみならず、積極的に保険金等のご請求案内を行っていく等、お客さま保護・利便性の向上に向けた品質の確保・向上を図ってまいります。

5. 利益相反の適切な管理のために 当社は、「利益相反管理方針」に基づき、社内外において競合・対立する複数の利益の存在により利益相反が発生する可能性がある場合、お客さまの利益が不当に害されることがないよう、利益相反のおそれがある取引を管理します。

6. お客さま本位の業務運営を続けるために 当社は、「営業活動方針」に基づき、ライフプランナーを通じて、お客さまお一人おひとりにふさわしい保障と安心をお届けするためのサービスの質にこだわり、最善の努力をいたします。そして、お客さまの一生に寄り添い、支え、歩む存在であり続けます。これらのお客さま本位の行動および態勢を継続していくために、社員の報酬・評価・教育体系等の整備を含む本方針の浸透に取り組んでまいります。

2018年のトピックス2018年は下記のような取組を行いました。◆業界共通試験を原則2年間で修了するトレーニングプログラムを定めており、新人研修(入社式)にて意識向上に向けたプログラムを実施しました。2018年は新たに461名がTLCに認定され、当社全体の認定者は2,904名となりました。(方針1)

◆お客さまからのご要望を直接聞くことができる支社からの業務改善提案が積極的になされるようにプロモーション活動を実施し、2018年は年始時点の支社数に対して8割超(108/134支社)から業務改善提案がなされました。(方針1、6)

◆お客様の利便性向上のため、9月3日に申込時における健康状態等の詳細に関する告知や保険証券の受領証の受領確認を電子媒体上で行うことができるシステムをリリースいたしました。(方針3)

◆保険金(年金)受取人が認知症等で意思表示が困難な場合にご家族等(推定相続人)により請求の手続きを可能とする「推定相続人請求制度」を6月1日に導入しました。(方針4)

お客さま本位の業務運営

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お客さまに対する情報の提供

お客さまに対する情報の提供

ご契約時◦契約概要 ご提案する商品の仕組みや特徴、保障内容、制限事項などを記載した「契約概要」をご用意しています。「契約概要」は、お申し込みいただく前に必ず記載事項を説明したうえで、お渡ししています。

◦注意喚起情報 ご提案する商品について、特に注意すべき事項(注意喚起情報)を含めた「重要なお知らせ」をご用意しています。「重要なお知らせ」は、お申し込みいただく前に必ず記載事項を説明したうえで、お渡ししています。

◦ご契約のしおり・約款 保険の仕組み、告知義務、保険金・給付金のお支払いに関する大切な事柄が記載されています。

 「約款」には、ご契約内容や保険料のお払込み、保険金をお支払いできない場合など、ご契約に関する詳細事項を記載しております。

 「ご契約のしおり」部分は、「約款」の中でも特に重要な項目やご契約者さまにぜひ知っておいていただきたい保険の知識についてわかりやすく解説したものです。

 「ご契約のしおり・約款」は、お申し込みいただく前に十分ご検討いただけるよう当社ホームページでも閲覧いただけます。

◦請求勧奨用パンフレット お客さまに保険金・給付金を確実にお受け取りいただくための一助として、手続きの手順や照会先などを紹介したパンフレット「保険金・給付金を確実にお受け取りいただくために」を作成しています。このパンフレットは、保険証券と一緒に保管していただけるよう保険証券とともにお届けいたします。

ご契約ステージに応じたパンフレット・各種ご案内の提供(商品に対する情報提供)

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お客さまに対する情報の提供

お客さまに対する情報の提供

ご契約期間中◦各種ご案内の送付 ご契約種類やお手続きの状況に応じて、各種のご案内をお届けしています。

◦ホームページによる情報提供 請求勧奨用パンフレット「保険金・給付金を確実にお受け取りいただくために」、ご請求時の案内パンフレット「保険金・給付金のご請求等のご案内」、および保険金・給付金についてお支払いできる場合、お支払いできない場合などをわかりやすく解説した「支払基準のわかりやすい解説」を、いつでも閲覧いただけるように当社ホームページにて公開しています。

◦定期的な通知物によるご説明内容の充実 年に1回発送している通知物「LOVE&TRUST」および「保障内容のお知らせ」にて保険金・給付金などを漏れなくご請求いただくための手続きや留意事項のご案内を行っています。

ご請求・お支払い時◦ご請求時の案内パンフレット 保険金・給付金のご請求時に保障内容どおりの保険金・給付金を確実にお受け取りいただけるよう、手続きの手順、セルフチェックシートや請求時にご留意いただきたい事項などを紹介したわかりやすいパンフレット「保険金・給付金のご請求等のご案内」をお届けしています。

◦支払明細書 お客さまのご請求内容が正しく支払われているか、お支払い時にお客さまご自身でご確認いただけるよう、わかりやすい「支払明細書」を送付しております。

◦診断書取得費用の当社負担について 保険金・給付金をご請求の際に、当社所定の診断書をご提出いただいたにもかかわらずお支払対象外となった場合の診断書取得費用について、一部当社負担とするお取り扱いを行っております。

◦「お支払ホットライン」・「支払審査会」 ご請求いただいた保険金・給付金などをお支払いできない場合、その他お支払いに関するお客さまからのご質問やご相談に対して「お支払ホットライン」の専門スタッフがわかりやすく丁寧にご説明いたします。

 それでもご納得いただけない場合は、「支払審査会」にお申し立ていただくことができます。支払審査会は中立的な外部の有識者(弁護士・医師・学者・一般消費者)により構成されています。支払審査会では、お客さまからのお申し立てに対して、第三者の客観的な立場から当社判断の妥当性を十分に審査・判断いたします。当社では、支払審査会の判断を最大限尊重した措置を取っています。

お客さま

※状況に応じ、追加の調査や再審査となる場合もあります。

お客さまからのご照会・ご不満など

お客さまからのご照会・ご不満など

当社からのご説明連携

審査結果のご報告

当社からのご説明「支払審査会」のご案内

審査請求

当社より、不払決定・解除決定のご通知(「お支払ホットライン」連絡先、「支払審査会」のご案内を同封)

お支払ホットライン専門スタッフによるご説明

1

2

3

4

ライフプランナー

支払審査会外部の弁護士・医師・学者・一般消費者により構成される合議体にて、客観的な立場から不払・解除の妥当性を十分に審査

支払査定部署

本社支払部門チェック

支払管理部署

当初の当社決定が妥当でないと判断したときは、再査定を勧告

不払などに関する苦情、支払・不払の状況の報告

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お客さまに対する情報の提供

お客さまに対する情報の提供

 プルデンシャル生命では、告知義務違反、免責、解約や保険金・給付金をお支払いできない場合などのいわゆる「デメリット情報」について、お客さまが生命保険商品や制度についてご存知なかったために不利益を被ることがないよう、「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり・約款」に明示しております。

 変額保険、変額年金保険について、ご契約状況をお客さまに年1回お知らせしています。また、変額保険、変額年金保険の資産運用・管理のため設けられている特別勘定の運用状況について、月次および年次の運用実績レポートを本社や全国の支社の受付などに設置し、当社ホームページでも閲覧いただけます。加えて事業年度末の情報は決算のお知らせとして年1回お客さまに送付しています。

 当社では、経営活動に関する情報をご提供するために「プルデンシャル生命の現状」(保険業法第111条に基づくディスクロージャー誌)を発行し、本社や全国の支社の受付などに設置しています。

 お客さまのご契約に関するお手続きはすべて担当ライフプランナーが承っておりますが、下記のようなお手続きに関しては、カスタマーサービスセンター、Cyber�Center(ご契約者さま向けインターネット・サービス。23ページを参照ください)でも承っております。なお、耳や言葉のご不自由なお客さまからは、専用FAX回線からも承っております。また、当社ホームページでも各種情報の提供を行っています。

デメリット情報の提供

変額保険、変額年金保険に関する情報提供

経営活動に関する情報提供

電話、インターネット、FAXでのサービス・情報の提供

■�住所を変更したい� ■�保険料を前もって支払いたい■�保険料の振替口座を変更したい� ■�控除証明書を紛失したので再度送ってほしい■�契約者貸付を受けたい� ■�海外に転勤することになったので、必要な手続きについて聞きたい■�契約の内容を確認したい� ■�プルデンシャル生命から書類が送られてきたが、内容がわからない

カスタマーサービスセンター

0120-8パ ー ト ナ ー フ ォ ー ユ ー

10740 (通話料無料)※営業時間は、当社ホームページでご確認ください。※ホームページ https://www.prudential.co.jp

0120-934-350 (通信料無料)※耳や言葉のご不自由なお客さまの専用回線となっております。※お問合せ方法の詳細は、当社ホームページでご確認ください。

[email protected]

電話

FAX

Eメール

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お客さまに対する情報の提供

お客さまに対する情報の提供

 当社はホームページにて、よりタイムリーな情報提供に努めています。ニュースリリースや各種お知らせをご覧いただけるほか、ご契約に必要な「ご契約のしおり・約款」を冊子にかえて電子ファイル(e-約款)でお受け取りいただけます。 また、ライフプランナーやご契約者さまのインタビューを掲載するなど、お客さまのお役に立つコンテンツ作りを積極的に行っています。

ご利用いただけるサービス◦給付金請求書類の提出◦ご契約内容の照会◦被保険者ごとの保障額の確認◦住所・電話番号変更◦解約返戻金照会◦契約者貸付◦控除証明書の再発行◦繰入比率変更および積立金移転◦Webサイト上でのお知らせの確認◦メールアドレス等の設定変更

サイバーセンターは、プルデンシャル生命のご契約者専用Webサイトです。ご契約内容の照会や各種お手続き、当社からのお知らせをWebサイト上で確認できます。

サイバーセンターについてhttps://www.prudential.co.jp/contractor/cybercenter/

サイバーセンター ログイン画面https://cyber.prudential.co.jp/center/loginInput.do#stay

プルデンシャル生命 ホームページ

ご契約者専用Webサイト Cyber Center®(サイバーセンター)

https://www.prudential.co.jpホームページURL

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お客さまサービス向上のための取り組み

お客さまサービス向上のための取り組み

 お寄せいただいたお客さまの声を、以下の態勢で業務改善およびお客さまサービスの向上に活かしています。 各担当チームと検討したさまざまな業務改善策はプレジデントオブDCC、営業本部長、お客様の声チーム担当役員などを常任委員とするお客様の声委員会や執行役員会において審議・報告され、お客さまの満足度を高める業務改善を行えるよう、努めています。

 当社は、契約者懇談会は実施していません。ただし、お客さまからのご意見・ご要望を反映するための仕組みとして、「顧客満足度調査」などを実施しています。

お客さまの声を業務改善等に活かす態勢

契約者懇談会の実施状況

お客さま

お客さまの声をお受けするための取り組み

業務改善・お客さまサービスの向上

お客様の声委員会

お客様の声チーム(お客様の声委員会事務局)

業務改善推進委員会(事務局:コミュニケーション推進チーム)

本社各担当チーム

執行役員会

ライフプランナー支社

カスタマーサービスセンターお客様相談室

本社各担当チーム 等

顧客満足度調査・アンケート等

インターネット

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お客さまサービス向上のための取り組み

お客さまサービス向上のための取り組み

 プルデンシャル生命では、具体的に次のような方法を通じて、お客さまの声を頂戴しています。

お客さまの声をお受けするための取り組み

当社のライフプランナー、支社、カスタマーサービスセンター等へお客さまより寄せられたご意見は、業務改善、お客さまサービス向上のために積極的に活用させていただいています。2018年度は、約235,000件のお客さまの声をカスタマーサービスセンターへお寄せいただきました。

年に一度、無作為に抽出させていただいたお客さまにアンケートをお願いし、当社のサービス・手続きや商品に対する満足度を伺っています。2018年度は約20,000名のお客さまにアンケートをお願いし、約3,400件のご回答をいただきました。

当社ホームページ、Cyber�Center(ご契約者さま専用Webサイト)に、お客さまの声(苦情・要望・相談等)をお寄せいただくための専用ページを設けています。

◦サンキューレター新たにご契約いただいたお客さまには、当社よりサンキューレターをお届けしています。このサンキューレターにアンケートハガキを同封し、当社に対するご意見を伺っています。2018年度は約165,000件の発送を行い、約22,000件のご返信をいただきました。

◦カスタマーサティスファクションレターご意見をいただいたお客さまには、適宜カスタマーサティスファクションレターをお届けし、当社の対応などについてアンケートを行っています。2018年度は約380名のお客さまにお送りし、約70名のお客さまからご返信をいただきました。

ライフプランナー・支社/カスタマーサービスセンター等

顧客満足度調査

インターネット

アンケート等

アンケート結果

ご意見例

QQ

弊社のライフプランナーは、貴方様のご意向に沿った適切な保険の設計をいたしましたでしょうか?

弊社のライフプランナーは、ご加入の手続きが� �スムーズに運ぶようにお世話いたしましたでしょうか?

はい 99.6%はい 99.6%

◦私を担当してくれているライフプランナーは常に礼儀正しく、仕事に情熱を持っており、私が今まで出会った人の中で一番尊敬できる人です。正に営業マンの完成形と言っても過言ではありません。担当ライフプランナーに出会って私の人生は大きく変わり、私の目標になっています。

◦主人の他界後に体調を崩してしまい、手続きに時間を要しましたが、私に合わせてゆっくりと手続きをしてくださいました。時間をかけて対応いただき、主人の思いを伝えてくださって感謝しております。家族の事も考えてくださったので、安心して契約することができました。人との出会いは、なんて大切なんだろうと思えます。

◦結婚、出産等のタイミングで、将来を見つめ直す良い機会をあたえてもらっています。ライフプランナーとお話しした後も、夫と2人で将来の事を話す時間も増えました。今は未来への不安も減り、安心して生活しています。

◦こちらの気持ちに寄り添い、大変親身に時間をかけて対応、説明してくださいました。担当ライフプランナー自身の過去のご経験から、ご家族への想いや病気や事故、災害などで亡くなってしまう方々への強い想いを感じました。 保険のことをとてもよく理解しているからこそ常にお客さま第一で、最適で無理の無い内容をおすすめしている所に感動しました。予期せぬ出来事があっても、残されたご家族が安心できるようこれからも頑張ってください。

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お客さまサービス向上のための取り組み

お客さまサービス向上のための取り組み

 プルデンシャル生命では、お客さまとのさまざまな接点を通じ、お客さまの声(苦情・要望・相談等)をお寄せいただいています。 そのうち、苦情について「お客さまからの『販売活動、サービスの提供、商品、事務処理、制度・規程、当社社員の態度・マナーなど』に対する不平やご不満のお申し立てがあったもの」としています。 また、当社はお客さまの声を業務改善などに積極的に活用するため、当社に対する保険商品・サービスなどの利便性向上に関するご要望・ご提案を幅広く受け付けています。

お客さまの声(苦情・要望・相談等)について

■ 2018年度 お客さまの声(苦情・要望・相談等)件数(単位:件、%)

注:�お申し出内容の分類などは、お申し出時点からお客さまへ対応させていただく過程において、変更されることがあります

●お客さまの声(苦情)の主なお申し出� �ご不満の表明や当社の落ち度に起因した苦情のお申し出は、「保全関連(ご契約後のお手続きなど)」が最も多く、次いで「その他(ご契約後のその他サービスなど)」が挙げられます。「保全関連(ご契約後のお手続きなど)」の代表的な内容としては「解約手続」に関するものが最も多く、次いで「名義変更・通信先変更」に関するものが挙げられます。「その他(ご契約後のその他サービスなど)」の代表的な内容としては、担当者退職に伴う新担当者への引き継ぎ方法や、引き継ぎ後の訪問頻度に関するお申し出などです。

 項目苦情 (ご参考)要望

件数 占率 件数 占率 新契約関連(保険契約のご加入など) 1,565 17.4 821 3.5 収納関連(保険料のお払い込みなど) 1,010 11.3 3,276 14.0 保全関連(ご契約後のお手続きなど) 3,577 39.9 8,189 35.0 支払関連(保険金・給付金のお支払いなど) 1,006 11.2 2,435 10.4 その他(ご契約後のその他サービスなど) 1,813 20.2 8,669 37.1 合計 8,971 100.0 23,390 100.0

お寄せいただいたお客さまの声(苦情・要望・相談等)�合計 268,316件

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お客さまサービス向上のための取り組み

お客さまサービス向上のための取り組み

 お寄せいただきましたお客さまの声をもとに、プルデンシャル生命では2018年度、以下のような業務改善およびお客さまサービスの向上につなげるための改善策を実施しました。

お客さまの声をもとにした取り組み例

お申し出内容 改善策

「ご家族登録サービス※」に登録できる家族は、死亡保険金受取人に限るとのことだが、死亡保険金受取人が高齢なので別の家族を登録したい。

死亡保険金受取人以外の方を登録できるケースは、死亡保険金受取人や被保険者が未成年の場合などに限られていましたが、死亡保険金受取人以外の方を指定できるケースについて、“死亡保険金受取人が70歳以上”の場合でも登録できるようになりました。

給付金請求手続きをしたいが、もう少し簡単に手続きできるようにしてほしい。

従来は領収書や診断書などの書類を�提出していただく必要がありました�が、スマートフォンからCyber�Centerを経由して、入院給付金や手術給付金等の請求手続きができるようになりました。

保険金請求をしたいが、受取人は認知症で意思表示が困難。成年後見人の設定はしていないが、他の家族が手続きできるようにしてほしい。

ご家族等(推定相続人)が手続き可能とする「推定相続人請求制度」を導入しました。

※�事前に登録いただいたご家族の方が、ご契約者に代わって保険契約の内容を照会することができるサービスです。�なお、個人をご契約者とする契約のみが本サービスの対象となります。・詳細はライフプランナーにお問い合わせください。

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適切な保険金等のお支払いのための取り組み

適切な保険金等のお支払いのための取り組み

 プルデンシャル生命では、《経営管理態勢の改善・強化》・《保険金等支払管理態勢の整備・強化》・《お客さまに対する説明態勢の整備・見直し》を3つの柱として、保険金等を確実にお届けする態勢の強化に取り組んでいます。 主な取り組み内容は以下のとおりとなります。今後も引き続き全社を挙げて保険金等を確実にお届けする態勢の更なる強化に取り組む所存です。

主な取り組み内容1.経営管理態勢(コーポレート・ガバナンス)の改善・強化 (1)適正な業務運営態勢の整備 (2)内部監査等による点検の強化 (3)苦情等の管理・対応態勢の強化

2.保険金等支払管理態勢の整備・強化 (1)保険金等支払に関わる規程・基準の整備 (2)組織対応力の強化 (3)業務フローの刷新および支払管理システムの改修・刷新 (4)請求勧奨の管理の徹底 (5)失効中契約の復活・解約勧奨の強化(自動送金の実施) (6)契約者通信先の移転調査 (7)商品開発時の商品開発部門と保険金等支払部門との連携

3. お客さまに対する説明態勢の整備・見直し(2018年度の主な取り組み) 保険金等ご請求時の利便性向上・負担軽減・2018年6月 �死亡保険金・満期保険金(年金)受取人が認知症等で意思表示が困難、かつ成年後見人が選任されていない場合、迅速に保険金等をお支払いするためにご家族等(推定相続人)による請求の手続きを可能とする「推定相続人請求制度」を導入。

・2018年9月 �保険金・給付金請求手続きの利便性を向上させるとともに、不備を減らして迅速にお支払いするために、お客さまそれぞれのご契約内容やご請求内容にあった請求案内書類を作成するライフプランナー向けのシステム「C-Navi」をリリース。・2018年12月 �簡単かつ迅速な給付金請求手続きが24時間都合のよいときにできるように、スマートフォンなどで撮影した請求書類を専用Webサイト※から提出できる仕組みを整備。

 ※専用Webサイト「サイバーセンター」に利用登録をしていただく必要があります。

保険金等を確実にお届けする態勢の強化

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方 当社は、社会的な使命を果たしつつ、その結果として安定的かつ持続的に企業価値を増大させるとともに、顧客から最も信頼される会社となることを目指しています。 コーポレート・ガバナンスとは、その実現のために、経営の適切性、健全性および透明性を確保するための仕組みであると考えています。 この考え方に基づき、継続的にコーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでいます。

ガバナンス体制 当社は取締役会、監査役会設置会社です。また、執行役員制度を導入し、執行役員会を設置しています。 取締役会は経営上重要な意思決定を行うとともに、取締役の業務執行を監督します。 監査役会は、各監査役から監査に関する重要な事項

について報告を受け、協議または決議を行います。監査役は、取締役会、執行役員会など重要な会議への出席などにより、取締役および執行役員の業務執行を監査しています。なお、監査役の監査業務の補助および監査役会の運営事務などを行うため、監査役室を設置し、監査役監査の機能発揮に努めています。 執行役員会は取締役会から業務執行に係る意思決定権限の一部を委譲されています。これにより、取締役会と執行役員会との役割分担を明確にし、迅速かつ効果的な意思決定と適切なモニタリングの両立に努めています。 さらに、執行役員会の定める規程に基づき、定められた特定の業務について審議・検討を行うべく各種委員会を設置し、意思決定において十分な意見交換や議論が行われるよう図っています。

内部統制の基本的な考え方 当社は、「日本の生命保険市場において顧客から最も信頼される会社となる」ことをビジョンに掲げ、「顧客の一人一人が経済的な保障と心の平和を得ることができるように、最高のサービスを提供する」ことをミッションとしています。その実現のためには、業務の適切性の確保が重要であると考えており、法令等遵守(コンプライアンス)の徹底、適正なリスク管理の推進・強化に取り組むことはもとより、内部統制システムの一層の充実を図っています。

内部統制の状況 当社は、内部統制に関する基本的な考え方や取り組み方針を「内部統制に関する基本方針」として取締役会で定め、原則毎年見直しを行うことで実効性ある内部統制システムを維持しています。 コンプライアンス態勢、リスク管理態勢など内部統制システムの更なる強化のため、各種委員会を設置し、業務執行部門に対する評価・検討を行い、相互牽制機能が適切に発揮される態勢を整備しています。 さらに、内部監査部門を充実させ、経営諸活動の遂行状況を公正かつ独立の立場から検証・評価する体制とし、業務の適切性の確保を行っています。

経営管理体制

内部統制の強化

株 主 総  会選任・解任 情報

連携

内部監査

内部監査

選任・解任監査

業務執行部門

付議・報告

付議・報告付議・報告 諮問・指示

付議・報告協議・報告

付議・報告 付議・報告

指示・連携

指示

報告選任・解任権限委譲

報告・提言意見表明

報告・提言意見表明

選任・解任 選任・解任会計監査

情報連携

本社各チーム

監査会議

リスク管理委員会 コンプライアンス委員会各種委員会

など

監査チーム

支 社

営業本部

監査役室

取 締 役 会会計監査人監査役

監査役会保険計理人

執 行 役 員  会

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

 当社は、ERMを「会社の健全性確保を実現するとともに、企業価値の持続的な向上、戦略目標を達成するために、収益・資本・リスクを一体的に管理すること」と定義しています。

ERMにおける基本方針 当社は、資本の十分性を確保する範囲内で適切なリスク管理を前提としたリスクテイクを行い、リスクテイクに見合った収益性を確保することで資本を効率的に活用した収益を上げ、それにより、契約者および株主をはじめとするステークホルダーにさらなる価値を提供することをERMの基本方針としています。

リスクアペタイトの定義および活用方法 当社は、短期的な目標達成にとらわれることなく、長期的な企業価値の持続的向上のため、積極的に受け入れるリスク(または受け入れないリスク)を定め、これらリスクに対する態度や程度を示したリスクアペタイトを制定しています。 また、リスクアペタイトを勘案したうえで、経営計画を策定し、定期的に進捗状況等の確認およびリスクアペタイトと比較したリスクの適切性の検証を行っています。

ERMの推進体制 当社は、リスクアペタイトおよびリスクアペタイトに基づく経営計画を中心に、収益・資本・リスクの状態改善にかかる報告を受け、ERMに係る対応方針・対応策の作成を行う組織として、ERM委員会を設置しています。ERM委員会では、必要に応じてリスク管理委員会や投資委員会、商品開発委員会と協力する体制となっています。

リスクとソルベンシーの自己評価(ORSA) 当社は、ERM態勢の適切性および資本の十分性について自己評価する「リスクとソルベンシーの自己評価(ORSA)」を定期的に実施し、ERMの更なる高度化に向けた取り組みを継続しています。

ERM(Enterprise Risk Management)

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

E R M 委 員 会

取締役会

執行役員会

リスク管理委員会

投資委員会

商品開発委員会

チーフファイナンシャル

オフィサーチーフ

アクチュアリーチーフインベストメントオフィサー

チーフリスクオフィサー

総合企画担当執行役員委 員

財務分析チーム経理チーム

保険収支分析チーム

商品数理チーム数理チーム

運用企画チームERM戦略チーム

リスク管理チーム資産運用リスク

管理チーム総合企画チーム所管

チーム

資本管理収益・予算管理

負債管理商品収益性検証 資産管理 リスク管理 経営計画役 割

委員長:社長

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

 当社は、お客さまや社会から広く信頼される生命保険会社を目指しています。そのためには、経営を取り巻く環境が変化するなかで、さまざまなリスクを的確に把握し、それを適切にコントロールすることによって、経営の健全性を高め、企業価値の向上と長期にわたるお客さまへの保障責任を確実に果たす体制づくりが必要不可欠と考えています。 このような観点から、当社はリスク管理を最重要課題のひとつと認識し、経営上のリスクの所在・種類等を明確にしたうえで、各リスクの特性に応じたリスク管理の体制や方針・規程等を整備し、適切なリスク管理に努めています。

リスク管理に関する規程等 当社では、「リスク管理基本方針」、「統合的リスク管理規程」等を制定し、各種リスクを統合的に管理しています。また、保険引受リスク、流動性リスク、資産運用リスク、オペレーショナルリスク(事務リスク、システムリスク、法務リスク、労務・人事リスク、風評リスク、有形資産リスク、子会社リスク、モデルリスク)については、リスク種類ごとに管理規程等を定めリスク管理を行っています。 大規模自然災害、世界的に流行する伝染病、大規模テロおよび重大な風評被害など、通常のリスク管理では対処できない事象を危機と定義し、「危機管理規程」等を定め平時における危機の未然防止および発生時の対応を定めています。

リスク管理体制 当社のリスク管理体制としては業務運営を通じて発生する各種リスクについて、業務執行部門が各リスク管理規程に基づき一次的なリスク管理を行います。二次的なリスク管理として、業務執行部門から独立し、会社全体のリスクを総合的に管理する部門であるリスク管理チームが会社全体の統合的リスク管理を行い、各部署の業務運営上のリスク管理が適切に行われているかどうかについてのモニタリングなどを実施しています。特に、保険引受リスク、流動性リスク、資産運用リスク、事務リスク、システムリスクの各リスクには専門的知識を有するリスク管理オフィサーを配置しています。災害事象対応としては事業継続計画(BCP)管理体制を整備し、それを統括・管理する組織としてBusiness Continuation Office(BCオフィス)、BCオフィサーを配置しています。チーフリスクオフィサーはリスク管理全般を統括・管理しています。更に、リスク管理基本方針に基づき、リスク管理に関わる事項に関し、厳正な管理を行うため、業務執行部門とは独立した機関としてリスク管理委員会を設置しています。 また、支社・本社部門等の各組織から独立している監査チームによる内部監査により、リスク管理体制の有効性を検証しています。

リスク管理

保険引受

リスク流動性リスク

資産運用

リスク

オペレーショナルリスク

事務リスク

システムリスク

法務リスク

労務・人事リスク

風評リスク

有形資産リスク

子会社リスク

モデルリスク

危機管理

リスク管理チーム

報告 指示

保険収支分析チーム

・資金管理 チーム・資産運用 リスク管理 チーム

資産運用リスク管理

チーム

システム内部統制チーム

法務チーム

・人事チーム・営業人事チーム・営業報酬チーム・総務(DCC担当) チーム・支社スタッフコン サルタントチーム

広報チーム

業務支援

チーム

総合企画

チーム

リスク管理

チーム

・リスク管理 チーム・BCオフィス

・リスク管理 チーム・事務管理 チーム

リスク管理委員会

取締役会

執行役員会

本社各チーム

リスク管理統括部門

リスクの種類

リスク管理部門

各部署

監査役

監査チーム

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

各リスクの定義とその対応方針1.保険引受リスク 保険引受リスクとは、経済情勢や保険事故の発生率等が保険料設定時の予測に反して変動することにより、損失を被るリスクです。 当社では、生命保険契約の長期性や保険事故発生率等の不確実性を十分に認識し、実効性のあるリスク管理を行うことで、会社の健全性維持と支払能力の確保を図っています。保険料が将来の保険金等のお支払いを確実に履行できる価格設定となっていることや、ご契約時の危険選択等のご契約者間における公平性に留意しつつ保険商品の基礎率等に応じて適切に設定されていること等を確認しています。 また、保険料設定時の予測に反して、保険事故発生率の悪化等、リスクに変化があると認められる場合には、必要に応じて「引受基準の見直し」、「保険料率の改定や販売停止」、「追加責任準備金の積み立て」等の措置を講じて対応しています。■再保険について 再保険とは、保険会社がお引受けした保険契約上の責任の一部または全部を国内外の他の保険会社に移転することにより、リスクの分散・平準化を行うことです。 当社では、自己の保有する保険責任の一部または全部を他の保険会社に移転する出再保険について、リスク保有状況を十分に分析したうえで出再先の信用力・財務状況を考慮し取引を行っています。 また、他の保険会社の保有する保険責任の一部または全部を引き受ける受再保険については、リスクの種類・特性および収益性を評価し引受の可否を決定しています。

2.流動性リスク 流動性リスクとは、新契約の減少に伴う保険料収入の減少、大量ないし大口解約に伴う解約返戻金支出の増加、巨大災害等での資金流出により資金繰りが悪化し、必要な資金確保が困難になるリスク(資金繰りリスク)、および市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)を言います。 当社では、資金繰りリスクについては、資金収支を把握・予測することにより管理しています。また、資金繰り逼迫度を平常時・懸念時・危機時・巨大災害時に区分し、それぞれの状況下で迅速かつ適切な対応が実施できるよう管理体制を構築しています。加えて、市場流動性リスクについては、流動性資産保有最低基準を設定し、資金化の難易度や市場の変動特性に応じて流動性資産の選別・評価の基準を定めたうえで、遵守状況を管理しています。

3.資産運用リスク 資産運用リスクとは、資産運用に係る市場変化、与信先の信用状況の変化等により、保有資産の価値が変動することに伴い会社が損失を被るリスクをいいます。 当社では、資産運用リスクを「市場リスク」「信用リスク」「不動産投資リスク」に分類し、以下のように管理を行っています。

(1)市場リスク 市場リスクとは、金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場のリスクファクターの変動により、保有する資産(オフバランス資産を含む)の価値が変動し損失を被るリスクをいい、金利リスク、価格変動リスク、為替リスクの3つに分類されます。 当社では、こうした市場リスクを過度に取ることを避けるため、ALM(資産と負債の総合管理)を活用することにより、金利変動リスクの抑制に努めています。具体的には、負債特性を分析した結果に基づき定められた妥当な範囲に資産のデュレーションを収めるよう管理しています。同時に、投資適格未満の債券・貸付金や株式などのリスク性資産については保有限度(リミット)を設定して管理しています。また、金利や為替、株価などの金融市場動向について継続的にモニタリングを実施し、保有資産については、定期的に資産配分、時価、金利感応度などを把握し、VaR(バリュー・アット・リスク)等の計量的な手法なども用いて市場リスク量を計算するなど、市場リスクを適切に管理しています。

(2)信用リスク 信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、保有する資産(オフバランス資産を含む)の価値が減少ないし消失し、損失を被るリスクをいいます。また、海外向け信用供与においては、与信先の属する国の通貨事情、政治経済情勢等により損失を被るカントリー・リスクも含みます。 当社では格付等をもとに個別発行体ごとの保有上限を設けたり、業種別、国別投資制限を設けるなどにより、与信の集中を防ぎ、また、VaR(バリュー・アット・リスク)等の計量的な手法なども用いて信用リスク量を計算するなど、ポートフォリオ・レベルでの信用リスクを限定的な範囲に留めています。

(3)不動産投資リスク 不動産投資リスクとは、賃貸料の変動等を要因として不動産に係る収益が減少するリスク、および不動産市況の変化、地震災害等によって不動産価格が下落し損失を被るリスクをいいます。 当社では、不動産の流動性が低いという特性を十分認識したうえで、不動産関連資産への保有限度(リミット)等を設定するなど、適切に管理しています。

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

4.事務リスク 事務リスクとは、役員・社員等が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより顧客に不利益を与える、または会社が損失を被るリスクのことをいいます。 当社では、事務リスクの軽減を図るため、各種事務取扱いに係わる諸規程を整備し、定期的に、そして必要に応じて事務プロセス上のリスクおよびリスクに対するコントロール状況を分析・評価し、リスクの軽減のために適切な対応を実施しています。また、事務リスクが顕在化した場合、適切な対応および再発防止を実施しています。

5.システムリスク システムリスクとは、コンピュータシステムのダウンまたは誤作動などシステムの不備やシステムの不正使用により会社が損失を被るリスクのことをいいます。 当社では、システムの不正使用を防止し、安定した稼働を維持するため、セキュリティ対策の強化に努めています。また、システムリスクの評価ならびにその改善活動を行うなど、システムリスクが顕在化することのないよう、継続的な取り組みを行っています。さらには、不正アクセスやサイバー攻撃などの異常事態発生時に即座に対応できる体制を構築するとともに、災害などの不測時に備え、バックアップセンターの設置ならびに非常時の対応体制を整備することで、リスクの極小化に努めています。

6.法務リスク 法務リスクとは、会社の業務遂行が法令等に抵触することなどにより、会社が法的利益を享受できないリスク、または会社が損失を被るリスク、会社が訴訟等を提起されることにより会社が損失を被るリスクのことをいいます。 当社では、法務リスク管理部署が本社各部署からの依頼に対し法的助言や法的支援を行い、また、法令改正情報の提供および訴訟等の管理を行うことなどにより、法務リスクの適切な管理に努めています。

7.労務・人事リスク 労務・人事リスクとは、雇用問題・労務管理上の問題・人材流出・人権問題などにより会社が損失を被るリスクのことをいいます。当社では、労務・人事リスク管理部署が社員教育の実施や各部署からの相談・報告・指摘への対応、法令等の改正に伴う対応を行うことなどにより労務・人事リスクの適切な管理に努めています。

8.風評リスク 風評リスクとは、当社およびプルデンシャル・グループまたは生命保険業界に関する悪評・信用不安情報等の風評が契約者・マスコミ・その他社会一般に広がり、会社が損失を被るリスクをいいます。なお、「風評」とは、事実と異なる情報や、事実の中で特定の部分だけが強調されることにより発生する誤解が広く社会に伝播することをいいます。 当社では、対外的に開示する情報の確認やメディア・インターネット上の書き込みサイトのチェックなどによる早期発見を通じて、風評リスクの適切な管理に努めています。

9.有形資産リスク 有形資産リスクとは災害やその他の事象から生じる会社の有形資産の毀損・損害などにより会社が損失を被るリスクをいいます。当社では有形資産使用責任者・管理責任者を定め、有形資産の毀損・損害などを最小限に抑えるようリスクを評価・分析しコントロールすることなどにより、有形資産リスクの適切な管理に努めています。

10.子会社リスク 子会社リスクとは、子会社の財務の健全性および業務の適正性が損なわれ、株主資本やその他の資産の毀損を招き、当社の企業価値が損なわれるリスクをいいます。 当社では、子会社の業務運営の適切性を把握するために必要な指標・項目の報告を求め、子会社のリスク管理状況についてモニタリングを行い、子会社リスクの顕在化防止に努めています。

11.モデルリスク モデルリスクとは、経営の意思決定や財務諸表作成において、計算式等から成るモデルの誤使用あるいはモデルそのものの誤り等により、会社が経済的損失や風評による損害を被るリスクのことをいいます。 当社では、利用しているモデルの洗い出しを行うと共に、モデルから導き出された結果の正確性とその用法の適切性を保つため、モデルのリスク評価、文書化、テストの実施、継続的にモデルを利用することの妥当性のレビューと承認、管理状況のモニタリングなどの態勢を整備することにより、モデルリスクの顕在化の未然防止に努めています。

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12.危機管理 大規模自然災害、世界的に流行する伝染病、大規模テロ並びに重大な風評被害等、通常のリスク管理では対処できない事象を危機と定義し、「危機管理規程」等において平時における危機の未然防止および発生時の対応を定め、お客さまにご安心いただけるサービスが提供できる体制を整備しています。 特に自然災害・火災等の発生については、被災地別・被災規模別に「災害対応事業継続計画」を策定しています。また、新型インフルエンザの世界的大流行に備えた「パンデミック対応事業継続計画」を策定しています。これらの緊急事態が発生した際は「災害対策本部」を設置し、対応に当たります。

13.責任準備金対応債券にかかるリスク管理について 将来の保険金支払いなどのために必要な金額は、責任準備金という負債として積み立てられています。当社では、保険金等を確実にお支払いできるよう、負債側のキャッシュ・フロー等の特性を分析したうえで、それに合わせた資産運用を行い、ALM(資産負債総合管理)を実施しています。責任準備金を裏付ける資産として運用している一般勘定の債券は主に責任準備金対応債券として分類しております。その管理を厳格に行うために「責任準備金対応債券取扱規程」を定め、その規程に則って管理を行っています。

統合的リスク管理の取り組み リスクの管理にあたっては、リスク種類毎に、それぞれのリスク特性に応じた管理を適切に行っていますが、社会・経済環境などの変化に伴い、生命保険会社を取り巻くリスクは、複雑化、多様化していることから、リスク管理の実効性を高め、また経済・金融情勢の変化に機動的に対応するためには、全社的な視点から各リスクを横断した統合的リスク管理を組織的に行うことが必要不可欠と認識しています。 当社では、統合的リスク管理を行うため「統合的リスク管理規程」を定め、「全社的なリスク管理」、「資産と負債の総合管理」および「自己資本の十分性管理」によるリスク管理を行っています。

1.全社的なリスク管理 当社では、会社が直面している、または将来直面するであろうリスクを把握・特定し、特に重大なリスクは経営計画等に反映しています。各リスク管理の管理状況について、主要リスク管理指標等を使用して、定期的に評価・分析を実施しています。また、保険商品の開発および新規業務の取り扱いを担当する部門は、設計の段階でリスク評価を実施し、リスク管理統括部門および関連する部門はその評価結果のレビューを行い、リスクの低減に努めています。

2.資産と負債の総合管理 当社では、負債特性の分析・評価結果にもとづき目標デュレーション等を設定し、確定利付資産のデュレーション等を妥当な範囲に収めることにより、資産と負債の金利感応度を適切に管理する「資産負債総合管理(ALM)」を行っています。

3.自己資本の十分性管理 当社では、「自己資本の十分性管理」において、「リスクリミット管理」、「ストレステストによる自己資本の十分性の検証」および「経済価値評価に基づく自己資本の十分性の検証」を実施しています。これらの管理状況や検証結果については、リスク管理委員会や執行役員会、取締役会等に報告され、必要に応じて財務基盤の強化、リスク削減等の検討に役立てることとしています。

(1)リスクリミット管理 当社では、会社全体のリスク量をVaR(バリュー・アット・リスク)等の手法により計量化し、法定会計上の広義の自己資本の範囲内に収まるようにリスク許容量を設定し、会社全体のリスク量のコントロールを行っています。

(2)ストレステストによる自己資本の十分性の検証 当社では、金融市場の大幅な変動や大規模災害等による保険金支払いの増加といったシナリオを想定し、ストレステストを実施し財務の健全性に与える影響を検証しています。

(3)経済価値評価に基づく自己資本の十分性の検証 当社では、資産と負債の経済価値評価に基づく自己資本を把握し、リスク量と比較するなど、経済価値に基づく自己資本の十分性を検証しています。

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

 プルデンシャル生命は、コンプライアンスの徹底をお客さま・社会からの信頼に応えるための重要な経営課題と考え、さらなるコンプライアンス態勢の充実に向けて取り組んでいます。

法令等遵守に関する取り組み1.コンプライアンス委員会の設置 全社的に法令等遵守態勢を監督・推進するための組織として、コンプライアンス委員会を設置しています。コンプライアンス委員会は、チーフ・コンプライアンス・オフィサー(法令等遵守担当役員)を委員長とし、複数の執行役員を委員として任命し、構成されています。

2.コンプライアンス・オフィサーの配置 全社的な法令等遵守態勢の推進責任者として、チーフ・コンプライアンス・オフィサーを設置しています。この制度は、当社のみならず、世界中のプルデンシャル・グループで採用されているものです。さらに、支社ならびに本社部門にコンプライアンス・オフィサー(法令等遵守推進担当者)を配置しています。

3.内部監査・自主監査の実施 支社・本社部門などの各組織から独立している監査チームによる社内監査において、法令等遵守状況をチェックしているほか、支社においては毎月の支社自主監査においても法令等遵守状況をチェックしています。

4.プルデンシャル倫理行動規範と倫理委員会 「プルデンシャル倫理行動規範」を全社員に配付して周知徹底を図るとともに、本内容の実効性を確保するための組織として、倫理委員会を設置しています。倫理委員会はチーフ・ビジネスエシックス・オフィサーを委員長とし、チーフ・コンプライアンス・オフィサーなど複数の執行役員を委員として任命し、構成されています。

5.社内各委員会の活用 投資委員会、システム委員会、懲戒委員会などの社内委員会を通じて、諸活動のコンプライアンスについて常にチェックしています。

6. 内部通報制度 当社は、コンプライアンス違反等の早期発見と是正を図ることができるよう、発見者が直接通報・相談できる態勢を構築しております。

法令等遵守にむけた教育・啓蒙 当社は、コンプライアンスの徹底については、社員一人ひとりの意識・行動が最も重要と考えます。全社員に向けて行動基準を「コンプライアンス・マニュアル」として制定しているほか、継続的に研修を行っています。これらについては、法令等の制定、改廃等を踏まえて適宜改定し、社内におけるコンプライアンスの周知徹底を図っています。

法令等遵守(コンプライアンス)の態勢

全社員

チーフ・

コンプライアンス・

オフィサー

コンプライアンス・オフィサー支社、本社部門に配置

取 締 役 会チーフ・ビジネスエシックス・

オフィサー 執行役員会

倫理委員会(事務局:コンプライアンスチーム)

コンプライアンス委員会(事務局:コンプライアンスチーム)

調査チーム

販売管理チーム

内部通報制度(ホットライン)

コンプライアンスチーム法務チーム 連携 連携監査チーム

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

 プルデンシャル生命は、適切かつ健全な生命保険業務等を行うにあたり、2007年6月19日犯罪対策閣僚会議幹事会において決定された「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」などを遵守して、反社会的勢力に断固たる態度で対応し、一切の関係を遮断することとしています。 なお、関係遮断等の諸対応の対象には、反社会的勢力の他、反社会的勢力がその経営を支配し又はその経営に実質的に関与している法人等に所属する者、共生者、反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有している者、その他の反社会的勢力と密接な関係を有する者等を含みます。

反社会的勢力への対応にかかる基本方針(各項目)■取引を含めた一切の関係遮断1.� 当社は、反社会的勢力等の排除に向けた社会的責任、および反社会的勢力等により当社、当社社員および顧客等が受ける被害防止の重要性を十分認識し、反社会的勢力等との関係遮断を重視した業務運営を行います。

■組織としての対応2. 当社は、反社会的勢力等に対しては、組織的な対応を行い、従業者の安全確保を最優先に行動します。

■資金提供や便宜供与の禁止3. 当社は、反社会的勢力等に対しては、資金提供や便宜供与を一切行いません。

■外部専門機関との連携4.� 当社は、反社会的勢力等への対応に際し、適切な助言・協力を得ることができるよう、平素より警察、全国暴力追放運動推進センター、弁護士などの外部専門機関等との連携強化を図ります。

■有事における民事および刑事の法的対応5.� 当社は、反社会的勢力等からの不当要求等に対しては、民事と刑事の両面から、積極的に法的対応を行います。

反社会的勢力への対応態勢 当社では、反社会的勢力等への対応にかかる態勢の統括的管理を行う「反社会的勢力対応態勢統括部署」、実務的な役割を担う「反社会的勢力対応部署」を定めています。また、社内の対応態勢構築を目的とした「反社会的勢力対応規程」を定めています。さらに、本社・支社に不当要求防止責任者を設置し、それぞれが連携することで反社会的勢力等からの不当要求などに対し適切に対応する態勢を構築しています。

反社会的勢力への対応

反社会的勢力対応態勢統括部署

不当要求防止責任者

反社会的勢力対応部署

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

第三分野保険における責任準備金の積み立ての適切性を確保するための考え方 医療保険や介護保険などの第三分野保険の保険事故発生率は、医療政策、医療技術等の外的要因の影響を受けやすく、長期的な不確実性を有しています。 当社では、この不確実性に対応するため、標準責任準備金による積み立てを行った上で、法令等に基づき、ストレステスト、負債十分性テストを行い、責任準備金の積み立てが不十分であると認識される場合には、危険準備金、追加責任準備金の積み立て等の必要な措置を講じることとしています。 また、ストレステスト等の結果については、社内規程に基づき、計算担当チームとは別の検証担当チームが確認することで内部牽制を図っています。

負債十分性テスト、ストレステストにおける危険発生率等の設定水準の合理性及び妥当性 ストレステストにおける危険発生率は、法令および社内規程に基づき、過去の支払実績から将来の保険事故発生率が変動するリスクの99%をカバーする水準としています。

テストの結果 2018年度末のテスト結果では、危険準備金および追加責任準備金の積み立ては必要ありませんでした。

 生命保険業務に関する指定紛争解決機関は、一般社団法人生命保険協会です。生命保険協会は、お客さまと生命保険会社との間の紛争につき、裁判ではなく、中立・公正な立場で柔軟な解決を図ります。 生命保険協会の「生命保険相談所」では、お客さまからの生命保険に関するさまざまな相談・照会・苦情をお受けしています。 「生命保険相談所」が苦情のお申し出を受けたことを生命保険会社に連絡して解決を依頼した後、原則として1カ月を経過しても保険契約者等と生命保険会社との間で問題が解決しない場合、保険契約者等から「生命保険相談所」内の「裁定審査会」に裁判外指定紛争解決手続きを申し立てることができます。 詳しくは生命保険協会「生命保険相談所」のホームページをご覧ください。

一般社団法人生命保険協会 生命保険相談所

電話 03-3286-2648�受付時間:9:00�~�17:00(土・日曜、祝日、年末年始を除く)ホームページ https://www.seiho.or.jp/contact/about/

保険業法第百二十一条第一項第一号の確認(第三分野保険に係るものに限る。)の合理性及び妥当性

指定生命保険業務紛争解決機関について

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

 当社では、お客さまをはじめとする個人データの保護を極めて重要な問題として捉え、適切に情報を利用するとともに、安全に管理するための様々な措置を講じています。

社内規程の整備 顧客情報の保護に関する基本方針を規定した「個人情報保護方針」を制定し、当社のホームページに掲載する等により公表しています。また、個人情報の適正な管理を行うことを目的として、「個人情報保護に関する規程」を制定し、基盤となるルールの整備を行っています。

管理責任者の設置 個人情報統括管理責任者と、その活動を補佐するプライバシー・オフィサーを設置し、会社全般の個人情報管理方針を統括する一方、各部署における情報管理責任者を設置して、社内ルール遵守推進のための体制をとっています。

システムセキュリティ 外部からの脅威に対しては、ウイルス対策によるネットワーク保護、入退館管理等によるデータセンターの物理的保護を実施、内部においてはデータへのアクセスを必要最小限に制限しています。

社員教育 全社員向けに顧客情報の利用、管理等の取扱いを定めた「顧客情報保護ガイドライン」を作成し、個人情報保護に関する意識高揚と適切な管理を促進するための教育を行っています。

 プルデンシャル生命は「個人情報の保護に関する法律」、「金融分野における個人情報保護に関するガイドライン」、「金融分野における個人情報保護に関するガイドラインの安全管理措置等についての実務指針」および「生命保険業における個人情報保護のための取扱指針について」等に対応した「個人情報保護方針」ならびにこれらの実施基準となる規程・ガイドライン・マニュアルを作成し、遵守しています。

 支社・本社部門等の各組織から独立している監査チームによる社内監査や支社自主監査においても「個人情報保護方針」等の遵守状況を検査しており、厳格な遵守体制を整えています。

個人情報保護宣言 プルデンシャル生命は、お客さまの個人情報を、次のとおり、適正に取扱うことをここに宣言いたします。❶�個人情報の保護を、単なる情報管理としてではなく、個人の人格尊重の理念の下に実施いたします。❷�生命保険業を通じて会社に与えられた責務を果たすことを前提として、個人情報の保護に努めてまいります。❸�お客さまの個人情報の取扱いにあたっては、顧客保護の観点から、継続的な管理態勢の整備に努めてまいります。❹�個人情報の有効利用の推進と個人情報の保護との両立を目指します。❺��「個人情報の保護に関する法律」その他の法令を遵守し、個人情報の保護に努めるとともに、本方針の継続的改善に努めてまいります。

■個人情報の取扱いについて1.利用目的 プルデンシャル生命は、生命保険業に伴って取扱う個人情報につきましては、お客さまとのお取引を安全かつ確実に進め、より良い商品・サービスを提供させていただくために、以下の目的で取得・管理・利用いたします。(1)各種保険契約のお引受け、ご継続・維持管理、保険金・給付金などのお支払い(2)関連会社・提携会社を含む各種商品・サービスのご案内・提供、ご契約の維持管理(3)当社業務に関する情報提供・運営管理、商品・サービスの充実(4)その他保険に関連・付随する業務

個人データ保護について

個人情報保護方針

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

2.情報の種類 プルデンシャル生命は、お客さまの住所、氏名、性別、生年月日、お客さまの健康状態、職業、家族構成など、上記1.の利用目的を達成するために必要な個人情報を収集いたします。

3.情報収集の方法 プルデンシャル生命は、法令に従い、適正かつ公正な方法により個人情報を取得します。また、個人情報を取得するにあたっては、利用目的を本個人情報保護方針により公表し、直接書面等によりお客さまに関する個人情報を取得する場合には、その利用目的を明示いたします。

【主な取得元・取得方法】 保険契約申込書・告知書、アンケート、電話、インターネット、面談等(1)当社では、お客さまとの電話の通話内容について、内容確認のため録音させていただく場合があります。(2)当社ウェブサイトでは、今後より良いサービスを提供していくために、当ウェブサイトへのアクセス数、どのページをご覧になったか、どこからアクセスいただいたか、どのくらいの時間ご覧いただいたか等の情報を取得しています。また、お客さまに電子メールを配信するにあたり、閲覧状況の分析によるサービスの充実のため、電子メールの配信エラー状況、HTMLメールの開封またはプレビュー状況、電子メールから当社ウェブサイトへのアクセス情報等を、お客さま個人を識別可能な情報として取得する場合があります。

4.第三者への提供 プルデンシャル生命は、以下の場合を除き、お客さまの個人情報を第三者へ提供いたしません。(1)お客さまが同意されている場合(2)法令に基づく場合(3)人の生命・身体または財産の保護のために必要がある場合であって、お客さまご本人の同意を得ることが困難であるとき

(4)公共の利益のために必要がある場合であって、お客さまご本人の同意を得ることが困難であるとき(5)国の機関もしくは地方公共団体またはその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、お客さまご本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき

(6)お客さまの保険契約および特約の内容を一般社団法人生命保険協会(https://www.seiho.or.jp/)に登録するなど生命保険制度を健全に運営するために必要な範囲で共同利用する場合

(7)合併、分社化、事業譲渡などにより、事業の全部または一部が引き継がれる場合(8)上記1.の利用目的を達成するために、守秘契約に基づいて業務委託などを行う場合

5.情報の管理 プルデンシャル生命は、利用目的に照らして必要と判断した範囲で、お客さまの個人情報の正確性、最新性および適切な内容を維持するよう努めています。また、お客さま情報への不正なアクセスや情報の漏えいなどのリスクに対して必要な対策を講じます。 また、当社では、各種保険契約のお引受け、ご継続・維持管理、保険金・給付金などのお支払い業務などの委託業務において、お客さまの個人情報の全部または一部を委託先へ提供する場合がございます。この場合、当社は、個人情報を適正に取扱う委託先を選定し、守秘契約を締結するなど、委託先の統合的な安全性の確認を行っています。 さらに、当社では、「情報資産管理委員会」、「リスク管理委員会」、「コンプライアンス委員会」を設置し、個人情報の適正な管理の推進をはかり、お客さまの個人情報保護に向けた取り組みを行っています。

6.個人情報管理規程等の制定 プルデンシャル生命は、本方針を実施するために個人情報管理規程等を定め、お客さまの個人情報を含むすべての個人情報について適切な利用に努めます。

7.教育・研修 プルデンシャル生命は、個人情報を適切に管理するため、当社の役員および従業者に対して、本方針および個人情報管理規程等に関する教育・研修を実施します。

8.保有個人データの開示・訂正・利用停止等 プルデンシャル生命は、お客さまの保有個人データに関して、開示・訂正・利用停止等のご依頼があった場合は、ご本人からのご依頼であることを確認させていただいたうえで、法令に従い、当社の定めるところにより、開示・訂正・利用停止等いたします。

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コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

コーポレート・ガバナンス(保険会社の運営)

【受付方法】当社カスタマーサービスセンターまでご連絡いただきますようお願いいたします。【開示等手数料】保有個人データの開示および利用目的の通知については、当社の定めるところにより、所定の手数料が必要となる場合があります。

9.個人情報に関するお問い合わせ先 プルデンシャル生命は、個人情報の取扱いに関するお問い合わせや苦情等に対応するため、専用の窓口を設け、お客さまからの苦情等に誠実に対応します。

【プルデンシャル生命の個人情報に関する窓口】(1)カスタマーサービスセンター(2)ご担当の当社ライフプランナーまたは当社の支社

【当社が対象事業者となっている認定個人情報保護団体について】当社は、認定個人情報保護団体である一般社団法人生命保険協会の対象事業者です。同協会では、対象事業者の個人情報の取扱いに関する苦情・相談を受け付けております。お問い合わせ先� 一般社団法人 生命保険協会 生命保険相談室 TEL�03(3286)2648� 〒100-0005 千代田区丸の内3-4-1�新国際ビル3階� 受付時間:9:00~17:00(土・日曜、祝日などの同協会休業日を除く)� ホームページアドレス https://www.seiho.or.jp/

■特定個人情報等の取扱いについて プルデンシャル生命は、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(以下、「マイナンバー法」といいます。)に基づいて、お客さまの個人番号、および個人番号を含む個人情報(以下、「特定個人情報等」といいます。)を取扱います。 なお、当社の特定個人情報等の取扱いのうち、上記の「■個人情報の取扱いについて」と相違する事項のみを以下に定め、その他の事項については、「■個人情報の取扱いについて」を遵守します。

1.利用目的 プルデンシャル生命は、以下の法定の個人番号関係事務の範囲内でお客さまの特定個人情報等を適切に取扱います。 ・保険取引に関する支払調書作成事務 ・公的年金等源泉徴収票作成事務

2.情報の種類 プルデンシャル生命は、お客さまの個人番号、および個人番号を含む個人情報を、上記1.の利用目的の範囲内に限ってのみ、収集いたします。

3.情報収集の方法 プルデンシャル生命は、書面にて適正かつ公正に特定個人情報等を取得します。また、お客さまの特定個人情報等を取得する場合には、その利用目的を書面にて明示いたします。

4.第三者への提供 プルデンシャル生命は、お客さまの同意があったとしても、個人番号関係事務を処理するために必要な場合以外に特定個人情報等を第三者に提供いたしません。ただし、マイナンバー法により特定個人情報等の提供が認められる以下の場合は、この限りではありません。(1)特定個人情報等の取扱いの全部もしくは一部の委託または合併その他の事由による事業の承継が行われた場合

(2)個人情報保護委員会から情報提供の求めがあった場合(3)各議院審査等その他公益上の必要がある場合(4)人の生命、身体または財産の保護のために必要があり、本人の同意があるかまたは同意を得ることが困難である場合

 さらに、プルデンシャル生命は、特定個人情報等の違法な第三者提供を理由にお客さまから提供停止を求められ、法令の定めに照らしてその求めに理由がある場合には、第三者への提供を停止いたします。

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持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた弊社の取り組み

持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた弊社の取り組み

 持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable�Development�Goals)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave�no�one�behind)ことを誓っています。

 LGBTに対する理解促進の取り組みをしています。 2016年2月から、同性パートナーを死亡保険金受取人とする契約が可能となりました。2017年より東京レインボープライドへの協賛を通じて、LGBTプライドパレードに参加し、多様性を受容する企業であることを広く伝えるとともに、LGBTに対する社会の理解促進のための活動を行っています。 また、社内に向けては社員の知識・理解を深めるための勉強会を実施し、希望者にはLGBT�ALLYのグッズを配布しています。他にも同性パートナーを持つ社員に対して、配偶者を持つ社員と同等の取り扱いを行うガイドラインを制定しています。*��レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字を取った性的マイノリティの総称

LGBT*の取り組み

東京レインボープライドLGBTプライドパレード 社内広報誌LGBT特集

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 当社は、白血病などの血液難病患者に骨髄を提供するために手術を受けたドナー(骨髄提供者)に対し、手術給付金等をお支払いする日本初のサービス「ドナー・ニーズ・ベネフィット※」(2005年4月開始)を開発しました。 本サービスは、骨髄を提供するドナー側に給付金をお支払いするものです。一人でも多くの方が骨髄バンクに登録し、その結果一人でも多くの血液難病患者の命が救われることを目的としています。このほか、社員一人ひとりがドナー登録できる場を定期的に設けており、骨髄移植の現状に関する勉強会なども社員が自主的に行っています。また、骨髄バンクのプロモーションや募金活動なども積極的に行っています。 2006年より、社員とその家族が箱根駅伝の沿道に「骨髄バンク」についてアピールするのぼりを立て、「骨髄バンク」をPRするというボランティア活動を行っています。そして、参加した社員及び家族のボランティア1名につき1万円を白血病患者支援を目的として寄付しています。 2019年1月は、社員とその家族375名がのぼりを立てるボランティアに参加し、計375万円を「特定非営利活動法人 全国骨髄バンク推進連絡協議会」に贈りました。患者やご家族が骨髄移植を受けるに当たっての諸費用(旅費、滞在費など)に充てられます。※ご契約の際には、「契約概要」、「注意喚起情報」および「ご契約のしおり・約款」をご確認ください。 記載の取扱は2019年7月現在における当社の取扱によるもので、将来変更になることがあります。

 優秀な人材を採用し、最大限の能力を発揮してもらうことを目的として、各種イベントやセミナーを行っています。2015年度から、『Make�a�Chance�~チャンスをつかむ女性の10の法則~』と題した、女性向けセミナーを開催しています。2016年度にはセミナーで紹介している「人生でチャンスをつかむ女性の10の法則」の書籍がプレジデント社より出版されました。 有志の女性ライフプランナーによる勉強会の開催からスタートした「PFA(Prudential�Female�Association)」は、10年以上活動を継続しています。これまで研修会では女性ライフプランナーによるパネルディスカッションを通じたノウハウ共有や支社を越えた女性同士のネットワーク作りを実施してきています。

持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた弊社の取り組み

持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた弊社の取り組み

骨髄ドナー支援

女性ライフプランナーの採用・活躍推進

Make�a�Chance�セミナー ~人生でチャンスをつかむ女性の10の法則~書籍を発行

PFA研修会

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企業理念推進

企業理念推進

 当社では企業理念の浸透を目的として、2003年にビジネスクオリティチームを設置し、以来、企業理念や社会貢献推進に関わる様々な施策を実施しています。

コアバリューレター コアバリューを体現した活動や行動をとった社員に対して、互いに誉めあい、感謝を伝えるために「コアバリューレター」を贈り合っています。

全社コアバリュー表彰 とくにコアバリューを体現した活動や行動をとった社員を社員が推薦し、年に一度表彰しています。

 創業時の想いをいつまでも忘れず、「プルデンシャル生命らしさ」を保ち成長し続けることを目的として、2014年に企業理念や当社の歴史を紹介した「POJフィロソフィ・ホール」を設置。また2017年には、30周年の創業記念日にあわせて映像視聴ルーム「インスパイアリング・シアター」を新設し、社員が創業の志を学び合う場として、朝の時間に有志が集まるミーティング(朝活)などに積極的に活用しています。※POJはPrudential�of�Japanの略称です。

 Great�Place�To�Work®� Institute�Japanでは、長年にわたり世界約50カ国で「働きがいのある会社」の調査結果をもとに企業ランキングを発表しています。当社では、企業理念が社員一人ひとりの仕事へのやりがいや使命感にどのように結びついているかを客観的に測るために2013年よりエントリーしています。「従業員1,000名以上」の大規模部門において、2017年は第5位、2018年は第6位、2019年は第5位にランクされました。

「プルデンシャルシップ・アウェアネスマンス」 1月は当社創業者である故・坂口陽史が没した月であり、また1年の初めでもあることから、毎年1月を「プルデンシャルシップ・アウェアネスマンス」として、プルデンシャル生命創業時の想いに社員全員で立ち返るため、講演会、ディスカッション、イベントなどの様々な施策を実施しています。

「Find the Rock Day」の実施 年に1回「Find�the�Rock�Day」を開催し、企業理念に関する講演会や社員によるディスカッションなど様々な施策を実施しています。

専任チーム:ビジネスクオリティチームの設置

「働きがいのある会社」調査の実施

POJフィロソフィ・ホール インスパイアリング・シアターの設置

コアバリュー(行動指針)推進

Team Find the Rock活動(企業理念浸透)

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主な社会貢献活動

主な社会貢献活動

東北大学、青山学院大学、慶應義塾大学、中央大学、立命館大学、早稲田大学、明治大学、同志社大学の8大学で寄付講座を開講 当社では、「営業という仕事の醍醐味」を大学生のうちに理解いただくために、2015年度より、「営業」をテーマとした寄付講座を開講しています。2016年度は、東北大学(経済学部)、青山学院大学(全学部共通)、慶應義塾大学(商学部)、中央大学(商学部)の4大学、2017年度からは立命館大学(経営学部)を加えた5大学、2019年度からは早稲田大学(商学部)、明治大学(全学部共通)、同志社大学(商学部)を加えた8大学において開講しています。 文系学部を卒業した大学生の約7割は、新卒入社後「営業職」に配属されるといわれています※。にもかかわらず、社会に出る前に「営業」に関する知識やスキルを学び、トレーニングを受ける機会は極めて限られており、仕事の魅力と可能性を理解しないままに営業職に就く学生も少なくありません。毎回の授業は当社のエグゼクティブ・ライフプランナーや、営業管理職が実践的な講義を行います。※リクルート進学総研『キャリアガイダンス No.37 2011.07』 P26より

中高生のボランティア活動を奨励する国際的なプログラム 「ボランティア・スピリット・アワード」とは、米国プルデンシャル・ファイナンシャルにおいて1995年から実施されている、青少年を対象としたボランティア支援プログラムです。当社でも1997年より実施しており、現在ではアメリカ、日本、韓国、台湾、アイルランド、インド、中国、ブラジルで実施される国際的なプログラムに発展しています。 このプログラムを通じて日本の青少年が同じ志を持つ全国の仲間と交流し、またその活動を社会に発信することで、多くの人がボランティア活動に気軽に取り組むことのできる社会環境を醸成する一助となることを目指します。

 22回目を迎えた2018年度は、全国よりのべ18,741名の中高校生のボランティア活動を綴った1,631件の応募が寄せられました。地域貢献度、創造性や企画力、組織力、リーダーシップなどの観点からコミュニティ賞150名、ブロック賞40名、合計190名が選出され、そしてブロック賞の中からSpirit�of�Community奨励賞8名、文部科学大臣賞2名、米国ボランティア親善大使2名が選ばれました。(中学生部門、高校生部門より同数を表彰) 毎年5月にアメリカ・ワシントンD.C.で開催される全米表彰式には、アメリカの受賞者のみならず、世界7つの国と地域の親善大使が招待され、ボランティアに取り組む青少年が国際的に交流します。 本プログラムのプロモーションや表彰式の運営は、全て社員ボランティアの手により行われています。 「Prudential�Spirit�of�Community�ボランティア・スピリット・アワード」:http://www.vspirit.jp/

寄付講座・講義

Prudential Spirit of Community ボランティア・スピリット・アワード

全国表彰式の様子 表彰式の運営をサポートする受賞者OB・OGと社員ボランティア

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主な社会貢献活動

主な社会貢献活動

「留学」して「数学」を専攻する学生に奨学金を支給 本奨学金は、創業者Kiyo�Sakaguchi(坂口 陽史)を記念して2004年に設立されました。学業成績が優秀で、「数学」の分野を極めるためにアメリカ留学を希望しているが、経済的な理由により実現が困難な高校生、大学生に機会を提供し、本人のチャレンジ精神・夢の実現を支援することを目的としています。 奨学生には年間300万円、最大で4年間1,200万円が奨学金として支給されます。(返済不要)2004年に本奨学金制度をスタートして以来、2019年4月現在までに13名を奨学生として選定しています。 当社では、常に夢をもち、常に自分を向上させることをモットーに、歩みを止めることのなかった創業者の遺志を引き継ぎ、数学というフィールドで自分の将来を切り開いていきたいと希望する次世代の人材を応援してまいります。

Kiyo Sakaguchi奨学金

社員によるボランティア・募金・イベント運営などで支援 「難病と闘う子どもたちの夢をかなえる」ことを目的とした国際的なボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」の日本支部である「メイク・ア・ウィッシュ�オブ�ジャパン」に対し、当社では、経済的・人的なサポートを提供しています。札幌支部、仙台支部、北陸支部、静岡支部、関西支部、名古屋支部、広島支部、福岡支部のオフィススペースを無償で貸与している他、社員が自主的に、難病のお子さまの夢をかなえるプロジェクトや資金集め、広報活動、イベントの運営など様々なお手伝いをしています。 「メイク・ア・ウィッシュ�オブ�ジャパン」http://www.mawj.org/

 当社では、2010年3月より、役目を終えたランドセルを海外の子どもたちに贈る活動のサポートを開始しました。創業以来、社員の家族が小学校に入学する際にランドセルをプレゼントする「ランドセル贈呈式」を実施してきましたが、本活動は「ランドセル贈呈式でもらったランドセルを、卒業後に捨ててしまうのはしのびない。役目が終わった後も何かに活用できないか」というライフプランナーからの提案でスタートしたものです。 現在、ランドセルは公益財団法人ジョイセフを通じてアフガニスタンに送り、現地の子どもたちの登校用や机代わりに活用してもらっています。ランドセルを贈る社員本人が海外郵送費1,800円をジョイセフに寄付し、社員がランドセルをジョイセフ指定の倉庫に送る費用は会社負担という方式で行っています。2019年5月現在までに294個のランドセルが海外に贈られました。

東日本大震災支援活動被災地ボランティア 2018年度も引き続き、社員がボランティアとして宮城県石巻市などを訪れ、農業・漁業支援、コミュニティ再生のお手伝いなどを実施しました。2011年~2019年4月現在の累計で、のべ3,200名以上の社員と家族が被災地でのボランティアに参加しました。東北・みやぎ復興マラソン協賛 2017年10月より継続して、震災復興を象徴するイベントとして開催された「東北・みやぎ復興マラソン2018」への協賛を通じ、東北に新しい感動と記憶と元気を創り出すべくサポートを行いました。大会当日は約200名の社員と家族がボランティアとして、また約160名がランナーとして参加し大会を盛り上げました。

平成30年7月豪雨災害 2018年7月に発生した平成30年7月豪雨災害に対して、1,729名の社員から寄せられた社内募金約1,300万円に、会社が同額を寄付した総額約2,600万円を、被災地域の自治体や団体にお届けしました。

「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」へのサポート

役目を終えたランドセルを海外に贈る活動をサポート

被災地支援活動

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環境への取り組み

環境への取り組み

 プルデンシャル生命は「環境方針」を制定しています。これは、会社として、社員として、どのように環境対策に取り組むのか、その願いと決意を宣言したものです。 当社のミッションは、生命保険のプロフェッショナルであるライフプランナーを通じて、お客さまに経済的な保障と心の平和をお届けすることです。 当社とその社員は、お客さまに経済的な保障をお届けすると同時に、皆が安心して暮らせる環境を残すためにも、できる限りの努力をしていきたいと考えています。

 今後、当社では、生命保険業という本業部分では、省エネルギー・省資源・リサイクルや業務の効率化を推進し、貴重な資源を守り、CO2削減に貢献したいと思います。新たなサービスを開発する際には、環境に配慮したものにするよう努めてまいります。

 また、企業としての努力だけでなく、社員一人ひとりが環境に関する意識と行動を向上させることにより、社会に貢献していきたいと考えています。

環 境 方 針プルデンシャル生命の環境に対する理念

プルデンシャル生命は、お客さまが安心してすこやかに暮らせる環境があってこそ、

お客さまに真の経済的な保障と心の平和をお届けすることができると考えます。今も未来もお客さまの大切な方への思いを確実にお届けするために、

わたしたちは地球環境保護に貢献します。

本業を通じて・環境保全に関する法規制を守ります。

・省エネルギー・省資源・リサイクルに取り組み、さらに業務の効率化を行うことで無駄をなくします。・地球環境に配慮した、サービスのイノベーションを心がけます。

社員一人ひとりの心がけを通じて・社員一人ひとりが、仕事や日々の暮らし、地域社会での行動を、

環境に配慮したものへと変化させていきます。・社員全員がコミュニケーションに努め、環境に対する理念を共有します。

・ライフプランナーが、この思いをお客さまに伝えます。

プルデンシャル生命の環境方針

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 当社では、2009年より「e-約款」を導入いたしました。 「e-約款」とは、電子ファイルの提供をもって「ご契約のしおり・約款」の交付とし、帳票のペーパーレス化を促進するものです。 「ご契約のしおり・約款」とは、ご契約についての大切な事項およびご契約者さまに必要な保険の知識を記載したもので、ご契約いただく際にお渡しするものです。 従来は冊子(紙)にて交付していましたが、「e-約款」では、電子ファイルを閲覧いただくか、CD-ROMにてお受け取りいただくことができます。 「ご契約のしおり・約款」の電子ファイルは、当社ホームページよりいつでも閲覧いただくことができ、従来の冊子(紙)と比べて、保存スペースを省くことができる、パソコン等で必要項目がより簡単に検索できるなど、お客さまの利便性向上に役立つと考えています。また、「e-約款」では、従来の冊子(紙)が不要となるため、紙の使用量を大幅に削減することができます。

 プルデンシャル生命におきましては、「環境方針」にもうたっているように、「省エネルギー・省資源・リサイクル」に取り組み、かつ、「社員一人ひとりの意識と行動を変える」ことを主眼として、様々な環境対策に取り組んでいます。

当社では、「e-約款」のご利用1件当たり50円を、外貨建保険料の円換算レート金額のお知らせハガキの郵送を希望されないお客さまのご契約1件ごとに10円を、当社の指定する全国63の森林保全団体に総額2,324万9,560円を2017年11月に寄付しました※。その一部である800万円は、受け取り団体のご厚意により、宮城、岩手、福島、熊本、福岡、大分の団体に贈られ、被災地復興に役立てられています。

「e-約款」でペーパーレスを実現

「外貨建保険料の円換算レート金額」のお知らせハガキのペーパーレスを実現 2010年1月より、円換算払込特約が付加されている外貨建保険について、2回目以降の保険料をお払い込みいただく際に用いる円換算レートを、当社ホームページでご覧いただけるようになりました。 これにより、お客さまによりスピーディーに、当月の円換算保険料をご確認いただけるとともに、従来ハガキでご案内していたものを当社ホームページへの掲載にすることで、紙資源の節約を実現します。

※�e-約款、外貨建保険料の円換算レートホームページ参照による寄付金の贈呈は、2017年11月の寄付をもって終了いたしました。

「外貨建保険料の円換算レート金額」のお知らせハガキのペーパーレス化

環境への取り組み

環境への取り組み

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多様化推進への取り組み

 多様化する社会やお客さまのニーズをよく考え、大切にし、その期待に応えていく、それがプルデンシャル生命です。そこで、当社では多様化推進(ダイバーシティ&インクルージョン)をビジネス戦略のひとつとして取り組んでいます。 社員一人ひとりが、多様な人材を受け入れ、そこから新しい価値を見出すことの重要性を理解し、多様化を推進しています。

 社員一人ひとりが多様化推進への意識を高め、その責任を果たすために、シンボルマークとして「ダイバーシティ・ロゴ」を制作いたしました。 このロゴデザインには、4色の糸が折り重なって美しく丈夫な『手鞠』を作り上げている様子から、「多様性を活かした強固な組織を、多様化推進を通じて実現する」という意図が込められています。

活力を生み出し続けるために。プルデンシャル生命は、創業時より

「お客さまにパーソナルなサービスを提供すること」を経営戦略に掲げ、お客さまの価値観も多様化する時代に十分に対応できる会社を創ることを目指してきました。

この戦略こそがプルデンシャル生命のダイバーシティ推進のルーツであり、生命保険業界に変革をもたらす流れを生み出してきたイノベーションの源泉だと考えています。

創業より30年を超える時を経て、お客さまのライフスタイル・価値観は更に多様化しています。

これからもお客さまのニードに応えて最高のサービスを提供していくために、多様なキャリア・価値観を持つ質の高い人材を受け入れ、活躍できる組織であり続けることが不可欠です。

プルデンシャル生命は、個々の能力を最大限発揮できる環境の整備・働き方改革などの取り組みに加え、

同じ目標を共有する多様な人材が活発に意見交流した上で最適な答えが導きだされる企業風土を醸成し、

組織の活性化を促し、未来に向けてより強い組織創りを目指します。

プルデンシャル生命はこれからも個々人の「違い」から活力を生み出し、お客さま、社員、プルデンシャル生命に関わる

全ての方々の期待に応える努力を続けてまいります。

代表取締役社長�兼�最高経営責任者  

多様化推進の目的

多様化推進への取り組み

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 多様な人材が活躍するためには、多様な働き方が受容されること、ワーク・ライフ・バランスが整っていることが重要と考えています。そこで、質の高い業務をより効果的・効率的に行える組織環境を整えるために、2015年より本社で「ワークスタイル変革タスクフォース」を立ち上げ、全社の部署横断で生産性の高い職場環境・風土の実現を目指し、各種施策を実施しています。● テレビ会議システムの導入 東京と仙台の本社、日本全国100以上の全ての支社にテレビ会議システムを導入しています。各拠点間を移動する時間を減らし、働く場所を気にせずにコミュニケーションをとれるようになることで、より効率的な働き方ができるようになりました。● 各種制度の導入 本社社員のワーク・ライフ・バランスの充実、育児や介護との両立のため、時差出勤・短時間勤務・時間単位有休・フレックスタイム制度の導入・推進を行っています。● リモートオフィスの実施 より柔軟な働き方の実現のため、場所にとらわれず生産性の高い働き方ができることを目指し、在宅勤務制度を導入しています。また、トライアルとして2017年度より2拠点のサテライトオフィスを開設しています。本社オフィスにいるチームメンバーが離れた場所で働くことになるため、コミュニケーションを強化できるようリアルタイムの在席確認とチャット、テレビ会議が可能なシステムを併せて導入しています。

 本社のチーム横断で、子育てと仕事を両立しているメンバーを募り、両立のためのノウハウ共有や、悩みを自立的に解決するネットワーキング活動を行っています。ネットワーキンググループは会社が現場の声を吸い上げ、社員にとってよりよい環境づくりに繋げる場ともなっています。ネットワーキング活動からの声がきっかけで、男女を問わず育児休業の取得を促進するための制度改定を行いました。 また、両立をサポートする風土づくりのため、社員間の家族の交流を図る「ファミリーボランティアデー」を開催しています。2018年は200名を超える社員とその家族が参加しました。

 当社は、2017年に「新・ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)を受賞しています。 「新・ダイバーシティ経営企業100選」は2012年から経済産業省がダイバーシティ推進を経営成果に結びつけている企業の先進的な取り組みを広く紹介し、取り組む企業のすそ野拡大を目指して実施しており、選定された企業に対して経済産業大臣表彰をしています。多様なお客さまのニーズに応えるため、多様な人材を活かす当社のビジネスモデルそのものがダイバーシティに根付いている点が評価され、受賞にいたりました。

テレビ会議システム

多様化推進への取り組み

働き方改革への取り組み

育児両立サポート

多様化推進への取り組み

ファミリーボランティアデー�in�プルデンシャルタワー

トップによるコミットメント

 子育てと仕事の両立のための制度、組織づくりなどの取り組みを行い、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定(「次世代認定マーク」)を受けています。

 仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組む企業として厚生労働省に登録し、シンボルマークの「トモニン」を取得しました。

「新・ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)を受賞

「子育てサポート企業」認定

仕事と介護の両立支援に関するシンボルマーク「トモニン」を取得

 当社では、トップの強いコミットメントのもと、戦略のひとつとして多様化推進に取り組んでいます。 多様化推進に関する施策や問題・課題について、関連部門にアドバイスや提言を行うことを目的に、当社における多様化推進の諮問機関である「ダイバーシティ・アドバイザリー・ボード」を設置しています。当社社長が議長を務め、各部門を代表する執行役員がメンバーとなり、年に4回の定例会議を行っています。 さらに、日本におけるプルデンシャル・グループ各社のトップが共同で「ダイバーシティ宣言」を発表しました。他にも、ダイバーシティ&インクルージョン関連の広報誌の発行や合同セミナーの開催など、グループ一丸となって多様化推進に取り組んでいます。

はじめての在宅勤務マニュアル

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C O N T E N T Sデータ編

Ⅰ 保険会社の概況及び組織 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 51

Ⅱ 保険会社の主要な業務の内容 ・・・・・・・・・・・・ 60

Ⅲ 直近事業年度における事業の概況 ・・・・・・・・ 61

Ⅳ 直近5事業年度における

  主要な業務の状況を示す指標 ・・・・・・・・・・・・ 66

Ⅴ 財産の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67

Ⅵ 業務の状況を示す指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 84

Ⅶ 保険会社の運営 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 109

Ⅷ 特別勘定に関する指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・ 110

Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況 ・・・・・・・ 117

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Ⅰ 保険会社の概況及び組織

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1.沿革プルデンシャル生命の歩み

1987年 10月 プルデンシャル生命保険株式会社創業1988年 4月

8月営業開始ライフプランナー初入社

1989年 8月 死亡保険金第1号支払い1991年 11月 保有契約高1兆円達成1992年 3月 ライフプランナー数500名に

10月 日本初、「リビング・ニーズ特約」発売1995年 10月

11月

第1回グローバル・ボランティア・デー実施(※2017年よりインターナショナル・ボランティア・デーに名称変更)ライフプランナー数1,000名に

1997年 4月 「保険金即日支払サービス」取り扱い開始6月 第1回スピリット・オブ・コミュニティ募集開始

1998年 12月 保有契約高10兆円達成1999年 2月

5月業界初、「口座振替の再振替制度」開始コンビニエンスストアにおける保険料の振り込みの取り扱いを開始

2001年 6月8月

12月

業界初のISO9001認証取得(JQA-QM6615)カスタマーサービスセンター開設(宮城・仙台市)親会社プルデンシャル・ファイナンシャル・インクがニューヨーク証券取引所に上場

2002年 7月8月

12月

ライフプランナー数2,000名に保有契約件数100万件達成プルデンシャルタワー(東京・永田町)完成

2004年 5月7月

10月11月12月

「割増年金支払特約」取り扱い開始ドライデンカスタマーセンター(宮城・仙台市)完成資本金を200億円に増資あおば生命を子会社化保有契約高20兆円達成

2005年 2月4月5月

あおば生命との合併完了日本初、「ドナー・ニーズ・ベネフィット(骨髄ドナー給付)」取り扱い開始保険料収受の完全キャッシュレス化を実現

2006年 3月6月

保有契約件数200万件達成支払審査会を新設

2007年 3月4月

10月

ライフプランナー数3,000名にMDRT日本会会員数が10年連続日本一に創業20周年

2008年 10月 業界初、 中央三井信託銀行(現 三井住友信託銀行)と遺言信託・遺産整理の取次業務で提携2009年 3月

7月12月

資本金を290億円に増資電子化した「ご契約のしおり・約款」を交付する「e-約款」を開始

「ドナー・ニーズ・ベネフィット(骨髄ドナー給付)」給付金が1,000万円を突破2010年 4月

7月「e-約款」利用1件につき50円を全国の森林保全団体に寄付日本初、業種の枠を超え中央三井信託銀行(現 三井住友信託銀行)と「生命保険信託」を共同開発

2011年 8月 契約して2年以上が経過した契約を対象に、「診療明細書」などの提出により給付金をお支払いする取り扱いを開始

2012年 10月 創業25周年2013年 3月 保有契約高30兆円達成2014年 3月 保有契約件数300万件達成2015年 10月 100%子会社であるプルデンシャル信託株式会社が営業を開始2017年 3月

10月「新・ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)を受賞創業30周年

2018年 1月 ライフプランナー数4,000名に2019年 3月 保有契約高が30期連続の純増

3月 保有契約高40兆円達成4月 MDRT日本会会員数が22年連続日本一に

Ⅰ.保険会社の概況及び組織

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Ⅰ 保険会社の概況及び組織

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2.経営の組織2019年7月1日現在

第一営業本部 運用管理チーム

経理チーム

財務分析チーム

資金管理チーム

PAM・オラクルチーム

SOXチーム

運用企画チーム

資産運用チーム

人事チーム

商品数理チーム

数理チーム

保険収支分析チーム

給与厚生チーム

通訳チーム

支社スタッフコンサルタントチーム

役員室

総合企画チーム

資産運用リスク管理チーム

リスク管理チーム

ERM戦略チーム

内部統制推進チーム

法務チーム

コンプライアンスチーム

調査チーム

販売管理チーム

営業システム開発チーム

主計システム開発チーム

契約管理システム開発チーム

システム運用管理チーム

システム内部統制チーム

システム開発管理チーム

システム企画チーム

第二営業本部

第三営業本部

第四営業本部

第五営業本部

第六営業本部

第七営業本部

営業教育開発チーム

営業人事チーム

営業報酬チーム

ファシリティチーム

ビジネスクオリティチーム

CRMチーム

業務支援チーム

広報チーム

営業企画チーム

保全モデル開発チーム

契約内容変更第一チーム

収納サービスチーム

契約内容変更第二チーム

新契約事務チーム

カスタマーサービスチーム

引受査定チーム

スータビリティーチェックチーム

支払管理チーム

あおば保全サービスチーム

事務管理チーム

ライフプランナーサポートデスクチーム

お客様相談室

お客様の声チーム

支払査定チーム

保険金事務チーム

総務(DCC担当)チーム

コミュニケーション推進チーム

商品企画チーム

営業推進チーム

営業分析チーム

株主総会

取締役会

部本括統業営

会長

社長・最高経営責任者

執行役員会

監査役会

監査役室

保険計理人

監査チーム

満期年金事務チーム

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Ⅰ 保険会社の概況及び組織

3.支社一覧支社名 〒 住     所 電 話 FAX

札幌支社 060-0005 北海道札幌市中央区北五条西6-2-2 札幌センタービル 23F 011-210-9690 011-210-9699札幌第二支社 060-0002 北海道札幌市中央区北二条西3-1-20 札幌フコク生命越山ビル 4F 011-796-7380 011-796-7226札幌第三支社 060-0005 北海道札幌市中央区北五条西5-2-5 信金中央金庫ビル 5F 011-804-6090 011-804-6093札幌第四支社 060-0005 北海道札幌市中央区北五条西6-2-2 札幌センタービル 23F 011-806-0390 011-806-0393盛岡支社 020-0045 岩手県盛岡市盛岡駅西通2-9-1 マリオス 19F 019-604-9051 019-652-4120仙台支社 980-0021 宮城県仙台市青葉区中央3-2-1 青葉通プラザ 9F 022-262-7288 022-262-7020仙台第二支社 980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3-1-1 仙台ファーストタワー 23F 022-208-5460 022-208-5463秋田支社 010-0002 秋田県秋田市東通仲町4-1 秋田拠点センターアルヴェ 7F 018-825-5561 018-837-2105郡山支社 963-8005 福島県郡山市清水台1-6-21 山相郡山ビル 8F 024-991-9561 024-934-2513水戸支社 310-0803 茨城県水戸市城南1-1-6 サザン水戸ビル 6F 029-222-1312 029-231-6010宇都宮支社 321-0953 栃木県宇都宮市東宿郷4-1-11 大塚宇都宮ビル 2F 028-610-5242 028-635-7551高崎支社 370-0841 群馬県高崎市栄町16-11 高崎イーストタワー 10F 027-321-2390 027-321-2391高崎第二支社 370-0841 群馬県高崎市栄町3-23 高崎タワー21 2F 027-367-1375 027-367-1378さいたま支社 336-0027 埼玉県さいたま市南区沼影1-10-1 ラムザタワー 4F 048-844-2700 048-844-2708さいたま第二支社 330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-9-1 三谷ビル 8F 048-615-0321 048-615-0325大宮支社 330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-9-1 三谷ビル 4F 048-614-8721 048-614-8725千葉支社 261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンD棟 11F 043-350-3121 043-296-7501千葉中央支社 260-0028 千葉県千葉市中央区新町1000 センシティタワー 16F 043-382-3780 043-382-3783船橋支社 273-0012 千葉県船橋市浜町2-1-1 ららぽーと三井ビルディング 10F 047-437-6030 047-437-6033船橋中央支社 273-0012 千葉県船橋市浜町2-1-1 ららぽーと三井ビルディング 10F 047-773-9370 047-773-9373東京中央支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 5F(総合受付) 03-6890-1800 03-6890-1805東京西支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー 4F(総合受付) 03-6867-0260 03-6867-0263東京南支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー 4F(総合受付) 03-6867-1140 03-6867-1143東京北支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 7F(総合受付5F) 03-6844-3960 03-6844-6261東京第一支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー 8F(総合受付) 03-6675-3050 03-6675-3289東京第二支社 101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 6F(総合受付) 03-6777-0943 03-6777-1087東京第三支社 101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 7F(総合受付6F) 03-6777-0934 03-6777-1086東京第四支社 105-0022 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング 15F(総合受付) 03-6865-7320 03-6865-7330東京第五支社 101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 7F(総合受付6F) 03-6777-0925 03-6777-1085東京第六支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー 8F(総合受付) 03-6675-3314 03-6675-3453東京第七支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 8F(総合受付5F) 03-6890-1950 03-6890-1954東京第九支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー 8F(総合受付) 03-6685-0699 03-6685-2815東京第十支社 101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 6F(総合受付) 03-6689-5083 03-6689-5079首都圏中央支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 5F(総合受付) 03-6890-1870 03-6890-1874首都圏第一支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー 8F(総合受付) 03-6675-9837 03-6680-8459首都圏第二支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 8F(総合受付5F) 03-6890-1860 03-6890-1863首都圏第四支社 105-0022 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング 15F(総合受付) 03-6865-9270 03-6865-9273首都圏第五支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 7F(総合受付5F) 03-6890-1900 03-6890-1880首都圏第六支社 101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 6F(総合受付) 03-6777-0915 03-6777-1058首都圏第七支社 101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 7F(総合受付6F) 03-6689-2780 03-6680-9622首都圏第八支社 101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 6F(総合受付) 03-6777-0911 03-6777-1057港第二支社 105-0022 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング 15F(総合受付) 03-6865-9260 03-6865-9263港第三支社 105-0022 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング 15F(総合受付) 03-6865-9280 03-6865-9285

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Ⅰ 保険会社の概況及び組織

支社名 〒 住     所 電 話 FAX港第五支社 105-0022 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング 15F(総合受付) 03-6865-9240 03-6865-9244千代田第四支社 101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 7F(総合受付6F) 03-6777-0922 03-6777-1084千代田第五支社 101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 7F(総合受付6F) 03-6777-0918 03-6777-1059千代田第六支社 101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 7F(総合受付6F) 03-6777-0898 03-6777-1053品川中央支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー 11F(総合受付4F) 03-6867-1815 03-6867-1818品川第一支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー 8F(総合受付) 03-6684-1518 03-6685-0644品川第二支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー 8F(総合受付) 03-6682-4440 03-6682-4447品川第三支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー 8F(総合受付) 03-6674-2955 03-6675-9788品川第四支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー 8F(総合受付) 03-6685-0645 03-6685-0694品川第六支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー 4F(総合受付) 03-6779-4234 03-6691-8571品川第七支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー 11F(総合受付4F) 03-6779-4237 03-6691-8572品川第八支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー 4F(総合受付) 03-6779-4240 03-6691-8573品川第九支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー 11F(総合受付4F) 03-6779-4243 03-6691-8574青山第一支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 6F(総合受付5F) 03-6890-1850 03-6890-1852青山第二支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 8F(総合受付5F) 03-6890-1810 03-6890-1813青山第三支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 7F(総合受付5F) 03-6890-1820 03-6890-1839青山第四支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 6F(総合受付5F) 03-6890-1930 03-6890-1933青山第五支社 107-0062 東京都港区南青山2-26-1 南青山ブライトスクエア 6F(総合受付5F) 03-6846-4398 03-6846-1673大崎第一支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー 11F(総合受付4F) 03-6867-1805 03-6867-1808大崎第二支社 141-0032 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー 11F(総合受付4F) 03-6867-1810 03-6867-1813汐留支社 105-0022 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング 15F(総合受付) 03-6865-9290 03-6865-9299新橋支社 105-0022 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング 15F(総合受付) 03-6880-2511 03-6880-2515港南支社 105-0022 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング 15F(総合受付) 03-6865-9250 03-6865-9253港南第二支社 105-0011 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルB館 13F 03-6778-1325 03-6778-1328港南第三支社 105-0011 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルB館 13F 03-6778-1330 03-6778-1333港南第四支社 105-0011 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルB館 13F 03-6778-1335 03-6778-1338立川支社 190-0012 東京都立川市曙町2-38-5 立川ビジネスセンタービル 2F 042-521-0511 042-521-0510多摩支社 215-0021 神奈川県川崎市麻生区上麻生1-5-2 小田急新百合ケ丘ビル 6F 044-952-1351 044-952-1361横浜支社 221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング 16F(総合受付15F) 045-277-0919 045-277-0931横浜中央支社 221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング 15F(総合受付) 045-277-0935 045-277-0938横浜東支社 221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング 16F(総合受付15F) 045-277-0941 045-277-0949横浜西支社 221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング 15F(総合受付) 045-277-0951 045-277-0958横浜南支社 221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング 16F(総合受付15F) 045-277-0915 045-277-0918横浜北支社 221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング 15F(総合受付) 045-285-0515 045-285-0518横浜第一支社 221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング 16F(総合受付15F) 045-277-0959 045-277-0962新潟支社 950-0088 新潟県新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ 8F 025-368-7322 025-368-7333富山支社 930-0856 富山県富山市牛島新町5-5 インテックビル 8F 076-439-8115 076-444-2352金沢支社 920-0031 石川県金沢市広岡3-1-1 金沢パークビル 2F 076-232-0711 076-232-0717福井支社 910-0005 福井県福井市大手3-14-9 商工中金E・S福井ビル 8F 0776-30-2300 0776-30-0056甲府支社 400-0031 山梨県甲府市丸の内1-17-14 甲府センタービル 6F 055-206-0807 055-206-0834長野支社 380-0823 長野県長野市南千歳1-12-7 新正和ビル 3F 026-291-4571 026-228-6230静岡支社 420-0853 静岡県静岡市葵区追手町5-4 アーバンネット静岡追手町ビル 10F 054-221-5881 054-221-5886浜松支社 430-7718 静岡県浜松市中区板屋町111-2 浜松アクトタワー 18F 053-541-2611 053-541-2615名古屋支社 450-6330 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 30F(総合受付31F) 052-588-6181 052-571-7223名古屋中央支社 450-6331 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 31F(総合受付) 052-856-7370 052-856-7375名古屋東支社 450-6331 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 31F(総合受付) 052-856-7380 052-856-7385

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Ⅰ 保険会社の概況及び組織

支社名 〒 住     所 電 話 FAX名古屋西支社 460-0003 愛知県名古屋市中区錦2-4-15 ORE錦二丁目ビル 3F 052-218-3085 052-201-5105名古屋北支社 450-6331 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 31F(総合受付) 052-856-7400 052-856-7405名古屋第二支社 450-6331 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 31F(総合受付) 052-856-7410 052-856-7413名古屋第三支社 450-6330 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 30F(総合受付31F) 052-856-7420 052-856-7423名古屋第四支社 450-6330 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 30F(総合受付31F) 052-856-7430 052-856-7433名古屋第五支社 450-6331 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋 31F(総合受付) 052-856-7450 052-856-7453四日市支社 510-0086 三重県四日市市諏訪栄町1-1 四日市MNビル 2F 059-342-0260 059-342-0263京都支社 600-8411 京都府京都市下京区烏丸通四条下る水銀屋町612番地 四条烏丸ビル 6F 075-257-7274 075-256-6050京阪支社 532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原3-4-30 ニッセイ新大阪ビル 14F 06-7668-0366 06-7668-0381京阪第二支社 532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原3-4-30 ニッセイ新大阪ビル 14F 06-6392-3155 06-6392-3166京阪第三支社 542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-9-17 エトワール心斎橋 6F 06-7657-1390 06-7657-1393大阪支社 530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 28F(総合受付) 06-6372-6102 06-6372-6126大阪中央支社 530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 28F(総合受付) 06-6372-6131 06-6372-6129大阪北支社 530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 28F(総合受付) 06-6372-6235 06-6372-6203大阪第一支社 530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 29F(総合受付28F) 06-6372-6156 06-6372-6195大阪第二支社 530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 29F(総合受付28F) 06-6372-6189 06-6372-6198大阪第三支社 530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 29F(総合受付28F) 06-6372-6214 06-6372-6205大阪第五支社 541-0041 大阪府大阪市中央区北浜1-8-16 大阪証券取引所ビル 8F 06-7223-8005 06-7223-8008大阪第六支社 541-0046 大阪府大阪市中央区平野町3-6-1 あいおいニッセイ同和損保御堂筋ビル 8F 06-7709-9751 06-7709-9755大阪第七支社 530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 28F(総合受付) 06-6372-6217 06-6372-6224大阪第九支社 530-0011 大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA 28F(総合受付) 06-6372-6188 06-6372-6256大阪第十支社 530-0005 大阪府大阪市北区中之島2-3-33 大阪三井物産ビル 16F 06-7657-1610 06-7657-1613神戸支社 650-0037 兵庫県神戸市中央区明石町32 明海ビル 4F 078-333-6850 078-333-6851神戸第二支社 650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町1-1-2 三宮セントラルビル 5F 078-391-8121 078-391-8123神戸第三支社 650-0037 兵庫県神戸市中央区明石町32 明海ビル 4F 078-571-3040 078-571-3043岡山支社 700-0904 岡山県岡山市北区柳町1-1-27 岡山柳町ビル 3F 086-221-2351 086-221-2129岡山中央支社 700-0821 岡山県岡山市北区中山下1-9-40 新岡山ビル11F 086-800-1160 086-800-1163福山支社 720-0812 広島県福山市霞町1-1-1 福山信愛ビル 8F 084-923-8061 084-923-8065広島支社 730-0036 広島県広島市中区袋町5-25 広島袋町ビルディング 8F 082-241-6221 082-242-1036広島第二支社 730-0036 広島県広島市中区袋町5-25 広島袋町ビルディング 8F 082-241-6206 082-242-1037広島第三支社 730-0016 広島県広島市中区幟町13-4 広島マツダビル 11F(総合受付) 082-536-0470 082-536-0473広島第五支社 730-0016 広島県広島市中区幟町13-4 広島マツダビル 10F(総合受付11F) 082-536-0480 082-536-0483山口支社 754-0021 山口県山口市小郡黄金町2-21 スクエア新山口 9F 083-600-0331 083-600-0335徳島支社 770-0832 徳島県徳島市寺島本町東3-8 ダイワロイネットホテル徳島駅前 2F 088-638-0371 088-638-0375高松支社 760-0028 香川県高松市鍛冶屋町3 香川三友ビル 3F 087-823-1351 087-823-1375松山支社 790-0003 愛媛県松山市三番町4-9-6 NBF松山日銀前ビル 10F 089-947-8030 089-947-8040北九州支社 803-0812 福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州高層棟 13F 093-562-7600 093-581-1051福岡支社 810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-3-30 天神ビル新館 4F 092-715-3366 092-715-3360福岡第二支社 810-0801 福岡県福岡市博多区中洲5-3-8 アクア博多 4F 092-284-8989 092-287-9309福岡第三支社 810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-3-30 天神ビル新館 4F 092-688-9150 092-688-9153福岡第四支社 810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-4-20 天神ノースフロントビル 6F 092-738-6050 092-738-6051福岡第五支社 810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-4-20 天神ノースフロントビル 6F 092-687-4715 092-687-4718福岡第六支社 810-0801 福岡県福岡市博多区中洲5-3-8 アクア博多 4F 092-289-6995 092-289-6998福岡第七支社 810-0801 福岡県福岡市博多区中洲5-3-8 アクア博多 4F 092-289-8651 092-289-8654

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Ⅰ 保険会社の概況及び組織

支社名 〒 住     所 電 話 FAX熊本支社 860-0805 熊本県熊本市中央区桜町1-20 西嶋三井ビルディング 12F 096-359-1577 096-359-1050熊本中央支社 860-0804 熊本県熊本市中央区辛島町6-7 いちご熊本ビル 3F 096-241-6431 096-241-6434大分支社 870-0046 大分県大分市荷揚町3-1 いちご・みらい信金ビル 4F 097-540-6191 097-537-7031鹿児島支社 890-0053 鹿児島県鹿児島市中央町18-1 南国センタービル 6F 099-808-3501 099-808-3507沖縄支社 900-0015 沖縄県那覇市久茂地1-12-12 ニッセイ那覇センタービル 9F 098-941-3616 098-866-3026

(2019年7月1日現在)

年月日 増(減)資額 増(減)資後資本金 摘 要1987年10月14日 10,000 百万円 10,000 百万円 設 立2004年10月13日 10,000 百万円 20,000 百万円 増 資2009年 3月 3日 9,000 百万円 29,000 百万円 増 資

4.資本金の推移

発行する株式の総数 1,000 千株発行済株式の総数 480 千株

当期末株主数 1 名

5.株式の総数

名 称 主たる営業所又は事務所の所在地 資本金又は出資金 事業の内容 設 立

年月日

株式等の総数等に占める所有株式等

の割合

プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社

東京都千代田区 115,185百万円※1

保険持株会社(生命保険会社、その他の保険業法の規定により子会社とした会社の経営管理およびその業務

に附帯する業務)

2001年3月23日 100%

プルデンシャル・ファイナンシャル・インク

アメリカ合衆国ニュージャージー州

ニューアーク市2,756,574百万円※2

持株会社(生命保険、年金、退職関連業務、

投資信託、資産運用等の商品・サービスを提供する子会社等の

株式の保有)

1875年10月13日

100%(間接保有)

※1 2019年3月末現在(含む、資本準備金)。※2 2018年12月末現在(含む、資本準備金)。換算レート:1ドル=111.00円。

(注)直接保有の株主および最終的な株主となる主要株主を記載しています。

7.主要株主の状況

発行済株式種 類 発行数 内 容

普通株式 480 千株 -

6.株式の状況(1)発行済株式の種類等

株主名当社への出資状況 当社の大株主への出資状況

持株数 持株比率 持株数 持株比率プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 480 千株 100% - -

(注)当期末株主数は1名

(2)大株主

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Ⅰ 保険会社の概況及び組織

8.取締役及び監査役、執行役員(1)取締役及び監査役一覧(役職名・氏名)

男性 13名  女性 0名 (取締役及び監査役のうち女性の比率 0%) 2019年7月1日現在

役職名 氏 名 担当又は主な職業

取締役会長(非常勤)

倉重 光雄(くらしげ みつお)

プルデンシャル・ファイナンシャル・インク インターナショナル・インシュアランスシニア・バイス・プレジデント兼ジャパン・インシュアランス・オペレーションズCEOプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)ジブラルタ生命保険株式会社 取締役会長

代表取締役社長 濱田 元房(はまだ もとふさ)

執行役員社長兼最高経営責任者プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 取締役

代表取締役副社長 阿野 安雄(あの やすお)

執行役員副社長プルデンシャル信託株式会社 取締役(非常勤)

取締役 木本 博之(きもと ひろゆき)

執行役員常務

取締役(非常勤) Jonathan Graybill(ジョナサン・グレイビル)

プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 取締役(非常勤)

取締役(非常勤) 関 威(せき たけし)

プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 取締役

取締役(非常勤) Bruno Kern(ブルーノ・ケルン)

プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社 取締役(非常勤)ジブラルタ生命保険株式会社 取締役(非常勤)

取締役(非常勤) Michael S. Fisher(マイケル・エス・フィッシャー)

プルデンシャル・ファイナンシャル・インク インターナショナル・インシュアランスバイス・プレジデント兼チーフリスクオフィサープルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン株式会社 取締役(非常勤)

常勤監査役※ 藍原 洋(あいはら ひろし)

常勤監査役※ 五味 良男(ごみ よしお)

常勤監査役※ 西依 雄二(にしより ゆうじ)

監査役※ 井上 春樹(いのうえ はるき)

監査役※ 西口 健二(にしぐち けんじ)

株式会社日本総合研究所 常務理事

※は、社外監査役

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Ⅰ 保険会社の概況及び組織

(2)執行役員一覧(役職名・氏名) 2019年7月1日現在

役職名 氏 名 担当又は主な職業

執行役員社長 濱田 元房(はまだ もとふさ)

チーフエグゼクティブオフィサー

執行役員副社長 阿野 安雄(あの やすお)

( 保全モデル開発チーム、営業企画チーム、営業推進チーム、営業分析チーム、CRMチーム、業務支援チーム、ファシリティチーム、広報チーム、 ビジネスクオリティチーム、営業人事チーム、営業報酬チーム管掌)

執行役員常務 木本 博之(きもと ひろゆき)

( PAM・オラクルチーム、SOXチーム、運用管理チーム、運用企画チーム、経理チーム、財務分析チーム、資金管理チーム、資産運用チーム、 商品数理チーム、数理チーム、保険収支分析チーム、給与厚生チーム、 人事チーム、通訳チーム、支社スタッフコンサルタントチーム、役員室、 総合企画チーム管掌)

執行役員常務 間原 寛(まばら かん)

営業統括本部長、営業統括本部、営業教育開発チーム担当

執行役員常務 山﨑 謙繁(やまざき のりしげ)

プレジデントオブDCCコミュニケーション推進チーム、事務管理チーム、商品企画チーム、総務(DCC担当)チーム担当

( お客様の声チーム、契約内容変更第一チーム、契約内容変更第二チーム、 収納サービスチーム、支払査定チーム、カスタマーサービスチーム、 お客様相談室、スータビリティーチェックチーム、保険金事務チーム、 満期年金事務チーム、支払管理チーム、あおば保全サービスチーム、 新契約事務チーム、引受査定チーム、ライフプランナーサポートデスクチーム管掌)

執行役員 秋目 哲郎(あきめ てつろう)

第一営業本部長、第一営業本部担当

執行役員 阿部 明雄(あべ あきお)

監査チーム担当

執行役員 井深 貴博(いぶか たかひろ)

営業人事チーム、営業報酬チーム担当

執行役員 岩本 睦央(いわもと むつお)

第七営業本部長、第七営業本部担当

執行役員 上野 大(うえの ふとし)

チーフリスクオフィサー、個人情報統括管理責任者、資産運用リスク管理チーム、リスク管理チーム、ERM戦略チーム、内部統制推進チーム担当

執行役員 榎本 敦司(えのもと あつし)

カスタマーサービスチーム、新契約事務チーム、スータビリティーチェックチーム、引受査定チーム、ライフプランナーサポートデスクチーム担当

執行役員 大澤 光宏(おおさわ みつひろ)

チーフインフォメーションオフィサー営業システム開発チーム、主計システム開発チーム、契約管理システム開発チーム、システム運用管理チーム、システム内部統制チーム、システム開発管理チーム、システム企画チーム担当

執行役員 小野 洋平(おの ようへい)

チーフコンプライアンスオフィサーコンプライアンスチーム、調査チーム、販売管理チーム担当

執行役員 片岡 正明(かたおか まさあき)

チーフファイナンシャルオフィサー運用管理チーム、経理チーム、財務分析チーム、資金管理チーム、PAM・オラクルチーム、SOXチーム担当

執行役員 加松 宏樹(かまつ ひろき)

東京中央支社 支社長

執行役員 菊地 直人(きくち なおと)

第五営業本部長、第五営業本部担当

執行役員 菊地 真美(きくち まみ)

あおば保全サービスチーム、支払管理チーム、支払審査会担当

執行役員 河本 恭宏(こうもと やすひろ)

第六営業本部長、第六営業本部担当

執行役員 児玉 裕三(こだま ゆうぞう)

第二営業本部長、第二営業本部担当

執行役員 小渕 亮(こぶち りょう)

チーフアクチュアリー商品数理チーム、数理チーム、保険収支分析チーム担当

執行役員 酒井 聡(さかい さとし)

第三営業本部長、第三営業本部担当

執行役員 佐藤 信博(さとう のぶひろ)

第四営業本部長、第四営業本部担当

執行役員 佐藤 徳博(さとう のりひろ)

営業企画チーム、営業推進チーム、営業分析チーム担当

執行役員 篠原 慎太郎(しのはら しんたろう)

チーフインベストメントオフィサー資産運用チーム、運用企画チーム担当

執行役員 高橋 淳(たかはし じゅん)

業務支援チーム、広報チーム、CRMチーム担当

執行役員 立川 清明(たちかわ きよあき)

役員室、給与厚生チーム、人事チーム、通訳チーム、支社スタッフコンサルタントチーム担当

執行役員 段 祐一(だん ゆういち)

総合企画チーム担当

執行役員 趙 美香子(ちょう みかこ)

チーフリーガルオフィサー法務チーム担当

執行役員 鳥山 永(とりやま ひさし)

契約内容変更第一チーム、契約内容変更第二チーム、収納サービスチーム、保全モデル開発チーム担当

執行役員 野川 晋(のがわ すすむ)

首都圏第八支社エグゼクティブ・ライフプランナー

執行役員 前原 弥生(まえはら やよい)

チーフビジネスエシックスオフィサーファシリティチーム、ビジネスクオリティチーム担当

執行役員 真々田 和香子(ままだ わかこ)

お客様相談室、お客様の声チーム、支払査定チーム、保険金事務チーム、満期年金事務チーム担当

執行役員 盛田 穣(もりた じょう)

デジタル戦略担当

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Ⅰ 保険会社の概況及び組織

(単位:名、歳、年)

区 分 2017年度末在籍数

2018年度末在籍数

2017年度採用数

2018年度採用数

2018年度末平均年齢 平均勤続年数

内勤社員 1,164 1,232 156 156 40.2 9.4(男子) (539) (561) (46) (53) (42.5) (10.9)(女子) (625) (671) (110) (103) (38.3) (8.2)営業社員 4,723 5,024 622 716 40.0 8.6(男子) (4,309) 4,587 (530) (621) (40.3) (9.0)(女子) (414) 437 (92) (95) (37.0) (4.7)

10.従業員の在籍・採用状況

区 分 2018年3月 2019年3月内勤社員 472千円 475千円

(注) 平均給与月額は各年3月中の税込定例給与であり、賞与、時間外手当及び通勤手当は含みません。

11.平均給与(内勤社員)

区 分 2018年3月 2019年3月営業社員 1,195千円 1,280千円

(注)平均報酬月額は各年3月中の税込報酬です。

12.平均報酬(営業社員)

9.会計監査人の氏名又は名称 PwCあらた有限責任監査法人

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Ⅱ 保険会社の主要な業務の内容

1.主要な業務の内容 生命保険業  保険の引受け:生命保険の募集及び引受け業務を行っています。  資産の運用 : 保険料としてお支払いいただいた金銭などの運用を行っています。一般勘定資産の運用概況

については、96ページをご覧ください。

 付随業務  業務の代理・事務の代行:他の保険会社その他金融業を行う者の業務の代理又は事務の代行を行っています。  国債などの窓口販売業務:現在行っていません。  信託契約代理店業務: プルデンシャル信託株式会社および三井住友信託銀行株式会社が行う信託契約締結の

媒介を行っています。

2.企業理念 会社概要編4ページをご覧ください。

Ⅱ.保険会社の主要な業務の内容

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Ⅲ 直近事業年度における事業の概況

1.直近事業年度における事業の概況 会社概要編13〜18ページをご覧ください。

2.契約者懇談会の実施状況 会社概要編24ページをご覧ください。

3.相談・苦情処理態勢、相談(照会、苦情)の件数、及び苦情からの改善事例 会社概要編をご覧ください。  (ア) 相談・苦情処理態勢 ··················· 24〜25ページ  (イ) 相談(照会、苦情)の件数 ······· 26ページ  (ウ) 苦情からの改善事例 ··················· 27ページ

4.契約者に対する情報提供の実態 会社概要編20〜23ページをご覧ください。

5.商品に対する情報及びデメリット情報提供の方法 会社概要編20〜23ページをご覧ください。

6.営業社員教育・研修の概略 会社概要編11〜12ページをご覧ください。

Ⅲ.直近事業年度における事業の概況

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Ⅲ 直近事業年度における事業の概況

7.保険商品一覧 プルデンシャル生命保険では、すべてオーダーメイドの生命保険をお客さまにご提供しています。ライフプランナーがお客さまのライフスタイルに合わせて保険商品を組み合わせ、お一人おひとりのニーズにふさわしい生命保険をお届けしています。

<主契約一覧>種類 販売名称 特   徴

終身保険終身保険 生涯にわたる死亡・高度障害の保障を提供する保険です。

修正払込方式終身保険 生涯にわたる死亡・高度障害の保障を提供する保険です。それぞれの収入・ライフステージに合わせた保険料のお払込みが可能です。

養老保険

養老保険 一定期間の死亡・高度障害の保障があり、また満期時には死亡保険金と同額の満期保険金を受け取れる保険です。

リタイアメント・インカム[年金支払型特殊養老保険]

一定期間の死亡・高度障害の保障と、老後の資金づくりを同時に実現できる保険です。

リタイアメント・インカム(引受緩和型)[年金支払型特殊養老保険(引受緩和型)]

一定期間の死亡の保障と、老後の資金づくりを同時に実現できる保険です。健康上の理由等でリタイアメント・インカムにご加入いただけなかった場合にのみお申込みいただけます。

定期保険

解約返戻金抑制型家族収入保険(高度障害療養加算型)

ご遺族に一定期間、毎月一定額の年金をお支払いする保険です。高度障害に該当した場合は、一定額の年金に加算した年金をお支払いします。

平準定期保険 一定期間の死亡・高度障害の保障を提供する保険です。無理のない保険料でより大きな保障が得られます。

低解約返戻金型平準定期保険 所定の期間、解約返戻金を低く抑えることにより、割安な保険料で、一定期間の死亡・高度障害の保障が得られます。

無解約返戻金型平準定期保険 一定期間の死亡・高度障害の保障に重点を置いた保険です。解約返戻金がないため、割安な保険料でより大きな保障が得られます。

逓減定期保険 年々保障額が減少していく保険です(保険料は一定)。

疾病・医療・介護・就労不能障害保険

解約返戻金抑制型入院保険(一時金給付型)

入院初期にかかる費用や、所定の三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)による長期入院を保障する保険です。

終身介護保険 生涯にわたる介護保障を提供する保険です。

介護終身保険(認知症加算型) 生涯にわたる介護保障を提供する保険です。所定の重度の認知症に該当した場合は、年金額を加算してお支払いします。

介護一時金保険 生涯にわたる介護保障を一時金で提供する保険です。

がん診断保険 所定のがん、上皮内がん等に罹患したと診断確定された場合の保障を提供する保険です。

解約返戻金抑制型就労不能障害保険 所定の就労不能障害状態等に該当したときに年金を毎月お支払いする保険です。

外貨建保険

米国ドル建終身保険(※1)世界の基軸通貨「米国ドル」で生涯にわたる死亡・高度障害の保障を提供する保険です。円建保険と併せることにより、為替リスクを分散できます。

米国ドル建リタイアメント・インカム(※1)[米国ドル建年金支払型特殊養老保険]

世界の基軸通貨「米国ドル」での一定期間の死亡・高度障害の保障と、老後の資金づくりを同時に実現できる保険です。円建保険と併せることにより為替リスクを分散できます。

米国ドル建リタイアメント・インカム(引受緩和型)(※1)[米国ドル建年金支払型特殊養老保険(引受緩和型)]

世界の基軸通貨「米国ドル」での一定期間の死亡の保障と、老後の資金づくりを同時に実現できる保険です。円建保険と併せることにより為替リスクを分散できます。健康上の理由等で米国ドル建リタイアメント・インカムにご加入いただけなかった場合にのみお申込みいただけます。

米国ドル建介護終身保険(認知症加算型)(※1)

世界の基軸通貨「米国ドル」で生涯にわたる介護保障を提供する保険です。所定の重度の認知症に該当した場合は、年金額を加算してお支払いします。円建保険と併せることにより為替リスクを分散できます。

米国ドル建特別終身保険(無告知型)(生存保険金特則付)(※1)

世界の基軸通貨「米国ドル」でお子様の生涯にわたる死亡の保障と、大学等の教育資金づくりを同時に実現できる保険です。

米国ドル建平準定期保険(※1)世界の基軸通貨「米国ドル」で一定期間の死亡・高度障害の保障を提供する保険です。無理のない保険料でより大きな保障が得られます。円建保険と併せることにより、為替リスクを分散できます。

変額保険 変額保険(終身型)(※2)生涯にわたる死亡・高度障害の保障に加え、保険金額が運用実績に応じて増減する保険です。死亡・高度障害保険金については、基本保険金額を最低保証します。

※1 必ず63ページの「外貨建保険に関するご注意」をご参照ください。※2 必ず64ページの「変額保険に関するご注意」をご参照ください。

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Ⅲ 直近事業年度における事業の概況

<特約一覧>無解約返戻金型平準定期保険特約 無解約返戻金型先進医療特約(医療保険用)解約返戻金抑制型家族収入特約(高度障害療養加算型) 疾病障害による保険料払込免除特約逓減定期保険特約 リビング・ニーズ特約災害死亡給付特約 ナーシングケア特約[介護前払特約]傷害特約 円換算払込特約新買増権保証特約 円換算貸付特約無解約返戻金型入院特約(一時金給付型) 円換算支払特約無解約返戻金型新手術給付特約 保険金等の支払方法の選択に関する特約無解約返戻金型がん入院特約 愛の割増年金特約[割増年金支払特約]無解約返戻金型先進医療特約 指定代理請求特約無解約返戻金型新手術給付特約(医療保険用) 無解約返戻金型就労不能障害特約無解約返戻金型がん入院特約(医療保険用) 無解約返戻金型就労不能障害一時金特約

2019年7月1日現在

●当社がご提案する保険はすべて無配当保険です。●保険種類をお選びいただく際には、「保険種類のご案内」をご覧ください。●ご契約の際には、「契約概要」、「注意喚起情報」および「ご契約のしおり・約款」をご確認ください。

※1 外貨建保険に関するご注意

外貨建の保険について、特にご注意いただきたい事項がありますので、必ずご一読ください。

為替リスク    為替相場の変動による価格変動リスクを、為替リスクといいます。    外貨建の保険は金銭の授受を外貨で行いますので、円でお取扱いする場合には、為替リスクがあります。

為替相場の変動によりお受取りになる年金・保険金等の円換算額が、ご契約時における年金・保険金等の円換算額を下回る場合や、日本円でお受取りいただく年金・保険金・解約返戻金等の額が、日本円でお払込みいただいた保険料の合計額を下回る場合があるため、損失が生じるおそれがあります。この保険に関する為替リスクは、ご契約者または受取人に帰属します。

ご契約に係る諸費用    本商品に係る諸費用の合計額は「保険関係費用」「外貨のお取扱いに関する費用」「年金で受け取る場合の

費用」「解約控除」を合算した額となります。  【保険関係費用】    お払込みいただく保険料のうち、その一部は保険契約の締結・維持・死亡保障等に係る費用等に充てられ、

それらを除いた金額が責任準備金等として将来の保険金などのお支払いに備えて積み立てられます。また、ご契約後も定期的に保険契約の締結・維持、死亡保障等に係る費用等が控除されます。なお、これらの費用については、契約年齢・性別・保険金額等によって異なるため、その数値や計算方法を記載することができません。

  【外貨のお取扱いによる費用】    外貨での金銭授受の際、ご利用の金融機関により各種手数料が必要な場合があり、この手数料はご契約者

または受取人のご負担となります。円換算に関する特約を付加した場合、金銭の授受は円で行います。円への換算は当社適用レートを用い、当社適用レートには為替手数料(0.25円/1 USドル(2019年6月現在))が含まれています。

  【年金で受け取る場合の費用】    年金開始日以後、受取年金額に対して1.0%(2019年6月現在)を年金受取日の責任準備金・積立金より

控除します。特約を付加することにより、保険金・解約返戻金を年金で受け取る場合、年金開始日以後、受取年金額に対して1.0%(2019年6月現在)を年金受取日の年金原資より控除します。

  【解約控除】    契約日から10年未満*かつ保険料払込期間中に解約・減額等をした場合、取扱日の責任準備金・積立金から

経過年数に応じた所定の金額(解約控除)を控除した金額が解約返戻金額となります。なお、解約控除の金額は契約年齢・性別・保険料払込期間・保険金額等により契約ごとに異なるため、その数値や計算方法を記載することができません。

  * 次の保険種類については「5年未満」と読み替えます:米国ドル建平準定期保険

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Ⅲ 直近事業年度における事業の概況

※2 変額保険に関するご注意

変額保険について、特にご注意いただきたい事項がありますので、必ずご一読ください。なお、特定保険契約に付加される特約のうち、一般勘定で運用されるもの(医療保障等)に関する費用については、特定保険契約とは別に費用が生じます。

運用リスク    変額保険は、特別勘定の運用実績に応じて保険金額や解約返戻金額が変動する*1仕組みの保険です。特別

勘定に属する資産の運用実績に影響を与える指標としては、金利、為替レート、株価、債券価格、その他の有価証券相場等があります。

    変額保険は、運用実績が保険金額や解約返戻金額に反映され、積立金がこれらの指標の変動による影響を受けるため、運用リスクがあります。したがいまして、株価の下落や金利の上昇および信用悪化に伴う債券価格の下落、為替の変動(主に円高)などにより、解約返戻金額がお払込みいただいた保険料の合計額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれ*2があります。この保険に関する運用リスクは、ご契約者または受取人に帰属します。

    お客様が繰入比率の変更や積立金の移転を行われた際には、選択された特別勘定の種類によっては基準となる指標やリスクの種類が異なることとなります。

  *1 特約の保険金額・給付金額は主契約と異なり変動することはありません。  *2 解約返戻金に最低保証はありません。

ご契約に係る諸費用    本商品に係る諸費用の合計額は「保険関係費用」「運用関係費用」「年金で受け取る場合の費用」「解約控除」

を合算した額となります。  【保険関係費用】    お払込みいただく保険料のうち、その一部は保険契約の締結・維持・死亡保障等に係る費用等に充てられ、

それらを除いた金額が特別勘定で運用されます。また、ご契約後も定期的に保険契約の締結・維持、死亡保障等に係る費用等が控除されます。なお、これらの費用については、契約年齢等によって異なり、保険期間中も変動するため、その数値や計算方法を記載することができません。

  【運用関係費用】    各特別勘定から特別勘定の運用により発生する費用等が控除されます。信託事務の諸費用等、有価証券の

売買委託手数料および消費税等の税金がかかり、お客様が間接的にこれらの費用を負担していることになります。また、これらの費用は発生前に金額や割合を確定することが困難なため表示することができません。

  【年金で受け取る場合の費用】    特約を付加することにより、保険金・解約返戻金を年金で受け取る場合、年金開始日以後、受取年金額に

対して1.0%(2019年6月現在)を年金受取日の年金原資より控除します。  【解約控除】    契約日から10年未満かつ保険料払込期間中に解約・減額等をした場合、計算基準日の前日末における積立

金額から、経過年数に応じた所定の金額(解約控除)を控除した金額が解約返戻金額となります。なお、解約控除の金額は契約年齢・性別・保険料払込期間・保険金額等により契約ごとに異なるため、その数値や計算方法を記載することができません。

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Ⅲ 直近事業年度における事業の概況

8.情報システムに関する状況 当社の情報システムは、お客さまのご契約情報を安全確実に管理することを最優先にし、かつ、当社の最大の特徴であるライフプランナー制度を支え活かすことを目標に、構築・運用しております。個人情報を強固に保護しながら、手続きの簡素化やコールセンターでのサービス拡充など、お客さまにより質の高いサービスを提供するための基盤となることを目指しております。また、デジタル化の推進や最新技術の活用による新たな価値創出に向けた試行・導入にも取り組んでまいります。

・保険契約管理システムの改善と機能拡充 お客さまのご契約情報を安全に管理し、各種手続きを迅速かつ正確に実施するために、保険契約管理システムの継続的な改善と機能拡充を実施しております。保険金等の支払いに関する業務の更なる品質向上につながるシステムの拡充や、RPA(Robotic Process Automation)の活用による事務効率化、クラウド化推進によるコスト削減等に注力しております。

・営業支援システムの改善と機能拡充 お客さまによりわかりやすく生命保険をご提案し、よりスムーズにお手続きいただくために、ライフプランナーが使用するシステムの継続的な改善と機能拡充を実施しております。お申込み手続きに加え、各種保全、お支払い手続きのペーパーレス化等、お客さまの利便性向上につながるシステム開発に取り組んでまいります。

・情報セキュリティ施策の強化 生命保険会社はお客さまの個人情報を取り扱うため、情報漏洩については細心の注意を払っております。テクノロジーの進化や内部・外部環境の変化に応じ、適宜情報セキュリティ対策を講じるとともに、情報セキュリティに対する社員の意識の向上と定着を目的として、eラーニング等を活用した教育や標的型攻撃メール訓練等を行っております。これらの施策を継続的、かつ適宜見直していくことで、より安全なシステムの運用に努めてまいります。

9.公共福祉活動、厚生事業団活動の概況 会社概要編44〜45ページをご覧ください。

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Ⅳ 直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標

(単位:百万円)

項 目 2014年度 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度

経常収益 862,055 892,009 910,559 1,020,885 1,039,139

経常利益 32,979 28,000 17,507 37,435 90,729

基礎利益 39,047 40,200 32,967 37,290 65,682

当期純利益 13,368 10,710 8,143 26,994 64,642

資本金の額 29,000 29,000 29,000 29,000 29,000

発行済株式の総数(株) 480,000 480,000 480,000 480,000 480,000

総資産 3,943,439 4,185,519 4,554,601 4,865,100 5,078,145

 うち特別勘定資産 220,456 217,906 239,884 266,666 270,059

責任準備金残高 3,521,579 3,800,656 4,122,474 4,444,270 4,561,041

貸付金残高 281,624 294,737 330,500 391,763 419,708

有価証券残高 3,422,939 3,673,400 4,009,606 4,168,919 4,387,869

ソルベンシー・マージン比率(%)(注1) 844.0 810.5 872.0 817.4 803.6

従業員数(名) 4,839 5,197 5,578 5,887 6,256

保有契約高 (注2) 33,481,867 34,635,935 36,886,012 38,095,498 40,399,890

個人保険 33,172,214 34,333,321 36,588,055 37,800,299 40,104,111

個人年金保険 309,480 302,467 297,847 295,108 295,690

団体保険 172 146 109 91 88

団体年金保険保有契約高 (注3) 586 489 414 354 309

(注)1. 平成27年内閣府令第60号、平成27年金融庁告示第74号、平成28年内閣府令第16号、平成28年金融庁告示第10号、平成28年内閣府・財務省令第1号、及び平成28年金融庁・財務省告示第1号により、ソルベンシー・マージン総額の算出基準について一部変更(その他有価証券評価差額金に対応する繰延ヘッジ損益をマージン総額に算入する等)がなされております。そのため、2014年度、2015年度〜2018年度はそれぞれ異なる基準によって算出されております。

2.保有契約高とは、個人保険・個人年金保険・団体保険の各保有契約高の合計です。 なお、個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。

3.団体年金保険保有契約高については、責任準備金の金額です。

Ⅳ.直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標

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Ⅴ 財産の状況

1.貸借対照表年 度

科 目2017年度末 2018年度末

金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)

資   産   の   部

現金及び預貯金 134,130 2.8 101,436 2.0 現金 - 3 預貯金 134,130 101,432買入金銭債権 6,857 0.1 5,523 0.1有価証券 4,168,919 85.7 4,387,869 86.4 国債 2,720,056 2,949,247 地方債 44,335 41,548 社債 363,625 331,626 株式 138,306 129,645 外国証券 848,371 871,550 その他の証券 54,223 64,250貸付金 391,763 8.1 419,708 8.3 保険約款貸付 206,333 217,934 一般貸付 185,429 201,773有形固定資産 6,301 0.1 5,788 0.1 土地 1,850 1,850 建物 2,575 2,530 その他の有形固定資産 1,875 1,406無形固定資産 10,071 0.2 11,143 0.2 ソフトウェア 10,010 11,128 その他の無形固定資産 61 15再保険貸 23,015 0.5 27,616 0.5その他資産 90,119 1.9 84,204 1.7 未収金 39,513 43,208 前払費用 2,745 2,699 未収収益 20,113 20,522 預託金 3,222 3,246 金融派生商品 23,457 12,601 仮払金 463 1,420 その他の資産 603 504繰延税金資産 34,153 0.7 35,099 0.7貸倒引当金 △233 △0.0 △243 △0.0資 産 の 部 合 計 4,865,100 100.0 5,078,145 100.0

Ⅴ.財産の状況

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Ⅴ 財産の状況

年 度科 目

2017年度末 2018年度末金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%)

負  債  の  部

保険契約準備金 4,468,649 91.9 4,585,057 90.3 支払備金 23,498 23,396 責任準備金 4,444,270 4,561,041 契約者配当準備金 879 619再保険借 33,816 0.7 44,801 0.9その他負債 98,647 2.0 139,714 2.8 未払法人税等 812 2,759 未払金 11,199 26,728 未払費用 18,861 19,663 前受収益 4 0 預り金 51,717 57,652 金融派生商品 12,238 22,676 金融商品等受入担保金 - 5,602 仮受金 3,813 4,628 その他の負債 - 2退職給付引当金 32,418 0.7 35,700 0.7役員退職慰労引当金 1,491 0.0 1,654 0.0特別法上の準備金 60,073 1.2 61,309 1.2 価格変動準備金 60,073 61,309負 債 の 部 合 計 4,695,096 96.5 4,868,236 95.9

純 資 産 の 部

資本金 29,000 0.6 29,000 0.6資本剰余金 20,439 0.4 20,439 0.4 資本準備金 20,439 20,439利益剰余金 69,729 1.4 107,377 2.1 利益準備金 8,560 8,560 その他利益剰余金 61,168 98,816  繰越利益剰余金 61,168 98,816株主資本合計 119,168 2.4 156,816 3.1その他有価証券評価差額金 46,640 1.0 47,971 0.9繰延ヘッジ損益 4,194 0.1 5,120 0.1評価・換算差額等合計 50,834 1.0 53,091 1.0純 資 産 の 部 合 計 170,003 3.5 209,908 4.1負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計 4,865,100 100.0 5,078,145 100.0

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Ⅴ 財産の状況

2.損益計算書年 度

科 目2017年度 2018年度

金額(百万円) 百分比(%) 金額(百万円) 百分比(%)

経   常   損   益   の   部

経   常   収   益 1,020,885 100.0 1,039,139 100.0保険料等収入 859,096 908,178 保険料 743,250 778,005 再保険収入 115,845 130,172資産運用収益 157,492 127,412 利息及び配当金等収入 94,493 96,288  預貯金利息 18 38  有価証券利息・配当金 81,172 81,002  貸付金利息 13,094 15,093  その他利息配当金 207 152 売買目的有価証券運用益 9 648 有価証券売却益 19,964 6,335 有価証券償還益 1,921 443 金融派生商品収益 23,423 - 為替差益 - 23,349 貸倒引当金戻入額 13 - その他運用収益 779 346 特別勘定資産運用益 16,887 -その他経常収益 4,296 3,549 年金特約取扱受入金 1,763 2,357 保険金据置受入金 611 584 支払備金戻入額 - 102 その他の経常収益 1,922 505

経 常 費 用 983,449 96.3 948,410 91.3保険金等支払金 485,973 652,419 保険金 67,461 89,041 年金 22,225 23,449 給付金 12,570 13,641 解約返戻金 129,050 147,162 その他返戻金 3,312 3,983 再保険料 251,352 375,141責任準備金等繰入額 324,615 116,771 支払備金繰入額 2,819 - 責任準備金繰入額 321,796 116,771 契約者配当金積立利息繰入額 0 0資産運用費用 35,861 39,495 支払利息 18 12 有価証券売却損 4,347 3,241 有価証券評価損 217 73 有価証券償還損 252 173 金融派生商品費用 - 35,331 為替差損 30,848 - 貸倒引当金繰入額 - 12 その他運用費用 177 289 特別勘定資産運用損 - 360事業費 117,188 117,759その他経常費用 19,809 21,965 保険金据置支払金 752 802 税金 10,045 10,166 減価償却費 4,109 4,485 退職給付引当金繰入額 2,761 3,282 役員退職慰労引当金繰入額 204 292 その他の経常費用 1,936 2,935

経 常 利 益 37,435 3.7 90,729 8.7

特別損益の部

特 別 利 益 779 0.1 0 0.0固定資産等処分益 - 0価格変動準備金戻入額 779 -

特 別 損 失 85 0.0 1,262 0.1固定資産等処分損 85 27価格変動準備金繰入額 - 1,235

契約者配当準備金繰入額 328 0.0 126 0.0税引前当期純利益 37,800 3.7 89,340 8.6法人税及び住民税 11,916 1.2 26,553 2.6法人税等調整額 △1,110 △0.1 △1,855 △0.2法人税等合計 10,805 1.1 24,698 2.4当期純利益 26,994 2.6 64,642 6.2

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Ⅴ 財産の状況

<重要な会計方針に関する事項>2017年度 2018年度

重要な会計方針に関する事項1.有価証券の評価基準及び評価方法

有価証券(買入金銭債権のうち有価証券に準じるものを含む)の評価は、売買目的有価証券については時価法(売却原価の算定は移動平均法)、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に基づく責任準備金対応債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社株式(保険業法第2条第12項に規定する子会社及び保険業法施行令第13条の5の2第3項に規定する子法人等のうち子会社を除いたものが発行する株式をいう)については原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては3月末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価の算定は移動平均法)、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては取得差額が金利調整差額と認められる公社債(外国債券を含む)については移動平均法による償却原価法(定額法)、それ以外の有価証券については移動平均法による原価法によっております。その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。なお、外貨建その他有価証券のうち債券に係る換算差額については、外国通貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額とし、それ以外の差額については為替差損益として処理しております。

重要な会計方針に関する事項1.有価証券の評価基準及び評価方法

有価証券(買入金銭債権のうち有価証券に準じるものを含む)の評価は、売買目的有価証券については時価法(売却原価の算定は移動平均法)、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に基づく責任準備金対応債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社株式(保険業法第2条第12項に規定する子会社及び保険業法施行令第13条の5の2第3項に規定する子法人等のうち子会社を除いたものが発行する株式をいう)については原価法、その他有価証券のうち時価のあるものについては3月末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価の算定は移動平均法)、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては取得差額が金利調整差額と認められる公社債(外国債券を含む)については移動平均法による償却原価法(定額法)、それ以外の有価証券については移動平均法による原価法によっております。その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。なお、外貨建その他有価証券のうち債券に係る換算差額については、外国通貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額とし、それ以外の差額については為替差損益として処理しております。

2.デリバティブ取引の評価基準デリバティブ取引の評価は、時価法によっております。

2.デリバティブ取引の評価基準デリバティブ取引の評価は、時価法によっております。

3.有形固定資産の減価償却の方法有形固定資産の減価償却の方法は、定率法(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(2016年3月31日以前に取得した附属設備、構築物を除く)については定額法)を採用しております。なお、有形固定資産のうち取得価額が10万円以上20万円未満のものについては、3年間で均等償却を行っております。

3.有形固定資産の減価償却の方法有形固定資産の減価償却の方法は、定率法(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(2016年3月31日以前に取得した附属設備、構築物を除く)については定額法)を採用しております。なお、有形固定資産のうち取得価額が10万円以上20万円未満のものについては、3年間で均等償却を行っております。

4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準外貨建資産・負債は、決算日の為替相場により円換算しております。

4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準外貨建資産・負債は、決算日の為替相場により円換算しております。

5.引当金の計上基準(1)貸倒引当金

貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。破産、民事再生等、法的形式的な経営破綻の事実が発生している債務者

(「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(「実質破綻先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を個別貸倒引当金として計上しております。また、現状、経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(「破綻懸念先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を個別貸倒引当金として計上しております。上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を一般貸倒引当金として計上しております。すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。

5.引当金の計上基準(1)貸倒引当金

貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。破産、民事再生等、法的形式的な経営破綻の事実が発生している債務者

(「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(「実質破綻先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を個別貸倒引当金として計上しております。また、現状、経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(「破綻懸念先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を個別貸倒引当金として計上しております。上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を一般貸倒引当金として計上しております。すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。

(2)退職給付引当金退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当年度末における退職給付債務の見込額に基づき、計上しております。退職給付債務並びに退職給付費用の処理方法は以下のとおりです。

退職給付見込額の期間帰属方法 給付算定式基準数理計算上の差異の処理年数 翌期から9年過去勤務費用の処理年数 10年

退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

(2)退職給付引当金退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当年度末における退職給付債務の見込額に基づき、計上しております。退職給付債務並びに退職給付費用の処理方法は以下のとおりです。

退職給付見込額の期間帰属方法 給付算定式基準数理計算上の差異の処理年数 翌期から9年過去勤務費用の処理年数 10年

退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

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Ⅴ 財産の状況

2017年度 2018年度(3)役員退職慰労引当金

役員退職慰労引当金は、役員等の退職慰労金の支払いに備えるため、取締役、監査役及び執行役員に係る退職慰労金の期末要支給額を内規に基づき引当計上しております。

(3)役員退職慰労引当金役員退職慰労引当金は、役員等の退職慰労金の支払いに備えるため、取締役、監査役及び執行役員に係る退職慰労金の期末要支給額を内規に基づき引当計上しております。

(4)価格変動準備金価格変動準備金は、保険業法第115条の規定に基づき算出した額を計上しております。

(4)価格変動準備金価格変動準備金は、保険業法第115条の規定に基づき算出した額を計上しております。

6.ヘッジ会計の方法ヘッジ会計の方法は、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に従い、その他有価証券のうち外貨建有価証券の為替変動リスクのヘッジとして時価ヘッジ、並びにキャッシュ・フローのヘッジとして繰延ヘッジを適用しております。なお、ヘッジの有効性の判定は、ヘッジ対象とヘッジ手段の時価変動を比較する比率分析などによっております。

6.ヘッジ会計の方法ヘッジ会計の方法は、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に従い、その他有価証券のうち外貨建有価証券の為替変動リスクのヘッジとして時価ヘッジ、およびキャッシュ・フローのヘッジとして繰延ヘッジを適用しております。ヘッジの有効性の判定は、時価ヘッジについてはヘッジ対象とヘッジ手段の時価変動を比較する比率分析によっており、また、繰延ヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えております。また、保険負債の一部に対する金利変動リスクのヘッジとして、「保険業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第26号)に基づく金利スワップによる繰延ヘッジを適用しております。ヘッジの有効性の判定は、ヘッジ対象となる保険負債とヘッジ手段である金利スワップ取引を一定の残存期間毎にグルーピングのうえヘッジ指定を行っているため、高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えております。

7.消費税の会計処理消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、資産にかかる控除対象外消費税等のうち、税法に定める繰延消費税等については、前払費用に計上し5年間で均等償却し、繰延消費税等以外のものについては、発生年度に費用処理しております。

7.消費税の会計処理消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、資産にかかる控除対象外消費税等のうち、税法に定める繰延消費税等については、前払費用に計上し5年間で均等償却し、繰延消費税等以外のものについては、発生年度に費用処理しております。

8.責任準備金の積立方法責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、保険料積立金については次の方式により計算しています。①標準責任準備金の対象契約については内閣総理大臣が定める方式(平成8年大蔵省告示第48号)②標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式なお、保険業法施行規則第69条第5項の規定に基づき、一部の個人保険契約及び個人年金保険契約について、追加責任準備金を4,454百万円積み立てております。

8.責任準備金の積立方法責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、保険料積立金については次の方式により計算しています。①標準責任準備金の対象契約については内閣総理大臣が定める方式(平成8年大蔵省告示第48号)②標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式なお、保険業法施行規則第69条第5項の規定に基づき、一部の個人保険契約及び個人年金保険契約について、追加責任準備金を3,677百万円積み立てております。

9.無形固定資産の減価償却の方法ソフトウェアについては、利用可能期間に基づく定額法によっております。

9.無形固定資産の減価償却の方法ソフトウェアについては、利用可能期間に基づく定額法によっております。

会計上の変更当社の外貨建その他有価証券のうち債券の換算差額については、従来、評価差額と同様に処理する方法を採用してきましたが、当事業年度より外国通貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額とし、それ以外の差額については為替差損益として処理する方法に会計方針を変更しております。当社では、米国の最終親会社であるプルデンシャル・ファイナンシャル・インクを含むグループ会社にて流動性リスク管理フレームワークが変更されたことに伴い、当事業年度において、当社が投資している外貨建有価証券のうち債券の為替リスクのヘッジ手段である為替予約の決済集中リスクおよび短期キャッシュフローの変動リスクを軽減するために、為替リスクの管理方針の変更に伴うヘッジ活動の見直しを行いました。当該活動の見直しをより適切に財務諸表に反映するため、当事業年度において上記の会計方針の変更を行ったものであります。当該会計方針の変更並びに関連するヘッジ会計への影響は遡及適用され、これらに伴う累積的影響額は当事業年度の期首の純資産の帳簿価額に反映されております。この結果、株主資本等変動計算書の利益剰余金の遡及適用後の当期首残高は329百万円減少しております。

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Ⅴ 財産の状況

<注記事項>(貸借対照表関係)

2017年度(2018年3月31日現在)

2018年度(2019年3月31日現在)

1. 貸付金のうち、破綻先債権、延滞債権、3カ月以上延滞債権及び貸付条件緩和債権の合計額は399百万円であり、それぞれの内訳は以下のとおりであります。

(1) 貸付金のうち、破綻先債権額は207百万円であります。破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由または同項第4号に規定する事由が生じている貸付金であります。

1. 貸付金のうち、破綻先債権、延滞債権、3カ月以上延滞債権及び貸付条件緩和債権の合計額は340百万円であり、それぞれの内訳は以下のとおりであります。

(1) 貸付金のうち、破綻先債権額は177百万円であります。破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由または同項第4号に規定する事由が生じている貸付金であります。

(2) 貸付金のうち、延滞債権額は105百万円であります。延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、(1)に掲げるもの及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸付金であります。

(2) 貸付金のうち、延滞債権額は88百万円であります。延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、(1)に掲げるもの及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸付金であります。

(3) 貸付金のうち、3カ月以上延滞債権はありません。3カ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が、約定支払日の翌日から3カ月以上遅延しているもので、(1)及び(2)に該当しない貸付金であります。

(3) 貸付金のうち、3カ月以上延滞債権はありません。3カ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が、約定支払日の翌日から3カ月以上遅延しているもので、(1)及び(2)に該当しない貸付金であります。

(4) 貸付金のうち、貸付条件緩和債権額は86百万円であります。貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行ったもので、(1)、(2)及び(3)に該当しない貸付金であります。

(4) 貸付金のうち、貸付条件緩和債権額は73百万円であります。貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行ったもので、(1)、(2)及び(3)に該当しない貸付金であります。

2.有形固定資産の減価償却累計額は6,921百万円であります。 2.有形固定資産の減価償却累計額は7,836百万円であります。3. 特別勘定の資産の額は266,666百万円であります。なお、

負債の額も同額であります。3. 特別勘定の資産の額は270,059百万円であります。なお、

負債の額も同額であります。4. 関係会社への金銭債権の総額は17,136百万円、金銭債務

の総額は10,739百万円であります。4. 関係会社への金銭債権の総額は16,938百万円、金銭債務

の総額は23,577百万円であります。5. 繰延税金資産の総額は51,287百万円、繰延税金負債の総

額は16,618百万円であります。繰延税金資産のうち評価性引当額として控除した額は515百万円であります。  繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、価格変動準備金16,760百万円、保険契約準備金15,695百万円及び退職給付引当金9,044百万円であります。繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、その他有価証券評価差額金8,833百万円であります。当年度における法定実効税率は28.1%であり、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の主な内訳は、評価性引当額0.3%であります。

5. 繰延税金資産の総額は49,830百万円、繰延税金負債の総額は14,490百万円であります。繰延税金資産のうち評価性引当額として控除した額は240百万円であります。繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、価格変動準備金17,105百万円、保険契約準備金16,255百万円及び退職給付引当金9,960百万円であります。繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、その他有価証券評価差額金9,439百万円であります。当年度における法定実効税率は27.9%であり、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の主な内訳は、評価性引当額△0.3%であります。

6.契約者配当準備金の異動状況は次のとおりであります。当期首現在高 900 百万円当期契約者配当金支払額 350 百万円利息による増加等 0 百万円契約者配当準備金繰入額 328 百万円その他による増加 0 百万円当期末現在高 879 百万円

6.契約者配当準備金の異動状況は次のとおりであります。当期首現在高 879 百万円当期契約者配当金支払額 386 百万円利息による増加等 0 百万円契約者配当準備金繰入額 126 百万円その他による減少 0 百万円当期末現在高 619 百万円

7. 関係会社の株式は300百万円、出資金は9,171百万円であります。

7. 関係会社の株式は300百万円、出資金は9,137百万円であります。

8.担保に供されている資産及び担保付き債務はありません。 8.担保に供されている資産及び担保付き債務はありません。9. 「ローン・パーティシペーションの会計処理及び表示」

(会計制度委員会報告第3号)に基づいて原債務者に対する貸付債権として会計処理した参加元本金額のうち、貸借対照表計上額は13,715百万円であります。

9. 「ローン・パーティシペーションの会計処理及び表示」(会計制度委員会報告第3号)に基づいて原債務者に対する貸付債権として会計処理した参加元本金額のうち、貸借対照表計上額は10,790百万円であります。

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Ⅴ 財産の状況

2017年度(2018年3月31日現在)

2018年度(2019年3月31日現在)

10. 保険業法施行規則第73条第3項において準用する同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する支払備金(以下「出再支払備金」という。)の金額は6,075百万円、同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する責任準備金(以下「出再責任準備金」という。)の金額は1,420,085百万円であります。

10. 保険業法施行規則第73条第3項において準用する同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する支払備金(以下「出再支払備金」という。)の金額は6,114百万円、同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当する責任準備金(以下「出再責任準備金」という。)の金額は1,819,577百万円であります。

11.1株当たりの純資産額は354,174円25銭であります。 11.1株当たりの純資産額は437,309円01銭であります。

12. 保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当年度末における当社の今後の負担見積額は9,536百万円であります。   なお、当該負担金は拠出した年度の事業費として処理しております。

12. 保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当年度末における当社の今後の負担見積額は9,650百万円であります。なお、当該負担金は拠出した年度の事業費として処理しております。

13. 平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定する再保険契約に係る未償却出再手数料の当期末残高は、6,733百万円であります。

13. 平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定する再保険契約に係る未償却出再手数料の当期末残高は、6,157百万円であります。

14. 責任準備金対応債券に係る貸借対照表計上額は、円建て保険契約群に対応するものが3,057,945百万円、その時価は3,702,929百万円であり、ユーロ建て保険契約群に対応するものが25,595百万円、その時価は32,952百万円であります。責任準備金対応債券の設定に当たっては、「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に基づき、一般勘定負債のうち①個人変額保険及び個人変額年金保険を除く円建て保険契約群及び②ユーロ建て保険契約群をそれぞれ小区分としております。また、同委員会報告における別紙の方法、すなわち将来における一定期間内の保険収支に基づくデュレーションを勘案した方法を採用しております。これらの保険契約群について、当年度末日現在の保有契約から今後40年以内に生じると予測される保険金・経費等のキャッシュ・アウトフローと保険料の一定割合であるキャッシュ・インフローについて、それらの金利感応度をコントロールすることにより金利変動リスクを管理しております。運用方針につきましては投資委員会にて、責任準備金対応債券のデュレーション及び資金配分を定めており、また、四半期毎の将来収支分析の結果に基づき運用方針の見直しを行っております。上述の方法を用いた将来の①円建て保険契約群の保険収支の期間は40年、負債のデュレーションは15.6年、将来の保険料のデュレーションは9.0年、責任準備金対応債券のデュレーションは18.2年となっております。また、②ユーロ建て保険契約群の保険収支の期間は40年、負債のデュレーションは15.9年、将来の保険料のデュレーションは7.6年、責任準備金対応債券のデュレーションは15.0年となっております。

14. 責任準備金対応債券に係る貸借対照表計上額は、円建て保険契約群に対応するものが3,248,305百万円、その時価は4,037,470百万円であり、ユーロ建て保険契約群に対応するものが26,990百万円、その時価は36,038百万円であります。責任準備金対応債券の設定に当たっては、「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に基づき、一般勘定負債のうち①個人変額保険及び個人変額年金保険を除く円建て保険契約群及び②ユーロ建て保険契約群をそれぞれ小区分としております。また、同委員会報告における別紙の方法、すなわち将来における一定期間内の保険収支に基づくデュレーションを勘案した方法を採用しております。これらの保険契約群について、当年度末日現在の保有契約から今後40年以内に生じると予測される保険金・経費等のキャッシュ・アウトフローと保険料の一定割合であるキャッシュ・インフローについて、それらの金利感応度をコントロールすることにより金利変動リスクを管理しております。運用方針につきましては投資委員会にて、責任準備金対応債券のデュレーション及び資金配分を定めており、また、四半期毎の将来収支分析の結果に基づき運用方針の見直しを行っております。上述の方法を用いた将来の①円建て保険契約群の保険収支の期間は40年、負債のデュレーションは16.0年、将来の保険料のデュレーションは9.2年、責任準備金対応債券のデュレーションは19.1年となっております。また、②ユーロ建て保険契約群の保険収支の期間は40年、負債のデュレーションは16.8年、将来の保険料のデュレーションは7.6年、責任準備金対応債券のデュレーションは15.5年となっております。

15. 責任準備金は、修正共同保険式再保険に付した部分に相当する責任準備金29,566百万円を含んでおります。

15. 責任準備金は、修正共同保険式再保険に付した部分に相当する責任準備金38,073百万円を含んでおります。

16.金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。 16.金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。

(損益計算書関係)2017年度

(2017年4月1日から2018年3月31日まで)2018年度

(2018年4月1日から2019年3月31日まで)1. 関係会社との取引による収益の総額は4,917百万円、費

用の総額は2,970百万円であります。1. 関係会社との取引による収益の総額は5,003百万円、費

用の総額は3,574百万円であります。2. 有価証券売却益の内訳は、債券6,420百万円、株式

10,224百万円、外国証券750百万円、その他2,568百万円であります。

2. 有価証券売却益の内訳は、債券3,811百万円、株式650百万円、外国証券1,873百万円であります。

3. 有価証券売却損の主な内訳は、債券3,471百万円、株式44百万円、外国証券804百万円であります。

3. 有価証券売却損の内訳は、債券2,981百万円、株式47百万円、外国証券212百万円であります。

4.有価証券評価損の内訳は、外国証券217百万円であります。 4.有価証券評価損の内訳は、外国証券73百万円であります。5. 支払備金繰入額の計算上、差し引かれた出再支払備金繰

入額の金額は372百万円、責任準備金繰入額の計算上、差し引かれた出再責任準備金繰入額の金額は109,169百万円であります。

5. 支払備金戻入額の計算上、足し上げられた出再支払備金繰入額の金額は38百万円、責任準備金繰入額の計算上、差し引かれた出再責任準備金繰入額の金額は399,492百万円であります。

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74

Ⅴ 財産の状況

2017年度(2017年4月1日から2018年3月31日まで)

2018年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)

6. 売買目的有価証券運用益の内訳は、利息及び配当金等収入718百万円、評価損708百万円であります。

6. 売買目的有価証券運用益の内訳は、評価益648百万円であります。

7. 金融派生商品収益には、評価益が36,162百万円含まれております。

7. 金融派生商品費用には、評価損が22,658百万円含まれております。

8.1株当たりの当期純利益は56,238円87銭であります。 8.1株当たりの当期純利益は134,671円46銭であります。9. 固定資産等処分損の内訳は、固定資産除却損85百万円で

あります。9. 固定資産等処分損の内訳は、固定資産除却損27百万円で

あります。10. 再保険収入には、平成8年大蔵省告示第50号第1条第5

項に規定する再保険契約に係る未償却出再手数料の増加額8,973百万円を含んでおります。

10. 再保険収入には、平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定する再保険契約に係る未償却出再手数料の増加額1,808百万円を含んでおります。

11. 再保険料には、平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定する再保険契約に係る未償却出再手数料の減少額2,240百万円を含んでおります。

11. 再保険料には、平成8年大蔵省告示第50号第1条第5項に規定する再保険契約に係る未償却出再手数料の減少額2,383百万円を含んでおります。

12. 再保険収入には、修正共同保険式再保険に係る出再保険事業費受入8,898百万円を含んでおります。

12. 再保険収入には、修正共同保険式再保険に係る出再保険事業費受入1,295百万円を含んでおります。

13. 再保険料には、修正共同保険式再保険に係る再保険料10,812百万円及び再保険会社からの出再責任準備金調整額△8,489百万円を含んでおります。

13. 再保険料には、修正共同保険式再保険に係る再保険料10,371百万円及び再保険会社からの出再責任準備金調整額△7,913百万円を含んでおります。

14. 関連当事者との取引に関する事項は次のとおりであります。

属性 会社等名称 議決権等の被所有割合

関連当事者との関係 取引の内容 取引金額

(百万円) 科目 期末残高(百万円)

親会社プルデンシャル・ファイナンシャル・インク

100% 資産運用取引

社債の購入 16,000 有価証券 169,757

社債の償還 8,000 ― ―利息配当金

収入 3,823 未収収益 807

親会社の子会社

プルデンシャル・グローバル・ファンディング

― デリバティブ取引

金融派生商品収益 22,814 金融派生商品

(資産) 23,457金融派生商品

費用 35,304 金融派生商品(負債) 12,238

― ― 繰延ヘッジ利益 5,816

親会社の子会社

ザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ

― 再保険取引

再保険収入 104,583 再保険貸 14,899

再保険料 245,185 再保険借 31,592保険約款貸付相当額等

の受払786 預り金 49,334

保険約款貸付利息収入相当額等

1,665 ― ―

親会社の子会社

ジブラルタ生命保険株式会社 ― 資産運用

取引受入担保に対応する有価証券 19,138 ― ―

(取引条件及び取引条件の決定方針等)上記取引については、市場金利または市場価格を基に、交渉の上、取引条件を決定しております。

14. 関連当事者との取引に関する事項は次のとおりであります。

属性 会社等名称 議決権等の被所有割合

関連当事者との関係 取引の内容 取引金額

(百万円) 科目 期末残高(百万円)

親会社プルデンシャル・ファイナンシャル・インク

100% 資産運用取引

― ― 有価証券 169,624利息配当金

収入 3,873 未収収益 807

親会社の子会社

プルデンシャル・グローバル・ファンディング

― デリバティブ取引

金融派生商品収益 5,539 金融派生商品

(資産) 12,601金融派生商品

費用 18,327 金融派生商品(負債) 22,676

― ― 繰延ヘッジ利益 7,101

親会社の子会社

ザ・プルデンシャル・インシュアランス・カンパニー・オブ・アメリカ

― 再保険取引

再保険収入 118,126 再保険貸 16,781

再保険料 283,556 再保険借 37,011保険約款貸付相当額等

の受払5,597 預り金 56,816

保険約款貸付利息収入相当額等

1,884 ― ―

親会社の子会社

ジブラルタ・リインシュアランス・カンパニー・エルティーディー

― 再保険取引

再保険収入 995 再保険貸 995

再保険料 64,336 再保険借 2,023有価証券の

売却売却代金売却損益

56,5721,246

― ―

親会社の子会社

ジブラルタ生命保険株式会社 ― 資産運用

取引受入担保に対応する有価証券 14,679 ― ―

(取引条件及び取引条件の決定方針等)上記取引については、市場金利または市場価格を基に、交渉の上、取引条件を決定しております。

15.金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。 15.金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。

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Ⅴ 財産の状況

3.キャッシュ・フロー計算書 連結キャッシュ・フロー計算書は121ページをご覧ください。

(単位:百万円)株主資本

資本金

資本剰余金 利益剰余金株主資本

合計資本準備金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金 利益剰余金

合計繰越利益剰余金

当期首残高 29,000 20,439 20,439 8,560 42,503 51,063 100,503  会計方針の変更による  累積的影響額 - - - - △329 △329 △329会計方針の変更を反映した当期首残高 29,000 20,439 20,439 8,560 42,174 50,734 100,174当期変動額  剰余金の配当 - - - - △8,000 △8,000 △8,000  当期純利益 - - - - 26,994 26,994 26,994  株主資本以外の項目の  当期変動額(純額) - - - - - - -当期変動額合計 - - - - 18,994 18,994 18,994当期末残高 29,000 20,439 20,439 8,560 61,168 69,729 119,168

(単位:百万円)評価・換算差額等 純資産

合計その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

評価・換算差額等合計

当期首残高 71,689 △10,794 60,894 161,397  会計方針の変更による  累積的影響額 △9,888 10,794 905 576会計方針の変更を反映した当期首残高 61,800 - 61,800 161,974当期変動額  剰余金の配当 - - - △8,000  当期純利益 - - - 26,994  株主資本以外の項目の  当期変動額(純額) △15,159 4,194 △10,965 △10,965当期変動額合計 △15,159 4,194 △10,965 8,029当期末残高 46,640 4,194 50,834 170,003

4.株主資本等変動計算書<2017年度>

(単位:百万円)株主資本

資本金

資本剰余金 利益剰余金株主資本

合計資本準備金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金 利益剰余金

合計繰越利益剰余金

当期首残高 29,000 20,439 20,439 8,560 61,168 69,729 119,168当期変動額  剰余金の配当 - - - - △26,994 △26,994 △26,994  当期純利益 - - - - 64,642 64,642 64,642  株主資本以外の項目の  当期変動額(純額) - - - - - - -当期変動額合計 - - - - 37,648 37,648 37,648当期末残高 29,000 20,439 20,439 8,560 98,816 107,377 156,816

(単位:百万円)評価・換算差額等 純資産

合計その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

評価・換算差額等合計

当期首残高 46,640 4,194 50,834 170,003当期変動額  剰余金の配当 - - - △26,994  当期純利益 - - - 64,642  株主資本以外の項目の  当期変動額(純額) 1,330 926 2,256 2,256当期変動額合計 1,330 926 2,256 39,904当期末残高 47,971 5,120 53,091 209,908

<2018年度>

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Ⅴ 財産の状況

5.債務者区分による債権の状況

6.リスク管理債権の状況

7.元本補塡契約のある信託に係る貸出金の状況 該当ございません。

(単位:百万円、%)区 分 2017年度末 2018年度末

破産更生債権及びこれらに準ずる債権 207 177危険債権 105 88要管理債権 86 74

小 計 399 340(対合計比) (0.1) (0.1)正常債権 395,569 423,763合 計 395,968 424,104

(注)1. 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始または再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。

2. 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権です。

3. 要管理債権とは、3カ月以上延滞貸付金及び条件緩和貸付金です。なお、3カ月以上延滞貸付金とは、元本または利息の支払が、約定支払日の翌日から3カ月以上遅延している貸付金

(注1及び2に掲げる債権を除く。)、条件緩和貸付金とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金(注1及び2に掲げる債権並びに3カ月以上延滞貸付金を除く。)です。

4. 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、注1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権です。

(単位:百万円、%)区 分 2017年度末 2018年度末

破綻先債権額 207 177延滞債権額 105 883カ月以上延滞債権額 - -貸付条件緩和債権額 86 73合 計

(貸付残高に対する比率)399

(0.1)340

(0.1)(注)1. 破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由に

より元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(未収利息不計上貸付金)のうち、会社更生法、民事再生法、破産法、会社法等による手続き申立てにより法的倒産となった債務者、または手形交換所の取引停止処分を受けた債務者、あるいは、海外の法律により上記に準ずる法律上の手続き申立てがあった債務者に対する貸付金です。

2. 延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、上記破綻先債権及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸付金です。

3. 3カ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延しているもので、破綻先債権、延滞債権に該当しない貸付金です。

4. 貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行ったもので、破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しない貸付金です。

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Ⅴ 財産の状況

(単位:百万円)項 目 2017年度末 2018年度末

ソルベンシー・マージン総額(A) 466,774 488,362資本金等 92,174 98,816価格変動準備金 60,073 61,309危険準備金 46,903 49,418一般貸倒引当金 0 11

(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)・繰延ヘッジ損益(税効果控除前))×90%(マイナスの場合100%) 62,581 60,145土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%) △602 △521全期チルメル式責任準備金相当額超過額 272,591 259,409負債性資本調達手段等 - -全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額 △80,173 △56,022持込資本金等 - -控除項目 - -その他 13,224 15,794

リスクの合計額(B)   √‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾+R4R( 1+R8)2+(R2+R3+R7)2 114,199 121,540保険リスク相当額  (R1) 13,956 14,143第三分野保険の保険リスク相当額(R8) 3,437 2,876予定利率リスク相当額(R2) 25,741 25,256最低保証リスク相当額(R7) 6,619 7,032資産運用リスク相当額(R3) 77,921 85,334経営管理リスク相当額(R4) 2,553 2,692

ソルベンシー・マージン比率   (A)   ×100(1/2)×(B) 817.4% 803.6%

(注)1. 上記は、保険業法施行規則第86条、第87条及び平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しています。2. 「資本金等」は、貸借対照表の「純資産の部合計」から、社外流出予定額、評価・換算差額等合計金額を控除

した金額を記載しています。3. 最低保証リスク相当額の算出に際しては、標準的方式を使用しています。4. 保険リスク相当額(R1)………………… 大災害の発生などにより、保険金支払いが急増するリスク相当額

第三分野保険の保険リスク相当額(R8) 医療保険やがん保険などのいわゆる第三分野保険について保険金等の支払いが急増するリスク相当額

予定利率リスク相当額(R2)…………… 運用環境の悪化により、資産運用利回りが予定利率を下回るリスク相当額

最低保証リスク相当額(R7)…………… 変額保険、変額年金保険の保険金等の最低保証に関するリスク相当額資産運用リスク相当額(R3)…………… 株価暴落・為替相場の激変などにより資産価値が大幅に下落するリスク、

および貸付先企業の倒産などにより貸倒れが急増するリスク相当額経営管理リスク相当額(R4)…………… 業務の運営上通常の予想を超えて発生し得るリスク相当額

8.保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・マージン比率)

(参考)実質資産負債差額 (単位:百万円)項 目 2017年度末 2018年度末

資産の部に計上されるべき金額の合計額 (1) 5,556,482 5,919,405負債の部に計上されるべき金額の合計額を基礎として計算した金額 (2) 4,296,827 4,478,489実質資産負債差額A (1) - (2) = (3) 1,259,654 1,440,916満期保有目的の債券・責任準備金対応債券の含み損益 (4) 691,984 841,782実質資産負債差額B (3) - (4) = (5) 567,670 599,134

(注) 「保険業法第132条第2項に規定する区分等を定める命令」第3条第2項の規定及び「保険会社向けの総合的な監督指針」Ⅱ-2-2-6に基づき算出しています。「保険会社向けの総合的な監督指針」においては、「実質資産負債差額A」から貸借対照表上、時価評価されない満期保有目的の債券及び責任準備金対応債券の含み損益を控除した「実質資産負債差額B」が正の値であり、かつ流動性資産が確保されている場合には、「実質資産負債差額A」が負の値になっても、監督当局は原則として業務停止命令を発動しないこととされています。なお、満期保有目的の債券及び責任準備金対応債券の残高は「有価証券の時価情報」をご参照ください。

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Ⅴ 財産の状況

(単位:百万円)

区 分2017年度末 2018年度末

貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価損益 貸借対照表計上額 当期の損益に

含まれた評価損益売買目的有価証券 266,885 1,779 271,488 △3,617

(単位:百万円)

区 分2017年度末 2018年度末

帳簿価額 時 価 差損益 帳簿価額 時 価 差損益うち差益 うち差損 うち差益 うち差損

満期保有目的の債券 147,899 187,543 39,644 39,653 △9 145,565 189,133 43,568 43,568 -責任準備金対応債券 3,083,541 3,735,882 652,340 660,710 △8,369 3,275,295 4,073,509 798,213 798,243 △29子会社・関連会社株式 - - - - - - - - - -その他有価証券 604,257 667,974 63,717 68,643 △4,925 626,001 691,601 65,599 68,689 △3,090公社債 92,262 94,245 1,982 2,069 △86 95,036 97,216 2,179 2,184 △4株式 16,723 31,482 14,758 14,808 △49 17,323 29,890 12,567 12,844 △277外国証券 483,779 525,534 41,755 46,516 △4,761 502,162 545,810 43,648 46,456 △2,808 公社債 475,330 517,020 41,690 46,421 △4,730 492,584 536,143 43,559 46,277 △2,717 株式等 8,448 8,513 64 95 △30 9,577 9,666 88 178 △90その他の証券 11,491 16,713 5,221 5,249 △27 11,479 18,684 7,204 7,204 -買入金銭債権 - - - - - - - - - -譲渡性預金 - - - - - - - - - -その他 - - - - - - - - - -

合 計 3,835,697 4,591,400 755,702 769,006 △13,304 4,046,862 4,954,244 907,381 910,501 △3,119公社債 3,044,358 3,673,818 629,459 637,793 △8,334 3,238,521 4,010,813 772,292 772,326 △34株式 16,723 31,482 14,758 14,808 △49 17,323 29,890 12,567 12,844 △277外国証券 756,266 861,951 105,684 110,577 △4,892 774,014 888,867 114,853 117,661 △2,808 公社債 747,817 853,437 105,620 110,482 △4,862 764,436 879,201 114,765 117,483 △2,717 株式等 8,448 8,513 64 95 △30 9,577 9,666 88 178 △90その他の証券 11,491 16,713 5,221 5,249 △27 11,479 18,684 7,204 7,204 -買入金銭債権 6,857 7,435 577 577 - 5,523 5,988 464 464 -譲渡性預金 - - - - - - - - - -その他 - - - - - - - - - -

(注)満期保有目的の債券には買入金銭債権が含まれています。

(単位:百万円)

区 分2017年度末 2018年度末

貸借対照表計上額 時 価 差 額 貸借対照表

計上額 時 価 差 額時価が貸借対照表計上額を超えるもの 143,399 183,052 39,653 145,565 189,133 43,568公社債 10,142 10,771 629 9,171 9,726 554外国証券 126,399 164,845 38,446 130,869 173,418 42,549その他 6,857 7,435 577 5,523 5,988 464

時価が貸借対照表計上額を超えないもの 4,500 4,490 △9 - - -公社債 - - - - - -外国証券 4,500 4,490 △9 - - -その他 - - - - - -

②有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの)

イ.満期保有目的の債券

9.有価証券等の時価情報(会社計)(1)有価証券の時価情報①売買目的有価証券の評価損益

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Ⅴ 財産の状況

(単位:百万円)

区 分2017年度末 2018年度末

貸借対照表計上額 時 価 差 額 貸借対照表

計上額 時 価 差 額時価が貸借対照表計上額を超えるもの 2,862,643 3,523,353 660,710 3,272,776 4,071,020 798,243公社債 2,754,056 3,389,151 635,095 3,131,794 3,901,381 769,587外国証券 108,587 134,202 25,614 140,982 169,639 28,656その他 - - - - - -

時価が貸借対照表計上額を超えないもの 220,898 212,528 △8,369 2,518 2,489 △29公社債 187,898 179,650 △8,247 2,518 2,489 △29外国証券 33,000 32,878 △121 - - -その他 - - - - - -

(単位:百万円)

区 分2017年度末 2018年度末

帳簿価額 貸借対照表計上額 差 額 帳簿価額 貸借対照表

計上額 差 額貸借対照表計上額が帳簿価額を超えるもの 347,808 416,451 68,643 438,612 507,302 68,689公社債 69,845 71,914 2,069 92,908 95,092 2,184株式 16,174 30,982 14,808 15,038 27,883 12,844外国証券 250,662 297,179 46,516 319,185 365,642 46,456その他の証券 11,126 16,375 5,249 11,479 18,684 7,204買入金銭債権 - - - - - -譲渡性預金 - - - - - -その他 - - - - - -

貸借対照表計上額が帳簿価額を超えないもの 256,448 251,523 △4,925 187,389 184,299 △3,090公社債 22,416 22,330 △86 2,128 2,123 △4株式 549 499 △49 2,284 2,007 △277外国証券 233,116 228,354 △4,761 182,976 180,168 △2,808その他の証券 365 337 △27 - - -買入金銭債権 - - - - - -譲渡性預金 - - - - - -その他 - - - - - -

(単位:百万円)区 分 2017年度末 2018年度末

満期保有目的の債券 - -非上場外国債券 - -その他 - -

責任準備金対応債券 - -子会社・関連会社株式 9,471 9,437

非上場国内株式(店頭売買株式を除く) 300 300非上場外国株式(店頭売買株式を除く) - -その他 9,171 9,137

その他有価証券 5 5非上場国内株式(店頭売買株式を除く) 5 5非上場外国株式(店頭売買株式を除く) - -非上場外国債券 - -その他 0 0

合 計 9,476 9,442

ロ.責任準備金対応債券

ハ.その他有価証券

●時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は以下のとおりです。

(2)金銭の信託の時価情報 該当ございません。

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Ⅴ 財産の状況

①取引の内容 当社が利用したデリバティブ取引は、先物為替予約取引、通貨スワップ取引、金利スワップ取引、クレジット・デフォルト・スワップ取引です。

②取組方針と利用目的 当社では、安定的かつ効率的な運用を図るため、主に保有資産に係る市場リスク等のヘッジを目的としてデリバティブ取引を利用し、投機的な取引は行わないこととしています。

③リスクの内容 当社が利用しているデリバティブ取引は、市場リスクや信用リスクを包含していますが、取引目的が主に保有資産のヘッジであることから、市場リスクは限定的であると認識しています。また信用リスクにつきましても、格付等を勘案し信用度が高い取引であることから、契約が履行されないリスクは小さいものと認識しています。

④リスク管理体制 デリバティブの取引限度額等を定めた社内規程と運用方針に基づきデリバティブ取引を行っています。また、現物資産等とともにデリバティブ取引のポジション及び損益をモニタリングし、リスクを一元的に管理しています。さらに、資産運用の定例会議においても、リスク管理部門から取引状況やポジション等の報告を行っています。

⑤定量的情報に関する補足説明 先物為替予約取引は、有価証券のうち外貨建証券の投資元本部分、償還金額部分または経過利息込み時価総額の為替変動リスクをヘッジするために行っています。通貨スワップ取引は、有価証券のうち外貨建証券の利息部分及び償還金額部分の為替変動リスク、金利変動リスク及びキャッシュ・フロー変動リスクをヘッジするために行っています。金利スワップ取引は、保険負債の一部に対する金利変動リスクをヘッジするために行っています。クレジット・デフォルト・スワップ取引は、有価証券の信用リスクをヘッジするために行っています。

⑥ヘッジ会計の方法 ヘッジ会計の方法は、外貨建有価証券の為替変動リスクのヘッジとして先物為替予約による時価ヘッジ、およびキャッシュ・フロー変動リスクのヘッジとして通貨スワップによる繰延ヘッジを適用しています。 ヘッジの有効性の判定は、時価ヘッジについてはヘッジ対象とヘッジ手段の時価変動を比較する比率分析によっており、また、繰延ヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えています。 また、保険負債の一部に対する金利変動リスクのヘッジとして金利スワップによる繰延ヘッジを適用しています。 ヘッジの有効性の判定は、ヘッジ対象となる保険負債とヘッジ手段である金利スワップ取引を一定の残存期間毎にグルーピングのうえヘッジ指定を行っているため、高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えています。 なお、クレジット・デフォルト・スワップ取引は信用リスクをヘッジする目的でプロテクションの買建を保有しており、ヘッジ会計は適用していません。

(3)デリバティブ取引の時価情報1.定性的情報

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Ⅴ 財産の状況

(単位:百万円)区 分 金利関連 通貨関連 株式関連 債券関連 その他 合 計

ヘ ッ ジ 会 計 適 用 分 5,906 △13,099 - - - △7,193ヘッジ会計非適用分 - △2,858 - - △23 △2,882合   計 5,906 △15,958 - - △23 △10,075

(注) ヘッジ会計適用分のうち時価ヘッジ適用分の差損益(通貨関連 △71百万円)、及びヘッジ会計非適用分の差損益は、損益計算書に計上されています。

2.定量的情報①差損益の内訳(ヘッジ会計適用分・非適用分の内訳)

②ヘッジ会計が適用されていないもの イ.金利関連  該当ございません。

(単位:百万円)区 分

種 類2017年度末 2018年度末

契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益うち1年超 うち1年超

取引所

通貨先物 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -通貨先物オプション 売建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - - 買建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - -

店 頭

通貨先渡契約 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -為替予約 売建 481,423 212,015 468,195 13,228 451,878 92,398 457,339 △5,461  米ドル 471,382 212,015 457,781 13,600 443,370 92,398 449,185 △5,815  ユーロ 5,345 - 5,508 △162 4,605 - 4,354 250  ポンド 4,695 - 4,906 △210 3,903 - 3,800 103  カナダドル - - - - - - - - 買建 100,497 28,559 100,270 △226 94,840 9,637 97,442 2,602  米ドル 98,772 28,559 98,500 △272 90,776 9,637 93,435 2,658  ユーロ 806 - 846 39 2,336 - 2,274 △61  ポンド 908 - 903 △4 1,727 - 1,732 5  カナダドル 10 - 20 10 - - - -通貨オプション 売建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - - 買建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - -通貨スワップ 1,523 - △30 △30 - - - -  米ドル 1,523 - △30 △30 - - - -その他 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -合 計 12,970 △2,858

(注)「差損益」欄には、為替予約取引は契約額と時価との差額を記載しています。

 ロ.通貨関連

 ハ.株式関連  該当ございません。

 ニ.債券関連  該当ございません。

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Ⅴ 財産の状況

(単位:百万円)

区分 種 類2017年度末 2018年度末

契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益うち1年超 うち1年超店頭 クレジット・デフォルト・スワップ

プロテクション買建 5,365 5,365 △49 △49 4,439 - △23 △23合  計 △49 △23

(注)「差損益」欄には、時価(現在価値)を記載しています。

(単位:百万円)

ヘッジ会計の方法 種 類 主な

ヘッジ対象2017年度末 2018年度末

契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益うち1年超 うち1年超繰延ヘッジ 金利スワップ(円)

 固定金利受取/変動金利支払 保険負債 - - - - 50,000 50,000 5,906 5,906合  計 - 5,906

 ホ.その他

③ヘッジ会計が適用されているもの イ.金利関連

(単位:百万円)

ヘッジ会計の方法 種 類 主な

ヘッジ対象2017年度末 2018年度末

契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益うち1年超 うち1年超通貨先物 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -通貨先物オプション 売建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - - 買建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - -通貨先渡契約 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -為替予約

時価ヘッジ  売建 外貨建投資信託 2,013 - 1,969 44 6,171 - 6,243 △71  米ドル 2,013 - 1,969 44 6,171 - 6,243 △71

時価ヘッジ  買建 外貨建投資信託 - - - - - - - -  米ドル - - - - - - - -通貨オプション 売建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - - 買建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - -通貨スワップ 164,571 163,370 △1,746 △1,746 191,303 185,923 △13,027 △13,027

繰延ヘッジ   米ドル 外貨建債券 164,571 163,370 △1,746 △1,746 191,303 185,923 △13,027 △13,027その他 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -合 計 △1,701 △13,099

(注)1. 「差損益」欄には、為替予約取引は契約額と時価との差額を記載し、スワップ取引は時価(現在価値)を記載しています。2. 外貨建金銭債権債務等に為替予約等が付されていることにより、決済時における円貨額が確定している外貨建金銭債権

債務等で、貸借対照表において当該円貨額で表示されているものについては、開示の対象より除いています。

 ロ.通貨関連

 ハ.株式関連  該当ございません。

 ニ.債券関連  該当ございません。

 ホ.その他  該当ございません。

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Ⅴ 財産の状況

(単位:百万円)2017年度 2018年度

基礎利益 A 37,290 65,682キャピタル収益 43,757 31,584

金銭の信託運用益 - -売買目的有価証券運用益 - 648有価証券売却益 19,964 6,335金融派生商品収益 23,423 -為替差益 - 23,349その他キャピタル収益 370 1,251

キャピタル費用 38,004 38,647金銭の信託運用損 - -売買目的有価証券運用損 708 -有価証券売却損 4,347 3,241有価証券評価損 217 73金融派生商品費用 - 35,331為替差損 30,848 -その他キャピタル費用 1,882 -

キャピタル損益 B 5,753 △7,062キャピタル損益含み基礎利益 A+B 43,043 58,620臨時収益 - 106,043

再保険収入 - -危険準備金戻入額 - -個別貸倒引当金戻入額 - -その他臨時収益 - 106,043

臨時費用 5,608 73,934再保険料 - -危険準備金繰入額 3,782 2,514個別貸倒引当金繰入額 12 1特定海外債権引当勘定繰入額 - -貸付金償却 - -その他臨時費用 1,813 71,418

臨時損益 C △5,608 32,109経常利益 A+B+C 37,435 90,729

その他基礎収益等の内訳 (単位:百万円)2017年度 2018年度

その他基礎収益 718 -売買目的有価証券運用益のうち利息及び配当金等収入 718 -

その他基礎費用 - 1,169外貨建て保険契約に係る市場為替レート変動の影響額 - 1,169

その他キャピタル収益 370 1,251外貨建て保険契約に係る市場為替レート変動の影響額 - 1,169有価証券償還益のうちキャピタル収益 370 81

その他キャピタル費用 1,882 -外貨建て保険契約に係る市場為替レート変動の影響額 1,882 -

その他臨時収益 - 106,043追加責任準備金の戻入額 - 776出再開始時責任準備金控除額 - 105,267

その他臨時費用 1,813 71,418追加責任準備金の繰入額 1,813 -初期支払再保険料 - 71,418

10.経常利益等の明細(基礎利益)

11.会計監査人による監査 当社は、会社法第436条の規定に基づき、計算書類及びその附属明細書について、2017年度、2018年度ともにPwCあらた有限責任監査法人の監査を受けています。※また、当資料では、当社の判断に基づき、様式を一部変更して記載しています。

12. 事業年度の末日において、保険会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他保険会社の経営に重要な影響を及ぼす事象

 該当ございません。

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

Ⅵ.業務の状況を示す指標等

1.主要な業務の状況を示す指標等(1)決算業績の概況(2018年4月1日から2019年3月31日まで) 当期の概況として、保有契約は個人保険・個人年金の合計で順調に増加しました。個人保険・個人年金の合計の新契約件数は前年度比9.7%増の37万1,660件、新契約高は5兆1,758億円(前年度比28.3%増)、新契約年換算保険料は810億円(同11.4%増)、保有契約件数は前年度末比5.4%増の398万3,385件、保有契約高は40兆3,998億円(前年度末比6.0%増)、そして保有契約年換算保険料は7,077億円(同7.0%増)となりました。主要な経営指標につきましては、以下の通りとなっています。

 その他の指標につきましては、66ページ(「直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標」)をご覧ください。

契 約 高 項 目 数 値 前年度(末)比(%)

個 人 保 険及び

個人年金保険

新 契 約 件 数 371,660 (件) 109.7新 契 約 高 5,175,807 (百万円) 128.3保 有 契 約 件 数 3,983,385 (件) 105.4保 有 契 約 高 40,399,801 (百万円) 106.0

団 体 保 険 被 保 険 者 数 48 (人) 94.1保 有 契 約 高 88 (百万円) 96.9

合 計 保 有 契 約 件 数 3,983,433 (件) 105.4保 有 契 約 高 40,399,890 (百万円) 106.0

収 支 (単位:百万円、%)項 目 金 額 前年度比

保 険 料 等 収 入 908,178 105.7利息及び配当金等収入 96,288 101.9経 常 収 益 1,039,139 101.8保 険 金 等 支 払 金 652,419 134.3事 業 費 117,759 100.5責任準備金等繰入額 116,771 36.0経 常 費 用 948,410 96.4年 度 末 総 資 産 5,078,145 104.4

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(2)保有契約高及び新契約高

(3)年換算保険料

保有契約高 (単位:件、百万円、%)

区 分2017年度末 2018年度末

件 数 金 額 件 数 金 額前年度末比 前年度末比 前年度末比 前年度末比

個 人 保 険 3,698,690 105.6 37,800,299 103.3 3,902,426 105.5 40,104,111 106.1個人年金保険 81,820 98.5 295,108 99.1 80,959 98.9 295,690 100.2団 体 保 険 - - 91 83.4 - - 88 96.9団体年金保険 - - 354 85.6 - - 309 87.2

(注)1. 個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。

2. 団体年金保険については、責任準備金の金額です。

保有契約 (単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末前年度末比 前年度末比

個 人 保 険 641,891 103.7 687,448 107.1個 人 年 金 保 険 19,516 102.2 20,270 103.9合 計 661,407 103.7 707,719 107.0

うち医療保障・生前給付保障等 75,250 104.2 78,118 103.8

新契約 (単位:百万円、%)

区 分 2017年度 2018年度前年度比 前年度比

個 人 保 険 72,708 85.5 81,012 111.4個 人 年 金 保 険 - - - -合 計 72,708 85.5 81,012 111.4

うち医療保障・生前給付保障等 7,683 82.6 7,172 93.4

(注)1. 年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金額です(一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。

2. 医療保障・生前給付保障等については、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付(特定疾病給付、介護給付等)、保険料払込免除給付(障害を事由とするものは除く。特定疾病罹患、介護等を事由とするものを含む)等に該当する部分の年換算保険料を計上しています。

新契約高 (単位:件、百万円、%)

区 分2017年度 2018年度

件 数 金 額 件 数 金 額前年度

比前年度

比 新契約 転換による純増加 前年度

比前年度

比 新契約 転換による純増加

個 人 保 険 338,644 88.4 4,033,700 82.9 4,033,700 - 371,660 109.7 5,175,807 128.3 5,175,807 -個人年金保険 - - - - - - - - - - - -団 体 保 険 - - - - - - - - - - - -団体年金保険 - - - - - - - - - - - -

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(4)保障機能別保有契約高 (単位:百万円)

区 分 保有金額2017年度末 2018年度末

死 亡 保 障

普 通 死 亡

個 人 保 険 37,799,901 40,103,756個 人 年 金 保 険 (47,517) (41,902)団 体 保 険 87 84団 体 年 金 保 険 - -そ の 他 共 計 37,850,326 40,122,489

災 害 死 亡

個 人 保 険 (6,652,134) (6,463,354)個 人 年 金 保 険 (83) (52)団 体 保 険 (-) (-)団 体 年 金 保 険 (-) (-)そ の 他 共 計 (6,652,218) (6,463,406)

そ の 他 の 条 件 付 死 亡

個 人 保 険 (964,981) (908,578)個 人 年 金 保 険 (-) (-)団 体 保 険 (-) (-)団 体 年 金 保 険 (-) (-)そ の 他 共 計 (964,981) (908,578)

生 存 保 障

満 期 ・ 生 存 給 付

個 人 保 険 398 354個 人 年 金 保 険 94,038 83,182団 体 保 険 - -団 体 年 金 保 険 - -そ の 他 共 計 94,491 83,584

年 金

個 人 保 険 (-) (-)個 人 年 金 保 険 (28,497) (29,128)団 体 保 険 (0) (0)団 体 年 金 保 険 (-) (-)そ の 他 共 計 (28,562) (29,187)

そ の 他

個 人 保 険 - -個 人 年 金 保 険 201,069 212,507団 体 保 険 3 3団 体 年 金 保 険 354 309そ の 他 共 計 202,001 213,348

入 院 保 障

災 害 入 院

個 人 保 険 (5,805) (5,783)個 人 年 金 保 険 (0) (0)団 体 保 険 (-) (-)団 体 年 金 保 険 (-) (-)そ の 他 共 計 (5,805) (5,784)

疾 病 入 院

個 人 保 険 (5,804) (5,783)個 人 年 金 保 険 (0) (0)団 体 保 険 (-) (-)団 体 年 金 保 険 (-) (-)そ の 他 共 計 (5,805) (5,783)

そ の 他 条 件 付 入 院

個 人 保 険 (9,151) (9,084)個 人 年 金 保 険 (-) (-)団 体 保 険 (-) (-)団 体 年 金 保 険 (-) (-)そ の 他 共 計 (9,151) (9,084)

(注)1. (  )内数値は主契約の付随保障部分及び特約の保障を表します。ただし、定期特約の普通死亡保障は主要保障部分に計上しました。

2. 生存保障の満期・生存給付欄の個人年金保険、団体保険(年金特約)の金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資を表します。

3. 生存保障の年金欄の金額は、年金年額を表します。4. 生存保障のその他欄の金額は個人年金保険(年金支払開始後)、団体保険(年金特約年金支払開始後)、団体年金保

険の責任準備金を表します。5. 入院保障欄の金額は入院給付日額を表します。6. 入院保障の疾病入院のその他共計の金額は、主要保障部分と付随保障部分の合計を表します。

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:件)

区 分 保有件数2017年度末 2018年度末

障 害 保 障

個 人 保 険 228,731 225,705個 人 年 金 保 険 - -団 体 保 険 - -団 体 年 金 保 険 - -そ の 他 共 計 228,731 225,705

手 術 保 障

個 人 保 険 848,809 842,933個 人 年 金 保 険 93 74団 体 保 険 - -団 体 年 金 保 険 - -そ の 他 共 計 848,902 843,007

(単位:百万円)

区 分 保有金額2017年度末 2018年度末

死 亡 保 険終 身 保 険 9,467,081 10,090,178定 期 付 終 身 保 険 121,471 113,071定 期 保 険 19,204,241 20,905,767そ の 他 共 計 33,844,327 35,722,113

生 死 混 合 保 険

養 老 保 険 81,089 73,091定 期 付 養 老 保 険 2,845 1,966生 存 給 付 金 付 定 期 保 険 - -育 英 保 険 434 23そ の 他 共 計 3,955,574 4,381,643

生 存 保 険 398 354年 金 保 険 個 人 年 金 保 険 295,108 295,690

災 害・ 疾 病 関 係 特 約

災 害 割 増 特 約 5,118,081 4,957,585傷 害 特 約 1,532,290 1,503,801が ん 特 約 801,898 755,382入 院 保 障 特 約 19,164 21,417成 人 病 特 約 376 364女 性 疾 病 特 約 394 381その他の条件付入院特約 7,016 7,045

(注)1. 個人年金保険の金額は年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。

2. 入院特約の金額は入院給付日額を表します。3. 傷害特約は災害死亡保険金額を表します。4. がん特約はがん死亡保険金額を表します。

(5)個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円)

区 分 保有契約年換算保険料2017年度末 2018年度末

死 亡 保 険終 身 保 険 123,844 130,662定 期 付 終 身 保 険 1,875 1,767定 期 保 険 159,602 173,893そ の 他 共 計 384,446 406,933

生 死 混 合 保 険養 老 保 険 3,453 3,060定 期 付 養 老 保 険 25 17生存給付金付定期保険 - -そ の 他 共 計 257,408 280,481

生 存 保 険 35 33年 金 保 険 個 人 年 金 保 険 19,516 20,270

(6)個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約年換算保険料

(単位:%)区 分 2017年度 2018年度

個 人 保 険 3.3 6.1個 人 年 金 保 険 △0.9 0.2団 体 保 険 △16.6 △3.1団 体 年 金 保 険 △14.4 △12.8

(単位:千円)区 分 2017年度 2018年度

新 契 約 平 均 保 険 金 11,911 13,926保有契約平均保険金 10,219 10,276

(単位:%)区 分 2017年度 2018年度

個 人 保 険 11.0 13.7個 人 年 金 保 険 - -団 体 保 険 - -

(単位:%)区 分 2017年度 2018年度

個 人 保 険 6.8 8.1個 人 年 金 保 険 3.0 3.2団 体 保 険 1.0 2.1

(単位:円)2017年度 2018年度

168,445 159,519(注)月払契約の年間保険料です。

(7)契約者配当の状況 個人保険、個人年金保険等に関しては、2018年度決算に基づく2019年度の契約者配当の割り当てはございません。受再保険に関しては、2018年度の再保険収支に基づいて再保険協約に定める方法により配当金の分配を行います。

(1)保有契約増加率

(2)新契約平均保険金及び保有契約平均保険金(個人保険)

(3)新契約率(対年度始)

(4) 解約失効率(対年度始)

(5) 個人保険新契約平均保険料(月払契約)

2.保険契約に関する指標等

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:‰)区 分 2017年度 2018年度

災 害 死 亡 保 障 契 約 件 数 0.06 0.07金 額 0.06 0.09

障 害 保 障 契 約 件 数 0.07 0.09金 額 0.03 0.05

災 害 入 院 保 障 契 約 件 数 3.16 3.27金 額 16.60 15.65

疾 病 入 院 保 障 契 約 件 数 33.51 34.26金 額 128.97 119.47

成 人 病 入 院 保 障 契 約 件 数 12.03 12.79金 額 214.90 226.96

疾病・傷害手術保障契約 件 数 35.30 36.21成 人 病 手 術 保 障 契 約 件 数 9.14 9.63

(単位:%)2017年度 2018年度

15.8 15.1

(単位:百万円)2017年度 2018年度

5,808(-) 7,119(458)

2017年度 2018年度6社(-) 7社(2社)

(単位:%)2017年度 2018年度

100.0(-) 99.8(100.0)

(単位:%)格付区分 2017年度 2018年度

AA+ 0.3(-) 0.2(-)AA- 99.3(-) 96.5(100.0)A+ 0.4(-) 3.3(-)

(注) 格付はS&P社によるものに基づいています。なお、S&P社で格付を取得していない場合は、Fitch社の格付に基づいています。

(8)事業費率(対収入保険料)

(12)未だ収受していない再保険金の額

(9)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた主要な保険会社等の数

(10) 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた保険会社等のうち、支払再保険料の額が大きい上位5社に対する支払再保険料の割合

(11) 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた主要な保険会社等の格付機関による格付に基づく区分ごとの支払再保険料の割合

 (注)(9)〜(12)に関し、( )内数値は、第三分野保険を表します。(ただし、保険業法施行規則第71条に基づいて、責任準備金を積み立てないとした保険契約に限ります。)

(7)特約発生率(個人保険)

(単位:‰)件数率 金額率

2017年度 2018年度 2017年度 2018年度1.24 1.24 1.01 0.94

(6)死亡率(個人保険主契約)

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:%)2017年度 2018年度

第 三 分 野 発 生 率 22.6 20.0医 療( 疾 病 ) 31.6 30.5が ん 20.9 19.9介 護 5.2 3.1そ の 他 20.0 8.7

(13)第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごとの、発生保険金額の経過保険料に対する割合

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円)区 分 2017年度末 2018年度末

保 険 金

死 亡 保 険 金 5,171 4,794災 害 保 険 金 59 71高 度 障 害 保 険 金 145 148満 期 保 険 金 381 603そ の 他 - -小 計 5,757 5,617

年 金 623 562給 付 金 2,178 2,186解 約 返 戻 金 14,901 14,993保 険 金 据 置 支 払 金 9 1そ の 他 共 計 23,498 23,396

(単位:百万円)区 分 2017年度末 2018年度末

責 任 準 備 金( 除 危 険 準 備 金 )

個 人 保 険 4,070,168 4,240,821( 一 般 勘 定 ) (3,807,013) (3,973,498)( 特 別 勘 定 ) (263,154) (267,322)

個 人 年 金 保 険 276,244 251,312( 一 般 勘 定 ) (275,248) (250,690)( 特 別 勘 定 ) (996) (622)

団 体 保 険 80 78( 一 般 勘 定 ) (80) (78)( 特 別 勘 定 ) (-) (-)

団 体 年 金 保 険 354 309( 一 般 勘 定 ) (354) (309)( 特 別 勘 定 ) (-) (-)

そ の 他 50,518 19,101( 一 般 勘 定 ) (50,518) (19,101)( 特 別 勘 定 ) (-) (-)

小 計 4,397,366 4,511,623( 一 般 勘 定 ) (4,133,215) (4,243,677)( 特 別 勘 定 ) (264,151) (267,945)

危 険 準 備 金 46,903 49,418合 計 4,444,270 4,561,041

( 一 般 勘 定 ) (4,180,119) (4,293,096)( 特 別 勘 定 ) (264,151) (267,945)

(注) 保険業法第121条第1項の規定に基づく保険計理人による確認にあたり、将来収支分析を用いております。将来収支分析におけるシナリオについて、日本アクチュアリー会が定める

「生命保険会社の保険計理人の実務基準」における基本シナリオを用いておりますが、団体保険および団体年金保険の契約高につきましては、今後の中途加入が見込まれないことから、実績に基づき減少するものとした任意シナリオを用いています。

(単位:百万円)区分 保険料積立金 未経過保険料 払戻積立金 危険準備金 合計

2017年度末 4,257,111 140,255 - 46,903 4,444,2702018年度末 4,375,756 135,866 - 49,418 4,561,041

3.経理に関する指標等(1)支払備金明細表

(2)責任準備金明細表

(3)責任準備金残高の内訳

(4)個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式、積立率、残高(契約年度別)①責任準備金の積立方式、積立率

2017年度末 2018年度末積立方式 標準責任準備金対象契約 平準純保険料式 平準純保険料式

標準責任準備金対象外契約 平準純保険料式 平準純保険料式積立率(危険準備金を除く) 100.0% 100.0%

(注)1. 積立方式及び積立率は、個人保険及び個人年金保険を対象としています。なお、団体保険及び団体年金保険の責任準備金は積立方式という概念がないため、上記には含んでいません。

2. 積立率については、標準責任準備金対象契約に関しては平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により、また、標準責任準備金対象外契約に関しては平準純保険料式により計算した保険料積立金、及び未経過保険料に対する積立率を記載しています。

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円、%)契約年度 責任準備金残高 予定利率

〜 1980年度 5,104 2.75 〜 2.751981年度 〜 1985年度 9,274 2.50 〜 2.751986年度 〜 1990年度 183,388 2.50 〜 6.251991年度 〜 1995年度 574,614 2.25 〜 6.001996年度 〜 2000年度 737,699 2.00 〜 4.502001年度 〜 2005年度 647,218 1.00 〜 2.002006年度 〜 2010年度 752,388 1.25 〜 4.00

2011年度 179,423 1.20 〜 3.002012年度 219,061 1.20 〜 3.002013年度 235,935 1.00 〜 2.752014年度 201,630 1.00 〜 2.752015年度 196,245 0.75 〜 2.752016年度 174,886 0.25 〜 2.752017年度 83,257 0.25 〜 2.752018年度 24,060 0.25 〜 2.75

(注)1.「責任準備金残高」は、個人保険及び個人年金保険の責任準備金(特別勘定の責任準備金及び危険準備金を除く)を記載しています。

2.「予定利率」については、各契約年度別の責任準備金に係る主な予定利率を記載しています。

(単位:百万円)2017年度末 2018年度末

責任準備金残高(一般勘定) 13,549 15,733

(注)1. 保険業法施行規則第68条に規定する保険契約(標準責任準備金対象契約)を対象としています。

2. 「責任準備金残高(一般勘定)」は、最低保証に係る保険料積立金を記載しています。

②責任準備金残高(契約年度別)

①責任準備金残高(一般勘定)

②算出方法、その計算の基礎となる係数 平成8年大蔵省告示第48号第5項第1号に基づく、標準的方式により算出しています。 計算の基礎となる係数は、同告示に定める率を使用しています。ただし、規定のされていない資産種類のボラティリティについては、以下の表の率を使用しています。

資産種類 ボラティリティ現預金 0.3%REIT 18.4%

(5) 特別勘定を設けた最低保証のある保険契約に係る一般勘定における責任準備金、算出方法、計算の基礎となる係数

(単位:百万円)

区 分 個人保険 個人年金保険 団体保険 団体年金保険 財形保険財形年金保険 その他の保険 合 計

2017年度

当期首現在高 481 132 4 - 0 281 900利息による増加 0 0 0 - 0 - 0配当金支払による減少 46 20 1 - 0 281 350当期繰入額 - - - - - 328 328当期末現在高 435 112 2 - 0 328 879

(433) (111) (2) (-) (0) (-) (547)

2018年度

当期首現在高 435 112 2 - 0 328 879利息による増加 0 0 0 - 0 - 0配当金支払による減少 40 16 0 - 0 328 386当期繰入額 - - - - - 126 126当期末現在高 394 95 2 - 0 126 619

(392) (94) (2) (-) (0) (-) (490)(注)( )内はうち積立配当金額です。

(6)契約者配当準備金明細表

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

<2017年度> (単位:百万円)

区 分 当期首残高 当期末残高 当期増減(△)額 計上の理由及び算定方法貸倒引当金

一般貸倒引当金 26 0 △25個別貸倒引当金 220 232 12 重要な会計方針に関する事項5(1)参照特定海外債権引当勘定 - - -

退職給付引当金 29,657 32,418 2,761 重要な会計方針に関する事項5(2)参照役員退職慰労引当金 1,460 1,491 30 重要な会計方針に関する事項5(3)参照価格変動準備金 60,852 60,073 △779 重要な会計方針に関する事項5(4)参照

(単位:百万円)

区 分 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高 摘 要資本金 29,000 - - 29,000

うち既発行株式

普通株式 (480,000株) - - (480,000株)29,000 - - 29,000

計 29,000 - - 29,000

資本剰余金(資本準備金) 20,439 - - 20,439

(その他資本剰余金) - - - -計 20,439 - - 20,439

(単位:百万円)

区 分 2017年度 2018年度個 人 保 険 743,014 777,809

( う ち 一 時 払 ) 5,690 2,752( う ち 年 払 ) 352,556 380,108( う ち 半 年 払 ) 13,035 14,004( う ち 月 払 ) 371,732 380,944個 人 年 金 保 険 230 191

( う ち 一 時 払 ) - -( う ち 年 払 ) 33 27( う ち 半 年 払 ) 5 4( う ち 月 払 ) 192 159団 体 保 険 - -団 体 年 金 保 険 3 3そ の 他 共 計 743,250 778,005

<2018年度> (単位:百万円)

区 分 当期首残高 当期末残高 当期増減(△)額 計上の理由及び算定方法貸倒引当金

一般貸倒引当金 0 11 10個別貸倒引当金 232 231 △1 重要な会計方針に関する事項5(1)参照特定海外債権引当勘定 - - -

退職給付引当金 32,418 35,700 3,282 重要な会計方針に関する事項5(2)参照役員退職慰労引当金 1,491 1,654 162 重要な会計方針に関する事項5(3)参照価格変動準備金 60,073 61,309 1,235 重要な会計方針に関する事項5(4)参照

(7)引当金明細表

(9)資本金等明細表

(10)保険料明細表

(8)特定海外債権引当勘定の状況①特定海外債権引当勘定 該当ございません。

②対象債権額国別残高 該当ございません。

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

<2017年度> (単位:百万円、%)

区 分 取得原価 当期償却額 減価償却累計額 当期末残高 償却累計率有形固定資産 11,372 1,432 6,921 4,451 60.9

建  物 5,724 280 3,148 2,575 55.0リース資産 - - - - -その他の有形固定資産 5,648 1,151 3,772 1,875 66.8

無形固定資産 18,176 2,677 8,104 10,071 44.6そ の 他 - - - - -合    計 29,548 4,109 15,026 14,522 50.9

<2018年度> (単位:百万円、%)

区 分 取得原価 当期償却額 減価償却累計額 当期末残高 償却累計率有形固定資産 11,774 1,428 7,836 3,937 66.6

建  物 5,921 288 3,390 2,530 57.3リース資産 - - - - -その他の有形固定資産 5,852 1,139 4,446 1,406 76.0

無形固定資産 19,836 3,057 8,692 11,143 43.8そ の 他 - - - - -合    計 31,610 4,485 16,529 15,081 52.3

(単位:百万円)

区 分 個人保険 個人年金保  険 団体保険 団体年金

保  険財形保険財形年金保  険

その他の保  険

2018年度合 計

2017年度合 計

死 亡 保 険 金 29,796 30 - - - 83 29,910 29,944災 害 保 険 金 588 - - - - - 588 406高 度 障 害 保 険 金 1,223 6 - - - - 1,229 1,586満 期 保 険 金 24,980 - - - - 31,252 56,233 34,064そ の 他 1,080 - - - - - 1,080 1,459合 計 57,668 37 - - - 31,335 89,041 67,461

(単位:百万円)

区 分 個人保険 個人年金保  険 団体保険 団体年金

保  険財形保険財形年金保  険

その他の保  険

2018年度合 計

2017年度合 計

死 亡 給 付 金 41 165 - - - - 206 247入 院 給 付 金 5,669 0 - - - - 5,670 5,509手 術 給 付 金 6,034 0 - - - - 6,035 5,781障 害 給 付 金 69 - - - - - 69 39生 存 給 付 金 75 - - - - - 75 73そ の 他 - 1,583 - 0 - - 1,583 919合 計 11,890 1,750 - 0 - - 13,641 12,570

(単位:百万円)

個人保険 個人年金保  険 団体保険 団体年金

保  険財形保険財形年金保  険

その他の保  険

2018年度合 計

2017年度合 計

- 23,310 - 63 74 - 23,449 22,225

(単位:百万円)

個人保険 個人年金保  険 団体保険 団体年金

保  険財形保険財形年金保  険

その他の保  険

2018年度合 計

2017年度合 計

143,919 2,881 1 - 3 356 147,162 129,050

(15)減価償却費明細表

(11)保険金明細表

(13)給付金明細表

(12)年金明細表

(14)解約返戻金明細表

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円)

区 分 2017年度 2018年度営業活動費 61,227 59,801営業管理費 20,259 20,228一般管理費 35,702 37,729

合 計 117,188 117,759(注) 一般管理費のうち、保険業法第259条の規定に基づく生命

保険契約者保護機構に対する当社の負担金は、2017年度684百万円、2018年度692百万円です。

<リース取引(借主側)>[オペレーティング・リース取引] (単位:百万円)

2017年度 2018年度1年以内 1年超 合計 1年以内 1年超 合計

未 経 過 リ ー ス 料期 末 残 高 相 当 額 1 2 4 1 1 2

(単位:百万円)

区 分 2017年度 2018年度国税 6,661 6,688 消費税 5,852 5,851 地方法人特別税 686 724 印紙税 122 113 登録免許税 - - その他の国税 0 0地方税 3,383 3,477 地方消費税 1,579 1,578 法人住民税 - - 法人事業税 1,676 1,767 固定資産税 55 57 不動産取得税 0 - 事業所税 72 73 その他の地方税 0 0合 計 10,045 10,166

(16)事業費明細表

(18)リース取引

(17)税金明細表

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

4.資産運用に関する指標等(一般勘定)(1)資産運用の概況①2018年度の資産の運用概況

イ.運用環境 2018年度の日本経済は、年度前半は緩やかな成長を続けていたものの、年度後半にかけてやや成長に減速が見られました。雇用面では企業側の旺盛な労働需要が続いたものの、賃金および個人消費は緩やかな伸びに留まりました。また、英国のEU離脱交渉の難航や米中通商協議を巡る不透明感等が世界経済の重石となり、日本においてはアジア向けの輸出が伸び悩みました。その結果、貿易や鉱工業生産等の経済指標の弱さが目立ち、物価上昇率は力強さを欠きました。  このような経済環境の中、国内債券市場の指標となる新発10年国債利回りは、日銀の長短金利操作付き量的・質的金融緩和政策のもと、6月までは概ね0%から0.1%のレンジ内での動きとなりました。7月の日銀金融政策決定会合での金融緩和政策の調整等を受け、10年国債利回りは0.1%を超える水準に上昇しました。その後、日銀が国債買い入れオペを減額することで国内金利に上昇圧力がかかる局面もありましたが、10月以降、世界経済の減速懸念が強まり、国内金利は低下基調となりました。結果、3月末の10年国債利回りは、前年度末より0.125%低いマイナス0.082%で終了しました。  国内株式市場は、年度前半、米中通商協議等を背景に企業業績の先行き不透明感が強まり、上値の重い展開が続きました。10月に米国金利の急上昇を受け米国株式市場が下落に転じ、世界経済の減速懸念が台頭すると、国内株式市場も年末にかけて大きく下落しました。年明け以降、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め姿勢の見直しや米中通商協議の進展期待等を背景に、株価は緩やかに上昇しました。結果、3月末のTOPIX(東証株価指数)は、前年度末から7.3%下落し、1,591.64ポイントで取引を終えました。

 ドル円為替相場は、年度前半、米国の政策金利の引き上げ等を背景に、円安ドル高が進行しました。その後、世界経済の減速懸念が高まる中、年末にかけて急激な円高ドル安が進行しました。年明け以降、米国の政策金利の更なる引き上げが見送られるとの観測が高

まると、再び円安ドル高に転じ、3月末の為替レートは前年度末より4.75円安い1ドル110.99円で取引を終えました。ユーロ円為替相場は、イタリアの財政政策、英国のEU離脱交渉や世界経済の先行き等に対する不透明感から振れ幅の大きい展開となりました。年明け以降は円高ユーロ安基調で推移し、3月末の為替レートは前年度末より5.96円高い1ユーロ124.56円で終了しました。

ロ.プルデンシャル生命の運用方針  (リスク管理情報を含む) ALM(資産負債総合管理)の観点から、中長期的に安定した利息収入が得られる円建債券中心の運用を行っています。また、リスク分散を図りつつ、為替ヘッジを付した外貨建債券への投資にも取り組み、収益の向上を図っています。 当社のリスク管理につきましては、資産運用部門とリスク管理部門の組織的な分離による相互牽制を厳格に行い、資産運用全体の市場リスク・信用リスクを常にモニターしております。資金の性格から安定したキャッシュ・フローが得られる国債や信用度が高い債券を運用の中心に置き、デリバティブにつきましてはリスクヘッジ手段として利用しています。

ハ.運用実績の概況 2018年度末の一般勘定資産は、4兆8,080億円となり、前年度末に比べ2,096億円(4.6%増)の増加となりました。2018年度は増加資産を主に国内公社債及び貸付金に配分しました。この結果、2018年度末の資産構成は、国内公社債67.4%、国内株式0.6%、外国証券17.2%、その他の証券0.6%、貸付金8.7%、不動産0.1%となっています。 2018年度の利息及び配当金等収入は962億円となり、有価証券売却益などを加えた資産運用収益全体では1,274億円となりました。一方、資産運用費用は391億円となり、この結果、資産運用関係収支は882億円となりました。

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

②ポートフォリオの推移イ.資産の構成 (単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

現 預 金 ・ コ ー ル ロ ー ン 131,387 2.9 99,101 2.1買 現 先 勘 定 - - - -債券貸借取引支払保証金 - - - -買 入 金 銭 債 権 6,857 0.1 5,523 0.1商 品 有 価 証 券 - - - -金 銭 の 信 託 - - - -有 価 証 券 3,911,535 85.1 4,126,902 85.8

公 社 債 3,046,341 66.2 3,240,701 67.4株 式 31,787 0.7 30,195 0.6外 国 証 券 807,522 17.6 828,184 17.2

公 社 債 789,507 17.2 807,996 16.8株 式 等 18,014 0.4 20,188 0.4

そ の 他 の 証 券 25,884 0.6 27,821 0.6貸 付 金 391,763 8.5 419,708 8.7

保 険 約 款 貸 付 206,333 4.5 217,934 4.5一 般 貸 付 185,429 4.0 201,773 4.2

不 動 産 4,425 0.1 4,381 0.1繰 延 税 金 資 産 34,153 0.7 35,099 0.7そ の 他 118,542 2.6 117,612 2.4貸 倒 引 当 金 △233 △0.0 △243 △0.0合 計 4,598,433 100.0 4,808,085 100.0

う ち 外 貨 建 資 産 48,162 1.0 56,781 1.2

(単位:百万円)区 分 2017年度 2018年度

現 預 金 ・ コ ー ル ロ ー ン 50,887 △32,286買 現 先 勘 定 - -債券貸借取引支払保証金 - -買 入 金 銭 債 権 △2,869 △1,333商 品 有 価 証 券 - -金 銭 の 信 託 - -有 価 証 券 132,097 215,366

公 社 債 242,872 194,359株 式 △14,203 △1,591外 国 証 券 △86,050 20,661

公 社 債 △87,861 18,488株 式 等 1,810 2,173

そ の 他 の 証 券 △10,520 1,936貸 付 金 61,263 27,944

保 険 約 款 貸 付 9,116 11,601一 般 貸 付 52,146 16,343

不 動 産 50 △44繰 延 税 金 資 産 5,563 945そ の 他 36,711 △929貸 倒 引 当 金 13 △9合 計 283,716 209,651

う ち 外 貨 建 資 産 6,294 8,618

ロ.資産の増減

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:%)区 分 2017年度 2018年度

現 預 金 ・ コ ー ル ロ ー ン 0.09 △0.10買 現 先 勘 定 - -債券貸借取引支払保証金 - -買 入 金 銭 債 権 2.49 2.47商 品 有 価 証 券 - -金 銭 の 信 託 - -有 価 証 券 2.48 1.89

う ち 公 社 債 1.93 1.77う ち 株 式 54.40 9.25う ち 外 国 証 券 2.64 2.04

貸 付 金 3.26 2.62う ち 一 般 貸 付 2.26 1.27

不 動 産 0.00 -う ち 投 資 用 不 動 産 - -

一 般 勘 定 計 2.40 1.91(注) 利回り計算式の分母は帳簿価額ベースの日々平均残高、分子は経常損

益中、資産運用収益-資産運用費用として算出した利回りです。

(単位:百万円)区 分 2017年度 2018年度

現 預 金 ・ コ ー ル ロ ー ン 92,488 95,047買 現 先 勘 定 - -債券貸借取引支払保証金 - -買 入 金 銭 債 権 8,327 6,201商 品 有 価 証 券 - -金 銭 の 信 託 - -有 価 証 券 3,786,680 3,986,745

う ち 公 社 債 2,895,956 3,162,936う ち 株 式 20,749 17,478う ち 外 国 証 券 846,647 785,741

貸 付 金 359,636 414,367う ち 一 般 貸 付 157,872 202,148

不 動 産 4,423 4,440う ち 投 資 用 不 動 産 - -

一 般 勘 定 計 4,369,671 4,626,206う ち 海 外 投 融 資 947,908 930,067

(単位:百万円)区 分 2017年度 2018年度

利 息 及 び 配 当 金 等 収 入 94,493 96,288商 品 有 価 証 券 運 用 益 - -金 銭 の 信 託 運 用 益 - -売買目的有価証券運用益 9 648有 価 証 券 売 却 益 19,964 6,335有 価 証 券 償 還 益 1,921 443金 融 派 生 商 品 収 益 23,423 -為 替 差 益 - 23,349貸 倒 引 当 金 戻 入 額 13 -そ の 他 運 用 収 益 779 346合 計 140,604 127,412

(2)運用利回り

(3)主要資産の平均残高

(4)資産運用収益明細表

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円)区 分 2017年度 2018年度

支 払 利 息 18 12商 品 有 価 証 券 運 用 損 - -金 銭 の 信 託 運 用 損 - -売買目的有価証券運用損 - -有 価 証 券 売 却 損 4,347 3,241有 価 証 券 評 価 損 217 73有 価 証 券 償 還 損 252 173金 融 派 生 商 品 費 用 - 35,331為 替 差 損 30,848 -貸 倒 引 当 金 繰 入 額 - 12貸 付 金 償 却 - -賃貸用不動産等減価償却費 - -そ の 他 運 用 費 用 177 289合 計 35,861 39,134

(5)資産運用費用明細表

(6)利息及び配当金等収入明細表 (単位:百万円)区 分 2017年度 2018年度

預 貯 金 利 息 18 38有 価 証 券 利 息 ・ 配 当 金 81,172 81,002

公 社 債 利 息 52,997 55,186株 式 配 当 金 1,108 1,014外 国 証 券 利 息 配 当 金 25,218 23,092

貸 付 金 利 息 13,094 15,093不 動 産 賃 貸 料 - -そ の 他 共 計 94,493 96,288

(単位:百万円)区 分 2017年度 2018年度

国 債 等 債 券 6,420 3,811株 式 等 10,224 650外 国 証 券 750 1,873そ の 他 共 計 19,964 6,335

(単位:百万円)区 分 2017年度 2018年度

国 債 等 債 券 3,471 2,981株 式 等 44 47外 国 証 券 804 212そ の 他 共 計 4,347 3,241

(単位:百万円)区 分 2017年度 2018年度

国 債 等 債 券 - -株 式 等 - -外 国 証 券 217 73そ の 他 共 計 217 73

(7)有価証券売却益明細表

(8)有価証券売却損明細表

(9)有価証券評価損明細表

(10)商品有価証券明細表 該当ございません。

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(11)商品有価証券売買高 該当ございません。

(単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

国 債 2,649,574 67.7 2,877,501 69.7地 方 債 44,335 1.1 41,548 1.0社 債 352,432 9.0 321,651 7.8

うち公社・公団債 220,598 5.6 207,893 5.0株 式 31,787 0.8 30,195 0.7外 国 証 券 807,522 20.6 828,184 20.1

公 社 債 789,507 20.2 807,996 19.6株 式 等 18,014 0.5 20,188 0.5

そ の 他 の 証 券 25,884 0.7 27,821 0.7合 計 3,911,535 100.0 4,126,902 100.0

(12)有価証券明細表

(単位:百万円)

区 分2017年度末

1年以下 1年超3年以下

3年超5年以下

5年超7年以下

7年超10年以下

10年超(期間の定めのないものを含む)

合 計

有 価 証 券 46,409 86,019 175,931 200,088 489,862 2,913,223 3,911,535国 債 10,178 1,229 28,947 45,208 239,619 2,324,391 2,649,574地 方 債 - - 1,915 5,396 12,989 24,033 44,335社 債 8,626 9,789 18,245 48,826 79,216 187,727 352,432株 式 31,787 31,787外 国 証 券 27,604 75,000 117,651 100,657 158,038 328,570 807,522

公 社 債 27,592 75,000 117,651 100,657 158,038 310,567 789,507株 式 等 11 - - - - 18,002 18,014

そ の 他 の 証 券 - - 9,171 - - 16,713 25,884買 入 金 銭 債 権 - - - - - 6,857 6,857譲 渡 性 預 金 - - - - - - -そ の 他 - - - - - - -合 計 46,409 86,019 175,931 200,088 489,862 2,920,080 3,918,393

(単位:百万円)

区 分2018年度末

1年以下 1年超3年以下

3年超5年以下

5年超7年以下

7年超10年以下

10年超(期間の定めのないものを含む)

合 計

有 価 証 券 41,386 105,688 193,831 187,345 575,209 3,023,440 4,126,902国 債 - 3,450 38,457 58,107 341,144 2,436,341 2,877,501地 方 債 - - 2,022 12,489 5,198 21,837 41,548社 債 1,509 7,506 31,171 29,752 67,875 183,835 321,651株 式 30,195 30,195外 国 証 券 39,877 85,594 122,179 86,995 160,990 332,546 828,184

公 社 債 39,877 85,594 122,179 86,995 160,990 312,357 807,996株 式 等 - - - - - 20,188 20,188

そ の 他 の 証 券 - 9,137 - - - 18,684 27,821買 入 金 銭 債 権 - - - - - 5,523 5,523譲 渡 性 預 金 - - - - - - -そ の 他 - - - - - - -合 計 41,386 105,688 193,831 187,345 575,209 3,028,964 4,132,426

(注)「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準10号)に基づく有価証券として取り扱うものを含んでいます。

(13)有価証券残存期間別残高

(単位:%)区 分 2017年度末 2018年度末

公 社 債 1.78 1.71外 国 公 社 債 4.06 4.27

(14)保有公社債の期末残高利回り

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

水 産 ・ 農 林 業 131 0.4 124 0.4鉱 業 - - - -建 設 業 403 1.3 653 1.8

製 造 業

食 料 品 499 1.6 447 1.3繊 維 製 品 - - - -パ ル プ ・ 紙 - - - -化 学 3,479 10.9 3,305 9.3医 薬 品 3,875 12.2 3,439 9.7石 油 ・ 石 炭 製 品 521 1.6 410 1.2ゴ ム 製 品 261 0.8 241 0.7ガ ラ ス ・ 土 石 製 品 - - - -鉄 鋼 - - - -非 鉄 金 属 - - - -金 属 製 品 561 1.8 538 1.5機 械 275 0.9 389 1.1電 気 機 器 921 2.9 953 2.7輸 送 用 機 器 819 2.6 738 2.1精 密 機 器 - - - -そ の 他 製 品 - - - -

電 気 ・ ガ ス 業 313 1.0 326 0.9運輸・情報通信業

陸 運 業 1,100 3.5 1,235 3.5海 運 業 - - 45 0.1空 運 業 - - - -倉 庫 ・ 運 輸 関 連 業 - - - -情 報 ・ 通 信 業 5,995 18.9 5,966 16.7

商業

卸 売 業 4,163 13.1 3,956 11.1小 売 業 1,432 4.5 350 1.0

金融・保険業

銀 行 業 3,357 10.6 3,110 8.7証券、商品先物取引業 - - - -保 険 業 2,355 7.4 2,479 7.0そ の 他 金 融 業 918 2.9 6,538 18.3

不 動 産 業 0 0.0 0 0.0サ ー ビ ス 業 400 1.3 382 1.1合 計 31,787 100.0 35,632 100.0

(15)業種別株式保有明細表

(16)貸付金明細表 (単位:百万円)区 分 2017年度末 2018年度末

保 険 約 款 貸 付 206,333 217,934契 約 者 貸 付 172,341 181,522保 険 料 振 替 貸 付 33,992 36,412

一 般 貸 付 185,429 201,773( う ち 非 居 住 者 貸 付 ) (121,300) (135,742)

企 業 貸 付 171,571 190,846( う ち 国 内 企 業 向 け ) (50,271) (55,104)国・国際機関・政府関係機関貸付 - -公 共 団 体 ・ 公 企 業 貸 付 - -住 宅 ロ ー ン 13,715 10,790消 費 者 ロ ー ン - -そ の 他 142 135

合 計 391,763 419,708

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円)

区 分 1年以下 1年超3年以下

3年超5年以下

5年超7年以下

7年超10年以下

10年超(期間の定めのないものを含む)

合 計

2017年度末変 動 金 利 336 5,144 19,828 2,056 2,950 5,353 35,669固 定 金 利 18 2,468 12,601 34,372 53,160 47,137 149,760一 般 貸 付 計 355 7,613 32,430 36,428 56,111 52,490 185,429

2018年度末変 動 金 利 896 20,194 7,221 3,504 2,092 3,968 37,878固 定 金 利 886 1,798 16,198 40,466 60,174 44,370 163,894一 般 貸 付 計 1,783 21,993 23,420 43,970 62,266 48,339 201,773

(単位:件、百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末占 率 占 率

大 企 業 貸 付 先 数 - - - -金 額 - - - -

中 堅 企 業 貸 付 先 数 - - - -金 額 - - - -

中 小 企 業 貸 付 先 数 18 100.0 20 100.0金 額 50,271 100.0 55,104 100.0

国内企業向け貸付計 貸 付 先 数 18 100.0 20 100.0金 額 50,271 100.0 55,104 100.0

(注)1. 業種の区分は以下のとおりです。2. 貸付先数とは、各貸付先を名寄せした結果の債務者数をいい、貸付件数ではありません。

業 種 ①右の②〜④を除く全業種 ②小売業、飲食業 ③サービス業 ④卸売業大 企 業 従業員

300名超かつ

資本金10億円以上 従業員

50名超かつ

資本金10億円以上 従業員

100名超かつ

資本金10億円以上 従業員

100名超かつ

資本金10億円以上

中堅企業 資本金3億円超10億円未満

資本金5千万円超10億円未満

資本金5千万円超10億円未満

資本金1億円超10億円未満

中小企業 資本金3億円以下または常用する従業員300人以下

資本金5千万円以下または常用する従業員50人以下

資本金5千万円以下または常用する従業員100人以下

資本金1億円以下または常用する従業員100人以下

(17)貸付金残存期間別残高

(18)国内企業向け貸付金企業規模別内訳

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

国  内  向  け

製 造 業 - - - -食 料 - - - -繊 維 - - - -木 材 ・ 木 製 品 - - - -パ ル プ ・ 紙 - - - -印 刷 - - - -化 学 - - - -石 油 ・ 石 炭 - - - -窯 業 ・ 土 石 - - - -鉄 鋼 - - - -非 鉄 金 属 - - - -金 属 製 品 - - - -は ん 用 ・ 生 産 用 ・ 業 務 用 機 械 - - - -電 気 機 械 - - - -輸 送 用 機 械 - - - -そ の 他 の 製 造 業 - - - -

農 業 ・ 林 業 - - - -漁 業 - - - -鉱 業、 採 石 業、 砂 利 採 取 業 - - - -建 設 業 - - - -電 気 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業 - - - -情 報 通 信 業 - - - -運 輸 業 、 郵 便 業 - - - -卸 売 業 - - - -小 売 業 - - - -金 融 業 、 保 険 業 10,000 5.4 10,000 5.0不 動 産 業 40,271 21.7 45,104 22.4物 品 賃 貸 業 - - - -学 術 研 究 、 専 門 ・ 技 術 サ ー ビ ス 業 - - - -宿 泊 業 - - - -飲 食 業 - - - -生 活 関 連 サ ー ビ ス 業、 娯 楽 業 - - - -教 育 、 学 習 支 援 業 - - - -医 療 ・ 福 祉 - - - -そ の 他 の サ ー ビ ス - - - -地 方 公 共 団 体 - - - -個 人 ( 住 宅 ・ 消 費 ・ 納 税 資 金 等 ) 13,858 7.5 10,926 5.4合 計 64,129 34.6 66,030 32.7

海外向け

政 府 等 - - - -金 融 機 関 - - - -商     工     業     (等) 121,300 65.4 135,742 67.3合 計 121,300 65.4 135,742 67.3一 般 貸 付 計 185,429 100.0 201,773 100.0

(注)国内向けの区分は日本銀行の貸出先別貸出金(業種別、設備資金新規貸出)の業種分類に準拠しています。

(19)貸付金業種別内訳

(単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

設 備 資 金 40,271 80.1 45,104 81.9運 転 資 金 10,000 19.9 10,000 18.1

(注)個人ローン、非居住者貸付、保険約款貸付等は含んでいません。

(単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

北 海 道 - - - -東 北 - - - -関 東 50,271 100.0 55,104 100.0中 部 - - - -近 畿 - - - -中 国 - - - -四 国 - - - -九 州 - - - -合   計 50,271 100.0 55,104 100.0

(注)1. 個人ローン、非居住者貸付、保険約款貸付等は含んでいません。2. 地域区分は、貸付先の本社所在地によります。

(20)貸付金使途別内訳

(21)貸付金地域別内訳

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

担 保 貸 付 171,571 92.5 190,846 94.6有 価 証 券 担 保 貸 付 10,000 5.4 10,000 5.0不動産・動産・財団担保貸付 161,571 87.1 180,846 89.6指 名 債 権 担 保 貸 付 - - - -

保 証 貸 付 - - - -信 用 貸 付 - - - -そ の 他 13,858 7.5 10,926 5.4一 般 貸 付 計 185,429 100.0 201,773 100.0

う ち 劣 後 特 約 付 貸 付 - - - -

(22)貸付金担保別内訳

(単位:百万円、%)区 分 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高 減価償却累計額 償却累計率

土 地 1,850 - - - 1,850 - -建 物 2,524 377 46 280 2,575 3,148 55.0リ ー ス 資 産 - - - - - - -建 設 仮 勘 定 - - - - - - -その他の有形固定資産 1,420 1,642 35 1,151 1,875 3,772 66.8合 計 5,795 2,019 81 1,432 6,301 6,921 -

うち賃貸等不動産 - - - - - - -

(単位:百万円、%)区 分 当期首残高 当期増加額 当期減少額 当期償却額 当期末残高 減価償却累計額 償却累計率

土 地 1,850 - - - 1,850 - -建 物 2,575 256 11 288 2,530 3,390 57.3リ ー ス 資 産 - - - - - - -建 設 仮 勘 定 - - - - - - -その他の有形固定資産 1,875 674 3 1,139 1,406 4,446 76.0合 計 6,301 930 15 1,428 5,788 7,836 -

うち賃貸等不動産 - - - - - - -

(単位:百万円)区 分 2017年度末 2018年度末

不 動 産 残 高 4,425 4,381営 業 用 4,425 4,381賃 貸 用 - -

賃 貸 用 ビ ル 保 有 数 - -

(単位:百万円)区 分 2017年度 2018年度

有 形 固 定 資 産 - 0土 地 - -建 物 - -リ ー ス 資 産 - -そ の 他 - 0

無 形 固 定 資 産 - -そ の 他 - -合 計 - 0

う ち 賃 貸 等 不 動 産 - -

(23)有形固定資産明細表①有形固定資産の明細<2017年度>

<2018年度>

②不動産残高及び賃貸用ビル保有数

(24)固定資産等処分益明細表

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円)区 分 2017年度 2018年度

有 形 固 定 資 産 81 15土 地 - -建 物 46 11リ ー ス 資 産 - -そ の 他 35 3

無 形 固 定 資 産 3 11そ の 他 - -合 計 85 27

う ち 賃 貸 等 不 動 産 - -

(25)固定資産等処分損明細表

(26)賃貸用不動産等減価償却費明細表 該当ございません。

(27)海外投融資の状況①資産別明細イ.外貨建資産 (単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

公 社 債 36,465 3.9 41,612 4.3株 式 - - - -現 預 金 ・ そ の 他 11,697 1.2 15,169 1.6小 計 48,162 5.1 56,781 5.8

(単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

公 社 債 442,603 47.1 458,519 46.9現 預 金 ・ そ の 他 133,018 14.2 151,246 15.5小 計 575,622 61.3 609,765 62.4

(単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

非 居 住 者 貸 付 - - - -公社債(円建外債)・その他 315,290 33.6 310,367 31.8小 計 315,290 33.6 310,367 31.8

(単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

海 外 投 融 資 939,075 100.0 976,913 100.0(注) 「円貨額が確定した外貨建資産」は、為替予約または通貨スワップを付すことにより為替リスクのヘッ

ジを行っている資産です。

ニ.合計

ハ.円貨建資産

ロ.円貨額が確定した外貨建資産

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円、%)

区 分2017年度末

外国証券 非居住者貸付公社債 株式等金 額 占 率 金 額 占 率 金 額 占 率 金 額 占 率

北 米 544,037 67.4 543,755 68.9 281 1.6 121,300 100.0ヨ ー ロ ッ パ 122,124 15.1 119,557 15.1 2,566 14.2 - -オ セ ア ニ ア 166 0.0 166 0.0 - - - -ア ジ ア 1,370 0.2 1,370 0.2 - - - -中 南 米 139,291 17.2 124,125 15.7 15,166 84.2 - -中 東 - - - - - - - -ア フ リ カ - - - - - - - -国 際 機 関 533 0.1 533 0.1 - - - -合 計 807,522 100.0 789,507 100.0 18,014 100.0 121,300 100.0

区 分2018年度末

外国証券 非居住者貸付公社債 株式等金 額 占 率 金 額 占 率 金 額 占 率 金 額 占 率

北 米 556,858 67.2 556,812 68.9 45 0.2 135,742 100.0ヨ ー ロ ッ パ 128,585 15.5 125,148 15.5 3,437 17.0 - -オ セ ア ニ ア - - - - - - - -ア ジ ア 342 0.0 342 0.0 - - - -中 南 米 141,888 17.1 125,183 15.5 16,705 82.7 - -中 東 - - - - - - - -ア フ リ カ - - - - - - - -国 際 機 関 509 0.1 509 0.1 - - - -合 計 828,184 100.0 807,996 100.0 20,188 100.0 135,742 100.0

②地域別構成

(単位:百万円、%)

区 分 2017年度末 2018年度末金 額 占 率 金 額 占 率

米 ド ル 14,905 31.0 20,778 36.6ユ ー ロ 33,189 68.9 35,816 63.1ポ ン ド 68 0.1 186 0.3合 計 48,162 100.0 56,781 100.0

③外貨建資産の通貨別構成

2017年度 2018年度2.54% 1.85%

貸出の種類 利          率一 般 貸 付 標 準 金 利

(長期プライムレート)2016年 7月 8日実施 2016年 8月 10日実施 2017年 7月 11日実施

年 0.90% 年 0.95% 年 1.00%(注)住宅ローン、消費者ローンにつきましては、新規の取扱いは行っておりません。

(単位:百万円)資産の種類 取得原価 当期増加額 当期減少額 減価償却累計額 期末残高 摘 要

そ の 他 513 12,163 12,260 504合 計 513 12,163 12,260 504

(28)海外投融資利回り

(30)各種ローン金利

(31)その他の資産明細表

(29)公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額) 該当ございません。

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

(単位:百万円)

区 分2017年度末 2018年度末

貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価損益 貸借対照表計上額 当期の損益に

含まれた評価損益売買目的有価証券 9,501 9 10,522 648

(単位:百万円)

区 分2017年度末 2018年度末

帳簿価額 時 価 差損益 帳簿価額 時 価 差損益うち差益 うち差損 うち差益 うち差損

満期保有目的の債券 147,899 187,543 39,644 39,653 △9 145,565 189,133 43,568 43,568 -責任準備金対応債券 3,083,541 3,735,882 652,340 660,710 △8,369 3,275,295 4,073,509 798,213 798,243 △29子会社・関連会社株式 - - - - - - - - - -その他有価証券 604,257 667,974 63,717 68,643 △4,925 626,001 691,601 65,599 68,689 △3,090

公社債 92,262 94,245 1,982 2,069 △86 95,036 97,216 2,179 2,184 △4株式 16,723 31,482 14,758 14,808 △49 17,323 29,890 12,567 12,844 △277外国証券 483,779 525,534 41,755 46,516 △4,761 502,162 545,810 43,648 46,456 △2,808 公社債 475,330 517,020 41,690 46,421 △4,730 492,584 536,143 43,559 46,277 △2,717 株式等 8,448 8,513 64 95 △30 9,577 9,666 88 178 △90その他の証券 11,491 16,713 5,221 5,249 △27 11,479 18,684 7,204 7,204 -買入金銭債権 - - - - - - - - - -譲渡性預金 - - - - - - - - - -その他 - - - - - - - - - -

合  計 3,835,697 4,591,400 755,702 769,006 △13,304 4,046,862 4,954,244 907,381 910,501 △3,119公社債 3,044,358 3,673,818 629,459 637,793 △8,334 3,238,521 4,010,813 772,292 772,326 △34株式 16,723 31,482 14,758 14,808 △49 17,323 29,890 12,567 12,844 △277外国証券 756,266 861,951 105,684 110,577 △4,892 774,014 888,867 114,853 117,661 △2,808 公社債 747,817 853,437 105,620 110,482 △4,862 764,436 879,201 114,765 117,483 △2,717 株式等 8,448 8,513 64 95 △30 9,577 9,666 88 178 △90その他の証券 11,491 16,713 5,221 5,249 △27 11,479 18,684 7,204 7,204 -買入金銭債権 6,857 7,435 577 577 - 5,523 5,988 464 464 -譲渡性預金 - - - - - - - - - -その他 - - - - - - - - - -

(注)満期保有目的の債券には買入金銭債権が含まれています。

②有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの)

5.有価証券等の時価情報(一般勘定)(1)有価証券の時価情報①売買目的有価証券の評価損益

(単位:百万円)区 分 2017年度末 2018年度末

満期保有目的の債券 - -非上場外国債券 - -その他 - -

責任準備金対応債券 - -子会社・関連会社株式 9,471 9,437

非上場国内株式(店頭売買株式を除く) 300 300非上場外国株式(店頭売買株式を除く) - -その他 9,171 9,137

その他有価証券 5 5非上場国内株式(店頭売買株式を除く) 5 5非上場外国株式(店頭売買株式を除く) - -非上場外国債券 - -その他 0 0

合 計 9,476 9,442

●時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は以下のとおりです。

(2)金銭の信託の時価情報 該当ございません。

(単位:百万円)区 分 金利関連 通貨関連 株式関連 債券関連 その他 合 計

ヘ ッ ジ 会 計 適 用 分 5,906 △13,099 - - - △7,193ヘッジ会計非適用分 - △2,858 - - △23 △2,882合 計 5,906 △15,958 - - △23 △10,075

(注) ヘッジ会計適用分のうち時価ヘッジ適用分の差損益(通貨関連 △71百万円)、及びヘッジ会計非適用分の差損益は、損益計算書に計上されています。

(3)デリバティブ取引の時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値)①差損益の内訳(ヘッジ会計適用分・非適用分の内訳)

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Ⅵ 業務の状況を示す指標等

②金利関連

④株式関連 該当ございません。

⑤債券関連 該当ございません。

(単位:百万円)区 分

種 類2017年度末 2018年度末

契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益うち1年超 うち1年超

取引所

通貨先物 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -通貨先物オプション 売建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - - 買建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - -

店 頭

通貨先渡契約 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -為替予約 売建 483,375 212,015 470,042 13,333 458,050 92,398 463,583 △5,533  米ドル 473,353 212,015 459,666 13,687 449,541 92,398 455,429 △5,887  ユーロ 5,345 - 5,508 △162 4,605 - 4,354 250  ポンド 4,675 - 4,867 △191 3,903 - 3,800 103 買建 100,435 △28,559 100,147 △287 94,840 △9,637 97,442 2,602  米ドル 98,772 △28,559 98,500 △272 90,776 △9,637 93,435 2,658  ユーロ 754 - 743 △10 2,336 - 2,274 △61  ポンド 908 - 903 △4 1,727 - 1,732 5通貨オプション 売建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - - 買建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - -通貨スワップ 166,095 163,370 △1,777 △1,777 191,303 185,923 △13,027 △13,027  米ドル 166,095 163,370 △1,777 △1,777 191,303 185,923 △13,027 △13,027その他 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -合 計 11,268 △15,958

(注)1. 「差損益」欄には、為替予約取引は契約額と時価との差額を記載し、スワップ取引は時価(現在価値)を記載しています。2. 外貨建金銭債権債務等に為替予約等が付されていることにより、決済時における円貨額が確定している外貨建金銭債権債務

等で、貸借対照表において当該円貨額で表示されているものについては、開示の対象より除いています。

③通貨関連

(単位:百万円)

区分 種 類2017年度末 2018年度末

契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益うち1年超 うち1年超店頭 クレジット・デフォルト・スワップ

プロテクション買建 5,365 5,365 △49 △49 4,439 - △23 △23合 計 △49 △23

(注)「差損益」欄には、時価(現在価値)を記載しています。

⑥その他

(単位:百万円)

区分 種 類2017年度末 2018年度末

契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益うち1年超 うち1年超店頭 金利スワップ(円)

 固定金利受取/変動金利支払 - - - - 50,000 50,000 5,906 5,906合 計 - 5,906

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Ⅶ 保険会社の運営

1.リスク管理体制 会社概要編31〜34ページをご覧ください。

2.法令遵守の体制 会社概要編35ページをご覧ください。

3. 保険業法第百二十一条第一項第一号の確認(第三分野保険に係るものに限る。)の合理性及び妥当性

 会社概要編37ページをご覧ください。

4.指定生命保険業務紛争解決機関について 会社概要編37ページをご覧ください。

5.個人データ保護について 会社概要編38〜40ページをご覧ください。

6.反社会的勢力との関係遮断のための基本方針 会社概要編36ページをご覧ください。

Ⅶ.保険会社の運営

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Ⅷ 特別勘定に関する指標等

□個人変額保険

変額保険については、必ず64ページをご覧ください。

1.特別勘定資産残高の状況

2.個人変額保険及び個人変額年金保険特別勘定資産の運用の経過 特別勘定資産は、前年度末に比べ33億円、1.2%の増加となり、2018年度末では2,700億円となりました。また、2018年度末の組入比率は、国内公社債30.3%、国内株式36.8%、外国公社債10.1%、外国その他の証券6.0%、その他の証券13.5%となっています。なお、外国その他の証券には、米国株式へ投資する投資信託6.0%が含まれており、その他の証券には、国内株式へ投資する投資信託0.1%、世界株式(除く日本)へ投資する投資信託7.3%、国内外の株式及び公社債へ投資する投資信託0.1%、不動産へ投資する投資信託6.0%が含まれています。

総合型 基本ポートフォリオに沿った範囲で、市場動向に応じたバランス調整を行いました。 2018年度は、市場見通しを踏まえ、上半期は主に外国債券のウェイトを一部削減し外国株式へ資金を配分しました。また、下半期は主に国内債券のウェイトを一部削減し国内株式及びREITへ資金を配分しました。年間を通じては外国株式及びREITのウェイトを基本ポートフォリオよりも若干高めに維持し、外国債券、国内債券を若干低めに維持しました。 2018年度の運用実績は、前年度末比+0.59%となりました。

債券型 超長期ゾーンを中心に割安な年限の投資比率を高く維持しつつ、割高銘柄をアンダーウェイトしました。 長期金利は、2018年夏場に上昇した後、低下に転じ、再びマイナス圏での推移となりました。2018年7月、日銀が長期金利の上昇を容認するのではとの思惑が高まると、長期金利は急上昇しました。さらに、日銀による国債買入の減額や米中央銀行が利上げペースを加速させるのではとの懸念から米長期金利が上昇すると、長期金利も一時0.15%まで上昇する場面がありました。米金融引き締めへの懸念や米中貿易摩擦の深刻化を背景に世界的に景気減速懸念が高まると、株式市場が急落に転じました。こうしたなか米欧の中央銀行が金融正常化を停止し、緩和的な姿勢に転じると、低金利環境が長期化するとの見方から、日本をはじめ主要金利市場で金利低下基調となりました。 期首との比較では、日銀の政策調整期待が高まった局面では利回り曲線はスティープニングしましたが、年度後半には超長期ゾーンで金利低下が進み、大きくフラットニングしました。利回り曲線上、主に超長期ゾーンでの割安な年限の投資比率を高くした状態を維持しつつ、年度後半には、長期ゾーンの割高化を受けて、当該ゾーンの投資比率をベンチマーク対比で低くする戦略をとりました。これらの満期構成の違いがプラス要因となりました。景気減速が懸念されていますが、堅調な企業業績および低金利環境の下、利回り確保の動きは継続すると予想し、事業債、円建外債のオーバーウェイトを維持しました。 2018年度の運用実績は、前年度末比+1.68%となりました。

株式型 計量スクリーニングによって、株価が割安で安定的な収益成長が期待できる銘柄に選別的に投資するスタンスを継続しました。 国内株式市場は、円安ドル高の進行から上昇して始まったものの、米朝首脳会談延期や米中貿易摩擦の激

化懸念、さらに中国景気のスローダウンによる輸出企業の業績悪化懸念や自然災害の多発から、上値の重い展開が続きました。9月に入り、米長期金利が上昇すると円安ドル高が進み、米中貿易摩擦の悪材料出尽くし感と自動車追加関税25%発動の回避ともあいまって、リスクオンムードから一段高となり、日経平均は10月2日に27年ぶりの高値を更新しました。しかし、米長期金利が急上昇すると世界的な株安が進行し、大幅な下落局面となりました。12月には、米債金利の長短逆転(逆イールド)化で米景気拡大の終焉が強く意識されたことや、欧州の政治不安、米中貿易摩擦悪化懸念等の様々なリスク要因があいまって、年初来安値を更新する大幅な下げとなりました。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを急がない姿勢を示したことからFRBの年内利上げ見送り観測が強まって反発に転じ、米中貿易摩擦の緩和期待や中国の景気対策への期待を手がかりに、戻り基調となりました。 当年度の運用は、欧米金融当局の政策や、北朝鮮や中東などの地政学リスクの高まり、世界景気の減速懸念といった内外の不透明感が高まるなか、計量スクリーニングを用い、株価に割安感があり安定的な収益成長が期待できる銘柄に分散投資したポートフォリオを維持しました。 2018年度の運用実績は、ベンチマークを下回る、前年度末比△7.97%となりました。

米国債券型 イールドカーブ上の相対価値に着目しながらポートフォリオの満期構成を相場の局面に即して変更しました。 ポートフォリオの約97.5%を米国国債、約2.5%を現預金とする資産配分を継続しました。期初から2018年9月末にかけては、米国経済の堅調さを背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)が6月と9月に25bpsずつの利上げを実施する中、2年債利回りは29bps上昇した一方で、10年債利回りは20bpsの上昇にとどまり、米国債イールドカーブはベア・フラット化しました。しかしながら、2018年10月以降、米中の貿易協議への懸念などから米国株式が大幅下落、加えて、2019年の年明け以降、過度な金融引き締めを警戒して、FRBが政策スタンスをハト派的なスタンスに転じたことから、米国債利回りは低下に転じました。このような市場環境の下、イールドカーブの歪みに着目し、当年度前半は、5年ゾーン及び10年ゾーンに対する7年ゾーンのオーバーウェイト、当年度後半は、20年ゾーン及び30年ゾーンに対する25年ゾーンのオーバーウェイトを中心とした投資戦略を採用しました。 2018年度の運用実績は、前年度末比+8.25%となりました。

Ⅷ.特別勘定に関する指標等

(単位:百万円)区 分 2017年度末 2018年度末

個 人 変 額 保 険 265,673 269,440個人変額年金保険 993 619団 体 年 金 保 険 - -特 別 勘 定 計 266,666 270,059

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Ⅷ 特別勘定に関する指標等

米国株式型 米国主要投資指数の1つであるS&P500種指数に連動した米国株式投信で運用しました。 米国株式市場は、地政学リスクの高まりなどで一時的に下落する局面は見られたものの、堅調な推移が続きました。8月にはS&P500種指数は史上最高値を更新しました。しかし、10月以降、欧州景気や米中通商協議への不透明感の高まりを背景に年末にかけて下落しました。1月に入ると自律反発的な上昇に加え、欧米中銀が金融引き締め姿勢を見直したことで、緩和的な環境が継続するとの安心感が広がり、2019年3月末にかけて再び上昇し、年末にかけての下げ幅を戻す格好となりました。当ファンドの価格も年度を通じて上昇となりました。 2018年度の運用実績は、前年度末比+12.52%となりました。

REIT型 利益成長見通しなど投資法人のファンダメンタルズに対して割安な銘柄を中心に投資を継続しました。 国内不動産投資信託(以下、J-REIT)市場は、東京ビジネス圏でのオフィス空室率が継続的に低下する中、平均募集賃料の上昇が加速したことを背景に、 J-REITの分配金増加を期待した投資家の買いから上昇基調で推移しました。7〜9月にかけては、米中貿易摩擦による景気悪化懸念、関西での台風、北海道地震など自然災害の影響も懸念されボックス圏での推移となりましたが、その後外国人投資家による大幅な買い越しから年初来高値を更新する上昇となりました。12月には、景気悪化懸念の台頭による世界的な株式市場の急落から、一時下落局面となりました。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げ見送り観測が強まる中、日米の長期金利が低下したことや、オフィス賃料の継続的な上昇など良好な不動産賃貸マーケット市場の追い風もあり、再び強い上昇に転じました。 2018年度の運用実績は、前年度末比+17.52%となりました。

旧あおば生命 2018年度の日本経済は、年度前半は緩やかな成長を続けていたものの、年度後半にかけてやや成長に減速が見られました。雇用面では企業側の旺盛な労働需要が続いたものの、賃金および個人消費は緩やかな伸びに留まりました。また、英国のEU離脱交渉の難航や米中通商協議を巡る不透明感等が世界経済の重石となり、日本においてはアジア向けの輸出が伸び悩みました。その結果、貿易や鉱工業生産等の経済指標の弱さが目立ち、物価上昇率は力強さを欠きました。 このような経済環境の中、国内債券市場の指標となる新発10年国債利回りは、日銀の長短金利操作付き量的・質的金融緩和政策のもと、6月までは概ね0%から0.1%のレンジ内での動きとなりました。7月の日銀金融政策決定会合での金融緩和政策の調整等を受け、10年国債利回りは0.1%を超える水準に上昇しました。その後、日銀が国債買い入れオペを減額することで国内金利に上昇圧力がかかる局面もありましたが、10月以降、世界経済の減速懸念が強まり、国内金利は低下基調となりました。結果、3月末の10年国債利回りは、前年度末より0.125%低いマイナス0.082%で終了しました。 国内株式市場は、年度前半、米中通商協議等を背景に企業業績の先行き不透明感が強まり、上値の重い展開が続きました。10月に米国金利の急上昇を受け米国株式市場が下落に転じ、世界経済の減速懸念が台頭すると、国内株式市場も年末にかけて大きく下落しました。年明け以降、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め姿勢の見直しや米中通商協議の進展期待等を背景に、株価は緩やかに上昇しました。結果、3月末のTOPIX(東証株価指数)は、前年度末から7.3%下落し、1,591.64ポイントで取引を終えました。 期末における当勘定の資産残高は326百万円となり、2018年度の運用実績は、△1.47%となりました。

□個人変額年金保険

年金原資保証型 目標ポートフォリオに沿った運用を行いました。 当勘定の運用は、年金原資を保証することから、基本的には公社債(円建)75%、株式等(円建)25%を目標ポートフォリオとして運用を行っています。市場動向を見極めつつ、年金契約の年限に合わせて公社債(円建)を組み入れることによって年金原資を確保し、同時に株式等(円建)を組み入れることによってリターンのさらなる向上を目指します。 2018年度の運用実績は、国内の株式市場が下落したことから前年度末比△1.64%となりました。

安定型 投資信託による運用を行っています。 安定した運用成果を獲得することを目標として、国内債券55%、国内株式15%、外国債券15%、外国株式15%を基本資産配分とした投資信託での運用を行っております。当期の世界経済は、欧州で停滞の兆しが見られた一方で米国は堅調に推移し、前年から緩やかに成長しました。国内株式市場は、米中通商協議等の不透明感を背景に上値の重い展開が続き、年末にかけては大きく下落しましたが、年明け以降は回復基調で推移しました。海外株式市場は、好調な米国経済に支えられ上昇を続けましたが、欧州景気や米中通商協議への不透明感から年末にかけて急落しました。しかし、年明けからは再び上昇に転じました。国内金利は、日銀の金融緩和政策の調整等を受けて、10年国債利回りが0.1%を超える水準まで上昇しました。その後、年末にかけて株式市場が急落すると金利低下が進行し、

マイナス圏で推移しました。米国金利も同様に米10年国債利回りが3.25%近傍まで上昇したものの、世界的な株式市場の下落を受けて低下しました。為替市場は、年度前半は米国の政策金利引き上げ等を背景に、円安ドル高が進行しました。年末に株式市場急落に合わせて円高ドル安が進行したものの、株式市場の回復とともに再び円安ドル高に転じました。 2018年度の運用実績は、主に外国債券市場及び海外株式市場が上昇したことにより前年度末比+0.96%となりました。

バランス型 投資信託による運用を行っています。 バランスのとれた運用成果を獲得することを目標として、国内債券20%、国内株式22.5%、外国債券30%、外国株式27.5%を基本資産配分とした投資信託での運用を行っております。当期の世界経済は、欧州で停滞の兆しが見られた一方で米国は堅調に推移し、前年から緩やかに成長しました。国内株式市場は、米中通商協議等の不透明感を背景に上値の重い展開が続き、年末にかけては大きく下落しましたが、年明け以降は回復基調で推移しました。海外株式市場は、好調な米国経済に支えられ上昇を続けましたが、欧州景気や米中通商協議への不透明感から年末にかけて急落しました。しかし、年明けからは再び上昇に転じました。国内金利は、日銀の金融緩和政策の調整等を受けて、10年国債利回りが0.1%を超える水準まで上昇しました。その後、年末にかけて株式市場が急落すると金利低下が進行し、マイナス圏で推移しました。米国金利

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Ⅷ 特別勘定に関する指標等

も同様に米10年国債利回りが3.25%近傍まで上昇したものの、世界的な株式市場の下落を受けて低下しました。為替市場は、年度前半は米国の政策金利引き上げ等を背景に、円安ドル高が進行しました。年末に株式市場急落に合わせて円高ドル安が進行したものの、株式市場の回復とともに再び円安ドル高に転じました。 2018年度の運用実績は、主に外国債券市場及び海外株式市場が上昇したことにより前年度末比+1.66%となりました。

積極型 投資信託による運用を行っています。 積極的に高い運用成果を獲得することを目標として、国内債券10%、国内株式25%、外国債券10%、外国株式55%を基本資産配分とした投資信託での運用を行っております。当期の世界経済は、欧州で停滞の兆しが見られた一方で米国は堅調に推移し、前年から緩やかに成長しました。国内株式市場は、米中通商協議等の不透明感を背景に上値の重い展開が続き、年末にかけては大きく下落しましたが、年明け以降は回復基調で推移しました。海外株式市場は、好調な米国経済に支えられ上昇を続けましたが、欧州景気や米中通商

協議への不透明感から年末にかけて急落しました。しかし、年明けからは再び上昇に転じました。国内金利は、日銀の金融緩和政策の調整等を受けて、10年国債利回りが0.1%を超える水準まで上昇しました。その後、年末にかけて株式市場が急落すると金利低下が進行し、マイナス圏で推移しました。米国金利も同様に米10年国債利回りが3.25%近傍まで上昇したものの、世界的な株式市場の下落を受けて低下しました。為替市場は、年度前半は米国の政策金利引き上げ等を背景に、円安ドル高が進行しました。年末に株式市場急落に合わせて円高ドル安が進行したものの、株式市場の回復とともに再び円安ドル高に転じました。 2018年度の運用実績は、主に外国債券市場及び海外株式市場が上昇したことにより前年度末比+2.71%となりました。

3.個人変額保険および個人変額年金保険の状況

【個人変額保険】

(1)保有契約高

(2)年度末個人変額保険特別勘定資産の内訳

(単位:件、百万円)

区 分 2017年度末 2018年度末件 数 金 額 件 数 金 額

変額保険(有期型) 2,324 5,434 2,185 5,039変額保険(終身型) 247,136 1,366,756 254,821 1,368,301

合  計 249,460 1,372,190 257,006 1,373,341

(単位:百万円、%)

区  分2017年度末

特別勘定合計 総合型 債券型 株式型 米国債券型 米国株式型 REIT型 旧あおば生命金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比

現預金・コールローン 2,743 1.0 189 0.2 - - 2,112 2.7 437 4.3 2 0.0 - - - -有 価 証 券 256,404 96.5 115,326 97.0 34,899 96.5 76,180 96.2 9,576 95.0 13,659 97.0 6,466 94.6 296 79.9

公 社 債 81,079 30.5 45,997 38.7 34,899 96.5 - - - - - - - - 182 49.3株 式 106,519 40.1 30,339 25.5 - - 76,180 96.2 - - - - - - - -外 国 証 券 40,848 15.4 17,612 14.8 - - - - 9,576 95.0 13,659 97.0 - - - -

公 社 債 27,189 10.2 17,612 14.8 - - - - 9,576 95.0 - - - - - -株 式 等 13,659 5.1 - - - - - - - - 13,659 97.0 - - - -

その他の証券 27,956 10.5 21,376 18.0 - - - - - - - - 6,466 94.6 113 30.6貸  付  金 - - - - - - - - - - - - - - - -そ  の  他 6,525 2.5 3,415 2.9 1,258 3.5 921 1.2 63 0.6 422 3.0 369 5.4 74 20.1貸 倒 引 当 金 - - - - - - - - - - - - - - - -特 別 勘 定 計 265,673 100.0 118,932 100.0 36,157 100.0 79,214 100.0 10,077 100.0 14,084 100.0 6,836 100.0 370 100.0

(単位:百万円、%)

区  分2018年度末

特別勘定合計 総合型 債券型 株式型 米国債券型 米国株式型 REIT型 旧あおば生命金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比

現預金・コールローン 2,334 0.9 106 0.1 - - 1,762 2.4 458 4.1 7 0.0 - - - -有 価 証 券 260,360 96.6 119,618 96.9 35,861 96.9 69,839 96.4 10,587 95.2 16,141 97.1 8,027 95.1 283 86.8

公 社 債 81,382 30.2 46,037 37.3 35,161 95.0 - - - - - - - - 183 56.1株 式 99,450 36.9 29,610 24.0 - - 69,839 96.4 - - - - - - - -外 国 証 券 43,365 16.1 15,937 12.9 699 1.9 - - 10,587 95.2 16,141 97.1 - - - -

公 社 債 27,224 10.1 15,937 12.9 699 1.9 - - 10,587 95.2 - - - - - -株 式 等 16,141 6.0 - - - - - - - - 16,141 97.1 - - - -

その他の証券 36,161 13.4 28,033 22.7 - - - - - - - - 8,027 95.1 100 30.6貸  付  金 - - - - - - - - - - - - - - - -そ  の  他 6,745 2.5 3,714 3.0 1,153 3.1 867 1.2 70 0.6 482 2.9 413 4.9 43 13.2貸 倒 引 当 金 - - - - - - - - - - - - - - - -特 別 勘 定 計 269,440 100.0 123,438 100.0 37,014 100.0 72,470 100.0 11,116 100.0 16,631 100.0 8,441 100.0 326 100.0

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Ⅷ 特別勘定に関する指標等

(3)個人変額保険特別勘定の運用収支状況 (単位:百万円)

区 分 2017年度特別勘定合計 総合型 債券型 株式型 米国債券型 米国株式型 REIT型 旧あおば生命

利息配当金等収入 4,586 1,971 266 1,655 198 250 240 3有価証券売却益 14,047 4,404 341 9,116 11 - 170 3有価証券償還益 - - - - - - - -有価証券評価益 1,809 1,093 43 900 - 629 - 9為 替 差 益 393 190 - - 199 3 - -金融派生商品収益 - - - - - - - -そ の 他 の 収 益 3 1 - 2 0 0 0 -有価証券売却損 3,778 1,212 118 2,139 145 - 161 0有価証券償還損 23 13 8 - - - - 1有価証券評価損 - - - - 646 - 219 -為 替 差 損 187 84 - - 95 7 - -金融派生商品費用 2 2 - - - - - -そ の 他 の 費 用 10 0 - 8 - - 0 0収 支 差 額 16,838 6,346 525 9,525 △479 876 28 15

(単位:百万円)

区 分 2018年度特別勘定合計 総合型 債券型 株式型 米国債券型 米国株式型 REIT型 旧あおば生命

利息配当金等収入 5,054 2,109 295 1,853 220 297 274 3有価証券売却益 8,436 2,618 266 5,286 1 - 260 2有価証券償還益 - - - - - - - -有価証券評価益 - - 139 - 652 1,572 750 -為 替 差 益 493 420 - - 71 1 - -金融派生商品収益 - - - - - - - -そ の 他 の 収 益 7 2 - 4 0 0 0 -有価証券売却損 10,047 3,084 7 6,886 37 - 31 -有価証券償還損 0 0 - - - - - 0有価証券評価損 4,186 968 - 6,323 - - - 9為 替 差 損 108 91 - - 15 0 - -金融派生商品費用 0 0 - - - - - -そ の 他 の 費 用 9 1 - 7 - - 0 0収 支 差 額 △361 1,003 693 △6,072 893 1,871 1,253 △3

(注)有価証券評価益及び評価損は各型毎に純額表示しておりますので、各型の単純合計と特別勘定合計値とは一致していません。

①売買目的有価証券の評価損益

②金銭の信託の時価情報 該当ございません。

ロ.金利関連 該当ございません。

③個人変額保険特別勘定のデリバティブ取引の時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値)イ.差損益の内訳(ヘッジ会計適用分・非適用分の内訳)

(4)個人変額保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報(単位:百万円)

区 分2017年度末 2018年度末

貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価損益 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた

評価損益売買目的有価証券 256,404 1,809 260,360 △4,186

(単位:百万円)区 分 金利関連 通貨関連 株式関連 債券関連 その他 合 計

ヘッジ会計適用分 - - - - - -ヘッジ会計非適用分 - - - - - -

合 計 - - - - - -

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Ⅷ 特別勘定に関する指標等

ハ.通貨関連 (単位:百万円)区

分種 類

2017年度末 2018年度末契約額等 時 価 差損益 契約額等 時 価 差損益  うち1年超 うち1年超

取引所

通貨先物 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -通貨先物オプション 売建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - - 買建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - -

通貨先渡契約 売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -為替予約 売建 61 - 122 △61 - - - -  米ドル 42 - 83 △41 - - - -  ユーロ - - - - - - - -  ポンド 19 - 38 △19 - - - -  カナダドル - - - - - - - - 買建 61 - 122 61 - - - -  米ドル - - - - - - - -  ユーロ 51 - 102 50 - - - -  ポンド - - - - - - - -  カナダドル 10 - 20 10 - - - -通貨オプション 売建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - - 買建  コール - - - - - - - -  プット - - - - - - - -通貨スワップ - - - - - - - -その他         売建 - - - - - - - - 買建 - - - - - - - -

合 計 0 -(注)「差損益」欄には、為替予約取引は契約額と時価との差額を記載しております。

ニ.株式関連 該当ございません。

ホ.債券関連 該当ございません。

ヘ.その他 該当ございません。

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Ⅷ 特別勘定に関する指標等

【個人変額年金保険】

(1)保有契約高

(2)年度末個人変額年金保険特別勘定資産の内訳

(単位:件、百万円)

区 分 2017年度末 2018年度末件 数 金 額 件 数 金 額

個人変額年金保険 81 996 67 622

(単位:百万円、%)

区  分2017年度末

特別勘定合計 年金原資保証型 安定型 バランス型 積極型金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比

現預金・コールローン - - - - - - - - - -有 価 証 券 979 98.6 808 98.7 42 98.3 110 98.1 17 98.6

公 社 債 596 60.0 596 72.8 - - - - - -株 式 - - - - - - - - - -外 国 証 券 - - - - - - - - - -

公 社 債 - - - - - - - - - -株 式 等 - - - - - - - - - -

そ の 他 の 証 券 382 38.5 212 25.9 42 98.3 110 98.1 17 98.6貸 付 金 - - - - - - - - - -そ の 他 14 1.4 10 1.3 0 1.7 2 1.9 0 1.4貸 倒 引 当 金 - - - - - - - - - -特 別 勘 定 計 993 100.0 819 100.0 43 100.0 112 100.0 17 100.0

(単位:百万円、%)

区  分2018年度末

特別勘定合計 年金原資保証型 安定型 バランス型 積極型金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比 金 額 構成比

現預金・コールローン - - - - - - - - - -有 価 証 券 606 97.9 453 97.8 55 98.2 79 98.1 17 97.8

公 社 債 339 54.8 339 73.2 - - - - - -株 式 - - - - - - - - - -外 国 証 券 - - - - - - - - - -

公 社 債 - - - - - - - - - -株 式 等 - - - - - - - - - -

そ の 他 の 証 券 267 43.1 114 24.7 55 98.2 79 98.1 17 97.8貸 付 金 - - - - - - - - - -そ の 他 13 2.1 10 2.2 1 1.8 1 1.9 0 2.2貸 倒 引 当 金 - - - - - - - - - -特 別 勘 定 計 619 100.0 463 100.0 56 100.0 81 100.0 18 100.0

(3)個人変額年金保険特別勘定の運用収支状況 (単位:百万円)

区 分2017年度 2018年度

特別勘定合計

年金原資保証型 安定型 バランス型 積極型 特別勘定

合計年金原資保証型 安定型 バランス型 積極型

利息配当金等収入 48 13 4 17 12 21 8 1 9 1有 価 証 券 売 却 益 43 43 - - - 60 60 - - -有 価 証 券 償 還 益 - - - - - - - - - -有 価 証 券 評 価 益 - - - - - - - - - -為 替 差 益 - - - - - - - - - -金融派生商品収益 - - - - - - - - - -そ の 他 の 収 益 - - - - - - - - - -有 価 証 券 売 却 損 3 3 - - - 0 0 - - -有 価 証 券 償 還 損 - - - - - - - - - -有 価 証 券 評 価 損 39 16 3 9 10 80 72 0 7 1為 替 差 損 - - - - - - - - - -金融派生商品費用 - - - - - - - - - -そ の 他 の 費 用 0 0 - - - 0 0 - - -収 支 差 額 49 37 1 8 1 1 △2 1 2 0

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Ⅷ 特別勘定に関する指標等

①売買目的有価証券の評価損益

②金銭の信託の時価情報 該当ございません。

③個人変額年金保険特別勘定のデリバティブ取引の時価情報(ヘッジ会計適用・非適用分の合算値) 該当ございません。

(4)個人変額年金保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報(単位:百万円)

区 分2017年度末 2018年度末

貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価損益 貸借対照表計上額 当期の損益に

含まれた評価損益売買目的有価証券 979 △39 606 △80

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

1.保険会社及びその子会社等の概況

Ⅸ.保険会社及びその子会社等の状況

(1)主要な事業の内容及び組織の構成

(2)子会社等に関する事項

名 称主たる営業所

または事務所の所在地

資本金又は

出資金の額事業の内容 設立年月日

総株主又は総出資者の

議決権に占める当社の保有議決権

の割合

総株主又は総出資者の

議決権に占める当社子会社等の

保有議決権の割合プルデンシャル信託株式会社 東京都千代田区 150百万円 信託業 2014年

11月4日 100.00% -

プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ツー・ジャパン投資事業有限責任組合

東京都千代田区 33,538百万円投資業

(金銭の貸付並びに特定社債の取得)

2013年11月15日 99.95% -

Pine Tree, L.P. ケイマン諸島 4,217百万円投資業

(ヘッジファンドの取得、保有及び処分)

2018年6月4日 99.99% -

ロックウッド・ベンチャー・ワン・エルエルシー日本支店を営業者とする匿名組合

東京都千代田区 9,500百万円不動産

(受益権)投資運用

2001年3月15日 50.00% -

(注)1. プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ツー・ジャパン投資事業有限責任組合は、投資事業有限責任組合に係わる出資金及び出資金割合を記載しています。

2. Pine Tree, L.P.は、リミテッド・パートナーシップに係わる出資金及び出資金割合を記載しています。換算レート:1ドル=110.99円(2019年3月末時点)

3. ロックウッド・ベンチャー・ワン・エルエルシー 日本支店を営業者とする匿名組合は、匿名組合事業に係わる出資金及び出資金割合を記載しています。

【信託業】(1社、うち子会社1社) プルデンシャル信託株式会社

プルデンシャル生命保険株式会社

【投資事業】(3社、うち子法人等2社、関連法人等1社) プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ツー・ジャパン投資事業有限責任組合 Pine Tree, L.P. ロックウッド・ベンチャー・ワン・エルエルシー 日本支店を営業者とする匿名組合

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

会社名 事業の概況

プルデンシャル信託株式会社 生命保険信託の受託事業を行っており、営業収益が76百万円、経常利益が2百万円となりました。

プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ツー・ジャパン投資事業有限責任組合

受取利息による収入が347百万円となり、当事業年度末の運用資産残高は33,790百万円となりました。

Pine Tree, L.P. 当事業年度中に設立され、利息及び配当金等収入が3百万円となり、当事業年度末の運用資産残高は3,615百万円となりました。

ロックウッド・ベンチャー・ワン・エルエルシー日本支店を営業者とする匿名組合

不動産賃貸料収入が4,284百万円、経常利益が2,118百万円となりました。

(単位:百万円)項   目 2017年度 2018年度

経 常 収 益 1,020,876 1,039,133経 常 利 益 37,440 90,731親会社株主に帰属する当期純利益 26,998 64,643包 括 利 益 15,258 66,117

(単位:百万円)項   目 2017年度末 2018年度末

総 資 産 4,867,122 5,080,470ソルベンシー・マージン比率 822.1% 806.0%

2.保険会社及びその子会社等の主要な業務(1)直近事業年度における事業の概況 子会社等の事業の状況は、以下のとおりであります。

(2)主要な業務の状況を示す指標

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

3.保険会社及びその子会社等の財産の状況(1)連結貸借対照表

(単位:百万円)

年 度科 目

2017年度末 2018年度末 年 度科 目

2017年度末 2018年度末

金 額 金 額 金 額 金 額

(資産の部) (負債の部)

現金及び預貯金 134,471 101,778 保険契約準備金 4,468,649 4,585,057

買入金銭債権 6,857 5,523  支払備金 23,498 23,396

有価証券 4,168,619 4,387,569  責任準備金 4,444,270 4,561,041

貸付金 391,763 419,708  契約者配当準備金 879 619

有形固定資産 6,310 5,795 再保険借 33,816 44,801

 土地 1,850 1,850 その他負債 98,652 139,717

 建物 2,581 2,536 退職給付に係る負債 39,722 44,089

 その他の有形固定資産 1,878 1,408 役員退職慰労引当金 1,491 1,654

無形固定資産 10,072 11,143 特別法上の準備金 60,073 61,309

 ソフトウェア 10,010 11,128  価格変動準備金 60,073 61,309

 その他の無形固定資産 61 15 負 債 の 部 合 計 4,702,404 4,876,628

再保険貸 23,015 27,616 (純資産の部)

その他資産 90,053 84,138 資本金 29,000 29,000

繰延税金資産 36,191 37,440 資本剰余金 20,439 20,439

貸倒引当金 △233 △243 利益剰余金 69,709 107,359

株主資本合計 119,149 156,798

その他有価証券評価差額金 46,640 47,971

繰延ヘッジ損益 4,194 5,120

退職給付に係る調整累計額 △5,265 △6,048

その他の包括利益累計額合計 45,568 47,043

純 資 産 の 部 合 計 164,717 203,841

資 産 の 部 合 計 4,867,122 5,080,470 負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計 4,867,122 5,080,470

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書(連結損益計算書) (単位:百万円)

年 度科 目

2017年度 2018年度金 額 金 額

経   常   収   益 1,020,876 1,039,133保険料等収入 859,096 908,178資産運用収益 157,492 127,412 利息及び配当金等収入 94,493 96,288 売買目的有価証券運用益 9 648 有価証券売却益 19,964 6,335 有価証券償還益 1,921 443 金融派生商品収益 23,423 - 為替差益 - 23,349 貸倒引当金戻入額 13 - その他運用収益 779 346 特別勘定資産運用益 16,887 -その他経常収益 4,288 3,543経   常   費   用 983,435 948,401保険金等支払金 485,973 652,419 保険金 67,461 89,041 年金 22,225 23,449 給付金 12,570 13,641 解約返戻金 129,050 147,162 その他返戻金 3,312 3,983 再保険料 251,352 375,141責任準備金等繰入額 324,615 116,771 支払備金繰入額 2,819 - 責任準備金繰入額 321,796 116,771 契約者配当金積立利息繰入額 0 0資産運用費用 35,861 39,495 支払利息 18 12 有価証券売却損 4,347 3,241 有価証券評価損 217 73 有価証券償還損 252 173 金融派生商品費用 - 35,331 為替差損 30,848 - 貸倒引当金繰入額 - 12 その他運用費用 177 289 特別勘定資産運用損 - 360事業費 117,170 117,746その他経常費用 19,814 21,969経   常   利   益 37,440 90,731特 別 利 益 779 0 固定資産等処分益 - 0 価格変動準備金戻入額 779 -特 別 損 失 85 1,262 固定資産等処分損 85 27 価格変動準備金繰入額 - 1,235

契約者配当準備金繰入額 328 126税金等調整前当期純利益 37,805 89,342法人税及び住民税等 11,918 26,554法人税等調整額 △1,110 △1,855法人税等合計 10,807 24,699当期純利益 26,998 64,643親会社株主に帰属する当期純利益 26,998 64,643

(単位:百万円)年 度

科 目2017年度 2018年度

金 額 金 額当期純利益 26,998 64,643その他の包括利益 △11,739 1,474 その他有価証券評価差額金 △15,159 1,330 繰延ヘッジ損益 4,194 926 退職給付に係る調整額 △773 △782包括利益 15,258 66,117 親会社株主に係る包括利益 15,258 66,117

(連結包括利益計算書)

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

(3)連結キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円)年 度

科 目2017年度 2018年度

金 額 金 額営業活動によるキャッシュ・フロー   税金等調整前当期純利益(△は損失) 37,805 89,342   減価償却費 4,112 4,487   支払備金の増減額(△は減少) 2,819 △102   責任準備金の増減額(△は減少) 321,796 116,771   契約者配当金積立利息繰入額 0 0   契約者配当準備金繰入額 329 125   貸倒引当金の増減額(△は減少) △13 9   退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 2,761 3,282   役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 30 162   価格変動準備金の増減額(△は減少) △779 1,235   利息及び配当金等収入 △99,128 △101,363   有価証券関係損益(△は益) △52,530 37,227   支払利息 18 20   為替差損益(△は益) 30,651 △23,738   有形固定資産関係損益(△は益) 85 26   貸付金債権関係損益(△は益) △230 △63   再保険貸の増減額(△は増加) △6,611 △4,600   その他資産(除く投資活動関連・財務活動関連)の増減額(△は増加) △12,798 △4,123   再保険借の増減額(△は減少) 4,020 10,985   その他負債(除く投資活動関連・財務活動関連)の増減額(△は減少) 1,006 7,353   非資金取引となる再保険料 - 65,128   その他 291 322      小       計 233,637 202,491   利息及び配当金等の受取額 94,013 94,025   利息の支払額 △18 △20   契約者配当金の支払額 △350 △386   その他 106 80   法人税等の支払額 △12,106 △12,010 営業活動によるキャッシュ・フロー 315,280 284,180投資活動によるキャッシュ・フロー   買入金銭債権の売却・償還による収入 2,867 1,331   有価証券の取得による支出 △627,270 △577,375   有価証券の売却・償還による収入 441,957 314,538   貸付けによる支出 △134,388 △89,512   貸付金の回収による収入 72,000 69,387   その他 △13,208 94      資産運用活動計 △258,041 △281,536      (営業活動及び資産運用活動計) (57,238) (2,643)   有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出 △5,506 △5,117   有形固定資産の売却による収入 - 0 投資活動によるキャッシュ・フロー △263,548 △286,653財務活動によるキャッシュ・フロー   配当金の支払額 △8,000 △26,994 財務活動によるキャッシュ・フロー △8,000 △26,994現金及び現金同等物に係る換算差額 △830 408現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 42,901 △29,058現金及び現金同等物期首残高 97,615 140,516現金及び現金同等物期末残高 140,516 111,458

(注)1. 現金及び現金同等物の範囲は、現金、要求払預金、コールローン及び取得日から満期日または償還日までの期間が3カ月以内の容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資です。

2. 非資金取引となる再保険料65,128百万円は、再保険料のうち対価として有価証券を売却した取引に係るものです。

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

(単位:百万円)株主資本 その他の包括利益累計額

純資産合計資本金 資本

剰余金利益

剰余金株主資本

合計

その他有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ損益

退職給付に係る

調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高 29,000 20,439 51,040 100,480 71,689 △10,794 △4,492 56,402 156,882  会計方針の変更に

よる累積的影響額 - - △329 △329 △9,888 10,794 - 905 576

会計方針の変更を反映した当期首残高 29,000 20,439 50,711 100,151 61,800 - △4,492 57,308 157,459

当期変動額 剰余金の配当 - - △8,000 △8,000 - - - - △8,000  親会社株主に帰属

する当期純利益 - - 26,998 26,998 - - - - 26,998

  株主資本以外の 項目の当期変動額

(純額)- - - - △15,159 4,194 △773 △11,739 △11,739

当期変動額合計 - - 18,998 18,998 △15,159 4,194 △773 △11,739 7,258当期末残高 29,000 20,439 69,709 119,149 46,640 4,194 △5,265 45,568 164,717

(単位:百万円)株主資本 その他の包括利益累計額

純資産合計資本金 資本

剰余金利益

剰余金株主資本

合計

その他有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ損益

退職給付に係る

調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高 29,000 20,439 69,709 119,149 46,640 4,194 △5,265 45,568 164,717当期変動額 剰余金の配当 - - △26,994 △26,994 - - - - △26,994  親会社株主に帰属

する当期純利益 - - 64,643 64,643 - - - - 64,643

  株主資本以外の 項目の当期変動額

(純額)- - - - 1,330 926 △782 1,474 1,474

当期変動額合計 - - 37,649 37,649 1,330 926 △782 1,474 39,123当期末残高 29,000 20,439 107,359 156,798 47,971 5,120 △6,048 47,043 203,841

(4)連結株主資本等変動計算書2017年度

2018年度

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

<連結財務諸表の作成方針>2017年度 2018年度

1. 連結の範囲に関する事項連結される子会社及び子法人等数 2社連結される子会社及び子法人等は、プルデンシャル信託株式会社及びプルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ツー・ジャパン投資事業有限責任組合であります。

1. 連結の範囲に関する事項連結される子会社及び子法人等数 3社連結される子会社及び子法人等は、プルデンシャル信託株式会社、プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ツー・ジャパン投資事業有限責任組合及びPine Tree, L.P.であります。Pine Tree, L.P.は、出資持分を取得したことにより、当連結会計年度において新たに連結の範囲に含めております。

2. 持分法の適用に関する事項持分法適用の関連法人等数 1社ロックウッド・ベンチャー・ワン・エルエルシー 日本支店を営業者とする匿名組合

2. 持分法の適用に関する事項持分法適用の関連法人等数 1社ロックウッド・ベンチャー・ワン・エルエルシー 日本支店を営業者とする匿名組合

3. 連結される子会社及び子法人等の当連結会計年度の末日等に関する事項連結子会社及び子法人等のうち、プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ツー・ジャパン投資事業有限責任組合の決算日は12月31日であり、当連結会計年度の末日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用して連結しております。

3. 連結される子会社及び子法人等の当連結会計年度の末日等に関する事項連結子会社及び子法人等のうち、プルデンシャル・モーゲージ・アセット・ホールディングス・ツー・ジャパン投資事業有限責任組合及びPine Tree, L.P.の決算日は12月31日であり、当連結会計年度の末日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用して連結しております。

<重要な会計方針に関する事項>2017年度 2018年度

重要な会計方針に関する事項1. 有価証券の評価基準及び評価方法

有価証券(買入金銭債権のうち有価証券に準じるものを含む)の評価は、売買目的有価証券については時価法(売却原価の算定は移動平均法)、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に基づく責任準備金対応債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては、3月末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価の算定は移動平均法)、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては取得差額が金利調整差額と認められる公社債(外国債券を含む)については移動平均法による償却原価法(定額法)、それ以外の有価証券については移動平均法による原価法によっております。その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。なお、外貨建その他有価証券のうち債券に係る換算差額については、外国通貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額とし、それ以外の差額については為替差損益として処理しております。

重要な会計方針に関する事項1. 有価証券の評価基準及び評価方法

有価証券(買入金銭債権のうち有価証券に準じるものを含む)の評価は、売買目的有価証券については時価法(売却原価の算定は移動平均法)、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に基づく責任準備金対応債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについては、3月末日の市場価格等に基づく時価法(売却原価の算定は移動平均法)、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては取得差額が金利調整差額と認められる公社債(外国債券を含む)については移動平均法による償却原価法(定額法)、それ以外の有価証券については移動平均法による原価法によっております。その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。なお、外貨建その他有価証券のうち債券に係る換算差額については、外国通貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額とし、それ以外の差額については為替差損益として処理しております。

2. デリバティブ取引の評価基準デリバティブ取引の評価は、時価法によっております。

2. デリバティブ取引の評価基準デリバティブ取引の評価は、時価法によっております。

3. 有形固定資産の減価償却の方法当社の保有する有形固定資産の減価償却の方法は、定率法

(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(2016年3月31日以前に取得した附属設備、構築物を除く)については定額法)を採用しております。なお、有形固定資産のうち取得価額が10万円以上20万円未満のものについては、3年間で均等償却を行っております。

3. 有形固定資産の減価償却の方法当社の保有する有形固定資産の減価償却の方法は、定率法

(ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(2016年3月31日以前に取得した附属設備、構築物を除く)については定額法)を採用しております。なお、有形固定資産のうち取得価額が10万円以上20万円未満のものについては、3年間で均等償却を行っております。

4. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準外貨建資産・負債は、決算日の為替相場により円換算しております。

4. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準外貨建資産・負債は、決算日の為替相場により円換算しております。

5. 引当金の計上基準(1)貸倒引当金

当社の貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。破産、民事再生等、法的形式的な経営破綻の事実が発生している債務者(「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(「実質破綻先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を個別貸倒引当金として計上しております。また、現状、経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(「破綻懸念先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を個別貸倒引当金として計上しております。上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を一般貸倒引当金として計上しております。すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。

5. 引当金の計上基準(1)貸倒引当金

当社の貸倒引当金は、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。破産、民事再生等、法的形式的な経営破綻の事実が発生している債務者(「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(「実質破綻先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を個別貸倒引当金として計上しております。また、現状、経営破綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(「破綻懸念先」という)に対する債権については、債権額から担保の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を個別貸倒引当金として計上しております。上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を一般貸倒引当金として計上しております。すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

2017年度 2018年度(2)退職給付に係る負債

退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における見込額に基づき、計上しております。退職給付に係る会計処理の方法は以下のとおりです。

退職給付見込額の期間帰属方法 給付算定式基準数理計算上の差異の処理年数 翌連結会計年度から9年過去勤務費用の処理年数 10年

(2)退職給付に係る負債退職給付に係る負債は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における見込額に基づき、計上しております。退職給付に係る会計処理の方法は以下のとおりです。

退職給付見込額の期間帰属方法 給付算定式基準数理計算上の差異の処理年数 翌連結会計年度から9年過去勤務費用の処理年数 10年

(3)役員退職慰労引当金当社の役員退職慰労引当金は、役員等の退職慰労金の支払いに備えるため、取締役、監査役及び執行役員に係る退職慰労金の期末要支給額を内規に基づき引当計上しております。

(3)役員退職慰労引当金当社の役員退職慰労引当金は、役員等の退職慰労金の支払いに備えるため、取締役、監査役及び執行役員に係る退職慰労金の期末要支給額を内規に基づき引当計上しております。

(4)価格変動準備金当社の価格変動準備金は、保険業法第115条の規定に基づき算出した額を計上しております。

(4)価格変動準備金当社の価格変動準備金は、保険業法第115条の規定に基づき算出した額を計上しております。

6. ヘッジ会計の方法ヘッジ会計の方法は、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に従い、その他有価証券のうち外貨建有価証券の為替変動リスクのヘッジとして時価ヘッジ、並びにキャッシュ・フローのヘッジとして繰延ヘッジを適用しております。なお、ヘッジの有効性の判定は、ヘッジ対象とヘッジ手段の時価変動を比較する比率分析などによっております。

6. ヘッジ会計の方法ヘッジ会計の方法は、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に従い、その他有価証券のうち外貨建有価証券の為替変動リスクのヘッジとして時価ヘッジ、およびキャッシュ・フローのヘッジとして繰延ヘッジを適用しております。ヘッジの有効性の判定は、時価ヘッジについてはヘッジ対象とヘッジ手段の時価変動を比較する比率分析によっており、また、繰延ヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えております。また、保険負債の一部に対する金利変動リスクのヘッジとして、「保険業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第26号)に基づく金利スワップによる繰延ヘッジを適用しております。ヘッジの有効性の判定は、ヘッジ対象となる保険負債とヘッジ手段である金利スワップ取引を一定の残存期間毎にグルーピングのうえヘッジ指定を行っているため、高い有効性があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えております。

7. 消費税の会計処理当社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、資産にかかる控除対象外消費税等のうち、税法に定める繰延消費税等については、その他資産に計上し5年間で均等償却し、繰延消費税等以外のものについては、発生連結会計年度に費用処理しております。

7. 消費税の会計処理当社の消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。ただし、資産にかかる控除対象外消費税等のうち、税法に定める繰延消費税等については、その他資産に計上し5年間で均等償却し、繰延消費税等以外のものについては、発生連結会計年度に費用処理しております。

8. 責任準備金の積立方法当社の責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、保険料積立金については次の方式により計算しています。①標準責任準備金の対象契約については内閣総理大臣が定める方式(平成8年大蔵省告示第48号)②標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式なお、保険業法施行規則第69条第5項の規定に基づき、一部の個人保険契約及び個人年金保険契約について、追加責任準備金を4,454百万円積み立てております。

8. 責任準備金の積立方法当社の責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、保険料積立金については次の方式により計算しています。①標準責任準備金の対象契約については内閣総理大臣が定める方式(平成8年大蔵省告示第48号)②標準責任準備金の対象とならない契約については、平準純保険料式なお、保険業法施行規則第69条第5項の規定に基づき、一部の個人保険契約及び個人年金保険契約について、追加責任準備金を3,677百万円積み立てております。

9. 無形固定資産の減価償却の方法ソフトウェアについては、利用可能期間に基づく定額法によっております。

9. 無形固定資産の減価償却の方法ソフトウェアについては、利用可能期間に基づく定額法によっております。

会計上の変更当社の外貨建その他有価証券のうち債券の換算差額については、従来、評価差額と同様に処理する方法を採用してきましたが、当連結会計年度より外国通貨による時価の変動に係る換算差額を評価差額とし、それ以外の差額については為替差損益として処理する方法に会計方針を変更しております。当社では、米国の最終親会社であるプルデンシャル・ファイナンシャル・インクを含むグループ会社にて流動性リスク管理フレームワークが変更されたことに伴い、当連結会計年度において、当社が投資している外貨建有価証券のうち債券の為替リスクのヘッジ手段である為替予約の決済集中リスクおよび短期キャッシュフローの変動リスクを軽減するために、為替リスクの管理方針の変更に伴うヘッジ活動の見直しを行いました。当該活動の見直しをより適切に連結財務諸表に反映するため、当連結会計年度において上記の会計方針の変更を行ったものであります。当該会計方針の変更並びに関連するヘッジ会計への影響は遡及適用され、これらに伴う累積的影響額は当連結会計年度の期首の純資産の帳簿価額に反映されております。この結果、連結株主資本等変動計算書の利益剰余金の遡及適用後の当期首残高は329百万円減少しております。

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

<注記事項>(連結貸借対照表関係)

2017年度(2018年3月31日現在)

2018年度(2019年3月31日現在)

1. 金融商品の状況に関する事項及び金融商品の時価等に関する事項

(1)金融商品の状況に関する事項当社の保険業法第118条第1項に規定する特別勘定以外の勘定である一般勘定の資産運用は、負債側のキャッシュ・フロー及び商品特性を分析し、それに合わせたALM(資産負債総合管理)を行っております。この方針に基づき、具体的には、中長期的に安定した利息が得られる円建債券中心の運用を行っております。また、デリバティブについては、リスクヘッジ手段として先物為替予約、通貨スワップ、クレジット・デフォルト・スワップ取引を利用しております。なお、主な金融商品として、有価証券は市場リスク及び信用リスク、貸付金は信用リスク、デリバティブ取引は市場リスク及び信用リスクに晒されております。市場リスクの管理にあたっては、ALMの観点から公社債中心の運用を行っており、金利・株価・為替等の変動による影響を限定的な範囲に留めています。また、保有する有価証券の時価を日々モニターし、ポートフォリオの状況を的確に把握するよう努めています。信用リスクの管理にあたっては、格付等をもとに、個別発行体ごとの保有上限を設け、特定の発行体に対する与信の集中を防ぎ、ポートフォリオ・レベルでの信用リスクを限定的な範囲に留めています。特別勘定の資産運用にあたっては、国内外の株式・国内外の公社債・その他の有価証券等を運用対象に分散投資を図り、特別勘定資産の着実な成長と中長期的観点にたった収益の確保を目指しております。また、リスク分散の観点から、少数銘柄に偏ることなく、資産種類(株式・債券・外国証券・その他の有価証券等)及びそれぞれの資産毎での分散投資を心掛け、バランスのとれた運用を行っております。

1. 金融商品の状況に関する事項及び金融商品の時価等に関する事項

(1)金融商品の状況に関する事項当社の保険業法第118条第1項に規定する特別勘定以外の勘定である一般勘定の資産運用は、負債側のキャッシュ・フロー及び商品特性を分析し、それに合わせたALM(資産負債総合管理)を行っております。この方針に基づき、具体的には、中長期的に安定した利息が得られる円建債券中心の運用を行っております。また、デリバティブについては、リスクヘッジ手段として先物為替予約、通貨スワップ、クレジット・デフォルト・スワップ取引を利用しております。なお、主な金融商品として、有価証券は市場リスク及び信用リスク、貸付金は信用リスク、デリバティブ取引は市場リスク及び信用リスクに晒されております。市場リスクの管理にあたっては、ALMの観点から公社債中心の運用を行っており、金利・株価・為替等の変動による影響を限定的な範囲に留めています。また、保有する有価証券の時価を日々モニターし、ポートフォリオの状況を的確に把握するよう努めています。信用リスクの管理にあたっては、格付等をもとに、個別発行体ごとの保有上限を設け、特定の発行体に対する与信の集中を防ぎ、ポートフォリオ・レベルでの信用リスクを限定的な範囲に留めています。特別勘定の資産運用にあたっては、国内外の株式・国内外の公社債・その他の有価証券等を運用対象に分散投資を図り、特別勘定資産の着実な成長と中長期的観点にたった収益の確保を目指しております。また、リスク分散の観点から、少数銘柄に偏ることなく、資産種類(株式・債券・外国証券・その他の有価証券等)及びそれぞれの資産毎での分散投資を心掛け、バランスのとれた運用を行っております。

(2)金融商品の時価等に関する事項主な金融資産及び金融負債にかかる連結貸借対照表価額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

(単位:百万円)連結貸借対照表計上額

時 価 差 額

現金及び預貯金 134,471 134,471 -買入金銭債権 6,857 7,435 577  満期保有目的の債券 6,857 7,435 577有価証券 4,159,443 4,850,850 691,406  売買目的有価証券 266,885 266,885 -  満期保有目的の債券 141,041 180,108 39,066  責任準備金対応債券 3,083,541 3,735,882 652,340  その他有価証券 667,974 667,974 -貸付金 391,763 395,704 3,941  保険約款貸付 206,333 206,333 -  一般貸付 185,429 189,371 3,941  貸倒引当金 △0金融派生商品 11,218 11,218 -   ヘッジ会計が適用さ

れていないもの 12,920 12,920 -   ヘッジ会計が適用さ

れているもの (1,701) (1,701) -

・貸付金に対応する一般貸倒引当金を控除しております。・ デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額

で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で示しております。

① 現金及び預貯金は全て短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

(2)金融商品の時価等に関する事項主な金融資産及び金融負債にかかる連結貸借対照表価額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

(単位:百万円)連結貸借対照表計上額

時 価 差 額

現金及び預貯金 101,778 101,778 -買入金銭債権 5,523 5,988 464  満期保有目的の債券 5,523 5,988 464有価証券 4,378,426 5,219,745 841,318  売買目的有価証券 271,488 271,488 -  満期保有目的の債券 140,041 183,145 43,104  責任準備金対応債券 3,275,295 4,073,509 798,213  その他有価証券 691,601 691,601 -貸付金 419,696 425,869 6,173  保険約款貸付 217,934 217,934 -  一般貸付 201,773 207,934 6,161  貸倒引当金 △11金融派生商品 (10,075) (10,075) -   ヘッジ会計が適用さ

れていないもの (2,882) (2,882) -   ヘッジ会計が適用さ

れているもの (7,193) (7,193) -

・貸付金に対応する一般貸倒引当金を控除しております。・ デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額

で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、( )で示しております。

① 現金及び預貯金は全て短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

2017年度(2018年3月31日現在)

2018年度(2019年3月31日現在)

② 有価証券(買入金銭債権のうち「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に基づく有価証券として取り扱うものを含む)・市場価格のある有価証券

3月末日の市場価格等によっております。・市場価格のない有価証券

合理的に算定された価額による評価を行っております。 なお、非上場株式、組合出資金等のうち組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されているものについては、有価証券に含めておりません。 当該非上場株式の当連結会計年度末における連結貸借対照表計上額は5百万円、組合出資金等の当連結会計年度末における連結貸借対照表計上額は9,171百万円であります。

② 有価証券(買入金銭債権のうち「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に基づく有価証券として取り扱うものを含む)・市場価格のある有価証券

3月末日の市場価格等によっております。・市場価格のない有価証券

合理的に算定された価額による評価を行っております。 なお、非上場株式、組合出資金等のうち組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されているものについては、有価証券に含めておりません。当該非上場株式の当連結会計年度末における連結貸借対照表計上額は5百万円、組合出資金等の当連結会計年度末における連結貸借対照表計上額は9,137百万円であります。

③貸付金保険約款貸付は、当該貸付を解約返戻金の範囲内に限るなどの特性により返済期限を設けておらず、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価としております。一般貸付のうち、法人向貸付については、契約に基づくキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を計算しております。また、外部ブローカー等より時価が取得できる契約については、その時価を使用しております。個人向の住宅ローン等については、保証会社別の区分に基づき、繰上返済率を織り込んだ見積将来キャッシュ・フローを割り引いて現在価値を計算し時価としております。割引率はスワップレートや国債利回り等、適切な指標に信用スプレッド等を上乗せして設定しております。

③貸付金保険約款貸付は、当該貸付を解約返戻金の範囲内に限るなどの特性により返済期限を設けておらず、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価としております。一般貸付のうち、法人向貸付については、契約に基づくキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を計算しております。また、外部ブローカー等より時価が取得できる契約については、その時価を使用しております。個人向の住宅ローン等については、保証会社別の区分に基づき、繰上返済率を織り込んだ見積将来キャッシュ・フローを割り引いて現在価値を計算し時価としております。割引率はスワップレートや国債利回り等、適切な指標に信用スプレッド等を上乗せして設定しております。

④金融派生商品保有する金融派生商品はすべて店頭取引であり、時価については取引先金融機関から提示された価格によっております。

④金融派生商品保有する金融派生商品はすべて店頭取引であり、時価については取引先金融機関から提示された価格によっております。

2. 貸付金のうち、破綻先債権、延滞債権、3カ月以上延滞債権及び貸付条件緩和債権の合計額は399百万円であり、それぞれの内訳は以下のとおりであります。

2. 貸付金のうち、破綻先債権、延滞債権、3カ月以上延滞債権及び貸付条件緩和債権の合計額は340百万円であり、それぞれの内訳は以下のとおりであります。

(1) 貸付金のうち、破綻先債権額は207百万円であります。破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由または同項第4号に規定する事由が生じている貸付金であります。

(1) 貸付金のうち、破綻先債権額は177百万円であります。破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸付金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由または同項第4号に規定する事由が生じている貸付金であります。

(2) 貸付金のうち、延滞債権額は105百万円であります。延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、(1)に掲げるもの及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸付金であります。

(2) 貸付金のうち、延滞債権額は88百万円であります。延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、(1)に掲げるもの及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸付金であります。

(3) 貸付金のうち、3カ月以上延滞債権はありません。3カ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が、約定支払日の翌日から3カ月以上遅延しているもので、(1)及び

(2)に該当しない貸付金であります。

(3) 貸付金のうち、3カ月以上延滞債権はありません。3カ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が、約定支払日の翌日から3カ月以上遅延しているもので、(1)及び

(2)に該当しない貸付金であります。(4) 貸付金のうち、貸付条件緩和債権額は86百万円でありま

す。貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行ったもので、(1)、(2)及び(3)に該当しない貸付金であります。

(4) 貸付金のうち、貸付条件緩和債権額は73百万円であります。貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行ったもので、(1)、(2)及び(3)に該当しない貸付金であります。

3. 有形固定資産の減価償却累計額は6,930百万円であります。 3. 有形固定資産の減価償却累計額は7,847百万円であります。4. 特別勘定の資産の額は266,666百万円であります。なお、

負債の額も同額であります。4. 特別勘定の資産の額は270,059百万円であります。なお、

負債の額も同額であります。

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

2017年度(2018年3月31日現在)

2018年度(2019年3月31日現在)

5. 繰延税金資産の総額は53,327百万円、繰延税金負債の総額は16,618百万円であります。繰延税金資産のうち評価性引当額として控除した額は517百万円であります。繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、価格変動準備金16,760百万円、保険契約準備金15,695百万円及び退職給付に係る負債11,082百万円であります。繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、その他有価証券評価差額金8,833百万円であります。当連結会計年度における法定実効税率は28.1%であり、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の主な内訳は、評価性引当額0.3%であります。

5. 繰延税金資産の総額は52,172百万円、繰延税金負債の総額は14,490百万円であります。繰延税金資産のうち評価性引当額として控除した額は242百万円であります。繰延税金資産の発生の主な原因別内訳は、価格変動準備金17,105百万円、保険契約準備金16,255百万円及び退職給付に係る負債12,300百万円であります。繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、その他有価証券評価差額金9,439百万円であります。当連結会計年度における法定実効税率は27.9%であり、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異の主な内訳は、評価性引当額△0.3%であります。

6. 契約者配当準備金の異動状況は以下のとおりであります。当連結会計年度期首現在高 900 百万円当連結会計年度契約者配当金支払額 350 百万円利息による増加等 0 百万円契約者配当準備金繰入額 328 百万円その他による増加 0 百万円当連結会計年度末現在高 879 百万円

6. 契約者配当準備金の異動状況は以下のとおりであります。当連結会計年度期首現在高 879 百万円当連結会計年度契約者配当金支払額 386 百万円利息による増加等 0 百万円契約者配当準備金繰入額 126 百万円その他による減少 0 百万円当連結会計年度末現在高 619 百万円

7. 関係会社(連結される子会社及び子法人等を除く)への出資金は9,171百万円であります。

7. 関係会社(連結される子会社及び子法人等を除く)への出資金は9,137百万円であります。

8. 担保に供されている資産及び担保付き債務はありません。 8. 担保に供されている資産及び担保付き債務はありません。9. 「ローン・パーティシペーションの会計処理及び表示」(会

計制度委員会報告第3号)に基づいて原債務者に対する貸付債権として会計処理した参加元本金額のうち、連結貸借対照表計上額は13,715百万円であります。

9. 「ローン・パーティシペーションの会計処理及び表示」(会計制度委員会報告第3号)に基づいて原債務者に対する貸付債権として会計処理した参加元本金額のうち、連結貸借対照表計上額は10,790百万円であります。

10. 保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当連結会計年度末における当社の今後の負担見積額は9,536百万円であります。なお、当該負担金は拠出した連結会計年度の事業費として処理しております。

10. 保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当連結会計年度末における当社の今後の負担見積額は9,650百万円であります。なお、当該負担金は拠出した連結会計年度の事業費として処理しております。

11. 1株当たりの純資産額は343,162円50銭であります。 11. 1株当たりの純資産額は424,670円11銭であります。12. 当社の責任準備金対応債券に係る連結貸借対照表計上額

は、円建て保険契約群に対応するものが3,057,945百万円、その時価は3,702,929百万円であり、ユーロ建て保険契約群に対応するものが25,595百万円、その時価は32,952百万円であります。責任準備金対応債券の設定に当たっては、「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に基づき、一般勘定負債のうち①個人変額保険及び個人変額年金保険を除く円建て保険契約群及び ②ユーロ建て保険契約群をそれぞれ小区分としております。また、同委員会報告における別紙の方法、すなわち将来における一定期間内の保険収支に基づくデュレーションを勘案した方法を採用しております。これらの保険契約群について、当連結会計年度末日現在の保有契約から今後40年以内に生じると予測される保険金・経費等のキャッシュ・アウトフローと保険料の一定割合であるキャッシュ・インフローについて、それらの金利感応度をコントロールすることにより金利変動リスクを管理しております。運用方針につきましては投資委員会にて、責任準備金対応債券のデュレーション及び資金配分を定めており、また、四半期毎の将来収支分析の結果に基づき運用方針の見直しを行っております。上述の方法を用いた将来の①円建て保険契約群の保険収支の期間は40年、負債のデュレーションは15.6年、将来の保険料のデュレーションは9.0年、責任準備金対応債券のデュレーションは18.2年となっております。また、 ②ユーロ建て保険契約群の保険収支の期間は40年、負債のデュレーションは15.9年、将来の保険料のデュレーションは7.6年、責任準備金対応債券のデュレーションは15.0年となっております。

12. 当社の責任準備金対応債券に係る連結貸借対照表計上額は、円建て保険契約群に対応するものが3,248,305百万円、その時価は4,037,470百万円であり、ユーロ建て保険契約群に対応するものが26,990百万円、その時価は36,038百万円であります。責任準備金対応債券の設定に当たっては、「保険業における「責任準備金対応債券」に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第21号)に基づき、一般勘定負債のうち①個人変額保険及び個人変額年金保険を除く円建て保険契約群及び ②ユーロ建て保険契約群をそれぞれ小区分としております。また、同委員会報告における別紙の方法、すなわち将来における一定期間内の保険収支に基づくデュレーションを勘案した方法を採用しております。これらの保険契約群について、当連結会計年度末日現在の保有契約から今後40年以内に生じると予測される保険金・経費等のキャッシュ・アウトフローと保険料の一定割合であるキャッシュ・インフローについて、それらの金利感応度をコントロールすることにより金利変動リスクを管理しております。運用方針につきましては投資委員会にて、責任準備金対応債券のデュレーション及び資金配分を定めており、また、四半期毎の将来収支分析の結果に基づき運用方針の見直しを行っております。上述の方法を用いた将来の①円建て保険契約群の保険収支の期間は40年、負債のデュレーションは16.0年、将来の保険料のデュレーションは9.2年、責任準備金対応債券のデュレーションは19.1年となっております。また、 ②ユーロ建て保険契約群の保険収支の期間は40年、負債のデュレーションは16.8年、将来の保険料のデュレーションは7.6年、責任準備金対応債券のデュレーションは15.5年となっております。

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

2017年度(2018年3月31日現在)

2018年度(2019年3月31日現在)

13. 退職給付債務に関する事項は次のとおりであります。 13. 退職給付債務に関する事項は次のとおりであります。(1)採用している退職給付制度の概要

当社は、確定給付型の制度として退職一時金制度を設けております。

(1)採用している退職給付制度の概要当社は、確定給付型の制度として退職一時金制度を設けております。

(2) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表期首における退職給付債務 35,887百万円 勤務費用 3,278百万円 利息費用 267百万円 数理計算上の差異の発生額 1,962百万円 退職給付の支払額 △1,674百万円期末における退職給付債務 39,722百万円

(2) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表期首における退職給付債務 39,722百万円 勤務費用 3,611百万円 利息費用 294百万円 数理計算上の差異の発生額 2,326百万円 退職給付の支払額 △1,864百万円期末における退職給付債務 44,089百万円

(3) 退職給付債務と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び資産の調整表非積立型制度の退職給付債務 39,722百万円連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 39,722百万円退職給付に係る負債 39,722百万円連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 39,722百万円

(3) 退職給付債務と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び資産の調整表非積立型制度の退職給付債務 44,089百万円連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 44,089百万円退職給付に係る負債 44,089百万円連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 44,089百万円

(4)退職給付に関連する損益勤務費用 3,278百万円利息費用 267百万円数理計算上の差異の費用処理額 869百万円過去勤務費用の費用処理額 19百万円確定給付制度に係る退職給付費用 4,435百万円

(4)退職給付に関連する損益勤務費用 3,611百万円利息費用 294百万円数理計算上の差異の費用処理額 1,221百万円過去勤務費用の費用処理額 19百万円確定給付制度に係る退職給付費用 5,146百万円

(5)その他の包括利益等に計上された項目の内訳その他の包括利益に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。数理計算上の差異 △1,092百万円過去勤務費用 19百万円合計 △1,073百万円

その他の包括利益累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。未認識数理計算上の差異 △7,279百万円未認識過去勤務費用 △24百万円合計 △7,303百万円

(5)その他の包括利益等に計上された項目の内訳その他の包括利益に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。数理計算上の差異 △1,104百万円過去勤務費用 19百万円合計 △1,084百万円

その他の包括利益累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。未認識数理計算上の差異 △8,383百万円未認識過去勤務費用 △4百万円合計 △8,388百万円

(6)数理計算上の計算基礎に関する事項期末における主要な数理計算上の計算基礎は以下のとおりであります。割引率 0.75%

(6)数理計算上の計算基礎に関する事項期末における主要な数理計算上の計算基礎は以下のとおりであります。割引率 0.75%

14. 金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。 14. 金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。

(連結損益計算書関係)2017年度

(2017年4月1日から2018年3月31日まで)2018年度

(2018年4月1日から2019年3月31日まで)1. 1株当たりの当期純利益の金額は56,245円99銭でありま

す。1. 1株当たりの当期純利益の金額は134,674円04銭でありま

す。2. 金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。 2. 金額は記載単位未満を切捨てて表示しております。

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

(連結包括利益計算書関係)2017年度

(2017年4月1日から2018年3月31日まで)2018年度

(2018年4月1日から2019年3月31日まで)1. その他の包括利益の内訳

その他有価証券評価差額金:当期発生額 △6,681百万円組替調整額 △13,977百万円

税効果調整前 △20,658百万円税効果額 5,499百万円

その他有価証券評価差額金 △15,159百万円

繰延ヘッジ損益:当期発生額 5,873百万円組替調整額 △56百万円

税効果調整前 5,816百万円税効果額 △1,622百万円

繰延ヘッジ損益 4,194百万円

退職給付に係る調整額:当期発生額 △1,962百万円組替調整額 889百万円

税効果調整前 △1,073百万円税効果額 299百万円

退職給付に係る調整額 △773百万円その他の包括利益合計 △11,739百万円

1. その他の包括利益の内訳

その他有価証券評価差額金:当期発生額 4,068百万円組替調整額 △2,187百万円

税効果調整前 1,881百万円税効果額 △551百万円

その他有価証券評価差額金 1,330百万円

繰延ヘッジ損益:当期発生額 286百万円組替調整額 997百万円

税効果調整前 1,284百万円税効果額 △358百万円

繰延ヘッジ損益 926百万円

退職給付に係る調整額:当期発生額 △2,326百万円組替調整額 1,241百万円

税効果調整前 △1,084百万円税効果額 302百万円

退職給付に係る調整額 △782百万円その他の包括利益合計 1,474百万円

(連結株主資本等変動計算書関係)2017年度

(2017年4月1日から2018年3月31日まで)2018年度

(2018年4月1日から2019年3月31日まで)1. 発行済株式の種類及び総数に関する事項

(単位:千株)当連結

会計年度期首株式数

当連結会計年度

増加株式数

当連結会計年度

減少株式数

当連結会計年度末

株式数発行済株式普通株式 480 - - 480

合計 480 - - 480

1. 発行済株式の種類及び総数に関する事項(単位:千株)

当連結会計年度

期首株式数

当連結会計年度

増加株式数

当連結会計年度

減少株式数

当連結会計年度末

株式数発行済株式普通株式 480 - - 480

合計 480 - - 480

2. 配当金支払額

 ①当連結会計年度中に行った剰余金の配当に関する事項2017年6月28日の定時株主総会において、次のとおり決議しております。・普通株式の配当に関する事項

(イ) 配当金の総額 8,000百万円(ロ) 1株当たり配当額 16,667円(ハ) 基準日 2017年3月31日(ニ) 効力発生日 2017年6月28日

2. 配当金支払額

 ①当連結会計年度中に行った剰余金の配当に関する事項2018年6月22日の定時株主総会において、次のとおり決議しております。・普通株式の配当に関する事項

(イ) 配当金の総額 26,994百万円(ロ) 1株当たり配当額 56,238円(ハ) 基準日 2018年3月31日(ニ) 効力発生日 2018年6月22日

 ②当連結会計年度終了後に行う剰余金の配当に関する事項2018年6月22日の定時株主総会において、次のとおり決議しております。・普通株式の配当に関する事項

(イ) 配当金の総額 26,994百万円(ロ) 1株当たり配当額 56,238円(ハ) 基準日 2018年3月31日(ニ) 効力発生日 2018年6月22日

 ②当連結会計年度終了後に行う剰余金の配当に関する事項2019年6月21日の定時株主総会において、次のとおり決議しております。・普通株式の配当に関する事項

(イ) 配当金の総額 58,000百万円(ロ) 1株当たり配当額 120,833円(ハ) 基準日 2019年3月31日(ニ) 効力発生日 2019年6月21日

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

(5)リスク管理債権の状況 (単位:百万円、%)区 分 2017年度末 2018年度末

破綻先債権額 207 177延滞債権額 105 883カ月以上延滞債権額 - -貸付条件緩和債権額 86 73合 計

(貸付残高に対する比率)399

(0.1)340

(0.1)(注)1. 破綻先債権とは、元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立

てまたは弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(未収利息不計上貸付金)のうち、会社更生法、民事再生法、破産法、会社法等による手続き申立てにより法的倒産となった債務者、または手形交換所の取引停止処分を受けた債務者、あるいは、海外の法律により上記に準ずる法律上の手続き申立てがあった債務者に対する貸付金です。

2. 延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、上記破綻先債権及び債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸付金です。

3. 3カ月以上延滞債権とは、元本または利息の支払が約定支払日の翌日から3カ月以上遅延しているもので、破綻先債権、延滞債権に該当しない貸付金です。

4. 貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建または支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行ったもので、破綻先債権、延滞債権及び3カ月以上延滞債権に該当しない貸付金です。

(6)保険会社及びその子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況  (連結ソルベンシー・マージン比率)

(単位:百万円)項 目 2017年度末 2018年度末

ソルベンシー・マージン総額(A) 459,431 479,936資本金等 92,154 98,798価格変動準備金 60,073 61,309危険準備金 46,903 49,418異常危険準備金 - -一般貸倒引当金 0 11

(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)・繰延ヘッジ損益(税効果控除前))×90%(マイナスの場合100%) 62,581 60,145土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%) △602 △521未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の合計額 △7,303 △8,388全期チルメル式責任準備金相当額超過額 272,591 259,409負債性資本調達手段等 - -全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額 △80,192 △56,041控除項目 - -その他 13,224 15,794

リスクの合計額   √‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾+R4+R6( √‾‾‾R12+R5

2 +R8+R9)2+(R2+R3+R7)2  (B) 111,767 119,090保険リスク相当額 R1 13,956 14,143一般保険リスク相当額 R5 - -巨大災害リスク相当額 R6 - -第三分野保険の保険リスク相当額 R8 3,437 2,876少額短期保険業者の保険リスク相当額 R9 - -予定利率リスク相当額 R2 25,741 25,256最低保証リスク相当額 R7 6,619 7,032資産運用リスク相当額 R3 75,508 82,907経営管理リスク相当額 R4 2,505 2,644

ソルベンシー・マージン比率   (A)   ×100(1/2)×(B) 822.1% 806.0%

(注)1. 上記は、保険業法施行規則第86条の2、第88条及び平成23年金融庁告示第23号の規定に基づいて算出しています。2. 最低保証リスク相当額の算出に際しては、標準的方式を使用しています。

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Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況

(7)子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・マージン比率) 該当ございません。

(8)セグメント情報 当社及び連結される子会社及び子法人等は、生命保険事業以外に投資事業、信託業を営んでおりますが、当該事業の全セグメントに占める割合が僅少であるため、セグメント情報及び関連情報の記載を省略しております。

(9)会計監査人による監査 当社は、会社法第444条の規定に基づき、2017年度及び2018年度の連結計算書類について、PwCあらた有限責任監査法人の監査を受けています。※また、当資料では、当社の判断に基づき、様式を一部変更して記載しています。

(10)連結財務諸表の適正性、及び連結財務諸表作成に係る内部監査の有効性に関する代表者の確認 当社の代表取締役社長は、当社の2018年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)に係る財務諸表(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書)及び附属明細書、並びに連結財務諸表(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結株主資本等変動計算書)に記載されたすべての重要な事項が適正であることを確認しております。 更に、財務諸表及び連結財務諸表作成に係る内部監査が有効であることを確認しております。

(11) 事業年度の末日において、子会社等が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他子会社等の経営に重要な影響を及ぼす事象

 該当ございません。

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生命保険協会統一開示項目索引

Ⅰ 保険会社の概況及び組織1 沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 512 経営の組織 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 523 店舗網一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 534 資本金の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 565 株式の総数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 566 株式の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 567 主要株主の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 568 取締役及び監査役(役職名・氏名) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 579 会計参与の氏名又は名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 該当ありません10 会計監査人の氏名又は名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5911 従業員の在籍・採用状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5912 平均給与(内勤社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5913 平均給与(営業社員) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59

Ⅱ 保険会社の主要な業務の内容1 主要な業務の内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 602 経営方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

Ⅲ 直近事業年度における事業の概況1 直近事業年度における事業の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 132 契約者懇談会開催の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 243 相談・苦情処理態勢、相談(照会、苦情)の件数、及び苦

情からの改善事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 244 契約者に対する情報提供の実態 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 205 商品に対する情報及びデメリット情報提供の方法 ・・・・・・・ 206 営業社員教育・研修の概略 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 117 新規開発商品の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 該当ありません8 保険商品一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 629 情報システムに関する状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6510 公共福祉活動、厚生事業団活動の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44

Ⅳ 直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標 ・・・ 66

Ⅴ 財産の状況1 貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 672 損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 693 キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 754 株主資本等変動計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 755 債務者区分による債権の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 766 リスク管理債権の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 767 元本補塡契約のある信託に係る貸出金の状況 ・・・・・・・・・・・ 768 保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・マージ

ン比率) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 779 有価証券等の時価情報(会社計) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 78

(1) 有価証券の時価情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 78(2) 金銭の信託の時価情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 79(3) デリバティブ取引の時価情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80

10 経常利益等の明細(基礎利益) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8311 計算書類等について会社法による会計監査人の監査を受け

ている場合にはその旨 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8312 貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書につい

て金融商品取引法に基づき公認会計士又は監査法人の監査 証明を受けている場合にはその旨 ・・・・・・・・・・ 該当ありません

13 代表者が財務諸表の適正性、及び財務諸表作成に係る内部 監査の有効性を確認している旨 ・・・・・・・・・・・・ 該当ありません

14 事業年度の末日において、保険会社が将来にわたって事業 活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような 事象又は状況その他保険会社の経営に重要な影響を及ぼす 事象が存在する場合には、その旨及びその内容、当該重要 事象等についての分析及び検討内容並びに当該重要事象等 を解消し、又は改善するための対応策の具体的内容 ・・・・・ 83

Ⅵ 業務の状況を示す指標等1 主要な業務の状況を示す指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 84

(1) 決算業績の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 84(2) 保有契約高及び新契約高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85(3) 年換算保険料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85(4) 保障機能別保有契約高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86(5) 個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高 ・・・ 87(6) 個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約

年換算保険料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88(7) 契約者配当の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88

2 保険契約に関する指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88(1) 保有契約増加率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88(2) 新契約平均保険金及び保有契約平均保険金(個人保険) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88

(3) 新契約率(対年度始) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88(4) 解約失効率(対年度始) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88(5) 個人保険新契約平均保険料(月払契約) ・・・・・・・・・・・ 88(6) 死亡率(個人保険主契約) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 89(7) 特約発生率(個人保険) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 89(8) 事業費率(対収入保険料) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 89(9) 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を

引き受けた主要な保険会社等の数 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 89(10) 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を

引き受けた保険会社等のうち、支払再保険料の額が 大きい上位5社に対する支払再保険料の割合 ・・・・・・ 89

(11) 保険契約を再保険に付した場合における、再保険を 引き受けた主要な保険会社等の格付機関による格付 に基づく区分ごとの支払再保険料の割合 ・・・・・・・・・・ 89

(12) 未収受再保険金の額 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 89(13) 第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごとの、

発生保険金額の経過保険料に対する割合 ・・・・・・・・・・ 903 経理に関する指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91

(1) 支払備金明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91(2) 責任準備金明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91(3) 責任準備金残高の内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91(4) 個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式、

積立率、残高(契約年度別) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91(5) 特別勘定を設けた最低保証のある保険契約に係る一

般勘定における責任準備金、算出方法、計算の基礎 となる係数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 92

(6) 契約者配当準備金明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 92(7) 引当金明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93(8) 特定海外債権引当勘定の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93(9) 資本金等明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93

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(10) 保険料明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93(11) 保険金明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 94(12) 年金明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 94(13) 給付金明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 94(14) 解約返戻金明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 94(15) 減価償却費明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 94(16) 事業費明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95(17) 税金明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95(18) リース取引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95(19) 借入金残存期間別残高 ・・・・・・・・・・・・・・・ 該当ありません

4 資産運用に関する指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96(1) 資産運用の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96(2) 運用利回り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98(3) 主要資産の平均残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98(4) 資産運用収益明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98(5) 資産運用費用明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99(6) 利息及び配当金等収入明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99(7) 有価証券売却益明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99(8) 有価証券売却損明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99(9) 有価証券評価損明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99(10) 商品有価証券明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99(11) 商品有価証券売買高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100(12) 有価証券明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100(13) 有価証券残存期間別残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100(14) 保有公社債の期末残高利回り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100(15) 業種別株式保有明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 101(16) 貸付金明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 101(17) 貸付金残存期間別残高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102(18) 国内企業向け貸付金企業規模別内訳 ・・・・・・・・・・・・・ 102(19) 貸付金業種別内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 103(20) 貸付金使途別内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 103(21) 貸付金地域別内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 103(22) 貸付金担保別内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104(23) 有形固定資産明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104(24) 固定資産等処分益明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104(25) 固定資産等処分損明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 105(26) 賃貸用不動産等減価償却費明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・ 105(27) 海外投融資の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 105(28) 海外投融資利回り ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 106(29) 公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額) ・・・・ 106(30) 各種ローン金利 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 106(31) その他の資産明細表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 106

5 有価証券等の時価情報(一般勘定) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 107(1) 有価証券の時価情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 107(2) 金銭の信託の時価情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 107(3) デリバティブ取引の時価情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 107

Ⅶ 保険会社の運営1 リスク管理の体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 312 法令遵守の体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 353 法第百二十一条第一項第一号の確認(第三分野保険に係る

ものに限る。)の合理性及び妥当性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 374 指定生命保険業務紛争解決機関が存在する場合、当該生命

保険会社が法第百五条の二第一項第一号に定める生命保険 業務に係る手続実施基本契約を締結する措置を講ずる当該 手続実施基本契約の相手方である指定生命保険業務紛争解 決機関の商号又は名称

指定生命保険業務紛争解決機関が存在しない場合、当該生 命保険会社の法第百五条の二第一項第二号に定める生命保 険業務に関する苦情処理措置及び紛争解決措置の内容 ・・・ 37

5 個人データ保護について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 386 反社会的勢力との関係遮断のための基本方針 ・・・・・・・・・・・ 36

Ⅷ 特別勘定に関する指標等1 特別勘定資産残高の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1102 個人変額保険及び個人変額年金保険特別勘定資産の運用の

経過 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1103 個人変額保険及び個人変額年金保険の状況 ・・・・・・・・・・・・ 112

(1) 保有契約高 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 112、115(2) 年度末資産の内訳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 112、115(3) 運用収支状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 113、115(4) 有価証券等の時価情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 113、116

Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況1 保険会社及びその子会社等の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 117

(1) 主要な事業の内容及び組織の構成 ・・・・・・・・・・・・・・・ 117(2) 子会社等に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 117

2 保険会社及びその子会社等の主要な業務 ・・・・・・・・・・・・・・ 118(1) 直近事業年度における事業の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・ 118(2) 主要な業務の状況を示す指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 118

3 保険会社及びその子会社等の財産の状況 ・・・・・・・・・・・・・・ 119(1) 連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 119(2) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ・・・・・・・・・ 120(3) 連結キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121(4) 連結株主資本等変動計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 122(5) リスク管理債権の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 130(6) 保険会社及びその子会社等である保険会社の保険金等

の支払能力の充実の状況(連結ソルベンシー・マージ ン比率) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 130

(7) 子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の充 実の状況(ソルベンシー・マージン比率) ・・・・・・・・ 131

(8) セグメント情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 131(9) 連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結株主資本

等変動計算書について金融商品取引法に基づき公認 会計士又は監査法人の監査証明を受けている場合に はその旨 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 131

(10) 代表者が連結財務諸表の適正性、及び連結財務諸表 作成に係る内部監査の有効性を確認している旨 ・・・ 131

(11) 事業年度の末日において、子会社等が将来にわたっ て事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じ させるような事象又は状況その他子会社等の経営に 重要な影響を及ぼす事象が存在する場合には、その 旨及びその内容、当該重要事象等についての分析及 び検討内容並びに当該重要事象等を解消し、又は改 善するための対応策の具体的内容 ・・・・・・・・・・・・・・・ 131

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プルデンシャル生命の営業活動方針

Marketing Principles(営業活動方針)Our Mission(使命)

お客さまの一人ひとりにふさわしい保障と安心をお届けできるよう最善の努力をいたします。

【適合性の原則】 お客さまの保険・金融商品に関する知識・経験、およびお客さまの資産・収入・年齢・ご加入の目的等を踏まえ、十分なコンサルティングをいたします。 また、当社取扱いの保険商品およびそれらに関連する事項について十分にご説明し、お客さまに最適な保険商品をお勧めいたします。【適切な保険販売】■方法・�お客さまのニードやご意向を把握し、これに沿った最適な保険商品を販売するとともに、保険契約の締結に際しましては、お客さまのご意向と保険契約の内容が合致していることを確認いたします。保険販売に際しましては、『契約概要』、『注意喚起情報』、『ご契約のしおり・約款』およびその他当社所定の資料をお渡しし、その内容をご説明することにより、お客さまにとって必要な情報を提供いたします。その際には、会社が承認した文書・資料のみを、使用いたします。・お客さまには事実を正しくお伝えし、お客さまにとって不利益となる事項につきましても必ずご説明いたします。・将来の結果が不確実な事項については、断定的な判断の提供はいたしません。・保険料の割引、割戻しその他特別な利益の提供による不正な勧誘はいたしません。・当社保険商品のご説明をする際には、お客さまに誤解を招かないようにいたします。■高齢者への保険販売・�高齢者を契約者とする生命保険契約については、ご契約者に十分にご理解いただくとともに、意向に沿った内容となるよう、より丁寧な対応に努めます。■未成年者への保険販売・�未成年者を被保険者とする生命保険契約については、ご契約者・親権者等にご加入の目的・保険金額等を慎重に確認するなど適切な保険販売に努めます。■リスクの説明・�変額保険および外貨建保険の保険販売を行う際には、市場リスクの内容およびそれにともない生じるおそれのある結果について、十分にご理解いただけるようご説明いたします。■ご訪問の時間帯等・�お客さまへのご訪問や電話等によるご連絡につきましては、お客さまのご都合に十分配慮いたします。お客さまのご承諾がない場合には、早朝や深夜に保険販売等の行為はいたしません。【適正な保険契約の締結】・お客さまのご加入に際しましては、保険契約者および被保険者の本人確認をさせていただきます。 また、契約の締結の際には、被保険者ご本人によるご加入の同意をいただきます。・�保険契約のお引受にあたりましては、お客さまに告知義務があることを十分ご理解いただき、必ず当社所定の書面により正確な告知をいただきます。【保険契約の締結後および保険事故発生時の活動】・�お客さまのニードの変化に応じた適切な保障とサービスを提供するために、適宜ご連絡をとらせていただき、お客さまにご満足いただけるよう努めます。・お客さまからのお申し出や、保険事故が発生した際には、的確かつ迅速に対応させていただきます。・保険金・給付金のお支払いの可否等につきましては、安易に断定的な判断の提供をいたしません。【お客さまに関する情報の保護】・�お客さまの個人情報に関しましては、適法かつ適正な方法により、生命保険会社の業務の遂行上必要な範囲内においてのみ収集いたします。また、業務上知り得たお客さまの個人情報につきましては、安全管理のための必要な措置を講じ、法令にしたがって厳正に管理いたします。【社内体制の整備】・�法令等の遵守(コンプライアンス)のための社内規則として、『コンプライアンス・マニュアル』およびその他の規則を定めて、十分な研修等を行い、全社員にコンプライアンスの実践を徹底いたします。・�保険商品の内容、保険契約上のお手続き等につきまして、十分な知識の習得のために研修等を実施し、お客さまへの正確かつ的確なご案内に努めます。【ご相談窓口の設置】 当社の営業活動に関するお客さまのご意見・ご相談につきましては、以下の窓口にて承り、適切な対応をさせていただきます。

カスタマーサービスセンター 0120-810740(携帯電話からもご利用になれます)

ご 来 社 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルタワー*�この営業活動方針(Marketing�Principles)は、「金融商品の販売等に関する法律」(平成12年法律第101号)に定める「金融商品の販売等に係る勧誘方針」を含むとともに、当社の営業活動に関する基本姿勢をお知らせするものです。

Page 136: プルデンシャル生命の現状 2019プルデンシャル・ファイナンシャル・インク(Prudential Financial, Inc.)は、世界最大級の金融サービス機関のひとつです。140年以上の歴史

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