4 月 豊川 愛護モニター報告 区間 右岸 0.8km ～ 7.2km

【豊川の景観―春の豊川】

これは、一昨年（平成 23 年）4 月に渡津橋を自転車で渡っていた際に美しい上流の景色

が目に止まりデジカメに撮したものを、風景画の練習のために後でたっぷりと時間をか

けて水彩絵の具で模写したものです。 滔々と流れる豊川の本流と満開の桜を写し込む鏡のような淀みとの対比、そよ風でかす

かに川面をゆらすさざ波、ダイナミックにうねる幾何学的な堤防と置石、天体のように

無機的な手前と「よし」でおおわれてふくよかな向こうの中洲の対比、石巻山も見え穏

やかにかすむ遠景など、春の良き日に豊川が見せてくれる変化に富んだすばらしい表情

だと思い、紹介させていただきます。

4 月に入るとそろそろ終わりとなりますが、桜、菜の花と並ぶ春

の風物詩「つくし」が豊川の吉田大橋周辺の土手にもちらほら残

っていました。つくしは食べる前の「はかま」取りが面倒ですが、

我が家では毎年天ぷらにしたり卵とじにしたり甘辛く煮つけた

りして「春の味覚」を楽しんでいます。 これらの春の主役達が出揃い、川や海の水もゆるみ新緑の候へと

移っていく大好きな季節が今年も巡ってきました！

【つくし】