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7. 製造に関する情報 7.1 製造工程と製造施設に関する情報 7.1.1 製造工程に関する情報 フロー図1 - ポンプカテーテル(IMPELLA 2.5562

フロー図1 - ポンプカテーテル(IMPELLA 2...7. 製造に関する情報 7.1 製造工程と製造施設に関する情報 7.1.1 製造工程に関する情報 フロー図1

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7. 製造に関する情報

7.1 製造工程と製造施設に関する情報

7.1.1 製造工程に関する情報

フロー図1 - ポンプカテーテル(IMPELLA 2.5)

562

Page 2: フロー図1 - ポンプカテーテル(IMPELLA 2...7. 製造に関する情報 7.1 製造工程と製造施設に関する情報 7.1.1 製造工程に関する情報 フロー図1

フロー図2 - ポンプカテーテル(IMPELLA 5.0)

563

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フロー図3 – パージ用セット

564

Page 4: フロー図1 - ポンプカテーテル(IMPELLA 2...7. 製造に関する情報 7.1 製造工程と製造施設に関する情報 7.1.1 製造工程に関する情報 フロー図1

フロー図4 - イントロデューサキット

565

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フロー図5 -留置用ガイドワイヤ

566

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7.1.3 品質検査項目に関する事項 構成品目 工程 品質検査の項目

ポンプ カテーテル

パージ用 セット

イントロ

デューサキッ

留置用 ガイドワイヤ

7.1.4 主たる設計を行った事業者 事業者の名称 ABIOMED, Inc ABIOMED Europe GmbH 事業者の所在地 22 Cherry Hill Drive, Danvers, MA

01923 U.S.A. Neuenhofer Weg 3, 52074 Aachen, Germany

申請者との関係 申請者(米国法人) 100%所有の独国法人

7.1.5 外部試験検査施設

該当なし

568

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7.1.6 製造管理の方法及び製造条件が製品の品質等に影響を及ぼす事項(管理区域)

構成品目 フロー図 工程 製造所 製造管理の方法

ポンプ

カ テ ー テ ル

(IMPELLA 2.5)

1 ISO クラス 8 相当の環境下におけ

る作業

ポンプ

カ テ ー テ ル

(IMPELLA 5.0)

2 ISO クラス 8 相当の環境下におけ

る作業

パージ用セット 3

ISOクラス8相当の環境下における

作業

イントロデューサ

キット 4

クラス 100,000 環境下における作

留置用

ガイドワイヤ

5 ISO クラス 6 環境下における作業

569

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7.2 滅菌に関する情報

ポンプカテーテルは、製造所 A より製造所 C にエチレンオキサイドガス滅菌を委託している。パージ

用カセットは、製造所 B より製造所 D にエチレンオキサイドガス滅菌を委託している。イントロデュー

サセットは、製造所 E より製造所 F にエチレンオキサイドガス滅菌を委託している。留置用ガイドワイ

ヤは、製造所 G より製造所 H にエチレンオキサイドガス滅菌を委託している。

7.2.1 滅菌方法

エチレンオキサイド滅菌

7.2.2 滅菌バリデーション 添付資料ト.2 滅菌方法 エチレンオキサイドガス滅菌 実施機関 製造所 C 適用基準 ISO 11135-1:2007 実施期間 2011 年 10 月 26 日から 2011 年 12 月 12 日 試験結果 滅菌バリデーション資料から SAL = 10-6 を確認(添付資料ト.2、ES2012-012) 滅菌パラメータ (ハーフサイク

ル法)

残留エチレンオ

キサイドガス濃

度の限度値

ISO 10993-7 に適合 残留 ETO:24 時間で 4mg 未満及び 30 日間で 60mg 未満 残留 ECH:24 時間で 9mg 未満及び 30 日間で 60mg 未満

570

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滅菌方法 エチレンオキサイドガス滅菌 実施機関 製造所 D 適用基準 ISO 11135-1:2007 実施期間 2010 年 9 月 1 日から 2010 年 11 月 1 日 試験結果 滅菌バリデーション資料から SAL = 10-6 を確認(添付資料ト.2、2ABM1-10V1) 滅菌パラメータ (ハーフサイク

ル法)

残留エチレンオ

キサイドガス濃

度の限度値

ISO 10993-7 に適合 残留 ETO:24 時間で 4mg 未満及び 30 日間で 60mg 未満 残留 ECH:24 時間で 9mg 未満及び 30 日間で 60mg 未満

571

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滅菌方法 エチレンオキサイドガス滅菌 実施機関 製造所 F 適用基準 ISO 11135-1:2007 実施期間 2009 年 5 月 29 日から 2009 年 7 月 22 日 試験品の妥当性 試験品は製造所 E で製造しているイントロデューサキットを含む、主要な医療機器

を模擬し、ガス滅菌に対してチャレンジである高い吸湿性、広い表面積、高いバイ

オバーデン、限られた浸透経路や吸水性タオル、汚染シールド、漂白ガーゼスポン

ジや 5cc ルアロックシリンジなどにより、エチレンオキサイドガス浸透に影響を与

える可能性のある特性を有する滅菌工程試験用医療機器である。 試験結果 滅菌バリデーション資料から SAL = 10-6 を確認(添付資料ト.2、2230) 滅菌パラメータ (ハーフサイク

ル法)

残留エチレンオ

キサイドガス濃

度の限度値

ISO 10993-7 に適合 残留 ETO: 4mg 未満 残留 ECH: 9mg 未満

572

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滅菌方法 エチレンオキサイドガス滅菌 実施機関 製造所 H 適用基準 ISO 11135-1:2007 実施期間 2010 年 10 月 11 日~17 日 試験品の妥当性 試験品は製造所Gで製造している留置用ガイドワイヤを含む、主要な医療機器を代

表し、ガス滅菌に対して最もチャレンジである0.018インチ径、260 cm有効長、シ

リコンコートのニッケルチタン製ガイドワイヤ(留置用ガイドワイヤと同じファミ

リ)を滅菌工程試験用医療機器とした。 試験結果 滅菌バリデーション資料から SAL = 10-6 を確認(添付資料ト.2、TVI-566) 滅菌パラメータ (ハーフサイク

ル法)

残留エチレンオ

キサイドガス濃

度の限度値

ISO 10993-7 に適合 残留 ETO: 4mg 未満 残留 ECH: 9mg 未満

573

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7.2.3 残留エチレンオキサイド試験結果の概要 参考資料 14~17 製造

所 試験 試験方法 試験結果 検出限界

C 残留

ETO フルサイクルにて 2回 ETO 滅菌後に荷

置期間(脱ガス)を 3日、4 日、5 日と変え

た。各荷置期間後に 3本を ISO 10993-7:2008 に準

拠して、37℃の環境

下で 24 時間水抽出

した検体を用いて残

留 ETO 値を試験し

た。

下表に示すように、荷置期間 3 日の場合に残留 ETO 及び ECH は ISO 10993-7 に適合 ISO 10993-7 許容限界

残留 ETO 残留 ECH 4 mg/ 24 hr

60 mg/ 30 day

9 mg/ 24 hr

60 mg/ 30day

荷置期間:6 日間 試験品 1 2 3 荷置期間:7 日間 試験品 1 2 3 荷置期間:8 日間 試験品 1 2 3

ETO 0.02 mg ECH 0.01 mg

D 残留 ETO

フルサイクルにて 2回 ETO 滅菌後に荷

置期間(脱ガス)を 6日、9 日、12 日、15日と変えた。各荷置

期間後に 3 本を ISO 10993-7:2008 に準

拠して、37℃の環境

下で 24 時間水抽出

した検体を用いて残

留 ETO 値を試験し

た。

下表に示すように、荷置期間 6 日の場合に残留 ETO 及び ECH は、ISO 10993-7 に適合 ISO 10993-7 許容限界

残留 EtO 残留 ECH 4 mg /24 hr

60 mg /30 day

9 mg /24 hr

60 mg /30day

6 日後のサンプル 試験品 1 2 3 9 日後のサンプル 試験品 1 2 3 12 日後のサンプル 試験品 1 2 3 15 日後のサンプル 試験品 1 2 3

0.004 mg

574

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製造

所 試験 試験方法 試験結果 検出限

界 F 残留

ETO ISO 10993-7 に準拠

し、37℃の環境下で

水抽出した。使用時

間に応じて 1 時間又

は 24 時間と抽出時

間を変えた。

下表に示すように、荷置期間なしで残留 ETO 及び

ECH は、ISO 10993-7 に適合

内容 抽出 時間 試験結果

1 シース 1 本、三方活栓

1 個、オブチュレタ 1個及び無菌スリーブ 1個

24

2 血管ダイレータ 1 本、

X 線不透過性血管カ

テーテル 1 本、及び使

い捨て穿刺針 1 本

1

3 切皮メス 1 個、タオ

ル、 ドレープ及び

ガーゼ

24

4 注射筒 6 本、穿刺針 3本、アンプルストロ 1本及びルアコネクタ 1個

1

ETO 0.5µg/mL ECH 1.0µg/mL

H 残留

ETO フルサイクルにて 3 回 ETO 滅菌後に荷

置期間(脱ガス)を

0 、12 時間と変え

た。各荷置期間後に 3本を ISO 10993- 7:2008 に準拠して、

37℃の環境下で 8 時

間水抽出した検体を

用いて残留 ETO 値

を試験した。(抽出時

間については当該製

品の使用期間から妥

当)

下表に示すように、荷置期間 3 日の場合に残留 ETO 及び ECH は ISO 10993-7 に適合 荷置期間

0 時間 12 時間 残留 ETO 残留 ECH

ETO: 0.5 ppm ECH:

0.25 ppm

575

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7.3 品質管理に関する情報

7.3.1 品質検査項目に関する事項

7.3.1.1 受入検査

下表に示す受入検査から該当する検査項目を実施する。

項目 目的 手順概要 品目仕様との関連性 識別

外観検査

寸法検査

有効期限

機能検査

書類検査

7.3.1.2 工程内検査(製品検査)

構成品目 工程 項目 目的 手順概要 品目仕様

との 関連性

ポンプカ

テーテル カニュラ

モータ

576

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構成品目 工程 項目 目的 手順概要 品目仕様

との 関連性

ポンプカ

テーテル 組立

パージ用 セット

組立

構成品目 工程 項目 目的 手順概要 品目仕様

との

577

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関連性 イントロ

デューサ

キット

組立

留置用 ガイドワイ

組立

578

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7.3.1.3 製品出荷検査

構成品目 工程 目的 手順概要 品目仕様 との 関連性

ポンプカ

テーテル

パージ用

セット

イントロ

デューサ

キット 留置用ガイ

ドワイヤ

579

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7.3.1.4 本邦での受入検査

工程 検査目的 手順概要 品目仕様との関連性

包装外観検査

製品外観検査

7.3.2 試験検査の委託先

試験検査の外部委託なし

580