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About inheriting wiki in organiaation. Presentation for Wikibana 7th held on Augst, 2009.
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WikizensアパートEvent : 第七回Wikiばな
Date : 2009.08.08Author : 塚本 牧生 <[email protected]>
Wikiの利用者=Wiki-???
• Wikipedia →Wikipedian• Blog → Blogger• Tumblr → Tumblrist• Wiki → ???
C2 Wikiでは…Wikizens
• 訪問者:Visitors• 貢献者:Wikizens(WikiZens)• 正式にはWikiCitizens
“WikiZens: the people who contribute to the WikiWikiWeb.Also known as WikiCitizens.”
(C2 Wiki – WikiZens, http://www.c2.com/cgi/wiki?WikiZen)
「パターン、Wiki、XP」
二つの疑問が氷解
• だから「WikiZens」だったのか!• あれは「住人が入替わる」だったのか!
ここから「あれ」について話します。
Wikiの「住人が入れ替わる」
• 2009年4月SNSから仮想化チームへ。
• SNSチームのWiki上の情報について質問を受ける。
• その後、Wiki更新についてアドバイスを求められる。
Wikiの「住人が入れ替わる」
心積もり
• 情報は参照できるよう残してきた• 「僕ら」が抜けてWikiは寂れる実感
• Wikiを後にした(Wikiは残る)• 新しい人が住み着いた• リフォームして住み続けてる
Wikiの「住人が入れ替わる」
• 時期は本文入稿頃• 思わずレビュアーMLに投稿
企業内でウィキを使っていると、「僕が前のチームで使ってたウィキが、気がつく
とそのチームの新しい人の情報源にされてて、手直しも入れられてて、すごくい
い感じで感慨深い」という経験をすることがあります。見知らぬ人と直接のコラ
ボレーションなんてブログでもSNSでも起きるんだけど、こういう僕と無縁になった場所を介して、僕の知らないところで、「時を越えたコラボレーション」でウィキ
(仮想空間)が磨かれ続けていくって、ウィキでしか経験しないよな、とか。
そして、ああそれは、ウィキが受け継いでいる本質の故なんだな、とか。帰りの
電車の中で考えていました。
Wikiの「住人が入れ替わる」
これってパターンランゲージ?
• その時々の利用者が更新• 漸進的に成長
Makio Tsukamoto wrote:企業内でウィキを使っていると、「僕が前のチームで使ってたウィキが、僕が前のチームで使ってたウィキが、僕が前のチームで使ってたウィキが、僕が前のチームで使ってたウィキが、
気がつくとそのチームの新しい人の情報源にされてて、手直しも入れ気がつくとそのチームの新しい人の情報源にされてて、手直しも入れ気がつくとそのチームの新しい人の情報源にされてて、手直しも入れ気がつくとそのチームの新しい人の情報源にされてて、手直しも入れ
られてて、すごくいい感じられてて、すごくいい感じられてて、すごくいい感じられてて、すごくいい感じで感慨深い」という経験をすることがあります。
(続く)
Wikiの「住人が入れ替わる」
これって時を越えた創造?
• 今の活動に「僕ら」はノータッチ• 「創造」の中身には「僕ら」も入っている
(続き)見知らぬ人と直接のコラボレーションなんてブログでもSNSでも起きるんだけど、こういう僕と無縁になった場所を介して、僕の知らな
いところで、「時を越えたコラボレーション」「時を越えたコラボレーション」「時を越えたコラボレーション」「時を越えたコラボレーション」でウィキ(仮想空間)が磨か
れ続けていくって、ウィキでしか経験しないよな、とか。
Wikiの「住人が入れ替わる」
これは「幸運」ではなく「本質」
• 利用者は代替わりする• 利用者がその時々のオーナーシップを発揮する
(続き)そして、ああそれは、ウィキが受け継いでいる本質それは、ウィキが受け継いでいる本質それは、ウィキが受け継いでいる本質それは、ウィキが受け継いでいる本質の故なんだ
な、とか。帰りの電車の中で考えていました。
Wikiの「住人が入れ替わる」
これは「特異的」ではなく「一般的」
• 組織内Wikiでは見られる出来事
Kouichiro Eto wrote:
この気持ち、よくわかります。芸大で僕が立ち上げた芸大で僕が立ち上げた芸大で僕が立ち上げた芸大で僕が立ち上げたWikiWikiWikiWikiもそんな感じもそんな感じもそんな感じもそんな感じ
です。です。です。です。
私がいなくなった後も使われてて、今でもコミュニケーションの中心に私がいなくなった後も使われてて、今でもコミュニケーションの中心に私がいなくなった後も使われてて、今でもコミュニケーションの中心に私がいなくなった後も使われてて、今でもコミュニケーションの中心に
なっているのが不思議な感じです。なっているのが不思議な感じです。なっているのが不思議な感じです。なっているのが不思議な感じです。こういう「不思議な感じ」がうまく言
語化されて共有できるといいなと思います。
住人が入れ替わるWiki
Wikiの住人感• 一戸建て…ではない。• ホテル暮らし…ではない。• アパート、マンションに入居。
住人が入れ替わるWiki
住人が入れ替わるWiki• なにかの活動のためのWiki。• 活動のコアは人ではなくモノ。
– 物、場所、ソフトウェアなど対象物
住人が入れ替わるWiki
住人からみたWiki• この活動にかかわる間はこのWikiに住み着く。
• この学校に通う間はここに住む、みたいな感じ。
住人が入れ替わるWiki
Wikiからみた住人• コア(モノ)がある間は活動がある。• 活動がある間は住人が現れる。• この学校がある間は、代替わりしつつ入居者がいる、みたいな感じ。
住人が入れ替わるWiki
Wikipediaではページ単位で見られる
• ページにはテーマとなる対象物(コアとなるモノ)が存在
• 対象について書きつくすという活動
• ページ単位で、しばしば更新者の代替わりが見られる
組織と住人が入替わるWiki
「組織内Wikiでは見られる」の理由• コアになるモノが多くある
– 商品、サービス、部署、拠点• 人(構成員、担当者)は変わる
組織と住人が入替わるWiki
「住人が入替わるWiki」の価値• 現状が新しい視点で解釈される• イノベーション(新結合)の起点
– Wikipediaでは、しばしば新しい住人が既存ページを全面的にリライト
(リファクタリング)している
“(イノベーションとは)今があってそれを変える、というようにとらえてし
まうと、何が何でも変えなければ……と変えることが目的になってしまう。 そうではなくて、自分が見る位置を変えたときに、こうなるほうが自自分が見る位置を変えたときに、こうなるほうが自自分が見る位置を変えたときに、こうなるほうが自自分が見る位置を変えたときに、こうなるほうが自
然だ、だからこうするという話然だ、だからこうするという話然だ、だからこうするという話然だ、だからこうするという話です。”
(秋山進, 「ビジネスプロデューサーとは何か」, GLOCOM「智場」#114)
Wikizensアパート
• Wiki利用者=Wikizens• Wikizens=WikiCitizens(住人)• 「住人」というのは言葉遊びではなく重要な感覚
• 「住人が代替わりするWiki」というデザインもWikiの活用には有意義かもしれない
WikiZensのダブルミーニング
• WikiCitizensだからWikizens• Wiki+ZenだからWikiZen
– “Zen”強調のためにZは大文字• 次は「思想とWiki」的な世界へ
“There are those on this forum that refer to Wiki participants as"Wikizens" (see WikiZens). A play on "citizen". Adding the caps on the Zen emphasizes the "one with" angle, per the western popularization of the Zen EasternPhilosophy...less interestingly called a WikiCitizen. (Wikizen in this sense is a FrankenWord or PortmanteauWord)”
(C2 Wiki – WikiZen, http://www.c2.com/cgi/wiki?WikiZens)