Accel Platformのつくりかた。

情報種別：公開会社名：NTTデータイントラマート情報所有者：開発本部

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Accel Platformのつくりかた

㈱NTTデータイントラマート開発本部

2013/10/18



アジェンダ1. アジャイルの

「ライトウィング」と「レフトウィング」

2. intra-mart における「チーム環境」〜スクラムの実践と⼯夫点〜

3. intra-mart における「開発環境」〜Commit, Build, Test, Deploy

を⽀える環境〜

4. まとめ

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アジャイルの「ライトウィング」と「レフトウィング」

from「An Agile Way」



アジャイルの「ライトウィング」と「レフトウィング」

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http://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2012/09/rightwing‐and‐leftwing‐of‐agile.htmlより図を引用








4. まとめ

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スクラムの実践と⼯夫点intra-mart における「チーム環境」



intra-mart における「チーム環境」〜スクラムの実践と⼯夫点〜

• 弊社では、アジャイルプロセスのひとつである「スクラム」を採⽤しています。

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スクラムとは？

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http://www.slideshare.net/Ryuzee/scrum‐8048905より図を引用




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詳細は割愛させていただきます。




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私達のチームが実践しているスクラム開発において、実際に使っているモノ・コトを、⾚裸々にお⾒せいたします。



ミーティング＆ロール＆道具• 定例ミーティング

– 計画ミーティング– スプリントレビュー– デイリースクラム

• 朝会• ⼣会

– ふりかえり(KPT)– その他

• モヤモヤMTG• 1 on 1形式のヒアリング

• ロール– プロダクトオーナー– スクラムマスター– チーム

• 道具– プロダクトバックログ– スプリントバックログ– バーンダウンチャート– タスクボード– Doneの定義

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定例ミーティング

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その他- モヤモヤMTG- 1 on 1の対話




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期間は「２週間」



スプリント計画ミーティング

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初⽇に実施



スプリント計画ミーティング• アジェンダ

1. ミニKPT のふりかえり• 前回の「チームとして取り組むTry」• 前スプリントのミニKPT

2. Tryの共有3. 主担当決定

• ストーリー執筆者ちょろStoryがチョロか確認する⼈4. 原稿執筆5. プランニングポーカー6. 決め事を決めましょう

• スプリント期間• スプリントレビューの場所＆⽇時• Doneの定義• モットー• スプリントのスコープ=消化⽬標ストーリー

7. タスクボード作成8. まとめ

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スプリントレビュー

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最終⽇に実施会議室ではなく

⾃席付近のホワイトボードを利⽤



スプリントレビュー• タイムスケジュール

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デイリースクラム

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朝会チーム全員参加10:15から15分以内

朝会終了後に「朝のご歓談」あり

⼣会チーム全員参加

17:30から5分程度「助けローイ」

「帰る時間宣⾔」あり



デイリースクラム - 朝会• 毎朝10:15から10:30に実施。1. Tryの確認2. 各⾃報告

1. 昨⽇やると⾔ったことで、、、• 出来たこと、できなかったこと

2. 今⽇やる事3. 困っていること

3. ⽇々の喜び・悩みの吐露4. 周知事項

– IMBoxの[周知事項]タグの読み上げ

• 朝会終了後「朝のご歓談」を実施– 公私問わず現状を共有するための⽴ち話。

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デイリースクラム - ⼣会• 17:30から5分程度。

1. 今⽇やると⾔ったことで、出来たこと、できなかったこと。

2. 助けローイ3. 帰る時間宣⾔

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デイリースクラム

• 効果1.情報共有2.障壁取り除きのきっかけ3.⼀⽇の開始＆終了の儀式

(ルーティン)

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ふりかえり

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毎週⾦曜⽇KPT形式



ふりかえり - KPT

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• Keep, Problem, Try形式のふりかえり




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ふりかえり - KPT• 効果

– チームの⼀体感を⾼める• チーム改善のアイデアを⼀緒に考え続ける• メンバー同⼠が１つのチームになっていく感覚を

味わう• 能動的、有機的にメンバーが活動する

– ⾃浄作⽤• ⾃らふりかえりを⾏い、

⾃ら改善していくという意識を持つことの習慣化

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その他のミーティング

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その他のミーティング• モヤモヤMTG

– ⽇々の作業を通じて感じたモヤモヤをチケット化し、週に⼀度、みんなで解決するMTG。

– アラートを埋もれさせない為に有効。

• 1 on 1 形式のヒアリング– 1〜2スプリントに⼀回の割合で、

メンバーとスクラムマスターが1対1で話をする。• ポジティブフィードバックとチャンスフィードバック

– 最⼤限の⼒を発揮し、気持ち良く仕事するために。• 障壁は何か？• やりたいことは何か？

– 「やりたい！」という意思が重要。

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ロール

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ロール

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ロール

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開発本部⻑私11 〜 2 名



道具

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道具

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プロダクト・バックログ

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Redmineチケットとして管理。

棚卸など整理する際はExcel利⽤も。




• 完全なる優先順位 ←超重要– 機能追加も、バグも、同列に優先順位付け

• Redmineのチケットにて管理– カスタムフィールド「優先順位」を作って、

その順番に並ぶようにしています。– 棚卸など整理する際はExcelを利⽤する場合

あり。

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プロダクト・バックログ• ユーザーストーリーの形式

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バーンダウンチャート

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壁に⼿書き。スプリント単位の他に、

シーズン単位のチャートもあり



バーンダウンチャート(スプリント単位)

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バーンダウンチャート(シーズン単位)

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タスクボード

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緑：既にDone⻘：Done確実⻩：Done怪しい⾚：Done無理決定



Doneの定義

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スプリントごとに改善・改廃を実施



Doneの定義

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まとめ

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IMの場合

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期間は２週間初⽇に実施

最終⽇に実施会議室ではなく

⾃席付近のホワイトボードを利⽤毎週⾦曜⽇

KPT形式

朝会チーム全員参加10:15から15分以内

朝会終了後に「朝のご歓談」あり

⼣会チーム全員参加

17:30から5分程度「助けローイ」

「帰る時間宣⾔」あり

開発本部⻑私 11 〜 2 名

Redmineチケットとして管理。

棚卸など整理する際はExcel利⽤も。

スプリントごとに改善・改廃を実施

壁に⼿書き。スプリント単位の他に、シーズン単位のチャー

トもあり




⼤事にしたいこと

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1. ⼼と⾝体を壊さない！（これ絶対）2. 楽しむ！

（冗談を⾔い合おう。ゴッコから始めれば良い）3. 声を掛けあって、協⼒する、

助け合う、情報共有する。4. 分からなかったら聞く（抱え込まない）5. 相⼿を信じる！6. シンプルに考える。

（本質はなんなのか？巧く⼿を抜く。例の早く仕事を⽚付けるアレを意識する）

and More!


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1. ⼼と⾝体を壊さない！（これ絶対）2. 楽しむ！

（冗談を⾔い合おう。ゴッコから始めれば良い）3. 声を掛けあって、協⼒する、

助け合う、情報共有する。4. 分からなかったら聞く（抱え込まない）5. 相⼿を信じる！6. シンプルに考える。

（本質はなんなのか？巧く⼿を抜く。例の早く仕事を⽚付けるアレを意識する）

and More!


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「楽しさ」に重点を置きイキイキとした現場、

⾃律的なチームを⽬指して、⽇々活動を⾏っております








4. まとめ

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COMMIT, BUILD, TEST, DEPLOYを⽀える環境

intra-mart における「開発環境」



⽬次次1. 概要2. 開発環境

開発端末開発サーバ環境構築ビルド環境テストデプロイ

3. 運⽤管理対象バックアップ/リカバリ可視化/監視

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1. 概要intra-mart における「開発環境」


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期間 2010年9月～現在

開発者４０名～８０名程度

チーム４チーム～１０チーム

モジュール 80 (400プロジェクト)

ビルドジョブ 420〜

1-1. 概要:規模



1-2. 概要:開発サイクル

開発

テスト

リリース

３カ⽉単位のリリース

4⽉1⽇ Spring7⽉1⽇ Summer10⽉1⽇ Autumn1⽉1⽇ Winter



2. 開発環境intra-mart における「開発環境」



2-2. 開発環境:OS

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• Windows 7• Mac OS X• Ubuntu Linux• CentOS• Red Hat

Enterprise LinuxWindows

CentOS

Mac OS X

Ubuntu Linux

RHEL



2-2. 開発環境:開発端末

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ソフトウェア概要

Java Platform, Standard Edition Java開発、実行用

Eclipse Java開発用IDE

Eclipse Plugin各種 Fingbugs, Checkstyle, M2Eclipse, 独自Plugin etc…

e Builder イントラマート開発用IDE

業務スケルトンコードジェネレータ

Apache Maven ビルドツール,独自拡張Plugin含む

Apache Ant ビルドツール

Resin アプリケーションサーバ

Sphinx ドキュメント作成ツール

開発端末



2-2. 開発環境:開発サーバ

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Apache HTTP Server Webサーバ

Nginx Webサーバ

Jenkins 継続的インテグレーションツール

Stoplight ジョブ監視

Zabbix サーバ監視

Subversion ソースコード管理システム

Git (Gitlab) ソースコード管理システム

Sonatype Nexus Mavenリポジトリ管理システム

Coverity ソースコード静的解析システム

開発サーバ



2-2. 開発環境:開発サーバ

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Redmine プロジェクト管理システム

Milkode ソースコード検索システム

ngIRCd IRC Daemon

IRC Bots IRC Robot 各種通知等

PasteIt! 内製コード共有ツール

Open LDAP LDAPサーバ

開発サーバ



2-3. 開発環境:環境構築

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• 開発環境の構築は１クリックで実現完了– 内製の環境構築スクリプト– 初期導⼊コスト削減– 環境の差異による品質のブレを防⽌



2-4. 開発環境:開発の流れ

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• ソースコードのコミット/プル– １⽇ 50回以上– 機能追加/不具合修正




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• 変更検知によりビルド実⾏– コンパイル– ユニットテスト– 結合テスト (4DB)

テストケース合計 50000以上




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• ビルド実⾏画⾯




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• ビルド完了後– レポート– 成果物のデプロイ




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• 成果物を利⽤したテスト– 動作確認/検証– ブラウザ⾃動テスト




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開発者はソースコードをコミット/プルするのみそれ以降の⼿順は意識する必要が無い状態を維持

インプットプログラムのソースコードドキュメントのソースコード

アウトプット解析レポート (静的コード解析, 翻訳確認等)ユニットテスト結果ビルド成果物（モジュール）アプリケーション (e Builder, im-Juggling等)



2-5. 開発環境:その他

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• 検証環境– Vagrant + α による検証環境の⾃動構築

• ソースコード– コードの整形ルール/⾃動整形– メッセージの外部化

• コミュニケーションツール– IRC, IMBox, WordPress etc…

• 負荷試験– Apache Jmeter– Oracle eLoad

• 脆弱性試験– IBM AppScan



3. 運⽤intra-mart における「開発環境」



モジュール 80 (400プロジェクト)

ビルドジョブ 420〜

サーバ 5台

3-1. 運⽤:管理対象

モジュール数は Accel Platform のみ



3-2. 運⽤:バックアップ/リカバリ

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• バックアップ/冗⻑化– ビルドサーバは分散構成– 都度バックアップ

• リカバリ– リカバリ/サーバ追加もOSインストール含め数時間以内に可能



3-3. 運⽤:監視• 状態の可視化/監視

– ⾒える化– 統合監視 500強のジョブ/サーバを⼀元的に監視








4. まとめ

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まとめ• アジャイルの両ウィング

• 協調でゴールに向かう「チーム環境」– intra-martでのスクラム実践

• ⾼速に⽯橋を叩いて渡る「開発環境」– intra-martでのCI環境

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ご要望、ご質問等は、twitter:@intramart_devまで。ご清聴ありがとうございました。

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