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KURUME NATIONAL COLLEGE OF TECHNOLOGY 電気電子工学科 シラバス Syllabi 平成 26 年度

KURUME NATIONAL COLLEGE OF TECHNOLOGY 電気電子工 …電気機器工学 2 アクチュエータ 2 パワーエレクトロニクス 2 パワーエレクトロニクス応用 2

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KURUME NATIONAL COLLEGE OF TECHNOLOGY

電気電子工学科 シラバス

Syllabi

平成 26 年度

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目 次

ページ

本校の教育理念、教育目的、教育目標 ················································· 1

電気電子工学科カリキュラム系統図 ···················································· 3

1年生 ·························································································· 5

2年生 ······················································································· 23

3年生 ······················································································· 43

久留米高専 JABEE 技術者教育プログラム学習・教育目標 ·················· 65

学習・教育目標を達成するために必要な授業科目の流れ図(JABEE 用) 67

4年生 ······················································································· 69

5年生 ······················································································· 97

一般選択科目 ··········································································· 121

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本校の教育理念

「自立の精神と創造性に富み、広い視野と豊かな心を兼ね備えた社会

に貢献できる技術者の育成」

本科(准学士課程)の教育目的 次のような実践的、創造的技術者を育成する。

(1)自立の精神と創造性に富んだ技術者

(2)広い視野と豊かな心を兼ね備えた技術者

(3)社会に貢献できる技術者

本科(准学士課程)の教育目標 (1)広い視野と豊かな心の涵養

(2)数学、自然科学、情報処理に関する基礎能力の育成

(3)専門に関する基礎知識と技術の修得

(4)問題を分析し、解決する能力の育成

(5)自ら学び、工夫する能力の育成

(6)コミュニケーション能力の育成

電気電子工学科の教育目的

先端技術であるエレクトロニクスとICT、及びこれらを支える電気

エネルギーの専門知識を修得し、高度情報通信社会に貢献できる実践的、

創造的電気電子技術者を育成する。

電気電子工学科の教育目標

電気電子技術者としての素養を備え、次の専門分野に関する専門知識

と技術を修得し、それらを総合的に活用できる能力を養成する。

・エレクトロニクス ・情報通信技術(ICT)

・電気エネルギー、パワーエレクトロニクス

・電気電子工学に関連した周辺技術

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前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期

電気機器工学 アクチュエータ 制御工学Ⅰ 制御工学Ⅱ デジタル制御 システム制御工学 メカトロニクス工学

パワーエレクトロニクス パワーエレクトロニクス応用

高電圧工学 電力発生工学 プラズマ工学

送電システム 配電システム

電熱・空調 照明設備

通信工学 通信ネットワーク

電気電子計測 データ通信 集積回路工学 光エレクトロニクス

デジタル信号処理

形式言語とオートマトン 応用情報処理演習

プログラミングⅡ 計算機アーキテクチャⅠ プログラミングⅢ ワンチップマイコン 計算機アーキテクチャⅡ マイコン応用 画像工学 応用情報処理

画像情報

電気電子実践演習Ⅰ 電気電子工作実習 応用物理実験 電気電子基礎実験 電力実験 通信実験

機械工作実習 創造工学実験

短期インターンシップ 専攻科インターンシップ

積分変換 ベクトル解析・複素関数 応用数理Ⅰ 応用数理Ⅱ 応用数理Ⅲ

現代物理学 量子力学 統計力学及び熱力学

物性化学

電気電子工学基礎 電気磁気学Ⅰ 電気磁気学Ⅲ 応用電磁気学

電気回路Ⅰ

半導体工学 半導体デバイス 専攻科特論専門Ⅰ

電気電子工学演習 電気電子工学特論 専攻科特論専門Ⅱ

電気電子材料 電気電子設計 システム工学 産業デザイン演習 設計システム工学

安全工学 工業倫理 信頼性工学 地球環境と現代生物学 環境倫理学 工学倫理

電気法規 産業財産権特論

工業英語 産業デザイン論 機械工学特論 先端工学特論

制御情報工学特論

英語Ⅴ 実践英語Ⅰ 実践英語Ⅱ 実践英語Ⅲ

時事英語 技術英語

実用英語

英語購読

中国語Ⅰ 中国語Ⅱ 中国語Ⅲ

韓国語Ⅰ 韓国語Ⅱ 韓国語Ⅲ

ドイツ語Ⅰ ドイツ語Ⅱ ドイツ語Ⅲ

専攻科特論一般Ⅰ 専攻科特論一般Ⅱ

西欧文化論 技術哲学

中国思想史 経済学

文化人類学 スポーツ科学

法学 政治学

アラブ文化 歴史学入門

日本思想史 東洋文学史

体育Ⅳ 体育Ⅴ  → 必修を表す

保健

音楽  → 選択を表す

地理

倫理

英語演習Ⅰ

英語Ⅰ

国語Ⅰ

体育Ⅰ

世界史

政治・経済

日本史

国語Ⅱ 国語Ⅲ

英語Ⅱ 英語Ⅲ

英語演習Ⅲ

電子実験

卒業研究

電気磁気学Ⅱ

電気回路Ⅱ 電気回路Ⅲ

応用物理Ⅱ応用物理Ⅰ

専攻科研究論文

実験・実習

ディジタル電子回路

電気電子実践演習Ⅱ

本科5年

気体電子工学

化学Ⅰ

数学Ⅰ

プログラミングⅠ

数学ⅢB

エネルギー・制御

コンピ

ュータ・情報通信

専攻科1年

アナログ電子回路

本科1年 本科2年

体育Ⅱ 体育Ⅲ

数学ⅡA 数学ⅢA

数学ⅡB

電気機器実験

化学Ⅱ

英語演習Ⅱ

電気電子CAD

英語Ⅳ

電気電子工学科カリキュラム系統図

電気電子基礎

工業・設計

専攻科2年

物理

生物

本科3年

機械工学概論

本科4年

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1 年

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電気電子工学科

前 後 前 後 前 後 前 後 前 後国語 I 4 2国語 II 2 4国語 III 2 2倫理 2 2地理 2 2

世界史 2 2政治・経済 2 2

日本史 2 2数学 I 6 6

数学 IIA 4 4数学 IIB 2 2数学 IIIA 4 4数学 IIIB 2 2

物理 4 4化学 I 4 2化学 II 2 2生物 2 2英語 I 4 4

英語演習I 2 2英語II 2 4

英語演習 II 2 2英語III 2 2

英語演習 III 2 2英語 IV 2 2英語 V 2保健 2体育 I 2 2体育 II 2 2体育 III 2 2体育 IV 2体育 V 2

芸術 音楽 230 26 24 28 16 16 2 4 4 0

西欧文化論 2中国思想史 2文化人類学 2日本思想史 2

法学 2アラブ文化 2 (2) (2)東洋文学史 2 (2)技術哲学 2 (2)経済学 2 (2)

スポーツ科学 2 (2)政治学 2 (2)

歴史学入門 2 (2)時事英語 2 (2)実用英語 2 (2)英語講読 2 (2)中国語 I 2 (2)中国語 II 2中国語 III 2韓国語 I 2 (2)韓国語 II 2韓国語 III 2ドイツ語 I 2 (2)ドイツ語 II 2ドイツ語 III 2

3 以上

78 以上 30 26 24 28 16 16一般科目修得合計 16 以上

111

選択科目修得小計 6 以上

1

1単位以上修得(開講科目は変更する場合がある、修得できなかった科目は「(2)」で表記されている時期に履修できる)

11111111

2単位以上修得(開講科目は変更する場合がある、修得できなかった科目は「(2)」で表記されている時期に履修できる)

111111111

11

必修科目修得小計 75

選択科目

Ⅰ群

(人文社会科学系

1

11

Ⅱ群

(語学系

2221

保健・体育

12221

理科

4322

英語

4232

2

数学

64242

必修科目

国語

332

社会

2222

平成26年度 1年

授  業  科  目 単位数毎 週 授 業 時 数

備      考1年 2年 3年 4年 5年

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専門科目 電気電子工学科

前 後 前 後 前 後 前 後 前 後電気電子工学基礎 2

電気磁気学Ⅰ 2電気磁気学Ⅱ 2 2電気磁気学Ⅲ 2電気回路Ⅰ 2電気回路Ⅱ 2 2電気回路Ⅲ 2 2

気体電子工学 2 2半導体工学 2

半導体デバイス 2応用物理Ⅰ 2 2応用物理Ⅱ 2 2積分変換 4

ベクトル解析・複素関数 4電気機器工学 2アクチュエータ 2

パワーエレクトロニクス 2パワーエレクトロニクス応用 2

高電圧工学 2 学修単位電力発生工学 2送電システム 2配電システム 2電熱・空調 2照明設備 2

機械工学概論 2 2制御工学Ⅰ 2制御工学Ⅱ 2

プログラミングⅠ 2 2プログラミングⅡ 2プログラミングⅢ 2

計算機アーキテクチャⅠ 2計算機アーキテクチャⅡ 2ディジタル電子回路 2 2アナログ電子回路 2 2ワンチップマイコン 2

マイコン応用 2電気電子計測 2 学修単位

通信工学 2データ通信 2

通信ネットワーク 2安全工学 2工業倫理 2電気法規 2

信頼性工学 2システム工学 2

工業英語 2電気電子CAD 2 2電気電子材料 2電気電子設計 2

電気電子工作実習 2機械工作実習 2

化学実験 4応用物理実験 4

電気電子基礎実験 4電気機器実験 4 4

電力実験 4電子通信実験 2 2

電気電子実践演習Ⅰ 2電気電子実践演習Ⅱ 2 2

卒業研究 4 84 8 10 10 18 20 26 28 28 22

  222 4年編入生のみ履修可

20 以上

89 以上 4 8 10 10 18 20 26 28 28 22

修得単位数総計必修科目 30 26 24 28 16 16 2 4 4 0選択科目 3 以上

小計 78 以上 30 26 24 28 16 16必修科目 4 8 10 10 18 20 26 28 28 22選択科目 0 以上

小計 89 以上 4 8 10 10 18 20 26 28 28 22167 以上 34 34 34 38 34 36

専門89

総修得単位数 120 以上

専門科目修得合計

一般75

6 以上16 以上

選択科目

短期インターンシップ 1電気電子工学演習 1電気電子工学概論 1

産業デザイン論 1選択科目小計

2126

必修科目小計 89

11

実験・実習

1122242

11

工業・設計

1111112

221121

1211

コンピ

ュー

タ・情報通信

21111

エネルギー

・制御

111121111

112222

必修科目

電気電子基礎

11211222

備      考1年 2年 3年 4年 5年授  業  科  目 単位数毎 週 授 業 時 数

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E01

授業時数 90

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

現代文編 評論三 「仮想化する現実世界」ほか    現代文編 評論三 「仮想化する現実世界」ほか    

現代文編 評論二 「自由の制服」ほか    漢文編 史伝・思想  「鶏鳴狗盗」ほか現代文編 評論二 「自由の制服」ほか    漢文編 史伝・思想  「鶏鳴狗盗」ほか現代文編 小説二 「清兵衛と瓢箪」ほか現代文編 小説二 「清兵衛と瓢箪」ほか現代文編 小説三 「神馬」ほか現代文編 小説三 「神馬」ほか

現代文編 評論四 「ブナの森で」ほか 現代文編 評論四 「ブナの森で」ほか  現代文編 評論四 「ブナの森で」ほか  

現代文編 評論三 「仮想化する現実世界」ほか    現代文編 短歌・俳句 「折々のうた」ほか現代文編 短歌・俳句 「折々のうた」ほか現代文編 小説四 「なめとこ山の熊」ほか現代文編 小説四 「なめとこ山の熊」ほか現代文編 評論四 「ブナの森で」ほか 

現代文編 小説一 「羅生門」ほか      漢文編 故事・詩文 「借虎威・江雪」ほか現代文編 小説一 「羅生門」ほか      漢文編 故事・詩文 「借虎威・江雪」ほか現代文編 詩   「冬が来た」ほか     漢文編 故事・詩文 「借虎威・江雪」ほか現代文編 詩   「冬が来た」ほか     古文編 和歌・日記・物語 「土佐日記」ほか現代文編 評論二 「自由の制服」ほか    古文編 和歌・日記・物語 「土佐日記」ほか現代文編 評論二 「自由の制服」ほか    古文編 和歌・日記・物語 「土佐日記」ほか

現代文編 随筆  「エローラの像」ほか   古文編 説話   「児のそら寝」ほか現代文編 評論一 「水の東西」ほか     古文編 随筆・物語「徒然草・竹取物語」ほか現代文編 評論一 「水の東西」ほか     古文編 随筆・物語「徒然草・竹取物語」ほか  現代文編 評論一 「水の東西」ほか     古文編 随筆・物語「徒然草・竹取物語」ほか  現代文編 小説一 「羅生門」ほか      漢文編 漢文入門 「訓読の基礎」ほか現代文編 小説一 「羅生門」ほか      漢文編 漢文入門 「訓読の基礎」ほか

授業の進め方と履修上の注意

・現代文編は小宮、古文・漢文編(前期1単位)は楢崎が担当し、試験はそれぞれ別々に実施する。・本文を予め読んで授業を受けるということを習慣化してほしい。教科書の文章は日本語としても優 れており、声に出して読むことを勧める。古文や漢文は、暗誦するまでに読み込んでほしい。・授業の発展として、問題意識を持って読書に励み、また自分の考えや思いを文章に書いてみるとい う習慣を早く身につけてほしい。

テキストおよび参考図書

教科書 井口晴男ほか編著「国語総合」(教育出版)参考図書 池内輝男ほか監修「新総合図説国語」(東京書籍刊)、国語辞典、古語辞典、漢和辞典

学習内容

現代文編 随筆  「エローラの像」ほか   古文編 説話   「児のそら寝」ほか

授業の目的

 日本語で書かれた文章(現代文、古文、漢文)を的確に読み、感受し、判断して、よりよく思索するための基本的な日本語力を培うとともに、相手を意識して、自分の考え、思い、感じることを適切に表現・伝達できる能力の伸張を目指す。あわせて、言語としての日本語の性格を理解し、ことばによる表現・理解とは何か、についての認識を深め、進んで読書する態度を培う。

到達目標

1文章を的確に読み取り、ありありと感受し、自分なりの判断を持つことができる。2相手を意識して、自分の考え、思い、感じることを適切に表現し、伝達できる。3日本語を多面的に理解し、日本語への関心を深め、進んで読書することができる。

評価方法

定期試験(中間試験40%+期末試験40%)80%、課題レポート等20%を目安として評価する。なお、前期の試験は、現代文50点、古文・漢文50点の比率で算出し、学年成績は前・後期を平均する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

国語Ⅰ

担当教員名 小宮 厚、楢崎 洋一郎

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 3単位

1年電気電子工学科

【Japanese Ⅰ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E02

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

科学・技術と人間 (2)科学・技術と人間 (3)

近世庶民の思想西洋近代思想の受容現代の特質と倫理的課題 (1)現代の特質と倫理的課題 (2)人間の尊厳科学・技術と人間 (1)

家族・地域社会の課題高度情報化社会の課題技術者の役割と倫理的責務

民主社会における人間の在り方自己実現と幸福個人と社会の関わり現代における理性の問題生命倫理環境倫理

古代中国思想日本の風土と外来思想の受容日本の風土と伝統日本における仏教の伝来と隆盛儒教の日本化日本文化と国学

青年期の課題と自己形成青年期の意義・自己の理解のために豊かな自己実現のためにキリスト教思想イスラーム思想仏教

授業の進め方と履修上の注意

原則として講義形式で授業を行う。

テキストおよび参考図書

教科書:『新倫理 最新版』、菅野覚明・熊野純彦・山田忠彰 他、清水書院資料集:『新訂版 倫理 資料集 - ソフィエ -』、清水書院

その他資料については、講義中に適宜配布する。

学習内容

導入 - 授業の進め方と成績評価について

授業の目的人間尊重の精神に基づいて、青年期における自己形成と人間としての在り方生き方について理解と思索を深めさせるとともに、人格の形成に努める実践的意欲を高め、生きる主体としての自己の確立を促し、良識ある公民として必要な能力と態度を育てることを、主たる目的とする。

到達目標

1.倫理学史についての基礎的な知識を身につける。2.現代社会における多様な倫理的諸課題を認識することができる。3.現代社会が直面している倫理的諸問題を、自己の課題として捉えたうえで、先哲の基本的な考え方を手がかりにして、課題解決法について考察することができる。

評価方法点数配分:前後期の期末試験の平均点(50%/回)によって評価する。再試験:再試を行う。ただし、不合格者が少数の場合は行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

倫理

担当教員名 藤木 篤

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

1年電気電子工学科

【Ethics】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E03

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

観光ルートづくりワークショップその1観光ルートづくりワークショップその2

民族/エスニシティについてその2民族/エスニシティについてその3グローバリゼーションについてその1グローバリゼーションについてその2グローバリゼーションについてその3観光・ツーリズムについて

地域で地域を考えるその1地域で地域を考えるその2まとめ

観光ルートづくりワークショップその3観光ルートづくりワークショップその4観光ルートづくりワークショップその5世界と日本の諸問題その1世界と日本の諸問題その2諸問題へのアプローチ:NGO・NPO

社会と文化についてその2社会と文化についてその3地域についてその1地域についてその2地域についてその3民族/エスニシティについてその1

地理とは何か?(地理学史)地図について現代における地図その1(デジタルマップ・GIS)現代における地図その2(GIS演習)現代における地図その3(GIS演習)社会と文化についてその1

授業の進め方と履修上の注意

講義を中心としますが、演習・発表・ワークショップも導入予定。私語や劣悪な受講態度については減点の対象とする。

テキストおよび参考図書

※基本的に、プリントに基づいて講義を進める。参考書:高等学校用地図帳参考書:高等学校用教科書なお、国土交通省国土地理院のサイト、google mapなどの各種地図サイト、統計サイトなども参考にしたい。

学習内容

イントロダクション

授業の目的

みなさん方が社会に出てから必要となる、社会的な基礎知識としての地理について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。この講義では主に人文地理学とその周辺学問を通じて、社会や文化の多様性や現代社会の諸問題に対するものの見方・基礎知識・問題解決への実践的思考力を身につけていきたいと思います。

到達目標

1.現代社会を生きていくために有益な人文地理学および文化人類学的な知識や視点を身につける。2.世界および日本の地理的事象と社会文化的な多様性を認識し、グローバルかつローカルな感性を身につける。3.現代社会の諸問題を解決に導く糸口となるような思考力・行動力を身につける。

評価方法定期試験(前期末試験+後期末試験)÷2として評価する(受講態度や発表等による加減点あり)。評価基準:60点以上を合格とする。なお、再試験は特別な事情がある場合を除き、行わない。

地理

担当教員名 永吉 守

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義と演習 2単位

1年電気電子工学科

【Geography】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E04

授業時数 180

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

指数関数とその性質対数関数

高次の不等式 等式、不等式の証明平行、対称移動いろいろな関数逆関数累乗と累乗根

不等式の表す領域場合の数と順列組合せと二項定理

対数関数とその性質三角関数とその性質加法定理とその応用三角形の性質点と直線円と2次曲線

2次関数のグラフと2次方程式の解1次、2次不等式集合と命題恒等式因数定理高次方程式

式の計算2次関数2次方程式の解の公式複素数2次方程式の解の判別式2次方程式の解と係数の関係

授業の進め方と履修上の注意

授業は教科書に沿った分かりやすい講義を目指す。しかし中学校に比べてかなり抽象的な数学になることは覚悟してほしい。イメージをつかんで内容を理解すること、学んだことを応用して問題を解決することを心掛けてほしい。授業を実りあるものにするために、数学に興味を持って、前向きに受講することを期待する。

テキストおよび参考図書

新編高専の数学1 田代嘉宏他 森北出版新編高専の数学1 問題集 森北出版基礎数学 ドリルと演習シリーズ 電気書院

学習内容

実数とその性質

授業の目的工学の基本的問題を解決するために必要な数学の基礎知識、計算技能および応用能力の習得を目的とする。主に微分・積分の基礎となる、様々な関数を中心に学ぶ。ここで学んだ知識を応用して工学における現象面と関連付け活用する能力、さらに問題解決能力を高めることを目指す。

到達目標

1.工業技術者としての基礎的な数学的知識と能力の習得。2.数学的な考え方(思考方法)に親しみ、計算技術や公式の運用に習熟し、問題解決能力を高める。3.授業の中や自学自習の中で数学的事実の発見の体験を持つことができる。

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)80%、課題レポート、小テスト等を20%として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

数学Ⅰ

担当教員名 松田 康雄

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 6単位

1年電気電子工学科

【Mathematics Ⅰ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E05

授業時数 90

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

希薄溶液の性質・コロイド溶液化学反応のしくみ

物質の三態物質の融点・沸点などの性質気体の体積ボイル・シャルルの法則混合気体の圧力・実在気体溶解のしくみと溶解度

酸化と還元酸化・還元と酸化数酸化剤・還元剤

化学反応と化学平衡化学反応と熱の出入り酸と塩基水の電離と水溶液のpH中和反応塩

イオン結合とイオン結合の物質共有結合と分子・分子の極性と電気陰性度共有結合の結晶・金属結合と金属の結晶原子量・分子量・式量物質量化学反応式

物質とその成分(純物質とその混合物)原子イオン元素の周期律分子分子や原子からできている物質

授業の進め方と履修上の注意

講義を中心に一部視聴覚教材を用いる。

テキストおよび参考図書

教科書:辰巳 敬他著 高等学校理科用化学基礎、化学 数研出版参考書:数研出版編集部 リードα化学基礎、化学 数研出版

学習内容

化学と人間生活のかかわり

授業の目的

我々の身の回りにある物質やその変化・性質を理解するため、「物質の成り立ち」、「原子の構造とそれから発現する性質」、「化学結合」、「化学反応」などの基礎を習得する。さらに、「日常生活や社会との関連を図りながら物質とその変化への関心を高め、化学的に探究する能力と態度を育てるとともに、化学の基本的な概念や原理・法則を理解させ、科学的な見方や考え方を養う。

到達目標

1. 化学と人間生活について理解し、説明できる。2. 物質の構成、構造、性質、質量について理解できる。3. 気体および溶液の性質について理解できる。4. 物質の変化について理解し、説明できる。5. 酸・塩基の性質および酸化還元反応について理解できる。

評価方法中間試験(40%)と定期試験(60%)により、総合的に評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

化学Ⅰ

担当教員名 宮本 久一

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 3単位

1年電気電子工学科

【Chemistry Ⅰ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E06

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

遺伝子の本体 ①形質転換遺伝子の本体 ②DNAの構造

動物の発生 ③誘導遺伝の法則いろいろな様式の遺伝 ①不完全優性、複対立遺伝子いろいろな様式の遺伝 ②遺伝子の相互作用染色体と遺伝子 ①連鎖、組換え、染色体地図染色体と遺伝子 ②性の決定、伴性遺伝

神経系のしくみ ①脳の構造とはたらき神経系のしくみ ②脊髄の構造とはたらき神経系のしくみ ③反射

受容器とその働き ①眼の構造と働き受容器とその働き ②耳の構造と働き効果器とその働き 筋肉の構造としくみニューロン 神経の構造興奮伝導のしくみ ①伝導興奮伝導のしくみ ②伝達

細胞の増殖と分化 ②動物の組織、植物の組織生殖有性生殖の過程 ①減数分裂有性生殖の過程 ②動物の受精、被子植物の受精動物の発生 ①ウニの発生、カエルの発生動物の発生 ②発生のしくみ

細胞の構造と働き ①核、ミトコンドリア、ゴルジ体細胞の構造と働き ②葉緑体、細胞膜、細胞壁細胞の構造と働き ③原形質流動、原核細胞、真核細胞細胞への物質の出入り ①受動輸送細胞への物質の出入り ②能動輸送細胞の増殖と分化 ①体細胞分裂

授業の進め方と履修上の注意

・1時限毎にB4サイズのプリントを1~2枚用い、名称や働きを書き込みプリントを完成させる。・履修上の注意事項は、プリント類は後で提出することになるので、きちんと整理しておくように。

テキストおよび参考図書

スクエア最新図説生物(第一学習社)リードα生物Ⅰ(数研出版)

学習内容

生命の単位である細胞(細胞の発見、大きさ)

授業の目的生物学的な探求の手法を習得して、学習の過程や日常生活で生じる疑問や興味について、自分で考え調べ、研究していく態度や能力を身につける。

到達目標1.生物のからだの構造や働きが習得できるようになる。2.いろいろな生物の生殖の方法や、発生のしくみが習得できるようになる。3.遺伝の法則を理解し、実際の遺伝の様子が理解できるようになる。

評価方法中間試験、期末試験(90%)授業ノートまたはプリント(10%)評価基準:60点以上を合格とする。再試験は必要に応じて行なう。

生物

担当教員名 中園 良子

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

1年電気電子工学科

【Biology】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E07

授業時数 120

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

動詞 名詞 do(動詞の原形)/doing(現在分詞)Lesson 8: Be the Hope for the Next Generation 手紙を書く

It is 形容詞/名詞 that節Lesson 6: Old but New 日本の事物を紹介する 関係代名詞 that 同格のthat、過去の習慣 wouldLesson 7: The Power of Music to Change Young Livesポスターを作成する 分詞構文、動詞十doing〔現在分詞)/done〔過去分詞)

Reading 1 The Night Train at DeoliReading 2 The Umbrella ManLexical Grammar、前置詞のコアイメージ

「使役」の構文(get,make,have,Iet) whatever, whoever, wherever, wheneverなど、形式目的語Lesson 9: Snow Crystals - Winter's Miracles of Beauty 英語の俳句を作る 関係代名詞の非制限用法、比較の表現、It is ~ that [who]_Lesson 10: Designed for Peace, Hope, and Smiles数値から情報を得る 仮定法過去、動詞 名詞 done(過去分詞)、現在完了進行形

関係代名詞 who, which、関係詞 What、分詞の形容詞的用法Lesson 4: Chirori - from Stray to Therapy Dog ディスカッションをする 過去完了形〔had done)、動詞十(名詞)十if/whether節 関係副詞 where, when, whyLesson 5: Talking Plants感想を述べる 受動態(be十done>、助動詞 受動態/進行形の受動態/完了形の受動態

Lesson 1: The Power to Survive 計画を述べる 現在完了形(have done)、動詞 (名詞) wh節 名詞 主語 動詞Lesson 2: The Sky's Your Only Limit 年表から情報を読み取る 不定詞 (to do)、動名詞(doing)、動詞十A(人) to doLesson 3: Chocolate: A Story of Dark and Light グラフから情報を読み取る

授業の進め方と履修上の注意

授業は教科書に沿って進める。事前の予習及び復習が大切である。適宜、小テストや課題レポートを与える。授業では発表するなど積極的に参加することが大切である。

テキストおよび参考図書

PRO-VISION English Communication I(桐原書店)PRO-VISION English Communication I Workbook

学習内容

イントロダクション、基本動詞のコアイメージ、Pronunciation Tips

授業の目的中学校での学習内容を基礎にして新しい文法事項を系統的に学び、英語の「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能をバランスよく養成する。

到達目標

1.中学校で学習した内容を確認しながら、英文を読んだり書いたりするために必要  な文法の基礎を習得する。2.日常英語の基礎的な語彙や慣用表現を習得する。3.様々なテーマの英文を読むことを通じて読解力や思考力を発展させる。4.英語の発音上のルール(音節、アクセント、文強勢、イントネーション、リズ  ム、音の変化)に配慮しながら英文を読むことができる。

評価方法試験(中間試験+定期試験)80%、小テスト・課題レポート・ノート20%を目安として評価する。再試験は必要に応じて行う場合もある。評価基準:60点以上を合格とする。

英語Ⅰ

担当教員名 石橋 保

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 4単位

1年電気電子工学科

【English Ⅰ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E08

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

分詞(2):have O 分詞/see O 分詞、分詞構文、否定語の位置、及び演習Plus分詞:分詞構文のさまざまな形、不定状況を表すwith 名詞 分詞、及び演習

不定詞(2):不定詞の副詞的用法、SVO to不定詞、意味上の主語、及び演習不定詞(3):使役動詞、近く動詞を使った表現、不定詞の様々な形、及び演習Plus不定詞:自動詞+to不定詞、不定詞の注意すべき用法、及び演習動名詞(1):動名詞の働き、意味上の主語と否定語の位置、及び演習動名詞(2):動名詞のさまざまな形、及び演習分詞(1):名詞を修飾する分詞(限定用法)、及び演習

仮定法(2):未来のことを表す仮定法、wish,as ifを使った仮定法、及び演習時制の一致と話法:直接話法と間接話法時制の一致と話法、及び演習時制の一致と話法:平叙文以外の間接話法、間接話法の応用形時制の一致と話法、及び演習

比較(1):原級、比較級、最上級比較(2):原級を使った比較as...as最上級を使った比較、及び演習関係詞(1):関係代名詞who,whose,whom,which、及び演習関係詞(2):that,前置詞と関係代名詞、what、及び演習関係詞(3):関係代名詞の継続用法、関係副詞、及び演習仮定法(1):直説法と仮定法、仮定法過去と仮定法過去完了、及び演習

助動詞(1):能力、許可、義務、必要などを表す助動詞、及び演習助動詞(2):可能性、推量を表す助動詞、wii/would/shouldの用法、及び演習助動詞(3):need/used toの用法、助動詞+have 過去分詞など、及び演習態(1):受動態の基本形、受動態のさまざまな形、受動態など、及び演習態(2):語順に注意する受動態、さまざまな形(2)注意すべき受動態表現、及び演習不定詞(1):不定詞の名詞的用法、形容詞的用法、及び演習

文の種類:平叙文、疑問文、命令文、感嘆文など、及び演習動詞と文型:動詞の使い方、第1文型から第3文型、及び演習動詞と時制:第4文型、第5文型 など及び演習動詞と時制(2):未来表現、解き、条件を表す接続詞、進行形など、及び演習完了形(1):現在完了形、現在完了進行形など、及び演習完了形(2):過去完了形、過去完了進行形、未来完了形など、及び演習

授業の進め方と履修上の注意

授業はテキストに沿って進めるが、適宜トレーニングブック、プリント教材など課題レポートを与えたり、学習事項確認のための小テストを実施する。

テキストおよび参考図書

Intensive English Grammar in 27 Lessons (7th ed.)Intensive English Grammar Training Book (7th ed.)

学習内容

Intorduction シラバスの説明、授業の進め方、予習、復習など、辞書の使い方など

授業の目的中学校での学習内容を踏まえ、基礎的な文法事項について学習し、演習問題で確認しながら英語の基礎能力の育成を目指す。

到達目標

1.英文法学習、演習を通じて英語の基礎的な文法を習得する2.習得した文法を「読む」「各」「話す」「聞く」ことに応用できるようにする。3.日常生活に必要な語句や表現を身につっけ、英語を使って簡単なコミュニケーションができるようになる。

評価方法定期試験(中間試験、期末試験)80%、課題、小テストなど20%を目安として総合的に評価する。再試験は必要に応じて実施することもある。評価基準:60点以上を合格とする。

英語演習Ⅰ

担当教員名 江島 孝人

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

1年電気電子工学科

【English Exercises Ⅰ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E09

授業時数 30

JABEEプログラム目標

-

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

ウオーミングアップ・クーリングダウンの有効性

到達目標1.健康について考え、行動できる態度を身につける。2.生涯にわたり有意義な人生をおくることができる基礎を築く。3.スポーツ理論と実際のスポーツ実践を組み合わせながら運動への興味を高める。

避妊法の選択と人工妊娠中絶

喫煙と健康

1

2

3

4

5

ガイダンス(保健体育の必要性について)

最新高等保健体育 大修館

妊娠・出産と健康

テスト

感染症・性感染症の予防

保健

AIDSの予防

応急処置・心肺蘇生法

トレーニング理論・骨格・筋肉の働き

体脂肪とダイエット

評価方法定期試験70%、レポートや課題発表等による評価点30%を目安として評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験を行う。

授業の進め方と履修上の注意

ビデオ教材を適宜利用し、内容理解を図る。グループごとに発表課題を与え、発表(プレゼン)を行う。

総括

学習内容

テキストおよび参考図書

健康と運動

飲酒と健康

薬物乱用と健康

科目情報 後期 一般科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

医学の進歩や生活環境の改善により、日本は国際的な長寿国となった。しかし、生活条件の複雑化、価値観の多様化など我々は実生活上さまざまな問題を抱えている。そこで、本講義では有意義な生活を営むための基礎的な知識を主に健康・体力及び精神衛生のあり方から学び、それらの問題を解決する能力と態度を育成することをその目的とする。

【Health Education】

担当教員名 龍頭 信二

1年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E10

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

中距離走・実践練習①中距離走・実践練習②

泳ぎ込み記録測定(クロール・平泳ぎ)オリエンテーション(龍頭)中距離走・基本練習①中距離走・基本練習②中距離走・基本練習③

試合(リーグ戦)⑥実技テスト①実技テスト②

ルール説明及び簡易試合試合(リーグ戦)①試合(リーグ戦)②試合(リーグ戦)③試合(リーグ戦)④試合(リーグ戦)⑤

スタート練習ハードル走の基本ハードル走の実践記録測定(ハードル走)基礎的泳法の習得各種泳法練習

体力テスト① 体力テスト②走運動の基本ミニハードル練習ラダー練習敏捷性トレーニング

授業の進め方と履修上の注意

段階にあわせた達成可能な技術の提供を行う学校が定めた体操服(体育館シューズ)・水着を使用すること後期:サッカーはグラウンドを使用し、実技を行う(雨天時は体育館)女子については体育館にてバドミントンを行うただし病気・怪我等で実技ができない場合は、レポート提出

テキストおよび参考図書

イラストでみる最新スポーツルール(2014) 大修館書店

学習内容

オリエンテーション(赤塚)

授業の目的1. 体力の向上と運動技術の習得をはかり、健康で強靭な心身を養う2. ルールや規則を守り、安全に留意し、運動を通して健全な人間関係を保つ態度を養う

到達目標

1.各種競技技術を習得する2.ルールを理解し、安全に実践する能力を身につける3.多くの運動種目に接することにより、生涯を通して運動に親しみ、健康な生活を  営むことができる態度を養う

評価方法実技テスト50%、各実技課題毎に実習に取り組む態度50%を目安として評価する再試験を行う評価基準:60点以上を合格とする

体育Ⅰ

担当教員名 龍頭 信二、赤塚 康介

科目情報 通年 一般科目 必修科目 実技 2単位

1年電気電子工学科

【Physical Education Ⅰ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E11

授業時数 30

JABEEプログラム目標

-

12

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14

15

6

7

8

9

10

11

創作Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、鑑賞・歌

到達目標1.音楽の演奏や鑑賞を通して楽しみながら、日常のリフレッシュをはかる。2.正しい発声を通して歌う事を楽しむ。3.音楽史を学び世界観を広げる。

歌・聴音Ⅲ、楽器演奏

音楽の基礎Ⅲ

1

2

3

4

5

音楽の基礎Ⅰ

教科書:MOUSA1(教育芸術社)

歌・聴音Ⅱ、楽器演奏

リコーダーの試験、 まとめ

聴音Ⅳ、鑑賞・歌・演奏

音楽

聴音Ⅴ、鑑賞・歌・演奏

野菜の気持ちの試験

歌・鑑賞・リコーダー演奏

歌・鑑賞・リコーダー演奏

評価方法歌とリコーダーの試験を中心にプリント提出や日常の受講態度も評価課題演習(歌とリコーダーの実技・授業態度)80%、課題提出20%評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

楽しい授業を進めるように心がけます。音楽の基礎を学び、音楽の三要素(メロディー・リズム・ハーモニー)を確認し、音楽の楽しみを伝えます。音楽鑑賞を通して作曲者や楽曲について学ぶ。

歌の試験

学習内容

テキストおよび参考図書

音楽の基礎Ⅱ

歌(野菜の気持ち)・楽器演奏

歌・聴音Ⅰ、楽器演奏

科目情報 前期 一般科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的教科書を中心に音楽の基礎を理解し、日本や世界の音楽を学び、季節感のある曲を取り入れながら四季折々の自然をのびのびと歌い演奏する。又、鑑賞も楽しむ。

【Music】

担当教員名 水頭 順子

1年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E12

授業時数 30

JABEEプログラム目標

-

12

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6

7

8

9

10

11

ド・モアブルの定理

到達目標1. 複素数の計算、絶対値の導出、直交・極座標表示を相互に変換出来る。2. 三角関数の値を求めることができる。3. 加法定理、オイラーの公式を用い、数式を変換できる。

三角関数

複素数の直行座標表示と極座標表示

1

2

3

4

5

正弦波と複素数の関係

教科書:電気回路教室(森北出版)

一般角と弧度法

ベクトルの基礎

三角関数のグラフ

電気電子工学基礎

加法定理

加法定理の応用1(2倍角,半角の公式)

加法定理の応用2(和差と積の変換公式)

オイラーの公式と指数法則

評価方法試験(中間試験+期末試験):80% 、レポート・課題20%で評価する。再試験は1回実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

基本的に板書を中心に講義を行う。毎回の講義毎に課題を出題するため、講義内容を理解しノートを取る必要がある。

複素数における三角関数と指数関数

学習内容

テキストおよび参考図書

複素数の導入

複素数の絶対値と共役複素数

三角比

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的交流電気回路の解析で必要である、弧度法、三角関数、複素数を理解し、計算方法を習得する。また,加法定理、オイラーの公式を理解し、数式の変換を習得することを目的とする。

【Fundamentals of Electrical and Electronics Engineering】

担当教員名 吉田 智博

1年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E13

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

マクロ                             アセンブリー言語とC言語高度なマクロ

構造体                      初めてのアセンブリ言語プログラミングファイル入出力小さな実用ソフト,デバッグ                             アセンブリ言語の詳細実用プログラムの開発式と演算子

Python入門(1)Python入門(2)Python入門(3)

モジュール化プログラミングmake入門                                例外と割り込みmake入門その2標準エラー出力バイナリーファイル関数へのポインタ

標準入力 以下右側はアセンブリ言語:  ARMプロセッサー条件判断                     繰り返し配列と文字列     アセンブラー開発環境の構築ポインタ関数

C言語とは;Scratch入門コマンドライン操作ハローワールド;コンピューターの基礎(1)Visual C の使い方gcc(MinGW)の使い方標準出力

授業の進め方と履修上の注意

学習においては,教科書約1000ページを読み理解する必要がある.単に読むだけではなく,自分でPC(Personal Computer)ソフトウェアの環境を整備し,教科書内容を入力し理解を進める必要がある.授業では,英語の問題集を中心に解説を行うが,あくまで自宅における大量の学習が前提である.高度なPC環境を必要とすることもあり(換言すると,仕方なくディスクを初期化することもありえるので)自分専用のノートブックPCを持つことが望ましい.ノートブックPCを自由に使いこなし,自宅で大量の学習と作品作りを行う必要があることを忘れてはならない.参考書は適宜指示する.

テキストおよび参考図書

(1)C言語教科書入門編,日経BP社,川俣晶(2)標準講座C,翔泳社,Stephen G. Kochan(3)The C PUZZLE BOOK,ADDISON-WESLEY,ALAN R. FEUER(4)ARMで学ぶアセンブリ言語入門,シーアンドアール研究所,出村成和(5)Raspberry Pi ASSEMBLY LANGUAGE(RASPBIAN BEGINNERS),CreateSpace Independent Publishing Platform/BRUCE SMITH (ISBN:9781492135289) 以上すべて教科書

学習内容

オリエンテーション:学習に必要なノートブックPCに関する説明など,英語学習について

授業の目的

初歩的なコンピューターアーキテクチャーを理解し,C言語でプログラミングが自由にできるようにすることを目的とする.なお,Scratch等の他の言語も経験し同時にプログラム作品を作成する.なお,ポインタ等をより深く理解するために,C言語の学習に並行して,アセンブリ言語の学習も行う(下記学習内容の右側).

到達目標

1.アセンブリ言語を通してコンピューターアーキテクチャーを理解する.2.コンピューターのOSと対話ができる.3.コンパイル等に必要なコンピューター環境を独力で構築できる.4.C言語を習得し自由にプログラミングができる.5.C言語以外の言語も独力で学習する力を付ける.

評価方法試験50%, 課題・作品50%で評価する.再試験は行わない.60点以上を合格とする.

プログラミングⅠ

担当教員名 加藤 直孝

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義と演習 2単位

1年電気電子工学科

【Programming Ⅰ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E14

授業時数 30

JABEEプログラム目標

-

12

13

14

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6

7

8

9

10

11

[C] 電気・磁気をつくる … (3) 発想

到達目標1.概念や数理、数量を正しく理解し、工作に活用することができる。2.英語で記された文書や情報、知識を工作に活用することができる。3.さまざまな道具を柔軟かつ適確に、工作に活用することができる。

[B] 計算機をつくる   … (2) 理解

[A] 回路をつくる    … (3) 発想

1

2

3

4

5

[A] 回路をつくる    … (1) 入門

配付資料およびその他の教材を使用する。項目ごとに別途指定される参考書等は、積極的に入手し活用すること。

[B] 計算機をつくる   … (1) 入門

[C] 電気・磁気をつくる … (5) 展開

[B] 計算機をつくる   … (3) 発想

電気電子工作実習

[B] 計算機をつくる   … (4) 設計

[B] 計算機をつくる   … (5) 展開

[C] 電気・磁気をつくる … (1) 入門

[C] 電気・磁気をつくる … (2) 理解

評価方法学習内容の項目[A], [B], [C]ごとに成果物を100点満点で評価し、全項目の平均を総合評価とする。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

クラス全体を3グループに分け、3項目に分かれて連続5回の工作実習をおこなう。各項目を教員1人ずつで担当し、5回実施するごとにグループを交替する。

[C] 電気・磁気をつくる … (4) 設計

学習内容

テキストおよび参考図書

[A] 回路をつくる    … (2) 理解

[A] 回路をつくる    … (4) 設計

[A] 回路をつくる    … (5) 展開

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義と実習 1単位

授業の目的

 だれもがインターネットで世界中から多くの情報や知識を集められる時代に、情報収集能力にすぐれるだけでは真に有益な新しい人工物を創造することは難しい。高等教育を受ける学生は、情報や知識の根底にある概念や思考を真正面から吸収し、それらのネットワークに自らの経験を繋ぎ込みながら、自分なりの創造のパターンを編み出し、社会に向けて展開していくことを常に求められる。 本科目では、知的な「工作」の実習をとおして、日々の学びの成果を創造につなげ、次なる学びの意欲を再生産しつづけるための、積極的な思考習慣と行動習慣の定着を目指す。

【Electronics Workshop Practice】

担当教員名 山口 崇、加藤 直孝、嶋田 英樹

1年電気電子工学科

Page 22: KURUME NATIONAL COLLEGE OF TECHNOLOGY 電気電子工 …電気機器工学 2 アクチュエータ 2 パワーエレクトロニクス 2 パワーエレクトロニクス応用 2

平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E15

授業時数 30

JABEEプログラム目標

-

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11

汎用機械(a.安全教育・旋盤操作および道具・工具・測定器等の説明)

到達目標1.エンジニアとしての基礎的なスキルを身に付けることができる。2.安全に、簡単な機械や機器の操作ができる。3.簡単な機械・工具・道具・材料などの基礎知識を習得できる。

鋳造(c.溶解の実演、鋳込作業の実演、後処理作業)

模型(b.NCプログラムの作成等)

1

2

3

4

5

全体的な説明・安全教育等

教 科 書:「安全の手引き」久留米工業高等専門学校     「配布プリント」     「実験実習安全必携」独立強制法人 国立高等専門学校機構 安全衛生管理委員会

参考図書:「要訣機械工作法」和栗 明 他10名 養賢堂、     「機械工学便覧β3 加工学・加工機器」 日本機械学会編

鋳造(b.造形(丸棒、パラレルブロック、中子)及びハンドル(廻し型)の実演) 

汎用機械(c.旋盤によるねじ切り加工など)

溶接・鍛造(a.安全教育・溶接・鍛造の説明および基本作業)

機械工作実習

溶接・鍛造(b.ガス溶接・アーク溶接等)

溶接・鍛造(c.ガス切断等)

手仕上げ(a.安全教育・道具・手仕上げ作業の説明および手仕上げの基本作業)

手仕上げ(b.穴あけ作業、c.タップ作業)

評価方法

5テーマごとの実習に取り組む態度・整理整頓状況・課題(各10%)と5テーマごとに製作した部品の品質(各10%)の合計で最終成績とする。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

クラスの学生数を5グループに班割りし、図面を基に学習内容に記載のテーマごとに連続3回程度の加工実習を行い、指定した図面の部品を完成する。特に、安全教育、図面の見方、機械の取り扱い方、工具・道具の使い方、測定器の使い方、素材の特徴、加工工程、加工方法、加工条件等を学ぶ。                                            関連科目:電気電子CAD、電気電子工作実習

汎用機械(b.段付軸の旋削加工)

学習内容

テキストおよび参考図書

模型(a.安全教育、模型の種類・NC旋盤の説明等)

模型(c.NC旋盤の基本作業等) 

鋳造(a.安全教育・道具・設備等の説明および造形の基本作業)

科目情報 後期 専門科目 必修科目 実習 1単位

授業の目的実践的技術者になるために、低学年から機械・工具・道具・計測器等の実際のモノに触れ、加工に関する基礎的な現象を体得・認識する。これを繰り返すことによって、加工関係の専門科目等を工学的、かつ工業的に考えることができるエンジニアとしてのセンスを身に付ける。

【Manufacturing Work Shop Practice】

担当教員名 櫻木 功

1年電気電子工学科

Page 23: KURUME NATIONAL COLLEGE OF TECHNOLOGY 電気電子工 …電気機器工学 2 アクチュエータ 2 パワーエレクトロニクス 2 パワーエレクトロニクス応用 2

平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 1E16

授業時数 30

JABEEプログラム目標

-

12

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14

15

6

7

8

9

10

11

[C-3]コミュニケーション入門演習

到達目標1.基礎的な計算力を習得する。2.基礎的な日本語、英語の語彙力を習得する。3.周囲の人と協調・協力してひとつのことを達成できる。

[B-2]ものつくり入門演習

[A-3]電気電子入門演習

1

2

3

4

5

[A-1]電気電子入門演習

別途指定する英単語帳、各グループごとに配布するプリント等の教材。

[B-1]ものつくり入門演習 

[C-5]コミュニケーション入門演習

[B-3]ものつくり入門演習

電気電子実践演習Ⅰ

[B-4]ものつくり入門演習

[B-5]ものつくり入門演習

[C-1]コミュニケーション入門演習

[C-2]コミュニケーション入門演習

評価方法A,B,Cの各項目で課す宿題、レポート、発表、製作を100点満点で評価し、3項目の平均で総合評価する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

 各項目とも、毎回英単語・構文等の演習を行う。クラスを13~14名程度の少人数班に分け、班ごとに1項目5回の演習を行う。各項目を1人の教員が担当する。A~Cの項目は5回ごとに入れ替わる。たとえば初回は、第1班はA、第2班はB、第3班はCの項目に別れ5回階の演習をする。6回目からは第1班がB、第2班がC、第3班がAの項に移る。A、Bの項は電気電子工学科実験室で、Cの項はホームルームを使用する。 なお、1回程度、工場見学等が行われることがある。

[C-4]コミュニケーション入門演習

学習内容

テキストおよび参考図書

[A-2]電気電子入門演習

[A-4]電気電子入門演習

[A-5]電気電子入門演習

科目情報 前期 専門科目 必修科目 演習 1単位

授業の目的

 ものつくりに関する体験的な項目や電気電子現象などを取り上げながら、計算力、専門と関わりのある語彙力、実践的コミュニケーション力など総合的な基礎力の充実を図る。エネルギー、エレクトロニクス、practical communicationの各分野にバランスのとれたエンジニアとなるための基礎を培う。

【Practical seminars in Electric and Electronics Ⅰ】

担当教員名 平川 靖之、池田 隆、山口 崇

1年電気電子工学科

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2 年

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電気電子工学科

前 後 前 後 前 後 前 後 前 後国語 I 4 2国語 II 2 4国語 III 2 2倫理 2 2地理 2 2

世界史 2 2政治・経済 2 2

日本史 2 2数学 I 6 6

数学 IIA 4 4数学 IIB 2 2数学 IIIA 4 4数学 IIIB 2 2

物理 4 4化学 I 4 2化学 II 2 2生物 2 2英語 I 4 4

英語演習I 2 2英語II 2 4

英語演習 II 2 2英語III 2 2

英語演習 III 2 2英語 IV 2 2英語 V 2保健 2体育 I 2 2体育 II 2 2体育 III 2 2体育 IV 2体育 V 2

芸術 音楽 228 28 24 28 16 16 2 4 4 0

西欧文化論 2中国思想史 2文化人類学 2日本思想史 2

法学 2アラブ文化 2 (2) (2)東洋文学史 2 (2)技術哲学 2 (2)経済学 2 (2)

スポーツ科学 2 (2)政治学 2 (2)

歴史学入門 2 (2)時事英語 2 (2)実用英語 2 (2)英語講読 2 (2)中国語 I 2 (2)中国語 II 2中国語 III 2韓国語 I 2 (2)韓国語 II 2韓国語 III 2ドイツ語 I 2 (2)ドイツ語 II 2ドイツ語 III 2

3 以上

78 以上 28 28 24 28 16 16

平成26年度 2年

授  業  科  目 単位数毎 週 授 業 時 数

備      考1年 2年 3年 4年 5年

332

社会

22222

数学

64242

理科

4322

英語

42322221

保健・体育

12221

必修科目修得小計 75

選択科目

Ⅰ群

(人文社会科学系

1

1

Ⅱ群

(語学系

1

必修科目

国語

2単位以上修得(開講科目は変更する場合がある、修得できなかった科目は「(2)」で表記されている時期に履修できる)

11

11

11

111

1単位以上修得(開講科目は変更する場合がある、修得できなかった科目は「(2)」で表記されている時期に履修できる)

11111111111

選択科目修得小計 6 以上一般科目修得合計 16 以上

111

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専門科目 電気電子工学科

前 後 前 後 前 後 前 後 前 後電気電子工学基礎 2

電気磁気学Ⅰ 2電気磁気学Ⅱ 2 2電気磁気学Ⅲ 2電気回路Ⅰ 2電気回路Ⅱ 2 2電気回路Ⅲ 2 2

気体電子工学 2 2半導体工学 2

半導体デバイス 2応用物理Ⅰ 2 2応用物理Ⅱ 2 2積分変換 4

ベクトル解析・複素関数 4電気機器工学 2アクチュエータ 2

パワーエレクトロニクス 2パワーエレクトロニクス応用 2

高電圧工学 2 学修単位電力発生工学 2送電システム 2配電システム 2電熱・空調 2照明設備 2

機械工学概論 2 2制御工学Ⅰ 2制御工学Ⅱ 2

プログラミングⅠ 4プログラミングⅡ 2プログラミングⅢ 2

計算機アーキテクチャⅠ 2計算機アーキテクチャⅡ 2ディジタル電子回路 2 2アナログ電子回路 2 2ワンチップマイコン 2

マイコン応用 2電気電子計測 2 学修単位

通信工学 2データ通信 2

通信ネットワーク 2安全工学 2工業倫理 2電気法規 2

信頼性工学 2システム工学 2

工業英語 2電気電子CAD 2 2電気電子材料 2電気電子設計 2

電気電子工作実習 2機械工作実習 2

化学実験 4応用物理実験 4

電気電子基礎実験 4電気機器実験 4 4

電力実験 4電子通信実験 2 2

電気電子実践演習Ⅰ 2電気電子実践演習Ⅱ 2 2

卒業研究 4 86 6 10 10 18 20 26 28 28 22

  222 4年編入生のみ履修可

20 以上

89 以上 6 6 10 10 18 20 26 28 28 22

修得単位数総計必修科目 28 28 24 28 16 16 2 4 4 0選択科目 3 以上

小計 78 以上 28 28 24 28 16 16必修科目 6 6 10 10 18 20 26 28 28 22選択科目 0 以上

小計 89 以上 6 6 10 10 18 20 26 28 28 22167 以上 34 34 34 38 34 36

授  業  科  目 単位数毎 週 授 業 時 数

備      考1年 2年 3年 4年 5年

必修科目

電気電子基礎

11211222

111

112222

211

エネルギー

・制御

111121

211112

1211

工業・設計

1111

コンピ

ュー

タ・情報通信

4221

11

1122

6必修科目小計 89

実験・実習

16 以上

2

2

1選択科目小計

選択科目

短期インターンシップ 1電気電子工学演習 1電気電子工学概論 1

産業デザイン論

専門89

総修得単位数 120 以上

専門科目修得合計

一般75

6 以上

211

111

2

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E01

授業時数 90

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

 評論四  「ふわふわ」ほか        古文  随筆・物語 「徒然草」ほか   評論四  「ふわふわ」ほか            随筆・物語 「徒然草」ほか    

 評論三  「異時代人の目」ほか 評論三  「異時代人の目」ほか 詩歌・詩 「サーカス」ほか    (古典)古文  説話「十訓抄」ほか  詩歌・詩 「サーカス」ほか            説話「十訓抄」ほか   詩歌・詩 「サーカス」ほか        漢文  故事成語「助長」ほか 評論四  「ふわふわ」ほか            故事成語「助長」ほか    

 小説三  「こころ」              日記・物語 「土佐日記」ほか 小説三  「こころ」           漢文 漢詩・文章・思想 「竹里館」ほか 小説三  「こころ」              漢詩・文章・思想 「竹里館」ほか    

 詩歌・短歌「死にたまふ母」            随筆・物語 「徒然草」ほか     詩歌・短歌「死にたまふ母」        漢文  史伝 「鴻門の会」ほか 評論五・六「日本文化私観」ほか          史伝 「鴻門の会」ほか 評論五・六「日本文化私観」ほか          史伝 「鴻門の会」ほか 評論五・六「日本文化私観」ほか      古文 日記・物語 「土佐日記」ほか 小説三  「こころ」              日記・物語 「土佐日記」ほか

 評論二  「思考バイアス」ほか 随想   「路地の奥の家」ほか 随想   「路地の奥の家」ほか 随想   「路地の奥の家」ほか 評論三  「異時代人の目」ほか 評論三  「異時代人の目」ほか

 評論一  「情報の彫刻」ほか 小説一・二「山月記」ほか 小説一・二「山月記」ほか 小説一・二「山月記」ほか 評論二  「思考バイアス」ほか 評論二  「思考バイアス」ほか

授業の進め方と履修上の注意

・現代文は平元、古典(後期1単位)は楢崎が担当し、試験はそれぞれ別々に実施する。・自学自習の癖を確実に身につけるためにも、授業の前に本文を読んでおくのがよい。・採録された文章は日本語としても優れており、声に出して読むことを勧める。中でも、古文や漢文 は、暗誦するまでに読み込んでほしい。・授業の発展として、多様なジャンルの書籍に親しみ、また、自分の考えや思いを文章に書いてみる という習慣を確実に身につけてほしい。

テキストおよび参考図書

教科書 安藤宏ほか編著「精選現代文B」(筑摩書房)    北原保雄ほか編著「精選古典」(大修館書店)参考図書 池内輝男ほか監修「新総合図説国語」(東京書籍)、国語辞典、古語辞典、漢和辞典

学習内容

(現代文) 評論一「情報の彫刻」ほか

授業の目的 一年次での成果を踏まえ、さらに、進んで書物に親しみ、進んで物を思い・考え、進んで自己を表現する癖を身につけさせたい。また、かかる意欲を引き出し、一人ひとりが自立した日本語の使い手として自らを育てるべく努めるような、少なくともその契機となるような授業を目指したい。

到達目標1水準の高い文章を的確に読解し、明晰に思索するための基礎力を身につける。2相手を意識して自分の考えを適切に表現し、調べたことなどを的確に説明できる。3古今に亘る豊かな文章世界に意識的に目を向け、幅広い読書の習慣を身につける。

評価方法

定期試験(中間試験40%+期末試験40%)80%、課題レポート等20%を目安として評価する。なお、後期の成績は、現代文50点、古典50点の比率で算出し、学年成績は前・後期を平均する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

国語Ⅱ

担当教員名 平元 道雄、楢崎 洋一郎

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 3単位

2年電気電子工学科

【Japanese Ⅱ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E02

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

レポートの書き方5ビザンツ帝国史

試験質問1試験質問2イントロダクションイスラーム1イスラーム2レポートの書き方4

試験説明試験質問試験質問

十字軍1十字軍2モンゴル帝国史1ペストルネサンス大航海時代

アレクサンドロス1アレクサンドロス2ローマ共和政ローマ帝政キリスト教試験説明

ピラミッド1ピラミッド2ピラミッド3レポートの書き方1レポートの書き方2レポートの書き方3

授業の進め方と履修上の注意

 授業は基本的に配布するプリントを中心に行う。教科書は各自適宜参照すること。

テキストおよび参考図書

 川北稔ほか『新詳世界史B』帝国書院.

学習内容

イントロダクション

授業の目的 歴史的知識を獲得することを通じて、論理的思考力を養い、論理的な文章を作成する能力を向上させること。

到達目標

1.上述の目的を達成するために、教科書の記述の中で関心があることについて、批判的に検討し、何らかの問題を設定できるようになること。2.その問題について、調べる能力を獲得すること。3.その結果得た自分の見解を論理的に説明したレポートを作成できるようになること。

評価方法

 前期レポート(25%)、前期期末試験(25%)、後期レポート(25%)、後期期末試験(25%) 評価基準:60点以上を合格とする。 レポートとは、各自が教科書の記述について何らかの問題を設定し、その問題について様々な本を使って調べ、そこで得た情報を利用して、教科書の記述に対する自分の見解を論理的に説明した1200字程度の文章のこと。 試験は、授業を通じて理解したことを文章で説明する能力を測る論述式。再試験は行わない。

世界史

担当教員名 岡本 和也

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

2年電気電子工学科

【World History】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E03

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

情報の非対称性価格弾力性

世論・選挙と政党政治前期のまとめ資本主義と社会主義主な経済思想経済主体と市場機構市場機構と市場の限界

社会保障年金問題後期のまとめ

国民所得経済成長金融財政の役割租税財政赤字

基本的人権①基本的人権②基本的人権③国会内閣裁判所

国家と法民主政治とその基本原理①民主政治とその基本原理②日本国憲法の成立平和主義と日本の防衛問題①平和主義と日本の防衛問題②

授業の進め方と履修上の注意

・授業は毎時間配布するプリント中に準備してある空欄を学生に答えてもらう形式ですすめる・毎時間終了時に授業内容の理解度を確認するための小レポートを課す・小レポートとは別に年に数回程度大レポートを課すが,作成方法等は授業中に説明する・目に余る私語や劣悪な授業態度については,大幅な減点対象とする・授業の進度及び内容は受講生の理解度・関心に応じて変更することもある

テキストおよび参考図書

・教科書 : 東京法令出版『政治・経済資料』 *毎時間プリントを配布する

学習内容

ガイダンス

授業の目的

 本講義は,現代社会における政治・経済に関する基礎的な知識・ものの見方・問題を解決していくための思考方法を涵養していくことを目的とする.前期は政治分野を中心に扱い,後期は経済分野を中心に扱う予定である.講義の中では,現在起こっているニュースの解説なども適宜交えながら,現代社会における政治・経済の問題について,各人が主体的に考えていくためのヒントを常に与え続けていきたいと考えている.

到達目標

・現在社会における政治・経済についての関心を高める・現代社会における政治・経済についての理解を深める・レポート作成等を通して,調べたことや自分の意見を自分の言葉で分かりやすく 他者に説明できる力を身につける

評価方法

・評価方法は,定期試験70%・レポート30%を基本に総合的に評価する・レポートには毎時間の最後に課される「小レポート」と年間数回課される「大レポート」の両方を含む・再試験は後期試験終了後に行なうが,対象者が少ない場合は再試験を行なわない場合もある・評価基準は60点以上を合格とする

政治・経済

担当教員名 河合 伸治

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

2年電気電子工学科

【Politics & Economics】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E04

授業時数 120

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

導入(求積の為の戦略を模索する)積分1(総和から積分へ、微分積分学の基本定理)

微分2(種々の函数の導関数)微分3(無限小複利から指数関数e^xへ、e^xの微分、三角函数の微分)微分4(函数の増減、凸性、函数のグラフ)微分5(双曲線函数とその微分、極値問題)復習、発展学習2(微分の応用---運動方程式)復習、発展学習3

複素数1(複素数の復習、(-1)^xと複素数平面、オイラーの公式)複素数2(複素数平面、ド・モアブルの公式、複素数の平方根・累乗根)復習、発展学習6(複素数平面上での幾何学)

積分2(種々の函数の原始函数、置換積分、部分積分)復習、発展学習4(特に原始函数を求めることの演習)積分3(ベータ函数、ウォリスの公式)積分4(求積---面積、体積、弧長、回転体の体積・表面積)積分5(変数分離型の微分方程式)復習、発展学習5

数列の極限、漸近挙動1(発散、収束、極限、種々の極限計算)数列の極限、漸近挙動2(∞の比較、nの多項式増大度・nの冪乗・n乗・n!の比較)復習、発展学習2函数の極限、漸近挙動1(発散、収束、極限、種々の極限計算)函数の極限、漸近挙動2(連続性、中間値の定理)微分1(微分と微分係数・平均変化率、微分と速度、接線の傾き)

数列1(数列と一般項、等差数列、等比数列、複利とその恐怖、等差数列・等比数列の和)数列2(記号Σ、冪乗和、微分積分学の基本定理の離散類似)数列3(漸化式、隣接2項間漸化式)数列4(線形隣接3項間漸化式)数学的帰納法復習、発展学習1

授業の進め方と履修上の注意

講義においては、教科書からは読み取れない哲学や根底に流れる物語にまで言及する。教科書・ドリルは主に自習(予習・復習)に活用してもらうこととなる。特に、ドリルは最低限度の基礎体力(計算スキル)を身につける為に使っていただきたい。各回の授業において、該当するドリルの範囲を指定するので、必ず家庭学習等で解ける様になるまで取り組むこと。

テキストおよび参考図書

教科書:「高専の数学2」(森北出版),「高専の数学3」(森北出版)問題集:「高専の数学2問題集」(森北出版), 「高専の数学3問題集」(森北出版)ドリル:「微分積分」(電気書院)

学習内容

導入、復習(微積分とは、記号f(x)の復習)

授業の目的微積分の初歩について学習する。その準備として、極限の考え方を学習する。まず、離散類似である数列についての学習からはじめる。

到達目標

工学の基本的問題を解決するために必要な数学の知識、計算技術および応用能力を修得し、この知識および技術等を工学における現象面と関連づけて活用する能力を養う。より具体的には、数列について、一般項、総和、極限などの基本がわかる、1変数函数の導函数・原始函数の求められる、1変数函数の増減を微分によってしることができる、積分を用いて図形の求積ができるようになる等のことが目標である。

評価方法主として定期試験4回(各25±0%)によって評価。再試は行わない。その為、場合によってはレポートによる評価も若干加味する。60点以上を合格とする。

数学ⅡA

担当教員名 伊藤 公毅

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義と演習 4単位

2年電気電子工学科

【Mathematics ⅡA】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E05

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

正則行列二次行列の逆行列

空間内の球面の方程式空間のベクトルの外積行列の定義行列の和・差・数との積行ベクトルと列ベクトルの積行列の積

行列式の性質逆行列と連立一次方程式掃き出し法

連立一次方程式一次変換合成変換一次変換の逆変換行列式の定義行列式の性質

平面内の円とベクトル空間の座標空間のベクトルの成分空間のベクトルの内積空間内の直線の方程式空間内の平面の方程式

ベクトルの演算ベクトルの内積ベクトルの平行と直交平面のベクトルの成分平面内の直線と方向ベクトル平面内の直線と法線ベクトル

授業の進め方と履修上の注意

丁寧な解説を心がけるが、授業のペースは比較的速いので、必ず予習をしておくこと。また、毎回授業の前に小テストを行う。

テキストおよび参考図書

新編 高専の数学2         森北出版/田代 嘉宏 他新編 高専の数学2問題集      森北出版/田代 嘉宏 他ドリルと演習シリーズ 線形代数   電気書院/TAMS

学習内容

ベクトルの定義

授業の目的線形代数学は,微分積分学と並び現代科学における重要な数学的基盤の一つである.この授業では線形代数学の対象の一つであるベクトルと行列について,基礎的な知識の習得と計算能力の向上を図り,それらを活用する能力を育てることを目標とする.

到達目標1.ベクトル,行列,行列式の概念を理解する.2.ベクトル,行列,行列式に対する計算能力・応用能力を身に付ける.3.自発的に問題解決に取り組み,また継続する姿勢を養う.

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)70%、課題レポート・小テスト30%を目安として評価する.再試験は必要に応じて行う.評価基準:60点以上を合格とする.

数学ⅡB

担当教員名 原田 哲夫

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義と演習 2単位

2年電気電子工学科

【Mathematics ⅡB】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E06

授業時数 120

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

熱力学(5)気体分子の熱運動熱力学(6)熱・内部エネルギー、熱力学第一法則

力学(14)エネルギー変換とエネルギー保存則力学(15)力学に関する小テスト熱力学(1)熱容量、比熱、熱量、熱と温度、熱量の保存熱力学(2)物質の三態、物質の状態変化、相図熱力学(3)理想気体、ボイル・シャルルの法則、理想気体の状態方程式熱力学(4)熱力学に関する小テスト

波動(3)重ね合わせの原理、定常波波動(4)波の干渉、回折波動(5)ホイヘンスの原理と反射、屈折

熱力学(7)理想気体のモル比熱熱力学(8)気体の状態変化と熱力学第一法則熱力学(9)熱力学第二法則、熱機関、熱効率熱力学(10)熱力学に関する小テスト波動(1)波、横波、縦波、波の要素波動(2)周期的な波、正弦波

力学(8)運動の第三法則力学(9)力と運動の法則に関する小テスト力学(10)運動量の定義、力積の定義力学(11)力積と運動量の変化、運動量の保存則、物体の衝突力学(12)力と仕事、運動エネルギー、位置エネルギー、力学的エネルギー力学(13)仕事と力学的エネルギー変化、力学的エネルギー保存則

力学(2)力の要素、力の表し方、力の単位、力の作図手順力学(3)力の合成と分解、力のつり合いの式力学(4)物体の運動、時間、速度、加速度、距離、質量、力力学(5)運動の第一法則、等速直線運動、運動の合成(相対運動)力学(6)運動の第二法則、運動方程式による物体の運動の説明力学(7)等加速度直線運動、重力場の運動

授業の進め方と履修上の注意

指定した教科書を参考にして授業は行うが、前から教科書通りに進めるということはない。学習項目ごとに「物理基礎」、「物理」の2冊の教科書を適宜組み合わせ、総合的に学習する。

テキストおよび参考図書

教科書:高等学校物理基礎(啓林館検定教科書)、高等学校物理(啓林館検定教科書)演習書:センサー 物理(啓林館問題集)

学習内容

力学(1)重力、張力、抗力、静止摩擦の法則、動摩擦の法則、ばねの力、弾性力

授業の目的

物理では、身の周りの様々な現象を、抽象化・法則化して理解する。小・中学校の理科で定性的に学んだ事柄を、法則として学び、数式化して理解を深める。単に数式に数値を代入して値を求めるだけでは、物理現象を理解したことにはならない。結果を暗記するのではなく、導く過程を学ぶことで、数式と現象の結びつきを理解する。物理的な理解の方法・考え方を学び、専門科目を学ぶための基礎知識・学力・思考力を身につける。

到達目標

1.力学を記述するための基本的な物理量を理解し、求めることができる。2.運動方程式を立て、物体がどのような運動をするか理解し、説明できる。3.力学的エネルギー保存法則を理解し、説明することができる。4.熱的な現象を記述するための基本的な物理量を理解し、求めることができる。5.熱力学の法則に従って熱的な現象を理解し、説明できる。6.波を記述するための基本的な物理量を理解し、波の基本的性質を習得する。

評価方法

前期と後期それぞれに中間試験と期末試験、年間で4回の定期試験を行う。それらの定期試験の結果(80%)、適宜行う小テストや課題レポートの結果(20%)で評価する。必要であれば再試験を行う。評価基準:評価60点以上を合格とする。

物理

担当教員名 篠島 弘幸

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 4単位

2年電気電子工学科

【Physics】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E07

授業時数 60

JABEEプログラム目標

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101112131415161718192021222324252627282930

有機化合物の分析飽和炭化水素

遷移元素の特色鉄銅・銀・金クロム・その他の遷移元素遷移元素を含む化合物やイオン有機化合物の特徴と分類

フェノール類と芳香族アミン芳香族カルボン酸芳香族アミンとアゾ化合物

不飽和炭化水素アルコールとエーテルアルデヒドとケトン脂肪族カルボン酸と酸無水物エステルと油脂芳香族炭化水素

マグネシウムとアルカリ土類金属元素亜鉛・水銀およびアルミニウム炭素・ケイ素・スズ・鉛窒素とリン酸素と硫黄ハロゲン元素と希ガス元素

金属のイオン化傾向単体金属の性質電池電気分解元素の分類と周期表水素とアルカリ金属元素

授業の進め方と履修上の注意

講義を中心に一部視聴覚教材を用いる。

テキストおよび参考図書

教科書:辰巳 敬他著 高等学校理科用化学基礎、化学 数研出版参考書:数研出版編集部 リードα化学基礎、化学 数研出版

学習内容

金属のイオン化と電子の授受

授業の目的

我々の身の回りにある物質やその変化・性質を理解するため、「物質の成り立ち」、「原子の構造とそれから発現する性質」、「化学結合」、「化学反応」などの基礎を習得する。さらに、「日常生活や社会との関連を図りながら物質とその変化への関心を高め、化学的に探究する能力と態度を育てるとともに、化学の基本的な概念や原理・法則を理解させ、科学的な見方や考え方を養う。

到達目標

1. 化学と人間生活、物質の構成や変化について理解し、説明できる。2. 電池のはたらき・電気分解などを、電子の授受を中心に理解できる。3. 典型元素および遷移元素の単体や化合物の性質について理解できる。4. 有機化合物の構造と性質の関係や我々の生活との関わりなどについて理解できる。

評価方法中間試験(40%)と定期試験(60%)により、総合的に評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

化学Ⅱ

担当教員名 宮本 久一

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

2年電気電子工学科

【Chemistry Ⅱ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E08

授業時数 90

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

Grammar: 譲歩を表す複合関係詞、動名詞の意味上の主語Communication: An essay after reading a story

Grammar: 同格のthat節、疑問詞+do you think(+S)+V?Communication: The three theories that explain why/how people fall in loveLesson 6 Gaudi and His Messenger: Reading and Practice on Vocabulary and ExpressionsGrammar: 関係副詞の非限定用法、if節を用いない仮定法Communication: An essay on Gaudi and/or Sotoo, 時間の表現、日付・年号・電話番号・温度Lesson 7 Letters from a Battlefield: Reading and Practice on Vocabulary and Expressions

Lesson 10 Bhutan: A Happy Country: Reading and Practice on Vocabulary and ExpressionsGrammar: 強調構文、副詞節中の〈 S+be 〉の省略Communication: How can we improve Gross National Happiness in Japan?

Lesson 8 Edo: A Sustainable Society: Reading and Practice on Vocabulary and ExpressionsGrammar: 注意すべき関係代名詞の非限定用法、独立分詞構文Communication: What you think is "mottainai"Lesson 9 Secret of Vermeer's Paintings: Reading and Practice on Vocabulary and ExpressionsGrammar: as if[though]+ 仮定法、助動詞+ have+ 過去分詞Communication: My favorite picture

Grammar: 強調のための倒置、形式目的語のitCommunication: The close relationship between humans and animals, 数の表現Lesson 4 Chanel's Style: Reading and Practice on Vocabulary and ExpressionsGrammar: S+V+分詞/S+V+O+分詞、付帯状況を表すwith+O+CCommunication: An essay on innovative personLesson 5 Science of Love: Reading and Prcatice on Vocabulary and Expressions

Grammar: 繰り返しを避けるための省略、疑問詞+to不定詞Communication: Talk about your first nameLesson 2 I'm the Strongest: Reading and Practice on Vocabulary and ExpressionsGrammar: 完了形の分詞構文、受動態の分詞構文Communication: What I am trying very hard to doLesson 3 Saint Bernard Dogs: Reading and Practice on Vocabulary ans Expressions

授業の進め方と履修上の注意

授業では1年生で学習した文法を確認しながら教科書を読み、さらに高度な表現を理解していく。授業は教科書に沿ってすすめる。Workbookを事前の予習、授業後の復習に活用する。適宜小テスト、単語テスト等を実施したり、課題レポートを課したりする。

テキストおよび参考図書

LANDMARK English Communication Ⅱ  啓林館LANDMARK English Communication Ⅱ Workbook Advanced 啓林館総合英語 Vision Quest

学習内容

Lesson 1 What's in a Name?: Reading and Practice on Vocabulary and Expressions

授業の目的英語Ⅰや英語演習Ⅰで学んだ内容をもとに、さらに高度な英語表現の学習等の授業を通して、4技能をバランスよく発展させる。

到達目標

1.日本語と英語の構造上の差異を理解し、基本的な英語で自ら表現できるようになる。2.1年で学習した文法や語彙を確認し、高等学校レベルのより高度な英語表現を習得する。3.幅広い分野の文章を読み、理解し、考察することによって、コミュニケーションに不可欠な思考力や洞察力を発展させる。

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)で70%、小テスト、課題レポート等で30%で評価する。再試験は必要に応じて行うこともある。評価基準:60点以上を合格とする。

英語Ⅱ

担当教員名 江島 孝則

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 3単位

2年電気電子工学科

【English Ⅱ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E09

授業時数 60

JABEEプログラム目標

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123456789

101112131415161718192021222324252627282930

Offers and requests.New in town (Talking about places and events in a town)

In depth look at meanings in songs.What happened? (Talking about causes and conditions)Stating reasons.Let's go (Giving advice and talking about choices)Comparing the gerund and the infinitive.Great ideas (Looking at more ideas and choices)

In depth look at future tense styles. Volunteer today (Looking at English used in volunteer situations) One planet (Learning about the global society that is today)

Introducing the Japanese culture. Mind your manners (Looking at different kinds of manners in English cultures) Comparing cultures. Feelings (Expressing emotions and desires) Suggestions and advice. Going away (Talking about future plans and dreams)

Agreeing and disagreeing.What if... (Future tense structures and conditionals)Future tense and conditional structures in depth.It might be... (More conditional structures)Conditional structures in depth.Music, music, music! (Looking at English in song lyrics)

Review of basic grammatical structures.Learning to learn (School and classroom English)The imperative.Looking back (Memories and past experiences, past tense structures)Comparing the present tense with the past tense.Opinions (Expressing likes, dislikes and other opinions)

授業の進め方と履修上の注意

Material taught from the previous lesson will be reviewed briefly at the start of each lesson. Then new material will be taught. Language and grammar taught will build upon that which was previously taught. The textbook will be followed strictly, and the first eight (8) units will be covered in Semester 1. (前期)

テキストおよび参考図書

「Go For It! Book 4」(second edition). Written by David Nunan Published by Cengage Education.

学習内容

Meeting people (introductions, personal information, present tense structures)

授業の目的

The focus of the course is:1. To review and strengthen grammar usage previously taught to the students, and2. To learn to use everyday English, so that the student may communicate and particpate effectively in English, in the global society of today.

到達目標

1. Students will learn to use the target language in the areas covered by textbook.2. Students will also learn how to express themselves confidently in English in everyday general situations.3. Students will learn to put English grammar structures to practical use.

評価方法定期試験(期末試験)80%、課題レポート20%を目安として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

英語演習Ⅱ

担当教員名 ミーイン ポール

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義と演習 2単位

2年電気電子工学科

【English Exercises Ⅱ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E10

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

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101112131415161718192021222324252627282930

基本練習③実践練習及びルール説明

水泳の泳ぎ込み記録測定ガイダンス(バスケットボール)基礎技術の習得基本練習①基本練習②

リーグ戦試合⑥実技試験①実技試験②

実践練習及び簡易試合リーグ戦試合①リーグ戦試合②リーグ戦試合③リーグ戦試合④リーグ戦試合⑤

リーグ戦試合②リーグ戦試合③リーグ戦試合④リーグ戦試合⑤基礎技術の実技テスト水泳の各種泳法練習 

基礎技術の習得基本練習① 基本練習②実践練習及びルール説明 実践練習及び簡易試合リーグ戦試合①

授業の進め方と履修上の注意

段階にあわせた達成可能な技術の提供を行う学校が定めた体操服(体育館シューズ)・水着を使用することただし病気・怪我等で実技ができない場合は、レポート提出

テキストおよび参考図書

イラストでみる最新スポーツルール(2014) 大修館書店

学習内容

ガイダンス(バレーボール)

授業の目的1. 体力の向上と運動技術の習得をはかり、健康で強靭な心身を養う2. ルールや規則を守り、安全に留意し、運動を通して健全な人間関係を保つ態度を養う

到達目標

1.各種競技技術を習得する2.ルールを理解し、安全に実践する能力を身につける3.多くの運動種目に接することにより、生涯を通して運動に親しみ、健康な生活を  営むことができる態度を養う

評価方法実技テスト50%、各実技課題毎に実習に取り組む態度50%を目安として評価する再試験を行う評価基準:60点以上を合格とする

体育Ⅱ

担当教員名 赤塚 康介、岸本 裕歩

科目情報 通年 一般科目 必修科目 実技 2単位

2年電気電子工学科

【Physical Education Ⅱ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E11

授業時数 30

JABEEプログラム目標

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静電エネルギー

到達目標

1. クーロンの法則、電界、電位、電気力線およびガウスの法則を説明でき、これらを用いた計算ができる。2.導体の性質、不導体(誘電体)の性質、分極および電束密度を説明でき、これらに関する計算ができる。3.静電容量やコンデンサーの接続、静電エネルギーが説明でき、電気容量や、合成容量および静電エネルギー量が計算できる。

電位

電界

1

2

3

4

5

電荷

教科書:啓林館 物理Ⅱ(検定教科書)    大木義路編著 EE Text「電磁気学」オーム社

上記教科書を中心に、より専門的な内容については自主教材を用いる。

ガウスの法則(Ⅱ) ガウスの法則を用いた電界の計算

コンデンサーを含む回路の考え方

電束

電気磁気学Ⅰ

等電位面とその性質

導体系の静電界

静電誘導と誘電分極 静電遮蔽

静電容量

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)80%、上記小テストや課題レポート等を20%を目安として評価とする。再試験は各試験につき1回行う。総合評価に対する再試験は全範囲とし、1回実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

講義を主体として、また必要に応じてその理解を深めるため適宜演習を行う。また内容に応じて数回のレポート課題を課す。当科目は数年にわたって行う一連の電気磁気学の基礎となる第一歩の科目であり、その理解は大変重要である。電気磁気学は多岐にわたる広範囲な内容を一つずつ積み上げながら学ぶ科目であり、前回の講義の内容が今回の講義の基礎となる。その意味で日々の学習は大変重要である。これらのことに留意して予習・復習を十分行った上で講義に臨んでほしい。

コンデンサーの接続

学習内容

テキストおよび参考図書

クーロンの法則

電気力線

ガウスの法則(Ⅰ) ガウスの法則とは

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

電気あるいは磁気は直接我々の目で見ることができず、抽象的に考え、数式に頼ることが多いため、理解しにくい学問のように考えがちであるが、きわめて簡単な現象から取り上げて、それを十分に理解し、明確な概念を把握し、複雑な問題に進むようにして取り組みやすくしていく。そして、電気工学全部門の履修の基礎を養う。

【Electromagnetic Theory Ⅰ】

担当教員名 越地 尚宏

2年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

電気回路Ⅰ

【Theory of Electric Circuits Ⅰ】2年電気電子工学科

担当教員名 平川 靖之 シラバスコード 2E12

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位 授業時数 30

授業の目的電気回路は、電気電子工学の基礎をなす重要な科目である。本科目では、基本回路素子とその接続法、直流回路の基本定理、電力、そして正弦波交流など、電気回路の基礎について学ぶ。

到達目標

1.基本回路素子における電圧と電流の関係を説明することができる。2.直流回路の基本定理を理解し、回路解析に応用することができる。3.正弦波交流を理解し、基本回路素子における電圧と電流を説明することができる。

JABEEプログラム目標

-

評価方法試験(中間試験 期末試験)70%、課題レポート30%を原則とする。 再試験は原則として学年末に一度のみ行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

基本的には教科書に沿って進めるが、適宜プリントを配布する。また、必要に応じて演習問題等の課題を課す。

テキストおよび参考図書

教科書:服藤憲司 著 「例題と演習で学ぶ電気回路」森北出版参考書:遠藤勲 、鈴木靖 共著 「電気回路Ⅰ」コロナ社     家村道夫 他 著 「入門 電気回路 基礎編」オーム社     家村道夫 他 著 「入門 電気回路 発展編」オーム社     黒木修隆 編著 「電気回路I」オーム社     竹野裕正 編著 「電気回路II」オーム社

学習内容

1 直流回路の要素(電流、電圧、電力、電力量)

2 直流回路のオームの法則

3 直流回路の直列接続と並列接続

4 直流回路の分圧・分流法則

5 直流回路のキルヒホッフの法則

6 直流回路の電圧源・電流源

7 直流回路の重ね合わせの理

8 直流回路のテブナンの定理

9 直流回路のノートンの定理

10 最大電力の法則

11 正弦波交流

12 正弦波交流の平均値と実効値

13 交流の複素数表示

14 基本素子の交流回路

15 複素インピーダンス

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E13

授業時数 30

JABEEプログラム目標

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ARMの比較命令・分岐命令

到達目標1.C言語・アセンブリ言語を用いて基本的なプログラミングができる。2.数値の体系を理解し、実数計算での注意点を理解する。3.CPUの基本構成を理解する。

メモリ

CPUと周辺機器

1

2

3

4

5

コンピュータの基礎

教科書:ARMで学ぶアセンブリ言語入門(C&R研究所)   :Raspberry Pi Assembly Language RASPBIAN Beginners: Hands On Guide   (CreateSpace Independent Publishing Platform)

アセンブリ言語の仕組み

総合プログラミング演習

ARMのムーブ命令

プログラミングⅡ

ARMの算術演算命令

ARMのシフト命令

ARMの論理演算命令

ARMのロード命令・ストア命令

評価方法試験30%(中間試験)、課題レポート等70%で評価する。再試験は、原則として学期末あるいは学年末に1回行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

講義では情報処理センターの教育用端末を利用するが、Raspberry Pi Assembly Language RASPBIANBeginnersから課題を提示するので、自宅における十分な学習が必須である。課題に取り組むにあたり、学習専用の環境を準備する必要があるため、自分専用のノートPCを持つことが望ましい。

アセンブリ言語とC言語の関係

学習内容

テキストおよび参考図書

機械語とアセンブリ言語

ARMプロセッサの特徴

数値の体系(2進数、10進数、16進数)

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義と実習 1単位

授業の目的C言語・アセンブリ言語を用い、基本的なアルゴリズムを理解し、基本的なプログラムの作成能力の習得を目的とする.また、プログラム作成で必要である数値の体系、CPUと周辺機器の基本構成を理解する。

【Programming Ⅱ】

担当教員名 吉田 智博

2年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E14

授業時数 30

JABEEプログラム目標

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基本論理ゲートの組み合わせ

到達目標

1.コンピュータの基本ハードウェア構成とその動作原理を説明できる。2.数値表現を理解し基数変換ができる。3.基本論理ゲートの役割やそれらの組み合わせ回路について理解し,動作を説明できる。

情報の数値表現(2進数、10進数、16進数)

CPUとメモリシステムの働き

1

2

3

4

5

コンピュータの活用事例(計測、制御、通信等)

教科書:(1) Roger L. Tokheim 著 『マグロウヒル大学演習 ディジタル回路』オーム社            (この教科書は3年生以降も関連科目で教科書として使用予定)    その他、マルチメディア資料や配布資料を使用予定参考書:(3) 中根雅「よくわかるC言語」(近代科学社)

ソフトウェアの役割

代表的な論理ゲート

基数変換1:(2進数から10進数 10進数から2進数)

計算機アーキテクチャⅠ

基数変換2:(10進数から16進数 16進数から10進数)

文字コード

論理演算の基礎

基本論理ゲート

評価方法試験(中間試験+期末試験)80%、小テストやレポートを20%とし、100点満点で評価する。再試験は全範囲について1回のみ行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

実際の装置、部品などを提示しながら講義を行うので解説内容を各自でノートに整理すること。主に教室を使用するが、装置や信号の測定などを行う際には実験室も使用する場合がある。コンピュータを利用し様々な方面に展開する内容で基礎事項から応用的な内容にも言及しながら授業を行う。適宜小テストやレポート課題を実施し、基本事項の確認を行う。

論理ゲート集積回路(IC)

学習内容

テキストおよび参考図書

コンピュータの基本構成

入出力装置

外部記憶装置

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

今日のICT(Information and Communication Technoligy, 情報通信技術)を支えるコンピュータについて、その基本的な仕組みや関連する技術知識を習得する。コンピュータの構成、各要素技術をハードウェアを中心に学習し、上級学年の各科目を学ぶ基礎とする。

【Computer Architecture Ⅰ】

担当教員名 ウリントヤ

2年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E15

授業時数 60

JABEEプログラム目標

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電気器具・電気機器1 電動機Ⅱ電気器具・電気機器1 電動機Ⅲ

機械要素3 歯車(スケッチⅡ)機械要素3 歯車(製図Ⅰ)機械要素3 歯車(製図Ⅱ)機械要素3 歯車(製図Ⅲ)機械要素3 歯車(製図Ⅳ)電気器具・電気機器1 電動機Ⅰ

CAD製図2 機械製図ⅢCAD製図3 電子回路図ⅠCAD製図3 電子回路図Ⅱ

電気器具・電気機器2 屋内配線図電気・電子用図記号CAD製図1 基本操作ⅠCAD製図1 基本操作ⅡCAD製図2 機械製図ⅠCAD製図2 機械製図Ⅱ

表面性状と幾何公差図面の様式・種類・管理機械要素1 ねじ、ボルト、ナットⅠ機械要素1 ねじ、ボルト、ナットⅡ機械要素2 軸受機械要素3 歯車(スケッチⅠ)

線と文字1線と文字2投影法1投影法2寸法の表し方寸法公差とはめあい

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って講義し、あわせて手書き製図とCAD製図の実習を行う。製図規格を正しく理解するためには、教科書の隅々まで理解する努力が必要である。

課題は丁寧に仕上げて、必ず期限までに完成させて提出のこと(締切厳守)。締切を過ぎた課題、完成していない課題は採点の対象としない。

テキストおよび参考図書

教科書:小池敏夫 他 著「電気製図」実教出版    CADテキスト(配布プリント)教材:「電気・電子製図練習ノート」実教出版、製図用具、資料

学習内容

製図と規格

授業の目的立体を平面図形で表現する投影法や、機械製図及び電気製図の規格について学び、図面の読み方、手書き製図、ならびにCAD製図の技能を習得する。

到達目標1.投影法や製図規格、図記号を理解し、図面の読み書きに応用することができる。2.手書きによる製図の技能を習得し、正確で分かりやすい図面を作成できる。3.CADによる製図の技能を習得し、分かりやすい図面を迅速に作成できる。

評価方法前期中間試験30%、課題70%(早さ30%、正確さ20%、分かりやすさ20%)を目安として評価する。不合格の場合は、再試験もしくは追課題を必要に応じて課す。評価基準:60点以上を合格とする。

電気電子CAD

担当教員名 平川 靖之

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義と実習 2単位

2年電気電子工学科

【Exercises CAD】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E16

授業時数 60

JABEEプログラム目標

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分解電圧測定

到達目標

1.安全に実験が行えるように、薬品や火気の取り扱いなどを理解し、代表的な器具の取り扱い、基本操作(定性、定量、ろ過等)ができる。2.目的に応じたテーマにおいて、測定データをもとに必要な計算や考察をしてレポートを作成できる。3.座学の「化学」と結び付けて、化学の本質を理解できる。

未知試料溶液の定性分析(2回目)

第1属陽イオンの定性分析

1

2

3

4

5

化学実験心得とレポートの書き方等に関する説明

教科書:プリント

未知試料溶液の定性分析(1回目)

アルデヒド類の性質

化学実験9~15に関する説明

化学実験

標準溶液の調整と中和滴定

比色分析

硫酸銅中の結晶水の定量

ラスト法による分子量測定

評価方法レポート(85%)と実験態度(15%)とし、総合的に評価する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

計測機器、ガラス器具および試薬類を用いて知識と技術を習得する。

クロマトグラフィー

学習内容

テキストおよび参考図書

化学実験3~7に関する説明

第2属陽イオンの定性分析

第3属陽イオンの定性分析

科目情報 前期 専門科目 必修科目 実験 2単位

授業の目的化学的な事物・現象についての観察・実験などを行い、自然に対する関心や探究心を高めるための実験を行う。また、化学実験の心得と知識、技術の習得とともにレポートの書き方等を身につけて、座学の「化学」の本質をより興味深く理解する。

【Experiments in Chemistry】

担当教員名 宮本 久一

2年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 2E17

授業時数 60

JABEEプログラム目標

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F-2.電気回路演習F-3.電気回路演習

D-3.コミュニケーション基礎演習(debate)前期総合まとめE-1.電磁気演習E-2.電磁気演習E-3.電磁気演習F-1.電気回路演習

H-1.コミュニケーション演習(preparation)H-2.コミュニケーション演習(debate)H-3.コミュニケーション演習(debate)

実践見学(校内または校外)4班合同実践見学(校外)4班合同実践見学(校外)4班合同G-1.電子工作G-2.電子工作G-3.電子工作

まとめC-1.電気回路入門C-2.電気回路入門C-3.電気回路入門D-1.コミュニケーション基礎演習(introduction)D-2.コミュニケーション基礎演習(preparation)

A-1.電子工作入門A-2.電子工作入門A-3.電子工作入門B-1.電磁気学入門B-2.電磁気学入門B-3.電磁気学入門

授業の進め方と履修上の注意

各項目とも、毎回初めにCOCET2600から語彙、構文演習を行う。1クラスを4班に分けて前期はA~Dの項目をそれぞれ3回づつ行う。後期はF~Hの項目をそれぞれ3回づつ行うのに加え実践見学を行う。

テキストおよび参考図書

配布プリント等

学習内容

総合ガイダンス

授業の目的

 ものつくりに関する体験的な項目や電気電子現象などを取り上げながら、計算力、専門と関わりのある語彙力、実践的コミュニケーション力など総合的な基礎力の充実を図る。エネルギー、エレクトロニクス、practical communicationの各分野にバランスのとれたエンジニアとなるための基礎を培う。

到達目標1.電気回路、電子回路、電磁気学に関する基礎的な計算ができる。2.基本的な電子装置の組み立てと動作テストができる。3.自己の持つ英語力を活かし簡単なdebateができる。

評価方法AからHの項目ごとの演習、レポートなどで40%、前期末、後期末試験の平均で60%の総合評価とする。再試験は実施しない。

電気電子実践演習Ⅱ

担当教員名 池田 隆、越地 尚宏、嶋田 英樹、山本 哲也、加藤 直孝、原 卓伸

科目情報 通年 専門科目 必修科目 演習 2単位

2年電気電子工学科

【Practical seminars in Electric and Electronics Ⅱ】

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3 年

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電気電子工学科

前 後 前 後 前 後 前 後 前 後国語 I 4 2国語 II 2 4国語 III 2 2倫理 2 2地理 2 2

世界史 2 2政治・経済 2 2

日本史 2 2数学 I 6 6

数学 IIA 4 4数学 IIB 2 2数学 IIIA 4 4数学 IIIB 2 2

物理 4 4化学 I 4 2化学 II 2 2生物 2 2英語 I 4 4

英語演習I 2 2英語II 2 4

英語演習 II 2 2英語III 2 2

英語演習 III 2 2英語 IV 2 2英語 V 2保健 2体育 I 2 2体育 II 2 2体育 III 2 2体育 IV 2体育 V 2

芸術 音楽 228 28 24 28 16 16 2 4 4 0

西欧文化論 2中国思想史 2文化人類学 2日本思想史 2

法学 2アラブ文化 2 (2) (2)東洋文学史 2 (2)技術哲学 2 (2)経済学 2 (2)

スポーツ科学 2 (2)政治学 2 (2)

歴史学入門 2 (2)時事英語 2 (2)実用英語 2 (2)英語講読 2 (2)中国語 I 2 (2)中国語 II 2中国語 III 2韓国語 I 2 (2)韓国語 II 2韓国語 III 2ドイツ語 I 2 (2)ドイツ語 II 2ドイツ語 III 2

3 以上

78 以上 28 28 24 28 16 16

1

1選択科目修得小計 6 以上

一般科目修得合計 16 以上

111111

2単位以上修得(開講科目は変更する場合がある、修得できなかった科目は「(2)」で表記されている時期に履修できる)

11

11

1単位以上修得(開講科目は変更する場合がある、修得できなかった科目は「(2)」で表記されている時期に履修できる)

1111

11

必修科目修得小計 75

選択科目

Ⅰ群

(人文社会科学系

1

1

Ⅱ群

(語学系

1

2221

保健・体育

12221

理科

4322

英語

4232

数学

64242

332

社会

22222

毎 週 授 業 時 数備      考1年 2年 3年 4年 5年

111

11

平成26年度 3年

授  業  科  目 単位数

必修科目

国語

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専門科目 電気電子工学科

前 後 前 後 前 後 前 後 前 後電気電子工学基礎 2

電気磁気学Ⅰ 2電気磁気学Ⅱ 2 2電気磁気学Ⅲ 2電気回路Ⅰ 2電気回路Ⅱ 2 2電気回路Ⅲ 2 2

気体電子工学 2 2半導体工学 2

半導体デバイス 2応用物理Ⅰ 2 2応用物理Ⅱ 2 2積分変換 4

ベクトル解析・複素関数 4電気機器工学 2アクチュエータ 2

パワーエレクトロニクス 2パワーエレクトロニクス応用 2

高電圧工学 2 学修単位電力発生工学 2送電システム 2配電システム 2電熱・空調 2照明設備 2

機械工学概論 2 2制御工学Ⅰ 2制御工学Ⅱ 2

プログラミングⅠ 2 2プログラミングⅡ 2プログラミングⅢ 2

計算機アーキテクチャⅠ 2計算機アーキテクチャⅡ 2ディジタル電子回路 2 2アナログ電子回路 2 2ワンチップマイコン 2

マイコン応用 2電気電子計測 2 学修単位

通信工学 2データ通信 2

通信ネットワーク 2安全工学 2工業倫理 2電気法規 2

信頼性工学 2システム工学 2

工業英語 2電気電子CAD 2 2電気電子材料 2電気電子設計 2

電気電子工作実習 2機械工作実習 2

化学実験 4応用物理実験 4

電気電子基礎実験 4電気機器実験 4 4

電力実験 4電子実験 2 2通信実験 2

電気電子実践演習 2 2卒業研究 4 8

4 6 10 10 18 20 26 28 28 24  2

22 4年編入生のみ履修可

20 以上

89 以上 4 6 10 10 18 20 26 28 28 24

修得単位数総計必修科目 28 28 24 28 16 16 2 4 4 0選択科目 3 以上

小計 78 以上 28 28 24 28 16 16必修科目 4 6 10 10 18 20 26 28 28 24選択科目 0 以上

小計 89 以上 4 6 10 10 18 20 26 28 28 24167 以上 32 34 34 38 34 36

専門89

総修得単位数 122 以上

専門科目修得合計

一般75

6 以上16 以上

選択科目

短期インターンシップ 1電気電子工学演習 1電気電子工学概論 1

産業デザイン論 1選択科目小計

4221

6必修科目小計 89

2

211

実験・実習

11222

111

工業・設計

111111

2

1211

1122

コンピ

ュー

タ・情報通信

211112211

エネルギー

・制御

111121111

22

必修科目

電気電子基礎

11211222

授  業  科  目 単位数毎 週 授 業 時 数

備      考1年 2年 3年 4年 5年

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E01

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

漢文編 史伝・小説 史記・項羽本紀ほか漢文編 史伝・小説 史記・項羽本紀ほか

漢文編 漢詩 鹿柴ほか漢文編 漢詩 鹿柴ほか古文編 日記 蜻蛉日記・紫式部日記・建礼門院右京大夫集古文編 日記 蜻蛉日記・紫式部日記・建礼門院右京大夫集漢文編 史伝・小説 史記・項羽本紀ほか漢文編 史伝・小説 史記・項羽本紀ほか

漢文編 思想 老子ほか古文編 俳諧・俳論・伝承 野ざらし紀行ほか古文編 俳諧・俳論・伝承 野ざらし紀行ほか

古文編 物語・評論 大鏡ほか古文編 物語・評論 大鏡ほか古文編 物語・評論 大鏡ほか古文編 物語・評論 大鏡ほか漢文編 思想 老子ほか漢文編 思想 老子ほか

漢文編 文章 楚辞・陶淵明集漢文編 文章 楚辞・陶淵明集漢文編 文章 楚辞・陶淵明集 古文編 物語 源氏物語  古文編 物語 源氏物語   古文編 物語 源氏物語     

古文編 説話 発心集・今昔物語集古文編 説話 発心集・今昔物語集漢文編 逸話 列子・蒙求漢文編 逸話 列子・蒙求古文編 随筆 枕草子古文編 随筆 枕草子

授業の進め方と履修上の注意

・予め本文をよく読んで授業を受けることが望ましい。・原文を楷書で丁寧に書写することは、迂遠なようで古典に親しむ捷径でもある。・内容の理解と共に、原文を声に出して読み、日本語のもつ美しいリズムに慣れ親しんでほしい。・いつも座右に古語・漢和辞典を備えて、不明な語句に出会ったらそのつど引いて、確認する癖を確 かなものにしてほしい。

テキストおよび参考図書

教科書 鈴木日出男ほか編著「新編古典」(筑摩書房)参考図書 池内輝男ほか監修「新総合図説国語」(東京書籍)、国語辞典、古語辞典、漢和辞典

学習内容

古文編 説話 発心集・今昔物語集

授業の目的

 言語は、その民族が人為的に創り上げてきた独自性のある文化である。それ故に、日本人を育んで来た地下水脈としての古典を読むことの意義ははかり知れない。この観点を導きの糸に、今日まで読み継がれて来た古文・漢文を集中して読み、文章そのものに親しむとともに、作品が喚起して止まない人間理解に学びながら、自己の在り様を省みる貴重な契機ともしたい。

到達目標1.古人の物の見方・感じ方に学びつつ、多様な物の見方・感じ方ができる。2.日本語の源泉としての古語・漢語に対する理解を深め、豊かな言語感覚を磨く。3.古典への関心を培い、読み味わうことに対する認識を深め、読書の習慣を育む。

評価方法定期試験(中間試験40%+期末試験40%)80%、課題レポート等20%を目安として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

国語Ⅲ

担当教員名 楢崎 洋一郎

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【Japanese Ⅲ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E02

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

室町幕府の脆弱性と応仁の乱戦国大名と一揆

院政期平清盛鎌倉幕府得宗政治と蒙古襲来鎌倉新仏教鎌倉幕府の滅亡と南北朝時代

政党政治と大正デモクラシー二つの大戦戦後から現代へ

織豊政権江戸幕府と「鎖国」文治政治の展開開国明治維新条約改正と日清・日露戦争

平安京への道格式と良吏の時代在地首長制の終焉と負名体制摂関制度在地領主性の萌芽武士の登場

農耕文明の受け入れ王権の誕生古代国家形成前史東アジアの国際情勢「日本」と「天皇」の登場平城京と律令の時代

授業の進め方と履修上の注意

歴史的事象に対する受講生の疑問を大事にしたいので、積極的な発言・質問を期待する。また、レポートを提出してもらうことがある。

テキストおよび参考図書

講義時に資料を配布する

学習内容

ガイダンス・日本史概論

授業の目的

日本史の学習者は、歴史上の事象を知識渉猟の対象にとどまらせることなく、思索・応用の材料として活用できることが望ましい。そこで日本史の展開を通史的に概観しながら、いくつかの事象を重点的に取り上げ、国際環境などと関連付けて多元的に考察させることによって、歴史的思考力を研鑽する。

到達目標1.日本史における国家・社会の変遷および重大事件を学び、基礎的素養を身につける2.個々の事件を丸暗記していくのではなく、事件相互の関連性や連続性を理解する3.日本史学習を通じて、歴史的思考力を身につける

評価方法定期試験(期末試験)90%、課題レポート10%を目安として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

日本史

担当教員名 古川 順大

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【Japanese History 】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E03

授業時数 120

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

2変数関数偏導関数

分数関数の積分正弦、余弦の分数関数の積分 和の極限値としての定積分面積・体積曲線の長さ広義積分

極座標による重積分演習と発展学習演習と発展学習

合成関数の偏導関数2変数関数の平均値の定理2変数関数の極大・極小陰関数定理条件付き極大・極小重積分

不定形の極限値べき級数高次導関数テイラーの定理復習と発展学習(不定積分および定積分)主な関数の不定積分 

第2次導関数と曲線の凹凸逆関数逆三角関数と導関数曲線の媒介変数方程式極座標と曲線平均値の定理

授業の進め方と履修上の注意

授業は教科書に沿った分かりやすい講義を目指す。しかし1、2年生で学んだことを踏まえた内容であり、またこれまで以上に抽象的で高度な数学を学ぶことになる。イメージをつかんで内容を理解すること、学んだことを応用して問題を解決することを心掛けてほしい。授業を実りあるものにするために、数学に興味を持って、前向きに受講することを期待する。

テキストおよび参考図書

1.田代 嘉宏・難波 完爾 編 新編 高専の数学2(森北出版株式会社)2.田代 嘉宏 編 新編 高専の数学2問題集(第2版)(森北出版株式会社)3.日本数学教育学会高専・大学部会教材研究グループ(TAMS)編集 ドリルと演習シリーズ 微分積分(電気書院)

学習内容

復習と発展学習(数列・関数の極限および微分)

授業の目的微分積分は、工学、自然科学を含む現代科学の必須の基礎概念である。二年生で学習した一変数関数の微分・積分を発展させて学ぶ。さらに2変数以上の関数の微分・積分の概念と計算能力を養成する。そして、微分・積分を使って様々な問題を解決できるようになることを目指す。

到達目標

1.自発的・継続的に学習し、抽象的な内容を理解する能力を身につける。2.極限の概念を含めた、1変数関数の微分積分の応用ができるようになる。3.2変数関数の微分積分の基礎的な計算力を身につけ,工学の基礎問題を始め様々な問題に対する解決能力を高める。

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)80%、課題レポート、小テスト等を20%として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

数学ⅢA

担当教員名 松田 康雄

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義と演習 4単位

3年電気電子工学科

【Mathematics ⅢA】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E04

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

2階微分方程式を1階微分方程式になおす方法定数係数2階線形微分方程式

変数分離形同次形線形微分方程式完全微分形1階微分方程式の応用簡単な2階微分方程式

境界値問題2階微分方程式の応用物理現象の微分方程式化

補助方程式、特性方程式定数変化法いろいろな線形微分方程式線形微分方程式の特殊解線形でない2階微分方程式初期値問題

行列の固有値行列の対角化対称行列直交行列微分方程式の意味微分方程式の解

行列式の展開行列式による連立同次1次方程式の解法ベクトルの1次従属ベクトルの1次独立行列の階数連立1次方程式の解と階数

授業の進め方と履修上の注意

 授業では努めてわかりやすい解説を心がける。また、理解を深めるために小テストや演習レポート課題を取り入れるので、自ら積極的に取り組んでほしい。

テキストおよび参考図書

教科書:新編高専の数学2(森北出版)    新編高専の数学3(森北出版)問題集:新編高専の数学2問題集 (森北出版)    新編高専の数学3問題集 (森北出版)    ドリルと演習シリーズ 線形代数(電気書院)    ドリルと演習シリーズ 微分積分(電気書院)

学習内容

行列式の性質        

授業の目的 自然科学、工学を理解し専門分野に関する知識を修得するために必要とするベクトル、行列、行列式の概念の理解、および微分方程式についての基礎的な理論について学ぶ。また、これらについての計算力、および簡単な応用力を養成する。

到達目標1.行列、行列式の概念の理解と計算力の修得2.微分方程式の基礎的な理論の理解3.微分方程式の計算と簡単な応用の修得

評価方法

 評点=(X1+X2+X3+X4)/4 とし、評点が60点以上を合格とする。ここで、X1=前期前半の評点、X2=前期後半の評点、X3=後期前半の評点、X4=後期後半の評点 である。Xi=中間あるいは定期試験点+(100-中間あるいは定期試験点)×K×(数回の小テストの合計点+数回の課題レポートの合計点)/(数回の小テストの満点の合計点+数回の課題レポートの満点の合計点) Kは、X1、X2、X3、X4 のクラスの平均点が70点前後になるように定める。再試験は行わない。

数学ⅢB

担当教員名 田中 義秋

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【Mathematics ⅢB】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E05

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

Unit 17: The Sacred Balance (1)Unit 18: The Sacred Balance (2)

小テスト・復習Unit 12: Howl's Moving Castle (1)Unit 13: Howl's Moving Castle (2)Unit 14: Unbeaten Tracks in Japan (1)Unit 15: Unbeaten Tracks in Japan (2)Unit 16: Old Possum's Book of Practical Cats

Unit 24: To Err Is Human (3)小テスト・復習Review 文法事項まとめ

小テスト・復習Unit 19: Talented TerrioerUnit 20: 50 Facts That Should Change the World (1)Unit 21: 50 Facts That Should Change the World (2)Unit 22: To Err Is Human (1)Unit 23: To Err Is Human (2)

小テスト・復習Unit 7: Eating Well for Optimum Health (1)Unit 8: Eating Well for Optimum Health (2)Unit 9: Death: The Final Stage of Growth (1)Unit 10: Death: The Final Stage of Growth (2)Unit 11: Death: The Final Stage of Growth ,A Thousand Winds

Unit 1: The Cat Who Liked Potato Soup (1)Unit 2: The Cat Who Liked Potato Soup (2)Unit 3: At War Within (1)Unit 4: At War Within (2)Unit 5: The Giorl with the White Flag (1)Unit 6: The Giorl with the White Flag (2)

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って授業を進める。授業の予習として本文のReading及び新出語彙のチェックを行うこと。Exerciseは事前にやってくること。適宜、小テスト、単語テストを行う。また課題レポート等の提出を求める。

テキストおよび参考図書

Deeply Into Reading(Nan'un-do)単語集Vital 3000(文英堂)プリント教材

学習内容

授業の進め方の説明とプリント教材

授業の目的1.2年で学んだ学習内容を土台に、さらに高度な英文を読む。英文に触れることで特に「読む」「聞く」の技能を強化する。既習の文法事項を再確認して確実に習得する。自分の考えを英語で伝えたり、相手の話す英語を理解できるようになる。

到達目標

1.読解に必要な文法力を強化し、文章を構造的に読めるようになる。2.語彙力を強化する。3.様々なトピックに触れ、視野を広げる。4.授業での発表活動を通して自分の考えを伝えるコミュニケーション能力を付ける。

評価方法評価は中間考査、定期考査で80%、単語テスト及び課題レポート等で20%を目安として総合的に評価する。再試験は必要に応じて行うこともある。評価基準:60点以上を合格とする。

英語Ⅲ

担当教員名 江島 孝人

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【English Ⅲ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E06

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

特殊2It構文

接続詞3~4仮定法1~2仮定法3譲歩1~2否定1~2特殊1

程度・時間条件・主張・根拠無生物主語・共通と省略

不定詞構文分詞構文主述関係1主述関係2強調目的・結果

比較3~4不定詞1~2不定詞3分詞1~2動名詞1~3接続詞1~2

主語2・3目的語・補語動詞1~3助動詞1~2助動詞3比較1~2

授業の進め方と履修上の注意

出席は授業の最初にとる。授業中、携帯電話・スマートフォン等を辞書代わりに使用することを禁ずる。予習を必ず行うこと。

テキストおよび参考図書

Challenge 英語構文120(啓降社)英語の構文150(美誠社)単語集:「Vital 3000」(文英堂)

学習内容

主語1

授業の目的・1・2年での学習事項を土台にさらに分析的に読むことができるようになる。・分野を問わず様々な科学関連の英文に親しむことにより、高専生に不足しがちな語彙力をつけるとともに、広い視野を身につける。

到達目標1.読解に必要な文法力を身につけ、英文を構造的に読むことができる。2.教科書に出てくる単語を理解し、身につける。3.1年で学習した文法項目をさらに深化させ身につける。

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)80%、課題レポート・毎回の単語テスト20%を目安として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

英語演習Ⅲ

担当教員名 金城 博之

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【English Exercises Ⅲ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E07

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

基本練習③実践練習及びルール説明

水泳の泳ぎ込み100m個人メドレーの実技テスト種目選択(サッカー・ソフトボール・テニス・卓球・バドミントン・バレーボールなど)各種競技の基礎技術の習得基本練習①基本練習②

リーグ戦試合⑥実技試験①実技試験②

実践練習及び簡易試合リーグ戦試合①リーグ戦試合②リーグ戦試合③リーグ戦試合④リーグ戦試合⑤

リーグ戦試合②リーグ戦試合③リーグ戦試合④リーグ戦試合⑤基礎技術の実技テスト水泳の各種泳法練習

基礎技術の習得基本練習①基本練習②実践練習及びルール説明実践練習及び簡易試合リーグ戦試合①

授業の進め方と履修上の注意

段階にあわせた達成可能な技術の提供を行う。学校が定めた体操服(体育館シューズ)を使用すること。前期:テニス・バドミントンのどちらかを選択し、テニスはテニスコートで(雨天時は体育館)、バド   ミントンは体育館でそれぞれ実技を行う。水泳については一斉授業とする。後期:選択種目については人数、施設状況によって決定する。ただし病気・怪我等で実技ができない場合は、レポート提出させることがある。

テキストおよび参考図書

イラストでみる最新スポーツルール(2014) 大修館書店

学習内容

ガイダンス(テニス・バドミントン種目選択)

授業の目的1. 体力の向上と運動技術の習得をはかり、健康で強靭な心身を養う。2. ルールや規則を守り、安全に留意し、運動を通して健全な人間関係を保つ態度を養う。

到達目標

1. 各種競技技術を習得する。2. ルールを理解し、安全に実践する能力を身につける。3. 多くの運動種目に接することにより、生涯を通して運動に親しみ、健康な生活を営むことができる態度を養う。

評価方法実技テスト50%、各実技課題毎に実習に取り組む態度50%を目安として評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験を行う。

体育Ⅲ

担当教員名 明官 秀隆、龍頭 信二

科目情報 通年 一般科目 必修科目 実技 2単位

3年電気電子工学科

【Physical Education Ⅲ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E08

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

定常電流界電流による磁界、アンペアの右ねじの法則

誘電体境界面での境界条件誘電体中に蓄えられるエネルギーと力電荷と電流オームの法則ジュールの法則電源と起電力

磁性体の磁化磁気回路インダクタンス

ビオ・サバールの法則アンペアの周回積分の法則ベクトルポテンシャル電磁力、ローレンツ力磁性体磁性体の境界条件

コンデンサの接続電位係数・容量係数・静電誘導係数静電界におけるエネルギー帯電導体に働く力(仮想変位)誘電体と誘電分極誘電体中の静電界

ベクトル解析(積分・微分)ベクトル解析(勾配・発散・回転)ガウスの法則静電界の計算(電気双極子と電気二重層)静電界の計算(電気映像法)静電容量

授業の進め方と履修上の注意

学生は板書された内容をきちんとノートし、授業中の演習問題を着実に理解することが求められる。定期的に、学生に問題や章末の練習問題を割り当て、解答を板書、説明をさせ、全員参加で解法に習熟を図る。

テキストおよび参考図書

教科書:大木義路 編著 EE Text「電磁気学」オーム社

学習内容

ベクトル解析(内積・外積)

授業の目的

電気あるいは磁気は直接我々の目で見ることができず、抽象的に考え、数式に頼ることが多いため、理解しにくい学問のように考えがちであるが、きわめて簡単な現象から取り上げて、それを十分に理解し、明確な概念を把握し、複雑な問題に進むようにして取り組みやすくして行く。そして、電気工学全部門の履修の基礎を養う。

到達目標1.電界の計算が出来る。2.静電容量の計算が出来る。3.磁気現象を数式により理解し、電磁力の計算が出来る。

評価方法

前期中間試験20%、定期試験20%、後期の中間試験20%、定期試験20%、課題レポート20%の合計評価とする。再試験は各試験につき1回行う。総合評価に対する再試験は全範囲とし、1回実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

電気磁気学Ⅱ

担当教員名 山本 哲也、越地 尚宏

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【Electromagnetic Theory Ⅱ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E09

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

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並列共振回路 フェーザ軌跡

回路網方程式の節点,枝,閉路,木,補木枝電流法・閉路電流法・節点電位法連立方程式の解法基本回路の周波数特性 直列共振回路 共振曲線とQの関係 

対称Δ形起電力-Δ形平衡負荷回路Δ形回路とY形回路の変換三相交流回路の電力

相互誘導現象 相互誘導回路相互誘導回路の等価回路変圧器回路と相互誘導回路三相交流回路対称Y形起電力-Y形平衡負荷回路

交流回路網の合成インピーダンス,合成アドミタンス交流回路のキルヒホップの法則枝電流法と閉路電流法交流回路の重ね合わせの理交流回路のテブナンの定理交流ブリッジ

フェーザによるRL直列回路の計算フェーザによるRLC並列回路,RLC直列回路の計算フェーザによる直並列回路の計算交流回路の有効電力と力率交流回路の基本回路素子と電力交流回路の複素数表示の電圧,電流と電力の関係

授業の進め方と履修上の注意

基本的には教科書に沿って進めるが、適宜プリントを配布する。また、必要に応じて演習問題等の課題を課す。

テキストおよび参考図書

教科書:遠藤勲 、鈴木靖 共著 「電気回路Ⅰ」コロナ社参考書:柴田尚志 著 「電気回路Ⅱ」コロナ社    家村道夫 他 著 「入門 電気回路 基礎編」オーム社    家村道夫 他 著 「入門 電気回路 発展編」オーム社    黒木修隆 編著 「電気回路I」オーム社    竹野裕正 編著 「電気回路II」オーム社

学習内容

正弦波交流のフェーザ表示とフェーザの合成

授業の目的電気回路は、電気電子工学の基礎をなす重要な科目である。本科目では、電気回路Iに引き続き、交流回路の基本定理・解析、共振回路、誘導回路、三相交流回路の電気回路の基礎について学ぶ。

到達目標

1.交流回路をフェーザを利用して解析を行うことができる。2.交流回路基本定理を理解し、回路解析に応用することができる。3.共振回路、誘導回路を理解し、その解析を行うことができる。4.三相交流回路を理解し、その解析を行うことができる。

評価方法試験(中間試験 期末試験)80%、課題レポート20%を原則とする。再試験は原則として学年末に一度のみ行う。評価基準:60点以上を合格とする。

電気回路Ⅱ

担当教員名 ウリントヤ

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【Theory of Electric Circuits Ⅱ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E10

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

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101112131415161718192021222324252627282930

タウンゼントの火花条件パッシェンの法則

衝突断面積と平均自由行程粒子の衝突過程電離励起再結合と付着荷電粒子の拡散とドリフト

プラズマの基礎プラズマの発生放電・プラズマの応用技術

コロナ放電の基礎グロー放電の形式両極性拡散グロー放電の陽光柱高周波放電アーク放電の基礎

二次電子放出電界放出真空中の電子の運動真空技術電子ビームの基礎と応用技術気体分子の速度分布関数と平均速度

電子熱放射原子構造仕事関数熱電子放出光電子放出(光電効果)

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って講義を行う。理解度を確認するために課題レポートを与え、学生自身に解答してもらう。

テキストおよび参考図書

教科書:金田輝男著「気体エレクトロニクス」コロナ社

学習内容

静電気の基本則

授業の目的電磁気学および基礎的な量子論に基づいて真空中の電子の挙動を把握し、電子物理学について理解する。次に、気体分子運動論に基づいて気体中の分子や電子の挙動を把握し、放電現象(コロナ放電、グロー放電、アーク放電)について理解する。さらに、これらの工学的応用技術を修得する。

到達目標

1.真空中の電子の運動を解析して把握し、その知識を活用できる。2.電子ビームの基本的性質を理解し、工学的に応用できる。3.気体中の分子や電子の運動を解析して挙動を把握し、放電現象を説明できる。4.コロナ、グロー、アーク放電の基礎を理解し、工学的に応用できる。

評価方法

定期試験(前期中間試験+前期末試験+後期中間試験+後期末試験)70%、課題レポート30%として評価する。再試験は各試験につき、1回ずつ実施する。総合評価に対する再試験は全範囲とし、1回実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

気体電子工学

担当教員名 宮崎 浩一、越地 尚宏

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【Gaseous Electronics】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E11

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

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回転の運動方程式原子①【電子】

光波⑤【干渉(薄膜型)】波の式剛体のつり合い①【力のモーメント】剛体のつり合い②【モーメントのつりあい】剛体のつり合い③【力の合成】剛体のつり合い④【重心】

原子核②【放射性崩壊】原子核③【核反応】物理の総まとめ

原子②【原子模型】原子③【光の粒子性】原子④【物質の波動性】原子⑤【水素原子のスペクトル①】原子⑥【水素原子のスペクトル②】原子核①【原子核の構造】

音波②【共鳴・うなり】 音波③【ドップラー効果】  光波①【光の性質】光波②【光の屈折】光波③【レンズ】光波④【干渉(スリット型)】

波の性質②【重ね合わせの原理】波の性質③【定常波】波の性質④【干渉】波の性質⑤【ホイヘンスの原理】 波の性質⑥【屈折・回折】 音波①【発音体の出す音】 

授業の進め方と履修上の注意

授業は講義形式で進める。そのなかで適宜、問題演習をおこなう。しかし、授業のなかでおこなう問題演習では演習量が不足である。宿題やレポート課題に積極的に取り組み、自学自習を習慣づけること。

再試験は行わない。日々の授業を大切にし、わからない点を放置せず、その都度確実に解消していくこと。

テキストおよび参考図書

教科書: 「基礎物理」「物理」 (啓林館)問題集: センサー 総合物理  (啓林館)

学習内容

波の性質①【波の基本式】

授業の目的

2年次に学び、身につけた、物理的なものの見方・考え方を深める。さまざまな物理現象を、少数の物理法則にもとづいて普遍的に捉える能力を更にみがいていく。「すべてのものが~である。」「いつでも~が成り立つ。」という観点から現象を理解できるようにしたい。具体的な学習内容は、波動、剛体の運動、および原子物理である。

到達目標1.物理的な諸概念を正確に述べることができ、概念同士に関連が付けられる。2.物理法則の数式的な取扱いに習熟する。3.自然現象に対して、物理的な観点からの興味を持てる。

評価方法中間試験40%、期末試験40%、プリント・小テスト等20%を目安として評価する。再試験は行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

応用物理Ⅰ

担当教員名 谷 太郎

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【Applied Physics Ⅰ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E12

授業時数 30

JABEEプログラム目標

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9

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11

変圧器の特性

到達目標1.直流機および変圧器の原理および構造について説明できる。2.直流機および変圧器の等価回路を描き、電圧、電流などの計算ができる。3.直流機および変圧器の特性や制御方式を説明できる。

直流発電機の特性

直流機の原理

1

2

3

4

5

電気機器の基礎事項

教科書:前田勉・新谷邦弘 共著「電気機器工学」コロナ社参考図書:野中作太郎 著「電気機器[Ⅰ]」森北出版

直流機の電機子反作用および整流、励磁方式

変圧器の構造、三相変圧器と単巻変圧器

直流電動機の特性

電気機器工学

直流電動機の始動制御、速度制御

変圧器の原理

変圧器の等価回路

変圧器の等価回路定数の測定

評価方法中間試験40%、期末試験40%、課題レポート20%を原則とする。再試験は各試験につき1回行う。総合評価に対する再試験は全範囲とし、原則1回のみ実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書を中心に、実機も用いて講義を行う。理解度を確認するために演習問題などの課題を与える。この科目は、4年前期の「アクチュエータ」に継続する。関連科目:電気磁気学、電気回路

変圧器の極性と結線法

学習内容

テキストおよび参考図書

電気機器の基礎事項

直流機の構造および電機子巻線法

直流機の起電力とトルク

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

電気機器は、電気・機械エネルギーの相互変換機器(直流機、誘導機、同機機)と、電圧・波形・周波数などを変換する変換機器(変圧器、半導体電力変換器)の総称であり、発電・変電の分野から工場や家庭に至るまで広く使用されている。本講義では、直流機と変圧器について、役割、構造、動作原理、特性、変換効率、制御法などを電気磁気学と電気回路理論を基礎にして習得する。

【Electrical Machinery】

担当教員名 山本 哲也

3年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E13

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

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丸棒のねじりはりの曲げ

熱力学第2法則の応用演習問題材料力学の目的と材料の機械的性質静的強さと疲れ強さ引張と圧縮せん断

鋼の性質、熱処理(焼なまし、焼ならし,焼入れ、焼戻し)の方法、各特徴旋盤加工、穴あけ加工、フライス加工主な切削加工機械の種類、工具、各特徴等

座屈と応力集中演習問題機械加工の概要鋳造の種類、主な鋳造方法、各特徴鍛造の種類、主な鍛造方法、各特徴 溶接(アーク溶接、ガス溶接、ガス切断など)

演習問題温度と熱、系と状態量ガスの性質、理想気体の状態変化熱力学第1法則熱力学第1法則の応用熱力学第2法則

静止流体の力学平板と曲面に働く力連続の式、ベルヌーイの式とその応用運動量の法則とその応用管路内の流れ摩擦損失

授業の進め方と履修上の注意

教科書・配布プリントに基づいて授業を進める。また現物を回覧し、理解させることがある。さらに課題レポートにまとめて提出させることがある。機械の諸現象を理解し、実務に活用できる機械工学を学習する貴重な機会であることに留意し、熱心に学習すること。また私語が多いなど受講とみなせない場合や他の学生の妨げとなる受講態度の場合は、早退として取り扱う。

テキストおよび参考図書

教科書:「機械工学概論」山田豊ほか3名 朝倉書店

参考図書:「機械工学便覧β3 加工学・加工機器」日本機械学会編    :「機械工学概論」 末岡淳男はか9名 朝倉書店

その他 :配布プリント、現物の見本

学習内容

流体の性質

授業の目的

電気技術者にとっても必要である機械工学の基礎的な知識を習得することを目的とする。前期は、エネルギーの変換・伝達を扱う熱・流体工学について学習し、後期は材料力学と機械加工について学習する。これらを通して、流れや熱現象に関する基礎知識、材料の特性、機械・工具及び各加工法を体系的に学習し、ものづくりの基盤となる機械工学の概要を修得する。

到達目標1.機械工学の基礎知識を理解し、問題解決に役立てることができる。2.機械の構造・工具・加工法について理解できる。3.各種機器の取り扱いや現象の理解に応用できる。

評価方法

定期試験(中間試験を行う場合は中間試験を含む)の結果で評価する。中間試験は必要に応じて実施し、実施した場合は、中間試験と期末試験は同等の割合で評価する。また課題レポートを提出させた場合は、定期試験(中間試験を行う場合は中間試験を含む)70%、レポート30%で評価する。再試験は1回のみとし、その際の成績は60点を上限とする。評価基準:60点以上を合格とする。

機械工学概論

担当教員名 松永 崇、櫻木 功、原田 豊満

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【Introduction to Mechanical Engineering】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E14

授業時数 30

JABEEプログラム目標

B-1

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ARM開発環境の構築

到達目標

1.コンピューターのOSと対話ができる.2.コンパイル等に必要なコンピューター環境を独力で構築できる.3.C言語のポインタを正確に理解し,ポインタを多用したプログラムコードを理解できる.4.アセンブリ言語を通してコンピューターアーキテクチャーを理解している.5.初歩的なアセンブリ言語を習得しプログラミングができる.

ポインタ(1)

コンピューターの基礎,CPUと周辺機器

1

2

3

4

5

オリエンテーション:学習に必要なノートブックPCに関する説明など.

(1)C言語教科書入門編,日経BP社,川俣晶(2)標準講座C,翔泳社,Stephen G. Kochan(3)The C PUZZLE BOOK,ADDISON-WESLEY,ALAN R. FEUER(4)ARMで学ぶアセンブリ言語入門,シーアンドアール研究所,出村成和(5)Raspberry Pi ASSEMBLY LANGUAGE(RASPBIAN BEGINNERS),CreateSpace Independent Publishing Platform/BRUCE SMITH (ISBN:9781492135289) 以上すべて教科書

配列と文字列

アセンブリ言語プログラミング(2)

ポインタ(2)

プログラミングⅢ

関数

構造体

ファイル入出力

ARMプロセッサ

評価方法期末試験50%,課題・プログラム作品50%で評価する.再試験は行わない.60点以上を合格とする.

授業の進め方と履修上の注意

C言語に関しては下記(1)の教科書を中心に講義を進め,(1)を補うために(2)を併用する.夏休みが終わるまでには,(1)(2)を完全に読破する必要がある.また,ポインタに関する学習を(3)の問題を解説しながら進める.必要に応じてアセンブリプログラムを学習しながら,C言語のポインタを正確に理解する必要がある.本授業では自宅での学習に重点がある.また,高度な開発環境を構築するので,不測の事態としてハードディスクを初期化せざるをえなくなる可能性があるので,プログラミングは自分専用のノートブックPC上で行うことが望ましい.

アセンブリ言語プログラミング(1)

学習内容

テキストおよび参考図書

コマンドライン操作

Visual C の使い方,gcc(MinGW)の使い方

標準出力,標準入力

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的初歩的なコンピューターアーキテクチャーを理解し,C言語およびアセンブリ言語でプログラミングができるようにすることを目的とする.

【Programming Ⅲ】

担当教員名 加藤 直孝

3年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E15

授業時数 60

JABEEプログラム目標

B-1

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101112131415161718192021222324252627282930

SRラッチDラッチ

半加算器と全加算器2の補数減算器ダイオードによる論理ゲートPLA (プログラマブルロジックアレイ)二安定回路

アップダウンカウンタレジスタシフトレジスタ

マスタスレーブ型フリップフロップJKフリップフロップDフリップフロップ非同期式カウンタ同期式カウンタカウンタの設計

カルノー図論理ゲートとTTL/CMOS IC論理記号と論理式AND←→OR論理機能変換マルチプレクサとデマルチプレクサエンコーダとデコーダ

2進数とBCD符号真理値表基本論理演算ブール代数論理式の標準形論理式の簡単化

授業の進め方と履修上の注意

教科書[1]の流れに沿って講義し、必要に応じて教科書[2]や配付資料を参照する。講義はその場で理解するよう努め、自学自習により理解を確実なものにしてほしい。

テキストおよび参考図書

教科書:[1] 松下俊介 著『基礎からわかる論理回路』、森北出版。    [2] Roger L. Tokheim 著『マグロウヒル大学演習 ディジタル回路』、オーム社。参考図書:浅川 毅 著『論理回路の設計』、コロナ社。     一色 剛、熊澤逸夫 著『論理回路』、数理工学社。     笹田一郎 著『学びやすいディジタル電子回路』、昭晃堂。

学習内容

ディジタル信号と2値論理

授業の目的論理演算を電子回路でおこなうディジタル電子回路の機能は、論理回路を用いて設計される。本科目では、論理式および論理回路の取り扱いを修得し、ディジタル技術の基礎を身につける。

到達目標

1.論理関数を論理式、論理記号、真理値表で表現し理解できる。2.10進数・2進数・16進数の変換、および2の補数が理解できる。3.組合せ論理回路の動作を理解し設計できる。4.順序論理回路の種類と動作を理解し設計できる。

評価方法試験80%(前期中間、前期期末、後期中間、後期期末 各20%)、課題等20%で評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験は原則として行わない。

ディジタル電子回路

担当教員名 山口 崇

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

【Digital Electronics Circuits】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E16

授業時数 30

JABEEプログラム目標

B-1

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プログラム作成2

到達目標1.ワンチップマイコンの概要を説明できる。2.電源回路、入出力回路などを理解し、基本的な回路設計ができる。3.簡単な動作を実現するプログラムを作成できる。

回路組み立て2

入力回路(プルアップ、スイッチ)

1

2

3

4

5

ワンチップマイコンの概要

参考図書:マグロウヒル大学演習 ディジタル回路 オーム社    :電子工作のためのPIC16F活用ガイドブック 後閑哲也 技術評論社            (この教科書は3年生以降も関連科目で教科書として使用予定)その他:資料配布

回路組み立て1

プログラム作成4

回路組み立て3

ワンチップマイコン

アセンブリ言語

初期設定

判定

プログラム作成1

評価方法中間テスト40%、期末テスト40%、基板作成20%の割合で評価する。再試験は必要に応じて1回のみ行う。再試験の試験範囲は全範囲とする。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

マイコンが動作するための電源回路や入出力かいろについて講義を行う。汎用基板にはんだづけを行って小規模な入出力回路を試作する。アセンブリ言語を用いたプログラムを作成する。試作した基板とマイコンを用いて動作の確認を行う。

関連科目:計算機アーキテクチャⅡ、マイコン応用

プログラム作成3

学習内容

テキストおよび参考図書

ワンチップマイコンの応用例

出力回路(LED、リレー)

出力回路(フォトカプラ、SSR)

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義と実習 1単位

授業の目的ワンチップマイコンは計測や電子制御の分野などで広く活用されている。本科目では、このデバイスの構造から取り扱いまでを説明し、ワンチップマイコンのプログラムと動作に必要なハードウェアを組み合わせて、簡単な計測制御が実現できることを理解する。

【One-chip Microcomputer】

担当教員名 ウリントヤ

3年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E17

授業時数 60

JABEEプログラム目標

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光の干渉の実験 (回折格子を用いた光の干渉実験)

到達目標1.実験を通じて物理法則の理解を深める。2.実験を安全・正確に行う態度と技術を身につける。3.データ処理、レポート作成に関する基礎技術を習得する。

コンデンサーの実験Ⅰ (充電・放電の時間変化を調べる実験)

ボルダの振り子による重力加速度の測定 ②

1

2

3

4

5

総論(物理実験の心得、ノギス・マイクロメーターの使い方、副尺の読み方、最小二乗法)

適宜指示する。

メルデの装置による定常波の実験 ③

まとめ(現代の物理実験の例)

コンデンサーの実験Ⅱ (電気容量の合成則を確かめる実験①)

応用物理実験

コンデンサーの実験Ⅱ (電気容量の合成則を確かめる実験②)

ユーイングの装置によるヤング率の測定 ①

ユーイングの装置によるヤング率の測定 ②

放射線の実験(半減期についての実験)

評価方法レポートを100%として評価する(再試験は行わない)。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

実際に測定を行う前に、講義の時間を設ける。講義では、実験の背景となる物理法則の説明、データ処理、レポートの書き方などについて説明する。測定は数人ずつの班に分けて、班ごとにおこなう。なお、実験に参加(出席)することがレポート作成の前提条件である。

運動量保存則を確かめる実験

学習内容

テキストおよび参考図書

ボルダの振り子による重力加速度の測定 ①

メルデの装置による定常波の実験 ①

メルデの装置による定常波の実験 ②

科目情報 前期 専門科目 必修科目 実験 2単位

授業の目的基礎物理量を測定する実験を通じて、物理法則に対する理解を深める。同時に、測定機器の操作、データの収集および解析、レポート作成についての基礎技術を習得する。

【Experiments in Applied Physics】

担当教員名 谷 太郎

3年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E18

授業時数 60

JABEEプログラム目標

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電気回路(直流回路、交流回路)に関する演習

到達目標

1.電気・電子回路の理論を説明できる。2.安全に対して注意を払いながら実験を遂行できる。3.実験により得られたデータを、他人にも分かるようにまとめ、データの解析・考察を行った上で報告書にまとめて、その内容を説明できる。

RC、RL直列回路の位相関係

ホイートストンブリッジによる抵抗測定

1

2

3

4

5

ガイダンス

教材:実験テキスト(プリントを配布)

CR回路の放電曲線と時定数の測定

再実験、報告書の整理(その2)

単相交流回路の電力測定

電気電子基礎実験

X-Yレコーダによる半導体の特性測定

トランジスタの静特性測定

シミュレータによる組合せ論理回路の動作検証

汎用ロジックICによる論理回路の設計

評価方法全12項目の実験報告書及び演習問題(100%)により評価し、60点(60%)以上を合格とする。なお、未提出の報告書がある場合、評価は行わない。

授業の進め方と履修上の注意

実験項目は全12項目あるので、クラスを12班に分け、ローテーションにより各実験・演習を行う。報告書は1人1部作成する。報告書は実験日の次の週に、出席を取った後に提出する。報告書提出をスムースに行えなかった場合は、再実験となる可能性もあるため、報告書の作成は余裕を持って行うこと。

関連科目 電気回路Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、ディジタル電子回路、アナログ電子回路、電気機器実験Ⅰ・Ⅱ

再実験、報告書の整理(その1)

学習内容

テキストおよび参考図書

直流回路解析

分流器および倍率器

重ね合わせの理、テブナンの定理

科目情報 後期 専門科目 必修科目 実験 2単位

授業の目的

電気回路、電子回路は電気電子工学の様々な科目の内容を理解する上で重要な科目である。本実験では、3年次までに座学で学ぶ直流・交流回路やディジタル電子回路に関する実験を行う。また、4年次で学ぶ半導体素子に関する実験を予習をかねて行う。実験により、実際の現象と理論の相違点を確認したり、報告書作成を習熟することを目的とする。

【Fundamental Experiments in Electricity and Electronics】

担当教員名 池田 隆、原 卓伸、ウリントヤ、加藤 直孝

3年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E19

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

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5-5.プログラミング 5-6.計算機アーキテクチャの基礎

4-5.電磁波5.ICTの基礎 5-1.インターネット接続 5-2.インターネットリテラシ 5-3.ネットワーク 5-4.パソコンの活用

9-1.諸項目に関する演習(1) 9-2.諸項目に関する演習(2) 9-2.諸項目に関する試験(試問)

7.電気電子CAD 7-1.機械製図の基礎(1) 7-2.機械製図の基礎(2) 7-3.CADの基礎(1) 7-4.CADの基礎(1)8.まとめ

3-5.回路網方程式4.電気磁気学 4-1.物質と電荷 4-2.静電容量 4-3.誘電体 4-3.電流の作る磁界

2.専門科目の理解に必要な用語3.電気回路 3-1.電気回路の基本素子 3-2.基本法則  3-3.直流回路 3-4.交流回路

授業の進め方と履修上の注意

 3年生に編入学する留学生が在籍する場合に開講される必修科目である。講義は3年生の担任教員を中心に、関連科目の担当教員で実施する。1年、2年のカリキュラムで学習する内容の理解を深め、更に3年生での授業の理解を促進するよう、専門科目教科書の読解力向上、課題レポートを通じ日本語での表現力の充実を図る。

テキストおよび参考図書

電気電子工学科1年次、2年次で使用する関連科目のテキスト及びプリント等資料

学習内容

1.ガイダンス

授業の目的 3年次に編入する留学生を対象とし、電気電子工学科1年及び2年次で学習する事項の理解を深め3年次における専門科目の学習の進捗に併せた学力充実を図る。また、専門科目に関連する教材を活用して、学習に必要な日本語力の向上を図る。

到達目標1.専門科目の理解に必要な読解力があり日本語で表現できる。2.専門科目における基礎問題に解答できる。3.ICT機器の基本操作ができる。

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)70%、課題レポート30%で評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

専門基礎(電気電子工学)

担当教員名 3年担任他

科目情報 通年 専門科目 選択科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 3E20

授業時数 60

JABEEプログラム目標

-

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

日本の歴史:安土・桃山時代日本の歴史:江戸時代①

日本人の名前日本の歴史:旧石器時代~古墳時代日本の歴史:飛鳥時代・奈良時代日本の歴史:平安時代日本の歴史:鎌倉時代日本の歴史:室町時代

日本の歴史:昭和時代②日本の現在発表

日本の歴史:江戸時代②日本の歴史:江戸時代③日本の歴史:明治時代①日本の歴史:明治時代②日本の歴史:大正時代日本の歴史:昭和時代①

日本の人口と面積日本の農業日本の工業日本の貿易・交通日本の水産業日本の国際関係

日本語のなりたちと構造日本語の用法①日本語の用法②日本語の用法③日本の都道府県日本の国土と気候

授業の進め方と履修上の注意

配布資料に基づいて、留学生による日本語での読み上げ・各事項の説明・空欄への書き込みなどが授業の主体となる。その際、一方的な口頭による講義には終始せず、学生の「日本の何が知りたいのか」を重視して授業を進める。そのため、平易な日本語で構わないので、積極的な発言を奨励する。さらに、授業内容の大筋は守りながらもそれにとらわれず、多方面において「日本とはどのような国なのか」「自分の国と比べて何が違うのか」を議論することを心がける。場合に応じて視聴資料を活用する。

テキストおよび参考図書

適宜必要な資料およびプリントを配布する。

学習内容

ガイダンス

授業の目的

近年、さまざまなメディアのグローバル化などに伴って国際的な文化交流が盛んである一方、日本の文化の精緻さやその精神性が広く認知・着目されるようになってきている。本授業では、留学生を対象として、その日本の文化やそれを構築してきた日本の社会・民俗・歴史などについて学習し、日本に対する理解を深めてもらうことを目的とする。また、日本語の用法や知識に関して、主に語学の授業では扱わない内容などについても学習し、日本での生活の一助となる内容を目指す。

到達目標

①自身の日本語の習得度を確認し、日本語でのコミュニケーション能力を 向上させる。②日本の歴史について、簡単な概容を把握・理解する。③日本の社会・文化・考えについて学習し、日本人の精神性に触れる。④現在の日本の社会がどのような問題を抱えているのかを理解し、そのこと への関心を高める。

評価方法

発表や議論の内容、出席を含めた授業へ取り組む姿勢を主に評価しつつ(40%)、期末試験として日本と自国の比較に基づいた発表を行い(50%)、それらを総合して全体的な評価を行う。また、学校行事などにもとづいたレポートなどを課し(10%)、その内容を加えた上で評価を確定する。再試は行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

日本事情

担当教員名 松尾 弘毅

科目情報 通年 一般科目 選択科目 講義 2単位

3年電気電子工学科

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電気電子工学コースの学習・教育到達目標

(平成26年度版)

■電気電子工学プログラム

(A)先端の電気エネルギーをマネージメントできる電気電子技術の習得

(A-1)電気エネルギーの発生やその制御のしくみを理解し説明できる。

(A-2)電気エネルギーに関する専門的知識、技術を設計に応用できる。

(B)先端の情報通信・電子機器を活用できる電気電子技術の習得

(B-1)ICT 電子機器のしくみを理解し説明できる。

(B-2)ICT 電子機器に関する知識、技術を設計に応用できる。

(C)もの、製品をベースにした技術実務能力の習得

(C-1)電力、電気、電子機器に関する実験を計画、遂行できる。

(C-2)実験データを解析、考察し説明できる。

(C-3)共同で実験・演習を遂行できる。

(D)電気電子技術の基礎となる学力の修得

(D-1)数学、物理などの自然科学や情報技術に関する基礎事項を説明できる。

(D-2)自然科学や情報技術に関する基礎事項を電気電子技術の専門領域で適用できる。

(E)技術に関するコミュニケーション能力の育成

(E-1)わかりやすく論理的に情報や意見を文書や口頭で伝達できる。

(E-2)英語により電気電子技術に関する基本的なコミュニケーションができる。

(F)技術者倫理感覚の育成

(F-1)技術が地域社会や国際社会あるいは自然環境に及ぼす影響、効果を理解できる。

(F-2)規格、品質、安全性等に関する技術者の責任を説明できる。

(G)企画・管理能力の育成

(G-1)実験・実習や社会との連携活動の中から技術的な課題を見出すことができる。

(G-2)技術的な課題を解決するための計画を立案し遂行できる。

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学習・教育到達目標を達成するために必要な授業科目の流れ図(JABEE用) 電気電子工学科4年生

学習・ 教育 目標

授 業 科 目 名 3 年 4 年 5 年 専攻科 1 年 専攻科 2 年

前 期 後 期 前 期 後 期 前 期 後 期 前 期 後 期 前 期 後 期

(A)

A-1

A-2

(B)

B-1

B-2

(C) C-1, C-2, C-3

(D)

D-1

D-2

(E)

E-2

E-1

(F) F-1, F-2

(G) G-1, G-2

電力実験(◎)

通信実験(◎)

電子実験(◎)

創造工学実験(○)

専攻科研究論文(○)

中国思想史(○)

技術哲学(○)

歴史学入門(○)法学(○)

文化人類学(○)

政治学(○)

電気法規(○)

地球環境と現代生物学(◎)

環境倫理学(◎)

工学倫理(◎)

先端工学特論(○)

経済学(○)

短期インター ンシップ(○) 卒業研究(○)

電気電子設計(○)

産業デザイン演習(◎)

創造工学実験(◎)

先端工学特論(◎)

専攻科研究論文(◎) 専攻科インター ン

シップ(◎)

西欧文化論(○)

産業財産権特論(○)安全工学(○) 工業倫理○)

機械工学特論(○)

制御情報工学特論(○)

電気機器実験(◎)

アラブ文化(○)

日本思想史(○)

スポーツ科学(○)

制御工学I(◎) 制御工学II(◎) システム制御工学(○)

メカトロニクス工学(○)

パワー エレクトロニクス(◎)

パワー エレクトロニクス応用(◎)

送電システム(◎) 配電システム(◎)

産業デザイン演習(○)

照明設備(◎)

電力発生工学(○) プラズマ工学(○)

電気電子設計(○)

アクチュエー タ(◎)

電熱・空調(◎)

設計システム工学(○)

電気電子工学特論(○)

卒業研究(○)

高電圧工学(◎)

デジタル制御(○)

創造工学実験(○)

積分変換(◎) ベクトル解析・複素関数(◎)

電気電子材料(◎)半導体工学

(◎)半導体デバイス

(◎)システム工学(○)

信頼性工学(○)

現代物理学(◎)

応用数理I(○)

物性化学(○)

画像工学(○)

応用数理II(○) 応用数理II(○)

量子力学(○)

応用情報処理(○)

応用情報処理演習(◎)

応用電磁気学(○)

統計力学及び熱力学(○)

先端工学特論(○)

地球環境と現代生物学(○)

電気磁気学Ⅲ(◎)

電気電子工学演習(○)

機械工学特論(○)

制御情報工学特論(○)

電気回路Ⅲ(◎)

応用物理Ⅱ(◎)

ディジタル電子回路(◎)

プログラミング III(◎)

ワンチップマイコン(◎)

計算機アー キテクチャII(◎)

マイコン応用(◎)

通信工学(◎)通信ネットワー ク

(◎)

デ ター通信(○)

電気電子計測(◎)

デジタル信号処理(○)

電気電子設計(○)

画像工学(○)

応用情報処理(○)

応用情報処理演習(◎)

画像情報(◎) 電気電子工学特論(○)

卒業研究(○)

アナログ電子回路(◎)

形式言語とオートマトン(○)

集積回路工学(○)

光エレクトロニクス(○)

マイコン応用(○)

設計システム工学(○)

創造工学実験(○)

産業デザイン演習(○)

パワー エレクトロニクス応用(○)

時事英語(○)

実用英語(○)

英語Ⅴ(◎)

工業英語(◎)

実践英語I(◎)

創造工学実験(○) 技術英語(◎)

実践英語Ⅲ(◎)

専攻科研究論文(○)

中国語I(○)

韓国語I(○)

ドイツ語I(○)

中国語II(○) 中国語III(○)

韓国語II(○) 韓国語III(○)

ドイツ語II(○) ドイツ語III(○)

実践英語Ⅱ(◎)

機械工学特論(○)

制御情報工学特論(○)

卒業研究(○) 英語講読○)

英語Ⅳ(◎)

技術英語(◎) 専攻科インター ンシップ(○)

卒業研究(○)

産業デザイン論(○)

東洋文学史(○)

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4 年

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電気電子工学科

前 後 前 後 前 後 前 後 前 後国語 I 4 2国語 II 2 4国語 III 2 2倫理 2 2地理 2 2

世界史 2 2政治・経済 2 2

日本史 2 2数学 I 6 6

数学 IIA 4 4数学 IIB 2 2数学 IIIA 4 4数学 IIIB 2 2

物理 4 4化学 I 4 2化学 II 2 2生物 2 2英語 I 4 4

英語演習I 2 2英語II 2 4

英語演習 II 2 2英語III 2 2

英語演習 III 2 2英語 IV 2 2英語 V 2保健 2体育 I 2 2体育 II 2 2体育 III 2 2体育 IV 2体育 V 2

芸術 音楽 228 28 24 28 16 16 2 4 4 0

西欧文化論 2中国思想史 2文化人類学 2日本思想史 2

法学 2アラブ文化 2 (2) (2)東洋文学史 2 (2)技術哲学 2 (2)経済学 2 (2)

スポーツ科学 2 (2)政治学 2 (2)

歴史学入門 2 (2)時事英語 2 (2)実用英語 2 (2)英語講読 2 (2)中国語 I 2 (2)中国語 II 2中国語 III 2韓国語 I 2 (2)韓国語 II 2韓国語 III 2ドイツ語 I 2 (2)ドイツ語 II 2ドイツ語 III 2

3 以上

78 以上 28 28 24 28 16 16一般科目修得合計 16選択科目修得小計 6 以上

以上

11111

1

2単位以上修得(開講科目は変更する場合がある、修得できなかった科目は「(2)」で表記されている時期に履修できる)

11

11

1単位以上修得(開講科目は変更する場合がある、修得できなかった科目は「(2)」で表記されている時期に履修できる)

1111

1必修科目修得小計 75

選択科目

Ⅰ群

(人文社会科学系

1

1

Ⅱ群

(語学系

1

1

保健・体育

122211

英語

42322221

2

理科

4322

22222

数学

6424

平成26年度 4年毎 週 授 業 時 数

1年 2年 3年 4年

必修科目

国語

3

授  業  科  目 単位数 備      考5年

32

社会

111111

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専門科目 電気電子工学科

前 後 前 後 前 後 前 後 前 後電気電子工学基礎 2

電気磁気学Ⅰ 2電気磁気学Ⅱ 2 2電気磁気学Ⅲ 2電気回路Ⅰ 2電気回路Ⅱ 2 2電気回路Ⅲ 2 2

気体電子工学 2 2半導体工学 2

半導体デバイス 2応用物理Ⅰ 2 2応用物理Ⅱ 2 2積分変換 4

ベクトル解析・複素関数 4電気機器工学 2アクチュエータ 2

パワーエレクトロニクス 2パワーエレクトロニクス応用 2

高電圧工学 2 学修単位電力発生工学 2送電システム 2配電システム 2電熱・空調 2照明設備 2

機械工学概論 2 2制御工学Ⅰ 2制御工学Ⅱ 2

プログラミングⅠ 2 2プログラミングⅡ 2プログラミングⅢ 2

計算機アーキテクチャⅠ 2計算機アーキテクチャⅡ 2ディジタル電子回路 2 2アナログ電子回路 2 2ワンチップマイコン 2

マイコン応用 2画像情報 2

電気電子計測 2 学修単位通信工学 2

データ通信 2通信ネットワーク 2

安全工学 2工業倫理 2電気法規 2

信頼性工学 2システム工学 2

工業英語 2電気電子CAD 2 2電気電子材料 2電気電子設計 2

電気電子工作実習 2機械工作実習 2

創造実験 2化学実験 4

応用物理実験 4電気電子基礎実験 4

電気機器実験 4 4電力実験 4電子実験 2 2通信実験 2卒業研究 4 8

4 6 10 8 18 20 28 28 28 24  2

22 4年編入生のみ履修可

20 以上

89 以上 4 6 10 8 18 20 28 28 28 24

修得単位数総計必修科目 28 28 24 28 16 16 2 4 4 0選択科目 3 以上

小計 78 以上 28 28 24 28 16 16必修科目 4 6 10 8 18 20 28 28 28 24選択科目 0 以上

小計 89 以上 4 6 10 8 18 20 28 28 28 24167 以上 32 34 34 36 34 36

16

89

選択科目

短期インターンシップ

産業デザイン論 1選択科目小計

専門科目修得合計

必修科目

1

216

必修科目小計

2

実験・実習

11

以上

以上

一般75

124

6

専門

以上

89

総修得単位数

1電気電子工学演習 1電気電子工学概論 1

12224

11

1

1

11

21

工業・設計

11

1

1

22

コンピ

ュー

タ・情報通信

12

2

1

11

1

1

1

11

1

エネルギー

・制御

11

112111

1

2211

2

22

22

2

1211

毎 週 授 業 時 数1年 2年 3年 4年 5年

電気電子基礎

授  業  科  目 単位数 備      考

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E01

授業時数 60

JABEEプログラム目標

E-2

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

UNIT 10 表現に関連した単語を前置詞 Reading Part UNIT 11 情報・可能性を表す単語と不定詞・分詞Vocabulary & Listening Part

UNIT 7 富・価値・優劣を表す単語(2)と時制 Reading Part UNIT 8 行動・動作・所有を表す単語と助動詞Vocabulary & Listening PartUNIT 8 行動・動作・所有を表す単語と助動詞 Reading Part UNIT 9 時間・空間を表す単語と接続詞Vocabulary & Listening PartUNIT 9 時間・空間を表す単語と接続詞 Reading Part UNIT 10 表現に関連した単語を前置詞Vocabulary & Listening Part

UNIT 14 認識・段階を表す単語と仮定法 Reading PartUNIT 15 状況その他を示す単語と語法・定型句 Vocabulary & Listening PartUNIT 15 状況その他を示す単語と語法・定型句 Reading Part

UNIT 11 情報・可能性を表す単語と不定詞・分詞 Reading Part UNIT 12 関係性・人間を表す単語と関係詞 Vocabulary & Listening PartUNIT 12 関係性・人間を表す単語と関係詞 Reading Part UNIT 13 変化・形状を表す単語と比較 Vocabulary & Listening PartUNIT 13 変化・形状を表す単語と比較 Reading Part UNIT 14 認識・段階を表す単語と仮定法 Vocabulary & Listening Part

UNIT 4 ビジネス関連語(2)と決定詞 Reading Part UNIT 5 日常生活の単語と形容詞・副詞Vocabulary & Listening PartUNIT 5 日常生活の単語と形容詞・副詞 Reading PartUNIT 6 富・価値・優劣を表す単語(1)と代名詞Vocabulary & Listening PartUNIT 6 富・価値・優劣を表す単語(1)と代名詞 Reading PartUNIT 7 富・価値・優劣を表す単語(2)と時制Vocabulary & Listening Part

UNIT 1 最重要単語(1)と品詞・文型 Reading PartUNIT 2 最重要単語(2)と動詞 Vocabulary & Listening PartUNIT 2 最重要単語(2)と動詞 Reading PartUNIT 3 ビジネス関連語(1)と名詞 Vocabulary & Listening PartUNIT 3 ビジネス関連語(1)と名詞 Reading PartUNIT 4 ビジネス関連語(2)と決定詞Vocabulary & Listening Part

授業の進め方と履修上の注意

授業はテキストと配布プリントに沿って進める。授業には英和辞典を持参すること。語彙を強化するために各ユニットごとに単語テストを行う。また、テキストには自習用CDがついているので、各自で

音声を聞きリスニング力の向上に努めてほしい。

テキストおよび参考図書

MARK YOUR GOAL (KINSEIDO)

学習内容

UNIT 1 最重要単語(1)と品詞・文型 Vocabulary & Listening Part

授業の目的この授業では、現在英語コミュニケーション能力の主要な指標のひとつとなっているTOEIC テストの対策問題をテキストとし、国際社会に生きる技術者に求められる英語力を、リスニングとリーディン

グの技能を中心に養成する。

到達目標1.実社会で用いられる英語の語彙と語法・文法を理解できること。2.英語を用いて情報や意見をやり取りするための能力をみにつけること。3.TOEICテストに対応できる英語リスニング及びリーディング能力を養うこと。

評価方法定期試験の得点80%、小テスト・レポート等を20%を目安として総合的に評価する。定期試験には、使用テキスト以外から20点分のリーディング問題を出題する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験については必要に応じて行うことがある。

英語Ⅳ

担当教員名 安部 規子

科目情報 通年 一般科目 必修科目 講義 2単位

4年電気電子工学科

【English Ⅳ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E02

授業時数 30

JABEEプログラム目標

-

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

試合(リーグ戦)⑥

到達目標

1. 各種競技技術を習得する。2. ルールを理解し、安全に実践する能力を身につける。3. 多くの運動種目に接することにより、生涯を通して運動に親しみ、健康な生活を営むことができる態度を養う。

実践練習及び簡易試合③

基本練習②

1

2

3

4

5

オリエンテーション(選択種目決め)

イラストでみる最新スポーツルール(2014) 大修館書店

実践練習及び簡易試合②

実技テスト②

試合(リーグ戦)①

体育Ⅳ

試合(リーグ戦)②

試合(リーグ戦)③

試合(リーグ戦)④

試合(リーグ戦)⑤

評価方法実技テスト50%、各実技課題毎に実習に取り組む態度50%を目安として評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験を行う。

授業の進め方と履修上の注意

選択種目については人数、施設状況によって決定する。段階にあわせた達成可能な技術の提供を行う。スポーツをするのに相応しい服装・シューズを着用すること。ただし病気・怪我等で実技ができない場合は、レポート提出。

実技テスト①

学習内容

テキストおよび参考図書

基本練習①

基本練習③及びルール説明

実践練習及び簡易試合①

科目情報 後期 一般科目 必修科目 実技 1単位

授業の目的1. 体力の向上と運動技術の習得をはかり、健康で強靭な心身を養う。2. ルールや規則を守り、安全に留意し、運動を通して健全な人間関係を保つ態度を養う。

【Physical Education Ⅳ】

担当教員名 明官 秀隆、岸本 裕歩

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E03

授業時数 30

JABEEプログラム目標

D-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

電磁波

到達目標1.磁気回路の計算ができる。2.ファラデーの法則やインダクタンスに関する計算ができる。3.電磁波に関する計算ができる。

インダクタンス(相互インダクタンス)

永久磁石

1

2

3

4

5

磁気回路

教科書:安達三郎、大貫繁雄「電気磁気学」森北出版参考書:大木義路 編著 EE Text「電磁気学」オーム社

インダクタンス(自己インダクタンス)

ポインティングベクトル

自己・相互インダクタンスの計算

電気磁気学Ⅲ

磁界に蓄えられるエネルギー

変位電流

マクスウェル方程式

マクスウェル方程式

評価方法中間試験40%、期末試験40%、課題レポート20%を原則の割合で評価する。再試験は各試験につき1回行う。総合評価に対する再試験は全範囲とし、原則1回のみ実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って講義を行う。教科書の内容で十分でない場合には、適宜補助プリントを配布する。理解度を確認するために演習問題などの課題を与える。

電磁波

学習内容

テキストおよび参考図書

磁気回路

電磁誘導の法則(ファラデーの法則、交流の発生)

電磁誘導の法則(渦電流について)

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的電磁気学の後半の分野である、磁界、電磁誘導、電磁波等について基礎を十分に理解し、明確に概念を把握する事を目的とする。

【Electromagnetic Theory Ⅲ】

担当教員名 山本 哲也

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E04

授業時数 60

JABEEプログラム目標

D-2

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

非正弦周期波とフーリエ級数非正弦波交流回路

信号伝送と二端子対回路フィルタ分布定数回路と集中定数回路分布定数回路の基本式分布定数回路の正弦波定常状態線路上の反射係数

線形回路の応答畳込み周波数伝達関数

三相交流回路における高調波非周期波とフーリエ変換非周期波とスペクトルフーリエ級数からフーリエ積分へインパルス関数特殊な波形のフーリエ変換

二端子対回路網の行列による表示アドミタンス行列インピーダンス行列縦続行列ハイブリッド行列二端子対回路網の接続

交流回路の過渡現象ラプラス変換による過渡現象解析インパルス応答一端子対回路網とイミタンス関数リアクタンス関数の合成法二端子対回路網の取扱い

授業の進め方と履修上の注意

基本的には教科書に沿って進めるが、適宜プリントを配布する。また、必要に応じて演習問題等の課題を課す。

テキストおよび参考図書

教科書:遠藤勲 、鈴木靖 共著 「電気回路Ⅱ」コロナ社参考書:柴田尚志 著 「電気回路Ⅰ」コロナ社    家村道夫 他 著 「入門 電気回路 基礎編」オーム社    家村道夫 他 著 「入門 電気回路 発展編」オーム社    黒木修隆 編著 「電気回路Ⅰ」オーム社    竹野裕正 編著 「電気回路Ⅱ」オーム社

学習内容

直流回路の過渡現象

授業の目的電気回路は、電気電子工学の基礎をなす重要な科目である。本科目では、電気回路Ⅰ、電気回路Ⅱで学んだ基礎理論を基に、過渡現象の解析、二端子対回路、分布定数回路、非正弦波交流の取扱いについて学ぶ。

到達目標1.電気回路の過渡現象の解析を行うことができる。2.二端子対回路について理解し、二端子対パラメータを求めることができる。3.分布定数回路について理解し、その解析を行うことができる。

評価方法試験(中間試験+期末試験)70%、課題レポート30%を原則とする。再試験は原則として学年末に一度のみ行う。評価基準:60点以上を合格とする。

電気回路Ⅲ

担当教員名 嶋田 英樹、平川 靖之

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義 2単位

4年電気電子工学科

【Theory of Electric Circuits Ⅲ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E05

授業時数 30

JABEEプログラム目標

D-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

pn接合の電位障壁と空乏層幅

到達目標1.半導体の結晶構造とエネルギーバンド図を理解し説明できる。2.真性半導体、不純物半導体の違いを理解しエネルギーバンド図で説明できる。3.半導体デバイスのpn接合の電気特性(電流-電圧,容量)を理解し説明できる。

キャリアによる電気伝導(拡散電流)

真性半導体と不純物半導体(p形、n形)

1

2

3

4

5

半導体の結晶構造

教科書:半導体工学 第2版、東京電機大学編

キャリアによる電気伝導(ドリフト電流)

pn接合の電気特性(静電容量−電圧特性)

アインシュタインの関係

半導体工学

キャリアの生成と再結合

キャリアの連続方程式

キャリアの拡散方程式

pn接合のエネルギー帯構造

評価方法試験(中間試験+期末試験:80%)、レポート20%で評価する。再試験は1回実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書を中心に講義を進めるが,適宜補助教材を配付して使用する。半導体の性質を理解し、半導体中でのキャリアの挙動をイメージし,式との関係を理解することに重点を置いて講義を進める。

本科目は、「半導体デバイス」に継続する。

pn接合の電気特性(電流−電圧特性)

学習内容

テキストおよび参考図書

エネルギー帯構造

半導体中のキャリア(正孔、電子)

フェルミ・ディラックの統計

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的半導体の結晶構造とエネルギーバンド図を学び、真性半導体と不純物半導体(p形、n形)のキャリアの違いを理解する.また,不純物半導体における電気伝導と,pn接合の電気的特性を理解する。

【Semiconductor Engineering】

担当教員名 吉田 智博

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E06

授業時数 60

JABEEプログラム目標

D-1

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

マクスウェル方程式を使った電磁気学 ビオ・サバールの法則マクスウェル方程式を使った電磁気学 演習

熱力学 エントロピーと物理現象熱力学 演習マクスウェル方程式を使った電磁気学 ベクトル解析マクスウェル方程式を使った電磁気学 クーロンの法則マクスウェル方程式を使った電磁気学 ガウスの法則マクスウェル方程式を使った電磁気学 アンペールの法則

マクスウェル方程式を使った電磁気学 ベクトルポテンシャル・スカラーポテンシャルマクスウェル方程式を使った電磁気学 ゲージ変換マクスウェル方程式を使った電磁気学 電磁気学と相対性理論

時間変化する電場と磁場 変位電流時間変化する電場と磁場 電磁誘導の法則時間変化する電場と磁場 電磁波1時間変化する電場と磁場 電磁波2時間変化する電場と磁場 双極子放射時間変化する電場と磁場 演習

熱力学 不可逆過程熱力学 熱力学におけるエントロピー1熱力学 熱力学におけるエントロピー1熱力学 エントロピー増大則熱力学 統計力学と熱力学熱力学 統計力学におけるエントロピー

剛体の力学 剛体の回転剛体の力学 慣性モーメント1剛体の力学 慣性モーメント2剛体の力学 力・トルク1剛体の力学 力・トルク2剛体の力学 演習

授業の進め方と履修上の注意

授業は講義形式で進める。理解を深めるために適宜演習や実験を行い、レポート課題を課す。物理学は、講義を聴くだけでは理解しにくいため、自ら考え自ら手を動かすことが必要となる。身近な現象や日常的に使っている機器の原理を知ることも理解につながるため、身の回りの現象に興味を持ち観察することも重要である。

テキストおよび参考図書

教材: 自主教材で対応する参考書: 「力学」「熱・統計力学」「電磁気学I」「電磁気学II」 (物理入門コース 岩波書店)

学習内容

剛体の力学 剛体とは

授業の目的

今まで学んできた物理関連講義を基礎とし、電気電子工学において重要である内容について再構築を行い、多角的視点からの知識及び思考法の習得を目的とする。今までの物理関連講義に比べ、より抽象度の増した物理を学ぶことで、物事をモデル化し理解する考え方を習得する。また、歴史的背景についても述べ、現在の物理学との繋がりについての理解も深める。

到達目標

・質点と剛体の運動の違いを理解できる・熱力学/統計力学的な考え方の習得・場の考え方の習得・電磁気学に関する様々な計算手法の習得

評価方法

定期試験(計4回、配分は同等)の結果(70%)とレポート課題(30%)を総合的に評価する。再試験は実施しないが、総合評定が50点以上の学生には補充レポートを課し、内容が良好であれば合格とする。評価基準: 60点以上を合格とする。

応用物理Ⅱ

担当教員名 野田 常雄

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義 2単位

4年電気電子工学科

【Applied Physics Ⅱ】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E07

授業時数 60

JABEEプログラム目標

D-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

フーリエ変換とフーリエ積分定理

到達目標

1.確率の概念やデーター整理手法および確率分布を理解し、いろいろな確率の計算  や統計の計算が行える。2.ラプラス変換や逆ラプラス変換を理解し、変換表を活用しての変換計算や常微分方程式を解くことができる。3.フーリエ級数やフーリエ変換を理解し、周期関数の級数展開計算や偏微分方程式を解くことができる。

微分方程式への応用

データーの整理/分散と標準偏差、相関関数

1

2

3

4

5

確率とその基本的性質

教科書:新訂 応用数学、田河生長、大日本図書出版    新版 確率統計 岡本和夫 実教出版問題集:新訂 応用数学問題集 高遠節夫 大日本図書    新版 確率統計演習 岡本和夫 実教出版

逆ラプラス変換

偏微分方程式への応用

たたみこみ

積分変換

ラプラス変換の定義/周期関数のフーリエ級数

フーリエ級数の収束

複素フーリエ級数

偏微分方程式への応用

評価方法

定期試験80%(中間試験+期末試験)、課題レポートや小テスト20%を目安として評価する。再試験は各試験につき1回実施する総合評価に対する再試験は全範囲とし、1回実施する(再試験の評価は最高で60点)。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

 応用数学の知識としての確率統計、ラプラス変換、フーリエ級数、フーリエ変換について平易に説明する。 必要に応じて演習問題を解答させその解説をする。さらに、工学における応用を取り上げ、具体的な問題を解く。

 本科目は、「ベクトル解析・複素関数」に継続する。

フーリエ変換の性質/公式とフーリエ積分定理

学習内容

テキストおよび参考図書

いろいろな確率の計算

確率分布 二項分布と正規分布

ラプラス変換の定義とその基本的性質

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 2単位

授業の目的確率統計、ラプラス変換、フーリエ級数、フーリエ変換に関しその原理や計算手法を理解し、これらを用いた計算がおこなえるようにする。さらに、それらを駆使して工学における具体的な問題への応用を可能とする。

【Integral Transform】

担当教員名 越地 尚宏

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E08

授業時数 60

JABEEプログラム目標

D-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

複素積分

到達目標1.ベクトル解析を理解し、その知識を活用できる。2.複素関数を理解し、その知識を活用できる。3.ベクトル解析と複素関数の知識を工学の問題に応用できる。

発散定理とストークスの定理

線積分

1

2

3

4

5

空間のベクトル、内積、外積とベクトル関数

教科書:新訂 応用数学、田河生長、大日本図書出版問題集:新訂 応用数学問題集 高遠節夫 大日本図書

面積分

留数定理

複素数、極形式

ベクトル解析・複素関数

複複素関数

正則関数

コーシー・リーマンの関係式

正則関数による写像と逆関数

評価方法

定期試験80%(中間試験+期末試験)、課題レポートや小テスト20%を目安として評価する。再試験は各試験につき1回実施する総合評価に対する再試験は全範囲とし、1回実施する(再試の評価は最高で60点)。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

応用数学の知識としてのベクトル解析、複素関数について平易に説明する。必要に応じて演習問題を解答させその解説をする。さらに、工学における応用を取り上げ、具体的な問題を解く。本科目は、「積分変換」の継続である。

コーシーの積分定理、コーシーの積分表示

学習内容

テキストおよび参考図書

勾配、発散、回転

グリーンの定理

面積分グリーンの定理

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 2単位

授業の目的ベクトル解析と複素関数を理解する。その理解を元に工学における具体的な問題への応用を可能とする。

【Vector and Complex Function】

担当教員名 越地 尚宏

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E09

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

同期電動機の特性

到達目標1.誘導機および同期機の原理および構造について説明できる。2.誘導機および同期機の等価回路を描き、電圧、電流などの計算ができる。3.誘導機および同期機の特性や制御方法を説明できる。

三相誘導電動機の速度制御法

三相誘導電動機の等価回路

1

2

3

4

5

三相誘導電動機の原理と構造

教科書:前田勉・新谷邦弘共著、電気機器工学、コロナ社参考書:野中作太郎著、電気機器[I]・[II]、森北出版

三相誘導電動機の始動法

ステッピングモータ、ブラシレスDCモータ

単相誘導電動機

アクチュエータ

同期機の原理と構造

同期機の誘導起電力、電機子反作用

同期機の等価回路

同期発電機の特性

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)80%、課題レポート20%を目安として評価する。再試験は各試験につき原則1回実施し、100点満点で60点以上を60点とする。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書を中心に,実機も用いて講義を行う。理解度を確認するために課題レポートを提出してもらう。

同期電動機の速度制御法

学習内容

テキストおよび参考図書

三相誘導電動機の起磁力と誘導起電力

三相誘導電動機の試験法

三相誘導電動機の特性

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的制御信号に従って対象物を正確に動作させるアクチュエータ、特に電気的アクチュエータとしての電動機は、OA機器から産業機器に至る広い範囲で使用されている。本講義では、電動機を中心として、誘導機、同期機の動作原理、構造、特性、制御方法について学ぶ。

【Actuator】

担当教員名 宮崎 浩一

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E10

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

他励式インバータ

到達目標1.パワーデバイスの種類・特性・使用方法について説明できる。2.パワーデバイスの保護や損失低減のための技術を説明できる。3.整流回路の動作について説明でき、電圧・電流・電力・力率を計算できる。

ひずみ波形の電圧、電流、電力の取扱い方

パワー半導体デバイス:ダイオード、サイリスタ

1

2

3

4

5

パワーエレクトロニクス概説

教科書:野村弘・藤原憲一郎・吉田正伸著「PSIMで学ぶ基礎パワーエレクトロニクス」電気書院

スイッチングデバイスの損失を低減する方法

電流の重なりと直流電圧特性

パワーエレクトロニクス回路の過渡現象

パワーエレクトロニクス

単相半波整流回路

整流回路における平滑リアクトルと環流ダイオードの作用

単相全波整流回路

三相整流回路

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)80%、課題レポート20%を目安として評価する。再試験は各試験につき原則1回実施し、100点満点で60点以上を60点とする。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って講義を行う。理解度を確認するために課題レポートを与え、学生自身に解答してもらう。

直流偏磁

学習内容

テキストおよび参考図書

スイッチングによる電力変換

パワー半導体デバイス:パワートランジスタ、パワーMOSFET、IGBT

スイッチングデバイスを保護する方法

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

パワーエレクトロニクスとは,パワー半導体デバイスを用いて電力を変換し制御する技術・学問の分野であり,半導体電力変換回路は,製造工業はもとより,航空,電力,家庭など広い分野で使用されている。本講義では,まず、パワー半導体デバイスの構造,動作原理,特性,パワー半導体デバイスによる電力の変換と制御の原理およびパワー半導体デバイスの使い方について学ぶ。次に、交流を直流に変換する整流回路の原理と特性を学ぶ。

【Power Electronics】

担当教員名 宮崎 浩一

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E11

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

高電圧・大電流の測定

到達目標1.絶縁設計のために必要な電界の計算ができる。2.気体、液体、固体の絶縁破壊現象について説明できる。3.高電圧の発生法・測定法・絶縁試験について説明できる。

液体の電気伝導と絶縁破壊

気体の絶縁破壊機構

1

2

3

4

5

各種電極配置と静電界分布

教科書;花岡良一著、高電圧工学、森北出版

気体・固体複合構造で生じる放電現象

高電圧の応用

固体の電気伝導と絶縁破壊

高電圧工学

交流高電圧・直流高電圧の発生

インパルス高電圧の発生

交流高電圧・直流高電圧の測定

インパルス高電圧・大電流の測定

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)70%、課題レポート30%を目安として評価する。再試験は各試験につき原則1回実施し、100点満点で60点以上を60点とする。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って講義を行う。本科目は学修単位科目であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。毎回理解度を確認するために演習問題などの課題レポートを与え、次の授業日の2日前までに提出、次の授業の最初に学生自身に解答してもらう。

高電圧絶縁試験

学習内容

テキストおよび参考図書

静電界の計算法

部分放電

インパルス電圧による火花放電

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 2単位 学修単位

授業の目的

高電圧送電など電気機器に対する高電圧応用の重要性は近年、益々高まっている。また、高電圧の発生は高エネルギー粒子加速器などに利用され、最先端の科学研究、分析、医療など多様な分野で活用されている。本講義では、この高電圧技術の基礎(絶縁、高電圧・大電流の発生と測定など)を理解し習得すると共に、その技術を活用できる応用力を身につける。

【High Voltage Engineering】

担当教員名 宮崎 浩一

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E12

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

ボード線図(その2)

到達目標

1.ラプラス変換を用いて、任意の伝達関数を説明できる。2.制御系のブロック線図を描くことができる。3.基本伝達関数の過渡応答、周波数応答を説明できる。4.ナイキストの安定判別法により、制御系の安定性を判別できる。

過渡応答(インパルス応答およびステップ応答)

ラプラス変換と伝達関数(その1)

1

2

3

4

5

自動制御系の基本構成

教科書:田中正吾 編著「制御工学の基礎」森北出版

ブロック線図

ナイキストの安定判別法

基本的伝達関数の過渡応答

制御工学Ⅰ

周波数応答と周波数伝達関数

ベクトル軌跡(その1)

ベクトル軌跡(その2)

ボード線図(その1)

評価方法

定期試験80%(中間試験+期末試験)、課題レポートや小テスト20%を目安として評価する。再試験は各試験につき1回実施する総合評価に対する再試験は全範囲とし、1回実施する(再試験の評価は最高で60点)。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って解説を行う。本科目は5年前期「制御工学Ⅱ」の前編である。

制御系の安定性について(フィードバックの意義)

学習内容

テキストおよび参考図書

自動制御系の分類

ラプラス変換と伝達関数(その2)

伝達関数によるシステム表現

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的 本講義では、制御系を解析するための基礎を学ぶ。

【Control Engineering Ⅰ】

担当教員名 越地 尚宏

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E13

授業時数 30

JABEEプログラム目標

B-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

メモリーシステム(2)

到達目標

(1)特定のマイクロプロセッサーにおけるインストラクションセットを理解し,アセンブリーコードが書ける.(2)マイクロプロセッサーを作成する視点から,マイクロプロセッサーの基本的なアーキテクチャーを説明できる.(3)プログラミングに必要なレベルにおいて,コンピューターシステム全体を説明できる.

単一サイクルプロセッサー(2)

アセンブリプログラミング(1), Raspberry Pi (ARM)

1

2

3

4

5

アセンブリ言語,機械語(1),Raspberry Pi (ARM)

(1)ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ,David Mony Harris, Sarah L. Harris,翔泳社(2)ARMで学ぶアセンブリ言語入門,出村成和,シーアンドアール研究所(3)Raspberry Pi ASSEMBLY LANGUAGE(RASPBIAN BEGINNERS),BRUCE SMITH,CreateSpace   Independent Publishing Platform

単一サイクルプロセッサー(1)

まとめ

マルチサイクルプロセッサー(1)

計算機アーキテクチャⅡ

マルチサイクルプロセッサー(2)

パイプラインプロセッサー(1)

パイプラインプロセッサー(2)

メモリーシステム(1)

評価方法期末テスト50%, 課題・レポート・プログラム作品50%で評価する.再試験は実施しない.60点以上を合格とする.

授業の進め方と履修上の注意

教科書(1)の6章以降に基づいて授業を行う.教科書(1)の5章までのデジタル回路はすでに習得しているものとする.デジタル回路の理解が不十分な者は,5章までを読んで適宜復習すること.教科書(1)ではMIPSアーキテクチャーに基づいて解説を行うが,アセンブリコードを理解するために教科書(2)と(3)を使用し,ARMのアセンブリコードも学習する.

先進的アーキテクチャー

学習内容

テキストおよび参考図書

アセンブリ言語,機械語(2), Raspberry Pi (ARM)

アセンブリプログラミング(2), MIPS

アセンブリプログラミング(3), MIPS

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

この授業では,コンピューターのアーキテクチャー,特にマイクロプロセッサーに関するアーキテクチャーについて学習する.コンピューターに関する種々雑多なアーキテクチャーの知識を増やすことを目的とするのではなく,マイクロプロセッサーを作るために必須でかつ重要な部分を理解することを目的とする.

【Computer Architecture Ⅱ】

担当教員名 加藤 直孝

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

アナログ電子回路

【Theory of Electronics Circuits】4年電気電子工学科

担当教員名 江藤 信一 シラバスコード 4E14

科目情報 通年 専門科目 必修科目 講義 2単位 授業時数 60

授業の目的 本科目では、まず、ダイオードやバイポーラトランジスタを初めとする半導体の構造やそれらの動作原理の概要を学ぶ。次に、これらの半導体を用いた種々の増幅回路やその他の応用回路について、その動作原理を理解し、それらの回路の設計ができる能力を身につけることを目的とする。

到達目標1.ダイオード、バイポーラトランジスタなどの各種半導体の動作原理を理解する2.バイポーラトランジスタを用いた各種増幅器の動作原理やその特徴を理解する3.様々な半導体を用いた応用回路について理解し、その動作原理を理解できる

JABEEプログラム目標

B-1

評価方法

前期、後期ともに中間試験と定期試験を100点法により評価し、4つの試験の点数の平均点を取る(80%)。また、演習問題等の課題を20点法により評価し、全ての課題の平均を取る(20%)。再試については、各試験について1回のみ行い、その評価点数の上限は70点とする。全体的な評価が60点以上を合格点とする。

授業の進め方と履修上の注意

基本的に、教科書の内容に基づいて、授業を進めるが、教科書だけでは不足する場合には、補足プリントを用いた説明も行う。また、適宜、演習問題を配布し、それまでの講義の内容の復習を行う。

テキストおよび参考図書

教科書:二宮 保、小浜 輝彦 共著 「学びやすい アナログ電子回路」 昭晃堂参考書:大類重範 著 「アナログ電子回路」 日本理工出版会 堀桂太郎 著 「アナログ電子回路の基礎」 東京電機大学出版局 堀桂太郎 著 「よく分かる電子回路の基礎」 電気書院 家村道雄 著 「入門 電子回路 アナログ編」 オーム社

学習内容

1 真性半導体と不純物半導体2 P形半導体とN形半導体3 PN接合(ダイオード)4 バイポーラトランジスタの構造とその動作原理 5 電界効果トランジスタの構造とその動作原理6 バイポーラトランジスタの静特性7 静特性を用いたエミッタ接地増幅器の動作原理8 静特性とhパラメータの対応9 hパラメータを用いた増幅器の動作原理(その1)

10 hパラメータを用いた増幅器の動作原理(その2)11 各種バイアス回路の安定化の原理(その1)12 各種バイアス回路の安定化の原理(その2)13 RC結合増幅器の基礎14 RC結合増幅器の周波数特性(その1)15 RC結合増幅器の周波数特性(その2)16 負帰還増幅回路の原理17 負帰還の効果18 負帰還を用いた各種増幅器(その1)19 負帰還を用いた各種増幅器(その2)20 電力増幅回路の基礎21 A級電力増幅器22 B級プッシュプル電力増幅器23 SEPP24 オペアンプの基礎と内部回路の概要25 オペアンプを用いた各種演算回路26 差動増幅器27 発振回路の動作原理28 RC発振回路、LC発振回路29 振幅変調・復調および周波数変調・復調30 電源回路

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E15

授業時数 30

JABEEプログラム目標

B-1B-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

電子回路CADとプリント基板設計(2)

到達目標1.マイクロコンピュータを利用した簡単な機器の仕組みを説明できる。2.マイクロコンピュータとセンサを組み合わせた基本回路の利用ができる。3.アイデアを簡単なマイコン装置を用いて実現できる。

A/D変換、D/A変換及び各種インターフェース

マイコンを用いたシステムの具体例

1

2

3

4

5

マイコンとその組み込みシステム開発手順

教科書:センシング入門 西原 主計編 河原崎 徳之他共著、オーム社教 材:各種半導体規格資料(英語)、配布プリント関連参考書:組み込みシステムのハードウェア設計入門講座 坂巻佳壽美 電波新聞社、      センサと計測で学ぶPICマイコン講座 秦明宏 CQ出版社など

マイコンのプログラミング 

提案の評価とまとめ

中間まとめ

マイコン応用

各種センサ回路(1)

各種センサ回路(2)

マイコン応用に関連する特別英語講義

電子回路CADとプリント基板設計(1)

評価方法 中間試験50[%]、期末試験50[%]の割合で100点満点評価し60点以上を合格とする。 再試験は全範囲とし1回実施する。再試験は100点満点で60点以上を合格とし評点は60点とする。

授業の進め方と履修上の注意

 ワンチップマイコン、電気電子計測、計算機アーキテクチャⅡ、アナログ電子回路、ディジタル電子回路、プログラミングなどの知識を総合して、簡単なマイコンシステムの提案ができるようにする。まず基本装置を用いて回路構成、インターフェース機能の学習を経てテストプログラムの動作を理解する。次に各種センサーについて学習し種々のマイコン装置への応用能力を養成する。その後電子回路CADを活用したマイコン装置設計例に発展させる。半導体の英文規格資料も使用し、英語による特別講義の実施と併せ、技術者としてのコミュニケーション能力養成についても配慮する。

マイコンを用いたシステムの提案

学習内容

テキストおよび参考図書

マイコンの構成要素

マイコンを用いた基本装置の回路と製作

マイコンを用いたテストプログラム 

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的 コンピュータの知識をもとに、各種の応用機器について理解を深め、マイクロコンピュータ(マイコン)を各種機器や計測装置に応用し基本的なシステム構成ができるようにする。マイコン装置による計測や制御に使用するセンサ活用の基礎能力を修得する。

【Microcomputer Applications】

担当教員名 池田 隆

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E16

授業時数 30

JABEEプログラム目標

B-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

アフィン変換

到達目標1.2値画像処理について説明できる。2.画像フィルタについて原理と特徴を説明できる。3.画像処理の実用システムの例を説明できる。

2値化処理(その2)

ヒストグラム、濃度変換

1

2

3

4

5

ディジタル画像について

教科書:CG-ARTS協会編 ビジュアル情報処理参考図書:酒井幸市 著 ディジタル画像処理入門教材:配布プリント

2値化処理(その1)

パターン認識(その2)

色の3原色

画像情報

色要素抽出

疑似カラー

ガンマ補正

トーンカーブ

評価方法定期試験(70%)、課題レポート(30%)を原則とする。再試験は原則として学年末に一度のみ行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

授業は、基本的に教科書に沿って進めるが、適宜プリントを配布する。また、基本的な画像フィルタのプログラミングを行い、サンプル画像を用いて画像処理し、処理前後の画像を確認する。

パターン認識(その1)

学習内容

テキストおよび参考図書

サンプリングと量子化

雑音を取り除くフィルタ

輪郭を抽出するフィルタ

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的画像データの基礎的な処理技術、特にフィルタリングに関して解説し、入力画像に対してフィルタを適用することでノイズ除去等を行い必要な情報をを取り出す基本技法を学習する。

【Image Processing】

担当教員名 嶋田 英樹

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E17

授業時数 30

JABEEプログラム目標

B-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

共振

到達目標1.計測誤差、単位系について説明できる。2.主要な指示型計器の構造、動作について説明できる。3.基本的な計測用電子回路について説明できる。

計測用電子回路(計測に関連するオペアンプ回路)

単位と標準

1

2

3

4

5

電気電子計測の概要 

教科書:電気電子計測 廣瀬 明 数理工学社参考図書:COCET3300 成美堂

交流計測 

計測システム

計測用電子回路(各種センサー) 

電気電子計測

ディジタル計測

波形  

周波数・位相

雑音

評価方法中間試験50[%]、期末試験50[%]の割合で100点満点評価し60点以上を合格とする。再試験は全範囲とし1回実施する。再試験は100点満点で60点以上を合格とし評点は60点とする。

授業の進め方と履修上の注意

 講義を中心に、実際の計測器などを併用提示しながら解説する。基礎事項のチェックの小試験、課題などを通して理解度を確認する。学修単位科目であり、授業に際しては、十分な予習復習が必要である。授業に関する演習課題などでの予習・復習を必須とする。専門用語等は英語での学習も進める。

伝送線路とインピーダンスマッチング

学習内容

テキストおよび参考図書

誤差

指示計器

直流計測

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 2単位 学修単位

授業の目的これまでに学習した電気・電子・情報処理に関する知識を元に、電子計測の基礎、計測結果の取り扱い、各種の指示型計器から基本的な計測用電子回路、計測システムなどについて理解する。

【Electrical and Electronic Measurements】

担当教員名 池田 隆

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E18

授業時数 30

JABEEプログラム目標

F-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

事故事例3(シンドラーエレベータ事故)

到達目標1.安全の原理原則を理解する.2.国際規格ISO12100における安全の設計原理を理解する.3.機械安全において設計者としてするべきことを理解する.

止めない・止める・止まる・止まらない

安全の原理及びリスク

1

2

3

4

5

もの作りと自己の歴史 ~事故の原因と責任を考える~

教材   :講義プリント参考図書 :安全な機械の設計 A.ノイドルファー著 NPO安全工学研究所出版

被害者と加害者の安全

総演習

日本の製品・CEマーク

安全工学

安全構造・インターロック

赤渡し,青渡し

事故事例1(製麺機の刃の不意の起動)

事故事例2(六本木ヒルズ回転ドア事故)

評価方法演習課題50%,期末試験50%の結果から総合的に判断する.再試は行わない.評価基準:60点以上を合格とする.

授業の進め方と履修上の注意

講義プリントによる講義・演習を中心に行う.

事故事例4(玉突き事故)

学習内容

テキストおよび参考図書

安全の原理・フェールセーフ

事故・責任とは?日本の安全の現状

リスクベース社会,平衡性原理

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

 福岡及びチェルノブイリの原発事故,セベソの農薬工場の爆発事故,ボパールの猛毒ガス爆発事故など,巨大システムの事故は,一度に多数の犠牲者と広範囲の環境破壊をもたらすという現代科学技術の脆さを表している.また,シュレッダー事故,流水プール事故,エレベータ事故,回転ドア事故など,我が国で引き続き起こっている子供が犠牲となっている事故は,機械設備の技術の論理的責任が問われている.本講義では,事故の防止技術について,国際規格の特にシステム安全の立場から学ぶ.

【Safety Engineering】

担当教員名 南山 靖博

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E19

授業時数 30

JABEEプログラム目標

F-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

工業倫理事例発表(4)

到達目標

1.工業高等専門学校での修業目標や動機付けの確認ができる。2.生徒自身が自分で情報を収集し、自分の将来について時間を持って考えることができる。3.技術者の倫理を含む諸問題を提起し学生自身が考えることができる。4.自分の考えを論理的に発言(あるいはプレゼンテーション)できる。

セキュリティ犯罪

企業における知的財産戦略

1

2

3

4

5

技術者倫理、工業倫理概説

教科書:新井康平、ユビキタス社会における情報基礎概論、学術図書出版、講義資料:その都度配布する。

ネットワークセキュリティ

工業倫理事例発表(6)

中間試験

工業倫理

ユビキタス社会における倫理

工業倫理事例発表(1)

工業倫理事例発表(2)

工業倫理事例発表(3)

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)90%、課題レポート10%を目安として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

授業の予習、講義中、復習(課題・レポートなど)により理解度、修学程度をチェックする。倫理に関する最近の話題を題材にする。新聞、テレビなどによく目を通すこと。自他の発表の際はメモを取り、論旨を確認し、工業倫理の観点からコメントを書くこと。

工業倫理事例発表(5)

学習内容

テキストおよび参考図書

企業におけるインテグリティとコンプライアンス

倫理に係る法制度体系(PL法)

係争事例

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

現代社会において倫理感の欠如、低落に起因した事件、事故、不祥事、訴訟問題等枚挙に暇がない。安心・安全・快適な市民生活を工業の分野から支えるべき技術者の具備すべき資質の一つとしての「倫理」をその精神から法制度的知識等にいたる事柄を先行事例から学ぶ。特に昨今、大きな社会問題となっている情報セキュリティおよび知的財産に関連する諸問題、組織におけるインテグリティとコンプライアンスの確保のための倫理等を先行事例として取り上げ、議論を通じて学べるようにする。

【Engineering Ethics】

担当教員名 新井 康平

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E20

授業時数 30

JABEEプログラム目標

E-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

Appendix1:Presentation Aid

到達目標1.英語で書かれた基本的な理工系の文章の内容を理解できる。2.簡単な理工系の知識や概念を英語で表現できる。3.理工系の解説文を再構成し英語で表現できる。

Unit6:Electricity

Unit3:Sound

1

2

3

4

5

Unit1:What is Physics?

教科書:Makoto Imura著 「Basic English for Physics」センゲージラーニング(株)

Exercise 1

Summary

Unit7:Electromagnetism

工業英語

Unit8:Work and Energy

Unit9:Thermodynamics

Unit10:From Atom to Cosmos

Exercise 2

評価方法試験(中間試験+期末試験)80%、課題レポート20%として評価する。再試験は全範囲について1回行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って解説を行う。

Appendix2:Glossary

学習内容

テキストおよび参考図書

Unit2:Light

Unit4:Force

Unit5:Motion

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的 技術者として必要な英語コミュニケーション能力を身につける。

【English for Engineers】

担当教員名 ウリントヤ

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E21

授業時数 30

JABEEプログラム目標

D-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

pn接合半導体とデバイスの基礎

到達目標1.材料の基礎知識が理解できる。2.導電体の特性について説明できる。3.半導体・誘電体の特性について説明できる。

確認試験(中間試験)

電気・電子材料の基礎(1)

1

2

3

4

5

結晶学の基礎(結晶構造)

教科書: 新インターユニバーシティ 電気電子材料 鈴置 保雄 編著(オーム社)参考図書: 電気・電子材料の物性 小山,樋浦共著(学献社)配布プリント

エネルギーバンド構造

磁性材料とその性質

電気を通す導電材料とその性質(1)

電気電子材料

電気を通す導電材料とその性質(2)

半導体材料の性質

半導体の電気伝導機構

半導体のキャリアと密度

評価方法

中間試験を実施した場合は中間試験50%、期末試験50%の合計100%として評価し、中間試験を実施しなかった場合は期末試験のみの100%として評価する。レポートを課した場合は提出が必須となる。再試験は必要に応じて実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

プリントを適宜配布しながら講義を実施する。途中レポート提出を課す場合がある。出欠はきびしくとり、他の学生に迷惑がかかるような学習態度が見られる場合は途中退席を命じる。講義において不明な点は授業の妨げにならない程度でその都度質問に応じる。講義内容は電気・電子材料の固体物性を基本とするため、物理学の復習や授業内容の復習を欠かさないことを推奨する。課題遂行状況に応じて中間試験実施の有無を決定する。

絶縁材料とその性質

学習内容

テキストおよび参考図書

結晶学の基礎(方位や面のミラー指数)

電気・電子材料の基礎(2)

電気・電子材料の基礎(3)

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

 現代のエレクトロニクス産業の基盤をなす機能性材料の電気的・光学的特性を理解するためには、マクロ的組織の特徴を学習するだけでなく、原子・分子配列や電子・フォノン等の結晶中における挙動についての専門的知識を養わなければならない。本講義では、電気・電子材料ならびに半導体・誘電体に関する電気・電子特性と材料の基本的性質との関連について学習する。

【Electro & Electrical Materials】

担当教員名 奥山 哲也

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E22

授業時数 120

JABEEプログラム目標

C-1C-2C-3

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

追再実験、報告書整理巻線形誘導電動機の速度制御

追再実験、報告書整理追再実験、報告書整理ガイダンス単相変圧器の実負荷試験単相変圧器の並行運転および三相結線 かご形誘導電動機の実負荷試験

系統連系試験追再実験、報告書整理追再実験、報告書整理

円線図法による三相誘導電動機の特性算定三相同期発電機の特性試験追再実験、報告書整理三相同期電動機の特性試験各種パワーデバイスの特性試験および電力変換制御単相PWMインバータの動作波形および入出力特性の測定

直流電動機の負荷特性追再実験、報告書整理直流直巻電動機の負荷特性分巻または複巻直流機の無負荷損の分離単相変圧器の特性試験 太陽光発電システム

単相交流回路の基礎的実験三相交流回路の基礎的実験直流機の無負荷運転追再実験、報告書整理直流電動機の速度制御直流発電機の負荷特性

授業の進め方と履修上の注意

1クラスを10班(1班4~5人程度)に分けて、20テーマの実験を行う。下記の学習内容は1班の例である。他班は、実験設備の都合上、実験テーマの順番が異なる。 実験後、次の授業の開始時までに実験報告書を提出させる。ただし、実験方法や報告書に誤りがある場合は、再提出させる。

関連科目:電気機器工学、アクチュエータ、パワーエレクトロニクス、パワーエレクトロニクス応用

テキストおよび参考図書

教材:電気機器実験プリント

学習内容

ガイダンス

授業の目的

教科書だけでは学ぶことができない、電気機器の基礎的な取扱いから高度な取扱いまでを、実験によって体得する。また、実験における態度、慎重さ、安全管理、結果の評価に対する力、共同で実験・実習を遂行できる力を身につける。 さらに、工業製品を作る技術に必要な「教科書から学んだ理論」と「実際の製品」の違いを理解する。加えて、社会に出て重要となる「報告書」の書き方を習得する。

到達目標

1.直流機の実験を計画、遂行し、データを解析、考察し、説明できる。2.変圧器の実験を計画、遂行し、データを解析、考察し、説明できる。3.交流機の実験を計画、遂行し、データを解析、考察し、説明できる。4.パワーデバイスの実験を計画、遂行し、データを解析、考察し、説明できる。

評価方法報告書により評価する。評価基準:60点以上を合格とする。

電気機器実験

担当教員名 山本 哲也、越地 尚宏、吉田 智博、宮崎 浩一

科目情報 通年 専門科目 必修科目 実験 4単位

4年電気電子工学科

【Experiments in Electrical Machinery】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E23

授業時数 30

JABEEプログラム目標

G-1

1.受け入れ先で準備されたテーマに添って実験、試験、開発、製造等を体験する。2.受け入れ先の現場の見学、企業人との交流を行う。3.インターンシップ報告書の作成。4.実施後の報告会で発表を行う。

 実習受け入れ企業等において、受け入れ先から与えられたテーマ、実習計画に従って、夏期休業期間中に行う。実地体験を通して実社会の現場での工業活動を体験する。

到達目標1.企業等での実習体験により、技術活動での理解力、表現力、交渉力を習得する。2.実習を遂行するなかで、社会における人間関係を習得する。3.実際の企業等の技術活動の一端を理解し、将来の進路設計に役立てる。

授業の進め方と履修上の注意

学習内容

 学生自身の興味や将来計画を参考にして実習先を決定する。受け入れ先で準備されたテーマに従って実習に従事する。期間は4日間以上とする。詳細については、別途ホームルームなどで説明を行なう。

テキストおよび参考図書

 企業等受け入れ先で準備された各種資料

前期 専門科目 選択科目 実習 1単位

授業の目的

短期インターンシップ

4年担任、学科長

【Short Term Internship】4年電気電子工学科

担当教員名

科目情報

評価方法 本校のインターンシップ手帳、実習内容をまとめた報告書及び企業担当者の評価を総合して100点満点で評価する。60点以上を合格とする。再試験は原則として実施しない。

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E24

授業時数 30

JABEEプログラム目標

D-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

三相交流回路

到達目標1.電磁気に関するさまざまな基本問題を解くことができる。2.電気回路に関するさまざまな基本問題を解くことができる。3.電子回路に関するさまざまな基本問題を解くことができる。

直流回路 (1) オームの法則とキルヒホッフの法則

静電気 (3) コンデンサ

1

2

3

4

5

静電気 (1) クーロンの法則

参考書:佐藤秀則ほか 著『電気回路教室』、森北出版。その他の参考書は必要に応じてそのつど紹介する。関連する授業科目の教科書も参照すること。

電流と磁気 (3) インダクタンス

ダイオードとトランジスタの基礎

直流回路 (2) テブナンの定理と回路方程式

電気電子工学演習

直流回路 (3) ブリッジ回路

交流回路 (1) 正弦波交流

交流回路 (2) インピーダンスおよび交流電力

過渡現象

評価方法授業時の演習30%、課題・小試験等70%で評価する。定期試験は行わない。評価基準:60点以上を合格とする。再試験等は行わない。

授業の進め方と履修上の注意

受講者は授業時間中に与えられた演習問題を解く。担当教員は適宜、本質を理解するための考え方などを解説する。理解を確実なものにするため、課題および小試験を課す。

論理回路

学習内容

テキストおよび参考図書

静電気 (2) 電界と電位

電流と磁気 (1) 定常電流による磁界

電流と磁気 (2) 電磁誘導

科目情報 前期 専門科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的 電磁気学、電気回路、電子回路の基本問題の演習をつうじて、確かな基礎力を身につける。

【Exercises of Electro-Electrical Engineering】

担当教員名 山口 崇

4年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 4E25

授業時数 30

JABEEプログラム目標

-

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

電子回路(ダイオード、トランジスタ)

到達目標1.電気電子工学に関する基礎知識を習得する。2.簡単な電気回路、電子回路の動作を理解する。3.機械工学における電気電子工学の応用について理解する。

電磁気の基礎(直流発電機、自己インダクタ)

直流回路の基礎(合成抵抗、ブリッジ回路)

1

2

3

4

5

電気一般(電気に関わる歴史、使用単位)

教科書:伊理正夫 監修 「電気・電子概論」 実教出版参考書:押本愛之介、岡崎彰夫 共著 「電気・電子工学概論」 森北出版

電磁気の基礎(電磁力、電磁誘導と直流電動機)

電子回路(その他の半導体とその応用)

電磁気の基礎(静電気に関するクーロンの法則)

電気電子工学概論

電磁気の基礎(コンデンサ)

交流回路(正弦波交流とベクトルによる表現)

交流回路(インピーダンスについて)

交流回路(交流電力)

評価方法

前期、後期ともに中間試験と定期試験を100点法により評価し、4つの試験の点数の平均点を取る(90%)。また、演習問題を20点法により評価し、全ての演習問題の平均を取る(10%)。再試については、各試験について1回のみ行い、その評価点数の上限は70点とする。全体的な評価が60点以上を合格点とする。

授業の進め方と履修上の注意

基本的に、教科書の内容に基づいて、板書により説明するが、教科書だけでは不足する内容も多々あるため、補足プリントを用いた説明も行う。また、適宜、演習問題を配布し、それまでの講義の内容の復習を行う。平成26年度は、4年生に編入学生が在籍しないため開講されない。

関連科目 電気工学実験

電子回路(サイリスタとその応用)

学習内容

テキストおよび参考図書

直流回路の基礎(起電力、電圧降下、抵抗)

キルヒホッフの法則、テブナンの定理

電磁気の基礎(磁気に関するクーロンの法則)

科目情報 前期 専門科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的

電気電子工学の分野のみならず、機械工学においても電気電子工学に関する知識は必要である。本科目では、電気電子工学における基礎理論(電気回路や電気磁気学)を出発点として、その応用である電気計器やシンクロスコープを初めとする電気計測器の動作原理や誘導電動機などの電気機器の動作原理やそれらの電気的特性について学ぶ。なお、本科目は4年生に編入学生が在籍する場合に開講される。

【Introduction to Electrical and Electronics Engineering】

担当教員名 ウリントヤ、平川 靖之、池田 隆

4年電気電子工学科

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5 年

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電気電子工学科

前 後 前 後 前 後 前 後 前 後国語 I 4 2国語 II 2 4国語 III 2 2倫理 2 2地理 2 2

世界史 2 2政治・経済 2 2

日本史 2 2数学 I 6 6

数学 IIA 4 4数学 IIB 2 2数学 IIIA 4 4数学 IIIB 2 2

物理 4 4化学 I 4 2化学 II 2 2生物 2 2英語 I 4 4

英語演習I 2 2英語II 2 4

英語演習 II 2 2英語III 2 2

英語演習 III 2 2英語 IV 2 2英語 V 2保健 2体育 I 2 2体育 II 2 2体育 III 2 2体育 IV 2体育 V 2

芸術 音楽 228 28 24 28 16 16 2 4 4 0

西欧文化論 2中国思想史 2文化人類学 2日本思想史 2

法学 2アラブ文化 2 (2) (2)東洋文学史 2 (2)技術哲学 2 (2)経済学 2 (2)

スポーツ科学 2 (2)政治学 2 (2)

歴史学入門 2 (2)時事英語 2 (2)実用英語 2 (2)英語講読 2 (2)中国語 I 2 (2)中国語 II 2中国語 III 2韓国語 I 2 (2)韓国語 II 2韓国語 III 2ドイツ語 I 2 (2)ドイツ語 II 2ドイツ語 III 2

3 以上

78 以上 28 28 24 28 16 16

備      考5年

32

社会

22

1年 2年 3年 4年

必修科目

国語

3

授  業  科  目 単位数

22

平成26年度 5年毎 週 授 業 時 数

2

数学

64242

1

理科

4322

英語

4232222

1

1

1

11

保健・体育

122211

必修科目修得小計 75

11

選択科目

Ⅰ群

(人文社会科学系

1

1

Ⅱ群

(語学系

1

2単位以上修得(開講科目は変更する場合がある、修得できなかった科目は「(2)」で表記されている時期に履修できる)

11

1

1

1選択科目修得小計 6 以上

1単位以上修得(開講科目は変更する場合がある、修得できなかった科目は「(2)」で表記されている時期に履修できる)

1111

一般科目修得合計 16 以上

111111

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専門科目 電気電子工学科

前 後 前 後 前 後 前 後 前 後電気電子工学基礎 2

電気磁気学Ⅰ 2電気磁気学Ⅱ 2 2電気磁気学Ⅲ 2電気回路Ⅰ 2電気回路Ⅱ 2 2電気回路Ⅲ 2 2

気体電子工学 2 2半導体工学 2

半導体デバイス 2応用物理Ⅰ 2 2応用物理Ⅱ 2 2積分変換 4

ベクトル解析・複素関数 4電気機器工学 2アクチュエータ 2

パワーエレクトロニクス 2パワーエレクトロニクス応用 2

高電圧工学 2 学修単位電力発生工学 2送電システム 2配電システム 2電熱・空調 2照明設備 2

機械工学概論 2 2制御工学Ⅰ 2制御工学Ⅱ 2

プログラミングⅠ 2 2プログラミングⅡ 2プログラミングⅢ 2

計算機アーキテクチャⅠ 2計算機アーキテクチャⅡ 2ディジタル電子回路 2 2アナログ電子回路 2 2ワンチップマイコン 2

マイコン応用 2画像情報 2

電気電子計測 2 学修単位通信工学 2

データ通信 2通信ネットワーク 2

安全工学 2工業倫理 2電気法規 2

信頼性工学 2システム工学 2

工業英語 2電気電子CAD 2 2電気電子材料 2電気電子設計 2

電気電子工作実習 2機械工作実習 2

創造実験 2化学実験 4

応用物理実験 4電気電子基礎実験 4

電気機器実験 4 4電力実験 4電子実験 2 2通信実験 2卒業研究 4 8

4 6 10 8 18 20 28 28 28 24  2

22 4年編入生のみ履修可

20 以上

89 以上 4 6 10 8 18 20 28 28 28 24

修得単位数総計必修科目 28 28 24 28 16 16 2 4 4 0選択科目 3 以上

小計 78 以上 28 28 24 28 16 16必修科目 4 6 10 8 18 20 28 28 28 24選択科目 0 以上

小計 89 以上 4 6 10 8 18 20 28 28 28 24167 以上 32 34 34 36 34 36

授  業  科  目 単位数 備      考

電気電子基礎

1

毎 週 授 業 時 数1年 2年 3年 4年 5年

21122

1

22

2

1

1

2211

2

11

1

エネルギー

・制御

11

1121

2

2

1

11

1

1

1

1

工業・設計

11

1

1

22

コンピ

ュー

タ・情報通信

1

実験・実習

11

11

1

1

11

2

4221

1222

89

選択科目

短期インターンシップ 1電気電子工学演習 1電気電子工学概論 1

必修科目

1

16 以上

以上

一般75

124

6

専門89

総修得単位数

以上

産業デザイン論 1選択科目小計

専門科目修得合計

6必修科目小計

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E01

授業時数 30

JABEEプログラム目標

E-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

仮定法

到達目標

1.テキスト学習により、高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や  構文を習得する。2.速読活動により、毎分100語程度の速度で平易な物語分などを読み、その概要を  把握できる。3.会話活動により、自分や身近なことについて、前もって準備をすれば口頭説明が  でき、口頭で簡単なやり取りや質問ができる

中間テスト

不定詞構文

1

2

3

4

5

主述関係(P68~)

英語の構文150英語速読トレーニングLeve 2参考図書:文法書及び辞書は必ず持参すること。

関係詞構文(P82~)

否定

無生物主語構文

英語Ⅴ

共通と省略

目的・結果・程度・時間

強調

譲歩・対比

評価方法試験90%、課題10%を目安として評価する。再試験は原則として行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

毎回課題を与えるので、予習及び復習を必ず行うこと。出席は授業の最初にとるので、遅刻者は授業終了後に理由を報告し、訂正を願い出ること。受け身的に知識を得ようとせず、自ら学びとる姿勢を持つこと。

条件・主張・根拠

学習内容

テキストおよび参考図書

It構文

動名詞構文

分詞を使った構文

科目情報 前期 一般科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

1. 授業は、単元終了ごとにショートテストを行う。復習を欠かさないこと。2.速読活動を行う。3.5分程度の英語による説明の活動を行う。4. 本時の学習項目を学習する。

【English Ⅴ】

担当教員名 金城 博之

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E02

授業時数 30

JABEEプログラム目標

-

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

試合(リーグ戦)⑥

到達目標

1. 各種競技技術を習得する。2. ルールを理解し、安全に実践する能力を身につける。3. 多くの運動種目に接することにより、生涯を通して運動に親しみ、健康な生活を営むことができる態度を養う。

実践練習及び簡易試合③

基本練習②

1

2

3

4

5

オリエンテーション(選択種目決め)

イラストでみる最新スポーツルール(2014) 大修館書店

実践練習及び簡易試合②

実技テスト②

試合(リーグ戦)①

体育Ⅴ

試合(リーグ戦)②

試合(リーグ戦)③

試合(リーグ戦)④

試合(リーグ戦)⑤

評価方法実技テスト50%、各実技課題毎に実習に取り組む態度50%を目安として評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験を行う。

授業の進め方と履修上の注意

選択種目については人数、施設状況によって決定する。段階にあわせた達成可能な技術の提供を行う。スポーツをするのに相応しい服装・シューズを着用すること。ただし病気・怪我等で実技ができない場合は、レポート提出。

実技テスト①

学習内容

テキストおよび参考図書

基本練習①

基本練習③及びルール説明

実践練習及び簡易試合①

科目情報 前期 一般科目 必修科目 実技 1単位

授業の目的1. 体力の向上と運動技術の習得をはかり、健康で強靭な心身を養う。2. ルールや規則を守り、安全に留意し、運動を通して健全な人間関係を保つ態度を養う。

【Physical Education Ⅴ】

担当教員名 岸本 裕歩、明官 秀隆

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E03

授業時数 30

JABEEプログラム目標

D-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

太陽電池

到達目標

1.単体の半導体デバイスの動作メカニズムと電気特性を理解し説明できる。2.バイポーラトランジスタのデバイス構造を理解し,エネルギーバンド図を用いて  静特性を説明できる。3.MOSFET(電界効果トランジスタ)のデバイス構造を理解し、素子動作を説明でき  る。4.光電変換デバイスの動作原理を理解し、光電特性を説明できる。

MOSキャパシタの静電容量

シリコン制御整流器(SCR)

1

2

3

4

5

バイポーラトランジスタの構造

教科書:半導体工学 第2版、東京電機大学編

MOSキャパシタの現象

発光ダイオード(LED)

MOS形電界効果トランジスタ(MOSFET)の構造

半導体デバイス

MOS形電界効果トランジスタ(MOSFET)の電気特性

バイポーラ集積回路

MOS大規模集積回路(MOS LSI)

半導体の光電変換

評価方法試験(中間試験+期末試験:80%)、レポート20%で評価する。再試験は1回実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書を中心に講義を進め、適宜補助教材を配付して使用する。デバイス構造を理解し、素子動作のイメージと式との関係理解に重点を置いて講義を進める。

本科目は、「半導体工学」の継続である。

各種の太陽電池

学習内容

テキストおよび参考図書

バイポーラトランジスタの電気特性(静特性)

電界効果トランジスタの基礎概念

接合形電界効果トランジスタ(JFET)

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的「半導体工学」で学習した半導体物性に基づいて単体の半導体デバイスの基本的な動作および電気特性について学び、単体デバイスから集積回路を構成する技術を理解する。また、光電変換用半導体デバイスの基本的な動作および電気特性について学ぶ。

【Semiconductor Device】

担当教員名 吉田 智博

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E04

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1A-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

交流電圧調整回路

到達目標1.交流や直流の電力変換回路の動作原理を説明でき、電圧電流の計算ができる。2.インバータの動作原理を説明でき、電圧電流の計算ができる。3.パワーエレクトロニクス回路を製作できる。

電流形インバータ

共振形コンバータ

1

2

3

4

5

降圧チョッパ

教科書:野村弘・藤原憲一郎・吉田正伸著,PSIMで学ぶ基礎パワーエレクトロニクス,電気書院参考書:古橋武著、パワーエレクトロニクスノート、コロナ社

電圧形インバータ

電動機の可変速駆動

インバータの出力電圧制御法

パワーエレクトロニクス応用

PWMインバータ

三相インバータ

インバータによる交流電動機制御

インバータ回路の製作

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)60%、課題レポート20%、製作回路20%を目安として評価する。再試験は各試験につき原則1回実施し、100点満点で60点以上を60点とする。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書やプリントを用いて講義を行う。また、理解度を確認するために、演習問題などの課題レポートを与える。さらに、理解を深めるために、各自パワーエレクトロニクス回路を製作して動作を確認する。

関連科目:電気回路、デジタル電子回路、アナログ電子回路、アクチュエータ、制御工学、     パワーエレクトロニクス

サイクロコンバータ

学習内容

テキストおよび参考図書

昇圧・昇降圧チョッパ

スイッチング制御回路の製作

降圧チョッパ回路の製作

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

直流を大きさの異なる直流に変換するためのDC-DCコンバータ、直流を交流に変換するためのインバータ、交流の電力や周波数の変換を行うための交流電圧調整回路やサイクロコンバータの原理と特性を学ぶ。さらに、各自でパワーエレクトロニクス回路を製作して動作を確認することで、理解を深める。

【Applications of Power Electronics】

担当教員名 宮崎 浩一

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E05

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

直接発電方式(3)〜燃料電池

到達目標1.電気エネルギーの発生に関わる基本技術の理解2.電気エネルギーの輸送と貯蔵に関わる基本技術の理解3.エネルギー・環境分野全般に関する国際的視野の涵養

原子力発電方式(2)〜核分裂反応断面積と中性子の一世代

火力発電方式(2)〜状態量と状態線図

1

2

3

4

5

エネルギー資源とその利用形態

教科書:西嶋 喜代人、末廣 純也 著 「電気エネルギー工学概論」 朝倉書店

原子力発電方式(1)〜原子核の結合エネルギー

エネルギー貯蔵技術(2)〜超伝導マグネットエネルギー貯蔵

原子力発電方式(3)〜原子炉の構成

電力発生工学

水力発電方式(1)〜ベルヌーイの法則

水力発電方式(2)〜水力発電所の構成

直接発電方式(1)〜MHD発電

直接発電方式(2)〜太陽光発電

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)90%、課題レポート10%を目安として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書を用いた講義を行う。その基礎は、熱力学、電気回路、電磁気学、物理化学である。新聞などの報道を通して、エネルギーに関わる社会情勢に関心を持つことも重要である。

エネルギー貯蔵技術(1)〜揚水発電

学習内容

テキストおよび参考図書

火力発電方式(1)〜熱力学の基礎

火力発電方式(3)〜汽力発電所の基本構成

火力発電方式(4)〜複合発電システム

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

現代文明の発展はエネルギー消費量増加のあゆみでもあり、特に電気エネルギーは変換効率、制御性などの長所のため、エネルギー需要に占める割合は益々増加する傾向にある。一方、化石燃料を一次エネルギーとするこれまでの発電方式は環境破壊等、様々な問題を抱えている。本講義では電気エネルギーの発生技術について従来方式と直接発電等、研究開発中の新しい方式について学ぶ。

【Electric Power Generation Engineering】

担当教員名 末廣 純也

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E06

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

電力システムの運用・制御(周波数制御)

到達目標1.電力システムの構成とその構成要素を説明できる。2.交流送電方式の特徴を説明できる。3.電力システムの運用と制御について説明できる。

送電線路の等価回路

送電方式(交流方式・直流方式)、架空送電経路

1

2

3

4

5

電力システムの構成

教科書:大久保 仁編著 新インターユニバーシティ「電力システム工学」オーム社参考書:関根泰次編著 「送配電工学」オーム社    松浦 編著 新世代工学シリーズ「電気エネルギー伝送工学」オーム社    鬼頭幸生著 「電気エネルギー工学」コロナ社

線路定数

電力システムの運用・制御(経済的運用)

線路定数の単位法表示

送電システム

三相交流システムと有効電力・無効電力

送電容量

電力円線図と有効電力・無効電力

電力潮流計算

評価方法

期末試験80%、課題レポート20%を原則とする。中間試験は行わない。再試験は原則1回のみ実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

基本的には、教科書に沿って講義をすすめる。必要に応じて演習問題等の課題を課す。本科目に関連する「電気主任技術者」資格試験の参考書等も併せて学習することを推奨する。なお、本科目は後期の「配電システム」に継続する。

電力システムの運用・制御(電圧制御)

学習内容

テキストおよび参考図書

三相交流送電(送電電圧・周波数)

地中送電経路

変電所

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的現代社会において、電気エネルギーは欠くことのできない基板エネルギーである。本科目では、発生した電気エネルギーを発電所から需要家まで供給する電力供給システムの制御と運用について、ハードウェアとソフトウェアの両面から学習する。

【Electric Power Transmission System】

担当教員名 山本 哲也

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E07

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

直流送電の構成

到達目標1.電力システムの安定性について説明できる。2.配電系統電圧の品質管理について説明できる。3.直流送電について、その特徴を理解・説明できる。

サージ現象(雷サージ、開閉サージ)

電力システムの故障計算(対称座標法)

1

2

3

4

5

電力システムの安定性(定態安定度)

教科書:大久保 仁編著 新インターユニバーシティ「電力システム工学」オーム社参考書:関根泰次編著「送配電工学」オーム社    松浦 編著新世代工学シリーズ「電気エネルギー伝送工学」オーム社    鬼頭幸生著「電気エネルギー工学」コロナ社

電力系統における過電圧

新エネルギー

絶縁協調

配電システム

配電システム

配電系統電圧の品質管理(高調波障害)

新しい配電システム(スマートグリッド)

直流送電の特徴

評価方法定期試験(期末試験)70%、課題レポート30%を原則とする。中間試験は行わない。再試験は学年末に原則1回のみ実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

基本的には、教科書に沿って講義をすすめる。必要に応じて演習問題等の課題を課す。本科目に関連する「電気主任技術者」資格試験の参考書等も併せて学習することを推奨する。なお、本科目は前期の「送電システム」の継続である。

交直変換

学習内容

テキストおよび参考図書

電力システムの安定性(過渡安定度)

電力システムの故障計算(三相交流発電機)

電力システムの故障計算(故障実例計算)

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的現代社会において、電気エネルギーは欠くことのできない基板エネルギーである。本科目では、発生した電気エネルギーを発電所から需要家まで供給する電力供給システムの安定性、配電システム、直流送電と新しい電力システムについて理解を深める。

【Electric Power Distribution System】

担当教員名 平川 靖之

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E08

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

熱負荷

到達目標

1.伝熱現象を理解し、簡単な熱計算ができる。2.発熱体や各種の電気加熱方式を理解できる。3.空気調和設備や冷凍機、ヒートポンプのしくみを理解できる。4.熱負荷を理解し、湿り空気線図を用いて空気調和の計算ができる。

電気乾燥

温度の測定と制御

1

2

3

4

5

伝熱と熱計算の基礎

教科書:佐藤清史 著『照明・電熱』、東京電機大学出版局。    井上宇市 監修『建築設備 〈第三版〉』、市ケ谷出版社。参考図書:堀 克彦 編著『改訂 工業用電気加熱』、省エネルギーセンター。     山田信亮 ほか 著『図解 空調設備の基礎』、ナツメ社。

電気炉

冷凍機とヒートポンプ

電気溶接

電熱・空調

家庭用電気加熱

空気調和の概要

空気調和設備

湿り空気線図

評価方法試験100%(中間試験50%、期末試験50%)で評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験は期末に1回実施する。

授業の進め方と履修上の注意

教科書にそって主にスライドを使って講義する。理解を深めるため適宜、演習問題をあたえる。本科目の内容は、「電気主任技術者」(電気加熱のみ)、「エネルギー管理士」の資格試験にも関連するので、それらの参考書などもあわせて学習することをすすめる。

加湿と減湿

学習内容

テキストおよび参考図書

電気加熱の概要

発熱体

耐熱・保温材料

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的生産設備や建築設備に広く使われる電気加熱と空気調和の基礎知識を修得し、電力の身近な応用への理解と省エネルギーへの関心を深める。

【Electric heating and Air-conditioning】

担当教員名 山口 崇

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E09

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

照度の計算(立体角投射の法則)

到達目標1.照明工学の基礎的な測光量や単位を習得し、単位変換の際の計算ができる。2.目の構造や白熱電球の基本的構造について説明ができる。3.ルーソー図が理解出来、光束、照度の計算ができる。

ルミネセンス

照明の基礎(測光量)

1

2

3

4

5

照明の基礎(放射と光)

教科書:佐藤清史 箸「照明・電熱」東京電機大学出版局参考著書:深尾保 著「改訂 電気応用Ⅰ」コロナ社     照明学会偏「大学課程 照明工学(新版)」オーム社

光源と発光の原理

視覚と色彩

放電現象

照明設備

白熱電球、蛍光ランプの原理と構造

配光の表し方

光束の計算

ルーソー図とその他の光束計算法

評価方法中間試験40%、期末試験40%、課題レポート20%を原則とする。再試験は各試験につき1回行う。総合評価に対する再試験は全範囲とし、原則1回のみ実施する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って講義を行う。理解度を確認するために演習問題などの課題を与える。

照度の計算(すい面積分の法則)

学習内容

テキストおよび参考図書

照明の基礎(照明工学の用語と単位)

照明の基礎(測光量間の関係)

目の構造と見え方

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的電気エネルギーは、一般に他のエネルギー形態に変換されて利用される。本講義は、光への変換を中心に扱い、照明工学の分野について基礎を理解習得すると共に、その技術を活用できる応用力を身につける。

【Lighting Equipment】

担当教員名 山本 哲也

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E10

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

周波数応答による制御系の設計(ゲイン調整)

到達目標1.安定判別法を説明でき、制御系の安定判別ができる。2.制御系の安定度について説明できる。3.周波数応答を使った制御系の設計法を説明できる。

定常特性(定速度入力に対する定常偏差)

フルビッツの安定判別法

1

2

3

4

5

制御系の安定性

教科書:田中正吾 編著「制御工学の基礎」森北出版

定常特性(階段状入力に対する定常偏差)

周波数応答による制御系の設計(フィードバック補償)

定常特性(定加速度入力に対する定常偏差)

制御工学Ⅱ

過渡特性

根軌跡法

根軌跡の諸特性

根軌跡の求解と作図法

評価方法定期試験(中間試験+期末試験)80%、課題レポート20%として評価する。再試験は全範囲について1回行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って解説を行う。本科目は4年後期「制御工学Ⅰ」の続編である。

周波数応答による制御系の設計(直列補償)

学習内容

テキストおよび参考図書

ラウスの安定判別法

ナイキストの安定判別法

安定度(ゲイン余裕と位相余裕)

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的高度な制御工学や制御応用技術の基礎である古典制御理論のうち、本講義では、制御工学Ⅰで学んだフィードバック制御系の安定判別法、制御方法、周波数応答を利用した設計法を学ぶ。

【Control Engineering Ⅱ】

担当教員名 嶋田 英樹

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E11

授業時数 30

JABEEプログラム目標

B-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

Application Layer: (2) The Web and HTTP, FTP, SMTP

到達目標

1.通信工学,特にコンピューター・ネットワークの全体像をソフトウェアとハードウェアの側面から理解し説明できる.2.変調方式に関する数学的側面を理解し説明できる.3.コンピューター・ネットワークとアプリケーションの関係を理解し説明できる.

ベースバンドディジタル変調

振幅変調

1

2

3

4

5

通信システムの基本的構成

教科書:「基本を学ぶ通信工学」,植松友彦・松本隆太郎,オーム社;教科書:"Computer Networking: A Top-Down Approach", 6th Edition, James F. Kurose・Keith W. Ross, PEARSON

アナログ変調とパルス符号変調

総括

パスバンドディジタル変調, パスバンドディジタル変調,多重通信方式

通信工学

Computer Networks and the Internet: (1) What is the Internet?

Computer Networks and the Internet: (2) The Network Edge, The Network Core

Computer Networks and the Internet: (3) Protocol Layers and Their Service Models

Application Layer: (1) Principles of Network Applications

評価方法期末試験50%, 演習課題・レポート50%を目安として評価する.再試験は実施しない.60点以上を合格とする.

授業の進め方と履修上の注意

教科書に沿って授業は行うが,理解すべき内容が多いので自宅における教科書の読み込みと演習が必須である.コンピューター・ネットワーク・システムに関しては,後期の「通信ネットワーク」において,さらに掘り下げた内容を学ぶ.下記Computer Networkの教科書では,文法や言語の細部にはこだわらず,書かれている内容を理解することに集中すること.この英語の教科書約200pageを読破する覚悟をすること.

Application Layer: (3) Socket Programming, Creating Network Applications

学習内容

テキストおよび参考図書

信号波の解析

周波数変調

アナログ変調と雑音

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

通信工学全体のアーキテクチャーを俯瞰することを目的とする.授業の前半では,フーリエ変換,確率過程,アナログ変調方式,ディジタル変調方式,多重化方式など通信工学の数学的な側面を順に解説する.授業の後半では,コンピューター・ネットワークのアーキテクチャー全体とネットワークを使うアプリケーションについて解説する.

【Communication Engineering】

担当教員名 加藤 直孝

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E12

授業時数 30

JABEEプログラム目標

B-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

誤り訂正符号

到達目標

1.情報理論の各種概念を数学を用いて説明できる.2.情報量や情報量の性質を数学を用いて説明できる.3.通信路のモデルや通信路容量を数学を用いて説明できる.4.通信路符号化定理を数学を用いて説明できる.

情報源のモデルとエントロピーレート

情報の表現

1

2

3

4

5

オリエンテーション

教科書:「イラストで学ぶ 情報理論の考え方」,植松友彦,講談社.参考図書:"MODERN DIGITAL AND ANALOG COMMUNICATION SYSTEMS(Fourth Edition)", B.P. Lathi and Zhi Ding, OXFORD UNIVERSITY PRESS.

情報量の性質

CHANNEL CAPACITY OF A CONTINUOUS MEMORYLESS CHANNEL

典型系列とその性質

データ通信

情報源の符号化

ハフマン符号とLZ符号

通信路のモデルと通信路容量

通信路符号化定理

評価方法期末試験50%, 課題・レポート50%で評価する.再試は行わない.60点以上を合格とする.

授業の進め方と履修上の注意

基礎学力を習得するために,演習問題を課題として出す.

CHANNEL CAPACITY OF DISCRETE MEMORYLESS CHANNEL

学習内容

テキストおよび参考図書

情報理論の概要

確率の基礎

情報量

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的情報理論の基礎を学ぶことを目的とする.単に情報理論で使われる言葉の表面的な理解をするのではなく,大学院等で本格的に情報理論を研究するために必要な基礎学力の習得を目指す.確率の定義をコルモゴロフの公理的定義からスタートし,情報理論の基礎を一歩ずつ積み上げる.

【Data Transmission Engineering 】

担当教員名 加藤 直孝

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E13

授業時数 30

JABEEプログラム目標

B-1

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

Link Layer: Link Virtualization

到達目標

(1)Transport Layer, Packet Layer, Link Layerのサービス(サービスとは   各Layerのファンクションを指す)を説明できる.(2)サービスを実現するためのプロトコールを説明できる.(3)プロトコールを使用した簡単なプログラミングができる.

Network Layer: Virtual Circuit and Datagram Networks, What's Inside the Router?

Transport Layer: Connectionless Transport(UDP)

1

2

3

4

5

オリエンテーション

Computer Networking (A Top-Down Approach), International ed of 6th revised ed., James F. Kurose, Keith W. Ross, Pearson Education

Network Layer: Network Service Model

Network Programming.

Network Layer: Internet Protocol, Routing Algorithms

通信ネットワーク

Network Layer: Routing in the Internet, Broadcast and Multicast Routing

Link Layer: The services provided by the Link Layer

Link Layer: Error-Detection and -Correction Techniques

Link Layer: Multiple Access Links and Protocols

評価方法期末テスト50%, 課題・レポート・プログラム作品50%で評価する.再試は実施しない.60点以上を合格とする.

授業の進め方と履修上の注意

授業は教科書に沿って進める.前記の通信工学でApplication Layerに関する講義は完了しているので,その知識に基づいてアプリケーションプログラムの作成を課する.前期の通信工学で指示するが,英語の不得意な者は前期の夏休み中に授業の内容に対応する部分(Chapters 3~5)を読んでおくこと.

Network Programming.

学習内容

テキストおよび参考図書

Transport Layer: Transport layer services

Transport Layer: Connection-Oriented Transport(TCP)

Transport Layer: Principles of Congestion Control

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

この授業では,5年生前期の「通信工学」におけるネットワークの基礎とネットワークアプリケーションに関する理解を前提とし,ISO/OSIにおけるTransport Layer, Packet Layer, Link Layterについて詳しく解説する.Transport Layer, Packet Layer, Link Layerにおけるサービスを理解すると同時にそれらのサービスを実現するプロトコールを学ぶ.

【Communication Network】

担当教員名 加藤 直孝

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

電気法規

【Electric Law】5年電気電子工学科

担当教員名 圖師 安男 シラバスコード 5E14

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位 授業時数 30

授業の目的

電気は社会生活や諸々の生産活動に不可欠なものとなっており、生活の高度化やIT技術の進歩による情報化の進展に伴い、その重要性はますます高まっている。 本講義では電力供給を担う電気事業と国民経済、電気事業運営の様々な技術と課題、電気施設の維持、管理等に必要な法令などを分かりやすく解説し、電気施設管理に必要な基本的な知識の習得と規格適合、品質、安全性等に関する倫理感覚及びリーガルマインドの育成を目的としている。

到達目標1.電力系統の概要について理解し、説明できる。2.電気関連法規に関する基礎的な知識を身につけ、説明できる。3.電気施設及び安全に関する基礎的な知識を身につけ、説明できる。

JABEEプログラム目標

F-2

評価方法・定期試験の成績で評価する。(中間試験50%+期末試験50%)・再試験は必要に応じて行う。・評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

・電気事業の実態、実績を紹介しながら、教科書に沿った講義形式で教育する。・授業で配布するプリントは実務で役立つものが多いので、保管しておくこと。・理解状況を把握するために適宜小テストを行う。・疑問点があれば、その都度質問すること。

テキストおよび参考図書

 教 科 書:電気学会編「電気施設管理と電気法規解説(12版改訂)」オーム社 参考図書:なし

学習内容

1 イントロダクション、電力の特質

2 電力と国民経済、電気事業の歴史、世界主要国の電気事業

3 電力需給計画および調整(総説、需要、供給力)

4 電力需給計画および調整(電力需給計画、電力需給調整)

5 電気施設の建設運用(電源開発計画、電力施設と環境保全、再生可能エネルギー)

6 電力系統の構成と運用

7 電力施設の保守管理

8 電気料金(総説、電気料金制度)

9 電気料金(電気料金の算定、料金率の決定、料金収入と電力コスト)

10 電気関連法令(電気関係法規の体系、電気事業に関する規制)

11 電気施設・保安に関する法令、その他の関連法令

12 電気に関する規格・標準など

13 電気設備技術基準とその解釈(総説、基本事項)

14 電気設備技術基準とその解釈(発電所・変電所などの電気工作物、電線路)

15 電気設備技術基準とその解釈(電気使用場所の施設)

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E15

授業時数 30

JABEEプログラム目標

D-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

ワイブル分布

到達目標

1.信頼度、故障率、MTBFなどを正しく理解し、計算することができる。2.直列系、並列系などのシステムの信頼性を、定量的に分析できる。3.待機系や修理系のふるまいを理解し、定量的に分析できる。4.代表的な確率分布を理解し、確率紙を使って寿命データを分析できる。

待機系の信頼度

寿命の指数分布

1

2

3

4

5

信頼性と信頼度

教科書:原田耕介、二宮 保 著『信頼性工学』、養賢堂。参考図書:市川昌弘 著『信頼性工学』、裳華房。     東京大学教養学部統計学教室 編『統計学入門』、東京大学出版会。     市川昌弘 著『構造信頼性工学』、海文堂出版。

ガンマ分布とポアソン分布

構造信頼性

マルコフモデル

信頼性工学

条件つき確率の応用

修理系の修復率と保全度

アベイラビリティ

正規分布

評価方法試験(期末試験のみ)100%で評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験は1回実施する。

授業の進め方と履修上の注意

教科書の記述を参照しながら主にスライドを使って講義する。必要な確率・統計の知識については、適当な参考書を自習して補うことを強くすすめる。

確率紙による寿命分布の推定

学習内容

テキストおよび参考図書

故障率とバスタブ曲線

平均故障間動作時間(MTBF)

直列系と並列系の信頼度

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

信頼性とは、製品やシステムの故障が少なく長持ちすることを表す用語である。製品の信頼性は、部品の信頼性だけでなく、システムの構成によっても大きく左右される。本科目では、確率論を使って信頼性を定量的かつ客観的にとらえる手法を学び、実際に設計に役立てるための考えかたとデータ解析の技法を身につける。

【Reliability Engineering】

担当教員名 山口 崇

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E16

授業時数 30

JABEEプログラム目標

D-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

待ち行列 (1) M/M/c型

到達目標1.事象をシステムとしてモデル化し、問題解決の方法を提示できる。2.種々のOR手法を理解し、簡単な問題を解くことができる。3.線形計画法やその他の数理計画を実際の問題に適用できる。

ネットワーク計画 (2) 最短路問題

在庫管理 (2) 在庫管理法と発注基準

1

2

3

4

5

システムとシステム工学

教科書:松井泰子 ほか 著『入門オペレーションズ・リサーチ』、東海大学出版会。参考図書:久保幹雄・松井知己 著『組合せ最適化[短編集]』、朝倉書店。     高橋幸雄・森村英典 著『混雑と待ち』、朝倉書店。     久保幹雄 著『ロジスティクスの数理』、共立出版。     刀根 薫 著『ゲーム感覚意思決定法』、日科技連出版社。     ケン・ビンモア 著『ゲーム理論』、岩波書店。

ネットワーク計画 (1) 輸送問題と最小費用フロー問題

オペレーションズ・リサーチのさまざまな問題

ネットワーク計画 (3) 最小木問題

システム工学

AHPによる意思決定

モンテカルロ法とランダムウォーク

スケジューリング (1) アロー・ダイアグラム

スケジューリング (2) PERT

評価方法試験(期末試験のみ)60%、課題40%で評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験は1回実施する。

授業の進め方と履修上の注意

教科書の記述を題材に、適宜その他の資料も用いながら講義する。また、幅広い問題を調査し、解決策を提示する内容のレポート課題を課す。システム工学とORの適用対象は幅広く、何かに応用することを常に考えてほしい。参考図書は多数あるので、そのつど紹介する。

待ち行列 (2) M/M/1型

学習内容

テキストおよび参考図書

在庫管理 (1) 経済的発注量

さまざまな数理計画とその表現法

線形計画法とその解法

科目情報 後期 専門科目 必修科目 講義 1単位

授業の目的

システム工学の目標は、システムを的確にモデル化し、その性能や信頼性を向上させることである。本科目では性能の向上、すなわちシステムの最適化の技法であるオペレーションズ・リサーチ(OR)を取り上げる。身近な例題に触れながら、日常生活や産業、あるいは社会のさまざまな問題解決や意思決定に広く役立つことを実感し、応用できる感性と能力を身につける。

【System Engineering】

担当教員名 山口 崇

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E17

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A-2B-2G-2

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

電子回路設計製作(1)

到達目標

1.演算増幅器とセンサを組み合わせ数種類の基本回路を設計できる。2.マイコンとセンサを組み合わせた装置例を提案できる。3.センサの信号を活用するマイコンプログラムを例示できる。4.CADを操作し数個の部品を実装するプリント基板設計ができる。

電子回路設計のためのCAD活用

各種センサとマイクロコンピュータの総括

1

2

3

4

5

電気電子装置に関する概論

教  材:電子部品規格表、配布プリント参考図書:デジタルシステムの設計 横井与次郎 CQ出版社     入門プリント基板回路の設計ノート 高木 清・安食弘二 日刊工業新聞社     センシング入門 西原 主計他 オーム社

ハードウェアとソフトウェアの役割とその分担

設計例の評価とまとめ

プリント基板設計のためのCAD活用

電気電子設計

設計課題の演習(1)

設計課題の演習(2)

設計課題の演習(3)

センサ信号を処理するソフトウェアの構築

評価方法 中間試験(40%)、期末試験(40%)、課題等(20%)で評価し60点以上を合格とする。 再試験は全範囲とし1回行う。100点満で60点以上を合格とし評点は60点とする。

授業の進め方と履修上の注意

 演算増幅器、センサー、マイコンなどの英語規格資料を教材に用いる。これらを理解する力を養い、課題仕様を実現する電子回路うを設計する。基本的な要素の動作を簡単な回路を組み立て動作を確認しながら進める。最終的に電子回路CAD、プリント基板CADを使い電子装置を設計ために必要な基礎知識を習得できる授業を行う。課題に積極的に向い、不足する知識を自己学習しながら装置を完成できるよう粘り強い努力が必要である。

電子回路設計製作(2)

学習内容

テキストおよび参考図書

演算増幅器などの英文規格資料の活用

電子装置に関する基礎知識

システムとしての電子回路設計

科目情報 前期 専門科目 必修科目 講義と実習 1単位

授業の目的

 1年次から4年次までの学習結果を総合して、実用的な回路の設計法を習得する。まず電気電子装置の設計に関する基本要素を学ぶ。これに続き電気電子装置の中心となる電子回路の設計と実際の動作確認試験を行う基礎的な実践力を学習する。また、実現する装置に必要な課題をハードウェア、ソフトウェア両面から解決するの問題解決能力を身に付けることを目的とする。

【Electrical and Electronic Design】

担当教員名 池田 隆

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E18

授業時数 60

JABEEプログラム目標

C

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

板状絶縁物の絶縁破壊試験

到達目標1.高電圧、照明に関する基礎知識を説明できる。2.安全に対する注意を払いながら実験を遂行できる。3.得られたデータを解析、考察し、これをまとめて説明できる。

LED電球の光度および光束の測定

白熱電球の光度および配光曲線の測定

1

2

3

4

5

ガイダンス(実験方法、報告書の書き方に関する指導)

教材:実験テキスト(プリントにより配布)

球形光束計による照度の測定

再実験、報告書の整理(その2)

再実験、報告書の整理(その1)

電力実験

球GAPによる高電圧の測定

がいしのせん絡試験

衝撃電圧試験

絶縁油の絶縁破壊電圧試験

評価方法全12テーマの実験報告書(100%)により評価する。未提出の実験報告書がある場合は評価を行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

実験設備の都合上、班を6グループに分け共同で実験を遂行する。3グループが照明、残り3グループが高電圧に関する実験を行う。全12テーマを前半6テーマ、後半6テーマに分けて行う。実験報告書は、1人が一部ずつ作成し、提出する。実験報告書の提出期限は原則として、実験日の1週間後とし、提出が遅れた場合は、再実験を行う。

関連科目:高電圧工学、照明設備

太陽光パネルの特性試験

学習内容

テキストおよび参考図書

誘導型渦電流継電器の試験

蛍光放電灯の光度および光束の測定

照度計による照度の測定

科目情報 前期 専門科目 必修科目 実験 2単位

授業の目的3,4年生で習得した電気電子基礎実験、電気機器実験を基に、その技術を活かしながら本実験を行う。高電圧、高電流の実験が多いので、十分な準備と安全に対する細心の注意を払いながら、机上で学んだ理論を実証して理解し、これを実際に応用する技術を習得する。

【Experiments in Electric Power】

担当教員名 山本 哲也、吉田 智博

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E19

授業時数 60

JABEEプログラム目標

C-1C-2C-3

123456789

101112131415161718192021222324252627282930

実験12 サーボ機構の解析 (2)実験13 電力増幅器

前期再実験および報告書指導 (1)前期再実験および報告書指導 (2)電子実験[後期]ガイダンス実験11 マイコンによる入出力 (1)実験11 マイコンによる入出力 (2)実験12 サーボ機構の解析 (1)

実験20 トライアックによる電力制御後期再実験および報告書指導 (1)後期再実験および報告書指導 (2)

実験14 演算増幅器 (2) スルーレートと周波数特性実験15 重み抵抗型D/A変換実験16 はしご型D/A変換実験17 計数型A/D変換実験18 Qメータ実験19 ダイオード回路

実験7 無安定マルチバイプレータ実験8 シーケンス制御実験9 論理回路の設計・製作 (1)実験9 論理回路の設計・製作 (2)実験10 パソコンによる入出力 (1)実験10 パソコンによる入出力 (2)

実験1 エミッタ接地増幅器実験2 トランジスタ増幅器の内部帰還実験3 演算増幅器 (1) 反転増幅器と非反転増幅器実験4 直流安定化電源実験5 TTLディジタルIC実験6 CMOSディジタルIC

授業の進め方と履修上の注意

5名以下の小グループ単位で共同で実験を行う。すべての項目を実施しなければならない。報告書に問題がある場合は再提出を求める。遅刻、欠課(公欠を含む)は追実験で対応する。

テキストおよび参考図書

実験指導書を配付する。

学習内容

電子実験[前期]ガイダンス

授業の目的電子回路の実験、解析をつうじた実験データの活用および、コンピュータと電子回路が連携するシステムの機能を設計し構築するための技術を習得する。

到達目標1.電子回路の実測デー夕を解析し、はたらきを説明できる。2.コンピュータと電子回路が連携するシステムを設計し、構築できる。3.電子回路を活用した制御システムを理解し、解析できる。

評価方法報告書100%で評価する。未実施・未提出の項目がある場合は評価を行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

電子実験

担当教員名 山口 崇、原 卓伸、吉田 智博、嶋田 英樹

科目情報 通年 専門科目 必修科目 実験 2単位

5年電気電子工学科

【Experiments in Electronics】

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E20

授業時数 30

JABEEプログラム目標

C-1C-2C-3

12

13

14

15

6

7

8

9

10

11

報告書指導 (2)

到達目標1.発振回路、フィルタおよび信号の特性を実測し、はたらきを説明できる。2.変調・復調回路、受信機およびアンテナを実測し、特性を説明できる。3.コンピュータを利用した通信システムを構築し、はたらきを説明できる。

実験6 周波数変調

実験2 CR発振回路

1

2

3

4

5

通信実験のガイダンス

実験指導書を配付する。

実験5 振幅変調回路

再実験 (2)

実験7 搬送波抑圧変調

通信実験

実験8 電界強度の測定

実験9 調波分析

実験10 マイコンによるPPM変調器

報告書指導 (1)

評価方法報告書100%で評価する。未実施・未提出の項目がある場合は評価を行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

5名以下の小グループ単位で共同で実験を行う。すべての項目を実施しなければならない。報告書に問題がある場合は再提出を求める。遅刻、欠課(公欠を含む)は追実験で対応する。

再実験 (1)

学習内容

テキストおよび参考図書

実験1 パッシブフィルタ

実験3 水晶発振回路

実験4 受信機の総合特性

科目情報 後期 専門科目 必修科目 実験 1単位

授業の目的通信に利用される高周波および低周波の電子回路、アンテナ、信号などについて、実測をつうじてその特性を理解するとともに、コンピュータを利用した通信システムを活用する技術を習得する。

【Experiments in Communication】

担当教員名 山口 崇、加藤 直孝

5年電気電子工学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード 5E21

授業時数 180

JABEEプログラム目標

A-2B-2

E-1,-2G-1,-2

1.Android端末を用いたルービックキューブ自動解法ロボットの製作2.kinectを用いたヒューマンインターフェースデバイスの開発3.PHPとMySQLを用いたレポート提出システムの作成4.クラウドサービスと認証サーバの連携5.三相かご形誘導発電機を用いた定電圧発電に関する研究6.実効値計測法に関する研究7.磁界センサの高感度・高分解能化に関する研究8.電流センサの設計・製作9.質量分析用電磁石の磁気回路解析10.磁気式モーションキャプチャに用いる 正方形コイルシステムの開発11.コイルの発生磁界の数値計算プログラムの開発12.雑音磁界測定のための磁界センサアレイの開発13.テラヘルツ分光によるフッ素エラストマーのフィラー分散性についての評価の検討14.PICマイコンを用いたLEDの調光15.エラストマー内のテラヘルツ光伝搬に関する研究16.細胞膜のレーザースペックルによる観察の検討17.Labviewを使った熱電エネルギー変換材料の特性評価システムの構築

18.シミュレーションによるnチャネルMOSトランジスタのGOLD構造設計19.腫瘍組織観察用実体顕微システムの自動化20.幾何学的数値積分法による格子系シミュレーションに関する研究21.移流項つきシュレディンガー方程式の数値解析法に関する研究22.回帰型酔歩問題への遺伝的アルゴリズムの適用23.装用型聴覚障害模擬装置の開発に関する研究24.高性能デジタル補聴器のための装用型DSPユニットの開発25.直流蓄電システムの効率的運用に関する研究26.太陽電池と商用電源を組み合わせた直流蓄電システムに関する研究27.ガス遠隔監視システムにおける無線伝送ユニットの性能改善28.DCバスを用いた太陽光発電配電システムの開発携帯端末充電への応用29.USB-パラレル変換モジュールを用いた自動測定装置の作製30.リソグラフを利用したマークシート読み取りシステムの開発と運用

ここに例示しているような各教員が提示したテーマについての研究

選択した研究テーマに沿って内容を企画・計画し、実験・調査・試作等を行い、最後に結果を卒業研究論文としてまとめる。これらの過程を経ることにより、企画、問題解決、報告書記述、口頭発表等の各種能力を育成するとともに習得させる。

到達目標

1.電気電子工学及びその他の工学上の問題を明らかにし、  これを解析・解決することで、開発能力を高める。2.論理的な思考、表現、口頭発表およびコミュニケーション能力を身につける。3.与えられた条件の中で計画を立案、実行することで、  結果を導く力を身につける。

授業の進め方と履修上の注意

学習内容

それぞれの研究テーマについて、その目的を把握、理解させて、これを行うための計画、調査、手段、実行等を学生が自ら遂行する自主性を引き出していく。

テキストおよび参考図書

テーマごとに指導教員が準備する文献、資料、または学生各自で収集した資料

通年 専門科目 必修科目 実験 6単位

授業の目的

卒業研究

電気電子工学科全教員

【Thesis Research】5年電気電子工学科

担当教員名

科目情報

評価方法

主指導教員1名を含めた3名の教員で評価する。研究内容の評価(60%)、発表を通しての評価(40%)で評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験は必要に応じて行う。

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平成26年度 シラバス 授業計画

産業デザイン論

【Industrial Design】5年電気電子工学科

担当教員名 秋田 直繁 シラバスコード 5E22科目情報 後期 専門科目 選択科目 講義と演習 1単位 授業時数 30

授業の目的

日常的に私たちの使う商品が、どのような考え方のもとで生まれ、どのような役割を果たしてきたのか。また様々な意味での文明の転換点である今日、デザインはどのような方向で考えられているのか。実際の商品を取り上げ、その意味を考える。そして、課題発見からアイデアの創出、プロトタイピング、評価というデザインプロセスをワークショップを通して学ぶ。

到達目標

1.人間生活において必要とされるモノとコトの関係性への理解2.生産と消費におけるデザインの役割への理解3.課題発見からアイデア創出、プロトタイピング、評価というデザインプロセスを理解する

JABEE プログラム目標

G-2

評価方法授業レポート40% 課題解決・デザイン提案のスタディ30% テーマレポート30%再試験は行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

授業における商品デザインの講議、デザイン提案スタディ、テーマレポートを総合的に行う。授業中に私語のあるものは退出させるので注意すること。

テキストおよび参考図書

教材は適宜資料を配付

学習内容

1 オリエンテーション(授業の進め方/評価方法等のガイダンス)

2 広義のデザインと狭義のデザイン

3 素材とデザイン1

4 素材とデザイン2

5 ユーザー中心設計1

6 ユーザー中心設計2

7 観察の手法

8 アイデア展開の手法

9 プロトタイピングの手法

10 デザイン評価方法

11 課題発見・解決のスタディ(ワークショップ)

12 課題発見・解決のスタディ(ワークショップ)

13 デザイン提案・プレゼンテーション(ワークショップ)

14 これから求められる商品デザインの方向性

15 テーマレポート

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一般選択科目 (開講時期は課程表 4,5 年部を参照のこと)

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G01

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:F-1S:A-1C:A-2M:E-1

科目情報 前期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的

 明治維新を迎えると日本は西洋に追いつき追い越すために「脱亜入欧」を唱え、「富国強兵」に邁進し、アジア一の軍事大国になる。そして世界不況を脱するため混乱を極める中国に活路を開こうと軍事力を行使するが、やがて真珠湾奇襲攻撃を敢行することになる。その歴史を踏まえながら西洋の極としてのアメリカの文化を「ポツダム宣言」を通して理解するのが本講座の目的である。

【Western Culture】

担当教員名 中畑 義明

4年 全学科

評価方法 定期試験は行わず、課題30、レポート70の割合で成績評価を行う。但し60点以上を合格とする。再試等は行なわない。

授業の進め方と履修上の注意

 『終戦史録』(外務省、昭和27年)などを中心に、太平洋の両岸の日本とアメリカが戦争をどのように捉え、また終戦を迎えようとしていたのかを、映像資料や映画を交えながら検証したい。

「ポツダム宣言受諾電報の海外向放送措置」など

学習内容

テキストおよび参考図書

「開戦の際に於ける戦争終末の見透しと戦争指導方針」

ゼロ戦の欠陥(ビデオ)

「ヤルタ秘密協定とドイツ処理方針公表文」(ドイツの無条件降伏の内容)

昭和史(ビデオ)

 適宜プリントを配布する。参考図書:近現代史、日本史、西洋史、戦争に関する書物など。     図書以外の昔話なども大いに参考になる。但しネット上の情報は正確な根拠に基づいたものはごく少数なので安易な参考は慎むこと。

「バッゲ工作」(スウェーデンにおける和平工作)

「軍の動向と8・15事件その他」(戦争継続派の反乱事件)

「ザカリアス放送と『ポツダム』宣言直前における対日輿論」

西欧文化論

「ソ連の対日宣戦布告」

「8月9日朝の東郷外相、鈴木首相、木戸内府の決意」(ポツダム宣言受諾の決意)

「最高戦争指導者会議」と「第1,2回臨時会議」

「終戦派要人の働きかけ」(午前会議の打ち合わせ)

「第1回御前会議(聖断降る)」から「第2回御前会議と閣議決定」

到達目標

戦争という究極の出来事から西洋と日本の文化の異差を学ぶことを通して、1.一国の歴史や文化を見る目を養い、2.先人の過誤を乗り越える知恵を養うのみならず、、3.将来遭遇しうる諸問題を解決する能力を涵養することを到達目標としたい。

「ダレス工作」(スイスにおける和平工作)

「戦争完遂要綱の決定」

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G02

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:F-1S:A-1C:A-2M:E-1

科目情報 前期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的儒教思想、とくに思想史の時代区分でいうところの、中国近世の新儒教の人間観を概観する。新儒教は、その立場からすれば、表向きには肯定できない考え方なのだが、仏教老荘思想の影響を受けていると言はれている。その事情をみる。又、その現代的意義をかんがえてみる

【Chinese Intellectual History】

担当教員名 小宮 厚

4年 全学科

評価方法

評価基準は、学生が自ら思考したかどうかが、もんだいとなる。評価方法は、課題レポート80%、各授業ごとの小課題レポート20%。再試は、レポートの再提出で対応する60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

資料を配布し、その内容を説明するかたちで授業を進める。受講者は資料を熟読しておく必要がある。

王陽明について

学習内容

テキストおよび参考図書

仁について

孔子と隠者の関係について

孟子について

孔子について

参考図書ー佐藤仁著「朱子」(集英社)、荒木見悟責任編集「朱子 王陽明」、下村湖人著「論語物語」

四端について

良知説について

朱子について

中国思想史

宋学について

理気論について

朱子学の仁説について

陸学について

心学について

到達目標1、原始儒教について理解する2、朱子学の基本的な考え方を理解する3、陽明学の基本的な考え方を理解する

浩然の気について

礼について

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G03

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:F-1S:A-1C:A-2M:F-1

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アザンデ人の妖術信仰

到達目標

1.自分自身のものの見方・感じ方・考え方などが、周囲の環境・社会・文化に影響されていることを認識する。2.異文化の人々と自分たちとの「違い」だけでなく「共通点」についても理解し、違いを生む要因について考察できる。3.自分の知識や考えを明確な文章にまとめることができる。

時間の概念:ヌアー族の時間認識②過去の出来事

知覚と文化

1

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3

4

5

「文化」とは何か

テーマごとに参考資料を配布する。

時間の概念:ヌアー族の時間認識①1年周期の時間

社会の秩序と文化

狩猟採集民の生活

文化人類学

メラネシアのクラ交易:物にはどんな価値があるか

食べられる物と食べられない物

「汚れ」の概念

マナーと文化

評価方法

定期試験 100% (中間試験40%+期末試験60%)評価基準:60点以上を合格とする。再試験は実施しない。ただし、定期試験の成績が50点以上60点未満の学生のうち、希望者には追加レポートを課し、その内容が良好であれば合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

・授業では毎回テーマに沿った資料を配布し、それを参考にしながら進める。・講義では資料の解説のほか補足説明もするので、各自で講義内容をノートに記録すること。試験時 には配布資料と自筆ノートを持込み可とする。・受講生の出席と理解状況を確認するために、毎回最後にその日の授業内容に関連した質問を出し、 それに対する各自の回答を提出してもらう。回答の要旨は次の授業で紹介する。

「菊と刀」の日本人論

学習内容

テキストおよび参考図書

「文化人類学」は何を研究するか

言語と文化

文化とコミュニケーション

科目情報 前期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的

文化とはどういうものであるかを考えながら、私たち一人一人のものの見方、考え方、他者とのかかわり方などが、生活環境や周囲の人々にどのように影響されているかを考察する。それによって、自分自身の人格形成過程を客観的に見直すとともに、自分とは違った環境で生きてきた人を理解できる素養を身につける。

【Cultural Anthropology】

担当教員名 福田 かおる

4年 全学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G04

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:F-1S:A-1C:A-2M:F-1

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『古語假字講義』を読む⑦

到達目標日本人の思考方法の特色を知る。日本思想と文化の領域を学ぶ。日本人の多様な思想と文化活動を知る。

『古語假字講義』を読む①

日本儒教思想史

1

2

3

4

5

日本思想史概説

講義中に資料(講義ノート、史料)を配布する。参考図書などは講義中に紹介する。漢和辞典を必ず持参すること。

合原窓南の生涯

『古語假字講義』を読む⑨

『古語假字講義』を読む②

日本思想史

『古語假字講義』を読む③

『古語假字講義』を読む④

『古語假字講義』を読む⑤

『古語假字講義』を読む⑥

評価方法定期試験を行う。60点以上を合格とする。再試験は必要に応じて行う。

授業の進め方と履修上の注意

配布した資料をもとに講義を進めていく。講義中に発言を求める場合は、自分の意見を積極的に述べるようにすること。何事にも興味を持ち、探究する心を忘れないようにすること。

『古語假字講義』を読む⑧

学習内容

テキストおよび参考図書

儒教の思想

江戸朱子学と山崎闇斎

崎門学派 浅見絅斎の思想

科目情報 前期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的

日本思想について日本人の文化活動に考察することが目的である。今回は儒学思想に焦点を当て、儒学思想が日本でどのように展開したのか講義する。特に久留米藩の儒者合原窓南を取り上げ、江戸時代の儒者の思想について主に扱う。

【Japanese Intellectual History】

担当教員名 木本 拓哉

4年 全学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G05

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:F-1S:A-1C:A-2M:F-2

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憲法判例(2)

到達目標1.法律に関する基礎的な知識を習得する。2.法の存在を身近に感じる。3.日常生活における法制度を理解する。

民法の基本原則

三権分立

1

2

3

4

5

ガイダンス(法律の基本的な仕組み、講義の進め方・評価方法など)

毎時間プリントをこちらで準備する。また、参考図書に関しては、適宜紹介する。

国民の権利と義務

民法判例(2)

債権

法学

親族

相続

物権

憲法判例(1)

評価方法定期試験(期末試験)90%、平常点(課題レポート含む)10%を目安として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

授業は、毎時間配布するプリントを中心に進めていく。講義の中では、条文を確認しながら事例を解いていくので、『小六法』(一番基本的なもので可)を持参するように。

民法判例(1)

学習内容

テキストおよび参考図書

日本国憲法

国会

基本的人権

科目情報 前期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的あらゆる活動はすべて法につながる。法治国家での基本である。本講義では、日常生活の中の法の存在を身近に感じ、基本的な知識を身につける。多くの事例をもとに憲法・民法について講義を進めていく。

【Law】

担当教員名 木村 貴

4年 全学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G06

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:F-1S:A-1C:A-2M:E-1

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形容詞2

到達目標1. アラビア文字を読めるようになること。2. アラビア文字を書けるようになること。3. アラビア語の初級文法を理解すること。

定冠詞al

アラビア文字2

1

2

3

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5

イントロダクション

 本田孝一『アラビア語の入門』白水社, 2000.

あいさつ

試験説明

中間試験

アラブ文化

問題解説    

性と格1 

性と格2 

形容詞1  

評価方法中間試験(2割)、期末試験(8割)評価基準:60点以上を合格とする。再試験は行わない。

授業の進め方と履修上の注意

 授業は基本的に上述の『アラビア語の入門』を教科書として使用する。

アラブの国名  

学習内容

テキストおよび参考図書

アラビア文字1

アラビア文字3

アッサラームアライクム

科目情報 前期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的 未知の言語を学ぶことを通じて、未知の学問の学習方法を身につけ、何事にも興味を持って自ら学ぶ姿勢を獲得すること。

【Arabic Culture】

担当教員名 岡本 和也

4・5年 全学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G07

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:F-1S:A-1C:A-2M:F-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的東洋文化がどのようにして成り立ったのか、文学領域から考察することが本講義の目的である。考察するにあたり中国古代の地理書『山海経』を主に扱って講義を進めていく。特に鳥獣や鬼神、怪物について取り上げ、東洋文化圏への空間的・時間的な広がりについて学ぶ。

【History of East Asian Literature】

担当教員名 木本 拓哉

4・5年 全学科

評価方法定期試験を行う。60点以上を合格とする。再試験は必要に応じて行う。

授業の進め方と履修上の注意

配布した資料をもとに講義を進めていく。講義中に発言を求める場合は、自分の意見を積極的に述べるようにすること。何事にも興味を持ち、探究する心を忘れないようにすること。

『山海経』を読む⑩

学習内容

テキストおよび参考図書

東洋文学史概説①

『山海経』の思想

『山海経』を読む①

東洋とは何か

講義中に資料(講義ノート、史料)を配布する。参考図書などは講義中に紹介する。漢和辞典を必ず持参すること。

『山海経』を読む②

『山海経』を読む⑪

『山海経』を読む④

東洋文学史

『山海経』を読む⑤

『山海経』を読む⑥

『山海経』を読む⑦

『山海経』を読む⑧

『山海経』を読む⑨

到達目標東洋文化圏の思考方法の特色を知る。中国と日本の文学の領域を学ぶ。中国と日本の多様な思想と文化活動を知る。

『山海経』を読む③

東洋文学史概説②

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G08

授業時数 30

JABEEプログラム目標

  A:A-2,-3  E:F-1  S:A-1  C:A-2  M:F-1,-2

科目情報 後期 一般科目 選択科目 演習 1単位

授業の目的「技術とはなにか」という問いに対する、先哲の思索の足跡を追うことによって、「技術」という人間活動の特徴を理解することを目指す。

【Philosophy of Technology】

担当教員名 藤木 篤

4・5年 全学科

評価方法授業時のレジュメ作成40%と、課題レポート(1〜3回)60%を目安として評価する。再試験:行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

・担当者の作成したレジュメを参照しながら、教科書の内容を批判的に吟味する。・担当者は各章ごとに定める。初回は担当教員がレジュメを作成する。・理由の如何を問わず、レジュメの作成を怠った場合は大幅に減点する。・授業中は、担当者以外にも発言を求める。受講生全員による活発な議論を期待する。

技術との新たな付き合い方を求めて - ジョン・デューイとハンス・ヨナス -

学習内容

テキストおよび参考図書

プロメテウス神話と哲学的人間学

古代 (アリストテレス)

中世 (キリスト教)

イントロダクション - なぜ、現在、技術は哲学の根本問題となるのだろうか?

教科書:『技術の哲学』村田純一、岩波書店、2009年その他の資料は授業中に適宜配布する。

近代 (フランシス・ベーコン)

日本における技術哲学 - 西田幾多郎、三木清、戸坂潤

イデオロギーとしての技術と科学

技術哲学

知識論の「技術論的」転回

技術決定論と社会構成主義

技術の解釈学

技術の「創造性」と設計の原理

フェミニズムの観点

到達目標

1.技術の哲学が、他の学問分野と極めて密接に結びついた学問分野であることを理解する。2.「設計」の概念を手がかりに、「技術」がもつ哲学的・倫理学的特徴について説明を行うことができる。3.社会における技術と技術者の役割について、独力で考察を行うことができる。

近代科学の成立

プラトンの「技術哲学」

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G09

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:G-1S:A-1C:A-2M:F-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的

 経済学とは,,「効率性(資源の有効活用)あるいは公平性(社会的正義)といった観点から,さまざまな経済現象を分析する科学」と定義することができる.本講義では,経済学がどのような学問であるかを理解したうえで,経済学の基本的な見方・考え方を修得して,経済学的に物事を考えられる力を涵養することを目的としている.

【Economics】

担当教員名 河合 伸治

4・5年 全学科

評価方法

・定期試験70%・レポート30%を基本に総合的に評価する・レポートは毎時間の最後に課される小レポートと数回課される大レポートの両方を含む・再試験は期末試験終了後に5年生を対象に行なうが,対象者が少ない場合は行なわないこともある・評価基準:60点以上を合格とする

授業の進め方と履修上の注意

・授業は配布プリントに穴埋めをする形で進めていくが,穴埋め以外でも必要な部分は各自積極的に メモを取るようにすること・毎時間終了時に授業内容の理解度及び出席を確認するための小レポートを課す・小レポートとは別に年に数回大レポートを課すが,作成方法などは授業中に説明する・目に余る私語や劣悪な受講態度については,大幅な減点対象とする・授業の進度及び内容は受講生の理解度・関心に応じて一部変更することもあり得る

財政赤字

学習内容

テキストおよび参考図書

経済学の考え方と基本モデル

経済主体と市場機構

市場の限界

ガイダンス

・参考書 :東洋経済新報社『マンキュー 入門経済学』 *毎時間プリントを配布する *大レポートの課題図書については授業中に別途指示する

情報の経済学

まとめ

国民所得

経済学

経済成長

金融

財政

租税

社会保障

到達目標

1.経済学とはどのような学問であるか理解する2.経済学の基本的な見方・考え方を修得する3.レポート作成を通して,調べたことや自分の意見を自分の言葉で分かりやすく他  者に説明できる力を身につける

価格弾力性

相互依存と交易からの利益

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G10

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:F-1S:A-1C:A-2M: ―

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義と実習 1単位

授業の目的

 近年、わが国では生活習慣病の若年化が進む傾向にある。その予防対策としては早い時期からの健康的なライフスタイルの形成が重要であり、そのときに運動・スポーツは不可欠といえる。 そこで授業では生涯にわたって身体活動による健康の保持・増進を図るうえで、継続的に運動・スポーツに親しむことの重要性を認識し、実践させることを目的とする。

【Physical Science】

担当教員名 龍頭 信二

4・5年 全学科

評価方法

レポート40%、レポートテスト20%、小テストあるいはレポート20%、実技評価20%を目安として評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験を行う。

授業の進め方と履修上の注意

上記の内容について、実習と講義を行う。スポーツテスト、各種運動競技の消費エネルギー測定、体脂肪、筋肉量測定、自転車エルゴメーターテストについてはそれぞれ測定し、測定結果をまとめる。講義については適宜ビデオ教材使用のため、AV機器完備の教室を、また測定については基本的に体育館を使用する。

測定結果まとめ

学習内容

テキストおよび参考図書

運動の種類・筋線維について

水分摂取について

スポーツテスト実践

ガイダンス

プリント等を使用参考図書 選手とコーチのためのスポーツ生理学 大修館書店     スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと 大修館書店

各種トレーニング法について

レポートテスト

一流選手の科学的分析

スポーツ科学

自転車エルゴメーターテスト

体脂肪、筋肉量測定

体脂肪、肥満について①

各種運動競技の消費エネルギー測定(屋内競技)

体脂肪、肥満について②

到達目標

1.運動・スポーツの重要性について理解する。2.スポーツを科学的な視点から理解できる。3.自分自身の身体のこと(運動能力・体脂肪率)を測定、理解し、また食育を通じて  生涯の健康について知識を深める。

各種運動競技の消費エネルギー測定(屋外競技)

ウオーミング・アップについて

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G11

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:F-1S:A-1C:A-2M:F-1

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共犯

到達目標1.法と政治の関係を理解する。2.国民と政治の関係について理解する。3.人権保護の重要性を理解できる。

法的手続きによる救済

公権力による基本的人権の侵害

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5

ガイダンス(「政治とは」、講義方法・評価方法など)

毎時間プリントをこちらで準備する。また、参考図書に関しては、適宜紹介する。

人権侵害の救済手段

刑法判例(2)

人権侵害の予防としての刑法

政治学

罪刑法定主義

構成要件

違法性

責任

評価方法定期試験(期末試験)90%、平常点(課題レポート含む)10%を目安として評価する。再試験は必要に応じて行う。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

授業は、毎時間配布するプリントを中心に進めていく。一方的な講義ではなく、「考える」ことを中心に授業をすすめる。そのため、参考図書、電子辞書などを持参すると効果的に学習できるであろう。

刑法判例(1)

学習内容

テキストおよび参考図書

政治と公権力

日本における侵害事例

世界における侵害事例

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的政治過程における公権力の濫用が、国民の基本的人権を侵害する事例は後を絶たない。そして、このような濫用を防ぐためのシステムとして、法制度が準備されている。この政治と法の関係を、人権問題を通して理解しようとするのが本講義の目的である。

【Politics】

担当教員名 木村 貴

4・5年 全学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G12

授業時数 30

JABEEプログラム目標

A:A-1E:F-1S:A-1C:A-2M:F-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的 歴史的知識を獲得することを通じて、論理的思考力を養い、論理的な文章を作成する能力を向上させること。および、口頭報告を行い、その方法を学ぶこと。

【Introduction to History】

担当教員名 岡本 和也

4・5年 全学科

評価方法 最後に提出するレポートのみで評価する。 評価基準:60点以上を合格とする。 再試験は行わない。

授業の進め方と履修上の注意

 授業は学生による報告を中心に行う。歴史にかかわる関心があることについて、各自が何らかの問題を設定し、それを自ら調べ、その結果得た自分の見解を授業で報告し、議論する。その議論をいかして、各自が再び調べなおし、授業で発表する。そして、それらの口頭報告を経て、各学生が自分の見解を論理的に説明したレポートを提出する。

レポート批評会1 

学習内容

テキストおよび参考図書

学生による5分報告1

5分報告の講評と今後の方針の報告1

5分報告の講評と今後の方針の報告2 

イントロダクション 

  特になし。

学生による15分報告1

レポート批評会2

15分報告の講評と今後の方針の報告1

歴史学入門

15分報告の講評と今後の方針の報告2

学生による30分報告(リハーサル) 

学生による30分報告(発表会)

30分報告の講評と今後の方針の報告

レポート提出とレポート内容の簡単な説明  

到達目標

1. 上述の目的を達成するために、何らかの歴史にかかわる書籍を批判的に検討し、何らかの問題を設定し、その問題について調べる能力を獲得すること。2. その結果得た自分の見解を論理的に説明したレポートを作成できるようになること。3. 口頭報告において、自分の見解を的確に伝えれるようになること。

学生による15分報告2

学生による5分報告2 

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G13

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-2   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的1. 授業は、簡単な英語を用いて行う。毎回30分程度の単純な英会話活動を行う。2.最新の科学技術・産業分野や国際問題などに関する英文記事を読みすすめる。3.英語圏に見られる論理的な英文の構成法を学ぶ。

【Current English】

担当教員名 金城 博之

4・5年 全学科

評価方法試験90%、課題10%を目安として評価する。再試験は原則として行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

授業では原則として英語のみでおこなう。よって日頃から英語をよく聞き、授業に備えること。出席は授業の最初にとるので、遅刻者は授業終了後に理由を報告し、訂正を願い出ること。毎回授業の初め30分程度英会話活動を行う。受け身的に知識を得ようとせず、自ら学びとる姿勢を持つこと。

英会話活動、課題解説⑪、英字新聞の特徴4

学習内容

テキストおよび参考図書

英会話活動、課題解説①、英字新聞の特徴1

英会話活動、課題解説③

英会話活動、英作文1(論理的な英作文構成法について)

授業の説明、課題配布

テキスト:新聞記事を授業においてプリントを配布する。A4サイズのファイルを用意すること。  辞書:授業中に必ず使用します。(携帯やネットに繋がるものは不可)

英会話活動、課題解説④、クリティカル・リーディング1

英会話活動、課題解説⑬

英会話活動、課題解説⑥

時事英語

英会話活動、課題解説⑦

英会話活動、英作文2(演繹法、帰納法、アブダクションについて)

英会話活動、課題解説⑧、クリエイティブ・リーディング1

英会話活動、課題解説⑨、クリエイティブ・リーディング2

英会話活動、課題解説⑩、英字新聞の特徴3(タイトル)

到達目標

1.簡単な英語を用いた指示や講義を聞いて概要を捉えることができる。2.和洋新聞記事の一般的相違点を指摘でき、新聞記事の語彙や表現を理解できる。3.英文記事を辞書を用いて読んで、その概要を図にまとめることができる。4.論理的なまとまりのある英文を構成することができる。

英会話活動、課題解説⑤、クリティカル・リーディング2

英会話活動、課題解説②、英字新聞の特徴2

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G14

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-2   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的TOEICなどの各種英語検定試験の対策として、スピーキングおよびリスニングスキルの育成に重点を置き、英語の音声体系や発音記号の解説を通して、簡単な英語会話技能を訓練する。簡単な英語のプレゼンテーションを通して、パブリックスピーキングの訓練を行う。

【Practical English】

担当教員名 米永 正敏

4・5年 全学科

評価方法定期試験50%、英語によるプレゼンテーション40%、平常の受講態度、練習態度、ディスカッションへの参加態度など10%を目安とし、総合的に判定する。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

一方通行の講義形式ではなく、演習による訓練が中心となる。真面目な練習態度や、クラス内でのディスカッションなどに積極的に参加することが求められる。講義の後半は、英語によるプレゼンテーションを必須とするので、周到な準備が必要となる。

プレゼンテーション発表(3)

学習内容

テキストおよび参考図書

英語と日本語の音声体系について(1)

発音記号の説明と練習:子音(1)IPAの子音について、発音と聞き取りの訓練発音記号の説明と練習:子音(2)IPAの子音について、発音と聞き取りの訓練

オリエンテーション

英和辞書(書籍の辞書、電子辞書)を必ず持参すること。

発音記号の説明と練習:母音(1)IPAの母音について、発音と聞き取りの訓練

総復習

発音記号の説明と練習:音のつながり音声のつながり、欠落などの解説と練習

実用英語

プレゼンテーション準備(1)

プレゼンテーション準備(2)

プレゼンテーション準備(3)

プレゼンテーション発表(1)

プレゼンテーション発表(2)

到達目標基本的な音声が、正確に発音できる。正確に聴きとることができる。英語による簡単なコミュニケーションがとれるようになる。英語によるプレゼンテーションができる。

発音記号の説明と練習:母音(2)IPAの母音について、発音と聞き取りの訓練

英語と日本語の音声体系について(2)

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G15

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-2   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的 この授業では、日本や国際社会における最新のニュースを題材にして英語の読解練習を行う。

【English Reading】

担当教員名 安部 規子

4・5年 全学科

評価方法定期試験の得点70%、小テスト・作文等を30%を目安として総合的に評価する。評価基準:60点以上を合格とする。再試験については必要に応じて行うことがある。

授業の進め方と履修上の注意

授業はテキストとプリント教材に沿って進める。授業には英和辞典を持参すること。

クローン技術と幹細胞を使いノーベル賞獲得

学習内容

テキストおよび参考図書

インターネットは自転車に乗って

グリーンランドは中国のものではない

モバイル機器が市の新しい診察カバンに

Introduction1. TDL 30周年、魅力の秘密

15章版:ニュースメディアの英語―演習と解説2014年度版(朝日出版社)

イラン、TVドラマの衛星放送視聴禁止

Review

香川ハットトリック

英語講読

「アベノミクス」始動

アフリカのガボン、象牙は抗しがたい魅力

米国の国境警備は改善されたが、それで十分か?

「ヨーロッパ人」はまだいるのか?

地政学とシェールガス革命

到達目標1.現代社会の話題や諸問題に対する理解を深める。2.毎分120語程度の速度で英語の説明文を読み、概要を把握できる。3.読んだ内容について100語程度の英語で要約することができる。

分身ロボットが代わりに通学

「宝島」キプロスのトラウマ

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G16

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-2   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的総合的な基礎力がつくようにする。会話練習を重視し、発音を定着させる。実用文法の解説をしながら、さらに会話の幅を広げる。言語学習を通じて中国の文化、暮らしへの理解を進めることを目指す。

【Chinese Ⅰ】

担当教員名 趙 淑範

4・5年 全学科

評価方法定期試験(期末試験)90%、小テスト或は課題レポートを10%目安として評価する。再試験は行わない。評価基準:60点以上を合格とする

授業の進め方と履修上の注意

予習する練習問題の完成ノートの用意

如果、快要 ・・・ 了、像・・・一样、目的語前置、二重目的語、兼語文 

学習内容

テキストおよび参考図書

副詞“也”、“不”、助動詞“得” 、名詞述語文、助数詞 

方位詞、助動詞“能” 、“会”、反復疑問詞 

前置詞“比”、接続詞“和”、“ 跟”、副詞“都”、“还”

数字・時刻・日付、疑問詞“几”、“多少” 、省略疑問詞“呢” 

初級中国語随時プリント

“是・・・的”の文、可是(但是)、連動文 

阅读ー日記、総合復習 

可能補語 、動作の進行、持続、方向補語

中国語Ⅰ

複合動詞“打算”、動詞の重ね、複合動詞“听说” 

副詞“一下” 、“点儿” 、先・・・(然后)再、“可以”、“一定”

“的”の省略、除了・・・ 以外、因为・・・所以 

形容詞の重ね、結果補語、主述述語文

“为” 、“为了”、不用、别、虽然・・・但是、要、看来、存現文 

到達目標

1.ピンインを見て、文書を読める。2.会話文を正しく書ける、日本語の翻訳することができる。3.習った漢字の発音を聞いて書ける。4.文法の例文を読み、日本語を翻訳することができる。5.簡単な挨拶することができる。6.簡単な日記を書くことができる。

副詞“就要” 、“马上”、”被”、”让”

助詞 着、前置詞 “从”、“离”、“到”の文 、副詞“就”“才” 

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G17

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-1   S: ―   C:E   M:E-1

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“为” 、“为了”、不用、别、虽然・・・但是、要、看来、存現文 

到達目標

1.ピンインを見て、文書を読める。2.会話文を正しく書ける、日本語の翻訳することができる。3.習った漢字の発音を聞いて書ける。4.文法の例文を読み、日本語を翻訳することができる。5.簡単な挨拶することができる。6.簡単な日記を書くことができる。

副詞“就要” 、“马上”、”被”、”让”

助詞 着、前置詞 “从”、“离”、“到”の文 、副詞“就”“才” 

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数字・時刻・日付、疑問詞“几”、“多少” 、省略疑問詞“呢” 

初級中国語随時プリント

“是・・・的”の文、可是(但是)、連動文 

阅读ー日記、総合復習 

可能補語 、動作の進行、持続、方向補語

中国語Ⅱ

複合動詞“打算”、動詞の重ね、複合動詞“听说” 

副詞“一下” 、“点儿” 、先・・・(然后)再、“可以”、“一定”

“的”の省略、除了・・・ 以外、因为・・・所以 

形容詞の重ね、結果補語、主述述語文

評価方法定期試験(期末試験)70%、小テスト或は課題レポートを30%目安として評価する。再試験は行わない。評価基準:60点以上を合格とする

授業の進め方と履修上の注意

予習する練習問題の完成ノートの用意

如果、快要 ・・・ 了、像・・・一样、目的語前置、二重目的語、兼語文 

学習内容

テキストおよび参考図書

副詞“也”、“不”、助動詞“得” 、名詞述語文、助数詞 

方位詞、助動詞“能” 、“会”、反復疑問詞 

前置詞“比”、接続詞“和”、“ 跟”、副詞“都”、“还”

科目情報 前期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的総合的な基礎力がつくようにする。会話練習を重視し、発音を定着させる。実用文法の解説をしながら、さらに会話の幅を広げる。言語学習を通じて中国の文化、暮らしへの理解を進めることを目指す。

【Chinese Ⅱ】

担当教員名 趙 淑範

5年 全学科

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G18

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-1   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的中国語の実用的な表現力を養います。さらに中国語に興味を深く、質問・指示など適切な応対ができることを目指す。

【Chinese Ⅲ】

担当教員名 趙 淑範

5年 全学科

評価方法定期試験(期末試験)再試験は行わない。評価基準:60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

予習する練習問題の完成ノートの用意

第十一课 各地风俗习惯二

学習内容

テキストおよび参考図書

第二课 在教室

复习一

第四课 个人游

第一课 去留学

「読解中国语」

随時プリント

第五课 住酒店

综合复习

复习二

中国語Ⅲ

第七课 出差

第八课 中国音乐

第九课 电子世界

复习三

第十课各地风俗习惯一

到達目標1.日常会話を聞き取ることができる。2.手紙を書くことができる。3.中国語検定(3級以上)に対応できる。

第六课 做客

第三课 订票

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G19

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-1   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的隣国である韓国に対する理解と関心を高めるために、韓国語とその背景にある文化・歴史にも触れ、韓国人とのコミュニケーションを楽しむ心を持つことを目指す。

【Korean Ⅰ】

担当教員名 安 瀞珠

4・5年 全学科

評価方法60点以上を合格とする。定期試験 70%と出席・小テスト・課題提出 30%を目安として評価する。再試験は行わない。

授業の進め方と履修上の注意

授業は教科書と練習用プリントを中心に行われる。会話の練習をするためにペアを組んで発音してみたりすることがあるので、積極的な授業参加が求められる。またこの授業は韓国語Ⅱに継続する。

疑問詞を使って質問をする。「この、その、あの、どの」と「何ですか」の文型練習。

学習内容

テキストおよび参考図書

基本母音を覚え、母音を使った発音の練習をする。

合成母音11個を覚え、合成母音を使った発音の練習をする。

平音・激音・濃音の区別と発音上の注意を覚える。

ハングルの仕組みと生成背景について。

鄭勛燮・申昌鉉、『アクティビティな韓国語』、朝日出版社、2013年。

パッチムについて。挨拶言葉と韓国人のしぐさから韓国文化を理解する。

存在詞と位置を表す単語を使った会話練習。「いる、ある」、「いない、ない」、「いらっしゃる」を練習する。

発音の規則についてⅡ。

韓国語Ⅰ

パッチムがある単語の発音練習。簡単な文章を読んでみる。

韓国映画鑑賞。

自己紹介。~は~ですの文型を練習。初対面した人との挨拶交換。~と申します、~ではありませんの文型練習。好みについて話し合う。かしこまった「です・ます」の作り方を覚える。

到達目標1.韓国語の文字(ハングル)の読み・書きができる。2.正しい発音を習得する。3.語彙力を身につけ、簡単に自分の意思を伝える。

発音の規則についてⅠ。

基本子音14個と濃音を覚え、子音と濃音を使った発音の練習をする。

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G20

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-1   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 前期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的隣国である韓国に対する理解と関心を高めるために、韓国語とその背景にある文化、歴史にも触れ、積極的に韓国人とのコミュニケーションをはかる姿勢を持つことを目指す。

【Korean Ⅱ】

担当教員名 安 瀞珠

5年 全学科

評価方法60点以上を合格とする。定期試験70%と出席・小テスト・課題提出30%を目安として評価する。再試験は行わない。

授業の進め方と履修上の注意

授業は教科書と練習用プリントを中心に行われる。会話の練習をするためにペアを組んで発音してみたりすることがあるので、積極的な授業参加が求められる。またこの授業は韓国語Ⅲに継続する。

尊敬語の表現を覚える。

学習内容

テキストおよび参考図書

位置を表す単語を覚え、自分の部屋の様子を説明する。助詞「~へ、で」と「~ってください」の文型を練習。

うちとけた「です・ます体」の作り方を覚える。簡単な動詞を覚え、一日の一課を作文する。「~ません、~しなければならない」の表現を覚える。動詞と形容詞の単語を覚え、会話文を作ってみる。

尊敬表現と数字を覚える。

鄭勛燮・申昌鉉、『アクティビティな韓国語』、朝日出版社、2013年。

将来の計画について話し合う。「~したい、~して」の表現を覚える。

家族の呼称を覚え、家族を紹介する。

韓国映画鑑賞

韓国語Ⅱ

仮定形、同意・確認を求める表現を覚える。「~ば、たら、と、なら」「~ましょう、~でしょう」の文型練習。二つ以上の名詞を並べる文章を作る。カレンダーを見ながら、スケジュールについて話し合う。過去形を使った文型練習。適切な動詞や形容詞を入れて、日記を書いてみる。勧誘したり、意見を聞いたりする時の表現を覚える。過去に経験したことを表現する。話し手の意思や未来を表す表現を覚える。相手の意見や意向を聞いて、旅行の計画を立ててみる。

到達目標1.韓国語の文章の読み・書きができる。2.場面会話の練習を通して日常生活に必要な会話ができる。3.語彙を増やし、コミュニケーションのための話題を広げることができる。

チマ・チョゴリから見る韓国の服飾文化について考える。助詞と疑問詞をまとめる。

韓国の食文化について話し合う。市場で買い物をしてみる。

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G21

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-1   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的隣国である韓国に対する理解と関心を高めるために、韓国語とその背景にある文化、歴史にも触れ、積極的に韓国人とのコミュニケーションをはかる姿勢を持つことを目指す。

【Korean Ⅲ】

担当教員名 安 瀞珠

5年 全学科

評価方法60点以上を合格とする。定期試験70%と出席・小テスト・課題提出30%を目安として評価する。再試験は行わない。

授業の進め方と履修上の注意

授業は教科書と練習用プリントを中心に行われる。会話の練習をするためにペアを組んで発音してみたりすることがあるので、積極的な授業参加が求められる。

「~くなる、~になる、~ですね」の表現を覚える。色・天気と関わる単語を覚えて作文を作る。

学習内容

テキストおよび参考図書

動詞や形容詞の否定表現を覚える。「~くみえる、~けれど、~するとき」の文型練習をする。

打ち解けた「です・ます」体の変則をまとめる。

「~することができる、できない」の表現を練習する。意向、計画、予定を表す表現を練習する。

スタイル、体つきと関わる単語を覚え、自分の紹介する。

鄭勛燮・申昌鉉、『アクティビティな韓国語』、朝日出版社、2013年。

好きな韓国料理を紹介して、作り方を教える。

病院に行って自分の体調を説明する。「~しようかと思います、~ている」の表現を覚える。

連体形の文型練習Ⅱをする。

韓国語Ⅲ

「~するのをやめる、~できない」の表現を練習する。

韓国の歌謡を覚える。韓国の大衆文化について話し合う。

「~てもいいですか、~したらどうですか」の表現を覚える。

「~することができる、~だそうです、~てしまう」の表現を覚える。四季をテーマに作文を作る。「~という、~ほうだ、~するから」の表現を覚える。簡単な記事を読んで内容について話し合う。

到達目標1.韓国語の読み・書きができる。2.今後一人でも自習学習ができる。3.正しい発音、語彙力を身につけ、自分の意思を正確に伝えることができる。

連体形の文型練習Ⅰをする。

道を尋ねる練習をする。韓国の交通事情・交通手段について話し合う。

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G22

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-1   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的ドイツ語の基本的な文法を学び、ドイツ語を読み・書き・聞き・話す際の基礎を身につけることを目的とする。

【German Ⅰ】

担当教員名 木田 綾子

4・5年 全学科

評価方法定期試験[期末試験]70%、平常点[小テスト及び課題プリントなど]30%を目安として評価する。再試験は実施しない。60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

原則として教科書の1課を3週かけて学習する。1週目、2週目は主に文法事項を説明した後、練習問題を解く。3週目は読解の練習を中心に進め、後半はドイツの文化・生活などを紹介する。授業で練習した重要表現については、次の授業開始時に小テストを行う。なお、小テストの出題範囲は主に前回の授業内容とする。

Lektion 1、Lektion 2の復習

学習内容

テキストおよび参考図書

Lektion 1動詞の現在人称変化

Lektion 1文法の復習。読解練習など。Lektion 2名詞の性

ドイツ語のアルファベート、発音、挨拶など。

・教科書:清野智昭著『Meine Deutschstundeドイツ語の時間〈ビデオ教材 恋するベルリン〉』     (朝日出版社)。・辞 書:『アポロン独和辞典』(同学社)など。

Lektion 2名詞の格変化

Lektion 3、Lektion 4の復習

Lektion 3不規則動詞の現在人称変化

ドイツ語Ⅰ

Lektion 3名詞の複数形、名詞の3格Lektion 3文法の復習。読解練習など。Lektion 4前置詞と名詞の格Lektion 4副文Lektion 4文法の復習。読解練習など。

到達目標1.ドイツ語の基礎文法の習得(動詞の現在人称変化、名詞の「性」と「格」など)。2.ドイツ語の発音に慣れる。3.ドイツ語で簡単な自己紹介ができる。

Lektion 2文法の復習。読解練習など。

Lektion 1seinとhabenの変化、動詞の位置

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G23

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-1   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 前期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的「ドイツ語Ⅰ」に引き続き、ドイツ語の基本的な文法を学び、ドイツ語を読み・書き・聞き・話す際の基礎を身につけることを目的とする。

【German Ⅱ】

担当教員名 木田 綾子

5年 全学科

評価方法定期試験[期末試験]70%、平常点[小テスト及び課題プリントなど]30%を目安として評価する。再試験は実施しない。60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

原則として教科書の1課を3週かけて学習する。1週目、2週目は主に文法事項を説明した後、練習問題を解く。3週目は読解の練習を中心に進め、後半はドイツの文化・生活などを紹介する。授業で練習した重要表現については、次の授業開始時に小テストを行う。なお、小テストの出題範囲は主に前回の授業内容とする

Lektion 5、Lektion 6の復習

学習内容

テキストおよび参考図書

Lektion 5人称代名詞の3・4格

Lektion 5文法の復習。読解練習など。Lektion 6定冠詞類

ドイツ語Ⅰの復習ドイツ語の季節・月・曜日

・教科書:清野智昭著『Meine Deutschstundeドイツ語の時間〈ビデオ教材 恋するベルリン〉』    (朝日出版社)。・辞 書:『アポロン独和辞典』(同学社)など。

Lektion 6不定冠詞類、否定冠詞kein

Lektion 7、Lektion 8の復習

Lektion 7zu不定詞句

ドイツ語Ⅱ

Lektion 7分離動詞Lektion 7文法の復習。読解練習など。Lektion 8話法の助動詞Lektion 8未来形Lektion 8文法の復習。読解練習など。

到達目標1.ドイツ語の基礎文法の習得(さまざまな動詞・助動詞・現在完了形など)。2.簡単なドイツ語文を聞き取る。3.ドイツ語で自分の体験を語る。

Lektion 6文法の復習。読解練習など。

Lektion 5再帰代名詞と再帰動詞、名詞の2格

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平成26年度 シラバス 授業計画

シラバスコード G24

授業時数 30

JABEEプログラム目標

   A:G-2   E:E-1   S: ―   C:E   M:E-1

科目情報 後期 一般科目 選択科目 講義 1単位

授業の目的初級ドイツ語を習得した学生が、ワンランク上の文法、読解力、表現力を身につけ、ドイツ語の運用能力を高めることを目的とする。

【German Ⅲ】

担当教員名 木田 綾子

5年 全学科

評価方法定期試験[期末試験]70%、平常点[小テスト及び課題プリントなど]30%を目安として評価する。再試験は実施しない。60点以上を合格とする。

授業の進め方と履修上の注意

原則として教科書の1課を3週かけて学習する。1週目、2週目は主に文法事項を説明した後、練習問題を解く。3週目は読解の練習を中心に進め、後半はドイツの文化・生活などを紹介する。授業で練習した重要表現については、次の授業開始時に小テストを行う。なお、小テストの出題範囲は主に前回の授業内容とする。

Lektion 9、Lektion 10の復習

学習内容

テキストおよび参考図書

Lektion 9過去形、現在完了形

Lektion 9文法の復習。読解練習など。Lektion 10形容詞の格変化

ドイツ語Ⅱの復習ドイツ語の数字

・教科書:清野智昭著『Meine Deutschstundeドイツ語の時間〈ビデオ教材 恋するベルリン〉』     (朝日出版社)。・辞 書:『アポロン独和辞典』(同学社)など。

Lektion 10比較級と最上級

Lektion 11、Lektion 12の復習

Lektion 11関係代名詞

ドイツ語Ⅲ

Lektion 11命令形Lektion 11文法の復習。読解練習など。Lektion 12接続法、接続法第2式の人称変化Lektion 12非現実話法Lektion 12文法の復習。読解練習など。

到達目標

1.中級レベルのドイツ語テクストを正確に読める。2.より多くの語彙と表現力を身につけ、自分の考えを簡単なドイツ語で  表現できる。3.あまり複雑ではない構造のドイツ語文を聞き取ることができる。

Lektion 10文法の復習。読解練習など。

Lektion 9受動態

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平成26年度版

電気電子工学科シラバス

編集・発行 久留米工業高等専門学校