30
© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved. クラウドで拡大するビジネス 株式会社 日立ソリューションズ プラットフォームソリューション事業本部 プロダクトマーケティング本部 マーケティング推進部 2014/05/23 中川 克幸 ~安全に活用するためのポイント~ 主任技師

HIGIS 3/プレゼンテーション資料/J GrayA Presentations/CSA_Japan_SummiT... · Case1: 基幹システム基盤のクラウド化 Case2: 企業内ストレージのクラウド移行

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

クラウドで拡大するビジネス

株式会社 日立ソリューションズ プラットフォームソリューション事業本部 プロダクトマーケティング本部 マーケティング推進部

2014/05/23

中川 克幸

~安全に活用するためのポイント~

主任技師

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

Introduction : クラウドのビジネス利用状況と課題 Case1: 基幹システム基盤のクラウド化 Case2: 企業内ストレージのクラウド移行 Case3: クラウドによる企業間の安全なデータ共有

Contents

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

Introduction: クラウドのビジネス利用状況と課題

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved. 3

クラウドのビジネス利用状況

クラウドサービスの利用状況(産業別及び資本金規模別)

(出展)総務省 平成25年度 情報通信白書 第4節 クラウドサービスの利用動向 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/pdf/n4400000.pdf

国内におけるクラウドサービスの利用状況

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved. 4

クラウド化のメリット

短期導入 低コスト 多様な利用形態

クラウド化

登録

クラウドは、皆様のビジネスを市場の変化に迅速・柔軟に対応させ、ビジネスを飛躍する可能性を秘めている。

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved. 5

ビジネス利用における課題

クラウド事業者

コンプライアンス 事業継続

しかし、ビジネスをクラウドで利用するためには、 解決しなければいけない課題がある。

トータルコスト ユーザビリティ

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

Case1: 基幹システム基盤のクラウド化

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved. 7

こんなことでお困りではありませんか?

基幹システム基盤の保守期間終了にともない、クラウドも視野に入れたシステム基盤の更新を検討しているが…

トータルコスト 運用コストまで含めるとコスト高になったりしないか?

クラウド事業者 の信頼性

基幹システムを預けても大丈夫だろうか? 財務状況は?

有事の際の 対応

日本の法律が適用されるか? こちらからの調査にどこまで対応?

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved. 8

システム基盤更新時の検討項目の例

クラウド オンプレミス

サービス内容

信頼性

・サービス内容(レベル)や有事の際の対応 ・課金体系、価格

・事業者の財務状況や歴史 ・どこの国の企業か

設置場所 ・オンプレミスにするのかクラウドにするのか ・データセンタの場所は国内か海外か

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

高頻度で利用

開発用データ バックアップ用途

9

業務データの配置例

ミッションクリティカルな基幹系情報や財務情報は社内に置く

業務で頻繁に利用する情報は国内のクラウドへ

基幹系

開発用データなど、 大容量となるデータは安価なクラウドへ

バックアップ用途としてアーカイブ専用ストレージを使用

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved. 10

クラウド事業者選択の考え方の例

日立クラウドソリューション

高速・高信頼・安定性

既存環境との連携

日本語・国内

システム導入スピード

新規開発

グローバル

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

弊社提案事例のご紹介 SAP on AWS

コンサルティングサービス、構築支援サービス、運用支援サービス等

etc・・・

日立ソリューションズ

お客様

日立クラウドソリューション オンプレミス

SAPシステム基盤の保守期限切れにともない、クラウドへの移行を検討されていたお客様を弊社が支援致しました。

11

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved. 12

弊社提案事例のご紹介 SAP on AWS

本番環境

お客様

東京 リージョン

開発環境

IP-VPN

Internet VPN

開発環境

DR(Disaster Recovery)環境

シンガポール リージョン

災害対策環境

日立Harmonious CloudとAWSを適材適所で利用した構成にて、SAPシステム基盤のクラウド化を実現しました。

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

Case2: 企業内ストレージのクラウド移行

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

こんなことでお困りではありませんか?

# 悩み・課題

1 ファイルサーバのディスク容量がすぐ満杯になる

・5年もたず増設が必要となる

使用頻度の低いファイルを削除せずに安価に保管したい ・ファイル削除は難しい。抵抗がある。リスクがある ・Amazon等の安価なクラウドストレージへ退避したい

3 ファイルを、情報システム部門が勝手に削除できない ・利用者に選別させるのも難しい

企業内ストレージの運用でお困りではありませんか?

14

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

クラウドにデータ移行する際の課題

利用頻度の低いデータは安価なクラウドストレージに移動させたいのだが…

従業員の教育 データの操作について従業員の再教育が必要になる

運用・管理コスト クラウドへ移動するデータの選別の手間がかかる

15

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

弊社ソリューションによる解決

利用頻度の低いファイルを自動判別しクラウドストレージに 移動することで、企業内ストレージの空き容量を増やし、 既存ストレージの有効活用・コスト削減を実現します。

活文 Hybrid Storage Manager

Amazon S3

利用頻度に応じて 自動判別

暗号化して移動

ファイル利用時に 透過的に移動 (仮想ビューア)

16

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

ファイルの自動選別ポリシーの例

クラウドストレージ 社内ファイルサーバ

古いファイル

長期間、アクセス・更新されていないファイル

バックアップファイル 動画/音楽ファイル 一時的な複製ファイル

アクセスのない圧縮ファイル(ZIPファイル)等

業務に関係ない動画や音楽ファイル

一時的にコピーしたと推測されるファイル

利用頻度の低いファイルを効果的に選別。 使わないファイルにはお金をかけない。

17

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

仮想ビューアの利用イメージ

ファイル名 サイズ アクセス日時

A社様向け資料.ppt 100KB 1999/1/1

B社様向け資料.ppt 200KB 1998/1/2

C社様向け資料.ppt 150KB 2013/8/27

・・ ・・ ・・ ・・

物理フォルダ

提案書

企画書

Aプロジェクト

Bプロジェクト

Aプロジェクト

Bプロジェクト

検索条件:

検索

提案書/Bプロジェクトフォルダ クラウドストレージ

社内ファイルサーバ

仮想ビューア

仮想ビューアなら、クラウドストレージにファイルを移動しても、社内ファイルサーバと同じ操作性を実現。 現場の利用者が混乱しない。

18

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

弊社ソリューション(活文HSM)の特長

・ Amazon S3のメリットを最大活用 (容量の拡張が容易、サイズとダウンロードにのみ課金で安価)

セキュリティを確保しつつ

トータルコストも削減できます

・ 既存のインターネット回線を活用 (使わないファイルだから、ネットワーク流量も少ない)

(補足)ネットワーク環境は従来のまま。 https通信のため、特定ポートを開放する必要もありません。

(補足)クラウドも一纏めにしてワンストップ提供。 面倒な事務手続きは不要です。

・ 「秘文」の暗号化機能によりセキュリティを確保 (ファイルは暗号化してからクラウドに移動)

(補足)暗号化機能は、国内外で多数の実績がある 弊社の「秘文」の機能を用いています。

19

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

Case3: クラウドによる企業間の安全なデータ共有

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

こんなことをご心配ではありませんか?

ビジネスパートナーとのデータ共有にクラウドストレージを利用したいが、クラウド事業者に重要データを預けても大丈夫だろうか?

アカウント情報 の漏洩

アカウントが漏洩して不正利用されてしまうかも

従業員の不正 クラウド事業者の従業員の過失やミスで情報が漏洩するかも

クラッカーに よる攻撃

クラッカーによってクラウド事業者が攻撃されるかも

クラウドストレージ

21

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

不安を解消

同期データの暗号化 サービス利用時の認証強化

クラウドストレージのビジネス利用にともなうリスクには、 クラウドストレージに格納する同期データの暗号化と、 サービス利用時の認証強化が有効。

22

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

弊社ソリューションによる解決

秘文 Cloud Data Protection

同期データを自動暗号化

クラウドストレージとデバイスの同期データを、 利便性を損なわない自動暗号化で保護します。

暗号化 データ

暗号化 データ

暗号化 データ

23

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved. 24

システムの構成イメージ

暗号化データの同期

データの自動暗号化 データの自動復号

暗号化データの同期

クラウド

オンプレミス モバイル/他社

クラウドストレージ

クラウド業者とは別に 暗号鍵を管理

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved. 25

秘文CPによる情報共有の利用例

解決! こんな悩み……

•プログラム開発を委託している海外の

会社との設計書やサンプルソースの

やり取りが面倒……

•クラウドサービスを使うにもセキュリティ

が心配

•情報共有の手間が省けると同時に

リアルタイムで作業状況のチェックが

できるようになった!

•セキュリティも確保しているため安全に

情報共有ができる

ビジネスパートナーとデータを安全に共有。

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

弊社ソリューションによる解決(認証強化)

ICカード認証 & 静紋JS1

ICカード認証 指静脈認証

社員証等の身近なアイテムや世界に1つしかない生体情報を利用した認証で、クラウドサービス利用時の認証を強化します。

26

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

本日のまとめ

クラウドは、皆様のビジネスを飛躍させる可能性を秘めており、様々な企業で利用を検討し始めています。

適切なソリューションと組み合わせれば、 クラウドのビジネス利用を必要以上に恐れることはありません。

自社内での検討には限界があります。信頼と実績のあるクラウドインテグレータに、是非ご相談ください。

27

© Hitachi Solutions, Ltd. 2014. All rights reserved.

END

クラウドで拡大するビジネス

・Harmonious Cloudは、株式会社日立製作所の登録商標です。 ・Amazon Web ServicesはAmazon.com,Inc.またはその関連会社の商標です。 ・SAP及びSAPロゴ、その他のSAP製品は、ドイツ及びその他の国におけるSAP AGの商標または登録商標です。 ・Windows、OneDriveは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。 ・Dropboxは、米国Dropbox Inc.の登録商標です。 ・秘文、活文、静紋、AUthentiGateは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。 ・その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

株式会社 日立ソリューションズ プラットフォームソリューション事業本部 プロダクトマーケティング本部 マーケティング推進部

2014/05/23

中川 克幸

~安全に活用するためのポイント~

主任技師