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ダウンロード編 第3版

ダウンロード編 第3版...3 起動、終了 EQ-Ⅱの起動・終了については、別紙の「インストールガイド」を参照してください。 <例> デスクトップのアイコンをクリック

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ダウンロード編 第3版

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は じ め に

●本書は、次のような方を対象とし「EQ-Ⅱ」(BricsCAD)の基本的な操作・知識について解説しています。

1.はじめて「EQ-Ⅱ」(BricsCAD)をお使いになる方

2.「EQ-Ⅱ」(BricsCAD)の基礎的な操作について、知っておきたい方

● 「EQ-Ⅱ」は BricsCAD をベースとした建築設備設計 CAD システムです。

BricsCAD の基本的な操作について説明しています。より詳しい機能、操作方法を

知りたい方は、BricsCAD オンラインヘルプマニュアルをお読み下さい。

線分を書く、円を書くなどの操作につきましては、EQ-Ⅱのオンラインヘルプも参照して下さい。

尚、Windowsの基本的な操作につきましては、Windowsのマニュアルをお読み下さい。

※EQ-Ⅱのオンラインヘルプは、EQ-Ⅱを機動後、メニューバーの【その他】→【ヘルプトピックス】

→【共通部】をご覧下さい。

■本書の内容を無断で転載することは禁止します。

■本書の内容はソフトウェアの改良の為、予告なしに変更することがあります。

■本書にご不審な点や誤記・記載漏れ等お気付きになりましたら弊社迄ご連絡下さい。

本文中、BricsCAD はベルギーの Bricsys 社の登録商標です。

本文中、Windows は米国 Microsoft 社の登録商標です。

その他、本文中に現れる製品名などは、各発売元又は開発メーカーの登録商標又は製品名です。

尚、本文中では特に TM マークなどは明記していません。

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目次

基本操作編

起動、終了 ................................................................ 3

マウスの操作 .............................................................. 3

モジュール選択 ............................................................4

画面説明 .................................................................. 6

図面設定について .......................................................... 8

1.作図設定 .............................................................. 8

2.文字設定 ............................................................. 10

3.その他 ............................................................... 11

コマンドの実行 ........................................................... 12

ツールバーの常時表示およびレイアウト変更について .......................... 14

コンテキストメニューについて ............................................. 15

画面の拡大/縮小および移動 ............................................... 15

環境設定 ................................................................. 17

画面の背景色の設定方法

自動保存の間隔設定方法(異常終了時の保存間隔)

ファイル自動保存フォルダ(パス)変更方法

自動保存ファイルをDWGに変更する方法

図形選択時のボックスサイズを変更する方法

図形スナップの設定方法

極スナップの設定方法

スナップトラック(AutoTRACK)の設定方法

テキストスクリーンの表示・非表示方法

コマンドバー・ステータスバー・スクロールバー

ダイナミック入力

ファイルをドラッグ&ドロップする時の動作切り替え

マウスの設定方法

図形選択方法 ............................................................. 26

図形スナップ ............................................................. 28

印刷 ..................................................................... 31

3

起動、終了

EQ-Ⅱの起動・終了については、別紙の「インストールガイド」を参照してください。

<例> デスクトップのアイコンをクリック

マウスの操作

マウスには左右のボタンはそれぞれ異なる機能を持っています。

左ボタン(クリックボタン) 右ボタン(クリックボタン)

ホイールの操作

ズームイン/ズームアウト ………… ホイールを前に回転させると拡大、後ろに回転させると縮小する。

拡大図面範囲 ………… ホイールボタンをダブルクリックする。

画面移動 …………… ホイールボタンを押したまま、マウスをドラッグします。

・オブジェクトの選択

・アイコンの選択

・ポイント指示

・コマンドの実行

・コマンドの終了

・処理の進行

・前コマンドの繰り返し

・shift+右クリックで一時図形スナップの表示

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モジュールの選択

EQ-Ⅱ(BricsCAD)を起動すると、EQ-Ⅱのモジュール選択用「選択ボックス」ダイアログが表示 されます。 起動したいモジュール名を選択して【OK】ボタンをクリックするか、モジュール名をダブルクリッ クします。

モジュール選択をすると、EQ-Ⅱが起動され作図画面が表示されます。

5

※ 「新規図面作成ダイアログボックス」をオンに設定を行っている場合はモジュール選択画面が

起動する前に、「スタートアップ」ダイアログが表示されます。(設定は下記参照)

・【図面を開く】をクリックすると既存図面を選択後、モジュール選択の画面が表示されます。

・【一から開始】をクリックすると新規図面作図でモジュール選択の画面が表示されます。

※ スタートアップダイアログを表示しない場合は、モジュール選択後、新規図面が起動され

ます。既存図面を開く場合は、【メニューバー】→【ファイル】→【開く】で図面を選択して

開く必要があります。

※ スタートアップダイアログの設定方法

【メニューバー】→【その他】→【新規図面作成ダイアログ切替】で、スタートアップダイアログ

ボックスオンオフの切り替えが可能です。

ただし、次回起動時から設定が有効になります。

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画面説明

① タイトルバー : 現在の縮尺や用紙サイズ、図面名などが表示されます。

② メニューバー : メニューがプルダウン形式で表示されます。

③ ツールバー : コマンドがアイコンで表示されます。

④ クロスヘアカーソル : オブジェクトを選択したり、位置を指示します。

⑤ グラフィックウインドウ: 図形を作図する領域です。

⑥ 座標系アイコン : 図面の方向を表します 主に 3 次元データを作成するときに使います。

⑦ コマンドプロンプト : メッセージや入力した文字がここに表示されます。

(ctrl+9 で表示・非表示が切替可能)

⑧ ステータスバー : カーソルの位置を表す座標値、スナップ、ダイナミック入力などのモードが表示されます。

<ステータスバーについての詳細説明>

マウスの左ボタンをクリック(1回)すると有効になります。(黒くなった状態)

コマンドの途中でも設定変更可能です。

⑥ 座標系アイコン

⑤ グラフィックウインドウ

⑦ コマンドプロンプト領

③ 浮動ツールバー

⑧ ステータスバー

② メニューバー

⑨ クロスヘアカーソル

① タイトルバー

④ リボン

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スナップ : 設定した間隔でカーソルを移動させる機能。

グリッド : 設定した間隔で画面領域に表示されるドット(格子)パターン

通常スナップと組み合わせて使用する。グリッドは印刷されません。

直交モード : カーソルの動きが水平・垂直方向に固定される。

極トラック : 設定した角度でカーソルの動きが制御される。

図形スナップ : オブジェクトの正確な位置を認識させる機能。

スナップトラック : 適な一時作図補助線を自動的に表示する機能。

極トラッキングと図形スナップと組み合わせて使用するのが効果的。

線の太さ : 線の太さの表示オン・オフ

タイル : モデル空間(作図)とレイアウト空間の切替

モデル空間でも印刷可

ダイナミック入力 : ダイナミックオンでコマンドを実行すると作図領域に長さや角度などを

入力する画面が表示されます。 <例>:line コマンド

サブ図形選択 : 3Dオブジェクトなどを選択する場合エッジライン面などが選択可能になります。

クワッド : クワッドメニューをオンにするとオブジェクトによって下図のマークが表示され

ダイナミックオフ

ダイナミックオン

ます。例えば3Dオブジェクトを指示すると3Dオブジェクト

を編集するのに便利なツールが表示されます。2Dオブジェク

トを指示すると3D化する機能が表示されます。

8

図面設定について

EQ-Ⅱでは図面の縮尺や用紙サイズ・文字の高さ矢印サイズ等を1つのダイアログボックス内で

設定することが出来ます。

使用頻度の一番高い設定をファイルに保存すると、新規図面を作図する場合「図面設定」の情報が読み

込まれその都度、縮尺や用紙サイズなどの設定をする必要はありません。

※ 用紙サイズおよび図面縮尺の規定値は「A1 ヨコ」、「1/100」に設定されています。

<注意>他のCADの図面を開くとEQ-Ⅱの設定ができていない可能性があります。この図面設定の

画面を開いて図面縮尺と用紙サイズを設定して「OK」をクリックして下さい。この作業をし

ないとEQ-Ⅱで呼び出す部品が大きくなったり小さくなったりします。

図面設定の起動方法

共通部ツールバーの【設定】のアイコンの【図面設定】をクリック

※ 下図のアイコン(黒い〇)の場所で、マウスの左ボタンを押したままカーソルを下げると

隠れているコマンドが表示されます。(この機能をフライアウトと言います

【図面設定】アイコン上でマウスから手を離すとコマンドが実行されます。

1.作図設定 図面縮尺: 数値を入力します。任意の縮尺設定も可能です。

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用紙サイズ:ドロップダウンリストから用紙サイズを選択します。

自動的に用紙サイズが入力されます。

色: 線種:

リストに登録がない用紙

サイズは「任意」を選択

して入力して下さい。

起動時の線種の設定を行

います。

EQ-Ⅱで予め必要な線

種が登録してあります。

初期設定は実線です。

起動時の色の設定を行い

ます。

初期設定は white です。

画面の背景色が白に設定

してある場合は自動的に

黒で作図されます。

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2.文字設定 文字高の設定

EQ-Ⅱの文字高の設定は図面設定の画面で行います。

文字高:寸法や文字入力の文字の高さを設定します。 縦横比:初期設定は 1.00 になっています。

初期設定は 3.0mm 縦横比は任意の比率で設定できます。

文字高は任意の高さに設定できます。 半角文字の比率は 0.55 です。

※ EQ-Ⅱの場合自動的に文字高にスケール倍(図面縮尺の値)したものが図面内

の文字高になります。

縮尺が 1/100 の場合自動的に文字高 300mm に設定されます。

3mm × 100.0 = 300mm

11

3.その他

配置モード:EQ-Ⅱの部品を配置する場合の配置パターンを設定します。

ドロップダウンリストから配置モードを選択します。

各配置モードについては、マニュアル「ユーザーズガイド」を参照してください。

寸法矢印:寸法記入する場合の寸法矢印の設定をします。

引出線矢印:引出線を記入する場合の矢印形状の設定をします。

カーソルメニュー:EQ-Ⅱのコマンドに対する、カーソルメニュー(マウス右ボタン)

のON/OFFの切り替えをします。

スクリーンメニューをオフに設定している場合、カーソル

メニューをオフに設定するとコマンドによってはオプション

選択出来ませんので注意が必要です。

ONの場合

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・【ファイル読み込み】

いままで設定してきた内容を破棄して、設定ファイルの内容の設定を読み込んで表示されます。

これも設定ファイルにセーブせずに現在図面の設定が変更されます。

・【ファイル保存】

設定ファイルのみ変更保存され、現在アクティブな図面の設定は変わりません。

これから立ちあげるEQ-Ⅱや、現在アクティブなEQ-Ⅱを終了した後に起動する新規図面に

設定が反映されます。

・【OK】これは、現在図面の設定変更です。設定ファイルにセーブしません。

つまり,現在アクティブな図面の設定が変わります。しかし、これから立ちあげる新規図面や、現在

アクティブな図面を終了した後に起動するEQ-Ⅱにはこの設定は反映されません。

※部品尺度は図面毎に保存されます。既存図面は前回部品尺度で起動します。

コマンドの実行

コマンドを実行するには、次の4つの方法があります。

① メニューバーから実行する。

② ツールバーのアイコンから実行する。

三角マーク(黒)があるアイコンはフライアウトのツールです。

アイコンを選択すると、さらにツールバーが表示します。

マウスの左ボタンをクリックしたままカーソルを下げてから

マウスを放すと放した位置のコマンドが実行されます。

三角マーク(青)・・・選択ボックスが表示されます。

三角マーク(赤)・・・ツールバーが表示されます。

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③ リボンから実行する。

※リボンが表示されていない場合は、

メニュー - 「その他」 - 「リボンウィンドウ表示切替」でON/OFFに

切り替える

④ コマンドラインに直接コマンドを入力する。

L(半角)と入力すると L から始まるコマンドが表示されます。

該当するコマンドを選択して実行します。

コマンドは省略して実行することができます。

基本的にはコマンドの頭文字を入力します。 “Line” “L”

※省略形は簡単にエディターでカスタマイズすることが出来ます。

設定ファイル → default.pgp

C:¥Program Files¥Bricsys¥Bricscad V18¥UserDataCache¥Support¥ja_JP¥default.pgp

ログインしたユーザー名

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ツールバーの常時表示およびレイアウト変更について ツールバーのレイアウト変更

画面上のツールバーは自由にレイアウトを変更することが出来ます。

ドッキングしている状態では

グラブバーをつかんで分離またはドッキングすることができます。

ツールバーの常時表示方法について

ツールバーは、メインのツールバーにフライアウトと呼ばれるアイコンの下に黒いマークが付いた

ものや、赤や青の付いたものがあり(13ページのコマンドの実行を参照)メインのツールバーの下に

サブのツールバーがあります。サブのツールバーを常時表示することも可能です。

① ツールボタンにカーソルを合わせたまま、

マウスの右ボタンをクリックします。

ツールバーの一覧が表示されます。

② 例として「EQCOM」をクリックして

画層操作を選択します。

③ 画層操作をクリックするとレイヤー

操作ツールバーが常時表示されます。

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コンテキストメニューについて

コンテキストメニューとは、作図領域内にコマンドによって内容の異なるサブメニューのことです。

例:Line コマンドを実行すると下図のようなメニューが表示されます。

画面の拡大/縮小および移動

インテリマウスを使用している場合は、殆んどの作業はマウスのホイールで行うのが効率的ですが

対話形式に画面表示を拡大したり、移動させたりする(リアルタイムズーム/リアルタイム画面移動)

や他の拡大の機能もサポートしています。(標準ツールバー)

マウス動かすと、それに合わせて画面がかわります。

「ズーム」ツール

「図面全体」

「図形範囲」 「窓」 「画面移動」

「画面移動」を実行すると カーソルが表示されます。

マウスの左で 2 点をクリックして画面を移動させます。

他の拡大の便利な機能

「図面全体」・・・図面範囲設定で設定した範囲を拡大します。

「窓ズーム」・・・・・拡大したい範囲を対角の二点で指示します。

「図形範囲ズーム」・・・オブジェクトがある範囲のすべてが表示されます。

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※ BricsCAD ではマウスのカスタマイズは出来ません。但し、ホイールの速度の設定は可能です。

※ 詳しくは、オンラインヘルプを参照下さい。

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環境設定

メニューバーの「設定」- 「設定」 - 「プログラムオプション」-「表示」-「背景色」

色をダブルクリックすると下図のように色を選択できます。「色を選択」をクリックするとパレットが

表示されます。

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メニューバーの「設定」-「設定」-「プログラムオプション」-「開く/保存」

- 「自動保存の時間間隔」をクリック

自動保存の時間間隔の項目に移動します。

この値を変更することによって自動保存の間隔を変更することが出来ます。

プログラムが異常終了した場合や落雷などにより電源が落ちた場合などに

前回自動保存した状態まで図面データを復元することが出来ます。

初期値は60分です。(分単位で設定可能です。)

ファイルが保存される場所・自動保存ファイルの名前の変更方法は5~6頁を

参照して下さい。

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メニューバー - 「設定」 - 「設定」 - 「プログラムオプション」 - 「ファイル」

「保存ファイルのパス」の項目をクリックして変更を行います。

※ デフォルトの保存フォルダの階層がかなり深くなっておりますのでパス設定を変更して

保存するフォルダを変更することをお勧めします。

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変更例:

プログラムが異常終了した場合は、ファイルの自動保存フォルダ変更で設定したフォルダ(5頁)に

下記のように拡張子がSV$のファイルが作成されます。(拡張子を表示する設定をして下さい)

ファイル名と日時を確認後、名前と拡張子を dwg に変更して通常のデータとして開いて下さい。

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図形を選択する時に、検索範囲のボックスのサイズを設定出来ます。

メニューバーの「設定」 - 「設定」 - 「プログラムオプション」 - 「選択」

- 「ピックボックス」の項目を選択してサイズを変更します。

※ サイズの調整は、プレビューに表示されます。

図形スナップは、オブジェクトの正確な位置を指定するために使用します。

たとえば、円の中心や、線分の端点、中点などを指示することができます。

ステータスバーの「図形スナップ」でオン・オフまたは設定を行います。

カーソルを合わせて、マウスの右ボタンをクリックすると

設定が表示されます。

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図形スナップモードをクリックして下さい。

図形スナップ一覧が表示されますので、必要なスナップにチェックを付けます。

詳しくは、41ページを参照下さい。

終了する場合、ダイアログボックスを閉じます。

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極スナップは、任意の角度を設定して線分を作図したりすることができます。

ステータスバーの「極トラック」をクリックしてオン・オフを行います。

角度の設定は設定で行います。

極角度の項目には任意の値を入力することが可能です。

極角度には増分値の設定を行えます。

下図の例のように15と入力すると、15 度、30 度、45 度…とトラッキングされます。

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極追加角度

極追加角度は増分されません。入力した値のみトラッキングされます。

極トラックと図形スナップをオンにしてスナップトラックをオンにすると

あらかじめ設定した角度の位置にカーソルが来ると、直前に指定した点から現在の

カーソル位置の相対座標が表示されます。

適な一時作図補助線を自動的に表示し正確に点を認識することが可能出来ます。

例:オブジェクトスナップ 端点 極トラック 45 度に設定した場合

後に指示した点より、-45 度下がった位置で

端点より90度上がった位置を正確に

認識することが可能です。

極追加角度を

有効にしたい

場合は、極

トラッキング

追加角度を使用

にチェックを

付けます

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エクスプローラーまたは、マイコンピュータから図面ファイルをドラッグ&ドロップした場合、

現在の図面にファイルを挿入するか、開くかの動作が設定できます。

メニューバーの「設定」 → 「設定」→ 「プログラムオプション」 → 「システム」 →

「ファイル ドラッグ」の項目を選択して変更します。「ファイルを入力」するか

「ファイルを開く」を選択します。

※ 「ファイルを入力」が図形挿入になります。

※ 検索で、「ファイル ドラッグ」と入力すると検索できます。

※ BricsCAD ではマウスのカスタマイズは出来ません。但し、ホイールの速度の設定は可能です。

詳しくは、オンラインヘルプを参照下さい。

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・図形選択方法

■ 選択モードの種類と操作方法

オプション 選 択 方 法

W=窓 選択窓に完全に含まれたオブジェクトを選択します

「左から右」に向かって囲みます。

C=クロス窓 選択窓に一部分でも含まれるオブジェクトを選択し

ます。 「右から左」に向かって囲みます。

WP= 多角形窓

選択窓に完全に含まれるオブジェクトを選択します。

CP= ポリゴン交差

選択窓に一部分でも含まれるオブジェクトを選択し

ます。

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F=フェンス 複雑な図形内の隣接しないオブジェクトを選択する

時に有効です。 指定した軌道を横切る全てのオブジェクトが選択さ

れます。

O=窓外 長方形の選択窓の外にあるすべての図形が対象にな

ります。

OP=多角形窓外 多角形の選択窓の外にあるすべての図形が対象にな

ります

WC=円窓 円窓の選択窓内で完全に囲まれた図形が対象になり

ます。

CC=クロス円窓 円窓の選択窓内とそれにかかる全ての図形が対象外

となります。

OC=円窓外 円窓の選択窓の外にあるすべての図形が選択対象と

なります。

点=PO 選択する点を囲む、全ての閉じた図形が対象となりま

す。

ALL=すべて 全てのオブジェクトを選択します。

ただし、フリーズしている画層上のオブジェクトは対

象から外されます。

R=差 選択したオブジェクトから特定のオブジェクトを除

外します。 自動モードではオブジェクトの除外は「Shift」キー

を押しながら図形を選択してもできます。

A=付加 選択したオブジェクトから特定のオブジェクトを追

加します。

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図形スナップ

■ オブジェクトを参照して線分を描く

図形スナップ(Oスナップ)を使用すれば座標値がわからなくても画面上のオブジェクトを

クリックすることにより、正確な点を認識させることができます。

図形スナップには、一時的にスナップモードを指定する「一時図形スナップ」と特定の

スナップモードを常時設定しておく「定常図形スナップ」があります。

※ 直交モードより図形スナップの方が優先されます

図形スナップツールバー(一時図形スナップ)

■ 一時的にスナップモードを設定する

点を指定する時に、図形スナップモードを選択します。このモードは、1回限りで解除されます。

スナップモードの選択は、Object Snap「図形スナップ」ツールバーから、またはOスナッ

プモードを点の指定のプロンプトに対して入力します。

■ 定常オブジェクトスナップ

設定方法はP32の「図形スナップの設定方法」を参照して下さい。

■スナップモードの種類

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<例> 指定した位置から円の接線を引く

コマンド :Line

どこから :始点を指定

どこへ :Tan

( 接線スナップモードを指定します)

どこに :円を指定

(円に接線が描かれます)

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■ 複数のスナップモードを設定するには

定常スナップモードでは、複数の図形スナップモードを指定できます。

この場合、選択したオブジェクトに適したモードで使用することをお勧めします。

定常図形スナップの設定はオフにするか、別のモードを指定するまでは有効です。

※定常図形スナップはコマンドが実行中に設定するとコマンドが終了時に解除されます。

図形スナップのオン/オフ

ステータスバーの「図形SNAP」上で左ボタンをクリックでオン/オフが切り替わります。

ブルーの状態がオンです。

定常図形スナップ(AutoSnap)

コマンド :Line

どこから :始点を指定

どこへ :接点(正接点)を指定

どこに :円を指定

円に接線が描かれます。

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印 刷

図面を出力する場合、予め出力装置(プリンターおよびプロッター)の設定をしておく必要があります。

<注意>出力したくない画層は「画層プロパティ管理」のダイアログで印刷オフにする事!

1.印刷する装置、印刷スタイルの設定について!

①ページ設定・・・印刷デバイスと印刷設定に名前を付けて保存できます。

②印刷スタイルテーブル…

「色従属印刷スタイルテーブル」とは・・・色ごとに出力のペンを設定する方法

「名前の付いた印刷スタイルテーブル」・・・オブジェクトごとにペンの設定をする方法

(オプションの「印刷」―「新規図面の規定値の印刷スタイル」で設定する)

※印刷スタイル…印刷時の図形の色、線種、線幅、線の端部の形状などを設定することができます。

③プロッタの設定…出力装置を選択します。<例>EPSON LP-9400

④印刷設定編集…出力装置のプロパティを編集します。

設定タブのカスタムプロパティで印刷時の詳細設定が行えます。

※ プロッターによってプロパティの内容は異なります。

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2.出力する用紙サイズ、縮尺、出力範囲の設定について!

①印刷する領域を指定

ビュー・・・ ビューのコマンドで登録

された範囲

図形範囲・・・ 図形のある範囲

図面範囲・・・ 図面範囲設定で設定され

た範囲

窓・・・ 対角の2点で囲んだ範囲

オフセット値はプリンタ

によって異なりますので

印刷しながら調整してく

ださい

③出力する基点のオフセット

②尺度設定

印刷尺度はドロップダウン

リストから選べます

1:50・・・1/50

2:1・・・2

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印刷スタイルテーブルの作成

1.印刷スタイルを作成します。「新規作成…」を選択します。

※ 印刷スタイルは予め登録してあります。

モノクロ印刷の場合は「monochrome.ctb」を選択してください。

2.「印刷スタイルテーブルを追加」が始まります。

表題に名前を入力

3.「OK」を選択します

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5.印刷スタイルエディターが表示されます。

「ビュー形式」のタブをクリックして色ごとに線の太さを設定します。

設定が済んだら「保存して閉じる」

をクリックします。

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印刷スタイルテーブルに設定した標準.ctb が入ります。

設定が済みましたら、「プレビュー」で印刷状態をチェックできます。