「選挙で選ばれた議員や有権者を

含む、より多くの対象ユーザーに

多くの情報を開示したいと思って

います。財務情報を表示したとき

に生じるかもしれない障壁が、製

品の使い慣れた外観によってすぐ

に取り除かれます。」

–

ワシントン州レドモンド市、財務

および

情報サービス

責任者 Mike Bailey

マイクロソフトでは、お客様の組織の価値を高めるための、強力かつ柔軟で使

いやすいソリューションを継続的に提供することに全力で取り組んでいます。

Microsoft Dynamics® AX 2012 のリリースは、この取り組みの成果です。

Microsoft Dynamics AX 2012 には、中核的なエンタープライズ リソース プラン

ニング (ERP) および業種の機能全体にわたる 1,000 を超える新機能と機能強化

が加えられており、ビジネス価値をすばやく生み出し、組織の情報分析力を強

化することができます。シンプルなシステム基盤をもち、操作性を重視し開発

されているため、運用保守・アップグレードを容易にし、迅速な導入を実現す

ることができます。

同時に、広範な相互運用性 (マイクロソフトのビジネス生産性アプリケーショ

ンおよび IT インフラストラクチャ テクノロジとの ERP システムの連携) を実現

しているため、ユーザーが変化に迅速に対応することができるようになります。

すばやく、より多くの価値を得る

製造、流通、サービスの各業種に特化した機

能と強化された ERP 機能 (コンプライアンス

管理や予算管理など) を使用すると、特殊なビ

ジネス要件を満たすことができます。マイク

ロソフトのグローバルなソリューションは、

ビジネスと共に拡張させるのが簡単で、面倒

な作業を行うことなく、役割に応じた情報を

すぐに入手し、生産性を向上させることが可

能になります。

ビジネス チャンスを最大限に活かす

適応性の高いソリューションにより、リスク

を減らしながら、プロセスを継続的に最適化

してビジネス チャンスを最大限に活かすこ

とができます。さらに、柔軟性の高いホスト

型の社内展開オプションと、簡略化された保

守およびアップグレードにより、現在から将

来にいたるまでビジネスをサポートすること

ができます。

簡潔さにより、ユーザーの関与と技術革新を

促進する

一貫性のある使い慣れたエクスペリエン

ス、Microsoft® Office のシームレスな相互

運用性、広範なサプライ チェーンにおける

コラボレーションの強化をユーザーにもた

らします。

マイクロソフト・テクノロジとの広範な相互

運用性

Microsoft Dynamics AX 2012 は、ERP シス

テムとビジネスおよび生産性アプリケー

ション、コミュニケーション ソリューショ

ン、社内またはクラウド上で動作する基に

なるテクノロジ プラットフォームの相互運

用を実現します。詳細は、豊富な知識を持

つ Dynamics パートナーに今すぐご相談く

ださい。

スケジューリング ボードなど

のユーザー インターフェイス

は、直感的な表示が特徴と

なっており、生産の進捗状況

を簡単に把握することができ

ます。

ロール (役割) ベースの情報表

示、ワークフロー、レポート、

タスク リスト、リンク、主要業

績評価指標 (KPI) が、簡単にカス

タマイズできる 1 つのロール セ

ンターに統合され、Windows®

クライアント/Web ブラウザー

に関わらず、すばやく処理を起

こすことができます。

役割に応じたユーザー インターフェイス

役割に応じたユーザー インターフェイスの強化は、Microsoft

Dynamics AX の Windows クライアントとエンタープライズ ポータ

ルにわたっており、使い慣れたユーザー エクスペリエンスやビジネ

ス プロセスとの関連付けを通して生産性とビジネス情報分析力が向

上します。使い慣れた強力なツールである Microsoft Word と

Microsoft Excel® を使用して、Microsoft Dynamics AX 2012 のビジ

ネス データにアクセスできるため、ユーザーの生産性が向上します。

役割に応じた ERP クライアント

FactBox、高速切り替え可能なタブ、現在のフォームを離れることな

く複数のソースのデータを表示できるプレビュー ウィンドウなど、

役割に応じたユーザー インターフェイスの強化により、生産性が向

上します。関連アイテムの強調表示、マルチタスクなどの方法で情

報の視覚化を行い、ミス オペレーションの可能性を減らすことがで

きます。

AX 2012 には、会計および予算マネージャーなど、新しいロール

センターが含まれています。

Microsoft SharePoint® テクノロジ ベースのエンタープライズ

ポータル

共通インターフェイス、アクション ペイン、およびその他の構成

オプションにより、ユーザー エクスペリエンス全体が強化されま

す。コラボレーション ワークスペースにより、プロジェクト、

マーケティング キャンペーン、および商談に関する情報をチーム

がすばやく整理して共有できるようになりました。さらに、

Windows Live® ID 認証、検索機能の強化、ページのレイアウトに

より、生産性が向上します。

Microsoft Office アドイン

Microsoft Office アドインを活用すると、Microsoft Word を使用

して Microsoft Dynamics AX の構造化情報および非構造化情報を

組み合わせたテンプレートやドキュメントを作成できます。Excel

と Word のアドインを使用して Microsoft Dynamics AX で情報の

表示、分析、共有が行えます。双方向の相互運用性により、ユー

ザーは Excel を利用しながら Microsoft Dynamics AX のデータにア

クセスして更新することができます。

新しいヘルプ システム

トピックをカスタマイズして、組織内の他のユーザーがヘルプ ド

キュメントを作成できるようにします。更新内容をすぐに適用お

よび配布して、検索機能およびヘルプ ビューアーでネットワーク

または Web 上のヘルプを検索することにより、ヘルプとビジネ

スの関連性を高めることができます。

業種に特化した機能

Microsoft Dynamics AX 2012 は、製造、サービスおよび流通の各

業種別ソリューションを有しており、それらの機能をすぐに使用

することができます。Microsoft Dynamics AX 2012 では、業種に

特化した機能が 1 つのインスタンスに独自の方法で組み合わされ

ており、複数の業種の機能が同時に必要な組織に役立ちます。

製造

Microsoft Dynamics AX 2012 の柔軟性を活かして、プロセスと別

個の製造モデル（組立ならびに Lean 生産）を 1 つのインスタン

スで実行できます。これにより、最適な方法で効率的な製造手法

を実装することもできます。

新しいリソース モデルを活用して、複数の工順でリソースを効率

的に利用することができます。リソース (外注先、従業員、機械、

ツール、場所) を、それぞれの能力 (特定の生産関連アクティビ

ティを実行する能力) に基づいてジョブと工程に割り当てます。

リソースの選択は、スケジュール エンジンによって処理されます。

生産フローで効率的な製造をモデル化および実行して納品リード

タイムを短縮し、ワーク センター間の過剰在庫を削減することが

できます。

新しい製品構成ツールを使用して、製品のモデル、コンポーネント、

属性を効率的に作成、維持、再利用することができます。

コレクション マネージャーのロール センターおよびコレクション

フォーム

作業現場の従業員はタッチ対応ジョブ登録フォームを使用して、時

間と生産量を登録できるようにすることができます。この機能を使

用すると、作業現場監督者はジョブに優先順位を付け、ジョブの開

始/停止などのアクションを実行することができます。

サービス業

複雑な作業配分構造、マイルストーン管理、タスク割り当て、成果

物仕様によって、提案管理、プロジェクト見積もり、プロジェクト

予算管理を強化できます。

個々のスキルと能力をサービス タスクやプロジェクト目標と

マッチングして、プロジェクトで適切なリソースを予測、計画し、

適材適所にスケジュールする能力を強化できます。

Microsoft SharePoint Server のワークスペース コラボレーションを活

用することで、プロジェクト間の情報共有により、お客様へ最善な

サービスの提供が可能です。

物流

会社間の需要と供給がすべて表示される新しいビューを使用して、

組織全体でサプライ チェーン計画能力を強化できます。加えて、会

社間の計画された需要が組織内の上流企業から見えるようになり、

マスター プランを利用して、それらを組み込むことができます。複

数レベルのペギングフォームを使用して会社間の注文ペギング全体

を把握できるため、計画と管理もサポートされます。

販売注文入力担当者別に入力項目を制限し、伝票入力工数の削減を

可能にします。販売注文ヘッダー、明細行、および関連情報を簡単

に確認することができます。

価格設定の機能を活用することで、プライスリストの管理を柔軟

に行うことができます。

中核的な ERP 機能

Microsoft Dynamics AX 2012 は、多岐にわたる機能を提供し運用効

率をサポートします。Microsoft Dynamics AX 2012 には、サプライ

ヤー関係管理、案件管理などの新機能に加えて、財務、セールスお

よびマーケティング、調達、プロジェクト会計処理、人材管理、サ

プライチェーン管理、在庫管理、法令遵守と内部統制の分野の重要

な機能強化が含まれています。

財務

無制限の財務分析コードをすばやく作成し、詳細なビジネス ビュー、

監査証跡の透明性、詳細な分析を目的として会社間で共有できます。

調達プロセスを詳細に定義しワークフローを利用することで予実

対比をリアルタイムに把握することができます。

現金回収プロセスを簡略化することで、時間を節約し、顧客と効

率的に取引を行い、キャッシュ フローを改善できます。

勘定科目に関連する配賦マスタを定義し、補助元帳の仕訳エントリ

を表示してから元伝票を仕訳することで、要求、注文、請求書、お

よび他の主要なトランザクションの正確な処理を簡略化し、サポー

トできます。

供給スケジューリング

請求書のマッチング、料金の割り当て、発注前払いの処理と追跡、

請求書への行の追加などの新機能により、買掛金勘定を効率よく

管理することができます。

会計情報をより正確に定義および管理することで、自社のビジネ

スをより詳しく把握することができます。

アーキテクチャ上の利点を活用して、会社間で主要な財務データ

を共有できるため、生産性と正確性が格段に向上します。

発注の持越しや予算繰り越しオプションなどの機能強化により、

年度末決算にかかる時間と労力を大きく減らすことができます。

セールスおよびマーケティング

Microsoft Dynamics CRM Connector を使用して、社内からもオン

ラインでも Microsoft Dynamics CRM 2011 の情報にアクセスする

ことができます。

新しい案件管理機能を利用してお客様へのサービスレベルを向上

させます。

調達

Microsoft Dynamics AX の調達と取得を使用して、商品とサービス

の直接調達および間接調達を管理することができます。

全体的な支出をマネージャーがカテゴリ別に管理可能な仮想ワー

クスペースを作成できます。

調達ロール センターを通して、要求の集約、作業キュー管理、カ

テゴリ管理、および他の調達機能を活用できます。

組織全体で一元化された調達デスク機能を確立し、調達ポリシー

およびプロセスをサポートできます。

1 つまたは複数の購買ポリシーの設定と維持を簡単に行うことが

でき、組織内のさまざまな要求に適用できます。

サプライ チェーン管理

入荷情報に基づいたスケジュールから出荷予定日を計算します。

分納が生じる場合でも割引情報を維持できます。

Microsoft Dynamics AX 2012 の 2 つの新しいレポートを使用して、

会社間で輸送中の商品の価値を報告することができます。

プロジェクト管理および会計

プロジェクト予算の作成時にサマリーを表示し、会計予算と比較

し、提出前に修正を加えることができます。

エンタープライズ ポータルでプロジェクトを作成および管理し、

リモート アクセスを可能にします。

Web ブラウザーまたはクライアント アプリケーションから、タ

イム シート エントリを効率的に作成することができます。

従業員、カテゴリ、分析コードの社内販売価格に基づいて収益を

割り当てて転記することで、割り当て領域ごとの収益性管理が可

能になります。

Microsoft Project Server 2010 との相互運用性の強化により、プロ

ジェクトの複雑なポートフォリオの管理とリソース スケジュール

の最適化を実現します。

人事管理

特定の職務に関するデータ、警告、タスク リスト、レポートを

ロール センターで参照することで、個々の生産性を高めることが

できます。事前に定義された 34 のロール センターには、エン

タープライズ ポータルまたは Microsoft Dynamics AX の Windows

クライアントからアクセスできます。

従業員ポータルとワークフロー ツールを使用して、支出および承

認ポリシーをより細かなレベルで適用し、業績目標管理のための

サービスを可能にします。

従業員レコードを簡単に転送および表示し、採用、所属、育成、転

勤、解雇における手動プロセス ステップを減らすことができます。

エンタープライズ ポータルの強化された経費管理アプリケーショ

ンにより、プロセスを簡略化して、生産性を高めることができま

す。これには、経費入力、仮払要求、クレジット カードの否認、

出張要求、経費報告の委任が含まれます。さらに、経費報告、出

張要求、仮払の承認作業が新たに追加または強化されています。

作業現場の従業員向けのタッチ スクリーン機能

従業員ポータル

法令遵守および内部統制

企業ポリシーを定義し、監査プロセスを自動化できます。

強化された内部統制機能、新しい既定のコントロール ライブラリ、

新しいインポートおよびマッピング ウィザードなど、コンプライ

アンス センターの機能強化によって、法律、規制、ポリシー、ビ

ジネス ルールへの組織の法令遵守をサポートできます。

国固有の機能

法人の主要な住所に関連付けられた国/地域を使用して、法人の

所在地に基づいて機能の可用性を管理できます。たとえば、法人

の住所が日本である場合は、日本固有の機能を表示して使用でき

ます。

Microsoft Dynamics AX 2012 には、国固有のローカライズをサ

ポートするさまざまな機能が用意されています。

アプリケーションの基盤

マスター データ、参照データ、グローバル エンジンがアプリケー

ションの基盤となっています。Microsoft Dynamics AX 2012 では、

これらの 3 つの分野の機能強化により、マスター データと参照デー

タの定義や複数法人を持つ企業におけるグローバル エンジンの使用

が簡略化されています。

マスター データ

組織モデル: 多くの階層と詳細を設定することで組織構造を正確に

モデル化でき、より高度なレポート作成、セキュリティの強化、

容易なデータ共有が可能です。

グローバル アドレス帳: 複数のアドレス帳の作成、アドレス帳ア

クセスの管理、アドレス帳ごとのポリシーの適用、アプリケー

ション フォームからの申請者レコードの作成が可能です。

製品情報管理: 組織全体の製品セットの製品定義およびマスター定

義を作成、維持し、それらを会社全体で共有して一元化された製

品マスター制御を維持できます。

参照データ

タイム ゾーンの強化: タイム ゾーン設定の指定および変更、複数

タイム ゾーンのサポート、タイム ゾーン設定のローカル タイム

ゾーンとの同期、トランザクションの異なるタイム ゾーン情報の

表示を簡単に行うことができます。

組織モデル

ビジネス インテリジェンスおよびレポート

作成

Microsoft Dynamics AX 2012 の BI およびレポート作成には、800 を

超える Microsoft SQL Server® Reporting Services レポート、11 の

SQL Server Analytics Server データ キューブ、およびフレームワー

クの強化が含まれます。

Microsoft SQL Server Reporting Services

Microsoft Dynamics AX のレポートを使用して、SQL Server

Reporting Services の機能を Microsoft Dynamics AX と組み合わせ

ることができます。800 を超える組み込みレポートと同時に、

Microsoft Dynamics AX 2012 には既存の X++ レポート用のウィ

ザードベースの移行ツールと統合されたロールベースのセキュリ

ティ オプションが用意されています。

SQL Server Reporting Services レポートの自動生成によって、厳格

なレポート要件を満たして IT 作業負荷を減らし、Microsoft Visual

Studio® 2010 のグラフ コントロールを使用して基本レポートを作

成することができます。

レポートを 1 つの言語で作成することによりグローバルなオペ

レーションをサポートします。レポート作成フレームワークによ

りレポートを複数の言語で生成できるようにします。

Microsoft SQL Server Analysis Services

ワークフローおよび環境の持続可能性のための新しいキューブを

使用して、ビジネス プロセスの問題をすぐに識別し、アクション

を起こすことができます。履歴と現在のステータスを記録し、パ

フォーマンス分析レポートを生成できます。

ウィザード主導型の UI を使用して、あらかじめ用意されたデータ

キューブを簡単に実装、構成、カスタマイズできるため、

Microsoft Dynamics AX 2012 のセットアップ時にあらかじめ用意

されたビジネス インテリジェンス ソリューションを展開するこ

とができます。

基盤機能

Microsoft Dynamics AX 2012 の構造上の機能強化により、組織にお

ける IT 運用効率が向上するため、価値の向上というメリットが得ら

れます。これらの機能強化の中には、IT の複雑さとフロントエンド

の業務負荷を軽減できるグラフィカル ワークフロー エディターや

クラウドベースのサービスがあります。アプリケーション統合フ

レームワークの機能強化と新しいプログラミングの概念によって、

IT プロフェッショナルが記述するコードが減少します。ロールベー

スのセキュリティにより、内部統制の実装が加速します。さらに、

エンタープライズ ポータルの新機能と機能強化によって、インター

ネットおよび Web ブラウザーをとおして Microsoft Dynamics AX

2012 のメリットを受けることができます。

ワークフロー

強力な新機能を使用することで、複雑なワークフロー、ヘッダー

に関連付けられた行ごとに個別のワークフロー、およびユーザー

による操作が不要な自動ワークフローを作成することができます。

グラフィカル ワークフロー エディターでは、ドラッグ アンド ド

ロップ機能を使用してワークフローを作成できます。作業項目

キューを使用すると、ユーザーは作業項目を制御したり、必要な

ときにチーム全体の負荷分散を行うことができます。

サービスおよびアプリケーション統合

X++ ビジネス ロジックをサービスとして外部システムに開示する

ことによる X++ コード投資の効果の延長 (90 を超えるドキュメン

ト サービスなど)、XML 以外のファイル形式サポート、柔軟なエ

ラー処理、一括インポートのサポートを含む統合サポート、サー

ビス グループへの簡単なアクセス、ビジネス運営フレームワーク

を使用したアプリケーションの記述、X++ からの外部サービスの

利用などの新機能を活用できます。サービスの構成と管理を簡略

化できます。

Microsoft Dynamics ERP RapidStart Services*

Microsoft Dynamics ERP RapidStart Services は、ビジネス アプリ

ケーション内で使用可能なベスト プラクティスとプロセスを活用

することで、Microsoft Dynamics ERP ソリューションの高速で信

頼できるセットアップと構成を可能にするアンケートベースの

サービスです。

グラフィカル ワークフロー エディター

* お客様の国でのご利用については、Microsoft Dynamics パートナーまたは

現地のマイクロソフト オフィスにお問い合わせください。

ロールベースのセキュリティ

アプリケーション オブジェクトごとにセキュリティ アクセス許

可を作成して保守を簡略化し、セキュリティ構成を再利用するこ

とができます。また、個々のテーブル レコードのセキュリティ

ポリシーを実装し、より細かく管理することができ、サービスの

構成と管理を簡略化できます。

エンタープライズ ポータルの拡張機能

Visual Studio 2010 を使用して、エンタープライズ ポータルの統

合を簡単に開発できます。エンタープライズ ポータルでは、デー

タベース構造の効率を上げるためにテーブル階層がサポートされ、

新しいセキュリティ モデルが導入されています。

新しいプログラミングの概念

データ モデル設計やスキーマ コンポーネントの再利用性を強化、

生産性を高める柔軟で正確な情報とレポートの作成、使用、保守

に貢献する一連の新機能を実装することができます。

統合開発環境

すべてのアプリケーション要素を 1 つのリポジトリに保存し、そ

れらをモデルと呼ばれる物理的なモジュールで配布します。モデ

ルは、簡単に組み合わせて機能を追加することができます。開発

者は、MorphX® と Visual Studio ツールの両方を使用することが

できます。

データ アップグレード フレームワークの機能強化

アップグレードの大部分を Microsoft Dynamics AX のライブ シス

テムで実行し、さまざまなアップグレード段階間における高度な

並列化の使用を増やす新しいソース対ターゲット モデルを使用す

ることで、ビジネスのダウンタイムを減らしながらデータ アップ

グレードを実施できます。

Microsoft Dynamics AX 4.0 または Microsoft Dynamics AX 2009 か

ら Microsoft Dynamics AX 2012 に直接アップグレードできます。

マイクロソフトのビジネス生産性アプリ

ケーションと IT インフラストラクチャ

テクノロジ

Microsoft Dynamics AX 2012 の主な長所は、マイクロソフトの他の

製品およびテクノロジとの相互運用性に見られます。技術的な観点

からは、この長所により、効果的でコスト効率の高い開発が促進さ

れます。ユーザーは、相互運用性のメリットを活かして、生産性と

データの整合性を高めることができます。

SQL Server モデル ストア

データおよびメタデータの 1 つのストアを Microsoft SQL Server

モデル ストア内に維持できます。

Visual Studio 2010 のサポート

統合開発エクスペリエンス、新しいツール、Visual Studio

2010 リソース (世界中で利用可能) を活用し、Microsoft

Dynamics AX 2012 に統合されたビジネス アプリケーション

要素をモデル化できます。また、Microsoft Team

Foundation Server 2010 を使用して分岐機能や作業項目など

のソース コードを効率的に管理できます。

マイクロソフトのソリューション、アプリケーション、テクノロジ

Microsoft Dynamics AX 2012 の機能では下記がサポートされています。

Microsoft SQL Server 2008 R2 (SQL Server Reporting Services と SQL

Server Analysis Services を含む)

Microsoft SharePoint 2010

Microsoft Search Server 2010

Microsoft Search Server Express 2010

Microsoft Fast Search Server 2010

Microsoft Office 2010

Microsoft Project Server 2010

Microsoft Visual Studio 2010

詳細なシステム要件については、

www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/ax をご覧ください。

ライセンス

Microsoft Dynamics AX 2012 は、使い慣れたマイクロソフト ライセ

ンス モデル (サーバーおよび CAL) で利用できます。このモデルで

は、役割に応じた設計がライセンス モデルに結び付けられるため、

個々のユーザーのニーズを満たすのに必要となる正確なライセンス

数を確実に購入でき、必要なときには簡単に増やすことができます。

エンタープライズ ポータル ‐ カスタマー リスト

詳細については

次の URL で Microsoft Dynamics AX 2012

の詳細をご覧ください。

http://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/ax

Microsoft Dynamics AX の詳細については、http://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/ax/default.aspx をご参照ください。

● Microsoft、Active Directory、BizTalk、Excel、Internet Explorer、Internet Explorer ロゴ、Microsoft Dynamics、Microsoft Dynamics ロゴ、Office ロゴ、PerformancePoint、

Outlook、SharePoint、SQL Server、Windows、Windows Server、Windows Vista、Windows ロゴ、Xbox は、米国 Microsoft Corporation および/またはその関連会社の商標です。

● その他、記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。● このドキュメントの内容は、2012 年 10 月現在のものです。予告なく内容が変更される可能性が

ありますのでご了承ください。

日本マイクロソフト株式会社

〒108-0075 東京都港区南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー