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PUNKLOID Vol.21

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Japanese free punk rock paper PUNKLOID

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Page 1: PUNKLOID Vol.21
Page 2: PUNKLOID Vol.21

http://eleventyseven.com/Official Web Site

MATTHEW LANGSTON (マシュー・ラングストン/vocals, guitar)、CALEB SATTER-FIELD (カレブ・サターフィールド/bass)、JONATHAN STEPHENS (ジョナサン・ステファンズ/drums)により、サウスカロライナにて結成。2006年、Flicker Recordsより1stアルバム『And the Land of Fake Believe』をリリース。翌年2007年同じくFlicker Recordsより2ndアルバム『Galactic Conquest』をリリース。2009年PUNKSPRINGに出演を果たし、初来日を果す。2 0 0 9 年 3 r d ア ルバム O『Adventures In Evil』をOff the Square Recordsよりリリース。翌年2010年再びPUNKSPRINGでの来日を果たす。同年メンバーであるカレブが脱退。後任としてデイヴィー・ダベンポート(Davey Davenport)が加入。2011年秋4thアルバム『Sugarfist』をリリース予定。また初の日本でのツアーも予定している。

PROFILE

LIVE SCHEDULE

RELEASE INFORMATION

エレクトロ・パンクの代表選手、Eleventysevenの4thアルバム『SUGARFIST』がリリースとなる!パンキッシュかつダンサンプルな踊れるパンクロックを今作でも聴かせてくれ、彼らの爽快かつ明快で底抜けにハッピーな世界観は今作で更なる広がりを見せ、パンク、エレクトロはもちろんのこと、スカからギターロックまで様々なジャンルの音を巻き込んだ、グッドメロディ際立つ、色鮮やかなマスターピース的作品といっても過言で

はないだろう!また「SUGARFIST」は彼らが楽しい音楽を奏でたいと常々語る通り、聴く者を前向きな気持ちにさせるようなアルバムでもあり、もしかするとあなたの生活を彩り、希望を添え、時にはカンフル剤のように沈んだ気持ちを奮い立たせるものになるかもしれない。11月にはEleventyseven初の日本ツアーも決定しており、こちらも是非チェックをして足を運んでもらいたい!

Eleventyseven / SUGARFISTイレブンティセブン / シュガーフィスト

1.Wasted2.Ghost3.Give it Up4.Silent Symphony5.College Girls6.Quota7.Don't Want To Fall8.Milk the Lightning9. Book of Secrets10.Divers in a Hurricane11.Suburban Love12.Lonely13.Gouge away14.Suburban love(JRX Remix)※15.Take on me ※16.Pirate flags ※※国内盤ボーナストラック

Sony Music Japan International Inc. / 10月26日発売2,100円(incl.tax) / SICP-1001

縦横無尽!そして自由奔放に!鮮やか過ぎる Eleventyseven 極上のポップ&パンク!

11.11 Fri @心斎橋CLUB DROP11.12 Sat @3 STAR Imaike11.13 Sun @渋谷club asia

出演決定!

11.14 Mon @Shibuya THE GAME11.15 Tue @Shibuya THE GAME

問合せ先 : [email protected] 激ロックサイト : http://gekirock.com

w257 × H364

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http://eleventyseven.com/Official Web Site

MATTHEW LANGSTON (マシュー・ラングストン/vocals, guitar)、CALEB SATTER-FIELD (カレブ・サターフィールド/bass)、JONATHAN STEPHENS (ジョナサン・ステファンズ/drums)により、サウスカロライナにて結成。2006年、Flicker Recordsより1stアルバム『And the Land of Fake Believe』をリリース。翌年2007年同じくFlicker Recordsより2ndアルバム『Galactic Conquest』をリリース。2009年PUNKSPRINGに出演を果たし、初来日を果す。2 0 0 9 年 3 r d ア ルバム O『Adventures In Evil』をOff the Square Recordsよりリリース。翌年2010年再びPUNKSPRINGでの来日を果たす。同年メンバーであるカレブが脱退。後任としてデイヴィー・ダベンポート(Davey Davenport)が加入。2011年秋4thアルバム『Sugarfist』をリリース予定。また初の日本でのツアーも予定している。

PROFILE

LIVE SCHEDULE

RELEASE INFORMATION

エレクトロ・パンクの代表選手、Eleventysevenの4thアルバム『SUGARFIST』がリリースとなる!パンキッシュかつダンサンプルな踊れるパンクロックを今作でも聴かせてくれ、彼らの爽快かつ明快で底抜けにハッピーな世界観は今作で更なる広がりを見せ、パンク、エレクトロはもちろんのこと、スカからギターロックまで様々なジャンルの音を巻き込んだ、グッドメロディ際立つ、色鮮やかなマスターピース的作品といっても過言で

はないだろう!また「SUGARFIST」は彼らが楽しい音楽を奏でたいと常々語る通り、聴く者を前向きな気持ちにさせるようなアルバムでもあり、もしかするとあなたの生活を彩り、希望を添え、時にはカンフル剤のように沈んだ気持ちを奮い立たせるものになるかもしれない。11月にはEleventyseven初の日本ツアーも決定しており、こちらも是非チェックをして足を運んでもらいたい!

Eleventyseven / SUGARFISTイレブンティセブン / シュガーフィスト

1.Wasted2.Ghost3.Give it Up4.Silent Symphony5.College Girls6.Quota7.Don't Want To Fall8.Milk the Lightning9. Book of Secrets10.Divers in a Hurricane11.Suburban Love12.Lonely13.Gouge away14.Suburban love(JRX Remix)※15.Take on me ※16.Pirate flags ※※国内盤ボーナストラック

Sony Music Japan International Inc. / 10月26日発売2,100円(incl.tax) / SICP-1001

縦横無尽!そして自由奔放に!鮮やか過ぎる Eleventyseven 極上のポップ&パンク!

11.11 Fri @心斎橋CLUB DROP11.12 Sat @3 STAR Imaike11.13 Sun @渋谷club asia

出演決定!

11.14 Mon @Shibuya THE GAME11.15 Tue @Shibuya THE GAME

問合せ先 : [email protected] 激ロックサイト : http://gekirock.com

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01.COMRADES WE GO02.KIDZ IGNITE <remix ver. for album>03.マンガだぜ~Monkey Comics04.STORM RIDER05.WONDER WORKER06.BORING GUN

Tracklist

SWEET LITTLE FLAMESSAPINEAPPLE RECORDS2011.10.26 ON SALE2,300円(incl.tax) DDCY-6002

6th FULL ALBUM

http://www.sa-web.jpOfficial Web Site

日本のパンクシーンにおいて不動の地位を築いているSA! そんな彼らの三年半ぶり六枚目となるアルバムがいよいよリリースとなる。今作 SWEWT LITTLE FLAMES はバンクスとして生き抜いてきた彼らの生き様が写しだされ、熱く男気溢れるパンクナンバーから6分を超える大作のナンバーまで、暗く元気のない世の中のケツを叩くような名曲散りばめられたアルバムだ。すべてのパンクス必聴のこの "SWEET LITTLE FLAMES" で心の灯火を炎に変えろ !

Profile

2011

2012

ボーカル TAISEI、ギター NAOKI、ベース KEN、ドラム SHOHEIから成る四人組。これまでに五枚のアルバムをリリースし、その活動は国内に留まらずアメリカツアーや台湾でのデビュー&ツアー、UKパンクレーベルからアルバムをリリースするなど多岐に渡り、さらに国内においても国内大型フェスへの出演やRANCIDやG.B.Hなどの海外バンドのサポートなど独自のポジションを得ている。今秋6枚目のアルバムとなる『SWEET LITTLE FLAMES』をリリース予定。2012年バンド結成10周年を迎える。

心の小さな炎が灼熱の業火へ変わる!三年半ぶりとなる6thフルアルバムをリリース!

11.01 tue @千葉LOOK

11.06 sun @club SONIC いわき

11.12 sat @足利CLUB SOUTH BBC <event>

11.19 sat @金沢vanvan V4

11.20 sun @岐阜BRAVO

11.22 tue @福岡DRUM SON <event>

11.23 wed @山口 周南TIKI-TA <event>

12.09 fri @岡山CRAZY MAMA 2nd Room

12.11 sun @神戸 太陽と虎

12.16 fri @盛岡CLUB CHANGE

12.17 sat@仙台CLUB JUNK BOX

12.18 Sun @札幌JASMAC PLAZA ZANADU

01.07 Sat @福岡DRUM SON

01.09 Mon @名古屋CLUB QUATTRO

01/14 Sat @難波ROCKETS

01/21 Sat @恵比寿LIQUIDROOM

07.誰かのROCK AND ROLL08.STOP THE BULLSHIT09.ROAD TO THE TRIUMPH10.I'M ON FIRE11.RALLY-HO!

interview

schedule

PUNKLOID:まずはアルバムタイトルのコンセプトなど教えてください。NAOKI:歌詞が集まってから考えたんで、TAISEIがほとんど書き上げた歌詞からのインスピレーションで付けたね。PUNKLOID:じゃあアルバムを作り終えてからタイトルは付けたんですね。TAISEI:そうだね。PUNKLOID:タイトルに込められた具体的なメッセージとか意味とかは何ですか?TAISEI:今回はアルバムを作る際の漠然としたテーマに"希望"みたいなものがあって、1人1人の気持ちにある情熱とか希望だとかそういうものが、今は小さい炎のような物であっても、いつかは燃え上がるのではないかっていうことで『SWEET LITTLE FLAMES』っていうタイトルにして、あと、"SWEET LITTLE"っていうとチャックベリーの曲に『SWEET LITTLE SIXTEEN』っていう曲があって、そういう部分からロックンロールへのリスペクトみたいな物も表せたらいいなとも思って。PUNKLOID:各曲の各々のコンセプトの一番にあるのはやっぱり希望とか炎なんですか?TAISEI:そういう部分ももちろんあるけど、喜怒哀楽を一曲一曲の中で明確にさせたいというのは、当初からあって。だから今までのアルバムよりも言葉的にもシンプルになってると思うし、それが伝えるという部分では大きな役割を果たしてるよね。PUNKLOID:日本語が今回は多いなと感じたのですが、それは意図的なんですか?TAISEI:そうだね。意図的だね。何作も前からそういう傾向だよね。まあ意図するというよりも自然な流れという感じもするな。日本人として日本語に誇りを持って歌うべきだなと。台湾とかアメリカだとかの海外でライブをしても、言葉を超えて伝わるっていうことも証明したしね。そういう風に伝わるんだったら、自分たちの国の言葉に誇りを持ってやればいいのかなと。PUNKLOID:より素直になったということですね?

TAISEI:そうかもしれない。あと今回作った曲は10年後、20年後に聞いても、感情的にもサウンド的にも恥ずかしくない物、普遍的な物、そういうものを作りたいと思って曲作りしたね。20年後にも歌いたい、演奏したいって曲を作っていきたいよね。PUNKLOID:歌詞の内容を意識してバンドアレンジを決めていくんですか?NAOKI:ウチは基本は曲先行だから。まぁ歌詞が最初からある曲に関してはある程度ね。もう今までの経験でバンドメンバー共通して言いたいことは分かってるから、アレンジを話し合ってイチイチ決めるっていてうことはないんだ。PUNKLOID:今回のアルバムで一番推したい曲とかありますか?NAOKI:やっぱり色々あるけど、もしかしたら『誰かのROCK AND ROLL』かもね。言葉がどんどん前にやって来る感じが今までのSAの曲とは違うのかもしれないなと。TAISEI:あれは実話でプレスリーが死んだ日にラジオからプリスリーが流れてきて、プレスリーってのがいるってのを知らなかったから、俺はビートルズだと思ったんだけど。感動的だったな。その日からロックに関わるようになるわけだから。その1977年ってのはピストルズがデビューする年だったり、プレスリーが死ぬ年だったりしてロックに目覚めるべき節目の年だったのかなと思うね。PUNKLOID:アルバム発売してのツアーでトライしたいこととかありますか?TAISEI:二時間くらいのワンマンをやるんだけど、ただ熱いとかそういうのではなくて、ショーとして良い物を作りたいなと思うね。PUNKLOID:それはエンターテイメント性とかそういう部分においてですか?TAISEI:それももちろんそうだね。今回は久しぶりに長いツアーだし、色々と試しながらできるから、ツアーの一番始めとツアーファイナルでは全然違う物になってると思うな。どんどん育っていくと思うよ。俺らの曲はお客さんと一緒に育っていくことが多いから。新曲を演奏した時に偶発的に生まれるお客さんとの“間”がどういうものになるか楽しみだよね。PUNKLOID:いま結成10年が経過してるわけですけど、さらに10年後にはどういうバンドで

ありたいですか?TAISEI:10年後は54歳だけど、飛んだり跳ねたり走り回ったりしてたいよね。マイク分回したりとか。KEN:もっとギラッとしていたいよね。NAOKI:10年後は56になってるけど、「いけるっしょ全然」っていう気持ちでやってると思うし、とにかくロックをやっていきたいよね。まだ四畳半に住んでるかもしれないしね(笑)SHOHEI:俺の場合は10個上の三人とバンドやってて、10年後は今の他の三人のメンバーの年齢と変わらないわけだから、あんまり自分のことは心配ではないけど、他の三人のメンバーが心配(笑)PUNKLOID:最後にファンの方々へ一言お願いします。TAISEI:SA好きでいてくれる人も、これから好きになる人も、このアルバムを聞いて何か一個でもいいから得て欲しい。あとツアーに遊びに来てって感じかな。KEN:年いって、音楽との関わり方も変わって来て、力も抜けてやれている。今回はライブと変わらない感じでアルバムが録れたので、その自然体を聞いて欲しいですね。あと、今年は震災があって、シングルの『KIDZ IGNITE』が出てっていう流れの中で、バンドがまた1に戻ってステップアップしてる、それをライブでやっててすごく感じるので、こっからSAは注目なんじゃないですか?NAOKI:1人1人がアルバムタイトルのようにもう一回人生トライして欲しいし、そういうことの背中を押せる曲達であったら良いなと思います。みんな頑張ってほしいし、そう言ってる俺たちも頑張るし。SHOHEI:音楽に“癒し”とか? そんなこと求めるようなご時世だから、今回の震災の時もナメられてお上のいいようになってるような気がするよね。俺らの音楽聞いて元気になってもらいたいけど、それは救いの手じゃなくて、目を覚ませっていうこと。ファン以外の人にもそういう部分を感じてもらいたいですね。PUNKLOID:ありがとうございました。

“SWEET LITTLE FLAMES” TOUR 2011-2012Photo by So Kuramochi

Tour Final

オフィシャルサイトにてMusic Video「RALLY-HO!」解禁!

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“純粋”を言葉にして“まっすぐ”を曲に乗せ、叫び続けた“THE WORLD PEACE”結成7年

目にして、ファン待望の1stフルアルバム、ついに完成!全日本語詞にこだわり、ただ、何気

ない日々の中で、忘れかけていた近くにあるものの大事さ、大切さを改めて感じさせられ

た。青いと呼ばれる時期を、赤くアツく染める事が出来たのは、こういった真っ直ぐな気持

ちがあったから。その気持を色褪せる事無く叫んでくれるのが、他の誰でも無い“THE

WORLD PEACE”なのだ。言いたいけれど、なかなか言えない。言えないけれど、本当は言

いたい。そんな胸のモヤモヤした部分を後悔する前に叫べ!!矛盾という言葉が、人間のズ

ルい部分から生まれたものだとしたら、それは逃げているだけだと気付かせてくれる1枚。

http://www.myspace.com/theworldpeacesapporo

Myspace

行こう!次の場所へ!

Profile

Schedule

Track List

2011年6月にウェブサイトBANDCAMPで発表した楽曲がTwitterなどで話題と

なりその名が徐々に広がりつつあるAFTER TONIGHTのデビューミニアルバムが

リリースとなる。今作は洋楽レーベルICE GRILL$より日本人初アーティストとして

リリースされる。日本人離れした類まれなるポップセンスが爆発した彼らのデビュー

作はどこまでも真っすぐで屈託のないパンクロックが高らかに鳴らされている。デ

ビュー作にしてこのクオリティは破格であり、これからのパンクシーンにおいて台風

の目となること間違いなし!レーベルメイトであるFIREWORKS(US)とMAJOR

LEAGUE(US)とのカップリングツアーも予定されており、彼らが海外勢のバンド相

手にどのようなライブを展開するのか!?

http://www.myspace.com/weareaftertonight

Myspace

和製ポップパンクバンド AFTER TONIGHT デビューミニアルバムをリリース!

JOHN ‒ Guitar/Chorus 、TATSURU ‒ Drums 、KEN ‒ Vocals、IKKUN ‒ Bass/Chorus 、ONO ‒ Guitar から成る四人組。2010年結成。その後、2枚のデモを発表。2011年6月に自身のBandcampで発表した新曲がTwitterやMixiを中心に話題になる。9月にはThe Story So Far(US)と共演し、11月に洋楽レーベルICE GRILL$より日本人初アーティストとして、デビュー・ミニ・アルバムをリリース予定。レーベルメイトであるFIREWORKS(US)とMAJOR LEAGUE(US)とのカップリングツアーも予定されている。

Profile

Schedule

Track List

AFTER TONIGHT / The Lenses

11月9日発売1,260円(incl.tax)IGJ-001

アフター・トゥナイト / ザ・レンジ―ズICE GRILL$

THE WORLD PEACE / THE WORLO PEACE

発売中2,205円(incl.tax)RLCA-1159

ザ・ワールドピース / ザ・ワールドピースHOPPING RECORDS

ReleaseRelease

01.The Pillow View02.Sleeping In, In Seahaven03.Things That Never Were04.Afraid To Walk05.What Does “Zeta” Mean Anyway?06.Time Machine (Raw Cut)

ICE GRILL$ TOUR 2011-FIREWORKS(US) / AFTER TONIGHT Japan Tour-11.16 Wed @ 東京・新宿NINE SPICES w/ ILL COMMUNICATION, BACKDATE NOVEMBER, YONRINSHA11.17 Thu @ 名古屋CLUB ZION w/ SHARK ETHIC, THREE LIGHTS DOWN KINGS, xBRIGHTx, GOONIES NEVER SAY DIE!!

11.18 Fri @ 岡山PEPPERLAND w/ BACKWARD REGION, CHANNEL 8, ACCIDENT I LOVED

11.19 Sat @ 大阪新神楽 w/ POP DISASTER, BACKWARD REGION, ONE LAST BREATH

11.20 Sun @ SHIBUYA THE GAME w/ LOYAL TO THE GRAVE, COUNTRY YARD, AS WE LET GO

-MAJOR LEAGUE (US) / AFTER TONIGHT Japan Tour-12.03 Sat @ 東京・西荻窪FLAT12.04 Sun @ 新潟・三条ROCKET PINK12.05 Mon @ 仙台MACANA12.06 Tue @ 名古屋・栄PARTY'Z12.07 Wed @ 岡山CRAZY MAMA 2nd ROOM12.08 Thu @ 京都SOCRATES12.09 Fri @ 大阪新神楽12.10 Sat @ 東京・初台WALL-AFTER TONIGHT presents "Lost At Sea"-12.23 Fri @ 東京・新宿NINE SPICES

01.LIFEisHOPE02.SNOW03.風が吹くなら04.左手と右手05.KONOMAMA06.争いの意味は月が知る07.旅人08.真夜中の演奏曲09.天道虫10.Acoustic11.Change

10.21 FRI @札幌 KLUB COUNTER ACTION10.22 SAT @北見 夕焼けまつり10.23 SUN @釧路 LABMARK10.25 TUE @弘前 MAG-NET10.26 WED @盛岡 CLUB CHANGE WAVE10.27 THU @久慈UNITY10.30 SUN @酒田 HOPE11.01 TUE @熊谷 BLUE FOREST11.03 THU @早稲田 ZONE-B

対馬隆元(G/Vo)佐々木和也(Ba/Vo)隈崎和哉(Dr/Cho)による3ピースバンド。2004年北海道函館市にて結成。対馬(G/Vo)の実兄は、同じく函館出身のバンド「Dry as dust」のyasutakaという事もあり様々な音楽の影響を受けながら地元函館で活動。THE BLUE HEARTS 、LINK 、eastern youth ,等の日本語詩のバンドに強く影響を受け、地元、地方などでライブをし精力的に活動。2006年10月に解散するが、2008年2月札幌にてオリジナルメンバーで再結成。札幌KLUB COUNTER ACTIONなどのライブハウスを中心に活動。2009年11月に自身3rdデモCD“FIRST CONTACT”を発売。2010年2月COUNTER ACTIONのHOPPING RECORDSからのコンピレーションアルバム「HOPPINGROCK Around The Clock1」に参加。自身初となる本

州ツアーを敢行。同年4月BAR I K A N「Deferent aspect」リリースTOUR7本参加し、8月昨年に続きSKATE PARK HOT BOWLの野外イベント「THE DAY」に参加。2011年3月不定期の自主企画「S T K」をs o u n d l a b m o l eで行い、6月からBARIKAN_THE WORLD PEACE_FROM DAY TODAY_Two laiyers of paintなどが集まってイベントORGAを開催し、B.I.G JOEやSLANGと言った札幌の大先輩をも招き入れ、大々的に行い、MUSIC、 SKATE、TATTOO、CANDLE、FOODといった様々なCULTUREを発信。同年8月からアルバムリリースに先駆け、無料配布シングルを1ヶ月で3000枚配布し、全国的にその名を更に広め、2011年10月16日FIRST ALBUM"THE WORLD PEACE"をHOPPING RECORDSから全国リリース!

10.27 THU @久慈UNITY11.05 SAT @高田馬場 音楽館11.06 SUN @中野 MOON STEP11.08 TUE @横浜 FAD11.12 SAT @函館 BAY CITY'S STREET11.19 SAT @旭川 電気猫11.20 SUN @苫小牧 ELL-CUBE11.23 WED @札幌 KLUB COUNTER ACTION

THE WORLD PEACE“THE WORLD PEACE” release tour

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http://kickrockmusic.com/invasion/Official Web Site

洋楽パンク専門レーベルとして数々の有名バンドを日本へと輩出しているKICK ROCK INVASIONより3タイトルが同時発売!アメリカビルボード31位を記録し、大きな話題を呼んだ前作『Anywhere But Here』より2年振り、セルフタイトルを冠した 『Mayday Parade』を発売するMayday Parade。New Found GloryのギタリストChad Gilbertをプロデューサーに迎え制作されたアルバム『 Drop Out Of Life』をリリースする次世代ポップパンクバンド

This Time Next Year。その突き抜けるようなキャッチーでストレートなメロディと男女ボーカルの掛け合いが特徴で、満を持してデビュー1stフルアルバム『Best Intentions』がリリースとなる WE ARE THE IN CROWD。どのバンドも並々ならぬ才能を持ち合わせ、三者三様のクールなポップパンクを提示し、ポップパンクファンならずとも全ての音楽ファンが楽しめるような、普遍的なグットサウンド&グッドメロディーを備えている!一枚とは言わず三枚すべて聴くべし!

Mayday Parade / Mayday Paradeメイデイパレード / メイデイパレード

KICK ROCK INVASION / 発売中 / 1,995円(incl.tax) / EKRM-1198

1.Oh Well, Oh Well / 2.No Heroes Allowed / 3.When You See My Friends / 4.You're Dead Wrong / 5.Priceless / 6.Stay / 7.Call Me Hopeless, Not Romantic / 8.A Shot Across the Bow / 9.Everything's an Illusion / 10.I'd Rather Make Mistakes Than Make Nothing at All / 11.Without the Bitter the Sweet isn't as Sweet / 12.Happy Endings Are Stories that Haven't Ended Yet / 13. JAMIE ALL OVER (Acoustic) * / 14. YOUR SONG (Acoustic) * *Japan Bonus Tracks

洋楽レーベル KICK ROCK INVASION スリータイトル同時リリース!洋楽レーベル KICK ROCK INVASION スリータイトル同時リリース!

PROFILE

RELEASE INFORMATION

2006年に名だたるビッグバンド達を排出してきたFear-less Recordsと契約しリリースされた『A Lesson In Romantics』が10万枚を超えるセールスを記録し、実質上のデビュー作にしていきなり話題となった。その人気はとどまることを知らず、2009年にはメジャーレーベル

Atlantic Recordsと契約し、セカンドアルバム『Anywhere But Here』をリリース。アメリカ・ビルボードアルバムチャート初登場31位を記録し、不動の人気を得る。2011年サードルバム『Mayday Parade』がリリースとなる。

This Time Next Year / Drop Out Of Lifeディスタイムネクストイヤー / ドロップアウトオブライフ

KICK ROCK INVASION / 発売中 / 1,890円(incl.tax) / EKRM-1202

1.Drop Out Of Life2.Better Half3.Get It, Got It, Good 4.Living Hell 5.Last Call6.Matchbook 7.Modern Day Love Story8.Spoontonic9.My Side Of Town

10.Note11.This Is An Airport Train12.This Afterlife **Japan Bonus Tracks

PROFILE

RELEASE INFORMATION

サンフランシスコベイエリア出身の5ピースポップパンクバンド。Four Year Strong、Set Your Goals、Hit The Lights、The Wonder Yearsといった人気バンドとのツアー等、2008年からノンストップでツアーにツアーを重

ね、その地位を確立していく。2011年Equal Vision Records移籍後2枚目となるアルバム『Drop Out Of Life』をリリース。

WE ARE IN THE CROWD / Best Intentionsウィーアージインクラウド/ ベストインテンションズHOPELESS RECORDS/KICK ROCK INVASION / 発売中 / 1,995円(incl.tax) / EKRM-1197

1. Rumor Mill2. This Isn't Goodbye, It's BRB3. The Worst Thing About Me4. Kiss Me Again5. On Your Own6. All Or Nothing7. Exits And Entrances8. See You Around9. You've Got It Made

10. Better Luck Next Time11. Easy *12. On Your Own (Acoustic) **Japan Bonus Tracks

PROFILE

RELEASE INFORMATION

2009年に結成ニューヨーク出身。紅一点ヴォーカルのTayとギター/ヴォーカルのJordanの男女ツインヴォーカルスタイルが特徴。結成1年足らずでAvenged Seven-foldやAll Time Lowを排出したHopeless Recordsと契約を果たす。2010年、Warped Tour 2010に全日程参

戦。Warped Tour 2010参戦後も、Hey Monday、We The Kings、Mayday Paradeのツアーサポート、Glam-our Kills Tour、Slam Dunk Festivalに参加するなど数々のビックネームと共演する。2011年ファーストフルアルバム『Best Intentions』をリリース。

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AIR JAM 2011

[ACTS]磯部正文BAND、10-FEET、Pay money To My Pain、SCAF

ULL KING、FACT、Murphy's Law、KGDR、LOW IQ 01 & MASTER

LOW、

TURTLE ISLAND、WAGDUG FUTURISTIC UNITY、the HIATUS、M

e First and the Gimme Gimmes、マキシマム ザ ホルモン、BRAHMA

N、Hi-STANDARD2011.09.18 Sun @横浜スタジアム

ついにこの日がやって来た。誰しもがあの日に感じたことだろ

うし、誰しもが当日もハイスタ復活が夢心地だったはずだ。お

客さんのソワソワとした気持が作り出す異様な空気がこの日1

日横浜スタジアムには漂っていた。午前11時25分、難波のステ

ージ上での前説からAIR JAM2011はいよいよプレイボール!

トップバッターとして登場した磯部正文BAND。磯部正文は

HUSKING BEE時代から数えAIR JAMフル出場を果たし、い

わゆるAIR JAM世代を代表する1人で、トップバッターとして

申し分ない存在である。この日もハスキンナンバーを連発し会

場を湧かせ、トップバッターとして完璧なステージを見せる。そ

して、2番手の10FEET、3番手のPay money To My Painと

AIR JAM 新参のバンドが登場し新しい風を吹き込むと、これ

またAIR JAM世代を代表するスキャッフルキング。残念ながら

来日キャンセルとなったサブライムの代役であったが、代役と

しては十分すぎるほどのアクトであり、矢継ぎ早に放たれる名

曲の数々に会場はダンス・ダンス・ダンス!そして5番手として登

場したFACT。彼らもまた初登場でありハイスタへの憧れを口

にし、新たな血をこのフェスに注ぐ。そして6番手のMurphy's

Lawは最強のニューヨークハードコアを見せつけ、7番手として

登場した、ヒップホップシーンからの刺客、KGDRは己を貫くさ

すがのステージを繰り広げる。そしてハイスタの盟友、LOW IQ

01 & MASTER LOWが登場すると会場は異常な縦ノリを見

せ、地震かと錯覚するほどの揺れが起きるなど会場は大盛り上

がり!9番手として登場したTURTLE ISLANDはお祭りモード

を煽る熱量の高いステージを展開し、10番手のWAGDUG

FUTURISTIC UNITYは攻撃的でタイトなステージを見せつ

ける。次に登場したthe HIATUSの幻想的で独創的なステージ

はあの夕闇の時間帯にマッチし、何とも言えない雰囲気を作り

出していた。震災以後で一番うれしかったのがハイスタ復活の

ニュースと語る細美武士が印象的でもあった。そして、海外のハ

イスタ盟友ファット・マイク率いるMe First and the Gimme

Gimmes。さすがの貫録を見せつけながらも、アグレッシブで

ノリノリなステージをこの日も展開し、会場のお祭りモードにさ

らに華を添えていく。さらに次は、マキシマムザホルモン。彼ら

の時点で、会場はこの日最高潮のボルテージに達していく。彼

らは恐ろしいほどにクオリティーの高い怒涛のライブを展開

し、終始攻めのステージはまさに圧巻!彼らが今のポジションに

たどり着いた理由が全てこの日のステージに見て取れるようだ

った。マキシマムザホルモンが圧巻なら、トリ前を飾ったブラフ

マンは圧倒だ。TOSHI-LOWの発する言葉はひとつひとつに重

みがあり、ハイスタへの愛がこれ以上ないほど伝わってくるも

のであった。また、全てをなぎ倒してしまうようなスリリングで

サスペンスなステージに会場には固唾を呑むような緊張感が

走っていた。このブラフマンのステージは間違いなくこの日の

ハイライトのひとつだ。そして、いよいよ、いよいよ、トリのハイ

スタンダードの登場である。登場前から会場は沸点に達し、そ

こに登場したハイスタの三人がいきなりの"STAY GOLD"の

応酬。何かが弾けたように会場はそこから終始異常なほどの盛

り上がりを見せ続け、その雰囲気には、ハイスタの偉大さと、11

年間という時間の重みを何度も感じさせられた。彼らのあの日

のステージには希望がこれでもかというほど詰まっていたし、

日本のために復活したと語った横山健の言葉が真実味を帯び

てしまうほどの、とんでもない熱が横浜スタジアムを覆ってい

た。まさに熱狂のステージとは、あの日のハイスタのステージの

ことだ。本当に夢であったのではないかと錯覚するほどの空間

があの日のあの場所には存在し、あのエネルギーとパワーが来

年東北で開催されるAIR JAMにも宿ると思うとまたドキドキし

てしまう。来年の東北でのAIR JAMの成功は日本を動かすと

確信する最強の1日であった。

TEXT BY KUWATA KOUSUKE

Photo by TEPPEI

Photo by Tsukasa MiyoshiPhoto by Tsukasa MiyoshiPhoto by Tsukasa Miyoshi Photo by Tsukasa MiyoshiPhoto by Tsukasa Miyoshi

Photo by Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)

Photo by Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)

Photo by Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)

Photo by YUJI HONDAPhoto by YUJI HONDA

Photo by WATARU UMEDAPhoto by WATARU UMEDA

Photo by WATARU UMEDAPhoto by WATARU UMEDA

Photo by WATARU UMEDAPhoto by WATARU UMEDA

Photo by Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)Photo by Rui Hashimoto(SOUND SHOOTER)

Photo by 【H.and.A】

Photo by 【H.and.A】ALL PHOTO ©AIR JAM 2011

Photo by Terumi FukanoPhoto by 【H.and.A】Photo by 【H.and.A】

Page 12: PUNKLOID Vol.21

ーーーまぁ、なんと言うか、パンクが好きすぎるというか、やんちゃというか、子供のまま大きくなってしまった、非常に残念な三人組の対談が始まってしまったので、届けられる範囲で(笑)、その一部をお届けしたいと思う。

t:TSURU(STANCE PUNKS)k:黒沼(盛岡Club Change)c:千葉(SET YOU FREE)

c:今のバンドはとにかく行儀がいい。オトナがいないとバンドができないと思っている人種も多いし、‘売られてる’っていうイメージ。売れてるバンドがいても「いくら使ったの?」って思っちゃう。t:オレらCD作ったときなんかフライヤーすら作ってもらえなかったもん。k:みんなさぁ、何て言うんだろう。仲間になろう、みたいなとこあるよね。オレ、別にそんなのどうでも良くてさぁ。仲いいヤツは人間として好きだからさ、人を紹介するのとか、面倒くさいんだよね。いつも顔合わせててもほとんど話さないヤツとかもいるんだけど、ふとしたきっかけでさ、10年経ったら、「あ、話すようになってた」みたいなヤツとかもいて。そういう感じでいいのにさ。c:顔合わせって何なの…?t:ある。嫌いだからあんま行かないけどっ!c:ライブ終わって、かっこいいと思ったら話せばいいことだしね…t:ライブやりに行ってるんだから。k:テメェのライブだもん。他のバンドなんか関係ねぇよなぁ。なんか、システマチックだよね。c:とにかくマニュアルすぎる。だから、バンドにもマニュアルがあって、メロコアのバンドが最後の曲でいいこと言って、「ここに、盛岡にオレら全部出し切るから!オマエらもこいよ!」みたいな。で、盛り上がんなかったら「盛岡そんなもんか!」って…。オマエらがそんなもんなんだよ!何、人のせいにしてんだよ。「全力でかかって来い!」って、1回ホントにかかっていった方がいいんじゃないか、と思う(一同爆笑)。k:「かかってこい!」はね、TSURUとかが言うんならいいんだけどね、ホントに大丈夫?ってヤツが「かかって来い!」とか言うとやばい。だってきたら、そいつ負けるから。c:そういう時に「かかって行きまーす」って、待機してるほうがいいのかな。金属バットとか持って「本気はこれだ!」みたいな(爆笑)。やるかやられるかだからね。昔はパンクのライブ行って無傷とか珍しかった。「あ、何もねーんだ今日」みたいな。あと、何もしてないのに殴られるのも、その当時はフツーだと思ってた(笑)。k:それが、メチャ楽しいよね。そういうイベントに行くからそうなるんだけどね。c:何となく、ライブハウスはこういうもんなんだ、と思ってた。k:初めてスタパンがChangeに来た時。後輩とかから、前情報をいろいろと拾うわけよ。で、「スタパンはカッコいい」とか言うんだけど、「ただの青春バンドだろ、ダメじゃねーの」って思ってた(笑)。でもライブ見て、「コイツ死ぬんじゃないか」ってくらい狂ってて、「あ、カッコいいな」と思ったのは覚えてる。t:オレら、若気の至りで、バンド名に「パンクス」とかつけちゃったから…調子良くて、オリコンとかにバーっと入ってきた頃に、各地でパンクスにからまれた(笑)。

c:何が「パンクだ」と。t:そう。ライブとか見に行ってても「オマエ、スタンスパンクス?」とか言われて、「うん」て言うと、「バンド名変えろや」って、凄まれたりとかたまにあった。2001年頃かなぁ。で、「嫌だ」と。k:それでスゲー強くなったんだろ。t:そうすっね。むしろ「目ぇつけられるようになったか」って嬉しかった。ウチらの時代って、みんな安全な場所でライブをやってたけど、オレらは名前にパンクスがついた故に、たまに違う経験ができたから、良かったかなというのはある。c:だからスタパンは今も存在してんじゃないの!t:本当にどアウェイでしたよ。オレら。k:どアウェイ好きじゃないからね、今。みんな。一同:そうそう!c:ある程度、仲いいバンドが2つくらいいないと、返事のOKがないってよくライブハウスの人は言ってる。t:今はそこそこ知り合いがいるからいいけど、スタンスパンクスって名前で当時出た時に。なんかメロコアファンからは嫌われるし、先輩のどパンクのファンからも嫌われるし、同期は「ちょっとスタパン怖い」みたいな感じになってるし、味方なしだった。c:だから、そこで強くなったんじゃないの?(一同笑)今のバンドだったら、そこでやめちゃうよ。あと、みんな簡単に「ヤバい」とか、「好きです」とか言いすぎ、というか…大して知りもしないし、興味もないのにさ。とにかく、好奇心がないね。t:そういえば、バンドマンの友達が全然いない。もう13年バンドやってんのに、ケータイに8件しか入ってない。バンドマンが(笑)。k:別に友達欲しいためにバンドやってるわけじゃないからね。勝手につながってくるから。c:オレも勝手に繋がって、ものすごいイベント数が増えてるだけで、年間200本やるぞ!って意識は全くないもん。別に月1本でも、年1本でも。存続は存続で、2年に1本でもいいわけだし。繋がって、単純にいろんな人に会いたいだけ。全国に「久しぶり」って人があまりいないね。だから釧路に引っ越しても、遠くなった人があまりいない。「北海道に行ったんだ」なんて誰も思ってないし(笑)、いろんなところにいるし。実際、釧路は現時点で(9月末)40日しか帰ってなくて、昨年の10月に引っ越したのに、まだ段ボールの山。

t:家と言えば、もう水道とかガスとか、止まってる方がカッコいい!みたいなの無かったすか?c:ある!ツアーから帰ってきて「ガス止まっちゃってさー」みたいな(一同笑)。こういう話って、今、聞かないよね。今の人たちは、頭が良いっつうか。実際、今のバンドも「金ない」とか言うけど、当時の自分と同じくらいだと思う。でも、「金ない」よりも、「面白い」が全然上をいってたから、金がないって話には、あまりならなかった。一同:ならなかった!c:今のバンドって打ち上げで、苦労自慢みたいなのするでしょ?なんで好きなことやってんのに苦労自慢するんだ、みたいな。意味分かんない。k:今でもオレは、赤い紙(請求書のこと)が来てから払う。それがサイクルになってるから。何でケータイ止まる前に払わなきゃいけないの?みたいな。

t:オレは、ゴキブリに家追い出された事ある!部屋を見回すと、どこかに必ずいたから、試しにゴキブリホイホイ5個セット買ってきて、仕掛けたんす。そしたら一晩で74匹捕まえた…。ゴキブリの、そのまた上に、重なったゴキブリ君が(笑)k:間違った自慢大会始まるぞこれ!t:その後さらに増殖してって、さすがに逃げて人ん家を転 と々してた。でも、ゴキブリをつまようじで1匹1匹数えたりする、こういうのを「カッコいい」と思ってた。c;当時は‘はき違え文化’が凄い!インターネットがあるかないかで、こんなに時代が違うのか、ってくらい。あの時代は、妄想の世界がね…k:そうそう!妄想!ブログとかそうだけど、その人が書いてることとか、喋ってることがあるから、どんな人なのかって今は分かるけど。(昔は)どんな人か分からなくって「こんな人なのかな」って、勝手に想像するしかなかった。で、「あの人はこういう人なんだ」「こういう考え方なんだ」って歌詞でくみとるしかなかったの。t:オレは、自分の出るライブのイベントで、自分らより先に出る仲間のバンドをフロアに行って盛り上げなきゃいけない的風潮がスッゲー嫌いだった。なんで客の前に顔出すんだよ、ライブ始まる前に?って。c:あー、すげー分かる。t:だから今でもオレは、極力隠れる。初ライブした1998年の3月から、一貫して、自分でステージのセットをしたことが一回もない。自分でステージに行って、マイクスタンド触ったりとかしない。c:それ大事でしょ。オープン前にライブハウスの前でカップラーメン食ってるバンドもいるからねぇ。オレは一応、カップラーメンをライブハウスの前で食べるのはSET YOU FREEでは禁止にしてる。だってカッコ悪いっしょ。金ないから物販買ってあげる、みたいなことになったら。一同:カッコ悪い!c:金ないとこ見せんな、みたいな。何で食ってるか分かんないくらいが、いちばんカッコいい。t:そう!先輩たちって、みんなどうやって食ってんだ?みたいなの。c:「金ない」って思われたら負け、みたいな。橋本真也なんか借金1億あったのに、最後までおごってたって言うしね。後輩全員に。ミエはってナンボ、みたいなのはあるよね。t:「今日はイベント呼んでもらって、ありがとうございました」とか毎回言う奴も嫌だ。c:それ、心から言ってんだったらいいんだけどさ、マニュアルで言ってんだよね。t:あと、行く先 で々「札幌最高ー!」「盛岡最高ー!」とか言う奴も嫌だ!c:もっと若いバンド、頑張ってもらわないとなー。訳分かんないやつがもう少しいて欲しいなぁ。すごい礼儀正しいんだよね、びっくりするくらい。最近のヤツらは。t:ライブハウスの店長に怒鳴られたことないでしょ(笑)k:ライブってさ、非日常を求めて行くもんだよな!c:そう、その「非日常」を提供する事にこだわりはあるよね。今って、ライブで日常を提供してるんだよね。非日常じゃないもん全然。大して有名でもないのに、お客さんの想像通りに予定調和で、返しちゃダメだろう。k:お客さんも、うさ晴らしに来るからね。普段さ、疲れたり、嫌だなーと思ってる事があっても、ライブ見て「何、これ!?」みたいな。「非現実じゃん!?」みたいなのが楽しかったりするわけだからさ。非現実な奴いないもん、全然。みんな、何か普通。

一同:そうだね。

t:オレら去年、渋谷のど真ん中でライブやったけど、あれは面白かった!許可なしのガチでやったから、警察との裏のかきあいはスリリングだった。k:あれって、(警察に)止められなかったの?t:最初、スタッフがセット組んでたら、「やるな」って来た。だから、警察の方に囮のスタッフ置いて、そこで揉めてる間に別場所にセット組んで、勝手にやり始めた。それで、何百人が渋谷の路上で暴れ出しちゃって、警察も2~ 3人じゃもう止められないから、一旦応援呼びに戻ってった。その間にやり散らかして、みんなで逃げたんすよ。c:スタパンのやってること、って、今、誰も真似できないからね、若いバンドが。スタパンは警察に捕まったから、そのもっと上を行かなくちゃいけない!って、バカな奴いないもんね(一同笑)。なんでそういう若いヤツが出て来ないんだろう?k:オレはライブハウスをやってるけどさ、ライブハウスとかバンドとか、ツアーとかさ、そういうのってガキの悪だくみなんだよね。ガキの悪だくみをみんなしないもん。c:見えたことをやりたがる。「これでやったらお客さん、入りそうじゃない?」みたいな。そりゃあ面白くないよ。SET YOU FREEに関しては、必ず1つお客さんの知らないバンドを企画に入れたい。全部知ってて全部面白そう、っていうよりは、「何、コイツ?」っていう…そのいちばんノーマークなところに仕掛けがある、みたいな。k:そういう意味では、スタパンがやってることはさぁ…路上で無茶なライブやってみる事だとか、それは若い奴がしないと(笑)。そういう悪だくみができる奴ってさ、話してても面白いし。c:SET YOU FREEも、10何年やってんのにスゴいですねって言われても、こっちはあまり実感がない。全然成長してないから、この年になってもできることで…成長じゃなくて、むしろ退化して悪くなってんじゃないか?っていう(笑)。初期の頃よりも、悪ノリ感が出てきちゃってる。k:イベントの仕切りとか打ち合わせしててもさ、パンクが邪魔すんだよ…俺の心の中で。まず謝んないもん(一同笑)。謝んないし、頭下げない。でも、そのやり方がいいんだろうなと思うよね。俺は俺のやり方で突き通す!みたいな意地だね。話が合う人で、それでお金を出してくれるんだったら、それはOKだけど、話が合わないで金だけもらっても、それで頭下げるって、嫌だもんそんなの。でも、これって、ただのガキだよね(一同笑)。c:同世代の人と話が合わないもんね、子供すぎて、こっちが。「何やってんだろう?」って、たまに自分自身にウケる。t:パンクって人生をスゲー邪魔する。パンクで台無し!k:そうなんだよ!でも、邪魔だなーって思いながらも、結局、「オレってこうなんだ」って思っちゃうから反省はしない(笑)。

Tour schedule STANCE PUNKS ワンマン TOUR12.24 sat 盛岡Club Change

12.25 sun 仙台BIRDLAND

01.20 fri 名古屋APOLLO THEATER

01.21 sat 神戸太陽と虎

01.28 sat 下北沢SHELTER

TSURU(STANCE PUNKS)×黒沼(盛岡Club Change)×千葉(SET YOU FREE)間違えたり、はき違えたりしまくんなきゃダメなんだよ!

会場限定シングル発売!

"stay young" STANCE PUNKSDynamord Label ¥890 (TAX IN) GUDY-4001

1. stay young 2. 原発ソング

tracklist

http://stancepunks.comOfficial Web Site

11.05 sat 渋谷CLUB QUATTROSTANCE PUNKS presents 『火の玉宣言 vol.32』 ~STANCE PUNKS vs ガガガSP~

※この対談はまだ序章に過ぎない。全文はstancepunks.comまで。

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発行:株式会社アトラクト住所:東京都渋谷区渋谷2-19-15-312TEL:03-6419-8324www.attract-co.com

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公式WEB SITE:www.punkloid.com

本紙掲載の記事・写真など一切の無断転載を禁じます。

発行日:2011年10月25日(毎月25日発行)

発 行 人:齋藤 浩一編 集 長:若山 智之 (Punk Rock Confidential Japan)ライター:クワタ コウスケ オオタニ ヒトミデザイン:TSUZIE DESIGN     TM PAINT [www.tm-paint.com]

[www.tsuzie.net]

今年は、渋谷、会場10店舗にて同時開催!ジャンルを超えた総勢60組以上のアーティストが集結!!KAIKOOならではのスペシャルステージをお届けします!そして、2012年へ向かって進むこのイベントの奇跡の一日を見逃さないでください!

昨年4月に晴海埠頭で2日間に渡って行われた”KAIKOO POPWAVE FESTIVAL”から1年。

星野源 / OGRE YOU ASSHOLE / EY∃ / bloodthirsty butchers / ペトロールズ /mouse on the keys / TURTLE ISLAND / DRY & HEAVY / DJ BAKU / HIKARU(BLAST HEAD) / DJ DYE [THA BLUE HERB] / DJ NOBU / O.N.O a.k.a MachineLive / SKUNK HEADS / U-zhaan × rei harakami / group_inou / ALTZ / DJ ULU (DJ TATEYAMA,AOA) / RILLA (ALMADELLA / LOCUS) / あらかじめ決められた恋人たちへ / YOLZ IN THE SKY / Boris / BLACK GANION / younGSounds / HELLBENT / COCOBAT / ABNORMALS /BEYONDS / moools / BACK DROP BOMB / COKEHEAD HIPSTERS / Oi-SKALL MATES /COMEBACK MY DAUGHTERS / Qomolangma Tomato / MaNHATTAN / sleepy.ab /Calm / kowloon / ホテルニュートーキョー / 環ROY / Sick Team(Budamunk,ISSUGI,S.L.A.C.K.) /Triune Gods (志人from降神,Bleubird,Scott Da Ros) / SIMI LAB / KMC /ピンゾロ a.k.a. 鬼二家 / RUMI & SKYFISH / クボタタケシ / MIC JACK PRODUCTION / ILLBROS (漢 × TABOO1 × DJ BAKU) / SHINGO★西成 / サイプレス上野とロベルト吉野 / OBRIGARRD(刃頭+YANOMI) / やけのはら + ドリアン / LUVRAW & BTB (Pan Pacific Playa) /Numb(revirth,ekoune) / Open Reel Ensemble / スガダイロー / DAMAGE / LAGITAGIDA /世武裕子 / 伊集院幸希 / tokyo blue weeps / NINGEN OK / skillkills /nego / Indus&Rocks / OWL BEATS (B.T.O.production)

■当選人数

応募者の中から抽選で10名様にプレゼン

ト致します。

■応募締切日

2011年11月25日まで

■応募方法

件名に“Subcietyキャップ係”と入力し、本

文にお名前、メールアドレスを明記の上、下

記のメールアドレスまでご応募ください。

尚、当選発表は商品の発送をもってかえさ

せていただきます。(ご応募いただいた方の個人情報は発送の為だけに使

用し、当選者決定の後はデータは消去いたします)

PUNKLOIDをご覧の皆様にプレゼント!Subcietyから、A.V.E.S.T PROJECTのキャップ!!なんと10名様にプレゼント!

http://kaikoo.pop-group.net/

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