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Autodesk Inventor

iLogic 2010 チュートリアル Part 1

パーツドキュメントのルール作成 これは、3 つの章に分かれたチュートリアルの Part 1 です。Part 1 では、iLogic でルールを作成・実行して、

パーツドキュメントのパラメータ値を外部からコントロールする方法を学習します。Part 2 では、iLogic で

Excel スプレッドシートと関連付けたルールを作成・実行して、Excel スプレッドシートを参照して、パーツドキュ

メントのパラメータ値を外部からコントロールする方法を学習します。Part 3 では、iLogic でルールを作成・実

行して、アセンブリおよびコンポーネントのパラメータ値を外部からコントロールする方法を学習します。

iLogic チュートリアルでの学習は、Part 1 から順番に進めるようにしてください。

チュートリアル Part1 のカリキュラムは、次のとおりです。

iLogic のツール構成:iLogic の 2 つのエディタの用途について。

パラメータの作成:パラメータエディタを使用して、ルールの作成に使用するパラメータやパラメータ値のリ

ストを作成します。

パラメータフィルタの活用:パラメータフィルタを使用して、パラメータリストをフィルタリングします。

ルールの作成:ルールエディタを使用して、ルールを作成します。

ルールのテスト:ルールを実行して、パーツの各形状の変化を確認します。

ルール名の変更:ツリーエディタを使用して、作成済みのルールの名前を変更します。

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チュートリアル Part 1 の概要

チュートリアル Part 1 では、サンプルデータのブラケットを使用して、iLogic でブラケットの穴、面取り、幅寸法

に関するルールを作成・実行して、iLogic のルールに基づいて、パーツドキュメントのパラメータ値を外部から

コントロールする方法を学習していきます。

iLogic での編集作業は、先に必要なパラメータやパラメータ値のリストを作成し、次にルールのプログラムを

作成して、最後にルールのプログラムをテストする順番になります。

パラメータの作成はパラメータエディタを、ルールのプログラムの作成でルールエディタをそれぞれ使用します。

サンプルデータのロード

チュートリアル Part 1 で使用するサンプルデータをロードします。

1. Autodesk Inventor を起動し、アプリケーション メニューから[管理][プロジェクト]を選択して、[プロジェク

ト]ダイアログを表示します。または[スタートアップ]タブから[プロジェクト]を選択して、[プロジェクト]ダイア

ログを表示します。

2. [参照]ボタンをクリックして、[プロジェクトファイルを選択]ダイアログを表示し、iLogic 2010 と同時にインス

トールされた Inventor プロジェクトファイル「iLogic 2010 Tutorial.ipj」(既定値のフォルダ C:¥Documents

and Settings¥All Users¥Documents¥Autodesk¥Inventor iLogic 2010¥Tutorials)にアクセスして、

Inventor プロジェクト[iLogic 2010 Tutorial]をロードします。

3. プロジェクトリストに表示された [iLogic 2010 Tutorial] をダブルクリックしてアクティブにしてから、 [完

了] ボタンをクリックします。

4. [リボン] メニューの [開く] を選択して [開く] ダイアログを表示し、パーツドキュメントファイル

「bracket_no_rules.ipt」を開きます。

5. [アプリケーションメニュー] の [名前を付けて保存] を選択して [名前を付けて保存] ダイアログを表示し、

ファイル名「bracket.ipt」を入力して保存します。

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これで、チュートリアル Part 1 で使用するサンプルデータのロードが完了しました。

パラメータを作成する

これからパラメータエディタを使用して、ルールのプログラム作成に使用するパラメータ、

[mass]パラメータ

[holes]パラメータ

[chamfers]パラメータ

を作成していきます。

パラメータエディタの起動

[管理]タブの[パラメータ]パネルから[iLogic Parameters]ツールをクリックします。これで、パラメータエディタが

起動し、[Parameter Editor]ダイアログが表示されます。

[mass]パラメータの作成

1. パラメータリストの一番下の行、[Name]列のセルをクリックして、パラメータ名「mass」を入力します。パラ

メータ名は大文字と小文字が区別されます。後のルールの作成では、パラメータ名を参照してプログラム

を作成しますので注意してください。

2. [mass]行の[Type]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示します。このリストには、iLogic で作

成可能なパラメータのタイプ、[User]、[String]、[Boolean]が表示されます。ここでは、[User]を選択します。

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3. [mass]行の[Unit]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、[ul]を選択します。

4. [Equation]列のセルにパラメータ値「100」を入力し、適当な空白セルをクリックします。これで、[Nominal

Value]列には[100.000000]が表示されます。

5. [mass]行の[Key]列にチェックを入れます。これで、[mass]パラメータが、キーパラメータに設定されます。

[holes]パラメータの作成

1. パラメータリストの一番下の行、[Name]列のセルをクリックして、パラメータ名「holes」を入力します。

2. [holes]行の[Type]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、[String]を選択します。

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3. [holes]行の[Unit]列のセルをクリックして空白にします。

4. [holes]行の適当な空白セルを右クリックしてメニューを表示します。このメニューには、[Make Multi-

Value]、 [Delete Parameter]が表示されます。ここでは、[Make Multi-Value]を選択して、[Value List

Editer]ダイアログを表示します。

[Add New Item(s)]フィールドにパラメータ値「base」を入力して、[Add]ボタンをクリックします。これで、[Value]

リストに[base]が追加されます。

5. 先と同じ要領で、[flange]、[none]を[Value]リストに追加した後、[OK]ボタンをクリックして、[Value List

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Editer]ダイアログを閉じます。

6. [holes]行の[Multivalue]列のセルをクリックして、ドロップダウンリストを表示します。このリストには、先

に、[Value List Editer]ダイアログで作成した[Value]リストが表示されます。ここでは、[flange]を選択しま

す。これで、[Equation]列と[Nominal Value]列には、[flange]が表示されます。

7. [holes]行の[Key]列にチェックを入れます。これで、[holes]パラメータがキーパラメータに設定されます。

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[chamfers]パラメータの作成

1. パラメータリストの一番下の行、[Name]列のセルをクリックして、パラメータ名「chamfers」を入力します。

2. [chamfers ]行の[Type]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、[Boolean]を選択します。

3. [chamfers]行の[Equation ]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示します。このリストには、パ

ラメータ値[True]、[False]が表示されます。ここでは、[True]を選択します。

4. [chamfers]行の[Key]列にチェックを入れます。

5. [Done]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

これで、ルールのプログラム作成に使用するパラメータの作成は、すべて完了しました。

パラメータフィルタを活用する

チュートリアル Part 1 で使用するブラケットは、単純な形状とはいえ、27 のパラメータが関与しています。モデ

ルの形状が複雑になるのに比例して、パラメータの数は膨大になってきますが、パラメータエディタで編集を

行うには、この膨大な数のパラメータの中から、目的のパラメータを探し出さなくてはなりません。

ここで、[Parameter Editor]ダイアログの左下にある[Parameter Filter]フィールドに注目してください。

このフィールドでフィルタの条件を設定すると、パラメータリストに表示するパラメータをフィルタリングで絞り込

むことができます。

このように、パラメータフィルタを活用すれば、膨大な数のパラメータの中から、目的のパラメータをいち早く探

し出すことが可能になります。

右フィールド

パラメータのタイプ(iLogic,Model,User など)の表示を設定します。

左フィールド

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キーパラメータ/非キーパラメータの表示を設定します。

パラメータフィルタの設定とフィルタリングの結果の例

左フィールド選択 右フィールド選択 フィルタリングの結果

All All すべてのパラメータを表示しま

す。

All Key キーパラメータのみ表示しま

す。

All Non-key キーパラメータ以外のパラメー

タのみ表示します。

Model All すべてのモデルパラメータを表

示します。

Model Key キーモデルパラメータのみ表示

します。

ルールを作成する

これから、ルールエディタを使用して、ブラケットの各形状をコントロールするルール

ブラケットの穴のルール

ブラケットの面取りのルール

ブラケットの幅寸法のルール(リストの値選択)

ブラケットの幅寸法のルール(値入力)

のプログラムを作成していきます。

ルールエディタの起動

1. [管理]タブの[iLogic]パネルの[Add Rule]ツールをクリックして、[Rule Name]ダイアログを表示します。

2. [Name]フィールドにルール名「Modify_Feature」を入力して、[OK]ボタンをクリックします。これで、ルール

エディタが起動し、[Edit Rule]ダイアログが表示されます。

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3. [Model]タブをクリックして、内容を表示します。

モデルツリーフィールド

プログラムの構文に使用可能なパラメータのノードを、ツリー形式で表示するフィールドです。

[Parameter]フィールド

プログラムの構文に使用可能なパラメータをリスト表示するフィールドです。

テキストフィールド

プログラムの構文を入力するフィールドです。[Parameter]フィールドのパラメータをダブルクリックすると、

そのパラメータを挿入できます。下にある 5 つの Keyword ボタンをクリックすると、そのボタンに表示され

ているキーワードを挿入できます。

4. モデルツリーフィールドの[iLogic Parameters]をクリックします。

これで[Parameter]フィールドには、パラメータエディタで作成した [holes]、[chamfers]パラメータがリスト

表示されます。

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5. モデルツリーフィールドの[User Parameters]をクリックします。

これで、[Parameter]フィールドには、パラメータエディタで作成した[mass]パラメータがリスト表示されます。

ブラケットの穴のルール

ブラケットのベース面とフランジ面には、ベース穴とフランジ穴が設けられています。

パラメータの作成段階では、[holes]パラメータを作成して、パラメータ値[base]、[flange]、[none]を割り当てま

した。これから、このパラメータとパラメータ値を構文に使用して、ブラケットの穴のルールのプログラムを作成

します。

パラメータエディタの[Multi-Value]リストでパラメータ値を選択すると、ベース穴またはフランジ穴のどちらかを

省略する、両方の穴を省略する、そんな動作のルールを実行できるようにします。

ルールのプログラムの作成

ブラケットの穴のルールのプログラムを作成していきます。

パラメータ値が[flange]のときに実行するパート まず、パラメータ値が[flange]のときに実行するパートを作成します。

1. テキストフィールドに「If」を入力するか、[If]ボタンをクリックして挿入します。

入力後に「If」の文字が赤色で表示されます。これは、有効な構文として受け入れらたことを示しています。

構文のタイプ別に自動で色分けされるのでわかりやすく、構文の意味を確認する手助けをしてくれます。

2. モデルツリーフィールドの[iLogic Parameters]をクリックして、[Parameter]フィールドにパラメータをリスト

表示します。

3. [holes]パラメータをダブルクリックして、テキストフィールドに挿入します。

4. 「="flange"」を入力します。

5. [Then]ボタンをクリックして、テキストフィールドに挿入します。

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6. [Rule Syntax]タブをクリックして、内容を表示します。

7. [Categories]フィールドの[Component/Feature]をクリックします。

これで、コンポーネントのフィーチャを制御する構文カテゴリが選択されて、[Functions]フィールドには、関

連する構文がリスト表示されます。

8. [Functions]フィールドの[Feature.IsActive(featurename”)]をダブルクリックして、フィーチャのアクティブ

化を制御する構文をテキストフィールドに挿入します。

9. [Model]タブをクリックして、[Names]タブを選択し内容を表示します。

10. モデルツリーフィールドの[flange_hole]をクリックして、[Names]フィールドにフィーチャ名を表示します。

11. 括弧内の構文「featurename」の部分を選択した状態で、[Names]タブの[flange_hole]をダブルクリックし

て、テキストフィールドに挿入します。

これで、括弧内の構文「featureneme」が「flange_hole」に置換され、対象のフィーチャとして、

[flange_hole]フィーチャのパラメータが割り当てられます。

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12. ("flange_hole")の後に「=True」を入力します。

If holes="flange" Then

Feature.IsActive("flange_hole")=True

ここでは、[holes]パラメータのパラメータ値が[flange]のときには、[flange_hole]フィーチャのアクティブ化を有

効にすることを指定しています。

13. [Rule Syntax]タブをクリックして、内容を表示します。

14. [Categories]フィールドの[Component/Feature]をクリックします。

15. [Functions]フィールドの[Feature.IsActive(featurename”)]をダブルクリックして、構文をテキストフィール

ドに挿入します。

16. [Model]タブをクリックして、[Names]タブを選択し内容を表示します。

17. モデルツリーフィールドの[base_hole]をクリックして、[Names]タブにパラメータをリスト表示します。

18. 括弧内の構文「featurename」を選択セットに含めた状態で、[Names]タブの[base_hole]をダブルクリック

して、テキストフィールドに挿入します。

これで、括弧内の構文「featureneme」が「base_hole」に置換され、対象のフィーチャとして、[base_hole]

フィーチャのパラメータが割り当てられます。

19. ("base_hole")の後に「=False」を入力します。

If holes="flange" Then

Feature.IsActive("flange_hole")=True

Feature.IsActive("base_hole")=False

ここでは、[holes]パラメータのパラメータ値が[flange]のときには、[base_hole]フィーチャのアクティブ化を無

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効にすることを指定しています。

パラメータ値が[base]のときに実行するパート 次に、パラメータ値が[base]のときに実行するパートを作成します。

1. テキストフィールドに「ElseIf」を入力するか、[ElseIf]ボタンをクリックして挿入します。

2. モデルツリーフィールドの[iLogic Parameters]をクリックして、[Parameters]タブにパラメータをリスト表示

します。

3. [holes]パラメータをダブルクリックして、テキストフィールドに挿入します。

4. 「="base"」を入力します。

5. [Then]ボタンをクリックして、テキストフィールドに挿入します。

6. 先に作成したパラメータ値[flange]のパートの構文をコピー&ペーストし、次の通りに修正します。

ElseIf holes ="base" Then

Feature.IsActive("flange_hole")=False

Feature.IsActive("base_hole")=True

パラメータ値が[none]のときに実行するパート 最後に、パラメータ値が[none]のときに実行するパートを作成します。

1. 先に作成したパラメータ値[base]のパートの構文をコピー&ペーストし、「base」の箇所を「none」に、

「True」の箇所を「False」に修正します。

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2. テキストフィールドに「EndIf」を入力するか、[EndIf]ボタンをクリックして挿入します。これまでに入力した

プログラムの構文が、次の通りになっているか確認してください。

If holes="flange" Then

Feature.IsActive("flange_hole")=True

Feature.IsActive("base_hole")=False

ElseIf holes ="base" Then

Feature.IsActive("flange_hole")=False

Feature.IsActive("base_hole")=True

ElseIf holes ="none" Then

Feature.IsActive("flange_hole")=False

Feature.IsActive("base_hole")=False

End If

3. [OK]ボタンをクリックします。ルールのプログラムの構文に間違いがない場合は、エラーメッセージを表示

することなくダイアログが閉じます。

これで、穴フィーチャ省略のルールのプログラム作成は完了しました。

ルールのテスト

ブラケットの穴のルールを実行して、意図した通りに動作するかテストを行います。

1. [管理]タブの[パラメータ]パネルから[iLogic Parameters]ツールをクリックして、[Parameter Editor]ダイア

ログを表示します。

2. パラメータフィルタの左フィールドを[iLogic]に、右フィールドを[All]に設定して、パラメータリストをフィルタリ

ングします。

3. [holes]行の[Multivalue]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、[flange]を選択します。パラ

メータ値[flange]を選択すると、ブラケットのフランジ穴が作成され、ベース穴が省略されることを確認して

ください。

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4. [holes]行の[MultiValue]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、[base]を選択します。パラメ

ータ値[base]を選択すると、ブラケットのフランジ穴が省略され、ベース穴が作成されることを確認してくだ

さい。

5. [holes]行の[Multivalue]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、[none]を選択します。パラメ

ータ値[none]を選択すると、ブラケットのフランジ穴、ベース穴ともに省略されることを確認してください。

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6. [Done]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

これで、ブラケットの穴のルールのテストは完了しました。

ルール名の変更

先のブラケットの穴のルールの作成では、[Rule Name]ダイアログでルール名を入力しましたが、このルール

名は、後からでもわかりやすい名前に変更が可能です。これから、ルール名[Modify_Feature]をルール名

[Hole_Rule]に変更してみましょう。

1. [iLogic]パネルの[edit iLogic Tree]ツールをクリックして、[iLogic Tree]ダイアログを表示します。

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2. [In Document]タブをクリックして内容を表示し、iLogic ツリーのノード[Modify_Feature]をクリックします。

これで、[Modify_Feature]がハイライト表示されます。

3. 「Modify_Feature」を削除してから、「Hole_Rule」を入力します。

4. [OK]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

これで、ルール名の変更は完了しました。

ブラケットの面取りのルール

ブラケットのコーナー部には、面取りが設けられています。

パラメータの作成段階では、[chamfers]パラメータを作成して、パラメータ値[True]、[False]を選択できるよう

にしました。これから、このパラメータとパラメータ値を構文に使用して、ブラケットの面取りのルールのプログ

ラムを作成します。

パラメータエディタの[Equation]列のドロップダウンリストでパラメータ値を選択すると、面取りを省略する/省

略しない、そんな動作のルールを実行できるようにします。

ルールのプログラムの作成

ブラケットの面取りのルールのプログラムを作成していきます。

1. [iLogic]パネルの[Add Rule]ツールをクリックして、[Rule Name]ダイアログを表示します。

2. [Name]フィールドにルール名「Chamfer_Rule」を入力し、[OK]ボタンをクリックして、[Edit Rule]ダイアロ

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グを表示します。

3. テキストフィールドに、次の通りに構文を入力します。

If chamfers=True Then

Feature.IsActive("chamfers")=True

Else

Feature.IsActive("chamfers")=False

End If

4. [OK]ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

これで、ブラケットの面取りのルールのプログラム作成は完了しました。

ルールのテスト

ブラケットの面取りのルールを実行して、意図した通りに動作するかテストを行います。

1. [管理]タブの[パラメータ]パネルから[iLogic Parameters]ツールをクリックして、[Parameter Editor]ダイア

ログを表示します。

2. パラメータフィルタの左フィールドを[iLogic]に、右フィールドを[All]に設定して、パラメータリストをフィルタリ

ングします。

3. [chamfer]行の[Equation]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、[False]を選択します。パ

ラメータ値[False]を選択すると、ブラケットのコーナー部の面取りが省略されることを確認してください。

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4. [chamfer]行の[Equation]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、[True]を選択します。パラ

メータ値[True]を選択すると、ブラケットのコーナー部の面取りが作成されることを確認してください。

5. [Done]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

これで、ブラケットの面取りのルールのテストは完了しました。

ブラケットの幅寸法のルール(リストの値選択)

ブラケットの幅寸法は、[main_body]フィーチャの[bracket_width]パラメータで定義されています。パラメータ

の作成段階では、[mass]パラメータを作成して、パラメータ値を入力できるようにしました。これから、[mass]

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パラメータに[Multi-Value]リストを追加し、このパラメータとパラメータ値を構文に使用して、[main_body]フィー

チャの[bracket_width]パラメータのパラメータ値と、[mass]パラメータの[Multi-Value]リストを次の表の通りに

関連付けて、ブラケットの幅寸法のルール(リストの値選択)のプログラムを作成します。

[Multi-Value]リストのパラメータ値 ブラケットの幅寸法

100 1 in

200 2 in

300 3 in

400 4 in

パラメータエディタの[Multi-Value]リストでパラメータ値を選択すると、ブラケットの幅寸法があらかじめ定義し

た大きさに変更される、そんな動作のルールを実行できるようにします。

[Multi-Value]リストの追加

[mass]パラメータに[Multi-Value]リストを追加します。

1. [管理]タブの[パラメータ]パネルから[iLogic Parameters]ツールをクリックして、[Parameter Editor]ダイア

ログを表示します。

2. [Parameter Filter]の左フィールドを”All”、右フィールドを”Key”に変更し、表示を変えます。 [mass]行の

適当なセルを右クリックしてメニューを表示し、[Make Multi-Value]を選択して、[Value List Editer]ダイア

ログを表示します。

3. [Add New Item(s)]フィールドにパラメータ値「100」、「200」、「300」、「400」を入力して、[Add]ボタンをクリ

ックします。

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4. [OK]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

5. [mass]行の[Multivalue]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、パラメータ値を確認します。

6. [Done]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

これで、[mass]パラメータの[Multi-Value]リストの追加は完了しました。

ルールのプログラムの作成

ブラケットの幅寸法のルール(リストの値選択)のプログラムを作成していきます。

1. [iLogic]パネルの[Add Rule]ツールをクリックして、[Rule Name]ダイアログを表示します。

2. [Name]フィールドにルール名「Width_Rule」を入力し、[OK]ボタンをクリックして、[Edit Rule]ダイアログを

表示します。

3. [Model]タブをクリックして、内容を表示します。

4. テキストフィールドに「If mass=100 Then」を入力します。

5. モデルツリーフィールドの[Model Parameters]をクリックして、[Parameters]タブにパラメータをリスト表示

します。

6. [bracket_width]パラメータをダブルクリックしてテキストフィールドに挿入し、「=1」を入力します。

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If mass=100 Then

bracket_width=1

ここでは、[mass]パラメータのパラメータ値が[100]のときには、[main_body]フィーチャの[bracket_width]パラ

メータのパラメータ値を[1]にすることを指定しています。

7. テキストフィールドに「ElseIf mass=200 Then」を入力します。

8. テキストフィールドに「bracket_width=2」を入力します。

If mass=100 Then

bracket_width=1

ElseIf mass=200 Then

bracket_width=2

9. 先に作成した構文のコピー&ペーストと修正を繰り返して、テキストフィールドに[mass]パラメータのパラメ

ータ値[300]用、[400]用の構文を入力します。

10. テキストフィールドに「EndIf」を入力します。これまでに入力したプログラムの構文が、次の通りになってい

るか確認してください。

If mass=100 Then

bracket_width=1

ElseIf mass=200 Then

bracket_width=2

ElseIf mass=300 Then

bracket_width=3

ElseIf mass=400 Then

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bracket_width=4

End If

11. [OK]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

これで、ブラケットの幅寸法のルール(リストの値選択)のプログラム作成は完了しました。

ルールのテスト

ブラケット幅寸法のルール(リストの値選択)を実行して、意図した通りに動作するかテストを行います。

1. [管理]タブの[パラメータ]パネルから[iLogic Parameters]ツールをクリックして、[Parameter Editor]ダイア

ログを表示します。

2. パラメータフィルタの左フィールドを[All]に、右フィールドを[Key]に設定して、パラメータリストをフィルタリン

グします。

3. [mass]行の[Multivalue]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、[100]を選択します。パラメ

ータ値[100]を選択すると、ブラケットの幅寸法が 1 インチに変更されることを確認してください。

4. [mass]行の[Multivalue]列のセルをクリックしてドロップダウンリストを表示し、[200]を選択します。パラメ

ータ値[200]を選択すると、ブラケットの幅寸法が 2 インチに変更されることを確認してください。

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5. 先と同じ要領で、パラメータ値[300]、[400]を選択して、ブラケットの幅寸法が 3 インチ、4 インチに変化す

るか確認してください。

6. [Done]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

これで、ブラケットの幅寸法のルール(リストの値選択)のテストは完了しました。

ブラケットの幅寸法のルール(値入力)

これから、ブラケットの幅寸法のルール(リストの値選択)のプログラムに修正を加えて、[main_body]フィーチ

ャの[bracket_width]パラメータのパラメータ値と、[Equation]列のセルに入力した任意のパラメータ値を次の

表の通りに関連付けて、ブラケットの幅寸法のルール(値入力)のプログラムを作成します。

入力パラメータ値 幅寸法

100 以下 1 in

100 を超え、200 以下 2 in

200 を超え、300 以下 3 in

300 を超え、400 以下 4 in

400 を超える

パラメータエディタの[Equation]列のセルに任意のパラメータ値を入力すると、ブラケットの幅寸法があらかじ

め定義した大きさに変更される、そんな動作のルールを実行できるようにします。

ルールのプログラムの修正

ブラケットの幅寸法のルール(リストの値選択)のプログラムを修正していきます。

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1. [iLogic]パネルの[edit iLogic Tree]ツールをクリックして、[iLogic Tree]ダイアログを表示します。

2. [In Document]タブをクリックして内容を表示し、iLogic ツリーのノード[width_Rule]をダブルクリックして、

[Edit Rule]ダイアログを表示します。

3. [Model]タブをクリックして、内容を表示します。

4. テキストフィールドの構文を、次のとおりに修正します。

If mass<=100 Then

bracket_width=1

ElseIf mass>100 And mass<=200 Then

bracket_width=2

ElseIf mass>200 And mass<=300 Then

bracket_width=3

ElseIf mass>300 And mass<=400 Then

bracket_width=4

Else

bracket_width=6

End If

5. [OK]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

これで、ブラケットの幅寸法のルール(リストの値選択)のプログラム修正は完了しました。

[Multi-Value]リストの削除

[mass]パラメータに定義済みの[Multi-Value]リストを削除します。

1. [管理]タブの[パラメータ]パネルから[iLogic Parameters]ツールをクリックして、[Parameter Editor]ダイア

ログを表示します。

2. [mass]行の適当なセルを右クリックしてメニューを表示し、[Edit Multi-Value]を選択して、[Value List

Editer]ダイアログを表示します。

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3. [Value]フィールドのパラメータ値をすべて選択し、[Delete Selected Items]ボタンをクリックします。これで

[Value]フィールドのパラメータ値はすべて削除されます。

4. [OK]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

これで、[mass]パラメータに定義済みの[Multi-Value]リストの削除は完了しました。

ルールのテスト

ブラケット幅寸法のルール(値入力)を実行して、意図した通りに動作するかテストを行います。

1. [mass]行の[Equation]列のセルにパラメータ値「75」を入力してから、適当な空白セルをクリックします。

パラメータ値「75」を入力すると、ブラケットの幅寸法が 1 インチに変更されることを確認してください。

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2. [mass]行の[Equation]列のセルにパラメータ値「150」を入力してから、適当な空白セルをクリックします。

パラメータ値「150」を入力すると、ブラケットの幅寸法が 2 インチに変更されることを確認してください。

3. 先と同じ要領で、パラメータ値「250」、「350」、「1500」をそれぞれ入力して、ブラケットの幅寸法が 3 イン

チ、4 インチ、6 インチに変化するか確認してください。

4. [Done]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

これで、ブラケットの幅寸法のルール(値入力)のテストは完了しました。

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これをもって、iLogic チュートリアル Part1 のカリキュラムはすべて完了しました。

最後に、パーツドキュメントを保存して閉じます。

iLogic チュートリアル Part1 は終了です。Part2 へ進んでください。

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