ORIGIN 8 は、科学技術系の分野で使われるグラフやデータ分析機能を提供するソフトウェアです。複数シートのワークブック、高品位なグラフ、さまざまな分析ツールによって、データのインポート、グラフの編集、データの探索や分析、成果の発表などを行うための機能が提供されています。

Originは、「ハイクオリティなグラフ」、「C言語」、「NAG数値演算ライブラリ」を1つのパッケージに標準装備したソフトウェア。ORIGIN 8 は、科学技術系の分野で使われるグラフやデータ分析機能を提供するソフトウェアです。

複数シートのワークブック、高品位なグラフ、さまざまな分析ツールによって、データのインポート、グラフの編集、データの探索や分析、成果の発表などを行うための機能が提供されています。

グラフ作成・データ分析ソフトウェア

柔軟なグラフ作成機能と強力なデータ分析機能により、さまざまなデータを効率良く処理できるソフトウェア

初めてOriginを使用する人にとっても、マウスによるポイント＆クリックの直感的な操作で、簡単にグラフを作成できる使いやすいインターフェースを

提供しています。

「データ入力→グラフ作成→データ探索／データ分析→グラフ編集→出力」という

操作の各フェーズで、キメ細やかな機能が提供されていますので、思い通りの

グラフを作成でき、日常のデータ分析を効率よく行うことができます。

分析結果の自動再計算機能により、入力データを入れ替えるだけで、

分析結果が自動的に計算されるので、何度も同じ操作を行う必要はありません。

あらゆる場面で快適な操作性を提供

ORIGIN 8 は、科学技術系の分野で使われるグラフやデータ分析機能を提供するソフトウェアです。複数シートのワークブック、高品位なグラフ、さまざまな分析ツールによって、データのインポート、グラフの編集、データの探索や分析、成果の発表などを行うための機能が提供されています。

研究者／技術者のデータ分析要求に応えられるように、高度な統計機能、回帰、非線形カーブフィット、信号処理、画像処理、ピーク分析などの直感的なツールが提供されています。

● SQLクエリ：SQL文を入力するか、グラフィカルに作成して、

クエリに名前を付けて保存

● ASCIIインポートウィザードが変数の抽出や複数デリミタを

サポートするよう改良

● Xファンクションを使ったカスタムインポートルーチンの作成

● メタデータの取り扱いが拡張

強力なデータアクセス

● ASCII

● Excel

● Mathematica

● MATLAB

● MINITAB

● Princeton Instruments

● Thermo SPC

● Molecular Devices pCLAMP (ABF 2.0, ABF 1.8, DAT)

● National Instruments LabView / DIAdem (DAT, TDM)

● ETAS INCA (MDF, DAT)

● imc Mess-Systeme GmbH - FAMOS (DAT, RAW)

● JCAMP-DX (DX, DX1, JDX, JCM)

● NetCDF (NC)

● ユーザ定義

インポートできるファイル形式

● 直感的で柔軟な複数シートワークシートを使って、データ、分析レポート、グラフ、画像、ノートの管理と統合を行います。

● リッチテキストフォーマットやロングネーム、単位、パラメータ、コメント、サンプリング間隔などのメタデータを保存する行を

使って、目的に合うようにワークシートを構成します。

● ワークシートセルにグラフ、画像、ノートを配置して統合する

● スパークラインという列ヘッダ内に小さなグラフを表示してデータの傾向を見る

● ワークブックオーガナイザでインポートしたファイルに関するメタデータの表示。必要に応じてメタデータを追加できます。

研究者／技術者向けの複数シートのワークブック

Originの新しいワークブックは、書式の変更が可能(リッチテキスト

フォーマット)で、インポートしたデータ、画像、データベースクエリ、

グラフ、分析結果を1つのワークブックウィンドウ内に集約できます。

グラフ、画像、ノートは、ワークシートのセルに埋め込むことができる

ので、プロジェクトを管理したり、ドキュメントやレポートの作成に

大変役立ちます。

ワークシートデータの抽出Originのワークシートで、条件を指定して、その条件に合ったデータを

抽出するのが簡単になりました。 条件文を作成するのは簡単で、

列名にエイリアス(別名)を使用することもできます。

条件文のテストを行うことができ、テストでは元データのワークシート

で結果を反転表示します。

データインポートさまざまなデータ形式のファイルを簡単にOriginにインポートする

ことができます。 ヘッダ情報を持つASCIIファイルや構造が分かって

いるバイナリファイルに対しては、データを見ながらインポートできる

インポートウィザードを使って、ファイルの構造やインポート方法を

Originに通知してインポートできます。 そして、設定した情報をイン

ポートフィルタとして保存しておけば、次回以降に似たような構造を

持つデータを簡単にインポートすることができます。

Originのワークブックは、複数ワークシートをサポートしています。

そのワークシートの列のヘッダにはロングネーム、ユーザ定義のパラ

メータ、単位、コメント、スパークライン、サンプリング間隔を入力する

ことができます。 スパークラインは、各列のデータを小さなグラフで

表示するもので、データの傾向や特徴をすばやくとらえることができ

ます。サンプリング間隔を入力すれば、Xデータは必要はありません。

シートをドラッグ＆ドロップするだけで、簡単にアクティブワークブック

または別のワークブックとの間でシートを移動して、再構成できます。

Originプロジェクトにあるどのデータセットに対しても、組込みの

数学関数および統計関数、Xファンクションを呼び出すLabTalk

ステートメントを使った数式を列に入力してデータ値を計算する

ことができます。

ExcelファイルをOriginのワークブックとして開いたり、Origin内部で

Excelを起動して直接開くこともできますし、SQLデータベースクエリ

を使ってデータをインポートすることもできます。

ファイル名、作成日、パス、変数に抽出したデータなどのメタデータは、

インポートしたデータと一緒に保存され、ワークブックオーガナイザを

使って確認することができます。 自分でメタデータを追加することも

できます。

Originのインポートウィザードは、ヘッダ情報を変数に抽出でき、

変数内の情報をワークブックや

グラフで利用できます。

OriginのSQLクエリツールを使用すれば、グラフィカルなインター

フェースで、SQLクエリの作成、テーブルの結合、クエリの保存

ができます。

インポートウィザード

新しいSQLクエリツール

Originの新しいワークブックは、複数ワークシートで構成されます。各列のヘッダにデータに関する情報を入力できます。

ワークブックオーガナイザは、データやインポートしたファイルの

プロパティを表示するインターフェースを提供します。

数学関数・統計関数・NAG関数を利用でき、Xファンクションも利用

できます。列値を計算する前に

スクリプトを実行できます。

列値の設定条件文を簡単に指定でき、条件文の

テストを行うことができます。

データの抽出

● 等高線図(XYZデータから直接)

● 等高線図の境界線

● 極座標の等高線

● 散布図行列

● Yオフセットした積み上げグラフ

新しいグラフタイプ

ファイルをドラッグ＆ドロップして、分析テンプレー

トにインポートします。これが分析開始のトリガと

なります。または、毎回同じファイルを使っている

場合には、再インポート機能を使うことができます。

再インポート機能は、以前に分析テンプレートに

インポートした同じデータファイルをインポートし、

更新されたデータに対して自動的に分析の再計算を

行います。

Originのグラフ作成はとても簡単です。 データを選択してボタンを

クリックするだけで、Originの2D、3D、統計、等高線などのさまざまな

グラフを作成することができます。 また、Windowsエクスプローラから

ドラッグ＆ドロップするだけでもグラフ作成できます。 既存のグラフに

データプロットを追加するのも、ワークシートやExcelワークブック

からドラッグ＆ドロップするだけです。

Originは、記述統計、仮説検定、一元および二元配置の分散分析、

ベースラインとピーク分析、FFT、フィルタリング、スムージング、

線形回帰および非線形カーブフィットなど、幅広い分析ツールを

提供しています。 標準的なインターフェースを使って、分析に関する

さまざまな設定をコントロールすることができます。 よく利用する

設定は、後で利用するためテーマとして保存できます。

分析結果は自動的に結果シートに生成され、元データと同じワーク

ブックに配置されます。 関連するデータやグラフが1つのワークブック

に含まれるので、データの扱いが煩雑になりません。

Origin 8では、元データを変更したり、分析パラメータを変更したとき

に、分析結果を自動的に再計算することができます。

この強力な機能を使って、データを入力したらすぐに、分析を実行して

結果を更新する「分析テンプレート」を作成することができます。

高品質なグラフ

「作図の詳細」ダイアログでグラフの構成要素を

編集できます。グラフの種類により異なるタブが

表示され、すべてのグラフタイプのグラフ要素を

編集できます。

強力なデータ分析機能

分析テンプレート

テンプレートにしたい分析を1回実行します。

分析操作が完了したら、元データを消去し、

ウィンドウを分析テンプレートとして保存します。

分析テンプレートのセットアップ...

1. 最近使ったブックまたはプロジェクトの

リストから分析テンプレートを開きます。

2. 新しいデータをインポートします。または

再インポート機能を使って、既にロード

されているデータファイルを更新します。

3. Originは自動的に分析結果を再計算し、

その結果を表示します。

分析テンプレートを使うのは簡単!

グラフ内のすべての要素は、簡単なマウス操作で編集できます。

編集したいグラフ要素をダブルクリックすれば、その要素に対応した

ダイアログボックスが開きますので、そこで必要な編集を行います。

あるグラフ内で行った編集効果をコピーして、別のグラフに貼り付け

ることができ、その編集効果をグラフテーマとして保存すれば、後で

使用することもできます。同じグラフを「レポート用」や「プレゼン用」

など、用途別にデザイン(線の太さなど)だけ変更するのに役立ちます。

また、編集したグラフをテンプレートとして保存すれば、同じ種類の

グラフを簡単に作成することができます。 グラフテーマやグラフテン

プレートを利用することで、グラフ作成や編集にかかる時間を削減で

きます。

Originのグラフやワークシート、分析結果シートは、簡単に学会誌、

スライド、ポスター、研究レポートに利用することができます。

グラフをコピーして、PowerPoint、CorelDraw、Microsoft Wordなどの

アプリケーションに貼り付けるだけです。

また、グラフをAI、BMP、EPS、JPG、PDF、TIFF、WMFなどのさまざまな

画像ファイルにエクスポートすることもできます。 グラフエクスポート

ダイアログを使えば、元のグラフを修正しないで、エクスポートする

グラフに対してだけグラフ属性を変更することができます。

グラフ作成

グラフ編集

他のソフトでのグラフの利用

グラフのエクスポート

拡張されたテーマ

テーマを使って時間の節約。テーマは、データインポート、ワークシートのフォーマット、科学系雑誌の要求に合うようにグラフを編集、グラフをエクスポートなど、さまざまな操作での設定を保存するのに使うことができます。保存したテーマを使用するのは、その操作のダイアログボックスで、ドロップダウンリストからテーマを選択するだけです。

数値計算とグラフ機能を組み合わせることができるXファンクションは、

繰り返しのデータ処理や分析、カスタムアプリケーション開発での

堅牢なプラットフォームを提供します。

プログラミングOriginのプログラミングには、LabTalk、Origin C、Xファンクションを使う

ことができます。

LabTalkは、Origin独自のスクリプト言語で、プロパティとメソッドを使って

簡単にOriginのオブジェクトを操作することができます。

Origin Cは、ANSI C準拠のC言語であり、Originのオブジェクトへアクセス

できるように改良され、Originの環境で使いやすくなっています。

NAG数値計算ライブラリOriginには、NAG(Numerical Algorithms Group)数値計算ライブラリ Mark VII がすべて含まれています。 このライブラリは、統計、フーリエ変換、

線形代数、回帰、主成分分析を含む多変量解析などの実績のある数値計算アルゴリズムを提供しています。 すべてのNAG関数は、Origin Cから

アクセスでき、高度な数値計算が必要な洗練されたアプリケーションを開発できます。

システム条件● Microsoft Windows NT 4.0 、Windows2000、 WindowsXP 、Windows Vista

● 1GHz 以上のPentium互換プロセッサ

● 512 MBのメモリ(1024 MB推奨)

● 350 MB のハードディスクの空き容量

● CD-ROM ドライブ

● HTMLヘルプを利用するため、インターネットエクスプローラ4.01以降が必要です

OriginLabおよびOriginはOriginLab社の登録商標です。その他の商標または登録商標は各社の商標または登録商標です。

開発元 〒130-0026東京都墨田区両国4-30-8 両国YAビル

TEL 03-5600-7201 FAX 03-5600-6671e-Mail sales@lightstone.co.jphttp://www.lightstone.co.jp株式会社

正規販売元

ライトストーン

®

Originのコマンドウィンドウは、コマンドを実行したり、スクリプトを

組み立てるのに利用できます。Xファンクションを入力する際には

オートコンプリート機能が提供され、また、以前に実行したコマンド

を矢印キーで呼び出すことができます。

OriginProORIGINPro は、Originのすべての機能に加え、統計分析、3D曲面フィット、

画像処理、信号処理といった高度な分析ツールを提供しています。

強力な分析機能により、OriginProは、高度なデータ分析とグラフ機能を

1つのソフトウェアで行うことができます。

すべてのXファンクションのユーザインターフェースは共通化されており、

メニューに追加することもできます。

3D 曲面フィットOriginProでは、19個の組み込み

関数の1つまたはユーザ定義関数を

使って、3D XYZグラフや行列データ

のフィッティングができます。

画像処理と分析メニューまたはコマンドを使って、

さまざまな画像分析操作を実行

できます。行列ウィンドウだけでなく、

ワークシートのセルに挿入した画像に

対しても分析することができます。

パラメトリック仮説検定／ノンパラメトリック仮説検定／生存分析 等

コヒーレンス／2D FFT／SFFT／ヒルベルト変換／ウェーブレット変換 等

平均化(イコライザ)／ルックアップテーブル／RGB 結合・分解

カラー解像度変換／カラー検出・置換／背景減算・置換

幾何変換 ： オフセット／反転／シアー／回転／トリミング

代数変換 ： ピクセル論理／数学関数／画像の組合せ／アルファブレンド

／エントロピー統計／XYZへの抽出／モノフォロジカルフィルタ

統計分析機能

信号処理機能

画像処理機能

「My Origin」サービス～Originのカスタマイズ

「大量のデータファイルを自動的に処理したい」、「リアルタイムでグラフを描きたい」、「こんな機能があれば...」 等、何でもご相談ください。

お客様の要望に合わせてOriginのカスタマイズを承ります。 開発元Originlab社でトレーニングを積んだ専任スタッフにより、コンサルティング

から仕様決定、プログラム作成、テストまで一貫して対応いたします。 お客様専用のOriginで業務の効率化を図ることができます。

Origin8では、この本格的なプログラミング環境に加え、新しいテクノロジー

であるXファンクションが提供されています。

Xファンクションは、Origin内で実行するカスタムプログラムを作成する

フレームワークです。 Xファンクションは、Xファンクションビルダという

ダイアログボックスを使って、簡単に開発することができ、自分の専門分

野で使用する特定のグラフ作成や分析操作を実行できます。