（毎月5日・15日・25日発行）　　　第1461号（1）　　　平成27年10月15日（木）　　　　　（昭和49年11月25日第三種郵便物認可）

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　27歳までフリーターをしな

がら神奈川・茅ヶ崎を拠点に、

サーフィンに明け暮れていた

志村さんは「居酒屋なら昼間

に思う存分サーフィンができ

る」と、軽い気持ちで外食文

化研究所（現・サーフキャッ

プ）の経営する居酒屋「プク

プク」で働き始めた。

　センスのあった志村さんは

18カ月連続で昨対を超えるな

ど、わずか３年でトントン拍

子に幹部まで登り詰め、31歳

で独立。当時、茅ヶ崎には無

かった沖縄業態が海の街にも

マッチすると考え、２００９

年10月15日、「茅ヶ崎ちゃん

ぷるー」（23坪・48席）をオー

プン。ローカルにもかかわら

ず宣伝ゼロで、初月４００万

円をわずか15日間で売り上げ

るなど、大爆発した。２号店

の「具志堅の家」も、３号店

「ポークマン」も大ヒット。

中でも、「具志堅の家」の２

階でやったセルフ制のドリン

ク飲み放題、料理16品をス

トップと言うまで出す「ほっ

たらかし宴会」が大人気とな

り、一気に湘南地区での知名

度をあげた。それもそのはず

で、瓶ビール４銘柄、ワイン

60種、チューハイコンク８種、

日本酒カップ10数種ほかとい

う豊富な品揃えがウケた。志

村さんは、誰もが売れないと

言う立地で繁盛店を作った。

　現在４店舗で年商２億円。

独立当初から週休２日制、社

会保険完備、秋冬の長期休暇、

昨年からは有給も完全消化、

年１回の沖縄旅行はバイトま

で連れていくなど、福利厚生

に手厚い会社を目指し、実現

してきた。全額会社負担の沖

縄旅行には一つだけ条件があ

る。それは常連客10人以上に

自腹でお土産を買うことだ。

バイトスタッフも常連客とお

土産を通じ、沖縄の体験を共

有できる。

　スタッフ想い、お客さん想

いの志村さんの夢は、沖縄本

島と石垣島、そして茅ヶ崎と

姉妹都市であるホノルルに店

を出すことだ。来年２月には

石垣島への出店が決まり、三

つの夢のうちの一つが実現す

る。笑顔の溢れる楽しい会社。

志村さんは沖縄と海をキー

ワードに「みんなの大好きな

場所でみんなが好きな店をや

りたい」と豪快に笑う。

夢は沖縄本島と石垣島、ハワイ出店

海と沖縄キーワードに湘南No.１を

夢は沖縄本島と石垣島、ハワイ出店

海と沖縄キーワードに湘南No.１を

こころざし代表

志村 冬樹 氏しむら ふゆき

●主な記事●

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ラフダイニングが北海道20漁港と飲食店つなぐイートアンドがビアバル開発ワタミＦがインバウンド狙う《銀政》開発大手が進出!フィリピンがいま熱い!!

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ソフトバンクが脱「社食」に動く 8～9…【事業所給食特集】

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