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第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

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Page 1: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

運動連鎖に基づく姿勢・動作分析からの治療展開東馬込しば整形外科リハビリテーション科

中村祐太

Page 2: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

コース概要Day1:姿勢・動作分析の基礎と触診Day2:静的姿勢分析、動的姿勢分析Day3:基本動作分析、歩行分析

Page 3: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

Contents

1.アライメントの捉え方2.静的姿勢分析3.動的姿勢分析4.姿勢・動作と症状の関係からの治療展開

Page 4: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

実際の姿勢分析身体を3次元( X,Y,Z座標)でとらえる。前・後方、側方、上・下方から ランドマークをチェックする。基本は視診・触診・動診。

Page 5: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

前額面のランドマーク(前)目、耳、顎関節の高さ肩峰、肩鎖関節、胸鎖関節の高さ胸骨の傾き、肘関節(内・外側上顆、肘頭)の高さ各肋骨の高さ(特に第 12肋骨)腸骨稜、 ASIS、大転子の高さ

膝関節(内・外顆、膝蓋骨、腓骨頭)の高さ足関節・足部(内・外果、各足根骨)の高さ横アーチの形状

Page 6: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

前額面のランドマーク(後)後頭骨、乳様突起の高さ肩峰、肩甲骨上角・下角の高さ各脊椎の傾き、第 12肋骨の高さ腸骨稜、 PSIS、大転子の高さ

足関節(内・外果)の高さ下腿骨、距骨下関節、踵骨の傾き

Page 7: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

矢状面のランドマーク頭部の位置、後頭隆起と頬骨弓下縁を結ぶ線肩峰の位置、胸郭の輪郭脊柱の彎曲の程度骨盤の傾き( ASISと PSISを結んだ線)、大転子の位置

膝関節の位置下腿骨の傾き内・外果の位置、縦アーチの形状

Page 8: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

水平面のランドマーク頭部の捩れ(後頭骨の突出の程度)肩甲帯の捩れ(肩峰を結ぶ線)脊柱・胸郭の捩れ(棘突起の向き、胸郭の突出の程度)

骨盤の捩れ( ASISを結ぶ線、 PSISを結ぶ線)股関節の捩れ(大転子の向き)膝関節の捩れ(膝蓋骨、脛骨粗面、腓骨頭の向き)足関節・足部の捩れ(内・外果を結ぶ線、足尖の向き)

Page 9: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

モーション検査ランドマークを触診した状態で運動・動作を行い、可動性を評価する。( Active)  Ex) PSISを触診して体幹を屈曲するランドマークを触診した状態で被動性を評価する。( Passive)  Ex) PSISを触診して他動的に前方に動かす

Page 10: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

モーション検査の診るべきポイントHyper mobilityと Hypo mobility運動パターン他部位での代償運動の有無

Page 11: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

骨盤(仙骨、仙腸関節)ニューテーション・カウンターニューテーション(仙骨)側屈(仙骨)回旋(仙骨) AS ・ PI(仙腸関節)インフレア・アウトフレア(仙腸関節)アップスリップ・ダウンスリップ(仙腸関節)

Page 12: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

脊柱(頚椎、胸椎、腰椎)屈曲・伸展側屈回旋並進運動

Page 13: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

姿勢・動作と症状の関係姿勢・動作が悪いから痛みが出る ⇒姿勢・動作が原因  ex)膝が内反しているから膝内側が痛い。痛みがあるから姿勢・動作が悪くなる ⇒姿勢・動作は結果、代償的に起きている  ex)膝内側が痛いから膝を内反させている。

Page 14: 第2回 静的姿勢分析、動的姿勢分析

因果関係を評価する姿勢・動作を修正して再評価してみる ⇒症状↓の場合は姿勢・動作が原因 ⇒症状↑ or→の場合は姿勢・動作は結果 or無関係

因果関係を評価することで治療の方向性を決定する。

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評価の構造KJ法(並列)の構造 評価本来の(並列ー直列)の構造