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PUNKLOID Vol.17

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PUNK free paper in Japan

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Profile

Live information

www.link1997.com"LINK" Official Web Site

www.inyaface.co.jp"INYA FACE" Label Web Site

2008年、川崎CLUB CITTAにてワンマンで行った解散ライヴで“解散>結成”と大きく書いてあった意味深のポスターを目にした。この記号は昔、習った事のある大なり小なりの意味だったのでは無く、この解散は、次なる結成、次なる革命の為の矢印だったのかと今になって思う。「ここに今日来てるあんたらが自殺する前にパンクロックを!」沢山のファンが解散を惜しんだ。あれから2年の月日が経ち、2010年誰もが望んだLINK再始動!沈黙の2年を経て、再度川崎CLUB CITTAにて復活を果たしたLINKだが、今回は全曲日本語の歌詞にこだわったフルアルバムが発表された。1999年の結成から7枚のアルバムと10枚のシングルをリリース。柳井(Vo/G)のハスキーボイスと小森(Vo/Ba)とのハイトーンボイスの絡みがストレートに伝わってくる日本語詞に拍車をかけ、代表曲である『フリーダム・スタイル』や『愛の花』『さよならアンダーワールド』など書ききれない程の日本語詞による名曲が多々あり、直球そのままのLINKによる革命の再進撃が始まった。シングル5曲に新曲を6曲加えた全11曲には、哀愁を帯びた切なくも攻撃的で甘酸っぱいメロディが特徴であり、激キャッチー・アンセム盛り沢山!豪華スリーブケース仕様となっており、以前よりTシャツやCDジャケットのデザインなどで目にしていた柳井(Vo/G)の世界観ある絵が今回のジャケットとなっている。

1997年横須賀の同じ高校在学中に柳井良太(G/Vo)小森誠(Ba/Vo)山上教経(Dr)の3人によりパンクロックバンドLINK結成。1999年に1stアルバム、翌年に2ndアルバムを立て続けにリリース。2002年にリリースした3rdアルバム“REVOLUTION ROCK”に収録されている『フリーダム・スタイル』とミニアルバム"月面砂漠ローリングロック"がきっかけとなり、GREEN DAYのビリー・ジョーのハートを射抜き、ビリー・ジョーとLINKのメンバー自身が選曲したベストソング9曲に、サンフランシスコのスタジオでレコーディングし、ビリー・ジョーがミックスダウンを手がけた新曲3曲を加えたインポートアルバム"THE KIDS ARE ALRIGHT"をビリー・ジョーのレーベル、ADELINE RECORDSより全世界リリース。2004年10月から国内19カ所、アメリカ6カ所にてツアーを行った際にライヴ会場のみで販売されていた3曲入りシングル"GOLD FIELD"に1曲追加し、ジャケットも新装し、"e.p.plus"として2005年に新たにリリース。アメリカでのツアーやイタリアのコンピレーションアルバムへの参加し、同年秋に6thアルバム"GOOD-BYE UNDERWORLD"をリリース。同年11月には、2006年に全19公演のツアーライヴDVD"革命オーバーグラウンドTOUR FINAL at SHIBUYA CLUB QUATTRO -THE STORY OF OVER THE REVOLUTION-"をリリース。全19公演のツアーを敢行、ASIAN KUNG-FU GENERATION のアリーナツアーの横浜アリーナ公演にゲストバンドとして出演。年末には COUNT DOWN JAPAN06/07に出演。2007年PUNK SPRING '07に出演。6月には初期~中期の曲を新録したベストアルバム"UPRISING"をリリース。秋には2枚目のライヴDVDをリリース。2008年多くのファンに惜しまれながらCLUB CITTA川崎でのワンマン・ライヴを最後に解散。2010年2年間の沈黙を破り、9月遂にLINK再始動。復活と同時に”2009/2010”のシングルを発売、12月に復活後2枚目となるシングル”月吠/サバイバー”を発売。2011年4月に”ニュースタイルブラッドサウンド/ WAY TO HELL”シングルをリリース、7月には超待望フルアルバム”夜を超えた音楽と思想”を発売 !

完全復活宣言を放ったLINKの新たなる挑戦!全日本語詞で挑んだフルアルバムが堂々完成!

01.夜を超えた音楽と思想02.ブラックホール03.サバイバー04.レストインピース05.モノクロームセット06.201007.ニュースタイルブラッドサウンド08.星の白金09.200910.ブライトシティ11.月吠

Tracklist

夜を超えた音楽と思想LINKINYA FACE2011.7.20発売 | 全11曲収録¥2,100(incl,tax) FACE-104

NEW ALBUM RELEASE

山上教経(Dr) | 柳井良太(Vo/Gu) | 小森誠(Vo/Ba)

2011.06.28 tue @横須賀かぼちゃ屋SOUL CRAZE 2011

Live act >> with... Boobie Trap, HOTSQUALL

ADV.2300yen / DOOR2800yenOPEN18:30 / START19:00

Ticket >> かぼちゃ屋にて発売中

2011.07.17 sun @渋谷O-EASTPUNKAFOOLIC! BIG PEACE 2011

Live act >> ALL24BAND

ADV.3000yen / DOOR.3500yenOPEN12:00 / START13:00

Ticket >> ぴあ :136-981, ローソンチケット:74840, e+, O-EAST店頭販売

2011.08.07 sun @新宿LOFT「夜を超えた音楽と思想」「ライジング」 RELEASE LIVE

LINK / Dr.DOWNER

ADV.2500yen / DOOR.3000yenOPEN18:00 / START18:30

Ticket >> ぴあ :143-279, ローソンチケット:73160, e+, LOFT店頭販売

Punk Rock Confidential Japan presents… LINK / Dr.DOWNER

PROFILE RELEASE INFORMATION

デビュー以来その卓越したキャッチーなメロディーやサウンドでシーンの核となり、もはやその名は若手バンドながら全世界に轟き圧倒的な存在感を示しているSET YOUR GOALS。ここ日本でもパンクスプリングに出演を果たすなど、着実にその名が広がりつつある彼らの待望のサードアルバム『Burning At Both Ends』がいよいよリリースとなる。全世界のパンクファンの期待を決して裏切ることのない大傑作であり、決して一筋縄ではいかないポップパンク、エモ、ハードコアなど多様な音楽のエッセンスを取り入れたSET YOUR GOALS節は本作も健在であり、聴く者の心を打ち抜くような躍動感あふれるメロディー、サウンドに満ち溢れている!こうなると期待するのはこのアルバムを引っ提げての来日公演である。早期の来日公演の実現を熱望する!

2004年カリフォルニア・ベイエリアで結成される。ボーカル Matt Wilson、ボーカル Jordan、ギター Audelio Flores、ギター Dan 、ベース Joe Saucedo、ドラム Mike Ambroseからなる六人組。2006年ファーストフルアルバム『Mutiny!』をリリース。2009年名門エピタフへ移籍し、セカンドフルアルバム『This Will Be The Death Of Us』をリリースする。同年ALL TIME LOWと来日。翌年2010年パンクスプリングに出演し再来日を果たす。2011年6月約2年振りとなるサードフルアルバム『Burning At Both Ends』がリリースとなる。

http://www.myspace.com/setyourgoalsMYSPACE

ひたすらラウドだが、ひたすらポップ!それが今作『Burning At Both Ends』の第一印象だ。普通なら相反するであろうラウドとポップという二つの要素が時には上手く融合し、時には互いに刺激し合い彼らにしか表現できないような極上のポップパンクがこのアルバムには詰め込まれている。またツインボーカル、ツインギターが織りなす華やかで刺激的な楽曲達は聴く者の心を躍らせ、日々の生活に彩りを与えてくれるだろう。SET YOUR GOALSにしか作り得ないこの金字塔的作品を聴き逃してはなるまい!

SET YOUR GOALS / Burning At Both Endsセット・ユア・ゴールズ / バーニング・アット・ボズ・エンズ

1. Cure For Apathy 2. Start The Reactor 3. Certain 4. Happy New Year 5. London Heathrow 6. Trenches 7. The Last American Virgin

Sony Music Japan International Inc.6月29日発売 / 2,520円(incl.tax) / EICP-1458

8. Exit Summer 9. Unconditional 10. Product Of The 80's 11. Raphael 12. Illuminated Youth 13. Not As Bad 14. Calaveras(bonus track)

向かうところ敵なし!SET YOUR GOALSのサードアルバム遂に完成!世界最高峰のポップパンクがここに君臨す!

w257 × H364

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PROFILE RELEASE INFORMATION

デビュー以来その卓越したキャッチーなメロディーやサウンドでシーンの核となり、もはやその名は若手バンドながら全世界に轟き圧倒的な存在感を示しているSET YOUR GOALS。ここ日本でもパンクスプリングに出演を果たすなど、着実にその名が広がりつつある彼らの待望のサードアルバム『Burning At Both Ends』がいよいよリリースとなる。全世界のパンクファンの期待を決して裏切ることのない大傑作であり、決して一筋縄ではいかないポップパンク、エモ、ハードコアなど多様な音楽のエッセンスを取り入れたSET YOUR GOALS節は本作も健在であり、聴く者の心を打ち抜くような躍動感あふれるメロディー、サウンドに満ち溢れている!こうなると期待するのはこのアルバムを引っ提げての来日公演である。早期の来日公演の実現を熱望する!

2004年カリフォルニア・ベイエリアで結成される。ボーカル Matt Wilson、ボーカル Jordan、ギター Audelio Flores、ギター Dan 、ベース Joe Saucedo、ドラム Mike Ambroseからなる六人組。2006年ファーストフルアルバム『Mutiny!』をリリース。2009年名門エピタフへ移籍し、セカンドフルアルバム『This Will Be The Death Of Us』をリリースする。同年ALL TIME LOWと来日。翌年2010年パンクスプリングに出演し再来日を果たす。2011年6月約2年振りとなるサードフルアルバム『Burning At Both Ends』がリリースとなる。

http://www.myspace.com/setyourgoalsMYSPACE

ひたすらラウドだが、ひたすらポップ!それが今作『Burning At Both Ends』の第一印象だ。普通なら相反するであろうラウドとポップという二つの要素が時には上手く融合し、時には互いに刺激し合い彼らにしか表現できないような極上のポップパンクがこのアルバムには詰め込まれている。またツインボーカル、ツインギターが織りなす華やかで刺激的な楽曲達は聴く者の心を躍らせ、日々の生活に彩りを与えてくれるだろう。SET YOUR GOALSにしか作り得ないこの金字塔的作品を聴き逃してはなるまい!

SET YOUR GOALS / Burning At Both Endsセット・ユア・ゴールズ / バーニング・アット・ボズ・エンズ

1. Cure For Apathy 2. Start The Reactor 3. Certain 4. Happy New Year 5. London Heathrow 6. Trenches 7. The Last American Virgin

Sony Music Japan International Inc.6月29日発売 / 2,520円(incl.tax) / EICP-1458

8. Exit Summer 9. Unconditional 10. Product Of The 80's 11. Raphael 12. Illuminated Youth 13. Not As Bad 14. Calaveras(bonus track)

向かうところ敵なし!SET YOUR GOALSのサードアルバム遂に完成!世界最高峰のポップパンクがここに君臨す!

w257 × H364

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NERVOUS BREAKDOWNCAN'T DECIDESLIP IT INMY GHETTOBLACK COFFEEFOREVERTIMESIX PACKMY WARJEALOUS AGAINI LOVE YOUTHE SWINGING MANTHREE NIGHTSNOTHING LEFT INSIDEFIX MEWOUND UPRAT'S EYES

TRACK LIST

DAMAGEDダメージド

発売中 | 2,300円(incl.tax) | KKCP-230

歴史は全てここから始った。Black Flagの衝動的で破壊的なサウンドが爆発しているハードコアパンク記念碑的名盤。

1st Official Album

MY WARマイ・ウォー

発売中 | 2,300円(incl.tax) | KKCP-231

ハードコアアルバムとして日本でもっとも早く紹介されることとなった作品。多彩なサウンドを用いた実験的な試みに満ちた金字塔的作品。

2nd Official Album

FAMILY MANファミリー・マン

発売中 | 2,300円(incl.tax) | KKCP-232

朗読やインストを中心とした作品であり、それらの革新的な手法でそれまでの概念をブチ壊したような超問題作。

3rd Official Album

SLIP IT INスリップ・イット・イン ブラック・フラッグ ライヴ (DVD)

発売中 | 2,300円(incl.tax) | KKCP-233

バンドのヘヴィなサウンドとロリンズの激情するボーカルがハードコアのネクストステージを提示した名盤名高い作品。

頭を振るギター:グレッグ・ギン! 笑うベース:キラ! 睨むドラム:ビル・スティーヴンソン! 吼えるヴォーカル:ヘンリー・ロリンズ!そして呆然と立ち尽くす、UKハードコア・パンクス(客)たち!アメリカン・ハードコアの怪物BLACK FLAGの1984年5月イギリスでのMY WARツアーのライヴを全16曲収録した恐るべきライヴ映像!!あり得ない字幕付!!しかも歌詞、MC、嗚咽、咆哮問わず、聞き取れるロリンズの肉声すべてに字幕がつく、呆れた"完全日本語字幕化"!!ファンも唖然、まさかの国内盤化!!

4th Official Album LIVE DVD >> 1984.05 MY WAR TOUR at England

LOOSE NUTルース・ナット

8月11日発売 | 2,300円(incl.tax) | KKCP-234

それまでの作風とは明らかに違う新たなポップでクールなBlack Flagが提示され大きな物議を醸すこととなる大作。

5th Official Album

IN MY HEADイン・マイ・ヘッド

8月11日発売 | 2,300円(incl.tax) | KKCP-235

記念すべきラストアルバム!最後まで攻めの姿勢を決して崩さず彼らのアティチュードを最後まで貫き通した傑作。

6th Official Album

THE FIRST FOUR YEARSザ・ファースト・フォー・イヤーズ

8月11日発売 | 2,300円(incl.tax) | KKCP-236

ロリンズ加入以前のBlack Flagの音源を収録した初期 Black Flagのベスト盤的作品。ストレートで荒々しいパンクが展開。

Early Singles Collection

LIVE'84ライヴ'84

8月11日発売 | 2,300円(incl.tax) | KKCP-237

8月11日発売 | 2,940円(incl.tax) | KIBM-279発売・販売:キングレコード約55分/片面1層/4:3スタンダード/英語(ドルビーデジタルSTEREO)/日本語字幕/解説リーフレット封入<解説:YOSHINUMA(AGAINST THE GRAIN)>彼らの一番の魅力であるライブの音源がパッケージ

ングされたオフィシャルライブアルバム。彼らの真の姿であるライブが克明に記録された人気作品。

Official Live Album

1976年ロサンゼルス、ハルモサ・ビーチでグレッグ・ギンを中心に結成される。1978年にグレッグ・ギンが設立したSSTよりEP「Nervous Breakdown」をリリースする。以後激しいメンバーチェンジを繰り返すが、1981年リリースの1stアルバム「DAMAGED」の制作前にギタリストとしてデズ・キャデナが加入し、そのサウンドの方向性が決定する。さらにボーカルとしてヘンリー・ロリンズが加入したことにより、その彼のハードコアでパンクなパーソナリティーと破壊的なステージングがバンドのイメージを決定づけ、多数の熱狂的な信者を生み出しバンドが人気を獲得する大きな要因となった。決して速さだけを求めずツーピートに偏らないアレンジや、ヘヴィメタルの手法も用いたハードコアサウンドは他のハードコアバンドとは一線を画していた。バンドはツアーをこなしていく中で1986年の解散までに6枚のオリジナルアルバムをリリースし、ハードコアシーンを駆け抜けるように活動を展開した。今やそのあまりにも鮮やか過ぎる活動によりハードコアの先駆者として伝説のバンドと形容されている。

伝説のハードコアバンド BLACK FLAGのギタリスト、グレッグ・ギンが設立し、Black Flagはもちろんのこと、ハスカー・ドゥ、バッド・ブレインズ、ディセンデンツ、ソニック・ユース、ダイナソー JRなどを輩出したSSTレーベルリリース作品の国内版がSSTダイナマイト・シリーズ・アゲインという企画のもと再発売される!その第一弾、第二弾として発売されるのはBlack Flagの過去8タイトル!第一弾の発売となった『ダメージド』『マイ・ウォー』

『ファミリー・マン』『スリップ・イット・イン』の4タイトルは既に発売となっているので要チェックだ。そして8月11日に第二弾として『ルース・ナット』『イン・マイ・ヘッド』『ザ・ファースト・フォー・イヤーズ』『スリップ・イット・イン』の4タイトルがリリースとなる。特筆すべきは、行川和彦氏による新たな入魂ライナーノーツと今リリースで初めて掲載された歌詞・対訳!Black Flagの恐るべき歌詞の内容が初めて日本語となってあなたの脳を破壊する!

全タイトル解説(行川和彦)・歌詞・対訳付 ※ 表示作品は日本国内盤初発売

BLACK FLAG LIVE

BLACK FLAG

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昨年発売したフルアルバム『爪痕』から約一年!さらに磨きのかかったパワフルで躍動

感溢れる魂の楽曲達が名を連ねるミニアルバム『鼓動』がリリース! 2ビート全開の

疾走感がたまらない「これぞメロディック・コア!」と叫びたくなるような楽曲からアル

バムの最後を飾る涙ぐましいミディアムバラードまで、バラエティー豊かな輝き放つ

マスターピース的作品! また日本語と英語で歌い分けられている彼らの歌詞にも注

目して聴いて欲しい!

http://www.myspace.com/buzzthebears1MY SPACEhttp://www.buzzthebears.com/Official Web Site

一切の迷いなし!全編フルスイングのまさに渾身の一枚!彼らの"鼓動"を聴け!

2002年前進バンドを大阪にて結成。2004年BUZZ THE BEARSに改名。それ以降精力的に活動をこなし、これまでに1枚のフルアルバム、2枚のミニアルバム、2枚のシングルをリリースしている。2011年6月には3枚目となるミニアルバム『鼓動』がリリースとなる。「湘南音祭vol.3」などの大型フェスに出演するなど現在幅広く活動中。

Profile

BUZZ THE BEARSはツアー初日!ANCHORはツアーファイナル!この日の下北沢シェルターはツアー初日とツアーファイナルを兼ねるという変わった形の2マン企画であった。トップバッターはこの下北沢シェルターを皮切りにこれから全国を駆け抜けるBUZZ THE BEARS! 彼らは切れ味抜群の鋭いステージを終始繰り広げ、それに触発されるように幾度となくフロアには大きな縦ノリが生まれ、彼らの門出を祝うかのような大合唱も起きていく。そのようなフロアの光景はまさに絶景!この日の彼らの約一時間のステージは笑顔に満ちたツアー初日にふさわしい実りある圧巻のものであった。そして後攻として、BUZZ THE BEARSからの大事なバトンを受け取ったのはツアーファイナルをこの日迎えるANCHOR! ボーカル三浦の伸びやかな澄んだエモーショナルな歌声がフロアを席巻し、彼らの支配する空間とし

Live Report

Schedule

BUZZ THE BEARS / 鼓動

NOW ON SALE1,600円(incl.tax)IDSM006

バズザペアーズ / コドウIdolsmith Recordings

Release

"鼓動" RELEASE TOUR2011.06.18 sat @心斎橋新神楽        06.30 thu @京橋ism07.01 fri @名古屋MUSIC FARM07.02 sat @熊谷blue forest07.03 sun @新宿ACB07.05 tue @北浦和KYARA07.16 sat @伊那GRAMHOUSE07.18 mom @高崎TRUST5507.19 tue @渋谷乙07.22 fri @滋賀大津B♭07.24 sun @京橋ism07.26 tue @広島cave-be07.27 wed @長崎Studio Do!07.28 thu @福岡graf          08.12 fri @横浜FAD08.25 thu @尾道B×B08.26 fri @松山サロンキティ08.28 sun @高知X-pt.09.10 sat @岐阜 RAD RIVER09.11 sun @名古屋RAD

-FINAL-09.15 thu @下北沢シェルター ワンマン10.07 fri @十三FANDANGO ワンマン

"あらかじめ決められた恋人たちへ"(通称あら恋)は鍵盤ハーモニカ、ダブミックス、テ

ルミン、ベース、ドラムという変則的なバンド編成によるインストゥルメンタルユニット

であるが、ソロユニットしとてキャリアをスタートしたあら恋は今作が初のバンド編成

でのスタジオアルバムである。今作も様々な楽器が絡み合う幻想的な世界は聴く者を

魅了して止まない!今作は現在オルタナシーンを率先しているPOPGROUPからのリ

リースであり、その注目度の高さは新代田FEVERや渋谷O-NESTで開催されたワン

マンライブは両会場とも超満員の中で行われたことでも証明されている。現在の音楽

シーンの最先端である唯一無二のサウンドを是非体感して欲しい!

http://www.myspace.com/arakajime/Label Site

http://arakoi.pop-group.netCALLING 期間限定特設Web Site

http://www.arakajime.comOfficial Web Site

現在のオルタナシーンの異端児としてその注目を大きく集めているバンド"あらかじめ決められた恋人たちへ"のニューアルバムが登着!

1997年大阪にて池永正二のソロユニットとして活動開始。ライブハウスのみならず、カフェやギャラリーなどでもライブを行っていく。2003年には1stアルバム『針』、2005年には2ndアルバム『ブレ』をリリース。2008年より活動拠点を大阪から東京へと移しバンド形態での活動を本格化していく。同年11月3rdアルバム『カラ』がリリース。2009年にはライブアルバム『ラッシュ』を発売。現在さまざまな大型フェスに出演するなどその活動の幅を大きく広げ、2011年5月初のバンド形態によるスタジオアルバム『CALLING』をリリース。

Profile

Disc Review

Schedule

あらかじめ決められた恋人たちへ / CALLING

NOW ON SALE2,600円(incl.tax)POP-1130

アラカジメキメラレタコイビトタチヘ / コーリングPOPGROUP Recordings

Release

RELEASE TOUR06.25 sat @京都クラブメトロ06.26 sun @心斎橋DROP07.01 fri @池下CLUB UPSET07.09 sat @shibuya WWW(レコ発ワンマン)07.29 fri~31sun @ FUJI ROCK FESTIVAL ’11

の世界をこのアルバムは作り出している。またインストという言葉を持たない音楽だからこそ発するだろうメッセージのようなものも強く感じることができる。アルバム「CALLING」から放たれる大きなパワーやメッセージを是非受け取って欲しい!

イロトリドリで幻想的。静と動が同居するアンビバレントな世界観。センチメンタルで攻撃的。あらかじめ決められた恋人たちへのサウンドはこのように様々な言葉で形容することができ、一言では語り尽くせないほどの多数の魅力を彼らは持ち合わせている。4thアルバムとなる今作「CALLING」も彼らの魅力がギッシリ詰まった名盤だ。多彩なサウンドメーキングはもちろん健在であり、時に美しく、時にノスタルジックに、時に力強い鍵盤ハーモニカの旋律と様々なジャンルがクロスオーバーした多彩なバンドアレンジが見事に相まって、奥行きを感じさせる唯一無二

てこの日も会場を彩っていき、ANCHORにしか作れない唯一無二の優しく、表情豊かで艶やかなステージが見事に作り出されていく!最終的に彼らのステージはWアンコールまでなされ、ゲストあり、さらにはメンバーの地元で、震災での被害が大きかった宮城県石巻市でのフリーライブの発表などスペシャルづくしなライブでもあった。この日の2マンは数少ない日本語詩のメロディック・バンドとしてこれからも2バンド互いに切磋琢磨してさらに輝かしい道を切り開いて欲しい!そう願わざるを得ない特別なツアー初日とツアーファイナルになったのではないだろうか!

ANCHOR"Asterism"RELEASE TOUR FINAL&BUZZ THE BEARS"鼓動"RELEASE TOUR

2011.06.14 Tue @SHIMOKITAZAWA SHELTER[ACT] BUZZ THE BEARS / ANCHOR

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JxJx:来日しますね~。NESTでワンマンって凄いね!TGMX:カオスになりそうだね。JxJx:在日ファンクは FISHBONEと対バンするのは始めてなの??浜野:あ̶̶̶̶̶やった事無いですね。始めてです。PRCJ:それでは最初にFISHBONEと出会ったのはいつなんですか??JxJx:えーーっと浜野:あーー先に僕から良いっすか?今日出せるネタ全部出しちゃうんで。JxJx:少なそうだね。浜野:僕、はじめてFISHBONEを知ったのは、何を隠そう、SCAFULL KING が大好きだったんで。TGMX:おーー!浜野:それでTGMXさんがFISHBONEに影響を受けたっていうインタビューを読んで、聴いてみたんですよ。1枚だけですけど。TGMX:ちなみに何??浜野:なんか変なの買っちゃったんですよ。カーティス・メイフィールドのカバーをやってて。JxJx:あーそれセカンドだよ。TRUTH AND SOUL。浜野:実を言うとそこから、ブラック好きの先輩にカーティス・メイフィールドっていますよね??聴いて。そっからSOULとかに行ったんですけど。TGMX:まー嬉しいよね。伝わってるんだね。JxJx:世代が違うもんね。10 歳くらい違うでしょ。永田:僕は高校生の時にミクスチャーバンドやりたくて、Red Hot Chili Peppersとか。その時にスカコアとか流行って、その時にファーストなのかな、聴いてみて。なんかえらくふり幅のあるバンドだね~って。で、どっちかって言うとファッション的なところとか、黒人の感じ。浜野:俺は聴いた時に何でこんなに響かせて、ペラペラな音なんだろって。JxJx:はははは。80 年代のリバーブだよね。今、考えたら面白いよね。浜野:それが良いんですよね。TGMX:IN YOUR FACEとかは 80 年代っぽい音だよね。PRCJ:2人とも先生みたいですね。TGMX:俺とかジュンジュンとかドンズバだからね。当時はクラブチッタ4daysとかやってたからね。JxJx:こないだ部屋を整理してたら、VHSで録画したFISHBONEが出て来て。まさにチッタの映像。TGMX:その公演、ちょうど受験で行けなかったんだよな~。JxJx:俺は神戸に住んでて。大阪に来た時に友達が見に行っててね。フィッシュ (Dr) が

投げたドラムスティック拾って来てね。FISHBONEのマークが入ってんの。ドラムスティックに。TGMX:あがるね~!JxJx:でね~そのコがね何かとLIVE 行くと自分の目の前にピックが降りて来たりとか、懸賞品が当たったりとか。そういう才能があったの。全員:わははっはは~JxJx:あるとき家に行ったら凄い昔の電話が…分かる??こういう感じの…聞く部分としゃべる部分がバラバラになってる戦前の電話になってて。ナニコレ!!って言ったら「当たったんだよ!」って。それの究極のところでフィッシュ (Dr) のスティックが自分の目の前に飛んで来たって逸話があるんだよね。それ凄い羨ましかったんだよね。で、こっち出て来て、その時クラブチッタでやってたLIVE が NHKでやってて、それを録画したのがさっきのVHSなんだけど、あの LIVE がホントに凄くて。永田:NHKとかでやっちゃうんですね。。JxJx:そう。で、そんときアンジェロが白い道着を着てたんだよね。その辺のセンスもなんだか面白くてね。とにかくそのLIVEは本当に凄かったんだよね。ってビデオなんだけど。TGMX:その LIVEでアンジェロがチッタの後ろまで行って。JxJx:そうそう。ダイブしてクラウドサーフして。チッタの後ろの壁まで行って、戻ってくるって言う。TGMX:信じられないよね。JxJx:その間、ちょっと細かい記憶は曖昧だけど、バンドはドラムのロール、、いや1つのリフをずーっとループし続けてた様な。

(ここで飲み物到着。よろしくおねがいしまーーーす!)

JxJx:僕は最初、洋楽の雑誌とか見てたら、この作品(ミニ LP『フィッシュボーン - FISHBONE - 』)だけどちょうど小 6ぐらいかな。このジャケットが紹介されてて、これは一体何なんだろうって。なんかジャンプしてる感じとか、観たことない感じの立ち振る舞いが気になって。TGMX:ジャンルも分かんないしね。JxJx:白黒で全然分かんない感じ。とりあえず凄いバンドだって書いてあって。当然、音は聴いた事無かったんですけど。で、中学になってBeastie BoysとMURPHY'S LAWとFISHBONEでツアーを回ってるってかなりヤバいレポート記事が出てて。TGMX:フロントアクトやってたもんね。JxJx:そうそうそう!Beastie Boys のね。で、Beastie Boys を取り上げようとした記事だったはずが、FISHBONEが相当凄いみたいな事が書いてあって。やっぱり凄いバンドなんだって更に気になって。で、多分最初に観たのは Freddy's Dead の PVだったような気がする。浜野:FREDIS …??TGMX:カーティス・メイフィールドの。浜野:はいはいはい。TGMX:あれが凄い流れてたんだよね。JxJx:それであ~こういう感じなんだって、色々聴いて行ったら、すごい面白いバンドなんだなって。それで、高 2か高3の時に満を持して『リアリティ・オブ・マイ・サラウンディング - THE REALITY OF MY SURROUNDINGS - 』が出てね。でも、ま~ 1 番好きなのはミニLPの『フィッシュボーン - FISHBONE - 』なんですけどね。浜野:へ~ちゃんと聴いてくれば良かったかな。TGMX:時期的には、いろいろ流れがあって、メンバー変わったりとか、一応『リアリティ・オブ・マイ・サラウンディング - THE REALITY OF MY SURROUNDINGS - 』までが一区切りというか、メンバーが変わらない作品で、そこからメンバー変わったり、ジャンルも変わったりして。浜野:そうなんですか。。

TGMX:鍵盤のクリストファー・ゴードン・ダウド ってのが凄い好きでね。ちょっと太ってる。JxJx:トロンボーンも吹くんだよね。TGMX:そうそうそう。浜野:それは最初のメンバー??TGMX:オリジナル。永田:今も居ます??TGMX:今は居ないんだよね。ソロ出したりしてるよ。でもこないだ何だったっけ… 25周年か何かで、急に現れて、LIVE に参加したとか。。。永田:ドラムも変わってますよね。TGMX:変わっちゃったね。ちなみにドラムとベースは兄弟。フィッシャー兄弟。浜野:へーーー。これは、、スカコアなんですかね??TGMX:なんだろ。JxJx:これはね…、スカコアじゃないね!断言します!これはスカコアじゃないです。TGMX:パンクでも無いしね。JxJx:これは何なんだろうなーーTGMX:何だろうねーーJxJx:Funkadelic の流れかね。浜野:そうなんですね。TGMX:Funkadelic をダラっとしないでやってるみたいな。20 分とかやってないみたいな。JxJx:FunkadelicとThe Specials が出会った感じ。TGMX:はいはい。ツートンぽいのとか。JxJx:時期的にNEW WAVEなのかな。79 年でしょ最初に皆が集まったのは。完全にThe Specials と か の 影 響 は 有 る と 思 わ れ る。で、西 海 岸 に THE UNTOUCHABLES っていう黒人のスカバンドが居たの。FISHBONEより前の世代と言うか、多分それの前座とかやってたよね。TGMX:やってたね。JxJx:って、ここまで言っといて、これ完全にウィキペディア情報なんですけど。わははははーー。もの凄い流暢にしゃべってたでしょ。浜野:勉強して来たんだ!JxJx:来る前にね!TGMX:しっかり入ってるね!JxJx:でもスカを導入して来たところに皆が食いついたところはあるよね。自分は完全にそう。TGMX:うん。だって、好きだから最近も聴いてるけど、黒人がツッタンツッタンやってるから、変なバンドだよね。reggae か HIP-HOPになるでしょ。JxJx:The Specials 的解釈でやってるというか。何て言ったら良いのかな。もともとスカは黒人の音楽だけども、また違う解釈で。TGMX:パンクっぽいんだよね。JxJx:そうだね。パンクが入ってるんだよね。60 年代初頭に生まれたスカが 70 年代の2TONEを経て80 年代になって更にスピード感を押し進めたバンドなんだよね。スカコアってのが流行るより全然前だよ。PRCJ:Bad Brainsとか、、JxJx:あ!!!そうそう!凄い大事なバンドを忘れてたわ。Bad Brains の存在は絶対忘れちゃ駄目!!!!!!!!!全員:わはははははっは!

サイトウ“JxJx”ジュン x TGMX x 浜野謙太 x 永田真毅FRONTIER BACKYARD

SCAFULL KINGSAKEROCK在日ファンク(Vo) 在日ファンク(Dr0YOUR SONG IS GOOD

FISHBONE来日記念!~この日を僕らは待っていた!~

今年8月にO-NEST,O-EASTにて遂に待望の単独来日公演が決まったミクスチャーロックの先駆者、FISHBONE。彼らに対するアツい期待が込められたスペシャル対談が実現!

OPEN 18:00 / START 18:00 | Adv. 5,300 yen Door. 5,800 yen (+1Drink 500yen)

FISHBONE(ワンマン) live act. >>

TSUUNE, Rei Mastrogiovanni (NEON GRAVITY)Djs >>

Ticket (一般発売 ) >> 各プレイガイドにて発売中

TICKET (店頭先行) >> 枚数限定 5/15(日)~5/28(土)]info. >> Shibuya O-Nest 03-3462-4420

OPEN 18:30 / START 19:30 | Adv. 5,300 yen Door. 5,800 yen (+1Drink 500yen)

FISHBONEOi-SKALL MATES, 在日ファンク

live act. >> Ticket (一般発売 ) >> 各プレイガイドにて発売中

TICKET (店頭先行) >> 枚数限定 5/15(日)~5/28(土)]info. >> Shibuya O-EAST 03-5458-4681

主催:シブヤテレビジョン協力:PUNKAFOOLIC! / SURF ROCK INTERNATIONAL / Pony Canyon

アツいトークが尽きる事は無く、本誌が紹介出来るのは残念ながらここまで!このアツい対談の続きは、webにて要チェック!

www.shibuya-o.com/smack/続きは >>

Page 8: PUNKLOID Vol.17
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昨年の10月末からスタートし、約 50本というロングツアーとなった「BACK 4 GOOD TOUR」。この日の新木場スタジオコーストでのツアーファイナルは元々 3月26日に行われるはずであったが、今回の地震の影響で約二カ月の延期となってしまった。そんな影響もあり平日開催となってしまったが、そんなのお構いなしのキッズや仕事帰りのスーツに身をまとったサラリーマンまでたくさんの人々がフロアには集結 ! 普通なら大きな横断幕が付けられて降りてくるだろう巨大な鉄骨に手書きで「GOOD4NOTHING」と書いてある小さな段ボールの看板が付けられ、その鉄骨とともに段ボールの看板が降りて来るという滑稽な演出にフロアが湧きいよいよツアーファイナルが幕を

開ける !ライブはアルバムの初めの2曲である "27""Never too late" の流れより始まり、そこから一切の容赦なしで矢継ぎ早に曲は放たれ続けていき、全ての瞬間が常にハイライトであるかのように錯覚するほどこの日のGOOD4NOTHINGはオーバードライブ状態で駆け抜け続け、もはやベテランの域に差しかかろうとする彼らの貫録を見せつけられているかのようでもあった。その状態をクールダウンするかのようにライブ中盤では普段はなかなか見られないアコースティックコーナーを挟み、さらには次の音源のための公開レコーディングをお客さんと敢行したり、おまけとして中国ツアーに出かける際に用意したというジャッキーチェーンの映画「ポリスストーリ」のテーマ

曲を演奏したりなど様々な事が行われ、まさにツアーファイナル !と言った 感じのライブ であった。"Can You Stop Everything"ではコースト備え付けの大きなミラーボールを回しダンスフロアのような幻想的な空間を生み出していくなど、色鮮やかで閃光のように一瞬一瞬が輝き放たれるステージをこの日のGOOD4NOTHINGは作り出し続けていた。またこの日もそうであったが、GOOD4NOTHINGのステージはいつも彼らの人柄がよく表れた温かみの溢れるステージであり、だからこそ時折見せる、殺気立つようなパフォーマンスがより鋭く見えるのだ。この日のライブは最終的にアンコール二回を含む約 2時間半、30曲オーバーの楽曲が披露され、一切の出し惜

しみなしでGOOD4NOTHINGの今が全て凝縮されたような熱く濃いツアーファイナルだった。今回のツアーは新ドラマーSUNEを迎えての初のアルバムのレコ発ツアーであるが、SUNEの加入から約一年半という短い期間でアルバムを発売し、レコ発ツアーを無事に終えられるとは思っても見なかったとライブ中にボーカルのU-TANは語っていた。ドラマーKAWAJINの脱退、新ドラマー SUNEの加入、自主レーベル設立と紆余曲折を経たバンドはこの日のライブで大きな達成感を得たように見えたが、新音源とツアー DVDの発売など止ま る こ と な く 突 き 進 ん で い くよ う だ ! ま だ ま だGOOD4NOTHINGから目を離せない !

2011.05.19 Thu @SHINKIBA STUDIO COASTBACK 4 GOOD TOUR '10-'11 FINAL

Photo by watanabe'kool'syo

Photo by H.and.A

今年の1月後半から始った約半年に及ぶツアーのファイナルの会場となったこの日の代官山UNITは大勢のキッズ達で埋め尽くされまさに満員御礼状態 !キッズ達の大きな期待がひしひしと伝わってくる会場にSEが流れると大きな歓声とともにメンバーが登場。その歓声を噛みしめるかのように少しの間を置いてライブは "NEW WORLD"からスタート。そこからは間髪を容れず次々と曲が放たれていき、そんな状況において行かれまいとフロアはたくさんのダイバーで溢れ、のっけから会場のボルテージは最高潮 !バンドのすさまじい気迫に応えるかのようにこの日はフロアの気迫もすさまじく、まるでバンドとお客さんがやり合っているようであった。一時休戦するかのように挟

まれたMCでは意外にもこの日がSECRET 7 LINE 史上初のワンマンであると告げられる。初のワンマンが代官山UNITでしかも超満員 !こんな晴れ舞台で気負わないはずのないこの日の彼らの熱量は半端なく、その上彼らがライブを楽しんでいる様も凄く良く伝わってくる。そこには彼らの希望や夢がたくさん詰まったキラキラ光り輝くようなステージが間違いなく存在していた。また別のMCでは過去 2回大きなツアーを経験しているが、1回目より2回目、2回目より今回のツアーと回を重ねるごとにより素晴らしいツアーが回れていると語っていた。この日のライブはそんな充実したSECRET 7 LINEの今がそのまま表れたようなライブであり、三人の強固なバンドサウンドと三

人の伸びやかなコーラスワークが代官山UNITを支配していた。90分という時間はあっという間に過ぎ去り、本編最後の曲となったスローナンバーである”GRATITUDE”ではそれまでのライブの雰囲気をがらりと変え、感動的な空気を作り出し彼らはステージを降りて行った。アンコールに応えるように登場したのはアフロのヅラを被った、メキシコからやって来たというAFROHEAD 7 LINE。彼らはカバー曲三曲を演奏して会場を笑いに包み帰って行く。そんなサプライズ !?の後にWアンコールに応えメンバーが再び登場 !Wアンコールにも関わらず彼らは4曲もの楽曲を演奏し、フロアを大きく沸かしステージを去っていくが、二度のアンコールを終えても鳴りやまないアン

コールを求める声に応えメンバーが再登場 !これにフロアも大きな歓声で応え、この日最大の歓喜が会場を覆い包んでいく。最後の一曲としてプレイされたのは”1993”。このトリプルアンコールを含む約二時間強のステージ終えたメンバーの満足気な顔はとても印象的で、この日の素晴らしさを物語っているようだった。このツアーファイナルはバンドにとって大きな到達点であるのは間違いないが、MCでメンバーが語っていたようにさらに大きな夢を持ってまだまだ大きなバンドになって欲しい !そう感じずにはいられない希望に満ち、次に繋がるのを感じる素晴らしいツアーファイナルであった。

2011.06.11 Sat @DAIKANYAMA UNITAPATHY TOUR 2011 FINAL ONE-MAN!!

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昨年の10月末からスタートし、約 50本というロングツアーとなった「BACK 4 GOOD TOUR」。この日の新木場スタジオコーストでのツアーファイナルは元々 3月26日に行われるはずであったが、今回の地震の影響で約二カ月の延期となってしまった。そんな影響もあり平日開催となってしまったが、そんなのお構いなしのキッズや仕事帰りのスーツに身をまとったサラリーマンまでたくさんの人々がフロアには集結 ! 普通なら大きな横断幕が付けられて降りてくるだろう巨大な鉄骨に手書きで「GOOD4NOTHING」と書いてある小さな段ボールの看板が付けられ、その鉄骨とともに段ボールの看板が降りて来るという滑稽な演出にフロアが湧きいよいよツアーファイナルが幕を

開ける !ライブはアルバムの初めの2曲である "27""Never too late" の流れより始まり、そこから一切の容赦なしで矢継ぎ早に曲は放たれ続けていき、全ての瞬間が常にハイライトであるかのように錯覚するほどこの日のGOOD4NOTHINGはオーバードライブ状態で駆け抜け続け、もはやベテランの域に差しかかろうとする彼らの貫録を見せつけられているかのようでもあった。その状態をクールダウンするかのようにライブ中盤では普段はなかなか見られないアコースティックコーナーを挟み、さらには次の音源のための公開レコーディングをお客さんと敢行したり、おまけとして中国ツアーに出かける際に用意したというジャッキーチェーンの映画「ポリスストーリ」のテーマ

曲を演奏したりなど様々な事が行われ、まさにツアーファイナル !と言った 感じのライブ であった。"Can You Stop Everything"ではコースト備え付けの大きなミラーボールを回しダンスフロアのような幻想的な空間を生み出していくなど、色鮮やかで閃光のように一瞬一瞬が輝き放たれるステージをこの日のGOOD4NOTHINGは作り出し続けていた。またこの日もそうであったが、GOOD4NOTHINGのステージはいつも彼らの人柄がよく表れた温かみの溢れるステージであり、だからこそ時折見せる、殺気立つようなパフォーマンスがより鋭く見えるのだ。この日のライブは最終的にアンコール二回を含む約 2時間半、30曲オーバーの楽曲が披露され、一切の出し惜

しみなしでGOOD4NOTHINGの今が全て凝縮されたような熱く濃いツアーファイナルだった。今回のツアーは新ドラマーSUNEを迎えての初のアルバムのレコ発ツアーであるが、SUNEの加入から約一年半という短い期間でアルバムを発売し、レコ発ツアーを無事に終えられるとは思っても見なかったとライブ中にボーカルのU-TANは語っていた。ドラマーKAWAJINの脱退、新ドラマー SUNEの加入、自主レーベル設立と紆余曲折を経たバンドはこの日のライブで大きな達成感を得たように見えたが、新音源とツアー DVDの発売など止ま る こ と な く 突 き 進 ん で い くよ う だ ! ま だ ま だGOOD4NOTHINGから目を離せない !

2011.05.19 Thu @SHINKIBA STUDIO COASTBACK 4 GOOD TOUR '10-'11 FINAL

Photo by watanabe'kool'syo

Photo by H.and.A

今年の1月後半から始った約半年に及ぶツアーのファイナルの会場となったこの日の代官山UNITは大勢のキッズ達で埋め尽くされまさに満員御礼状態 !キッズ達の大きな期待がひしひしと伝わってくる会場にSEが流れると大きな歓声とともにメンバーが登場。その歓声を噛みしめるかのように少しの間を置いてライブは "NEW WORLD"からスタート。そこからは間髪を容れず次々と曲が放たれていき、そんな状況において行かれまいとフロアはたくさんのダイバーで溢れ、のっけから会場のボルテージは最高潮 !バンドのすさまじい気迫に応えるかのようにこの日はフロアの気迫もすさまじく、まるでバンドとお客さんがやり合っているようであった。一時休戦するかのように挟

まれたMCでは意外にもこの日がSECRET 7 LINE 史上初のワンマンであると告げられる。初のワンマンが代官山UNITでしかも超満員 !こんな晴れ舞台で気負わないはずのないこの日の彼らの熱量は半端なく、その上彼らがライブを楽しんでいる様も凄く良く伝わってくる。そこには彼らの希望や夢がたくさん詰まったキラキラ光り輝くようなステージが間違いなく存在していた。また別のMCでは過去 2回大きなツアーを経験しているが、1回目より2回目、2回目より今回のツアーと回を重ねるごとにより素晴らしいツアーが回れていると語っていた。この日のライブはそんな充実したSECRET 7 LINEの今がそのまま表れたようなライブであり、三人の強固なバンドサウンドと三

人の伸びやかなコーラスワークが代官山UNITを支配していた。90分という時間はあっという間に過ぎ去り、本編最後の曲となったスローナンバーである”GRATITUDE”ではそれまでのライブの雰囲気をがらりと変え、感動的な空気を作り出し彼らはステージを降りて行った。アンコールに応えるように登場したのはアフロのヅラを被った、メキシコからやって来たというAFROHEAD 7 LINE。彼らはカバー曲三曲を演奏して会場を笑いに包み帰って行く。そんなサプライズ !?の後にWアンコールに応えメンバーが再び登場 !Wアンコールにも関わらず彼らは4曲もの楽曲を演奏し、フロアを大きく沸かしステージを去っていくが、二度のアンコールを終えても鳴りやまないアン

コールを求める声に応えメンバーが再登場 !これにフロアも大きな歓声で応え、この日最大の歓喜が会場を覆い包んでいく。最後の一曲としてプレイされたのは”1993”。このトリプルアンコールを含む約二時間強のステージ終えたメンバーの満足気な顔はとても印象的で、この日の素晴らしさを物語っているようだった。このツアーファイナルはバンドにとって大きな到達点であるのは間違いないが、MCでメンバーが語っていたようにさらに大きな夢を持ってまだまだ大きなバンドになって欲しい !そう感じずにはいられない希望に満ち、次に繋がるのを感じる素晴らしいツアーファイナルであった。

2011.06.11 Sat @DAIKANYAMA UNITAPATHY TOUR 2011 FINAL ONE-MAN!!

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2nd Mini Album"Cross the Line"のツアーファイナルを迎えるVibdredと今回で2回目の開催となるAYACHI&NANAPES presents、その名も『Mosh And Dive』通称"M.A.D!!!"のコラボ企画がshibuya THE GAMEにて開催された。まず登場したのが『NO STRAIGHT』。息をつく暇もなく繰り広げるビートはフロアを圧倒。次に続いたのはfrom大阪『ENGU』の登場。ヘヴィーかつ美しいメロディーラインをもつ彼らが繰り出す攻撃的とも言えるリード曲の他、心を打つバラードまでと1つの物語になるライブを見せてくれた。さらに続くは『Everlasting』。2009年に結成し関東圏を中心に活動しているMelodic PunkBand!!疾走感あるビートと躍動感あふれるライブに乗せるメロディーがフロアをかき回した。そんな余韻が残る中『COUNTLOST』のSEがかかり緊張感高まる雰囲気を一気に吹き飛ばし、その音にフロアの手が一斉に上がった。メロディックでエモーショナルなサウンドに乗る哀愁漂う歌声は見る人に感動を与えていた。そして『HAKAIHAYABUSA』。この4人から出るサウンドは笑顔になれる、そんな力を持っているバンド。高く響くその"KOE"はどこまでも響き渡った。次回shibuya THE GAMEでのライブは2011.06.18(sat)☆絆-kizuna- Vibes Project☆~message for IWAKI city~の福島県いわき市へ届けるチャリティーイベントでのライブを控えている。出番をまだかまだかと待ちわびていた『THE TRUST BLAST』西海岸の香りが漂うレゲエ、スカ、パンク、メタルが融合したラガ・パンクバンド!テンションのメーターを振り切った凄まじいライブパフォーマンスはフロアのテンションをヒートアップさせた。瞬きも許さないようなライブは圧巻。そんな中いよいよこの日で"Cross The Line"Tour Finalを迎える『Vibedred』の登場。SEがかかり誰もいないステージにメンバーがゆっくりと足を踏み入れる。全国30カ所以上を回ったその足は力強く、"Good Bye Yester-Dream"、New Albumから"Dolls"とフロアへ一気に詰め寄るファンを『ただいま』と迎えたVibedred。今回アルバムのタイトルにもなっている"Cross The Line"、そして"DtheWALL"で本編終了。アンコールがかかり最後に魂のこもったライブをしてくれた。そして最後にAYACHI&NANAPESのDJにてVibedred"Cross the Line"tour 2011 FINALxM.A.D!!! の幕を閉じた。DJ SUDAKIN、JORGE(SKALLSHIT)、SUGIMOTO(gee-ge)、ABE(RUDIE'S)、JOHN(DRAGNET)がフロアを暖め続け、それぞれのBANDが独自のライブを見せつけた。こういったイベントがシーンを作っていき、繋がった1つの気持ちをイベントに重ねていく。M.A.Dはそんなイベントになっていくだろう!

M.A.D!!!

text by HATA photo by @ShoSato_

NO STRAIGHT ENGU Everlasting COUNTLOST

HAKAIHAYABUSA THE TRUST BRAST Vibedred

DJ ABEDJ AYACHI DJ JoHN DJ JORGEDJ NANAPES DJ SUDAKIN DJ SUGIMOTO

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Page 14: PUNKLOID Vol.17

発行:株式会社アトラクト住所:東京都渋谷区渋谷2-19-15-312TEL:03-6419-8324www.attract-co.com

広告出稿・情報提供などのお問い合わせは、[email protected]までメールでご連絡ください。

公式WEB SITE:www.punkloid.com

本紙掲載の記事・写真など一切の無断転載を禁じます。

発行日:2011年06月20日(毎月20日発行)

発 行 人:齋藤 浩一編 集 長:若山 智之 (Punk Rock Confidential Japan)ライター:クワタ コウスケ オオタ ニヒトミデザイン:TSUZIE DESIGN     TM PAINTまつお [tm-paint.com]

[www.tsuzie.net]

Punk Rock Confidential Japan presents…

10/9 (sun) Tokyo Shibuya O-NEST10/10 (Mon) Chiba Minamikashiwa DRUNKARD'S STADIUM10/11 (Tue) Tokyo Shinjuku ANTIKNOCK

YOUTH OF TODAY JAPAN TOUR 2011

主催・企画:Punk Rock Confidential Japan / シブヤテレビジョン / 制作:H.I.P. / (問)H.I.P. 03-3475-9999

Adv. 4,000 yen / Door. 4,500 yen Open TBA / Start TBA info: www.punkafoolic.com

YOUTH OF TODAY、奇跡の初来日が決定!YOUTH OF TODAY、奇跡の初来日が決定!

*10/10 DRUNKER'S STADIUMの問い合わせ / INCLUSIVE HARDCORE : http://www.inclusive-inc.com/

チケット一般発売 7/9チケットぴあ (Pコード:139-739) / ローソンチケット (Lコード:78868) / e+

■当選人数

応募者の中から抽選で1名様にプレゼント致します。

■応募締切日

2011年7月20日まで

■応募方法件名に“ROLLING CRADLE ビーチサンダルプレゼント係”と入力し、本文にお名前、メールアドレス、サイズを明記の上、下記のメールアドレスまでご応募ください。尚、当選発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。(ご応募いただいた方の個人情報は発送の為だけに使用し、当選者決定の後はデータは消去いたします)

PUNKLOIDをご覧の皆様にプレゼント!ROLLING CRADLE ビーチサンダル提供:ROLLING CRADLE (www.rollingcradle.com)

Page 15: PUNKLOID Vol.17

発行:株式会社アトラクト住所:東京都渋谷区渋谷2-19-15-312TEL:03-6419-8324www.attract-co.com

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10/9 (sun) Tokyo Shibuya O-NEST10/10 (Mon) Chiba Minamikashiwa DRUNKARD'S STADIUM10/11 (Tue) Tokyo Shinjuku ANTIKNOCK

YOUTH OF TODAY JAPAN TOUR 2011

主催・企画:Punk Rock Confidential Japan / シブヤテレビジョン / 制作:H.I.P. / (問)H.I.P. 03-3475-9999

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*10/10 DRUNKER'S STADIUMの問い合わせ / INCLUSIVE HARDCORE : http://www.inclusive-inc.com/

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■当選人数

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■応募締切日

2011年7月20日まで

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