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図書館のPR 九大の事例 Library Lovers’キャンペーン2013 ワーキンググループ事前研修 Library Lovers’キャンペーン事務局・九州大学附属図書館 井川 友利子

Library Lovers'キャンペーン事前研修 3

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Page 1: Library Lovers'キャンペーン事前研修 3

図書館のPR 九大の事例

Library Lovers’キャンペーン2013

ワーキンググループ事前研修

Library Lovers’キャンペーン事務局・九州大学附属図書館

井川 友利子

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1. 図書館広報室の

活動

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これまでの活動

H17 広報体制の見直し

H18 広報誌全面リニューアル

ウェブサイトリニューアル

H20 きゅうとNEWSLETTER 年4回へ

H21 きゅうとNEWSLETTER オールカラーへ

H23 九大図書館ロゴデザイン決定

Twitter運用開始

H24 Twitter運用変更

H25 ウェブサイトリニューアル

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広報誌・ウェブサイトリニューアル(H18)

ターゲットが不明確

アピール力が弱い

ターゲットを明確に

そのターゲットに訴求する内容・イメージに

「お知らせ」から

「活用するもの」へ

附属図書館要覧 図書館情報 図書館HP

附属図書館要覧 きゅうとNEWSLETTER 附属図書館年報 ウェブサイト

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各誌のコンセプト

附属図書館要覧 附属図書館年報 きゅうとNEWSLETTER

目的・期待 する効果

・図書館のイメージを学内外にアピール・イメージアップ

・図書館の1年間の記録 ・図書館の動向・活動 状況を学内外へ伝える ・図書館の評価アップ→ 予算獲得

・図書館への関心度アップ ・利用者数増加 ・利用者の学習・研究支援

伝えること 図書館の全体像 図書館の記録 図書館の最新情報と お得情報

対象 国内外の大学・図書館関係者/学内の構成員/社会一般

学内の構成員/国内外の大学・図書館関係者/社会一般

利用者(学生・教職員・ 一般市民)

イメージ アカデミック・ 美しい

信頼がおける・ エネルギッシュな

親しみやすい

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Twitterの運用(H23~)

• 九大図書館公式アカウント@QLib_info

• タイムラグなく情報を多くの人に流す

– 図書館ウェブサイトを頻繁に訪れるのはヘビーユーザくらいでは?

– 欲しい人に欲しい情報を

• 情報発信のみでスタート→H25~ フォロー、リプライも。運用ガイドライン作成

– 質問の窓口のひとつ。超簡易レファレンスも

– 運用ガイドライン https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/site-policy

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2. PR戦略で考える

こと

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戦略: 誰に

九州大学

学生

高校生

保護者

企業 行政

大学

海外 他大学

教員

一般市民

卒業生

九大図書館

(執行部・事務局) (研究者・大学の自治を担う・ 学生へ一番影響力あり)

• Whom?

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• Why?

– (学生)図書館を最大限活用してほしい →学習・研究・教育効果

– (教員・執行部等)学内での存在感 →予算獲得・活動への理解

• What?

– コンテンツ

– サービス

– スタッフ

戦略: 何のために/何を

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戦略: どうやって

• How?

(1) 多様化する媒体

→ 広報誌・ウェブサイト以外の媒体を どう活かすか

(2) いかに目に留まらせるか

→ あらゆる場面に

→ 相手の行動パターンの中に

(3) 自分を知る

→ うちのウリは何か?

(4) 相手を知る

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(1) 多様化する媒体

• 紙媒体:広報誌、ポスターetc.

• プレスリリース

• ウェブサイト

• メール

• SNS:Twitter, facebook… などなど

媒体の使い分け、広報の最適化を

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(2) いかに目に留まらせるか

• 飛び出せ!図書館

– 図書館に来てほしいなら、図書館の外が

勝負どころ

– 学生の集まる場所を探す

– 掲示のお願い →営業まわり

低年次学生の講義棟の廊下に掲示 (伊都センター2号館3F ウォールミュージアム)

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(2) いかに目に留まらせるか

• 最近の、きゅうとNEWSLETTER

– どんどん学生に登場してもらう

• 写真そのものが引きつける力に

• 登場した学生さんが広告塔になってくれる

表紙モデル公募 昔のきゅうとNL 中の記事にも学生を

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(3) 自分を知る

• ウリは何ですか? →ブランディング

– 機能価値

• 図書館独自の価値は?

• ユーザにどんな価値を与えられている?

– 情緒価値

• 理屈ではない、「好き嫌い」

• 機能価値に+α 「好感」をつくる

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(3) 自分を知る

• 図書館員も、図書館ブランドのひとつ

– スタッフの存在感を出していく

手書き黒板(週がわりで) スタッフ顔出しポスター

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(4) 相手を知る

• ターゲットとなるユーザは…

– どう思っている?

– 何が不満?

– 何を求めている?

図書館は… •どう思われたい? •どう認知されたい?

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参考文献

• 井川友利子, 堀優子. 九州大学附属図書館の広報誌リニューアルとその後. 大学の図書館, 2011, v.30 no.8, p.142-144

• 宇佐美清, かりやひろこ. USAMIのブランディングノート. トランスワールドジャパン, 2009, 111p.